説明

ヒドロキシルアミン化合物およびそれらの使用方法

【解決手段】 本開示は、式(I)または(II)のヒドロキシルアミンを含む化合物、薬学的組成物およびそれらを使用するための方法を提供する。その方法は、血管新生、肝炎、補体媒介性の病状、ドルーゼンに媒介される病状、黄斑変性症およびある特定の他の眼の状態、炎症、関節炎、ならびに関連疾患を処置するため、および補体活性化を阻害するために、ヒドロキシルアミン化合物および/またはそれらの薬学的組成物を使用する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I:
【化131】

の化合物またはその薬学的に許容可能な塩であって、
式中、
AおよびBは、それぞれHであるか、または一緒になって、それらが結合している環原子間に二重結合を形成するが、ただし、AおよびBが二重結合を形成するとき、Rは、H以外であり、
Zは、−O−または−C(B)(R)−であるが、ただし、nが0であるとき、Zは、−C(B)(R)−であり、
およびRは、それぞれ独立して、H、アルキルまたはハロであり、
は、ハロ、−OR、−N(R)R、−CN、−(C=O)N(R)Rまたは−C[(R)(R)]であるか、またはAがHであるとき、BおよびRは、一緒になって=Oを形成するか、またはAおよびBが、一緒になって、それらが結合している環原子間に二重結合を形成するとき、RおよびRは、それらが結合している原子と一緒になって、選択的に置換されるC芳香環を形成するものであり、
mは、1または2であり、
nは、0、1または2であり、
は、H、アルキルまたは
【化132】

であり、
は、Hまたはアルキルであり、
は、アルキル、
【化133】

、−C(=O)−R11もしくは−S(=O)−R11であるか、またはRおよびRは、それらが結合している窒素原子と一緒になって、モルホリン環を形成するものであり、
およびRは、それぞれHまたはアルキルであり、
は、H、アルキル、−OH、−CHOCH−シクロアルキル、−O−アルキル、フラニル、テトラヒドロフラニル、−C(=O)−フラニル、−CH−C(=O)−モルホリン−4−イル、−CNまたは−N(R)Rであり、
10は、H、アルキル、アラルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、−NH、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ハロまたは
【化134】

であり、
11は、アルキル、シクロアルキル、−NH(3,5−ジ−三級ブチル−4−ヒドロキシフェニル)、−NH−(4,5−ジヒドロキシ−2−メチルフェニル)または
【化135】

