説明

ピュリファイヤー

【課題】篩層の上方に、上方に向かって先細に形成された空気分配室を設け、該空気分配室上部に横型サイクロンを設けた形状であっても、篩層の幅方向において均等に粉を吸引することができるピュリファイヤーを提供する。
【解決手段】空気分配室は上方に向かって先細に形成された一対の傾斜面で構成されるとともに、その上部に横型サイクロン状の吸出し通路が載置され、かつ、前記空気分配室内部には、前記篩層の長手方向に対し、垂直方向に複数の隔壁が設けられ、該隔壁によって複数室に区分し、さらに、空気分配室18には、前記一対の傾斜面の狭まった箇所に篩層4上の粉の吸引ムラを防止するための整流板20を設けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、製粉工程で生じるセモリナ(種々の粒度の破砕片)又はミドリングス(ブレーキロールで破砕された胚乳粒のうち比較的粗いもの)から、篩の振動作用と篩の下方から上方に抜ける空気流の作用とを併用してふすま分(皮部)の多いオーバーテールを分離し、純粋なセモリナを得るためのピュリファイヤーに関する。
【背景技術】
【0002】
従来のピュリファイヤーとして、例えば、特許文献1に開示されたものが知られている(図7参照)。このものは、篩層103上に空気分配室122を有し、該空気分配室122には篩層103からの空気流を集める方向に傾斜した空気分配室122の傾斜面111と隔壁123とで形成された複数の空気ガイド室124が設けられ、これら空気ガイド室124が、一番上の篩層103の近くまで達しており、空気分配室122上に横型サイクロンからなる吸出し通路127が設置され、さらに、空気分配室122の傾斜面で集められた空気流が、そのまま吸出し通路127に対し渦流を形成するように吸出し通路127の接線方向に向けて空気分配室122から吸出し通路127への移行部が構成されており、この移行部に絞り128が配置されている。
【0003】
これにより、接線方向移行部によって吸出し通路127内にはサイクロン流が生じ、例えば、吸出し通路127内では、一方において絞り128の開度位置に関係なく強力な渦流を形成するので、埃やその他の粒子が堆積することなく、絞り開口が詰まることがなく、機械の清浄維持が確実になるという効果がある。
【0004】
しかしながら、上記従来のピュリファイヤーにあっては、図7に示す篩層103の幅方向(X方向)中央部付近の吸引力が強力であり、幅方向両端付近の吸引力が弱く、幅方向において均等に粉を吸引することが困難であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特公平1−22827号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は上記問題点にかんがみ、篩層の上方に、上方に向かって先細に形成された空気分配室を設け、該空気分配室上部に横型サイクロンを設けた形状であっても、篩層の幅方向において均等に粉を吸引することができるピュリファイヤーを提供することを技術的課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため請求項1記載の発明は、互いに重ね合わせた複数の篩層を篩ボックス内に傾架させて収納するとともに、該篩ボックスは少なくとも4本の脚部により非振動系要素となる支持台上に支承させ、かつ、前記篩ボックスは振動発生装置に連結して篩ボックスの長手方向に振動可能に形成する一方、前記篩ボックスの上流側には篩分け原料の供給部を、前記篩ボックスの下流側にはオーバー物の排出部をそれぞれ連絡し、前記篩ボックスの下方には篩から落下した粉粒体を捕集する捕集装置を設け、さらに、前記篩ボックスの上方には前記篩の下方から上方に貫通させた空気を吸い込む空気分配室を設けたピュリファイヤーにおいて、
