説明

ピペリジニルカルボニル−ピロリジンおよびメラノコルチンアゴニストとしてのそれらの使用

本発明は、一般式(I)(ここでR1、R2、R3、R4およびR5が本明細書中に定義される)のメラノコルチンMCR4アゴニストのクラス、および特に選択的MCR4アゴニスト化合物、医薬におけるそれらの使用、それらを含む組成物、それらの製造例の方法、ならびに上記方法に使用される中間体に関する。
【化1】



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般式(I)
【化1】

の化合物またはその製薬上許容される塩、水和物、溶媒和物、異性体もしくはプロドラッグ。
式中、R1は−(C1−C6)アルキル、−(C2−C6)アルケニル、−(C2−C6)アルキニル、−(C3−C8)シクロアルキル、−(C5−C8)シクロアルケニル、−(C1−C2)アルキル(C3−C8)シクロアルキル、アリール、−(C1−C2)アルキルアリール、複素環式基、または−(C1−C2)アルキル複素環式基から選択され、
ここで上記R1基の各々は、場合により、−(C1−C4)アルキル、−(CH2)m(C3−C5)シクロアルキル、ハロゲン、−(CH2)mOR6、−CN、−C(O)OR6、−(CH2)mNR7SO28、CF3、CH2CF3、OCF3またはOCH2CF3から選択される1またはそれ以上の基で置換され:ここでm=0、1または2であり;
2はH、OHまたはOCH3であり;
3はH、−(C1−C6)アルキル、−(C2−C6)アルケニル、−(C2−C6)アルキニル、−(C3−C8)シクロアルキル、−(C5−C8)シクロアルケニル、−(C1−C2)アルキル(C3−C8)シクロアルキル、アリール、−(C1−C2)アルキルアリール、複素環式基、または−(C1−C2)アルキル複素環式基から選択され:
ここで後の10個のR3基の各々は場合により、OH、−(C1−C4)アルキル、−(CH2)n(C3−C5)シクロアルキル、ハロゲン、−CN、−(CH2)nOR6または−(CH2)nNR78から選択される1またはそれ以上の基で置換され:ここでn=0、1または2であり;
4は−H、−(C1−C4)アルキル、−(C2−C4)アルケニル、−(C2−C4)アルキニル、−(CH2)p(C3−C5)シクロアルキル、−(CH2)p(C5)シクロアルケニル、ハロゲン、−(CH2)pOR6、−(CH2)pNR78、−CN、−C(O)R6、−C(O)OR6、−C(O)NR78、−(CH2)pNR7SO28、CF3、CH2CF3、OCF3またはOCH2CF3基から選択され、ここでp=0、1または2であり;
5は−(C1−C4)アルキル、−(C2−C4)アルケニル、−(C2−C4)アルキニル、−(CH2)p(C3−C5)シクロアルキル、−(CH2)p(C5)シクロアルケニル、ハロゲン、−(CH2)pOR6、−(CH2)pNR78、−CN、−C(O)R6、−C(O)OR6、−C(O)NR78、−(CH2)pNR7SO28、CF3、CH2CF3、OCF3またはOCH2CF3基から選択され、ここでp=0、1または2であり;
またはR4およびR5は一緒になって、縮合した5−〜7−員の飽和または不飽和の環を形成することができ;
6、R7およびR8は各々独立して、H、CH3またはCH2CH3から選択され;
そしてここでR1およびR3の複素環式基は、O、NまたはSから独立して選択される4個までのヘテロ原子を含む4−〜10−員環系より独立して選択される。
【請求項2】
1が−(C1−C6)アルキル、−(C3−C8)シクロアルキル、−(C1−C2)アルキル(C3−C8)シクロアルキル、フェニル、−(C1−C2)アルキルアリール、複素環式基、または
−(C1−C2)アルキル複素環式基から選択され、そしてここでR1が場合により、−(C1−C4)アルキル、−(CH2)mOR6、−(CH2)m(C3−C5)シクロアルキル、ハロゲン、OCH3、OCH2CH3、CN、CF3、CH2CF3、OCF3またはOCH2CF3から選択される1またはそれ以上の基で置換され、ここでm=1または2であり、
そしてここでR1が複素環式基、または−(C1−C2)アルキル複素環式基である場合、該複素環式基は独立して、O、NまたはSから選択される3個までのヘテロ原子およびその組み合わせを含む単環式5−〜6−員環系から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
1が−(C1−C6)アルキル、−(C3−C8)シクロアルキル、−(C1−C2)アルキル(
3−C8)シクロアルキル、フェニル、−(C1−C2)アルキルアリール、複素環式基、または−(C1−C2)アルキル複素環式基から選択され、