であるが、
ただし、式Iの化合物は、1,4−ジヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1−ヒドロキシ−4−メトキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1−ヒドロキシ−4−エトキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1−ヒドロキシ−4−アミノ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1−ヒドロキシ−4−アセトアミド−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−オン、1−ヒドロキシ−2,2,5,5−テトラメチル−ピロリジン−3−オン、2,2,5,5−テトラメチル−ピロリジン−1,3−ジオール、3−ヒドロキシメチル−2,2,5,5−テトラメチル−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−オール、3−ブロモ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−1,4−ジオール、3−ブロモ−4−メトキシ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−1−オール、3−クロロ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−1,4−ジオール、1−ヒドロキシ−4−メタンスルホンアミド−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、4−クロロ−1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、3−ブロモ−1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−オン、3−クロロ−1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−オン、1−ヒドロキシ−2,2,5,5−テトラメチル−ピロリジン−3−オン、4−ブロモ−1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、2,2,6,6−テトラメチル−4−モルホリン−4−イル−3,6−ジヒドロ−2H−ピリジン−1−オール、3−エトキシメチル−2,2,5,5−テトラメチル−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−オール、3−(N,N−ジメチルアミノメチル)−2,2,5,5−テトラメチル−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−オール、3−(N,N−ジエチルアミノメチル)−2,2,5,5−テトラメチル−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−オール、3−(N−三級ブチルアミノメチル)−2,2,5,5−テトラメチル−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−オール、3−(N−ピロリジノメチル)−2,2,5,5−テトラメチル−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−オール、3−(N−ピペリジノメチル)−2,2,5,5−テトラメチル−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−オール、または2,5−ジヒドロ−2,2,5,5−テトラメチル−1H−ピロール−1−ヒドロキシ−3−カルボキサミド以外である、
ことを特徴とする、式Iの化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項2】
請求項1記載の化合物において、前記ヘテロシクロアルキルは、モルホリニルまたはピロリジニルであることを特徴とする化合物。
【請求項3】
請求項1記載の化合物の塩酸塩。
【請求項4】
請求項1記載の化合物において、AおよびBは、それぞれHであることを特徴とする化合物。
【請求項5】
請求項1記載の化合物において、AおよびBは、一緒になって、それらが結合している環原子間に二重結合を形成するものであることを特徴とする化合物。
【請求項6】
請求項1記載の化合物において、Zは、−C(B)(R)−であることを特徴とする化合物。
【請求項7】
請求項1記載の化合物において、RおよびRは、それぞれHであることを特徴とする化合物。
【請求項8】
請求項1記載の化合物において、RおよびRのうちの少なくとも1つは、アルキルまたはハロであることを特徴とする化合物。
【請求項9】
請求項1記載の化合物において、Rは、ハロ、−OR、−N(R)R、−(C=O)N(R)R、または−C[(R)(R)]であることを特徴とする化合物。
【請求項10】
請求項9記載の化合物において、Rは、−OR、−N(R)R、−(C=O)N(R)R、または−C[(R)(R)]であることを特徴とする化合物。
【請求項11】
請求項9記載の化合物において、Rは、−OR、−N(R)R、または−C[(R)(R)]であることを特徴とする化合物。
【請求項12】
請求項1記載の化合物において、RおよびRは、それらを結合している原子と一緒になって、選択的に置換されるC芳香環を形成するものであることを特徴とする化合物。
【請求項13】
請求項1記載の化合物において、mが1であり、かつnが0または1であることを特徴とする化合物。
【請求項14】
請求項13記載の化合物において、nは1であることを特徴とする化合物。
【請求項15】
請求項13記載の化合物において、nは0であることを特徴とする化合物。
【請求項16】
請求項1記載の化合物において、Rは、アルキルまたは
【化136】

であることを特徴とする化合物。
【請求項17】
請求項16記載の化合物において、Rは、
【化137】

であることを特徴とする化合物。
【請求項18】
請求項1記載の化合物において、RはHであることを特徴とする化合物。
【請求項19】
請求項1記載の化合物において、Rは、アルキル、
【化138】

、−C(=O)−R11、または−S(=O)−R11であることを特徴とする化合物。
【請求項20】
請求項19記載の化合物において、Rは、
【化139】

、−C(=O)−R11、または−S(=O)−R11であることを特徴とする化合物。
【請求項21】
請求項1記載の化合物において、RおよびRは、それらが結合している窒素原子と一緒になって、モルホリン環を形成するものであることを特徴とする化合物。
【請求項22】
請求項1記載の化合物において、RおよびRのうちの少なくとも1つはHであることを特徴とする化合物。
【請求項23】
請求項10記載の化合物において、Rは−C(=O)NHであることを特徴とする化合物。
【請求項24】
請求項1記載の化合物において、Rは、−OH、−CH−C(=O)−モルホリン−4−イル、または−N(R)Rであることを特徴とする化合物。
【請求項25】
請求項1記載の化合物において、R10は、H、モルホリニル、ハロ、または
【化140】

であることを特徴とする化合物。
【請求項26】
請求項1記載の化合物において、R11は、アルキル、シクロアルキル、−NH(3,5−ジ−三級ブチル−4−ヒドロキシフェニル)、−NH−(4,5−ジヒドロキシ−2−メチルフェニル)、または
【化141】

