説明

ピラゾロピリミジン化合物及びPDE10阻害剤としてのその使用

【課題】優れたPDE10阻害活性を有する新規化合物、そのような化合物の調製方法、該化合物の使用、及び該化合物を含む医薬組成物などの提供。
【解決手段】式[I]


(式中、Rは、水素、ハロゲン、低級アルキル又はシアノであり;環Aは、場合により置換されている複素環基であり;環Bは、場合により置換されている3〜6員単環式基であり;そして、Yは、場合により置換されているアミノ、場合により置換されている環状アミノ、場合により置換されている脂肪族3〜6員モノシクリルオキシ、場合により置換されている低級アルキル又は場合により置換されている低級アルキル−O−である)で表される化合物又はその薬理的に許容しうる塩、及びPDE10阻害剤としてのその使用。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式[I]:
【化14】


[式中、
は、水素、ハロゲン、低級アルキル又はシアノであり;
環Aは、場合により置換されている複素環基であり;
環Bは、場合により置換されている3〜6員単環式基であり;そして
Yは、場合により置換されているアミノ、
場合により置換されている環状アミノ、
場合により置換されている脂肪族3〜6員モノシクリルオキシ、
場合により置換されている低級アルキル又は
場合により置換されている低級アルキル−O−である]
で表される化合物又はその薬理的に許容しうる塩、を活性成分として含む医薬組成物。
【請求項2】
Yが、場合により置換されているアミノである、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項3】
Yが、式[III]:
−Z−R [III]
[式中、
Zは、−N(R)−、−O−又はC1−2アルキレンであり;
は、水素;ヒドロキシ及び低級アルコキシから選択される同一もしくは異なる1〜2個の置換基により場合により置換されている低級アルキル;又は低級シクロアルキルであり;そして
は、
(1)ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、低級アルコキシ、低級シクロアルキル、ヒドロキシ置換低級シクロアルキル、ハロ低級アルキル及びモノ−もしくはジ−低級アルキルアミノからなる群より選択される同一又は異なる1〜3個の置換基により場合により置換されている低級アルキルであるか;又は
(2)場合により置換されている脂肪族3〜6員単環式基である]
で表される請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項4】
環Aにより表される「場合により置換されている複素環基」が低級アルキル;低級シクロアルキル;ハロゲン;ハロ低級アルキル;ヒドロキシ;低級アルコキシ;ハロ低級アルコキシ;低級アルキル及びハロゲンから選択される同一又は異なる1〜2個の置換基により場合により置換されているアミノ;ならびに、低級アルキル及びハロゲンから選択される同一又は異なる1〜3個の置換基により場合により置換されている環状アミノからなる群より選択される同一又は異なる1〜6個の置換基により場合により置換されている複素環基であり、
そして、
環Bにより表される「場合により置換されている3〜6員単環式基」が、ハロゲン;オキソ;ヒドロキシ;ヒドロキシ及び低級アルコキシから選択される同一又は異なる1〜2個の置換基により場合により置換されている低級アルキル;低級アルコキシ;低級アルキルスルホニルオキシ;ならびに、低級アルキルから選択される同一又は異なる1〜2個の置換基により場合により置換されているアミノからなる群より選択される同一又は異なる1〜3個の置換基により場合により置換されている3〜6員単環式基であり、
そして、
により表される「場合により置換されている脂肪族3〜6員単環式基」が、ハロゲン;オキソ;ヒドロキシ;低級アルカノイル;低級アルコキシ;ならびに、ヒドロキシ及び低級アルコキシから選択される同一又は異なる1〜2個の置換基により場合により置換されている低級アルキルからなる群より選択される同一又は異なる1〜3個の置換基により場合により置換されている脂肪族3〜6員単環式基である、請求項3に記載の医薬組成物。
【請求項5】
環Aにより表される「場合により置換されている複素環基」における複素環部分が、ヘテロ原子として1〜3個の窒素原子を含有する単環式もしくは二環式ヘテロアリール、又はそれと縮合された脂肪族5〜6員環を有する基であり;
そして、
環Bにより表される「場合により置換されている3〜6員単環式基」における単環式部分が、4〜6員単環式窒素含有複素環基又は3〜6員単環式炭化水素基であり、
そして、
により表される「場合により置換されている脂肪族3〜6員単環式基」における単環式部分が、酸素原子、窒素原子及び硫黄原子から選択される1〜2個のヘテロ原子を含有する4〜6員脂肪族単環式複素環基;又はC3−6シクロアルキルである、請求項3又は4に記載の医薬組成物。
【請求項6】
環Aにより表される「場合により置換されている複素環基」における複素環部分が、ピリジル、ピラジニル、キノリル、キノキサリニル、5,6,7,8−テトラヒドロキノキサリニル、7,8−ジヒドロ−6H−ピラノ[2,3−b]ピラジニル、ピリド[3,4−b]ピラジニル及びピラゾロ[1,5−a]ピリミジニルからなる群より選択され、
そして、
