説明

ヒト抗アミロイド抗体、組成物、方法及び使用

本発明は、少なくとも1つの新規ヒト抗アミロイド抗体に関し、これには、少なくとも1つの抗アミロイド抗体をコードする単離核酸、アミロイド、ベクター、宿主細胞、トランスジェニック動物又は植物、並びにそれらの製造及び使用の方法(治療用組成物、方法及びデバイスが挙げられる)が含まれる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
配列番号48A〜I及び配列番号49A〜Mの少なくとも1つの、少なくとも1本の重鎖及び少なくとも1本の軽鎖を含む、少なくとも1つの可変領域を含む、少なくとも1つの単離ヒトアミロイド抗体。
【請求項2】
(i)配列番号42〜44の少なくとも1つの、少なくとも2つの重鎖相補性決定領域(CDR)アミノ酸配列、又は(ii)配列番号45〜47の少なくとも1つの、少なくとも2つの軽鎖CDRアミノ酸配列のいずれかを含み、CH1、CH2、CH3、若しくはCH4から選択される少なくとも1つの重鎖又は軽鎖定常領域断片を更に含む、少なくとも1つのヒト単離ヒトアミロイド抗体。
【請求項3】
配列番号48A及び配列番号I〜49A〜Mの少なくとも1つのアミノ酸配列を有する、少なくとも1つの重鎖又は軽鎖CDRを含む、少なくとも1つの単離ヒトアミロイド抗体。
【請求項4】
配列番号42〜47の少なくとも1つのアミノ酸配列を有する、少なくとも1つの重鎖又は軽鎖CDRを含み、CH1、CH2、CH3、若しくはCH4から選択される、少なくとも1つのヒト重鎖又は軽鎖定常領域断片を更に含む抗体と同じアミロイドポリペプチドの領域に結合する、少なくとも1つの単離ヒトアミロイド抗体。
【請求項5】
配列番号48I及び49Mの少なくとも1本の重鎖及び少なくとも1本の軽鎖を含む少なくとも1つの可変領域を含み、CH1、CH2、CH3、若しくはCH4から選択される少なくとも1つのヒト重鎖又は軽鎖定常領域断片を更に含む、少なくとも1つの単離ヒトアミロイド抗体。
【請求項6】
前記抗体が、少なくとも10-9M、少なくとも10-10M、少なくとも10-11M、又は少なくとも10-12Mから選択される少なくとも1つの親和性でアミロイドに結合する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のアミロイド抗体。
【請求項7】
前記抗体が、少なくとも1つのアミロイドポリペプチドの少なくとも1種の活性を実質的に調節する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のアミロイド抗体。
【請求項8】
請求項1〜10のいずれか一項に記載の少なくとも1つの単離ヒトアミロイド抗体をコードする、単離核酸。
【請求項9】
請求項8に記載の単離核酸を含む、単離核酸ベクター。
【請求項10】
請求項8に記載の単離核酸を含む、原核又は真核宿主細胞。
【請求項11】
前記核酸が、配列番号51〜52から選択される、請求項8に記載の核酸。
【請求項12】
前記アミロイド抗体が検出可能又は回収可能な量発現するように、インビトロ、インビボ、又はインサイチュ条件下で、請求項8に記載の核酸を翻訳することを含む、少なくとも1つのアミロイド抗体を生成する方法。
【請求項13】
少なくとも1つのヒトCDRを有する請求項1〜5のいずれか一項に記載の少なくとも1つの単離ヒトアミロイド抗体であって、少なくとも1〜3を含む少なくとも1つのエピトープを、配列番号50のアミノ酸配列全体に特異的に結合させる抗体と、少なくとも1つの製薬上許容できる担体又は希釈剤と、を含む組成物。
【請求項14】
検出可能な標識又はリポーター、TNF拮抗薬、抗感染薬、循環器(CV)系薬、中枢神経系(CNS)薬、自律神経系(ANS)薬、呼吸器薬、胃腸(GI)管薬、ホルモン薬、体液又は電解質平衡薬、血液作用薬、抗腫瘍薬、免疫調整薬、眼、耳若しくは鼻用薬、局所薬、栄養薬、サイトカイン、又はサイトカイン拮抗薬の少なくとも1つから選択される、少なくとも1つの化合物又はポリペプチドを更に含む、請求項13に記載の組成物。
【請求項15】
請求項1〜5のいずれか一項に記載の少なくとも1つのアミロイド抗体に特異的に結合する、抗イディオタイプ抗体又は断片。
【請求項16】
細胞、組織、器官、又は動物の、アミロイド関連症状を診断又は治療する方法であって、