であることを特徴とする化合物。
【請求項27】
請求項26記載の化合物において、R11は、アルキル、シクロアルキル、または
【化142】

であることを特徴とする化合物。
【請求項28】
請求項26記載の化合物において、R11は、−NH(3,5−ジ−三級ブチル−4−ヒドロキシフェニル)または−NH−(4,5−ジヒドロキシ−2−メチルフェニル)であることを特徴とする化合物。
【請求項29】
請求項1記載の化合物において、式Iの化合物は、
4−(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−ヒドロキシ−4−イル)モルホリン、
4−(4−(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−ヒドロキシル−4−イルオキシ)−1,2,5−チアゾール−3−イル)モルホリン、
2,2,3,5,6,6−ヘキサメチル−ピペリジン−1,4−ジオール、
N−(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−ヒドロキシル−4−イル)モルホリン−4−カルボキサミド、
4−シアノ−1−ヒドロキシル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、
4−(4−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−3−イルオキシル)−1−ヒドロキシル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、
1−ヒドロキシル−4−(4−(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−ヒドロキシル−4−イルオキシ)−1,2,5−チアジアゾール−3−イルオキシ)−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、
1,1,3,3−テトラメチルイソインドリン−2−ヒドロキシル−5−カルボン酸、
3,3,5,5−1−ヒドロキシ−テトラメチルモルホリン、
1−ヒドロキシ−2,2,5,5−テトラメチルピロリジン−3−カルボキサミド、
1−ヒドロキシ−1,2,3,6−テトラヒドロ−2,2,6,6−テトラメチルピリジン−4−イル)メタノール、
N−(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−イル)−3−モルホリノプロパンアミド、
4,5−ジヒドロキシ−2−メチル−N−(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−イル)ベンズアミド、
N−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)−1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−カルボキサミド、
1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−(2H−テトラゾール−5−イル)ピペリジン、
N−(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−イル)シクロプロパンカルボキサミド、
4−(4−(1−ヒドロキシ−2,2,5,5−テトラメチルピロリジン−3−イルオキシ)−1,2,5−チアジアゾール−3−イル)モルホリン、
1−ヒドロキシ−2,2,5,5−テトラメチルピロリジン−3−イル)メタノール、
(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−イル)メタノール、
1−ヒドロキシ−1,2,3,6−テトラヒドロ−2,2,6,6−テトラメチルピリジン、
((1−ヒドロキシ−2,5−ジヒドロ−2,2,5,5−テトラメチル−1H−ピロール−3−イル)メチル)モルホリン、
1−ヒドロキシ−2,2,5,5−テトラメチルピロリジン−3−オン、もしくは
N−(1−ヒドロキシ−2,2,5,5−テトラメチルピロリジン−3−イル)シクロプロパンカルボキサミド、
またはそれらの薬学的に許容可能な塩であることを特徴とする化合物。
【請求項30】
請求項29記載の化合物、またはその塩酸塩。
【請求項31】
請求項1記載の化合物において、この化合物は、4−(4−(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−ヒドロキシル−4−イルオキシ)−1,2,5−チアゾール−3−イル)モルホリン、またはその薬学的に許容可能な塩であることを特徴とする化合物。
【請求項32】
式II:
【化143】

の化合物またはその薬学的に許容可能な塩であって、
式中、
AはHであり、
Zは、−O−または−C(B)(R)−であるが、ただし、nが0であるとき、Zは−C(B)(R)−であり、
Bは、H、アルキル、アリールもしくはヘテロアラルキルであるか、またはAおよびBは、一緒になって、それらが結合している環原子間に二重結合を形成するが、ただし、AおよびBが二重結合を形成するとき、RはH以外であり、
は、H、アルキル、アリール、ヒドロキシもしくはハロであるか、またはAおよびRは、一緒になって=Oを形成するが、ただし、AおよびRが一緒になって=Oを形成するとき、Zは−O−であり、
は、H、アルキルまたはハロであり、
は、H、ハロ、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、−OR、−SR、−N(R)R、−ONO、−CN、_C(=O)−アリール、−C(=O)NH、−(C=O)N(R)Rもしくは−C[(R)(R)]であるか、またはRおよびRは、それらが結合している原子と一緒になって、アリール環を形成するが、ただし、
およびRが、それらが結合している原子と一緒になって、アリール環を形成するとき、AおよびBは存在せず、
が−OH以外であるとき、Bは、アルキル、アリールまたはヘテロアラルキル以外であり、
がHであるとき、RはHであり、かつAおよびBは、一緒になって、それらが結合している環原子間に二重結合を形成するものであり、
が−C(=O)NHであるとき、AおよびBはHであり、かつnは0であり、
AがHであるとき、BおよびRは、一緒になって、=Oまたは=CH(R12)を形成するものであり、
mは、1、2または3であり、
nは、0、1または2であり、
は、H、アルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、
【化144】

