説明

ヒドロキシルアミン置換イミダゾ環化合物

2−位にヒドロキシルアミン置換基を有するイミダゾ環化合物(たとえば、イミダゾキノリン、6,7,8,9−テトラヒドロイミダゾキノリン、イミダゾナフチリジン、およびイミダゾピリジン)、それらの化合物を含む医薬品組成物、中間体、ならびにそれら化合物の、動物におけるサイトカイン生合成を誘導するための免疫調節薬としての使用方法、およびウイルス性疾患および腫瘍性疾患を含む疾患の治療における使用方法が開示されている。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I:
【化1】

[式中:
Xは、C1~10アルキレンまたはC2~10アルケニレンであり;
AおよびRBは、それぞれ独立して以下の:
水素、
ハロゲン、
アルキル、
アルケニル、
アルコキシ、
アルキルチオ、および
−N(R92
からなる群より選択され;
または、RAとRBが合体して、縮合アリール環またはNおよびSからなる群より選択される1個のヘテロ原子を含むヘテロアリール環を形成するが、ここで、前記アリール環またはヘテロアリール環は非置換であるか、または1個以上のR’’’基によって置換されているか;
または、RAとRBが合体して、場合によってはNおよびSからなる群より選択される1個のヘテロ原子を含み、非置換であっても、あるいは1個または複数のR基によって置換されていてもよい、縮合飽和5〜7員環を形成し;
Rは、以下の:
ハロゲン、
ヒドロキシ、
アルキル、
アルケニル、
ハロアルキル、
アルコキシ、
アルキルチオ、および
−N(R92
からなる群より選択され;
Y’は、以下の:
単結合、
−C(O)−、
−C(S)−、
−S(O)2−、
−S(O)2−N(R8)−、
【化2】

−C(O)−O−、
−C(O)−N(R8)−、
−C(S)−N(R8)−、
−C(O)−N(R8)−S(O)2−、
−C(O)−N(R8)−C(O)−、
−C(S)−N(R8)−C(O)−、
【化3】

−C(O)−C(O)−、
−C(O)−C(O)−O−、および
−C(=NH)−N(R8)−
からなる群より選択され;
2およびR2aは、独立して以下の:
水素、
アルキル、
アルケニル、
アリール、
アリールアルキレニル、
ヘテロアリール、
ヘテロアリールアルキレニル、
ヘテロシクリル、
ヘテロシクリルアルキレニル、および
1個以上の置換基により置換された、アルキル、アルケニル、アリール、アリールアルキレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロシクリル、またはヘテロシクリルアルキレニルであって、前記1個以上の置換基は以下の:
ヒドロキシ、
アルキル、
ハロアルキル、
ヒドロキシアルキル、
アルコキシ、
ジアルキルアミノ、
−S(O)0~2−アルキル、
−S(O)0~2−アリール、
−NH−S(O)2−アルキル、
−NH−S(O)2−アリール、
ハロアルコキシ、
ハロゲン、
シアノ、
ニトロ、
アリール、
ヘテロアリール、
ヘテロシクリル、
アリールオキシ、
アリールアルキレンオキシ、
−C(O)−O−アルキル、
−C(O)−N(R82
−N(R8)−C(O)−アルキル、
−O−(CO)−アルキル、および
−C(O)−アルキル
からなる群より選択され;
からなる群より選択され;
またはR2とR2aが、それらが結合している窒素原子およびY’と共に合体して、以下の:
【化4】

からなる群より選択される環を形成することが可能であり;
R’は、水素または非妨害置換基であり;
R’’’は、非妨害置換基であり;
6は、=Oおよび=Sからなる群より選択され;
7は、C2~7アルキレンであり;
8は、水素、C1~10アルキル、C2~10アルケニル、C1~10アルコキシ−C1~10アルキレニル、およびアリール−C1~10アルキレニルからなる群より選択され;
9は、水素およびアルキルからなる群より選択され;そして
10は、C3~8アルキレンである]の化合物;
または、その薬学的に許容される塩。
【請求項2】
式II:
【化5】

[式中:
Xは、C1~10アルキレンまたはC2~10アルケニレンであり;
A1およびRB1は、それぞれ独立して以下の:
水素、
ハロゲン、
アルキル、
アルケニル、
アルコキシ、
アルキルチオ、および
−N(R92
からなる群より選択され;
または、RA1とRB1が合体して、縮合アリール環またはNおよびSからなる群より選択される1個のヘテロ原子を含むヘテロアリール環を形成するが、ここで前記アリール環またはヘテロアリール環は、非置換であるか、または、1個以上のR基で置換されているか、または1個のR3基で置換されているか、または1個のR3基と1個のR基で置換されているか;
または、RA1とRB1が合体して、場合によってはNおよびSからなる群より選択される1個のヘテロ原子を含み、非置換であっても、または1個以上のR基によって置換されていてもよい、縮合飽和5〜7員環を形成し;
Rは、以下の:
ハロゲン、
ヒドロキシ、
アルキル、
アルケニル、
ハロアルキル、
アルコキシ、
アルキルチオ、および
−N(R92
からなる群より選択され;
3は、以下の:
−Z−R4
−Z−X’−R4
−Z−X’−Y−R4
−Z−X’−Y−X’−Y−R4、および
−Z−X’−R5
からなる群より選択され;
Y’は、以下の:
単結合、
−C(O)−、
−C(S)−、
−S(O)2−、
−S(O)2−N(R8)−、
【化6】

−C(O)−O−、
−C(O)−N(R8)−、
−C(S)−N(R8)−、
−C(O)−N(R8)−S(O)2−、
−C(O)−N(R8)−C(O)−、
−C(S)−N(R8)−C(O)−、
【化7】

−C(O)−C(O)−、
−C(O)−C(O)−O−、および
−C(=NH)−N(R8)−
からなる群より選択され;
1は、以下の:
−R4
−X’−R4
−X’−Y−R4
−X’−Y−X’−Y−R4
−X’−R5
−X’’−O−NR1a−Y’−R1b、および
−X’’−O−N=C(R1’)(R1’’)
からなる群より選択され;
1a、R1b、R1’、R1’’、R2、およびR2aは、独立して以下の:
水素、
アルキル、
アルケニル、
アリール、
アリールアルキレニル、
ヘテロアリール、
ヘテロアリールアルキレニル、
ヘテロシクリル、
ヘテロシクリルアルキレニル、および
1個または複数の置換基により置換された、アルキル、アルケニル、アリール、アリールアルキレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロシクリル、またはヘテロシクリルアルキレニルであって、前記1個または複数の置換基は以下の:
ヒドロキシ、
アルキル、
ハロアルキル、
ヒドロキシアルキル、
アルコキシ、
ジアルキルアミノ、
−S(O)0~2−アルキル、
−S(O)0~2−アリール、
−NH−S(O)2−アルキル、
−NH−S(O)2−アリール、
ハロアルコキシ、
ハロゲン、
シアノ、
ニトロ、
アリール、
ヘテロアリール、
ヘテロシクリル、
アリールオキシ、
アリールアルキレンオキシ、
−C(O)−O−アルキル、
−C(O)−N(R82
−N(R8)−C(O)−アルキル、
−O−(CO)−アルキル、および
−C(O)−アルキル
からなる群より選択され;
からなる群より選択され;
またはR1aとR1bおよび/またはR2とR2aが、それらが結合している窒素原子およびY’と共に合体して、以下の:
【化8】

からなる群より選択される環を形成することが可能であり;
または、R1’とR1’’が合体して、下記の:
【化9】

(ここで、前記環の中の原子の総数は4〜9である)、および
【化10】

(ここで、前記環の中の原子の総数は4〜9である)
からなる群より選択される環構造を形成することが可能であり;
cおよびRdは独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アルキル、アルケニル、アリール、ハロアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、および−N(R92からなる群より選択されるか;またはRcとRdが合体して、縮合アリール環または1〜4個のヘテロ原子を含む縮合5〜10員ヘテロアリール環を形成することが可能であり;
X’は、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、アリーレン、ヘテロアリーレン、およびヘテロシクリレンからなる群より選択されるが、ここで前記アルキレン、アルケニレン、およびアルキニレン基は、場合によってはアリーレン、ヘテロアリーレンまたはヘテロシクリレンによって分断されるか末端封止されていてもよいし、また、場合によっては1個以上の−O−基によって分断されていてもよく;
X’’は、−CH(R13)−アルキレン−または−CH(R13)−アルケニレン−であるが、ここで前記アルキレンおよびアルケニレンは、場合によっては、1個以上の−O−基によって分断されていてもよく;
Yは、以下の:
−S(O)0~2−、
−S(O)2−N(R8)−、
−C(R6)−、
−C(R6)−O−、
−O−C(R6)−、
−O−C(O)−O−、
−N(R8)−Q−、
−C(R6)−N(R8)−、
−O−C(R6)−N(R8)−、
−C(R6)−N(OR9)−、
【化11】

