ビタミンＤ化合物の使用
【課題】動物、特にブタの骨強度改善用のビタミンＤ化合物の使用による方法を提供する。
【解決手段】ビタミンＤ3との組み合わせで２５−ヒドロキシビタミンＤ3を含む動物飼料は、動物、特にブタの骨強度を改善する。
【解決手段】ビタミンＤ3との組み合わせで２５−ヒドロキシビタミンＤ3を含む動物飼料は、動物、特にブタの骨強度を改善する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、動物、特にブタの骨強度改善用のビタミンＤ化合物の使用に関する。より詳細には、本発明は、動物、特にブタの骨強度改善用の飼料又は獣医用組成物の製造における、場合によりビタミンＤ３と組み合わせた、２５−ヒドロキシビタミンＤ３の使用に関する。別の側面では、本発明は、動物、特にブタの骨強度を改善する方法であって、２５−ヒドロキシビタミンＤ３を、場合によりビタミンＤ３と組み合わせて、そのような処置を必要とする動物に投与することを含む方法に関する。更に別の側面では、本発明は、２５−ヒドロキシビタミンＤ３をビタミンＤ３と組み合わせて含む組成物、特にブタの飼料又はそれ用のプレミックに関する。
【背景技術】
【０００２】
多くのブタの群れにおいて、運動障害は重要な問題である。個体の純粋種の価値が高い群れ又は高級な交配種のブタを生産する品種改良の集団において、上記の障害の費用は高額になりうる。骨軟骨症（軟骨形成不全症）、骨関節症及び肢の脱力は、重篤な肢体不自由を引き起こす可能性があり、これらの状態の出現率は、それ以外は理想的な成長特性を有するブタにおいて高い。これらの障害は、５０年以上もブタ産業において不安材料となってきた、世界的な問題である。かくして、十分な骨抵抗及びミネラル化が、ブタの繁殖において恒久的な目標である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
本発明によると、ブタの繁殖、又はより一般的に動物の飼育における上記の問題は、有効量の２５−ヒドロキシビタミンＤ３を、場合によりビタミンＤ３と組み合わせて動物に投与することにより、除去されるか、又は実質的に改善されることが見出された。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
２５−ヒドロキシビタミンＤ３及びビタミンＤ３（以下、「発明成分」）は、適切には飼料と一緒に投与される。本明細書中で使用される用語「飼料」は、固形及び液状の両方の飼料、ならびに飲用水などの飲用液状物を包含する。特に、発明成分を、配合用粉末として、他のミネラル、ビタミン、アミノ酸及び微量元素を含有するプレミックスに加えることができ、そしてこれを通常の動物飼料に添加して均一の分布になるように十分に混合される。
【０００５】
本発明のブタの飼料の製造において、約１０μｇ／ｋｇ〜約１００μｇ／ｋｇの２５−ヒドロキシビタミンＤ３及び必要であれば約２００ＩＵ／ｋｇ〜約４，０００ＩＵ／ｋｇのビタミンＤ３を、通常のブタの飼料に加える。あるいはまた、飼料プレミックスを、通常の飼料成分に基づき、活性成分をより高い濃度で、例えば、約２ｍｇ／ｋｇ〜約２０ｍｇ／ｋｇの濃度の２５−ヒドロキシビタミンＤ３及び必要であれば約４０，０００ＩＵ／ｋｇ〜約８００，０００ＩＵ／ｋｇの濃度のビタミンＤ３をそのような飼料成分に加えることにより、調製することができる。そのようなプレミックスを通常の飼料１０００ｋｇ当たり５ｋｇ加えると、通常、正常な摂食量で動物の個別の要求を満たすことになる。２１〜６０日齢の子ブタでは、好ましい１日あたりの用量は、約１０〜３０μｇ／ｋｇの範囲の２５−ヒドロキシビタミンＤ３及び場合による約５００〜約２，０００ＩＵ／ｋｇの範囲のビタミンＤ３である。６０日齢を超えるブタでは、好ましい１日あたりの用量は、約１０〜２０μｇ／ｋｇの範囲の２５−ヒドロキシビタミンＤ３及び場合による約３００〜約１，２００ＩＵ／ｋｇの範囲のビタミンＤ３である。