であり、
は、H、アルキル、アリールまたはアラルキルであり、
は、アルキル、アラルキル、ヘテロアリール、
【化145】

、−C(=O)−R11、−C(=NH)−アルキルもしくは−S(=O)−R11であるか、またはRおよびRは、それらが結合している窒素原子と一緒になって、ヘテロシクロアルキル環を形成するものであり、
pは、0、1または2であり、
およびRは、それぞれHまたはアルキルであり、
は、H、アルキル、−OH、−CHOCH−シクロアルキル、−O−アルキル、−O−アリール、−ONO、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、−C(=O)−アリール、−C(=O)−ヘテロアリール、−CH−C(=O)−ヘテロシクロアルキル、アルキルヘテロアリールオキシ、−CNまたは−N(R)Rであり、
10は、H、アルキル、アリール、アラルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、−NH、シアノ、カルボキシ、アルコキシカルボニル、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ハロ、ハロアリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアロイルヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、C(=O)−ヘテロシクロアルキル、
【化146】

であり、
11は、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルケニル、ヘテロシクロアルキル、ハロベンゾ[1,2,5]オキサジアゾリル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル−(3,5−ジ−三級ブチル−4−ヒドロキシフェニル)、−(4,5−ジヒドロキシ−2−メチルフェニル)または
【化147】

であり、
12は、−C(=O)−ヘテロシクロアルキルアリールまたはC(=O)−ヘテロシクロアルキルであるが、
ただし、式Iの化合物は、1,4−ジヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1−ヒドロキシ−4−メトキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1−ヒドロキシ−4−エトキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1−ヒドロキシ−4−アミノ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1−ヒドロキシ−4−アセトアミド−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−オン、1−ヒドロキシ−2,2,5,5−テトラメチル−ピロリジン−3−オン、2,2,5,5−テトラメチル−ピロリジン−1,3−ジオール、3−ヒドロキシメチル−2,2,5,5−テトラメチル−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−オール、3−ブロモ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−1,4−ジオール、3−ブロモ−4−メトキシ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−1−オール、3−クロロ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−1,4−ジオール、1−ヒドロキシ−4−メタンスルホンアミド−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、4−クロロ−1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、3−ブロモ−1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−オン、3−クロロ−1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−オン、4−ブロモ−1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、2,2,6,6−テトラメチル−4−モルホリン−4−イル−3,6−ジヒドロ−2H−ピリジン−1−オール、3−エトキシメチル−2,2,5,5−テトラメチル−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−オール、3−(N,N−ジメチルアミノメチル)−2,2,5,5−テトラメチル−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−オール、3−(N,N−ジエチルアミノメチル)−2,2,5,5−テトラメチル−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−オール、3−(N−三級ブチルアミノメチル)−2,2,5,5−テトラメチル−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−オール、3−(N−ピロリジノメチル)−2,2,5,5−テトラメチル−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−オール、3−(N−ピペリジノメチル)−2,2,5,5−テトラメチル−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−オール、1−ヒドロキシ−2,2,5,5−テトラメチルピロリジン−3−カルボキサミド、または2,5−ジヒドロ−2,2,5,5−テトラメチル−1H−ピロール−1−ヒドロキシ−3−カルボキサミド以外であることを特徴とする、式IIの化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項33】
請求項32記載の化合物において、R10がヘテロシクロアルキルであるとき、そのヘテロシクロアルキルは、モルホリニルまたはピロリジニルであることを特徴とする化合物。
【請求項34】
請求項32記載の化合物の塩酸塩。
【請求項35】
請求項32記載の化合物において、AおよびBは、それぞれHであることを特徴とする化合物。
【請求項36】
請求項32記載の化合物において、AおよびBは、一緒になって、それらが結合している環原子間に二重結合を形成するものであることを特徴とする化合物。
【請求項37】
請求項36記載の化合物において、RおよびRのうちの少なくとも1つはアリールであることを特徴とする化合物。
【請求項38】
請求項37記載の化合物において、RおよびRは、独立してアリールであることを特徴とする化合物。
【請求項39】
請求項38記載の化合物において、RおよびRは、それぞれ独立して、選択的に置換されるフェニルであることを特徴とする化合物。
【請求項40】
請求項32記載の化合物において、Zは−C(B)(R)−であることを特徴とする化合物。
【請求項41】
請求項32記載の化合物において、RおよびRは、それぞれHであることを特徴とする化合物。
【請求項42】
請求項41記載の化合物において、Rは、ヘテロアリール、−OR、−N(R)R、−ONO、−(C=O)N(R)R、または−C[(R)(R)]であることを特徴とする化合物。
【請求項43】
請求項42記載の化合物において、Rがヘテロアリールであるとき、そのヘテロアリールはテトラゾリルであることを特徴とする化合物。
【請求項44】
請求項41記載の化合物において、Rは、−OR、−N(R)Rまたは−C[(R)(R)]であることを特徴とする化合物。
【請求項45】
請求項44記載の化合物において、Rは−OHであることを特徴とする化合物。
【請求項46】
請求項45記載の化合物において、Bは、アルキルまたはアリールであることを特徴とする化合物。
【請求項47】
請求項32記載の化合物において、RおよびRは、それらが結合している原子と一緒になって、選択的に置換されるフェニル環を形成するものであることを特徴とする化合物。
【請求項48】
請求項32記載の化合物において、mは1または2であり、かつnは0または1であることを特徴とする化合物。
【請求項49】
請求項48記載の化合物において、nは1であることを特徴とする化合物。
【請求項50】
請求項48記載の化合物において、nは0であることを特徴とする化合物。
【請求項51】
請求項32記載の化合物において、Rは、H、アルキル、アラルキル、ヘテロアリールまたは
【化148】