からなる群より選択され;
Zは、単結合または−O−であり;
4は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、およびヘテロシクリルからなる群より選択されるが、ここで前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、およびヘテロシクリル基は、非置換であっても、あるいは、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、アリール、アリールオキシ、アリールアルキレンオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルキレンオキシ、ヘテロシクリル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、(ジアルキルアミノ)アルキレンオキシ、そしてアルキル、アルケニル、アルキニルおよびヘテロシクリルの場合には、さらにオキソ、からなる群より独立して選択される1個以上の置換基により置換されていてもよく;
5は、以下の:
【化12】

からなる群より選択され;
6は、=Oおよび=Sからなる群より選択され;
7は、C2~7アルキレンであり;
8は、水素、C1~10アルキル、C2~10アルケニル、C1~10アルコキシ−C1~10アルキレニル、およびアリール−C1~10アルキレニルからなる群より選択され;
9は、水素およびアルキルからなる群より選択され;
10は、C3~8アルキレンであり;
11は、C1~6アルキレンまたはC2~6アルケニレンであるが、ここで前記アルキレンまたはアルケニレンは、場合によっては、1個のヘテロ原子によって分断されており;
12は、単結合、C1~5アルキレン、およびC2~5アルケニレンからなる群より選択されるが、ここで前記アルキレンまたはアルケニレンは、場合によっては、1個のヘテロ原子によって分断されており;
13は、水素、および場合によっては1個以上の−O−基によって分断されていてもよいアルキル、からなる群より選択され;
Aは、−CH2−、−O−、−C(O)−、−S(O)0~2−、および−N(R4)−からなる群より選択され;
A’は、−O−、−S(O)0~2−、−N(−Q−R4)−、および−CH2−からなる群より選択され;
Qは、単結合、−C(R6)−、−C(R6)−C(R6)−、−S(O)2−、−C(R6)−N(R8)−W−、−S(O)2−N(R8)−、−C(R6)−O−、および−C(R6)−N(OR9)−からなる群より選択され;
Vは、−C(R6)−、−O−C(R6)−、−N(R8)−C(R6)−、および−S(O)2−からなる群より選択され;
Wは、単結合、−C(O)−、および−S(O)2−からなる群より選択され;そして
aとbは独立して、1〜6の整数であるが、ただしa+b≦7である]の化合物;
または、その薬学的に許容される塩。
【請求項3】
式III:
【化13】

[式中:
Xは、C1~10アルキレンまたはC2~10アルケニレンであり;
Y’は、以下の:
単結合、
−C(O)−、
−C(S)−、
−S(O)2−、
−S(O)2−N(R8)−、
【化14】

−C(O)−O−、
−C(O)−N(R8)−、
−C(S)−N(R8)−、
−C(O)−N(R8)−S(O)2−、
−C(O)−N(R8)−C(O)−、
−C(S)−N(R8)−C(O)−、
【化15】

−C(O)−C(O)−、
−C(O)−C(O)−O−、および
−C(=NH)−N(R8)−
からなる群より選択され;
2およびR2aは、独立して以下の:
水素、
アルキル、
アルケニル、
アリール、
アリールアルキレニル、
ヘテロアリール、
ヘテロアリールアルキレニル、
ヘテロシクリル、
ヘテロシクリルアルキレニル、および
1個以上の置換基により置換された、アルキル、アルケニル、アリール、アリールアルキレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロシクリル、またはヘテロシクリルアルキレニルであって、前記1個以上の置換基は以下の:
ヒドロキシ、
アルキル、
ハロアルキル、
ヒドロキシアルキル、
アルコキシ、
ジアルキルアミノ、
−S(O)0~2−アルキル、
−S(O)0~2−アリール、
−NH−S(O)2−アルキル、
−NH−S(O)2−アリール、
ハロアルコキシ、
ハロゲン、
シアノ、
ニトロ、
アリール、
ヘテロアリール、
ヘテロシクリル、
アリールオキシ、
アリールアルキレンオキシ、
−C(O)−O−アルキル、
−C(O)−N(R82
−N(R8)−C(O)−アルキル、
−O−(CO)−アルキル、および
−C(O)−アルキル
からなる群より選択され;
からなる群より選択され;
8は、水素、C1~10アルキル、C2~10アルケニル、C1~10アルコキシ−C1~10アルキレニル、およびアリール−C1~10アルキレニルからなる群より選択され;
10は、C3~8アルキレンであり;
nは、0〜4の整数であり;
R’’’は、非妨害置換基であり;そして
R’は、水素または非妨害置換基である]の化合物;
または、その薬学的に許容される塩。
【請求項4】
式IIIa:
【化16】

[式中:
Xは、C1~10アルキレンまたはC2~10アルケニレンであり;
Y’は、以下の:
単結合、
−C(O)−、
−C(S)−、
−S(O)2−、
−S(O)2−N(R8)−、
【化17】

−C(O)−O−、
−C(O)−N(R8)−、
−C(S)−N(R8)−、
−C(O)−N(R8)−S(O)2−、
−C(O)−N(R8)−C(O)−、
−C(S)−N(R8)−C(O)−、
【化18】

−C(O)−C(O)−、
−C(O)−C(O)−O−、および
−C(=NH)−N(R8)−
からなる群より選択され;
Rは、以下の:
ハロゲン、
ヒドロキシ、
アルキル、
アルケニル、
ハロアルキル、
アルコキシ、
アルキルチオ、および
−N(R92
からなる群より選択され;
1は、以下の:
−R4
−X’−R4
−X’−Y−R4
−X’−Y−X’−Y−R4
−X’−R5
−X’’−O−NR1a−Y’−R1b、および
−X’’−O−N=C(R1’)(R1’’)
からなる群より選択され;
1a、R1b、R1’、R1’’、R2、およびR2aは、独立して以下の:
水素、
アルキル、
アルケニル、
アリール、
アリールアルキレニル、
ヘテロアリール、
ヘテロアリールアルキレニル、
ヘテロシクリル、
ヘテロシクリルアルキレニル、および
1個以上の置換基により置換された、アルキル、アルケニル、アリール、アリールアルキレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロシクリル、またはヘテロシクリルアルキレニルであって、前記1個以上の置換基は以下の:
ヒドロキシ、
アルキル、
ハロアルキル、
ヒドロキシアルキル、
アルコキシ、
ジアルキルアミノ、
−S(O)0~2−アルキル、
−S(O)0~2−アリール、
−NH−S(O)2−アルキル、
−NH−S(O)2−アリール、
ハロアルコキシ、
ハロゲン、
シアノ、
ニトロ、
アリール、
ヘテロアリール、
ヘテロシクリル、
アリールオキシ、
アリールアルキレンオキシ、
−C(O)−O−アルキル、
−C(O)−N(R82
−N(R8)−C(O)−アルキル、
−O−(CO)−アルキル、および
−C(O)−アルキル
からなる群より選択され;
からなる群より選択され;
またはR1aとR1bおよび/またはR2とR2aが、それらが結合している窒素原子およびY’と共に合体して、以下の:
【化19】

からなる群より選択される環を形成することが可能であり;
または、R1’とR1’’が合体して、下記の:
【化20】

(ここで、前記環の中の原子の総数は4〜9である)、および
【化21】

(ここで、前記環の中の原子の総数は4〜9である)
からなる群より選択される環構造を形成することが可能であり;
cおよびRdは独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アルキル、アルケニル、アリール、ハロアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、および−N(R92からなる群より選択されるか、またはRcとRdが合体して、縮合アリール環または1〜4個のヘテロ原子を含む縮合5〜10員ヘテロアリール環を形成することが可能であり;
3は、以下の:
−Z−R4
−Z−X’−R4
−Z−X’−Y−R4
−Z−X’−Y−X’−Y−R4、および
−Z−X’−R5
からなる群より選択され;
nは、0〜4の整数であり;
mは0または1であるが、ただし、mが1の場合には、nは0または1であり;
X’は、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、アリーレン、ヘテロアリーレン、およびヘテロシクリレンからなる群より選択されるが、ここで前記アルキレン、アルケニレン、およびアルキニレン基は、場合によってはアリーレン、ヘテロアリーレンまたはヘテロシクリレンによって分断されるか末端封止されていてもよいし、また、場合によっては1個以上の−O−基によって分断されていてもよく;
X’’は、−CH(R13)−アルキレン−または−CH(R13)−アルケニレン−であるが、ここで前記アルキレンおよびアルケニレンは、場合によっては、1個以上の−O−基によって分断されていてもよく;
Yは、以下の:
−S(O)0~2−、
−S(O)2−N(R8)−、
−C(R6)−、
−C(R6)−O−、
−O−C(R6)−、
−O−C(O)−O−、
−N(R8)−Q−、
−C(R6)−N(R8)−、
−O−C(R6)−N(R8)−、
−C(R6)−N(OR9)−、
【化22】