ここで上記R1基の各々が場合により、−(C1−C4)アルキル、ハロゲン、−(CH2)mOR6、CN、CF3またはOCF3から選択される1またはそれ以上の基で置換され、ここでm=1または2であり;
2がOHであり;
3が−H、−(C1−C6)アルキル、−(C3−C8)シクロアルキル、−(C1−C2)アルキル(C3−C8)シクロアルキル、アリール、−(C1−C2)アルキルアリール、複素環式基、または−(C1−C2)アルキル複素環式基から選択され、
ここで後の7個のR3基の各々は場合により、−OH、−(C1−C4)アルキル、−(CH2)n(C3−C5)シクロアルキル、ハロゲン、CN、−(CH2)nOR6または−(CH2)nNR78から選択される1またはそれ以上の基で置換され、ここでn=0、1または2であり;
4が−H、−(C1−C4)アルキル、−(CH2)p(C3−C5)シクロアルキル、ハロゲン、−(CH2)pOR6、−(CH2)pNR78、−CN、−C(O)R6、−C(O)OR6、−C(O)NR78、−(CH2)pNR7SO28、CF3、CH2CF3、OCF3またはOCH2CF3基から選択され、ここでp=0、1または2であり;
5が−(C1−C4)アルキル、−(CH2)p(C3−C5)シクロアルキル、ハロゲン、−(CH2)pOR6、−(CH2)pNR78、CN、−C(O)R6、−C(O)OR6、C(O)NR78、(CH2)pNR7SO28、CF3、CH2CF3、OCF3またはOCH2CF3基から選択され、ここでp=0、1または2であり;
6、R7およびR8が各々独立して、H、CH3またはCH2CH3から選択され;
ここでR3の複素環式基が、OまたはNから独立して選択される2個までのヘテロ原子およびその組み合わせを含む単環式5−〜6−員環系から選択され;
そしてここでR1の複素環式基がOまたはNから独立して選択される1個までのヘテロ原子を含む単環式5−〜6−員環系から選択される、請求項1または2に記載の化合物。
【請求項4】
3が−H、−(C1−C6)アルキル、−(C3−C8)シクロアルキル、−(C1−C2)アルキル(C3−C8)シクロアルキル、−(C1−C2)アルキルアリールまたは複素環式基であり、そしてここで後の5個のR3基の各々が場合により、−OH、−(C1−C4)アルキル、−(CH2)n(C3−C5)シクロアルキル、ハロゲン、−CNまたは−(CH2)nOR6から選択される1またはそれ以上の基で置換され、ここでn=0または1であり、そしてここでR6がH、CH3またはCH2CH3であり、
そしてここでR3が複素環式基である場合、該複素環式基は、OまたはNから独立して選択される2個までのヘテロ原子およびその組み合わせを含む単環式5−〜6−員環系から選択される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項5】
1が−(C1−C6)アルキル、−(C3−C8)シクロアルキル、フェニルまたは複素環式基から選択され、そしてここで該R1基の各々が場合により、−(C1−C4)アルキル、ハロゲン、−OR6またはCNから選択される1またはそれ以上の基で置換され;
2が−OHであり;
3が−H、−(C2−C6)アルキル、−(C3−C8)シクロアルキル、−(C1−C2)アル
キル(C3−C8)シクロアルキルまたは複素環式基から選択され、そしてここで後の4個のR3基の各々が場合により、−OH、−(C1−C4)アルキル、−(CH2)n(C3−C5)シクロアルキル、ハロゲン、−CN、−OR6または−(CH2)nNR78から選択される1またはそれ以上の基で置換され、ここでn=0、1または2であり;
4がH、FまたはClから選択され;
5がFまたはClから選択され;
6、R7およびR8が各々独立して、H、CH3またはCH2CH3から選択され;
ここでR3の複素環式基が、OまたはNから独立して選択される2個までのヘテロ原子およびその組み合わせを含む単環式6−員環系から選択され;
そしてここでR1の複素環式基がOまたはNから独立して選択される1個までのヘテロ原子を含む単環式6−員環系から選択される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項6】
1の複素環式基が、存在する場合、1個のNヘテロ原子を含む単環式6−員環系である請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項7】
3の複素環式基が、存在する場合、2個までのNヘテロ原子を含む単環式6−員環系である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項8】
一般式(IA)
【化2】