であることを特徴とする化合物。
【請求項52】
請求項51記載の化合物において、Rは、Hまたは
【化149】

であることを特徴とする化合物。
【請求項53】
請求項32記載の化合物において、Rは、Hであることを特徴とする化合物。
【請求項54】
請求項32記載の化合物において、Rは、
【化150】

、−C(=O)−R11または−S(=O)−R11であることを特徴とする化合物。
【請求項55】
請求項32記載の化合物において、RおよびRは、それらが結合している窒素原子と一緒になって、モルホリン環を形成するものであることを特徴とする化合物。
【請求項56】
請求項32記載の化合物において、RおよびRのうちの少なくとも1つはHであることを特徴とする化合物。
【請求項57】
請求項32記載の化合物において、Rは−OHであることを特徴とする化合物。
【請求項58】
請求項32記載の化合物において、Zは−O−であることを特徴とする化合物。
【請求項59】
請求項58記載の化合物において、AおよびRは、一緒になって=Oを形成するものであることを特徴とする化合物。
【請求項60】
請求項32記載の化合物において、R10は、H、モルホリニル、ハロ、または
【化151】

であることを特徴とする化合物。
【請求項61】
請求項32記載の化合物において、R10は、選択的に置換されるモルホリニル、選択的に置換されるN−アルキルピペラジニル、
【化152】

であることを特徴とする化合物。
【請求項62】
請求項32記載の化合物において、R11は、アルキル、アリール、アラルケニル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、−(3,5−ジ−三級ブチル−4−ヒドロキシフェニル)、−(4,5−ジヒドロキシ−2−メチルフェニル)または
【化153】

であることを特徴とする化合物。
【請求項63】
請求項62記載の化合物において、R11がアリールであるとき、そのアリールは、3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニルまたは4,5−ジヒドロキシ−2−メチルフェニルであることを特徴とする化合物。
【請求項64】
請求項63記載の化合物において、R11は、アルキル、アラルケニルまたは
【化154】