環Bにより表される「場合により置換されている3〜6員単環式基」における単環式部分が、ピロリジニル、アゼチジニル、イミダゾリジニル、ピラゾリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル及びC3−6シクロアルキルからなる群より選択されるか、又はその不飽和単環式基であり;
そして、
により表される「場合により置換されている脂肪族3〜6員単環式基」における単環式部分が、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフラニル、オキセタニル、テトラヒドロチオピラニル、テトラヒドロチエニル、チエタニル、ピペリジル及びC3−6シクロアルキルからなる群より選択される、請求項3又は4に記載の医薬組成物。
【請求項7】
環Aにより表される「場合により置換されている複素環基」における複素環部分が、ピリジン−2−イル、ピラジン−2−イル、キノリン−2−イル、キノキサリン−2−イル、5,6,7,8−テトラヒドロキノキサリン−2−イル、7,8−ジヒドロ−6H−ピラノ[2,3−b]ピラジン−2−イル、7,8−ジヒドロ−6H−ピラノ[2,3−b]ピラジン−3−イル、ピリド[3,4−b]ピラジン−2−イル及びピリド[3,4−b]ピラジン−3−イルからなる群より選択され、
そして、
環Bにより表される「場合により置換されている3〜6員単環式基」における単環式部分が、1−ピロリジニル、1−アゼチジニル、1−ピラゾリジニル、シクロペンチル及びシクロペンテニルからなる群より選択され、
そして、
により表される「場合により置換されている脂肪族3〜6員単環式基」における単環式部分が、3−又は4−テトラヒドロピラニル、3−テトラヒドロフラニル、3−オキセタニル、3−又は4−テトラヒドロチオピラニル、3−テトラヒドロチエニル、3−チエタニル、4−ピペリジル及びC3−6シクロアルキルからなる群より選択される、請求項3又は4に記載の医薬組成物。
【請求項8】
環Aが、ピラジニル、キノリル、キノキサリニル、5,6,7,8−テトラヒドロキノキサリニル、7,8−ジヒドロ−6H−ピラノ[2,3−b]ピラジニル、ピリド[3,4−b]ピラジニル及びピラゾロ[1,5−a]ピリミジニルであり、それぞれ、低級アルキル;低級シクロアルキル;ハロゲン;ハロ低級アルキル;ならびに、低級アルキル及びハロゲンから選択される同一又は異なる1〜3個の置換基により場合により置換されている環状アミノからなる群より選択される同一又は異なる1〜3個の置換基により場合により置換されており、
そして、
環Bが、1−ピロリジニル、1−アゼチジニル、1−ピラゾリル、シクロプロピル、シクロペンチル又はシクロペンテン−1−イルであり、それぞれ、ハロゲン;ヒドロキシ;ヒドロキシ、低級アルコキシから選択される同一又は異なる1〜2個の置換基により場合により置換されている低級アルキルからなる群より選択される同一又は異なる1〜3個の置換基により場合により置換されており、
そして、
が、
(1)ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、低級アルコキシ、ヒドロキシ置換低級シクロアルキル、ハロ低級アルキル及びモノ−もしくはジ−低級アルキルアミノからなる群より選択される同一又は異なる1〜3個の置換基により場合により置換されている低級アルキルであるか;又は
(2)3−又は4−テトラヒドロピラニル、3−テトラヒドロフラニル、3−オキセタニル、3−テトラヒドロチエニル、4−ピペリジル又はC3−6シクロアルキルであり、それぞれ、ハロゲン;オキソ;ヒドロキシ;低級アルカノイル;低級アルコキシ;ならびに、ヒドロキシ及び低級アルコキシから選択される同一又は異なる1〜2個の置換基により場合により置換されている低級アルキルからなる群より選択される同一又は異なる1〜3個の置換基により場合により置換されており、
そして、
が、水素である、請求項3に記載の医薬組成物。
【請求項9】
環Aが、ピラジン−2−イル及びキノキサリン−2−イルであり、それぞれ、低級アルキル及びハロゲンからなる群より選択される同一又は異なる1〜3個の置換基により場合により置換されており、
環Bが、ハロゲン;ヒドロキシ;ヒドロキシ、低級アルコキシから選択される同一又は異なる1〜2個の置換基により場合により置換されている低級アルキルからなる群より選択される同一又は異なる1〜3個の置換基により場合により置換されている1−ピロリジニルである、請求項8に記載の医薬組成物。
【請求項10】
が、水素である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の医薬組成物。
【請求項11】
が、水素であり、Zが、−N(R)−である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の医薬組成物。
【請求項12】
前記化合物が、
2−(3−メチルキノキサリン−2−イル)−5−ピロリジン−1−イル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−アミン;
N−メチル−2−(3−メチルキノキサリン−2−イル)−5−ピロリジン−1−イル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−アミン;