(式中、R1、R2、R3、R4およびR5は請求項1で定義された通りであり、そしてここでピロリジン環の第3および4位の基の立体化学は互いに対してトランスである)
で表される請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項9】
一般式(IB)
【化3】

(式中、R1、R2、R3、R4およびR5は請求項1で定義された通りであり、そしてここでピペリジン環の第3および5位のメチル基の立体化学は互いに対してシスである)
で表される請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項10】
ピロリジン環の第3および4位の基の立体化学が互いに対してトランスである一般式(IB)で表される、請求項1〜9のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項11】
一般式(IC)
【化4】

(式中、R1、R2、R3、R4およびR5は請求項1で定義された通りであり、そしてここでピロリジン環の第3および4位の基の立体化学は互いに対してトランスであり、そしてここでピペリジン環の第3および5位のメチル基の立体化学は互いに対してシスである)で表される請求項1〜10のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項12】
一般式(ID)
【化5】

(式中、R1、R2、R3、R4およびR5は請求項1で定義された通りであり、そしてここでピペリジン環の第3および5位のメチル基の立体化学は互いに対してシスであり、そしてここで第4位のR1基はピペリジン環の第3および5位のメチル基に対してトランスであり、そしてR2基はメチル基に対してシスである)
で表される請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項13】
ピロリジン環の第3および4位の基の立体化学が互いに対してトランスである、一般式(ID)で表される請求項1〜12のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項14】
一般式(IE)
【化6】

(式中、R1、R2、R3、R4およびR5は請求項1で定義された通りであり、そしてここでピロリジン環の第3および4位の基の立体化学は互いに対してトランスであり、そしてここでピペリジン環の第3および5位のメチル基の立体化学は互いに対してシスであり、そしてここで第4位のR1基はピペリジン環の第3および5位のメチル基に対してトランスであり、そしてR2基はメチル基に対してシスである)
で表される請求項1〜13のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項15】
一般式(IF)
【化7】