であることを特徴とする化合物。
【請求項65】
請求項63記載の化合物において、R11は、−(3,5−ジ−三級ブチル−4−ヒドロキシフェニル)または−(4,5−ジヒドロキシ−2−メチルフェニル)であることを特徴とする化合物。
【請求項66】
請求項1記載の化合物において、この化合物は、
4−(4−(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−ヒドロキシル−4−イルオキシ)−1,2,5−チアジアゾール−3−イル)モルホリン、
1,3−ジヒドロキシ−2,2,5,5−テトラメチル−ピロリジン、
2,5−ジヒドロ−2,2,5,5−テトラメチル−1−ヒドロキシル−1H−ピロール−3−イル)メタノール、
4,5−ジヒドロキシ−2−メチル−N−(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−イル)ベンズアミド、
N−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)−1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−カルボキサミド、
1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−(2H−テトラゾール−5−イル)ピペリジン、
N−ヒドロキシル−3,3,5,5−テトラメチルモルホリン−2−オン、
1,4−ジヒドロキシ−4−n−ブチル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、
1,4−ジヒドロキシ−4−フェニル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、
4−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、
5−(2,5,−ジヒドロ−4−(3,4,5−トリメトキシフェニル)−1−ヒドロキシ−2,2,5,5−テトラメチル−1H−ピロール−3−イル)−2−メトキシベンズアルデヒド、
1−ヒドロキシ−2,3,6−トリヒドロ−4−(3,4,5−トリメトキシフェニル)−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、
4−[(4−メチルピペラジン−1−イル)]−3−[(2,2,6,6−テトラメチル−1−ヒドロキシピペリジニル)]−1,2,5−チアジアゾール、
4−(4−(1−ヒドロキシ2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−イルオキシ)−1,2,5−チアジアゾール−3−イル)チオモルホリン、
4−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−オール、
4−O−ニトロ−1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、
1,4−ビス(1−ヒドロキシ−2,26,6−テトラメチルピペリジン−4−イルオキシ)−1,2,5−チアジアゾール−3−イル)ピペラジン、または
3,4−ジヒドロ−6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチル−N−(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−イル)−2H−クロメン−2−カルボキサミド、
であることを特徴とする化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項67】
請求項66記載の化合物において、この化合物は、
4−(4−(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−ヒドロキシル−4−イルオキシ)−1,2,5−チアジアゾール−3−イル)モルホリン、
1,3−ジヒドロキシ−2,2,5,5−テトラメチル−ピロリジン、
2,5−ジヒドロ−2,2,5,5−テトラメチル−1−ヒドロキシル−1H−ピロール−3−イル)メタノール、
1,4−ジヒドロキシ−4−n−ブチル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、
1,4−ジヒドロキシ−4−フェニル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、
5−(2,5,−ジヒドロ−4−(3,4,5−トリメトキシフェニル)−1−ヒドロキシ−2,2,5,5−テトラメチル−1H−ピロール−3−イル)−2−メトキシベンズアルデヒド、もしくは
4−[(4−メチルピペラジン−1−イル)]−3−[(2,2,6,6−テトラメチル−1−ヒドロキシピペリジニル)]−1,2,5−チアジアゾール、
であることを特徴とする化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項68】
請求項67記載の化合物において、この化合物は、
4−(4−(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−ヒドロキシル−4−イルオキシ)−1,2,5−チアジアゾール−3−イル)モルホリン、
1,4−ジヒドロキシ−4−n−ブチル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、
1,4−ジヒドロキシ−4−フェニル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、もしくは
4−[(4−メチルピペラジン−1−イル)]−3−[(2,2,6,6−テトラメチル−1−ヒドロキシピペリジニル)]−1,2,5−チアジアゾール、
であることを特徴とする化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項69】
請求項66記載の化合物またはその塩酸塩。
【請求項70】
薬学的に許容可能な担体および式I
【化155】

の化合物またはその薬学的に許容可能な塩を含む薬学的組成物であって、
式中、
AおよびBは、それぞれHであるか、または一緒になって、それらが結合している環原子間に二重結合を形成するが、ただし、AおよびBが二重結合を形成するとき、RはH以外であり、
Zは、−O−または−C(B)(R)−であるが、ただし、nが0であるとき、Zは−C(B)(R)−であり、
およびRは、それぞれ独立して、H、アルキルまたはハロであり、
は、ハロ、−OR、−N(R)R、−CN、−(C=O)NHもしくは−C[(R)(R)]であるか、またはAがHであるとき、BおよびRは、一緒になって=Oを形成するか、またはAおよびBが、一緒になって、それらが結合している環原子間に二重結合を形成するとき、RおよびRは、それらが結合している原子と一緒になって、選択的に置換されるC芳香環を形成するものであり、
mは、1または2であり、
nは、0、1または2であり、
は、H、アルキルまたは
【化156】