からなる群より選択され;
Zは、単結合または−O−であり;
4は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、およびヘテロシクリルからなる群より選択されるが、ここで前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、およびヘテロシクリル基は、非置換であっても、あるいは、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、アリール、アリールオキシ、アリールアルキレンオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルキレンオキシ、ヘテロシクリル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、(ジアルキルアミノ)アルキレンオキシ、そしてアルキル、アルケニル、アルキニルおよびヘテロシクリルの場合には、さらにオキソ、からなる群より独立して選択される1個以上の置換基により置換されていてもよく;
5は、以下の:
【化23】

からなる群より選択され;
6は、=Oおよび=Sからなる群より選択され;
7は、C2~7アルキレンであり;
8は、水素、C1~10アルキル、C2~10アルケニル、C1~10アルコキシ−C1~10アルキレニル、およびアリール−C1~10アルキレニルからなる群より選択され;
9は、水素およびアルキルからなる群より選択され;
10は、C3~8アルキレンであり;
11は、C1~6アルキレンまたはC2~6アルケニレンであるが、ここで前記アルキレンまたはアルケニレンは、場合によっては、1個のヘテロ原子によって分断されており;
12は、単結合、C1~5アルキレン、およびC2~5アルケニレンからなる群より選択されるが、ここで前記アルキレンまたはアルケニレンは、場合によっては、1個のヘテロ原子によって分断されており;
13は、水素、および場合によっては1個以上の−O−基によって分断されていてもよいアルキル、からなる群より選択され;
Aは、−CH2−、−O−、−C(O)−、−S(O)0~2−、および−N(R4)−からなる群より選択され;
A’は、−O−、−S(O)0~2−、−N(−Q−R4)−、および−CH2−からなる群より選択され;
Qは、単結合、−C(R6)−、−C(R6)−C(R6)−、−S(O)2−、−C(R6)−N(R8)−W−、−S(O)2−N(R8)−、−C(R6)−O−、および−C(R6)−N(OR9)−からなる群より選択され;
Vは、−C(R6)−、−O−C(R6)−、−N(R8)−C(R6)−、および−S(O)2−からなる群より選択され;
Wは、単結合、−C(O)−、および−S(O)2−からなる群より選択され;そして
aとbは独立して、1〜6の整数であるが、ただしa+b≦7である]の化合物;
または、その薬学的に許容される塩。
【請求項5】
式IIIa:
【化24】

[式中:
Xは、C1~10アルキレンまたはC2~10アルケニレンであり;
Y’は、以下の:
単結合、
−C(O)−、
−C(S)−、
−S(O)2−、
−S(O)2−N(R8)−、
【化25】

−C(O)−O−、
−C(O)−N(R8)−、
−C(S)−N(R8)−、
−C(O)−N(R8)−S(O)2−、
−C(O)−N(R8)−C(O)−、
−C(S)−N(R8)−C(O)−、
【化26】

−C(O)−C(O)−、
−C(O)−C(O)−O−、および
−C(=NH)−N(R8)−
からなる群より選択され;
2およびR2aは、独立して以下の:
水素、
アルキル、
アルケニル、
アリール、
アリールアルキレニル、
ヘテロアリール、
ヘテロアリールアルキレニル、
ヘテロシクリル、
ヘテロシクリルアルキレニル、および
1個以上の置換基により置換された、アルキル、アルケニル、アリール、アリールアルキレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロシクリル、またはヘテロシクリルアルキレニルであって、前記1個以上の置換基は以下の:
ヒドロキシ、
アルキル、
ハロアルキル、
ヒドロキシアルキル、
アルコキシ、
ジアルキルアミノ、
−S(O)0~2−アルキル、
−S(O)0~2−アリール、
−NH−S(O)2−アルキル、
−NH−S(O)2−アリール、
ハロアルコキシ、
ハロゲン、
シアノ、
ニトロ、
アリール、
ヘテロアリール、
ヘテロシクリル、
アリールオキシ、
アリールアルキレンオキシ、
−C(O)−O−アルキル、
−C(O)−N(R82
−N(R8)−C(O)−アルキル、
−O−(CO)−アルキル、および
−C(O)−アルキル
からなる群より選択され;
からなる群より選択され;
Rは、以下の:
ハロゲン、
ヒドロキシ、
アルキル、
アルケニル、
ハロアルキル、
アルコキシ、
アルキルチオ、および
−N(R92
からなる群より選択され;
1は、以下の:
−R4
−X’−R4
−X’−Y−R4
−X’−Y−X’−Y−R4
−X’−R5
−X’’−O−NH−Y’−R1’、および
−X’’−O−N=C(R1’)(R1’’)
からなる群より選択され;
3は、以下の:
−Z−R4
−Z−X’−R4
−Z−X’−Y−R4
−Z−X’−Y−X’−Y−R4、および
−Z−X’−R5
からなる群より選択され;
nは、0〜4の整数であり;
mは0または1であるが、ただし、mが1の場合には、nは0または1であり;
X’は、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、アリーレン、ヘテロアリーレン、およびヘテロシクリレンからなる群より選択されるが、ここで前記アルキレン、アルケニレン、およびアルキニレン基は、場合によってはアリーレン、ヘテロアリーレンまたはヘテロシクリレンによって分断されるか末端封止されていてもよいし、また、場合によっては1個以上の−O−基によって分断されていてもよく;
X’’は、−CH(R13)−アルキレン−または−CH(R13)−アルケニレン−であり;
Yは、以下の:
−S(O)0~2−、
−S(O)2−N(R8)−、
−C(R6)−、
−C(R6)−O−、
−O−C(R6)−、
−O−C(O)−O−、
−N(R8)−Q−、
−C(R6)−N(R8)−、
−O−C(R6)−N(R8)−、
−C(R6)−N(OR9)−、
【化27】

からなる群より選択され;
Zは、単結合または−O−であり;
4は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、およびヘテロシクリルからなる群より選択されるが、ここで前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、およびヘテロシクリル基は、非置換であっても、あるいは、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、アリール、アリールオキシ、アリールアルキレンオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルキレンオキシ、ヘテロシクリル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、(ジアルキルアミノ)アルキレンオキシ、そしてアルキル、アルケニル、アルキニルおよびヘテロシクリルの場合には、さらにオキソ、からなる群より独立して選択される1個以上の置換基により置換されていてもよく;
5は、以下の:
【化28】

からなる群より選択され;
1’およびR1’’は独立してR2と同一であるか、またはR1’とR1’’が合体して、以下の:
【化29】

(ここで、前記環の中の原子の総数は4〜9である)、および
【化30】

(ここで、前記環の中の原子の総数は4〜9である)
からなる群より選択される環構造を形成することが可能であり;
cおよびRdは独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アルキル、アルケニル、アリール、ハロアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、および−N(R92からなる群より選択されるか、またはRcとRdが合体して、縮合アリール環または1〜4個のヘテロ原子を含む縮合5〜10員ヘテロアリール環を形成することが可能であり;
6は、=Oおよび=Sからなる群より選択され;
7は、C2~7アルキレンであり;
8は、水素、C1~10アルキル、C2~10アルケニル、C1~10アルコキシ−C1~10アルキレニル、およびアリール−C1~10アルキレニルからなる群より選択され;
9は、水素およびアルキルからなる群より選択され;
10は、C3~8アルキレンであり;
11は、C1~6アルキレンまたはC2~6アルケニレンであるが、ここで前記アルキレンまたはアルケニレンは、場合によっては、1個のヘテロ原子によって分断されており;
12は、単結合、C1~5アルキレン、およびC2~5アルケニレンからなる群より選択されるが、ここで前記アルキレンまたはアルケニレンは、場合によっては、1個のヘテロ原子によって分断されており;
13は、水素、および場合によっては1個以上の−O−基によって分断されていてもよいアルキル、からなる群より選択され;
Aは、−CH2−、−O−、−C(O)−、−S(O)0~2−、および−N(R4)−からなる群より選択され;
A’は、−O−、−S(O)0~2−、−N(−Q−R4)−、および−CH2−からなる群より選択され;
Qは、単結合、−C(R6)−、−C(R6)−C(R6)−、−S(O)2−、−C(R6)−N(R8)−W−、−S(O)2−N(R8)−、−C(R6)−O−、および−C(R6)−N(OR9)−からなる群より選択され;
Vは、−C(R6)−、−O−C(R6)−、−N(R8)−C(R6)−、および−S(O)2−からなる群より選択され;
Wは、単結合、−C(O)−、および−S(O)2−からなる群より選択され;そして
aとbは独立して、1〜6の整数であるが、ただしa+b≦7である]の化合物;
または、その薬学的に許容される塩。
【請求項6】
式IV:
【化31】

[式中:
Xは、C1~10アルキレンまたはC2~10アルケニレンであり;
Y’は、以下の:
単結合、
−C(O)−、
−C(S)−、
−S(O)2−、
−S(O)2−N(R8)−、
【化32】