【発明を実施するための形態】
【０００６】
下記の実施例により本発明を更に説明する。
【実施例】
【０００７】
実施例１
初期体重６４．８±５．０３ｋｇの肥育ブタに、トウモロコシ、オオムギ及び大豆かすに基づく食餌を自由に３４日間摂取させた。動物１６匹の群にそれぞれ下記のものを与えた。
Ａ：基礎飼料（薬物非混入）
Ｂ：基礎飼料＋１，２００ＩＵ／ｋｇのビタミンＤ３
Ｃ：基礎飼料＋３０μｇ／ｋｇの２５−ヒドロキシビタミンＤ３（Ｈｙ・Ｄ（登録商標）１．２５％ Ｂｅａｄｌｅｔ、Ｒｏｃｈｅ Ｖｉｔａｍｉｎｓ ＡＧ， バーゼル， スイス）
Ｄ：基礎飼料＋６００ＩＵ／ｋｇのビタミンＤ３＋１５μｇ／ｋｇの２５−ヒドロキシビタミンＤ３（Ｈｙ・Ｄ（登録商標）１．２５％ Ｂｅａｄｌｅｔ、Ｒｏｃｈｅ Ｖｉｔａｍｉｎｓ ＡＧ， バーゼル， スイス）
【０００８】
食餌への２５−ヒドロキシビタミンＤ３及びビタミンＤ３の添加の効果は、動物の骨の強度（破壊点のニュートン）を測定することにより決定した。結果を表１に示す。
【０００９】
【表１】
【００１０】
２５−ヒドロキシビタミンＤ３の添加及び２５−ヒドロキシビタミンＤ３とビタミンＤ３との組み合わせの添加により、肥育最終ブタの骨の強度は明らかに改善された。骨抵抗の増加は、２５−ヒドロキシビタミンＤ３とビタミンＤ３との組み合わせにおいて特に大きかった。より良好な骨の質は、運動障害の減少と関連する。
【００１１】
実施例２
初期体重８．４±１．２ｋｇの離乳したばかりの子ブタに、トウモロコシ、オオムギ及び大豆かすに基づく食餌を自由に３３日間摂取させた。動物３１匹の群にそれぞれ下記のものを与えた。
Ａ：基礎飼料＋１，０００ＩＵ／ｋｇのビタミンＤ３
Ｂ：基礎飼料＋２，０００ＩＵ／ｋｇのビタミンＤ３
Ｃ：基礎飼料＋４０μｇ／ｋｇの２５−ヒドロキシビタミンＤ３（Ｈｙ・Ｄ（登録商標）１．２５％ Ｂｅａｄｌｅｔ、Ｒｏｃｈｅ Ｖｉｔａｍｉｎｓ ＡＧ， バーゼル， スイス）
Ｄ：基礎飼料＋１，０００ＩＵ／ｋｇのビタミンＤ３＋２０μｇ／ｋｇの２５−ヒドロキシビタミンＤ３（Ｈｙ・Ｄ（登録商標）１．２５％ Ｂｅａｄｌｅｔ、Ｒｏｃｈｅ Ｖｉｔａｍｉｎｓ ＡＧ， バーゼル， スイス）
【００１２】
食餌への２５−ヒドロキシビタミンＤ３及びビタミンＤ３の添加の効果は、動物の骨の強度（破壊点のニュートン）を測定することにより決定した。結果を表２に示す。
【００１３】
【表２】
【００１４】
この実施例において、骨抵抗の増加は、２５−ヒドロキシビタミンＤ３とビタミンＤ３との組み合わせにおいて特に大きかった。
【００１５】
実施例３
２５−ヒドロキシビタミンＤ３及びビタミンＤ３を含有するブタの飼料は、下記のように調製することができる。
【００１６】
【表３】
【００１７】
これらの成分を一緒に混合し、必要であれば、得られたマッシュをペレットにすることができる。
【００１８】
実施例４
２５−ヒドロキシビタミンＤ３及びビタミンＤ３を含有する子ブタ飼料用プレミックスは、下記のように調製することができる。
【００１９】
【表４】
【００２０】
全ての成分を注意深く一緒に混合し、このプレミックスの０．５％（５ｋｇ／飼料１０００ｋｇ）を、最終の子ブタ用飼料に加える。
【００２１】
あるいはまた、２５−ヒドロキシビタミンＤ３を、適切な担体を含有する１％希釈プレミックスに加えることもできる。そのような担体は、小麦粉、ウィートミドリング（ｗｈｅａｔ ｍｉｄｄｌｉｎｇ）、トウモロコシの穂軸、もみ殻、アーモンドシェル若しくは炭酸カルシウムを単独で、又はこれらの担体の幾つかによる種々の混合物であることができる。典型的な処方は、下記である。
【００２２】
【表５】
【００２３】
全ての成分を注意深く一緒に混合し、このプレミックスの０．０５％（０．５ｋｇ／飼料１０００ｋｇ）を、最終の子ブタ用飼料に加える。