であり、
は、Hまたはアルキルであり;
は、アルキル、
【化157】

、−C(=O)−R11もしくは−S(=O)−R11であるか、またはRおよびRは、それらが結合している窒素原子と一緒になって、モルホリン環を形成するものであり、
およびRは、それぞれHまたはアルキルであり、
は、H、アルキル、−OH、−CHOCH−シクロアルキル、−O−アルキル、フラニル、テトラヒドロフラニル、−C(=O)−フラニル、−CH−C(=O)−モルホリン−4−イル、−CNまたは−N(R)Rであり、
10は、H、アルキル、アラルキル、複素環、ヘテロアリール、−NH、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、モルホリニル、ピロリジニル、ハロまたは
【化158】

であり、
11は、アルキル、シクロアルキル、−NH(3,5−ジ−三級ブチル−4−ヒドロキシフェニル)、−NH−(4,5−ジヒドロキシ−2−メチルフェニル)または
【化159】

であることを特徴とする、薬学的組成物。
【請求項71】
薬学的に許容可能な担体および式II
【化160】

の化合物またはその薬学的に許容可能な塩を含む薬学的組成物であって、
式中、
AはHであり、
Zは、−O−または−C(B)(R)−であるが、ただし、nが0であるとき、Zは−C(B)(R)−であり、
Bは、H、アルキル、アリールもしくはヘテロアラルキルであるか、またはAおよびBは、一緒になって、それらが結合している環原子間に二重結合を形成するが、ただし、AおよびBが二重結合を形成するとき、RはH以外であり、
は、H、アルキル、アリール、ヒドロキシもしくはハロであるか、またはAおよびRは、一緒になって=Oを形成するが、ただし、AおよびRが、一緒になって=Oを形成するとき、Zは−O−であり、
は、H、アルキルまたはハロであり、
は、H、ハロ、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、−OR、−SR、−N(R)R、−ONO、−CN、_C(=O)−アリール、−C(=O)NH、−(C=O)N(R)Rもしくは−C[(R)(R)]であるか、またはRおよびRは、それらが結合している原子と一緒になって、アリール環を形成するが、ただし、
およびRが、それらが結合している原子と一緒になってアリール環を形成するとき、AおよびBは、存在せず、
が−OH以外であるとき、Bは、アルキル、アリールまたはヘテロアラルキル以外であり、
がHであるとき、RはHであり、かつAおよびBは、一緒になって、それらが結合している環原子間に二重結合を形成するものであり、
が−C(=O)NHであるとき、AおよびBはHであり、かつnは0であり、
AがHであるとき、BおよびRは、一緒になって、=Oまたは=CH(R12)を形成するものであり、
mは、1、2または3であり、
nは、0、1または2であり、
は、H、アルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、
【化161】

であり、
は、H、アルキル、アリールまたはアラルキルであり、
は、アルキル、アラルキル、ヘテロアリール、
【化162】

、−C(=O)−R11、−C(=NH)−アルキルまたは−S(=O)−R11であるか、またはRおよびRは、それらが結合している窒素原子と一緒になって、ヘテロシクロアルキル環を形成するものであり、
pは、0、1または2であり、
およびRは、それぞれHまたはアルキルであり、
は、H、アルキル、−OH、−CHOCH−シクロアルキル、−O−アルキル、−O−アリール、−ONO、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、−C(=O)−アリール、−C(=O)−ヘテロアリール、−CH−C(=O)−ヘテロシクロアルキル、アルキルヘテロアリールオキシ、−CNまたは−N(R)Rであり、
10は、H、アルキル、アリール、アラルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、−NH、シアノ、カルボキシ、アルコキシカルボニル、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ハロ、ハロアリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアロイルヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、C(=O)−ヘテロシクロアルキル、
【化163】

であり、
11は、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルケニル、ヘテロシクロアルキル、ハロベンゾ[1,2,5]オキサジアゾリル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル−(3,5−ジ−三級ブチル−4−ヒドロキシフェニル)、−(4,5−ジヒドロキシ−2−メチルフェニル)または
【化164】