前記空気分配室は上方に向かって先細に形成された一対の傾斜面で構成されるとともに、その上部に横型サイクロン状の吸出し通路が載置され、かつ、前記空気分配室内部には、前記篩層の長手方向に対し、垂直方向に複数の隔壁が設けられ、該隔壁によって複数室に区分し、さらに、空気分配室には、前記一対の傾斜面の狭まった箇所に篩層上の粉の吸引ムラを防止するための整流板を設ける、という技術的手段を講じた。
【0008】
また、請求項2記載の発明は、前記整流板が矩形状のパンチングメタルに形成され、その孔径が4.5〜8.0mmの範囲にあり、かつ、開口率が51%以下であることを特徴とする。
【0009】
さらに、請求項3記載の発明は、中央の機枠に対して前記空気分配室が左右に分離して配置されるとともに、該空気分配室上部に載置される横型サイクロンが前記中央の機枠寄りに互いに偏向して設けられる一方、前記各整流板は、前記横型サイクロンの設置方向に向かって傾斜されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1記載の発明によれば、空気分配室には、前記一対の傾斜面の狭まった箇所に篩層上の粉の吸引ムラを防止するための整流板を設けてあるから、篩上の幅方向の吸引力が均等になり、粉を均等に吸引して吸引ムラを防止することが可能となった。これにより、整流化された上昇気流により分級純化が行われるので、均一に分級純化が行われ、製品品質も向上する。
【0011】
請求項2記載の発明によれば、整流板がパンチングメタルに形成され、その孔径が4.5〜8.0mmの範囲にあり、かつ、開口率が51%以下であるから、篩上の幅方向の吸引力を均等にする効果が従来に比較して格段に向上し、粉を均等に吸引して吸引ムラを防止する効果が高まる。
【0012】
請求項3記載の発明によれば、中央の機枠に対して前記空気分配室が左右に分離して配置されるとともに、該空気分配室上部に載置される横型サイクロンが前記中央の機枠寄りに互いに偏向して設けられる一方、前記各整流板は、前記横型サイクロンの設置方向に向かって傾斜される。これにより、整流板20上面への粉の堆積が少なく、稼動後のメンテナンスを軽減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の実施形態に係るピュリファイヤーの概略斜視図である。
【図2】同ピュリファイヤーの一部破断正面図である。
【図3】同ピュリファイヤーの右側面図である。
【図4】図2のA−A線を破断したときの縦断面図である。
【図5】空気分配室上方に配設される整流板の概略図である。
【図6】整流板を空気分配室に取り付ける際の概略斜視図である。
【図7】従来のピュリファイヤーの空気分配室の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明を実施するための最良の形態を図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施形態に係るピュリファイヤーの概略斜視図であり、図2は同ピュリファイヤーの一部破断正面図であり、図3は同ピュリファイヤーの右側面図であり、図4は図2のA−A線を破断したときの縦断面図である。
【0015】
<概要>
図1乃至図4において、本発明のピュリファイヤー1は、いわゆる篩ボックスが2列に並んでいて2種のストックを処理できる複式構造であって、中央の機枠17に対して左右に分離されて配設されるものである。
【0016】
図1及び図2に示すように、機体の左上方、すなわち、篩ボックス10の上流側には分級純化する前の原料となる粉粒体を供給するための供給口2を設け、機体の右下方、すわわち、篩ボックス10の下流側には篩の網目を通過することができなかった分離物(オーバーテール)用の分離物排出口3が設けられている。そして、篩ボックス10内には、3段に積み重ねられた篩4…が設けられ、該篩4…は篩ボックス10の長手方向、すなわち、上流側から下流側に向かって順次目幅が大きくなるように複数配設されている。これら篩4…の下方には、粉粒体の捕集装置となる内側トラフ5と外側トラフ6とが配置され(図4参照)、篩落とされた粉粒体がこれら内側トラフ5,外側トラフ6に集められ、さらに、内側トラフ5には中央落下口7と連絡して篩4…を通過した粉粒体を機外に取り出す構成であり、外側トラフ6にはメッシュの大きい篩4…を通過した上流側落下口8と、メッシュの小さい篩4…を通過した下流側落下口9とにそれぞれ連絡し、粒度の異なる粉粒体を機外に取り出すことができる構成となっている。符号50は落下口を切り替えるための製品誘導フラップであり、符号51は吸気口であり、符号52は原料供給フィーダである。