−C(O)−O−、
−C(O)−N(R8)−、
−C(S)−N(R8)−、
−C(O)−N(R8)−S(O)2−、
−C(O)−N(R8)−C(O)−、
−C(S)−N(R8)−C(O)−、
【化33】

−C(O)−C(O)−、
−C(O)−C(O)−O−、および
−C(=NH)−N(R8)−
からなる群より選択され;
Rは、以下の:
ハロゲン、
ヒドロキシ、
アルキル、
アルケニル、
ハロアルキル、
アルコキシ、
アルキルチオ、および
−N(R92
からなる群より選択され;
nは、0〜4の整数であり;
2およびR2aは、独立して以下の:
水素、
アルキル、
アルケニル、
アリール、
アリールアルキレニル、
ヘテロアリール、
ヘテロアリールアルキレニル、
ヘテロシクリル、
ヘテロシクリルアルキレニル、および
1個以上の置換基により置換された、アルキル、アルケニル、アリール、アリールアルキレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロシクリル、またはヘテロシクリルアルキレニルであって、前記1個以上の置換基は以下の:
ヒドロキシ、
アルキル、
ハロアルキル、
ヒドロキシアルキル、
アルコキシ、
ジアルキルアミノ、
−S(O)0~2−アルキル、
−S(O)0~2−アリール、
−NH−S(O)2−アルキル、
−NH−S(O)2−アリール、
ハロアルコキシ、
ハロゲン、
シアノ、
ニトロ、
アリール、
ヘテロアリール、
ヘテロシクリル、
アリールオキシ、
アリールアルキレンオキシ、
−C(O)−O−アルキル、
−C(O)−N(R82
−N(R8)−C(O)−アルキル、
−O−(CO)−アルキル、および
−C(O)−アルキル
からなる群より選択され;
からなる群より選択され;
8は、水素、C1~10アルキル、C2~10アルケニル、C1~10アルコキシ−C1~10アルキレニル、およびアリール−C1~10アルキレニルからなる群より選択され;
9は、水素およびアルキルからなる群より選択され;
10は、C3~8アルキレンであり;そして
R’は、水素または非妨害置換基である]の化合物;
または、その薬学的に許容される塩。
【請求項7】
式(IVa):
【化34】

[式中:
Xは、C1~10アルキレンまたはC2~10アルケニレンであり;
Y’は、以下の:
単結合、
−C(O)−、
−C(S)−、
−S(O)2−、
−S(O)2−N(R8)−、
【化35】

−C(O)−O−、
−C(O)−N(R8)−、
−C(S)−N(R8)−、
−C(O)−N(R8)−S(O)2−、
−C(O)−N(R8)−C(O)−、
−C(S)−N(R8)−C(O)−、
【化36】

−C(O)−C(O)−、
−C(O)−C(O)−O−、および
−C(=NH)−N(R8)−
からなる群より選択され;
Rは、以下の:
ハロゲン、
ヒドロキシ、
アルキル、
アルケニル、
ハロアルキル、
アルコキシ、
アルキルチオ、および
−N(R92
からなる群より選択され;
1は、以下の:
−R4
−X’−R4
−X’−Y−R4
−X’−Y−X’−Y−R4
−X’−R5
−X’’−O−NR1a−Y’−R1b、および
−X’’−O−N=C(R1’)(R1’’)
からなる群より選択され;
1a、R1b、R1’、R1’’、R2、およびR2aは、独立して以下の:
水素、
アルキル、
アルケニル、
アリール、
アリールアルキレニル、
ヘテロアリール、
ヘテロアリールアルキレニル、
ヘテロシクリル、
ヘテロシクリルアルキレニル、および
1個以上の置換基により置換された、アルキル、アルケニル、アリール、アリールアルキレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロシクリル、またはヘテロシクリルアルキレニルであって、前記1個以上の置換基は以下の:
ヒドロキシ、
アルキル、
ハロアルキル、
ヒドロキシアルキル、
アルコキシ、
ジアルキルアミノ、
−S(O)0~2−アルキル、
−S(O)0~2−アリール、
−NH−S(O)2−アルキル、
−NH−S(O)2−アリール、
ハロアルコキシ、
ハロゲン、
シアノ、
ニトロ、
アリール、
ヘテロアリール、
ヘテロシクリル、
アリールオキシ、
アリールアルキレンオキシ、
−C(O)−O−アルキル、
−C(O)−N(R82
−N(R8)−C(O)−アルキル、
−O−(CO)−アルキル、および
−C(O)−アルキル
からなる群より選択され;
からなる群より選択され;
またはR1aとR1bおよび/またはR2とR2aが、それらが結合している窒素原子およびY’と共に合体して、以下の:
【化37】

からなる群より選択される環を形成することが可能であり;
または、R1’とR1’’が合体して、以下の:
【化38】

(ここで、前記環の中の原子の総数は4〜9である)、および
【化39】

(ここで、前記環の中の原子の総数は4〜9である)
からなる群より選択される環構造を形成することが可能であり;
cおよびRdは独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アルキル、アルケニル、アリール、ハロアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、および−N(R92からなる群より選択されるか、またはRcとRdが合体して、縮合アリール環または1〜4個のヘテロ原子を含む縮合5〜10員ヘテロアリール環を形成することが可能であり;
nは、0〜4の整数であり;
X’は、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、アリーレン、ヘテロアリーレン、およびヘテロシクリレンからなる群より選択されるが、ここで前記アルキレン、アルケニレン、およびアルキニレン基は、場合によってはアリーレン、ヘテロアリーレンまたはヘテロシクリレンによって分断されるか末端封止されていてもよいし、また、場合によっては1個以上の−O−基によって分断されていてもよく;
X’’は、−CH(R13)−アルキレン−または−CH(R13)−アルケニレン−であるが、ここで前記アルキレンおよびアルケニレンは、場合によっては、1個以上の−O−基によって分断されていてもよく;
Yは、以下の:
−S(O)0~2−、
−S(O)2−N(R8)−、
−C(R6)−、
−C(R6)−O−、
−O−C(R6)−、
−O−C(O)−O−、
−N(R8)−Q−、
−C(R6)−N(R8)−、
−O−C(R6)−N(R8)−、
−C(R6)−N(OR9)−、
【化40】

からなる群より選択され;
4は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、およびヘテロシクリルからなる群より選択されるが、ここで前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、およびヘテロシクリル基は、非置換であっても、あるいは、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、アリール、アリールオキシ、アリールアルキレンオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルキレンオキシ、ヘテロシクリル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、(ジアルキルアミノ)アルキレンオキシ、そしてアルキル、アルケニル、アルキニルおよびヘテロシクリルの場合には、さらにオキソ、からなる群より独立して選択される1個以上の置換基により置換されていてもよく;
5は、以下の:
【化41】

からなる群より選択され;
6は、=Oおよび=Sからなる群より選択され;
7は、C2~7アルキレンであり;
8は、水素、C1~10アルキル、C2~10アルケニル、C1~10アルコキシ−C1~10アルキレニル、およびアリール−C1~10アルキレニルからなる群より選択され;
9は、水素およびアルキルからなる群より選択され;
10は、C3~8アルキレンであり;
11は、C1~6アルキレンまたはC2~6アルケニレンであるが、ここで前記アルキレンまたはアルケニレンは、場合によっては、1個のヘテロ原子によって分断されており;
12は、単結合、C1~5アルキレン、およびC2~5アルケニレンからなる群より選択されるが、ここで前記アルキレンまたはアルケニレンは、場合によっては、1個のヘテロ原子によって分断されており;
13は、水素、および場合によっては1個以上の−O−基によって分断されていてもよいアルキル、からなる群より選択され;
Aは、−CH2−、−O−、−C(O)−、−S(O)0~2−、および−N(R4)−からなる群より選択され;
A’は、−O−、−S(O)0~2−、−N(−Q−R4)−、および−CH2−からなる群より選択され;
Qは、単結合、−C(R6)−、−C(R6)−C(R6)−、−S(O)2−、−C(R6)−N(R8)−W−、−S(O)2−N(R8)−、−C(R6)−O−、および−C(R6)−N(OR9)−からなる群より選択され;
Vは、−C(R6)−、−O−C(R6)−、−N(R8)−C(R6)−、および−S(O)2−からなる群より選択され;
Wは、単結合、−C(O)−、および−S(O)2−からなる群より選択され;そして
aとbは独立して、1〜6の整数であるが、ただしa+b≦7である]の化合物;
または、その薬学的に許容される塩。
【請求項8】
式IVa:
【化42】

[式中:
Xは、C1~10アルキレンまたはC2~10アルケニレンであり;
Y’は、以下の:
単結合、
−C(O)−、
−C(S)−、
−S(O)2−、
−S(O)2−N(R8)−、
【化43】