であり、
12は、−C(=O)−ヘテロシクロアルキルアリールまたはC(=O)−ヘテロシクロアルキルであることを特徴とする、薬学的組成物。
【請求項72】
請求項70記載の薬学的組成物において、式Iの化合物が、1,4−ジヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1−ヒドロキシ−4−メトキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1−ヒドロキシ−4−エトキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1−ヒドロキシ−4−アミノ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1−ヒドロキシ−4−アセトアミド−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−オン、1−ヒドロキシ−2,2,5,5−テトラメチル−ピロリジン−3−オン、2,2,5,5−テトラメチル−ピロリジン−1,3−ジオール、3−ヒドロキシメチル−2,2,5,5−テトラメチル−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−オール、3−ブロモ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−1,4−ジオール、3−ブロモ−4−メトキシ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−1−オール、3−クロロ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−1,4−ジオール、1−ヒドロキシ−4−メタンスルホンアミド−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、4−クロロ−1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、3−ブロモ−1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−オン、3−クロロ−1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−オン、4−ブロモ−1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、2,2,6,6−テトラメチル−4−モルホリン−4−イル−3,6−ジヒドロ−2H−ピリジン−1−オール、3−エトキシメチル−2,2,5,5−テトラメチル−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−オール、3−(N,N−ジメチルアミノメチル)−2,2,5,5−テトラメチル−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−オール、3−(N,N−ジエチルアミノメチル)−2,2,5,5−テトラメチル−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−オール、3−(N−三級ブチルアミノメチル)−2,2,5,5−テトラメチル−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−オール、3−(N−ピロリジノメチル)−2,2,5,5−テトラメチル−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−オール、3−(N−ピペリジノメチル)−2,2,5,5−テトラメチル−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−オール、1−ヒドロキシ−2,2,5,5−テトラメチルピロリジン−3−カルボキサミド、または2,5−ジヒドロ−2,2,5,5−テトラメチル−1H−ピロール−1−ヒドロキシ−3−カルボキサミド以外であることを特徴とする、薬学的組成物。
【請求項73】
請求項34記載の薬学的組成物において、式IIの化合物が、1,4−ジヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1−ヒドロキシ−4−メトキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1−ヒドロキシ−4−エトキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1−ヒドロキシ−4−アミノ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1−ヒドロキシ−4−アセトアミド−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−オン、1−ヒドロキシ−2,2,5,5−テトラメチル−ピロリジン−3−オン、2,2,5,5−テトラメチル−ピロリジン−1,3−ジオール、3−ヒドロキシメチル−2,2,5,5−テトラメチル−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−オール、3−ブロモ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−1,4−ジオール、3−ブロモ−4−メトキシ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−1−オール、3−クロロ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−1,4−ジオール、1−ヒドロキシ−4−メタンスルホンアミド−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、4−クロロ−1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、3−ブロモ−1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−オン、3−クロロ−1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−オン、4−ブロモ−1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、2,2,6,6−テトラメチル−4−モルホリン−4−イル−3,6−ジヒドロ−2H−ピリジン−1−オール、3−エトキシメチル−2,2,5,5−テトラメチル−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−オール、3−(N,N−ジメチルアミノメチル)−2,2,5,5−テトラメチル−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−オール、3−(N,N−ジエチルアミノメチル)−2,2,5,5−テトラメチル−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−オール、3−(N−三級ブチルアミノメチル)−2,2,5,5−テトラメチル−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−オール、3−(N−ピロリジノメチル)−2,2,5,5−テトラメチル−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−オール、3−(N−ピペリジノメチル)−2,2,5,5−テトラメチル−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−オール、または2,5−ジヒドロ−2,2,5,5−テトラメチル−1H−ピロール−1−ヒドロキシ−3−カルボキサミド以外であることを特徴とする、薬学的組成物。

【図1】
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【図2】
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【公表番号】特表2010−519259(P2010−519259A)
【公表日】平成22年6月3日(2010.6.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−550616(P2009−550616)
【出願日】平成20年2月15日(2008.2.15)
【国際出願番号】PCT/US2008/054122
【国際公開番号】WO2008/103613
【国際公開日】平成20年8月28日(2008.8.28)
【出願人】(508235519)オセラ ホールディングス、インク. (3)
【Fターム(参考)】