【技術分野】
【０００１】
本発明は、動物、特にブタの骨強度改善用のビタミンＤ化合物の使用に関する。より詳細には、本発明は、動物、特にブタの骨強度改善用の飼料又は獣医用組成物の製造における、場合によりビタミンＤ３と組み合わせた、２５−ヒドロキシビタミンＤ３の使用に関する。別の側面では、本発明は、動物、特にブタの骨強度を改善する方法であって、２５−ヒドロキシビタミンＤ３を、場合によりビタミンＤ３と組み合わせて、そのような処置を必要とする動物に投与することを含む方法に関する。更に別の側面では、本発明は、２５−ヒドロキシビタミンＤ３をビタミンＤ３と組み合わせて含む組成物、特にブタの飼料又はそれ用のプレミックに関する。
【背景技術】
【０００２】
多くのブタの群れにおいて、運動障害は重要な問題である。個体の純粋種の価値が高い群れ又は高級な交配種のブタを生産する品種改良の集団において、上記の障害の費用は高額になりうる。骨軟骨症（軟骨形成不全症）、骨関節症及び肢の脱力は、重篤な肢体不自由を引き起こす可能性があり、これらの状態の出現率は、それ以外は理想的な成長特性を有するブタにおいて高い。これらの障害は、５０年以上もブタ産業において不安材料となってきた、世界的な問題である。かくして、十分な骨抵抗及びミネラル化が、ブタの繁殖において恒久的な目標である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
本発明によると、ブタの繁殖、又はより一般的に動物の飼育における上記の問題は、有効量の２５−ヒドロキシビタミンＤ３を、場合によりビタミンＤ３と組み合わせて動物に投与することにより、除去されるか、又は実質的に改善されることが見出された。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
２５−ヒドロキシビタミンＤ３及びビタミンＤ３（以下、「発明成分」）は、適切には飼料と一緒に投与される。本明細書中で使用される用語「飼料」は、固形及び液状の両方の飼料、ならびに飲用水などの飲用液状物を包含する。特に、発明成分を、配合用粉末として、他のミネラル、ビタミン、アミノ酸及び微量元素を含有するプレミックスに加えることができ、そしてこれを通常の動物飼料に添加して均一の分布になるように十分に混合される。
【０００５】
本発明のブタの飼料の製造において、約１０μｇ／ｋｇ〜約１００μｇ／ｋｇの２５−ヒドロキシビタミンＤ３及び必要であれば約２００ＩＵ／ｋｇ〜約４，０００ＩＵ／ｋｇのビタミンＤ３を、通常のブタの飼料に加える。あるいはまた、飼料プレミックスを、通常の飼料成分に基づき、活性成分をより高い濃度で、例えば、約２ｍｇ／ｋｇ〜約２０ｍｇ／ｋｇの濃度の２５−ヒドロキシビタミンＤ３及び必要であれば約４０，０００ＩＵ／ｋｇ〜約８００，０００ＩＵ／ｋｇの濃度のビタミンＤ３をそのような飼料成分に加えることにより、調製することができる。そのようなプレミックスを通常の飼料１０００ｋｇ当たり５ｋｇ加えると、通常、正常な摂食量で動物の個別の要求を満たすことになる。２１〜６０日齢の子ブタでは、好ましい１日あたりの用量は、約１０〜３０μｇ／ｋｇの範囲の２５−ヒドロキシビタミンＤ３及び場合による約５００〜約２，０００ＩＵ／ｋｇの範囲のビタミンＤ３である。６０日齢を超えるブタでは、好ましい１日あたりの用量は、約１０〜２０μｇ／ｋｇの範囲の２５−ヒドロキシビタミンＤ３及び場合による約３００〜約１，２００ＩＵ／ｋｇの範囲のビタミンＤ３である。
【発明を実施するための形態】
【０００６】
下記の実施例により本発明を更に説明する。
【実施例】
【０００７】
実施例１
初期体重６４．８±５．０３ｋｇの肥育ブタに、トウモロコシ、オオムギ及び大豆かすに基づく食餌を自由に３４日間摂取させた。動物１６匹の群にそれぞれ下記のものを与えた。
Ａ：基礎飼料（薬物非混入）
Ｂ：基礎飼料＋１，２００ＩＵ／ｋｇのビタミンＤ３