【0017】
<振動構成>
前記各篩4…は篩ボックス10内に収納され、該篩ボックス10は少なくとも4本の脚部11…により支持台12上に支承させるとともに、前記各脚部11…下端の座部24と支持台12の座部27との間に、振動部材としての中空ゴムばね13…及び横揺防振部材14…が介挿されている。これにより、消耗品である中空ゴムばね13…は、座部24,27を取り外すことで、簡単に機外に取り出すことができ、メンテナンスが容易で、交換時間も短縮することができる。そして、各々の脚部11を矩形状に接続する横桁部材49等が組み付けられており、前記脚部11と横桁部材49の供給口2側には、2個のアンバランス振動発生装置15が取り付けられ、矢印A方向(図1の矢印A参照)への直線的な一定方向の振動が発生させられる構成となっている。
前記横揺防振部材14は前後方向(図1の矢印y方向)及び上下方向(図1の矢印z方向)の動きを許容する一方、左右方向(図1の矢印x−x方向)の動きを規制する働きがあり、運転起動時及び運転停止時のアンバランス振動発生装置15による振動方向が安定しない時期にあっても、本来の直線的な振動方向(図1の矢印A方向)の方向づけを行い、篩ボックス10に対する左右方向の横揺れ発生を防止する効果がある。
【0018】
前記アンバランス振動発生装置15は(図2参照)、パイプ状継手15aで回動させることにより、取り付け角度が調節可能であり、さらに、アンバランスの強度もアンバランス錘15bを適宜調節することにより加減される。パイプ状継手15aには2つのアンバランス振動発生装置15が固定されており、逆向きに振動するように電気的に接続されることで、側方へのアンバランス成分は除去され、図1の矢印A方向への純粋な直線的な縦振動が生じる構成である。符号16はアンバランス振動発生装置のカバー体である。
【0019】
<非振動要素>
前記支持台12上の機枠17には、非振動系要素を担持し(図4参照)、機枠17の上端部は左右の篩ボックス10を越えるように概略T字状に形成される。この機枠17は、非振動系要素の一部である、上部の空気分配室18を形成する支持台頭部19を保持する。前記空気分配室18は、複数段の篩4…の下方から上方に空気を貫通させて篩い分けを行い、篩4…を通過した粉混じりの空気を上昇させて吸い込むためのものであり、空気分配室18の内部には、篩4…の長手方向に対し、垂直方向に複数の隔壁53(図6参照)が設けられ、該隔壁53によって複数室に区分されている。空気分配室18には、その上方を傾斜面18aに形成するとともに、該一対の傾斜面18aの狭まった箇所に篩4…上の粉の吸引ムラを防止するための整流板20を設け、さらにその先には、集められた空気に渦流を形成するようサイクロン型の吸出し部21が接続される。該吸出し部21からは吸引排気管23を介して図示しない吸引排風機に接続される。符号22は空気の吸い込み量を調節するための開閉バルブである。
【0020】
<空気分配室内の整流板の構成>
