説明

ビタミンB1類含有経口ゼリー剤

【課題】ビタミンB1類を所定量含有し、かつ苦味だけでなく特異な不快臭が低減され、食感も良好で高齢者でも容易に摂取可能な経口ゼリー剤を提供する。
【解決手段】(A)ビタミンB1類0.01〜0.5重量%及び(B)コンドロイチン硫酸塩0.5〜30重量%を含有する経口ゼリー剤。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ビタミンB1類を含有する経口ゼリー剤に関する。
【背景技術】
【0002】
ビタミンB1類は水溶性ビタミンの1種であり、欠乏すると脚気、代謝状アシドーシス、神経障害、筋肉痛、関節痛などの症状を生じる。このような作用に基づき、単独又は他のビタミンと併用され、肉体疲労時の栄養補給や、目の疲れ、肩こり、腰の痛みなどの症状の緩和を目的とする医薬品、医薬部外品、サプリメントとして広く用いられている。
【0003】
しかしビタミンB1類は、苦味及び特異な不快臭を有し、これらを防止するため種々の工夫がなされている。錠剤やカプセル剤においては、苦味や臭いを防止することは、コーティング、糖衣等の技術により可能であるが、これらの剤形は服用時に水を必要とすること、大きすぎると喉につかえる等の問題がある。一方、ビタミンB1類含有製剤として内服液剤があり、この剤形においては、甘味剤、酸味剤、香料などを添加して苦味や臭いを防止する方法が一般的にとられている。しかし、これらの手段ではビタミンB1類を含有した液剤の苦味や特異な不快臭を十分に防止することは困難である。また、ビタミンB1類含有液剤には、グルコン酸塩及び有機酸のカルシウム塩を配合する(特許文献1)、クエン酸及びクエン酸のアルカリ金属塩を添加し、pHを2.5〜5.5に調整する(特許文献2)、コーヒー抽出物及び/又はコーヒーフレーバーを配合する(特許文献3)、メントール及び/又はポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレン−グリコールを配合する(特許文献4)等の手段により苦味を改善する技術が知られているが、これらの手段によっても特にビタミンB1類特有の不快臭については十分軽減されていない。
【0004】
医薬品の剤形として、経口ゼリー剤が開発されている。ゼリー剤は、服用時に水が必要でないこと、液剤のようなむせが生じないこと、誤嚥がないこと等から特に嚥下機能が低下した高齢者向けの剤形として有用であることが知られている(非特許文献1、2)。このような経口ゼリー剤における苦味低減方法としては、苦味のある物質にゲル化剤と味付け剤を添加して味付ゼリー状とする方法(特許文献5)及び不快な味を有する塩基性薬物とアニオン性高分子物質とを含有する経口用液剤、シロップ剤又はゼリー剤(特許文献6)が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2003−335679号公報
【特許文献2】特開昭60−246325号公報
【特許文献3】特開平5−146253号公報
【特許文献4】特開平11−139992号公報
【特許文献5】特開平4−346937号公報
【特許文献6】特開2009−51855号公報
【非特許文献】
【0006】
【非特許文献1】月刊薬事、Vol.37、No.11、p2381−2385(1995)
【非特許文献2】薬局、Vol.42、No.11、p53−59(1991)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、ビタミンB1類含有経口ゼリー剤においては、苦味だけでなく特異な不快臭もあり、前記の味付け剤の添加ではこの不快臭は全く低減できなかった。
従って、本発明の課題は、ビタミンB1類を所定量含有し、かつ苦味だけでなく特異な不快臭が低減され、食感も良好で高齢者でも容易に摂取可能な経口ゼリー剤を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
そこで、本発明者は、ビタミンB1類を含有する経口ゼリーに種々の添加剤を配合して製造し、臭い及び食感を検討してきたところ、ビタミンB1類含有液剤で用いられたグルコン酸塩、有機酸のカルシウム塩、クエン酸、コーヒーフレーバー、メントール、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレングリコール等ではビタミンB1類特有の不快臭の低減化は達成されないにもかかわらず、全く意外にも、前記特許文献6において塩基性薬物の不快な味(苦味及び痺れ)を十分に抑制できないことが示されているコンドロイチン硫酸塩を一定量配合すれば、ビタミンB1類特有の不快臭が顕著に低減され、かつ食感が良好で容易に摂取可能な経口ゼリー剤が得られることを見出し、本発明を完成した。
【0009】
すなわち、本発明は、(A)ビタミンB1類0.01〜0.5重量%及び(B)コンドロイチン硫酸塩0.5〜30重量%を含有する経口ゼリー剤を提供するものである。