−C(O)−O−、
−C(O)−N(R8)−、
−C(S)−N(R8)−、
−C(O)−N(R8)−S(O)2−、
−C(O)−N(R8)−C(O)−、
−C(S)−N(R8)−C(O)−、
【化44】

−C(O)−C(O)−、
−C(O)−C(O)−O−、および
−C(=NH)−N(R8)−
からなる群より選択され;
2およびR2aは、独立して以下の:
水素、
アルキル、
アルケニル、
アリール、
アリールアルキレニル、
ヘテロアリール、
ヘテロアリールアルキレニル、
ヘテロシクリル、
ヘテロシクリルアルキレニル、および
1個以上の置換基により置換された、アルキル、アルケニル、アリール、アリールアルキレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロシクリル、またはヘテロシクリルアルキレニルであって、前記1個以上の置換基は以下の:
ヒドロキシ、
アルキル、
ハロアルキル、
ヒドロキシアルキル、
アルコキシ、
ジアルキルアミノ、
−S(O)0~2−アルキル、
−S(O)0~2−アリール、
−NH−S(O)2−アルキル、
−NH−S(O)2−アリール、
ハロアルコキシ、
ハロゲン、
シアノ、
ニトロ、
アリール、
ヘテロアリール、
ヘテロシクリル、
アリールオキシ、
アリールアルキレンオキシ、
−C(O)−O−アルキル、
−C(O)−N(R82
−N(R8)−C(O)−アルキル、
−O−(CO)−アルキル、および
−C(O)−アルキル
からなる群より選択され;
からなる群より選択され;
Rは、以下の:
ハロゲン、
ヒドロキシ、
アルキル、
アルケニル、
ハロアルキル、
アルコキシ、
アルキルチオ、および
−N(R92
からなる群より選択され;
nは、0〜4の整数であり;
1は、以下の:
−R4
−X’−R4
−X’−Y−R4
−X’−Y−X’−Y−R4
−X’−R5
−X’’−O−NH−Y’−R1’、および
−X’’−O−N=C(R1’)(R1’’)
からなる群より選択され;
X’は、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、アリーレン、ヘテロアリーレン、およびヘテロシクリレンからなる群より選択されるが、ここで前記アルキレン、アルケニレン、およびアルキニレン基は、場合によってはアリーレン、ヘテロアリーレンまたはヘテロシクリレンによって分断されるか末端封止されていてもよいし、また、場合によっては1個以上の−O−基によって分断されていてもよく;
X’’は、−CH(R13)−アルキレン−または−CH(R13)−アルケニレン−であり;
Yは、以下の:
−S(O)0~2−、
−S(O)2−N(R8)−、
−C(R6)−、
−C(R6)−O−、
−O−C(R6)−、
−O−C(O)−O−、
−N(R8)−Q−、
−C(R6)−N(R8)−、
−O−C(R6)−N(R8)−、
−C(R6)−N(OR9)−、
【化45】

からなる群より選択され;
4は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、およびヘテロシクリルからなる群より選択されるが、ここで前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、およびヘテロシクリル基は、非置換であっても、あるいは、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、アリール、アリールオキシ、アリールアルキレンオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルキレンオキシ、ヘテロシクリル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、(ジアルキルアミノ)アルキレンオキシ、そしてアルキル、アルケニル、アルキニルおよびヘテロシクリルの場合には、さらにオキソ、からなる群より独立して選択される1個以上の置換基により置換されていてもよく;
5は、以下の:
【化46】

からなる群より選択され;
1’およびR1’’は独立してR2であるか、またはR1’とR1’’が合体して、以下の:
【化47】

(ここで、前記環の中の原子の総数は4〜9である)、および
【化48】

(ここで、前記環の中の原子の総数は4〜9である)
からなる群より選択される環構造を形成することが可能であり;
cおよびRdは独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アルキル、アルケニル、アリール、ハロアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、および−N(R92からなる群より選択されるか、またはRcとRdが合体して、縮合アリール環または1〜4個のヘテロ原子を含む縮合5〜10員ヘテロアリール環を形成することが可能であり;
6は、=Oおよび=Sからなる群より選択され;
7は、C2~7アルキレンであり;
8は、水素、C1~10アルキル、C2~10アルケニル、C1~10アルコキシ−C1~10アルキレニル、およびアリール−C1~10アルキレニルからなる群より選択され;
9は、水素およびアルキルからなる群より選択され;
10は、C3~8アルキレンであり;
11は、C1~6アルキレンまたはC2~6アルケニレンであるが、ここで前記アルキレンまたはアルケニレンは、場合によっては、1個のヘテロ原子によって分断されており;
12は、単結合、C1~5アルキレン、およびC2~5アルケニレンからなる群より選択されるが、ここで前記アルキレンまたはアルケニレンは、場合によっては、1個のヘテロ原子によって分断されており;
13は、水素、および場合によっては1個以上の−O−基によって分断されていてもよいアルキル、からなる群より選択され;
Aは、−CH2−、−O−、−C(O)−、−S(O)0~2−、および−N(R4)−からなる群より選択され;
A’は、−O−、−S(O)0~2−、−N(−Q−R4)−、および−CH2−からなる群より選択され;
Qは、単結合、−C(R6)−、−C(R6)−C(R6)−、−S(O)2−、−C(R6)−N(R8)−W−、−S(O)2−N(R8)−、−C(R6)−O−、および−C(R6)−N(OR9)−からなる群より選択され;
Vは、−C(R6)−、−O−C(R6)−、−N(R8)−C(R6)−、および−S(O)2−からなる群より選択され;
Wは、単結合、−C(O)−、および−S(O)2−からなる群より選択され;そして
aとbは独立して、1〜6の整数であるが、ただしa+b≦7である]の化合物;
または、その薬学的に許容される塩。
【請求項9】
式V:
【化49】

[式中:
Xは、C1~10アルキレンまたはC2~10アルケニレンであり;
Y’は、以下の:
単結合、
−C(O)−、
−C(S)−、
−S(O)2−、
−S(O)2−N(R8)−、
【化50】

−C(O)−O−、
−C(O)−N(R8)−、
−C(S)−N(R8)−、
−C(O)−N(R8)−S(O)2−、
−C(O)−N(R8)−C(O)−、
−C(S)−N(R8)−C(O)−、
【化51】

−C(O)−C(O)−、
−C(O)−C(O)−O−、および
−C(=NH)−N(R8)−
からなる群より選択され;
Rは、以下の:
ハロゲン、
ヒドロキシ、
アルキル、
アルケニル、
ハロアルキル、
アルコキシ、
アルキルチオ、および
−N(R92
からなる群より選択され;
1は、以下の:
−R4
−X’−R4
−X’−Y−R4
−X’−Y−X’−Y−R4
−X’−R5
−X’’−O−NR1a−Y’−R1b、および
−X’’−O−N=C(R1’)(R1’’)
からなる群より選択され;
1a、R1b、R1’、R1’’、R2、およびR2aは、独立して以下の:
水素、
アルキル、
アルケニル、
アリール、
アリールアルキレニル、
ヘテロアリール、
ヘテロアリールアルキレニル、
ヘテロシクリル、
ヘテロシクリルアルキレニル、および
1個以上の置換基により置換された、アルキル、アルケニル、アリール、アリールアルキレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロシクリル、またはヘテロシクリルアルキレニルであって、前記1個以上の置換基は以下の:
ヒドロキシ、
アルキル、
ハロアルキル、
ヒドロキシアルキル、
アルコキシ、
ジアルキルアミノ、
−S(O)0~2−アルキル、
−S(O)0~2−アリール、
−NH−S(O)2−アルキル、
−NH−S(O)2−アリール、
ハロアルコキシ、
ハロゲン、
シアノ、
ニトロ、
アリール、
ヘテロアリール、
ヘテロシクリル、
アリールオキシ、
アリールアルキレンオキシ、
−C(O)−O−アルキル、
−C(O)−N(R82
−N(R8)−C(O)−アルキル、
−O−(CO)−アルキル、および
−C(O)−アルキル
からなる群より選択され;
からなる群より選択され;
またはR1aとR1bおよび/またはR2とR2aが、それらが結合している窒素原子およびY’と共に合体して、以下の:
【化52】