図5には、空気分配室18上方に配設される整流板20が示される。この整流板20は縦124mm、横204mm、厚さ1.6mmの矩形状の鉄板であり、該鉄板に多数の丸孔を打ち抜いてパンチングメタルに形成してある。この整流板20として、径8.0mmより大きな丸孔からなるパンチングメタルを使用した場合、篩4上の幅方向中央部付近の吸引力が強力であり、篩4上の幅方向両端付近の吸引力は弱いため、従来と変わりなく粉の吸引ムラを防止する効果は薄かった。一方で、丸孔径8.0mm未満のパンチングメタルを使用した場合、篩4上の幅方向の吸引力が均等になり、粉も均等に吸引することが可能となった。より好ましい実施例によれば、丸孔径4.5mmのパンチングメタルに形成し、その開口率を約51%以下とすれば、篩4上の幅方向の吸引力がより均等になり、粉を均等に吸引して吸引ムラを防止することが可能となった。
【0021】
前記整流板20の取り付け方について、図4及び図6に基づいて説明する。図4に示すように、整流板20は傾斜して設けられており、中央の機枠に対して前記空気分配室が左右に分離して配置されるとともに、該空気分配室上部に載置される横型サイクロンが前記中央の機枠寄りに互いに偏向して設けられる一方、前記各整流板は、前記横型サイクロンの設置方向に向かって傾斜して配置されている。
そして、図6に示すように、整流板20は、隔壁53…に取り付けたガイドレール54…によって抜き差し可能に保持される。ガイドレール54は上述のように整流板20Bを保持する側にあっては水平方向から30度で取り付けられ、整流板20Aを保持する側にあっては水平方向から150度の位置にそれぞれ傾斜して配置されている。このように、整流板20を水平位置に対して傾斜して取り付けることで、整流板20上面への粉の堆積がなくなり、ピュリファイヤー1の稼動後のメンテナンスを軽減することが可能となる。仮に整流板20を水平方向に取り付けると、整流板上面に粉が堆積してしまい、稼動後に清掃するなどのメンテナンスが必要となる。
【0022】
<作用>
次に、上記構成における作用を説明する。ピュリファイヤー1を起動するため、まず、2個のアンバランス振動発生装置15を作動させると、篩ボックス10及び内側トラフ5,外側トラフ6が振動を開始する。このとき、横揺防振部材14により左右方向(図1の矢印x方向)の動きが規制され、本来の直線的な振動方向(図1の矢印A方向)の方向づけを行い、篩ボックス10に対する左右方向の横揺れ発生が防止される。また、吸引排気管23に連絡した吸引排風機(図示せず)の作動により吸気口51から空気が吸引され、篩ボックス10の篩4…の下方から上方に向けて上昇気流が発生する。
【0023】
このとき、空気分配室18上方に設けた整流板20により、吸気口51への空気の吸引が整流化され、篩ボックス10の篩4…の下方から上方に向けて発生する上昇気流は均等に粉を吸引する作用が生じる。
【0024】
そして、分級純化する前の原料となる粉粒体は、供給口2から原料供給フィーダ52に供給し、原料供給フィーダ52では幅広に整流されてから篩4…上に供給される。前後にわずかに傾架した篩4…上の粉粒体は前後方向(図1のA方向)の振動によって下流側に流れ、粉粒体が篩4…上で揺動されることにより、重い粒子は下に沈み軽い粒子は上に浮かぶ。そして、篩4…を下方から上方に通過する前述の篩4の幅方向に整流化された上昇気流によって軽い皮部が浮き上がり、重い粒子はそのまま残り、セモリナ粒子は篩4…の網目を通り下段の篩4b,4c上に落下していく。篩4…は上流側から下流側に亘り順次網目が粗くなっているので、上流側の篩4…から落下するセモリナ粒子は粒度が細かく、下流側の篩4…から落下するセモリナ粒子は粒度が大きい。また、篩4…から落下しない皮部を含んだオーバーテールは、分離物排出口3に誘導されることになる。
【0025】
篩4…から落下したセモリナ粒子は、内側トラフ5,外側トラフ6により捕集されて分級される。つまり、篩落とされたセモリナ粒子がこれら内側トラフ5,外側トラフ6に集められ、さらに、内側トラフ5には1個の中央落下口7と連絡して篩を通過したセモリナ粒子を機外に取り出す構成であり、外側トラフ6には番手の大きい篩を通過した上流側落下口8と、番手の小さい篩を通過した下流側落下口9とにそれぞれ連絡して粒度の異なるセモリナ粒子が機外に取り出される。
【0026】