また本発明は、コンドロイチン硫酸塩を有効成分とする、ビタミンB1類を含有する経口ゼリー剤の不快臭防止剤を提供するものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ビタミンB1類の苦味だけでなく特異な不快臭が低減された服用感に優れた経口ゼリー剤が提供できる。本発明により得られる経口ゼリー剤は、口に含んだときのビタミンB1類特有の不快臭及び苦味がないため、嚥下機能が低下した高齢者でも容易に服用でき、ビタミンB1類の確実な効能が得られる。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明の経口ゼリー剤に用いられる(A)ビタミンB1類としては、チアミン又はその塩、ビスベンチアミン又はその塩、チアミンジセチル硫酸エステル塩、シコチアミン又はその塩、ビスイブチアミン又はその塩、プロスルチアミン又はその塩、フルスルチアミン又はその塩、オクトチアミン又はその塩、チアミンジスルフィド又はその塩、ベンフォチアミン又はその塩、ジセチアミン又はその塩等が挙げられるが、このうちチアミンの塩であるチアミン硝化物及びチアミン塩化物塩酸塩が特異な不快臭の低減効果の点で特に好ましい。これらのビタミンB1類は1種又は2種以上を混合して配合することができる。
【0012】
ビタミンB1類の本発明経口ゼリー剤中の含有量は、有効性、特異な不快臭の低減効果、服用感の点から0.01〜0.5重量%が好ましく、さらに0.01〜0.4重量%がより好ましく、特に0.01〜0.3重量%が好ましい。また、ビタミンB1類の1日投与量は、0.3〜100mgが好ましく、さらに0.3〜80mgがより好ましく、特に0.3〜60mgが好ましい。
【0013】
本発明の経口ゼリー剤に用いられる(B)コンドロイチン硫酸塩としては、コンドロイチン硫酸エステルアルカリ金属塩が挙げられ、特にコンドロイチン硫酸エステルナトリウムが好ましい。前記特許文献6には、コンドロイチン硫酸が塩基性薬物の不快な味(苦味及び痺れ)を十分に抑制できないと記載されていることから、コンドロイチン硫酸塩にビタミンB1類特有の不快臭を低減する効果があることは、全く意外であった。コンドロイチン硫酸塩の本発明経口ゼリー剤中の含有量は、ビタミンB1類特有の不快臭の低減効果及び服用感の点から0.5〜30重量%が好ましく、さらに2〜30重量%がより好ましく、さらに5〜25重量%が特に好ましい。さらにまた、(A)ビタミンB1類とコンドロイチン硫酸塩との重量比(A:B)は、特異な不快臭の低減効果と服用感の点から、1:1〜3000が好ましく、さらに1:5〜3000がより好ましく、特に1:15〜2500が好ましい。
【0014】
本発明の経口ゼリー剤は、強力にゲル化した固形状のものではなく、例えば日本薬局方フォーラム、JP Forum Vol.18,No.4、p579に記載のように、経口投与する、流動性のない成形したゲル状の製剤である。通常、外部から応力を加えると弾力性があり、さらに強い応力を加えると崩壊するゲル状の製剤である。
【0015】
本発明の経口ゼリー剤の製造に用いられるゲル化剤としては、カンテン(カンテンを粉末としたカンテン末を含む)、カラギーナン、カロブビーンガム(別名:ローカストビーンガム)、プルラン、ペクチン、ゼラチン、キサンタンガム、アルギン酸及びその塩、ジェランガム、ネイティブジェランガム、グルコマンナン、タラガム、タマリンドガム、グアーガム、デンプンリン酸塩、アラビアガム、カードラン、ガティガム等が挙げられる。これらのゲル化剤は1種又は2種以上を混合して配合することができる。これらのゲル化剤のうち、好ましくはカンテン、カラギーナン、カロブビーンガム、プルラン、ペクチン、キサンタンガムであり、さらに好ましくはカンテン、カラギーナン、カロブビーンガム、プルランであり、特に好ましくはカンテン又はカラギーナン、カロブビーンガム及びプルランから選ばれる2種以上の組み合せである。
ゲル化剤の含有量は0.1〜3重量%が好ましく、特に0.15〜3重量%が好ましい。また、カンテンの含有量は0.1〜2重量%にすることが好ましい。カラギーナン、カロブビーンガム及びプルランから選ばれる2種以上の含有量は、カラギーナン、カロブビーンガム及びプルランの総配合量を0.1〜3重量%とすることが好ましい。
【0016】
本発明の経口ゼリー剤には、種々の香料を用いることができる。例えば、アップル、オレンジ、グレープフルーツ、ストロベリー、ピーチ、レモン、ヨーグルトなどの風味の香料を用いることができるが、この中でも、ビタミンB1類特有の不快臭を低減する効果が特に高い香料は、アセロラ風味の香料である。これらの香料成分の含有量は、経口ゼリー剤中に0.01〜1重量%、特に0.05〜1重量%が好ましい。
【0017】
本発明の経口ゼリー剤のpHは、ゲル状態の安定性、服用感及びビタミンB1類の安定性の点から2.5〜5.5、さらに3.0〜4.5、特に3.2〜4.0が好ましい。また、本発明の経口ゼリー剤の水の含有量は、服用感の点から40〜95重量%、特に60〜90重量%が好ましい。
【0018】
本発明の経口ゼリー剤には、上記成分以外に種々の成分を含有させることができる。ビタミンB1類以外のビタミン類としては、ピリドキシン塩酸塩、ニコチン酸アミド、リボフラビンリン酸エステルナトリウム、トコフェロール酢酸エステル、シアノコバラミンなどを配合できる。またビタミン以外の生理活性成分としては、ヨクイニンエキス、トウキ流エキス、ニンジンエキス、加工大蒜(別名:オキソアミジン)、クコシ流エキス、ガラナエキス、ローヤルゼリー、オウセイ流エキス、アセトアミノフェン、クロルフェニラミンマレイン酸塩、リゾチーム塩酸塩、カンゾウエキス、無水カフェインなどを配合できる。さらに安定化剤として、エデト酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、エリソルビン酸などを配合できる。界面活性剤としては、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステルなどを用いることができる。