(式中、R1、R2、R3、R4およびR5は請求項1で定義された通りであり、そしてここでピロリジン環の第3および4位の基の立体化学は互いに対してトランスであり、そしてここでピペリジン環の第3および5位のメチル基の立体化学は互いに対してシスであり、そしてここで第4位のR1基はピペリジン環の第3および5位のメチル基に対してトランスであり、そしてR2基はメチル基に対してシスであり、そしてここでR4およびR5はフェニル環の第2および4位にある)
で表される請求項1〜14のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項16】
1が、−(C1−C4)アルキル、−(C3−C6)シクロアルキル、フェニルまたはピリジルから選択され、ここでR1がCH3、CH2CH3、ハロゲン、OCH3、OCH2CH3、CN、CF3またはOCF3から選択される1またはそれ以上の基で場合により置換される、請求項1〜15のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項17】
1が、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、メトキシメチル、シクロプロピル、シクロヘキシル、フェニル、3−フルオロフェニル、4−フルオロフェニル、4−クロロフェニル、4−メチルフェニル、4−メトキシフェニル、2,6−ジフルオロフェニル、2,4−ジフルオロフェニル、3,4−ジフルオロフェニル、ピリジン−2−イルまたはピリジン−3−イル基から選択される、請求項1〜16のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項18】
1が、ピリジン−2−イル、フェニル、3−フルオロフェニル、4−フルオロフェニ
ル、4−クロロフェニル、4−メチルフェニル、4−メトキシフェニル、2,6−ジフルオロフェニル、2,4−ジフルオロフェニルまたは3,4−ジフルオロフェニル基から選択される請求項1〜17のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項19】
3が、−H、−(C2−C6)アルキル、−(C3−C8)シクロアルキル、−(C1−C2)アルキル(C3−C8)シクロアルキルまたは複素環式基から選択され、ここで後の4個のR3基の各々が場合により、−OH、−(C1−C4)アルキルまたは−OR6から選択される1またはそれ以上の基で置換され、ここでR6が−H、CH3またはCH2CH3であり、そしてここでR3が複素環式基である場合、該複素環式基は2個までのNヘテロ原子を含む単環式6−員環系である、請求項1〜18のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項20】
3が、水素、エチル、i−プロピル、n−プロピル、n−ブチル、t−ブチル、i−ブチル、2−メトキシエチル、シクロペンチル、シクロブチル、シクロペンチルメチル、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル、ピリダジン−3−イル、ピラジニル、ピリミジン−5−イル、ピリミジン−2−イル、ピリミジン−4−イルまたはテトラヒドロピラン−4−イル基から選択される、請求項1〜19のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項21】
4がH、FまたはClから選択され、そしてR5がFまたはClから選択される、請求項1〜20のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項22】
4およびR5置換基を有するフェニル基が、2,4−置換フェニル基(ここでR4およびR5基は各々独立して、FまたはClから選択される);または、4−一置換フェニル基(ここでR4はHであり、そしてR5はFまたはClである)である、請求項1〜21のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項23】
4およびR5置換基を有するフェニル基が4−クロロフェニルまたは2,4−ジフルオ
ロフェニル基から選択される、請求項1〜22のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項24】
一般式(IF)で表される請求項16〜23のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項25】
1がフェニル、3−フルオロフェニル、4−フルオロフェニル、2,6−ジフルオロフェニル、2,4−ジフルオロフェニル、3,4−ジフルオロフェニルまたはピリジン−2−イル基であり;
2がOHであり;
3がHであり;
4がHまたはFから選択され、そしてR5がFまたはClから選択される、
一般式(IC)の請求項1〜24のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項26】
実施例12、16、24および48の化合物またはその製薬上許容される塩、溶媒和物もしくは水和物から選択される、請求項25に記載の化合物。
【請求項27】
1がフェニルまたはピリジン−2−イル基であり;
2がOHであり;
3がピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル、ピリダジン−3−イル、ピラジニル、ピリミジン−5−イル、ピリミジン−4−イル、ピリミジン−2−イルまたはテトラヒドロピラン−4−イル基から選択される複素環式基であり;
4およびR5が両方Fである、
一般式(IC)の請求項1〜24のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項28】
実施例番号31、34、35、42および47の化合物、ならびにその製薬上許容される塩、溶媒和物または水和物から選択される、請求項27に記載の化合物。
【請求項29】
1がフェニル、4−フルオロフェニル、4−クロロフェニル、3−フルオロフェニル、2,4−ジフルオロフェニル、3,4−ジフルオロフェニル、ピリジン−2−イルであり;
2がOHであり;
3がt−Bu、i−Pr、Etであり;
4およびR5がFである、
請求項1〜24のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項30】
実施例番号1、5、6、8、9、10、13、15、22、40、50、51、52および53の化合物、ならびにその製薬上許容される塩、溶媒和物または水和物から選択される、請求項29に記載の化合物。
【請求項31】
実施例番号1、5、6、8、9、10、12、13、15、16、22、24、31、34、35、40、42、47、48、50、51、52および53の化合物、ならびにその製薬上許容される塩、溶媒和物または水和物である、請求項1〜30のいずれか1項
に記載の化合物。
【請求項32】
実施例番号1、5、9、12、13の化合物、およびその製薬上許容される塩、溶媒和物または水和物である、請求項1〜31のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項33】
[1−tert−ブチル−4−(2,4−ジフルオロ−フェニル)−ピロリジン−3−イル]−(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチル−4−フェニル−ピペリジン−1−イル)−メタノンとしても知られている(3R,4R,5S)−1−{[(3S,4R)−1−tert−ブチル−4−(2,4−ジフルオロフェニル)ピロリジン−3−イル]カルボニル}−3,5−ジメチル−4−フェニルピペリジン−4−オール、およびその製薬上許容される酸性塩、水和物または溶媒和物から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項34】
(3R,4R,5S)−1−{[(3S,4R)−1−tert−ブチル−4−(2,4−ジフルオロフェニル)ピロリジン−3−イル]カルボニル}−3,5−ジメチル−4−フェニルピペリジン−4−オールヒドロクロリドおよび[1−tert−ブチル−4−(2,4−ジフルオロ−フェニル)−ピロリジン−3−イル]−(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチル−4−フェニル−ピペリジン−1−イル)−メタノンHCl塩から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項35】
式(II)および(III)
【化8】