以上のように、本実施形態によれば、篩4上の粉の吸引ムラを防止するための整流板を空気分配室18上方に配設してあるから、篩4上の幅方向の吸引力が均等になり、粉を均等に吸引して吸引ムラを防止することが可能となった。また、整流板が矩形状のパンチングメタルに形成してあり、その孔径が4.5〜8.0mmの範囲にあり、かつ、開口率が51%以下とすれば、篩4上の幅方向の吸引力を均等にする効果が従来に比較して格段に向上し、粉を均等に吸引して吸引ムラを防止する効果が高まる。さらに、整流板20の取り付け方向について、図4に示すように、整流板20Bにおいては水平方向から30度の位置、整流板20Aにおいては水平方向から150度の位置にそれぞれ傾斜して配置され、特に、篩ボックスが2列に並んだ複式構造の場合、前記整流板が逆「ハ」字状の形状に配置される。これにより、整流板20上面への粉の堆積が少なく、稼動後のメンテナンスを軽減することが可能となる。
【産業上の利用可能性】
【0027】
篩の振動作用と篩の下方から上方に抜ける空気流の作用とを併用したピュリファイヤーや、振動系構成要素と非振動系構成要素とに分かれる篩装置などに適用することができる。
【符号の説明】
【0028】
1 ピュリファイヤー
2 供給口
3 分離物排出口
4 篩
5 内側トラフ
6 外側トラフ
7 中央落下口
8 上流側落下口
9 下流側落下口
10 篩ボックス
11 脚部
12 支持台
13 中空ゴムばね
14 横揺防振部材
15 アンバランス振動発生装置
16 カバー体
17 機枠
18 空気分配室
19 支持台頭部
20 整流板
21 吸出し部
22 開閉バルブ
23 吸引排気管
24 座部
27 座部
46 分離物排出樋
47 隔壁
48 隔壁
49 横桁部材
50 製品誘導フラップ
51 吸気口
52 原料供給フィーダ
53 隔壁

【特許請求の範囲】
【請求項1】
互いに重ね合わせた複数の篩層を篩ボックス内に傾架させて収納するとともに、該篩ボックスは少なくとも4本の脚部により非振動系要素となる支持台上に支承させ、かつ、前記篩ボックスは振動発生装置に連結して篩ボックスの長手方向に振動可能に形成する一方、前記篩ボックスの上流側には篩分け原料の供給部を、前記篩ボックスの下流側にはオーバー物の排出部をそれぞれ連絡し、前記篩ボックスの下方には篩から落下した粉粒体を捕集する捕集装置を設け、さらに、前記篩ボックスの上方には前記篩の下方から上方に貫通させた空気を吸い込む空気分配室を設けたピュリファイヤーにおいて、
前記空気分配室は上方に向かって先細に形成された一対の傾斜面で構成されるとともに、その上部に横型サイクロン状の吸出し通路が載置され、かつ、前記空気分配室内部には、前記篩層の長手方向に対し、垂直方向に複数の隔壁が設けられ、該隔壁によって複数室に区分し、さらに、空気分配室には、前記一対の傾斜面の狭まった箇所に篩層上の粉の吸引ムラを防止するための整流板を設けたことを特徴とするピュリファイヤー。
【請求項2】
前記整流板は、パンチングメタルで形成されており、その孔径は4.5〜8.0mmの範囲で、かつ、開口率が51%以下としてある請求項1記載のピュリファイヤー。
【請求項3】
中央の機枠に対して前記空気分配室が左右に分離して配置されるとともに、該空気分配室上部に載置される横型サイクロンが前記中央の機枠寄りに互いに偏向して設けられる一方、前記各整流板は、前記横型サイクロンの設置方向に向かって傾斜されてなる請求項1又は2記載のピュリファイヤー。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2010−274247(P2010−274247A)
【公開日】平成22年12月9日(2010.12.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−132501(P2009−132501)
【出願日】平成21年6月1日(2009.6.1)
【出願人】(000001812)株式会社サタケ (223)
【Fターム(参考)】