可溶化剤としては、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステルなどを用いることができる。緩衝剤としては、乳酸、クエン酸ナトリウム水和物、L−グルタミン酸などを用いることができる。甘味剤としては、精製白糖、粉末還元麦芽糖水アメ、キシリトール、D−マンニトール、マルチトール、ステビアエキス、スクラロースなどを配合することができる。矯味剤としては、クエン酸水和物、DL−リンゴ酸などの酸味剤、エリスリトール、カラメル、トウガラシチンキなどを配合できる。着色剤としては、食用赤色3号、ウコン抽出液などを用いることができる。また、pH調節剤としては、リン酸及びその塩、塩酸、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム水和物、乳酸及びその塩などを配合できる。分散剤としては、エタノール、プロピレングリコール、グリセリン、デキストリンなどを配合できる。防腐剤としては、ソルビン酸及びその塩、パラベン類、デヒドロ酢酸及びその塩などを配合できる。
【0019】
本発明の経口ゼリー剤は、常法、例えば前記成分、水及びゲル化剤を加えて混和し、一定の形状に成形することにより製造できる。カンテンをゲル化剤として配合した場合には、80℃以上、例えば90℃程度の水に各成分を溶解し、冷却することによりゲル化させればよい。
【0020】
本発明の経口ゼリー剤は、服用性を考慮し、気密容器に充填するのが好ましい。容器としては、ポーションタイプの容器、パウチタイプの容器、三方シール容器などが挙げられる。この中でも特に小容量のスティック状の三方シール容器は、開封が容易であり、服用し易く、服用後に容器に残る量が極めて少ない。さらに携帯性に優れるなどの利点を有する。
【実施例】
【0021】
次に実施例を挙げて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0022】
実施例1〜22及び比較例1〜12
(1)製造法
実施例18の製造法を以下に示す。他の実施例及び比較例は、これに準じて前記の成分などを適宜選択・分量を設定して配合することにより経口ゼリー剤を製した。
80〜90℃に加温した精製水に、予めプロピレングリコール(分散剤)3gに分散させたカロブビーンガム(ゲル化剤)0.4gとカンテン(ゲル化剤)0.6gを添加して混合する。これに、チアミン硝化物0.09g、ピリドキシン塩酸塩(生理活性成分)0.4g、ニコチン酸アミド(生理活性成分)0.6g、プルラン(ゲル化剤)0.6g、スクラロース(甘味剤)0.05g、粉末還元麦芽糖水アメ(甘味剤)14g、リボフラビンリン酸エステルナトリウム(生理活性成分)0.15g、デキストリン(分散剤)5g、コンドロイチン硫酸エステルナトリウム8.2gを順次添加して混合する。溶解確認後、予めエタノール(分散剤)0.45mLに分散させたパラオキシ安息香酸ブチル(防腐剤)0.006g、クエン酸水和物(矯味剤)0.1g、DL−リンゴ酸(矯味剤)0.2gを順次添加して混合する。溶解確認後、アセロラ風味の香料0.1gを添加して混合し、pH調節剤を適量加えてpH3.8に調整する。精製水を加えて全量100gとし、均一になるまで攪拌した後、90℃で30秒間加熱殺菌を施し、その後50〜60℃に冷却してスティック状の三方シール容器に充填して封を施し、常温まで冷却して経口ゼリー剤を製した。
【0023】
(2)官能評価試験(臭い)
良く訓練された評価パネラー5名が実施例1−22及び比較例1−12の経口ゼリー剤を服用し、以下の評価基準によってその臭いと服用感を評価し、5名の評点の平均値によって不快臭の低減効果を判定した。なお、評価を行う環境は、評価パネラーが臭いの評価を正確に行えるように常時換気を施し、各経口ゼリー剤を服用する前には必ず常水を用いて口をすすぎ、前に服用した経口ゼリー剤の臭いが影響しないように配慮した。
評価基準
評点4:不快臭が全くなく、極めて美味しく服用できた。
評点3:不快臭がなく、美味しく服用できた。
評点2:極めて僅かに不快臭があったが、美味しく服用できた。
評点1:僅かに不快臭があったが、服用できた。
評点0:不快臭があり、まずくて服用し難かった。
不快臭の低減効果の判定
○○○:5名の評点の平均値が3.2以上〜4.0
○○:5名の評点の平均値が2.4以上〜3.2未満
○:5名の評点の平均値が1.6以上〜2.4未満
△:5名の評点の平均値が0.8以上〜1.6未満
×:5名の評点の平均値が0〜0.8未満
【0024】
(3)官能評価試験(食感)
実施例1−22及び比較例1−12の経口ゼリー剤を40℃の恒温室に1箇月間保管し、これを良く訓練された評価パネラー5名が服用して、以下の評価基準によって食感を評価し、5名の評点の平均値によって食感の良し悪しを判定した。
評価基準
評点3:ゼリー剤としての硬さが十分で、食感が極めて良好だった。
評点2:ゼリー剤としての硬さがやや不十分であったが、食感は良好だった。
評点1:ゼリー剤として硬さが不十分で、食感が悪かった。
評点0:液状であり、ゼリー剤としての食感がなかった。
食感の良し悪しの判定
○○:5名の評点の平均値が2.3以上〜3.0
○:5名の評点の平均値が1.5以上〜2.3未満
△:5名の評点の平均値が0.8以上〜1.5未満
×:5名の評点の平均値が0〜0.8未満
【0025】
得られた結果を表1〜4に示した。
【0026】
【表1】