5−[(3R)−3−フルオロピロリジン−1−イル]−2−(3−メチルキノキサリン−2−イル)−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−アミン;
1−({2−(7−フルオロ−3−メチルキノキサリン−2−イル)−5−[(3R)−3−フルオロピロリジン−1−イル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}アミノ)−2−メチルプロパン−2−オール;
5−(2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−1−イル)−2−(3−メチルキノキサリン−2−イル)−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−アミン;
2−メチル−3−[5−ピロリジン−1−イル−7−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−イル]キノキサリン;
5−シクロペンタ−1−エン−1−イル−2−(3−メチルキノキサリン−2−イル)−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−アミン;
trans−4−({2−(7−フルオロ−3−メチルキノキサリン−2−イル)−5−[(3R)−3−フルオロピロリジン−1−イル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}アミノ)−1−メチルシクロヘキサノール;
2−(5,7−ジピロリジン−1−イルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−イル)−3−メチルキノキサリン;
(2S)−1,1,1−トリフルオロ−3−{[2−(3−メチルキノキサリン−2−イル)−5−ピロリジン−1−イルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]アミノ}プロパン−2−オール;
3−{[2−(3−メチルキノキサリン−2−イル)−5−ピロリジン−1−イルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]アミノ}プロパンニトリル;
N−(trans−4−メトキシシクロヘキシル)−2−[3−メチル−7−(トリフルオロメチル)キノキサリン−2−イル]−5−ピロリジン−1−イルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−アミン;
2−(3,7−ジメチルキノキサリン−2−イル)−N,N−ビス(2−メトキシエチル)−5−ピロリジン−1−イルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−アミン;
5−[(3R)−3−フルオロピロリジン−1−イル]−2−(3−メチルキノキサリン−2−イル)−N−オキセタン−3−イルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−アミン;
1−{[5−[(3R)−3−フルオロピロリジン−1−イル]−2−(3−メチルキノキサリン−2−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]アミノ}−2−メチルプロパン−2−オール;
N−シクロプロピル−5−[(3R)−3−フルオロピロリジン−1−イル]−2−(3−メチルキノキサリン−2−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−アミン;
2−(3−エチルキノキサリン−2−イル)−5−[(3R)−3−フルオロピロリジン−1−イル]−N−(trans−4−メトキシシクロヘキシル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−アミン;
trans−4−({5−[(3R)−3−フルオロピロリジン−1−イル]−2−[3−(トリフルオロメチル)キノキサリン−2−イル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}アミノ)−1−メチルシクロヘキサノール;
(1S,2S)−2−{[2−(7−フルオロ−3−メチルキノキサリン−2−イル)−5−ピロリジン−1−イルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]アミノ}シクロヘキサノール;
2−(3,5−ジメチルキノキサリン−2−イル)−5−ピロリジン−1−イル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−アミン;
2−(3,6−ジメチルキノキサリン−2−イル)−5−ピロリジン−1−イル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−アミン;
2−(3,7−ジメチルキノキサリン−2−イル)−N−[(3R)−1,1−ジオキシドテトラヒドロ−3−チエニル]−5−ピロリジン−1−イルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−アミン;
N−(1−アセチルピペリジン−4−イル)−2−(3,7−ジメチルキノキサリン−2−イル)−5−ピロリジン−1−イルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−アミン;