(a)前記細胞、組織、器官、又は動物に、有効量の請求項1〜5のいずれか一項に記載の少なくとも1つの抗体を含む組成物を接触させる又は投与することを含む、方法。
【請求項17】
前記有効量が、前記細胞、組織、器官又は動物1キログラム当たり0.001〜50mgである、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記接触又は前記投与が、非経口、皮下、筋肉内、静脈内、関節内、気管支内、腹内、関節包内、軟骨内、洞内、腔内、小脳内、脳室内、結腸内、頚管内、胃内、肝臓内、心筋内、骨内、骨盤内、心膜内、腹腔内、胸膜内、前立腺内、肺臓内、直腸内、腎臓内、網膜内、脊髄内、滑液嚢内、胸郭内、子宮内、膀胱内、病巣内、ボーラス、膣内、直腸、口腔内、舌下、鼻腔内、又は経皮から選択される少なくとも1つの方式による、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
検出可能な標識又はリポーター、抗感染薬、循環器(CV)系薬、中枢神経系(CNS)薬、自律神経系(ANS)薬、呼吸器薬、胃腸(GI)管薬、ホルモン薬、体液又は電解質平衡薬、血液作用薬、抗腫瘍薬、免疫調節薬、眼、耳、若しくは鼻用薬、局所薬、栄養薬、サイトカイン、又はサイトカイン拮抗薬の少なくとも1つから選択される、少なくとも1つの化合物又はポリペプチドの有効量を含む少なくとも1つの組成物を、前記(a)接触又は投与前に、同時に、又は後に投与することを更に含む、請求項16に記載の方法。
【請求項20】
非経口、皮下、筋肉内、静脈内、関節内、気管支内、腹内、関節包内、軟骨内、洞内、腔内、小脳内、脳室内、結腸内、頸管内、胃内、肝臓内、心筋内、骨内、骨盤内、心膜内、腹腔内、胸膜内、前立腺内、肺臓内、直腸内、腎臓内、網膜内、脊髄内、滑液嚢内、胸郭内、子宮内、膀胱内、病巣内、ボーラス、膣内、直腸、口腔内、舌下、鼻腔内又は経皮から選択される少なくとも1つの方式により、前記少なくとも1つのアミロイド抗体を接触させる又は投与するのに好適な、請求項1〜5のいずれか一項に記載の少なくとも1つのアミロイド抗体を含む、医療デバイス。
【請求項21】
溶液又は凍結乾燥形態の、請求項1〜5のいずれか一項に記載の少なくとも1つのアミロイド抗体を含む、包装材及び容器を含む、ヒトの製薬又は診断用途向けの製品。
【請求項22】
前記容器が、非経口、皮下、筋肉内、静脈内、関節内、気管支内、腹内、関節包内、軟骨内、洞内、腔内、小脳内、脳室内、結腸内、頚管内、胃内、肝臓内、心筋内、骨内、骨盤内、心膜内、腹腔内、胸膜内、前立腺内、肺臓内、直腸内、腎臓内、網膜内、脊髄内、滑液嚢内、胸郭内、子宮内、膀胱内、病巣内、ボーラス、膣内、直腸、口腔内、舌下、鼻腔内、又は経皮的送達デバイス又は系の構成要素である、請求項21に記載の製品。
【請求項23】
前記抗体を回収可能な量発現することができる宿主細胞又はトランスジェニック動物、又はトランスジェニック植物若しくは植物細胞を提供することを含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の少なくとも1つの単離ヒトアミロイド抗体を生成する方法。
【請求項24】
請求項23に記載の方法により生成される、少なくとも1つのアミロイド抗体。
【請求項25】
本明細書に記載されたいずれかの発明。

【公表番号】特表2011−500059(P2011−500059A)
【公表日】平成23年1月6日(2011.1.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−530070(P2010−530070)
【出願日】平成20年10月15日(2008.10.15)
【国際出願番号】PCT/US2008/079904
【国際公開番号】WO2009/052125
【国際公開日】平成21年4月23日(2009.4.23)
【出願人】(509087759)セントコア・オーソ・バイオテツク・インコーポレーテツド (77)
【出願人】(390033008)ジヤンセン・フアーマシユーチカ・ナームローゼ・フエンノートシヤツプ (616)
【氏名又は名称原語表記】JANSSEN PHARMACEUTICA NAAMLOZE VENNOOTSCHAP
【Fターム(参考)】