【0027】
【表2】

【0028】
【表3】

【0029】
【表4】

【0030】
表1〜表4から明らかなように、ビタミンB1類0.01〜0.5重量%とコンドロイチン硫酸塩を0.5〜30重量%含有する経口ゼリー剤はビタミンB1類特有の不快臭が抑制され、服用感も良好であった。これに対し、コンドロイチン硫酸塩の含有量が0.5重量%未満では十分な不快臭の低減効果は得られなかった。また、グルコン酸塩、有機酸のカルシウム塩、クエン酸、コーヒーフレーバー、メントール、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレングリコールの添加では十分な不快臭の低減効果は得られなかった。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
(A)ビタミンB1類0.01〜0.5重量%及び(B)コンドロイチン硫酸塩0.5〜30重量%を含有する経口ゼリー剤。
【請求項2】
ビタミンB1類が、チアミン硝化物及びチアミン塩化物塩酸塩から選ばれる1種以上である請求項1記載の経口ゼリー剤。
【請求項3】
カンテンを含有する請求項1又は2記載の経口ゼリー剤。
【請求項4】
カラギーナン、カロブビーンガム及びプルランから選ばれる2種以上を含有する請求項1又は2記載の経口ゼリー剤。
【請求項5】
さらに、カラギーナン、カロブビーンガム及びプルランから選ばれる1種以上を含有する請求項3記載の経口ゼリー剤。
【請求項6】
アセロラ風味の香料を含有する請求項1〜5のいずれか1項記載の経口ゼリー剤。
【請求項7】
コンドロイチン硫酸塩を有効成分とする、ビタミンB1類を含有する経口ゼリー剤の不快臭防止剤。

【公開番号】特開2011−231051(P2011−231051A)
【公開日】平成23年11月17日(2011.11.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−102934(P2010−102934)
【出願日】平成22年4月28日(2010.4.28)
【出願人】(000108339)ゼリア新薬工業株式会社 (30)
【出願人】(508293885)共栄製薬工業株式会社 (3)
【Fターム(参考)】