(式中、R1、R2、R3、R4およびR5は請求項1で定義された通りである)
で表される化合物のカップリング反応による請求項1〜34のいずれか1項に記載の式Iの化合物の製造方法。
【請求項36】
式(I)、(IA)、(B)、(IC)、(ID)、(IE)または(IF)の化合物またはその製薬上許容される塩、水和物、溶媒和物もしくは誘導体を、1またはそれ以上の製薬上許容される添加剤、希釈剤または担体と共に含有する医薬組成物。
【請求項37】
1またはそれ以上の追加の治療剤を含有する請求項36に記載の医薬組成物。
【請求項38】
追加の治療剤が、PDE5阻害剤;NEP阻害剤;選択的D3またはD4アゴニストまたはモジュレーター;エストロゲン受容体モジュレーターおよび/またはエストロゲンアゴニストおよび/またはエストロゲンアンタゴニスト;テストステロン代償剤、テストステロンもしくはテストステロン・インプラント;エストロゲン、エストロゲンおよびメドロキシプロゲステロンまたはメドロキシプロゲステロンアセテート(MPA)、またはエストロゲンおよびメチルテストステロンホルモン代償療法剤から選択される1またはそれ以上の薬剤である、請求項36に記載の医薬組成物。
【請求項39】
追加の治療剤がPDE5阻害剤またはNEP阻害剤である、請求項36に記載の医薬組成物。
【請求項40】
医薬としての使用のための、式(I)、(IA)、(B)、(IC)、(ID)、(IE)もしくは(IF)の化合物またはその製薬上許容される塩、溶媒和物もしくは誘導体、または請求項37〜39のいずれか1項に記載の医薬組成物。
【請求項41】
女性の性的機能不全、男性勃起障害、肥満または糖尿病の治療に使用するための、式(I)、(IA)、(B)、(IC)、(ID)、(IE)もしくは(IF)の化合物またはその製薬上許容される塩、水和物、溶媒和物もしくは誘導体、または請求項37〜39のいずれか1項に記載の医薬組成物。
【請求項42】
女性の性的機能不全、男性勃起障害、肥満または糖尿病の治療に使用するための医薬の製造のための、式(I)、(IA)、(B)、(IC)、(ID)、(IE)もしくは(IF)の化合物またはその製薬上許容される塩、溶媒和物もしくは誘導体、または請求項37〜39のいずれか1項に記載の医薬組成物の使用。
【請求項43】
有効量の、式(I)、(IA)、(B)、(IC)、(ID)、(IE)もしくは(IF)の化合物またはその製薬上許容される塩、溶媒和物もしくは誘導体、または請求項37〜39のいずれか1項に記載の医薬組成物を投与することからなる、女性の性的機能不全、男性勃起障害、肥満または糖尿病の治療方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公表番号】特表2007−534668(P2007−534668A)
【公表日】平成19年11月29日(2007.11.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−551945(P2006−551945)
【出願日】平成17年1月26日(2005.1.26)
【国際出願番号】PCT/IB2005/000208
【国際公開番号】WO2005/077935
【国際公開日】平成17年8月25日(2005.8.25)
【出願人】(593141953)ファイザー・インク (302)
【Fターム(参考)】