からなる群より選択される環を形成することが可能であり;
または、R1’とR1’’が合体して、下記の:
【化53】

(ここで、前記環の中の原子の総数は4〜9である)、および
【化54】

(ここで、前記環の中の原子の総数は4〜9である)
からなる群より選択される環構造を形成することが可能であり;
cおよびRdは独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アルキル、アルケニル、アリール、ハロアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、および−N(R92からなる群より選択されるか、またはRcとRdが合体して、縮合アリール環または1〜4個のヘテロ原子を含む縮合5〜10員ヘテロアリール環を形成することが可能であり;
3は、以下の:
−Z−R4
−Z−X’−R4
−Z−X’−Y−R4
−Z−X’−Y−X’−Y−R4、および
−Z−X’−R5
からなる群より選択され;
pは、0〜3の整数であり;
mは0または1であるが、ただし、mが1の場合には、pは0または1であり;
X’は、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、アリーレン、ヘテロアリーレン、およびヘテロシクリレンからなる群より選択されるが、ここで前記アルキレン、アルケニレン、およびアルキニレン基は、場合によってはアリーレン、ヘテロアリーレンまたはヘテロシクリレンによって分断されるか末端封止されていてもよいし、また、場合によっては1個以上の−O−基によって分断されていてもよく;
X’’は、−CH(R13)−アルキレン−または−CH(R13)−アルケニレン−であるが、ここで前記アルキレンおよびアルケニレンは、場合によっては、1個以上の−O−基によって分断されていてもよく;
Yは、以下の:
−S(O)0~2−、
−S(O)2−N(R8)−、
−C(R6)−、
−C(R6)−O−、
−O−C(R6)−、
−O−C(O)−O−、
−N(R8)−Q−、
−C(R6)−N(R8)−、
−O−C(R6)−N(R8)−、
−C(R6)−N(OR9)−、
【化55】

からなる群より選択され;
Zは、単結合または−O−であり;
4は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、およびヘテロシクリルからなる群より選択されるが、ここで前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、およびヘテロシクリル基は、非置換であっても、あるいは、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、アリール、アリールオキシ、アリールアルキレンオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルキレンオキシ、ヘテロシクリル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、(ジアルキルアミノ)アルキレンオキシ、そしてアルキル、アルケニル、アルキニルおよびヘテロシクリルの場合には、さらにオキソ、からなる群より独立して選択される1個以上の置換基により置換されていてもよく;
5は、以下の:
【化56】

からなる群より選択され;
6は、=Oおよび=Sからなる群より選択され;
7は、C2~7アルキレンであり;
8は、水素、C1~10アルキル、C2~10アルケニル、C1~10アルコキシ−C1~10アルキレニル、およびアリール−C1~10アルキレニルからなる群より選択され;
9は、水素およびアルキルからなる群より選択され;
10は、C3~8アルキレンであり;
11は、C1~6アルキレンまたはC2~6アルケニレンであるが、ここで前記アルキレンまたはアルケニレンは、場合によっては、1個のヘテロ原子によって分断されており;
12は、単結合、C1~5アルキレン、およびC2~5アルケニレンからなる群より選択されるが、ここで前記アルキレンまたはアルケニレンは、場合によっては、1個のヘテロ原子によって分断されており;
13は、水素、および場合によっては1個以上の−O−基によって分断されていてもよいアルキル、からなる群より選択され;
Aは、−CH2−、−O−、−C(O)−、−S(O)0~2−、および−N(R4)−からなる群より選択され;
A’は、−O−、−S(O)0~2−、−N(−Q−R4)−、および−CH2−からなる群より選択され;
Qは、単結合、−C(R6)−、−C(R6)−C(R6)−、−S(O)2−、−C(R6)−N(R8)−W−、−S(O)2−N(R8)−、−C(R6)−O−、および−C(R6)−N(OR9)−からなる群より選択され;
Vは、−C(R6)−、−O−C(R6)−、−N(R8)−C(R6)−、および−S(O)2−からなる群より選択され;
Wは、単結合、−C(O)−、および−S(O)2−からなる群より選択され;そして
aとbは独立して、1〜6の整数であるが、ただしa+b≦7である]の化合物;
または、その薬学的に許容される塩。
【請求項10】
式VI:
【化57】

[式中:
Xは、C1~10アルキレンまたはC2~10アルケニレンであり;
A2およびRB2は、それぞれ独立して以下の:
水素、
ハロゲン、
アルキル、
アルケニル、
アルコキシ、
アルキルチオ、および
−N(R92
からなる群より選択され;
Y’は、以下の:
単結合、
−C(O)−、
−C(S)−、
−S(O)2−、
−S(O)2−N(R8)−、
【化58】

−C(O)−O−、
−C(O)−N(R8)−、
−C(S)−N(R8)−、
−C(O)−N(R8)−S(O)2−、
−C(O)−N(R8)−C(O)−、
−C(S)−N(R8)−C(O)−、
【化59】

−C(O)−C(O)−、
−C(O)−C(O)−O−、および
−C(=NH)−N(R8)−
からなる群より選択され;
1は、以下の:
−R4
−X’−R4
−X’−Y−R4
−X’−Y−X’−Y−R4
−X’−R5
−X’’−O−NR1a−Y’−R1b、および
−X’’−O−N=C(R1’)(R1’’)
からなる群より選択され;
1a、R1b、R1’、R1’’、R2、およびR2aは、独立して以下の:
水素、
アルキル、
アルケニル、
アリール、
アリールアルキレニル、
ヘテロアリール、
ヘテロアリールアルキレニル、
ヘテロシクリル、
ヘテロシクリルアルキレニル、および
1個以上の置換基により置換された、アルキル、アルケニル、アリール、アリールアルキレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロシクリル、またはヘテロシクリルアルキレニルであって、前記1個以上の置換基は以下の:
ヒドロキシ、
アルキル、
ハロアルキル、
ヒドロキシアルキル、
アルコキシ、
ジアルキルアミノ、
−S(O)0~2−アルキル、
−S(O)0~2−アリール、
−NH−S(O)2−アルキル、
−NH−S(O)2−アリール、
ハロアルコキシ、
ハロゲン、
シアノ、
ニトロ、
アリール、
ヘテロアリール、
ヘテロシクリル、
アリールオキシ、
アリールアルキレンオキシ、
−C(O)−O−アルキル、
−C(O)−N(R82
−N(R8)−C(O)−アルキル、
−O−(CO)−アルキル、および
−C(O)−アルキル
からなる群より選択され;
からなる群より選択され;
またはR1aとR1bおよび/またはR2とR2aが、それらが結合している窒素原子およびY’と共に合体して、以下の:
【化60】

からなる群より選択される環を形成することが可能であり;
または、R1’とR1’’が合体して、下記の:
【化61】

(ここで、前記環の中の原子の総数は4〜9である)、および
【化62】

(ここで、前記環の中の原子の総数は4〜9である)
からなる群より選択される環構造を形成することが可能であり;
cおよびRdは独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アルキル、アルケニル、アリール、ハロアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、および−N(R92からなる群より選択されるか、またはRcとRdが合体して、縮合アリール環または1〜4個のヘテロ原子を含む縮合5〜10員ヘテロアリール環を形成することが可能であり;
X’は、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、アリーレン、ヘテロアリーレン、およびヘテロシクリレンからなる群より選択されるが、ここで前記アルキレン、アルケニレン、およびアルキニレン基は、場合によってはアリーレン、ヘテロアリーレンまたはヘテロシクリレンによって分断されるか末端封止されていてもよいし、また、場合によっては1個以上の−O−基によって分断されていてもよく;
X’’は、−CH(R13)−アルキレン−または−CH(R13)−アルケニレン−であるが、ここで前記アルキレンおよびアルケニレンは、場合によっては、1個以上の−O−基によって分断されていてもよく;
Yは、以下の:
−S(O)0~2−、
−S(O)2−N(R8)−、
−C(R6)−、
−C(R6)−O−、
−O−C(R6)−、
−O−C(O)−O−、
−N(R8)−Q−、
−C(R6)−N(R8)−、
−O−C(R6)−N(R8)−、
−C(R6)−N(OR9)−、
【化63】

からなる群より選択され;
4は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、およびヘテロシクリルからなる群より選択されるが、ここで前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、およびヘテロシクリル基は、非置換であっても、あるいは、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、アリール、アリールオキシ、アリールアルキレンオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルキレンオキシ、ヘテロシクリル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、(ジアルキルアミノ)アルキレンオキシ、そしてアルキル、アルケニル、アルキニルおよびヘテロシクリルの場合には、さらにオキソ、からなる群より独立して選択される1個以上の置換基により置換されていてもよく;
5は、以下の:
【化64】