Ｃ：基礎飼料＋３０μｇ／ｋｇの２５−ヒドロキシビタミンＤ３（Ｈｙ・Ｄ（登録商標）１．２５％ Ｂｅａｄｌｅｔ、Ｒｏｃｈｅ Ｖｉｔａｍｉｎｓ ＡＧ， バーゼル， スイス）
Ｄ：基礎飼料＋６００ＩＵ／ｋｇのビタミンＤ３＋１５μｇ／ｋｇの２５−ヒドロキシビタミンＤ３（Ｈｙ・Ｄ（登録商標）１．２５％ Ｂｅａｄｌｅｔ、Ｒｏｃｈｅ Ｖｉｔａｍｉｎｓ ＡＧ， バーゼル， スイス）
【０００８】
食餌への２５−ヒドロキシビタミンＤ３及びビタミンＤ３の添加の効果は、動物の骨の強度（破壊点のニュートン）を測定することにより決定した。結果を表１に示す。
【０００９】
【表１】
【００１０】
２５−ヒドロキシビタミンＤ３の添加及び２５−ヒドロキシビタミンＤ３とビタミンＤ３との組み合わせの添加により、肥育最終ブタの骨の強度は明らかに改善された。骨抵抗の増加は、２５−ヒドロキシビタミンＤ３とビタミンＤ３との組み合わせにおいて特に大きかった。より良好な骨の質は、運動障害の減少と関連する。
【００１１】
実施例２
初期体重８．４±１．２ｋｇの離乳したばかりの子ブタに、トウモロコシ、オオムギ及び大豆かすに基づく食餌を自由に３３日間摂取させた。動物３１匹の群にそれぞれ下記のものを与えた。
Ａ：基礎飼料＋１，０００ＩＵ／ｋｇのビタミンＤ３
Ｂ：基礎飼料＋２，０００ＩＵ／ｋｇのビタミンＤ３
Ｃ：基礎飼料＋４０μｇ／ｋｇの２５−ヒドロキシビタミンＤ３（Ｈｙ・Ｄ（登録商標）１．２５％ Ｂｅａｄｌｅｔ、Ｒｏｃｈｅ Ｖｉｔａｍｉｎｓ ＡＧ， バーゼル， スイス）
Ｄ：基礎飼料＋１，０００ＩＵ／ｋｇのビタミンＤ３＋２０μｇ／ｋｇの２５−ヒドロキシビタミンＤ３（Ｈｙ・Ｄ（登録商標）１．２５％ Ｂｅａｄｌｅｔ、Ｒｏｃｈｅ Ｖｉｔａｍｉｎｓ ＡＧ， バーゼル， スイス）
【００１２】
食餌への２５−ヒドロキシビタミンＤ３及びビタミンＤ３の添加の効果は、動物の骨の強度（破壊点のニュートン）を測定することにより決定した。結果を表２に示す。
【００１３】
【表２】
【００１４】
この実施例において、骨抵抗の増加は、２５−ヒドロキシビタミンＤ３とビタミンＤ３との組み合わせにおいて特に大きかった。
【００１５】
実施例３
２５−ヒドロキシビタミンＤ３及びビタミンＤ３を含有するブタの飼料は、下記のように調製することができる。
【００１６】
【表３】
【００１７】
これらの成分を一緒に混合し、必要であれば、得られたマッシュをペレットにすることができる。
【００１８】
実施例４
２５−ヒドロキシビタミンＤ３及びビタミンＤ３を含有する子ブタ飼料用プレミックスは、下記のように調製することができる。
【００１９】
【表４】
【００２０】
全ての成分を注意深く一緒に混合し、このプレミックスの０．５％（５ｋｇ／飼料１０００ｋｇ）を、最終の子ブタ用飼料に加える。
【００２１】
あるいはまた、２５−ヒドロキシビタミンＤ３を、適切な担体を含有する１％希釈プレミックスに加えることもできる。そのような担体は、小麦粉、ウィートミドリング（ｗｈｅａｔ ｍｉｄｄｌｉｎｇ）、トウモロコシの穂軸、もみ殻、アーモンドシェル若しくは炭酸カルシウムを単独で、又はこれらの担体の幾つかによる種々の混合物であることができる。典型的な処方は、下記である。
【００２２】
【表５】
【００２３】
全ての成分を注意深く一緒に混合し、このプレミックスの０．０５％（０．５ｋｇ／飼料１０００ｋｇ）を、最終の子ブタ用飼料に加える。
【特許請求の範囲】
【請求項１】
動物、特にブタの骨強度改善用の飼料又は獣医用組成物の製造における、場合によりビタミンＤ３と組み合わせる２５−ヒドロキシビタミンＤ３の使用。
【請求項２】
２５−ヒドロキシビタミンＤ３とビタミンＤ３とを組み合わせる、請求項１記載の使用。
【請求項３】
約１０μｇ／ｋｇ〜約１００μｇ／ｋｇの２５−ヒドロキシビタミンＤ３及び約２００ＩＵ／ｋｇ〜約４，０００ＩＵ／ｋｇのビタミンＤ３を含むブタの飼料の製造における、請求項１又は２記載の使用。