からなる群より選択され;
6は、=Oおよび=Sからなる群より選択され;
7は、C2~7アルキレンであり;
8は、水素、C1~10アルキル、C2~10アルケニル、C1~10アルコキシ−C1~10アルキレニル、およびアリール−C1~10アルキレニルからなる群より選択され;
9は、水素およびアルキルからなる群より選択され;
10は、C3~8アルキレンであり;
11は、C1~6アルキレンまたはC2~6アルケニレンであるが、ここで前記アルキレンまたはアルケニレンは、場合によっては、1個のヘテロ原子によって分断されており;
12は、単結合、C1~5アルキレン、およびC2~5アルケニレンからなる群より選択されるが、ここで前記アルキレンまたはアルケニレンは、場合によっては、1個のヘテロ原子によって分断されており;
13は、水素、および場合によっては1個以上の−O−基によって分断されていてもよいアルキル、からなる群より選択され;
Aは、−CH2−、−O−、−C(O)−、−S(O)0~2−、および−N(R4)−からなる群より選択され;
A’は、−O−、−S(O)0~2−、−N(−Q−R4)−、および−CH2−からなる群より選択され;
Qは、単結合、−C(R6)−、−C(R6)−C(R6)−、−S(O)2−、−C(R6)−N(R8)−W−、−S(O)2−N(R8)−、−C(R6)−O−、および−C(R6)−N(OR9)−からなる群より選択され;
Vは、−C(R6)−、−O−C(R6)−、−N(R8)−C(R6)−、および−S(O)2−からなる群より選択され;
Wは、単結合、−C(O)−、および−S(O)2−からなる群より選択され;そして
aとbは独立して、1〜6の整数であるが、ただしa+b≦7である]の化合物;
または、その薬学的に許容される塩。
【請求項11】
pが0である、請求項9に記載の化合物または塩。
【請求項12】
mが0である、請求項4、5、9、または11のいずれか1項に記載の化合物または塩。
【請求項13】
nが0である、請求項3〜8のいずれか1項、または請求項4もしくは5のいずれか1項に従属する請求項12に記載の化合物または塩。
【請求項14】
mおよびnが0である、請求項4もしくは5のいずれか1項、または請求項4、5、もしくは12のいずれか1項に従属する請求項13に記載の化合物または塩。
【請求項15】
pおよびmが0である、請求項9、または請求項9もしくは11のいずれか1項に従属する請求項12に記載の化合物または塩。
【請求項16】
A2およびRB2がそれぞれメチルである、請求項10に記載の化合物または塩。
【請求項17】
R’が、以下の:
−R4
−X’−R4
−X’−Y−R4
−X’−Y−X’−Y−R4
−X’−R5
−X’’−O−NH−Y’−R1’、および
−X’’−O−N=C(R1’)(R1’’)
からなる群より選択され;
X’は、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、アリーレン、ヘテロアリーレン、およびヘテロシクリレンからなる群より選択されるが、ここで前記アルキレン、アルケニレン、およびアルキニレン基は、場合によってはアリーレン、ヘテロアリーレンまたはヘテロシクリレンによって分断されるか末端封止されていてもよいし、また、場合によっては1個以上の−O−基によって分断されていてもよく;
X’’は、−CH(R13)アルキレンまたは−CH(R13)アルケニレンであり;
Yは、以下の:
−S(O)0~2−、
−S(O)2−N(R8)−、
−C(R6)−、
−C(R6)−O−、
−O−C(R6)−、
−O−C(O)−O−、
−N(R8)−Q−、
−C(R6)−N(R8)−、
−O−C(R6)−N(R8)−、
−C(R6)−N(OR9)−、
【化65】

からなる群より選択され;
4は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、およびヘテロシクリルからなる群より選択されるが、ここで前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、およびヘテロシクリル基は、非置換であっても、あるいは、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、アリール、アリールオキシ、アリールアルキレンオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルキレンオキシ、ヘテロシクリル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、(ジアルキルアミノ)アルキレンオキシ、そしてアルキル、アルケニル、アルキニルおよびヘテロシクリルの場合には、さらにオキソ、からなる群より独立して選択される1個以上の置換基により置換されていてもよく;
5は、以下の
【化66】

からなる群より選択され;
1’およびR1’’は独立してR2であるか、またはR1’とR1’’が合体して、以下の:
【化67】

(ここで、前記環の中の原子の総数は4〜9である)、および
【化68】

(ここで、前記環の中の原子の総数は4〜9である)
からなる群より選択される環構造を形成することが可能であり;
cおよびRdは独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アルキル、アルケニル、アリール、ハロアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、および−N(R92からなる群より選択されるか、またはRcとRdが合体して、縮合アリール環または1〜4個のヘテロ原子を含む縮合5〜10員ヘテロアリール環を形成することが可能であり;
6は、=Oおよび=Sからなる群より選択され;
7は、C2~7アルキレンであり;
8は、水素、C1~10アルキル、C2~10アルケニル、C1~10アルコキシ−C1~10アルキレニル、およびアリール−C1~10アルキレニルからなる群より選択され;
9は、水素およびアルキルからなる群より選択され;
10は、C3~8アルキレンであり;
11は、C1~6アルキレンまたはC2~6アルケニレンであるが、ここで前記アルキレンまたはアルケニレンは、場合によっては、1個のヘテロ原子によって分断されており;
12は、単結合、C1~5アルキレン、およびC2~5アルケニレンからなる群より選択されるが、ここで前記アルキレンまたはアルケニレンは、場合によっては、1個のヘテロ原子によって分断されており;
13は、水素、および場合によっては1個または複数の−O−基によって分断されていてもよいアルキル、からなる群より選択され;
Aは、−CH2−、−O−、−C(O)−、−S(O)0~2−、および−N(R4)−からなる群より選択され;
A’は、−O−、−S(O)0~2−、−N(−Q−R4)−、および−CH2−からなる群より選択され;
Qは、単結合、−C(R6)−、−C(R6)−C(R6)−、−S(O)2−、−C(R6)−N(R8)−W−、−S(O)2−N(R8)−、−C(R6)−O−、および−C(R6)−N(OR9)−からなる群より選択され;
Vは、−C(R6)−、−O−C(R6)−、−N(R8)−C(R6)−、および−S(O)2−からなる群より選択され;
Wは、単結合、−C(O)−、および−S(O)2−からなる群より選択され;そして
aとbは独立して、1〜6の整数であるが、ただしa+b≦7である、
請求項1、3もしくは6のいずれか1項、または請求項3もしくは6のいずれか1項に従属する請求項13に記載の化合物または塩。
【請求項18】
R’’’が、nが1の場合にはRまたはR3であり、nが2の場合にはRまたは1個のRおよび1個のR3であり、またはnが3〜4の場合にはRであり;
Rは、以下の:
ハロゲン、
ヒドロキシ、
アルキル、
アルケニル、
ハロアルキル、
アルコキシ、
アルキルチオ、および
−N(R92
からなる群より選択され;
3は、以下の:
−Z−R4
−Z−X’−R4
−Z−X’−Y−R4
−Z−X’−Y−X’−Y−R4、および
−Z−X’−R5
からなる群より選択され;
nは0〜4であり;
Zは、単結合または−O−であり;
X’は、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、アリーレン、ヘテロアリーレン、およびヘテロシクリレンからなる群より選択されるが、ここで前記アルキレン、アルケニレン、およびアルキニレン基は、場合によってはアリーレン、ヘテロアリーレンまたはヘテロシクリレンによって分断されるか末端封止されていてもよいし、また、場合によっては1個以上の−O−基によって分断されていてもよく;
Yは、以下の:
−S(O)0~2−、
−S(O)2−N(R8)−、
−C(R6)−、
−C(R6)−O−、
−O−C(R6)−、
−O−C(O)−O−、
−N(R8)−Q−、
−C(R6)−N(R8)−、
−O−C(R6)−N(R8)−、
−C(R6)−N(OR9)−、
【化69】

からなる群より選択され;
4は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、およびヘテロシクリルからなる群より選択されるが、ここで前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、およびヘテロシクリル基は、非置換であっても、あるいは、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、アリール、アリールオキシ、アリールアルキレンオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルキレンオキシ、ヘテロシクリル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、(ジアルキルアミノ)アルキレンオキシ、そしてアルキル、アルケニル、アルキニルおよびヘテロシクリルの場合には、さらにオキソ、からなる群より独立して選択される1個以上の置換基により置換されていてもよく;
5は、以下の
【化70】

からなる群より選択され;
6は、=Oおよび=Sからなる群より選択され;
7は、C2~7アルキレンであり;
8は、水素、C1~10アルキル、C2~10アルケニル、C1~10アルコキシ−C1~10アルキレニル、およびアリール−C1~10アルキレニルからなる群より選択され;
9は、水素およびアルキルからなる群より選択され;
10は、C3~8アルキレンであり;
Aは、−CH2−、−O−、−C(O)−、−S(O)0~2−、および−N(R4)−からなる群より選択され;
Qは、単結合、−C(R6)−、−C(R6)−C(R6)−、−S(O)2−、−C(R6)−N(R8)−W−、−S(O)2−N(R8)−、−C(R6)−O−、および−C(R6)−N(OR9)−からなる群より選択され;
Vは、−C(R6)−、−O−C(R6)−、−N(R8)−C(R6)−、および−S(O)2−からなる群より選択され;
Wは、単結合、−C(O)−、および−S(O)2−からなる群より選択され;そして
aとbは独立して、1〜6の整数であるが、ただしa+b≦7である、
請求項1、請求項3、または請求項1もしくは3のいずれか1項に従属する請求項17に記載の化合物または塩。
【請求項19】
1が、アルキル、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、ヒドロキシアルキル、アルキルスルホニルアルキレニル、−X’−Y−R4、および−X’−R5からなる群より選択されるが、ここで、X’は、アルキレンであり;Yは、以下の:−N(R8)−C(O)−、−N(R8)−S(O)2−、−N(R8)−S(O)2−N(R8)−、−N(R8)−C(O)−N(R8)−、−N(R8)−C(O)−N(R8)−C(O)−、
【化71】