【請求項４】
ブタの骨強度を改善する方法であって、一日当たり、約１０μｇ／ｋｇ〜約３０μｇ／ｋｇの量の２５−ヒドロキシビタミンＤ３及び場合により約３００ＩＵ〜約２，０００ＩＵのビタミンＤ３を、そのような処置を必要とする動物に投与することを含む方法。
【請求項５】
２５−ヒドロキシビタミンＤ３とビタミンＤ３とを含む組成物。
【請求項６】
動物飼料、特にブタ用動物飼料である、請求項５記載の組成物。
【請求項７】
約１０μｇ／ｋｇ〜約１００μｇ／ｋｇの２５−ヒドロキシビタミンＤ３及び約２００ＩＵ／ｋｇ〜約４，０００ＩＵ／ｋｇのビタミンＤ３を含む、請求項６記載の組成物。
【請求項８】
約２ｍｇ／ｋｇ〜約２０ｍｇ／ｋｇの２５−ヒドロキシビタミンＤ３及び約４０，０００ＩＵ／ｋｇ〜約８００，０００ＩＵ／ｋｇのビタミンＤ３を含む、飼料プレミックス、特にブタの飼料用の飼料プレミックスである、請求項５記載の組成物。
【請求項１】
動物、特にブタの骨強度改善用の飼料又は獣医用組成物の製造における、場合によりビタミンＤ３と組み合わせる２５−ヒドロキシビタミンＤ３の使用。
【請求項２】
２５−ヒドロキシビタミンＤ３とビタミンＤ３とを組み合わせる、請求項１記載の使用。
【請求項３】
約１０μｇ／ｋｇ〜約１００μｇ／ｋｇの２５−ヒドロキシビタミンＤ３及び約２００ＩＵ／ｋｇ〜約４，０００ＩＵ／ｋｇのビタミンＤ３を含むブタの飼料の製造における、請求項１又は２記載の使用。
【請求項４】
ブタの骨強度を改善する方法であって、一日当たり、約１０μｇ／ｋｇ〜約３０μｇ／ｋｇの量の２５−ヒドロキシビタミンＤ３及び場合により約３００ＩＵ〜約２，０００ＩＵのビタミンＤ３を、そのような処置を必要とする動物に投与することを含む方法。
【請求項５】
２５−ヒドロキシビタミンＤ３とビタミンＤ３とを含む組成物。
【請求項６】
動物飼料、特にブタ用動物飼料である、請求項５記載の組成物。
【請求項７】
約１０μｇ／ｋｇ〜約１００μｇ／ｋｇの２５−ヒドロキシビタミンＤ３及び約２００ＩＵ／ｋｇ〜約４，０００ＩＵ／ｋｇのビタミンＤ３を含む、請求項６記載の組成物。
【請求項８】
約２ｍｇ／ｋｇ〜約２０ｍｇ／ｋｇの２５−ヒドロキシビタミンＤ３及び約４０，０００ＩＵ／ｋｇ〜約８００，０００ＩＵ／ｋｇのビタミンＤ３を含む、飼料プレミックス、特にブタの飼料用の飼料プレミックスである、請求項５記載の組成物。
【公開番号】特開２０１２−１７６９４９（Ｐ２０１２−１７６９４９Ａ）
【公開日】平成２４年９月１３日（２０１２．９．１３）
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願２０１２−６４２３６（Ｐ２０１２−６４２３６）
【出願日】平成２４年３月２１日（２０１２．３．２１）
【分割の表示】特願２００４−２７４４７４（Ｐ２００４−２７４４７４）の分割
【原出願日】平成１６年９月２２日（２００４．９．２２）
【出願人】（５０３２２０３９２）ディーエスエム アイピー アセッツ ビー．ブイ． (873)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２４年９月１３日（２０１２．９．１３）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１２−６４２３６（Ｐ２０１２−６４２３６）
【出願日】平成２４年３月２１日（２０１２．３．２１）
【分割の表示】特願２００４−２７４４７４（Ｐ２００４−２７４４７４）の分割
【原出願日】平成１６年９月２２日（２００４．９．２２）
【出願人】（５０３２２０３９２）ディーエスエム アイピー アセッツ ビー．ブイ． (873)
【Ｆターム（参考）】
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