であり;
4は、水素、アルキル、アルケニル、アリール、またはヘテロアリールであるが、ここで、アルキルおよびアルケニルは、場合によっては、アリールまたはアリールオキシによって置換されていてもよく、そしてここで、アリールは、場合によっては、アルキル、アルコキシ、シアノ、ハロアルキル、およびハロゲンからなる群より選択される1個以上の置換基によって置換されていてもよく;そして、R5は、
【化72】

である、
請求項2、4、5、7〜12、もしくは14〜16、または、請求項4、5、7、8、もしくは12のいずれか1項に従属する請求項13のいずれか1項に記載の化合物または塩。
【請求項20】
1が、2−メチルプロピル、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル、または−X’−Y−R4であり;X’は、エチレン、プロピレン、またはブチレンであり;Yは以下の:−NH−C(O)−、−NH−S(O)2−、−NH−S(O)2−N(R8)−、−NH−C(O)−N(R8)−、−NH−C(O)−NH−C(O)−、または
【化73】

であり;
そして、R8が水素またはメチルである、請求項19に記載の化合物または塩。
【請求項21】
XがC1~4アルキレンである、請求項1〜20のいずれか1項に記載の化合物または塩。
【請求項22】
Xがメチレンである、請求項21に記載の化合物または塩。
【請求項23】
Y’が以下の:単結合、−C(O)−、−C(O)−O−、−S(O)2−、−S(O)2−N(R8)−、−C(O)−N(R8)−、−C(S)−N(R8)−、−C(O)−N(R8)−C(O)−、および
【化74】

からなる群より選択される、
請求項1〜22のいずれか1項に記載の化合物または塩。
【請求項24】
Y’が、−C(O)−、−S(O)2−、および−C(O)−N(R8)−からなる群より選択される、請求項23に記載の化合物または塩。
【請求項25】
2およびR2aが独立して、水素、アルキル、アルケニル、アリール、アリールアルキレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキレニル、ならびに、ヒドロキシ、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシ、ジアルキルアミノ、−S(O)0~2−アルキル、−S(O)0~2−アリール、−NH−S(O)2−アルキル、−NH−S(O)2−アリール、ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールオキシ、アリールアルキレンオキシ、−C(O)−O−アルキル、−C(O)−N(R82、−N(R8)−C(O)−アルキル、−O−(CO)−アルキル、および−C(O)−アルキルからなる群より選択される1個以上の置換基により置換された、アルキル、アルケニル、アリール、アリールアルキレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロシクリル、またはヘテロシクリルアルキレニル、からなる群より選択される、請求項1〜24のいずれか1項に記載の化合物または塩。
【請求項26】
2aが水素である、請求項1〜25のいずれか1項に記載の化合物または塩。
【請求項27】
2およびR2aが独立して、水素、アルキル、アルケニル、アリール、ヘテロアリールからなる群より選択され、ここで前記アルキル、アルケニル、アリール、およびヘテロアリールはそれぞれ、場合によっては、C1~10アルキル、アリール、ヘテロアリール、C1~10アルコキシ、−O−C(O)−C1~10アルキル、−C(O)−O−C1~10アルキル、ハロゲン、およびシアノからなる群より選択される、1種以上の置換基により置換されている、請求項1〜25のいずれか1項に記載の化合物または塩。
【請求項28】
2がアルキルまたは置換アルキルであり、そしてR2aが水素である、請求項1〜27のいずれか1項に記載の化合物または塩。
【請求項29】
2がメチルまたはシクロプロピルであり、そしてR2aが水素である、請求項28に記載の化合物または塩。
【請求項30】
2がアルケニルまたは置換アルケニルであり、そしてR2aが水素である、請求項1〜27のいずれか1項に記載の化合物または塩。
【請求項31】
2が、アリール、アリールアルキレニル、置換アリール、または置換アリールアルキレニルであり、そしてR2aが水素である、請求項1〜26のいずれか1項に記載の化合物または塩。
【請求項32】
2が、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、置換ヘテロアリール、または置換ヘテロアリールアルキレニルであり、そしてR2aが水素である、請求項1〜26のいずれか1項に記載の化合物または塩。
【請求項33】
2が、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキレニル、置換ヘテロシクリル、または置換ヘテロシクリルアルキレニルであり、そしてR2aが水素である、請求項1〜26のいずれか1項に記載の化合物または塩。
【請求項34】
2が:メチル、(エトキシカルボニル)メチル、エチル、シクロプロピル、シクロプロピルメチル、2−(エトキシカルボニル)シクロプロピルメチル、プロピル、ブチル、2−メチルプロピル、tert−ブチル、3−メチルブチル、2,2−ジメチルプロピル、シクロペンチル、2−シクロペンチルエチル、フリル、フル−3−イルメチル、フルフリル、フルフリルメチル、シクロヘキシル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロフラン−3−イルメチル、2−(メチルチオ)エチル、3−(メチルチオ)プロピル、フェニル、2−メチルフェニル、3−メチルフェニル、4−メチルフェニル、2−メトキシフェニル、3−メトキシフェニル、4−メトキシフェニル、2,6−ジメトキシフェニル、2−クロロフェニル、3−クロロフェニル、4−クロロフェニル、2−フルオロフェニル、3−フルオロフェニル、4−フルオロフェニル、2−シアノフェニル、3−シアノフェニル、4−シアノフェニル、4−(ジメチルアミノ)フェニル、3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル、4−アセトアミドフェニル、4−(メトキシカルボニル)フェニル、4−(トリフルオロメチル)フェニル、ビフェニル、ベンジル、2−メチルベンジル、3−メチルベンジル、4−メチルベンジル、2−フルオロベンジル、3−フルオロベンジル、4−フルオロベンジル、2−クロロベンジル、3−クロロベンジル、4−クロロベンジル、2−シアノベンジル、3−シアノベンジル、4−シアノベンジル、2−メトキシベンジル、3−メトキシベンジル、4−メトキシベンジル、4−ジメチルアミノベンジル、3−ヒドロキシ−4−メトキシベンジル、4−アセトアミドベンジル、4−(メトキシカルボニル)ベンジル、4−(トリフルオロメチル)ベンジル、1−フェニルエチル、2−フェニルエチル、2−フェニルプロピル、3−フェニルプロピル、2−フェニルエテニル、フェノキシメチル、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、2−ピリジルメチル、3−ピリジルメチル、4−ピリジルメチル、1−メチルピロル−2−イル、1−メチルピロル−2−イルメチル、1−メチルイミダゾル−2−イル、1−メチルイミダゾル−2−イルメチル、1−メチルイミダゾル−4−イル、1−メチルイミダゾル−4−イルメチル、3−シクロヘキセン−1−イル、3−シクロヘキセン−1−イルメチル、3,4−ジヒドロ−2H−ピラン−2−イル、3,4−ジヒドロ−2H−ピラン−2−イルメチル、1−メチルピペリジン−4−イル、1−アセチルピペリジン−4−イル、1−ベンジルピペリジン−4−イル、2−チエニル、3−チエニル、チエン−2−イルメチル、チアゾル−2−イル、チアゾル−2−イルメチル、5−イソオキサゾリル、5−イソオキサゾリルメチル、キノリン−2−イル、キノリン−2−イルメチル、ピロリジニル、3,4−ジクロロフェニル、α−メチルベンジル、メトキシメチル、トリフルオロメチル、および2,2,2−トリフルオロエチル、からなる群より選択され;そしてR2aは水素である、請求項1〜26のいずれか1項に記載の化合物または塩。
【請求項35】
薬学的に許容されるキャリアと組み合わせて、請求項1〜34のいずれか1項に記載の化合物または塩の治療有効量を含む、医薬組成物。
【請求項36】
請求項1〜34のいずれか1項に記載の化合物または塩の有効量を動物に投与することを含む、動物においてサイトカイン生合成を誘導する方法。
【請求項37】
請求項1〜34のいずれか1項に記載の化合物または塩の治療有効量を動物に投与することを含む、ウイルス性疾患の治療を必要とする動物におけるウイルス性疾患の治療方法。
【請求項38】
請求項1〜34のいずれか1項に記載の化合物または塩の治療有効量を動物に投与することを含む、腫瘍性疾患の治療を必要とする動物における腫瘍性疾患の治療方法。

【公表番号】特表2007−511535(P2007−511535A)
【公表日】平成19年5月10日(2007.5.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−539957(P2006−539957)
【出願日】平成16年11月12日(2004.11.12)
【国際出願番号】PCT/US2004/038033
【国際公開番号】WO2005/048945
【国際公開日】平成17年6月2日(2005.6.2)
【出願人】(599056437)スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー (1,802)
【Fターム(参考)】