2−(3,7−ジメチルキノキサリン−2−イル)−N−(1−プロピルピペリジン−4−イル)−5−ピロリジン−1−イルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−アミン;
N’−[2−(3,7−ジメチルキノキサリン−2−イル)−5−ピロリジン−1−イルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]−N,N−ジメチルエタン−1,2−ジアミン;
N−(4,4−ジフルオロシクロへキシル)−2−(3−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロキノキサリン−2−イル)−5−ピロリジン−1−イルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−アミン;
N−メチル−5−ピロリジン−1−イル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2−(3,5,6−トリメチルピラジン−2−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−アミン;
((2S)−1−{2−(3−メチルキノキサリン−2−イル)−7−[(3R)−テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イルアミノ]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−イル}ピロリジン−2−イル)メタノール;
{(2S)−1−[7−[シクロプロピル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−2−(3,7−ジメチルキノキサリン−2−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−イル]ピロリジン−2−イル}メタノール;
1−[2−(3,7−ジメチルキノキサリン−2−イル)−7−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−イル]アゼチジン−3−オール;
2−メチル−3−[5−ピロリジン−1−イル−7−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−イル]キノキサリン;
trans−1−メチル−4−{[2−(3−メチル−7,8−ジヒドロ−6H−ピラノ[2,3−b]ピラジン−2−イル)−5−ピロリジン−1−イルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]アミノ}シクロヘキサノール;
cis−4−({2−(7−フルオロ−3−メチルキノキサリン−2−イル)−5−[(3R)−3−フルオロピロリジン−1−イル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}アミノ)−1−メチルシクロヘキサノール;
N−メチル−2−(3−メチル−6−プロピルピラジン−2−イル)−5−ピロリジン−1−イル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−アミン;
2−メチル−1−[(6’−メチル−5−ピロリジン−1−イル−2,5’−ビピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)アミノ]プロパン−2−オール;
1−{[2−(6−イソブチル−3,5−ジメチルピラジン−2−イル)−5−ピロリジン−1−イルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]アミノ}−2−メチルプロパン−2−オール;
1−{[2−(6−シクロプロピル−3,5−ジメチルピラジン−2−イル)−5−ピロリジン−1−イルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]アミノ}−2−メチルプロパン−2−オール;
2−(6−シクロプロピル−3,5−ジメチルピラジン−2−イル)−5−ピロリジン−1−イル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−アミン;
2−(3−メチル−7,8−ジヒドロ−6H−ピラノ[2,3−b]ピラジン−2−イル)−5−ピロリジン−1−イル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−アミン;
2−メチル−1−{[2−(3−メチル−7,8−ジヒドロ−6H−ピラノ[2,3−b]ピラジン−2−イル)−5−ピロリジン−1−イルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]アミノ}プロパン−2−オール;
N−(trans−4−メトキシシクロヘキシル)−2−(3−メチル−7,8−ジヒドロ−6H−ピラノ[2,3−b]ピラジン−2−イル)−5−ピロリジン−1−イルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−アミン;
2−(2−メチルピリド[3,4−b]ピラジン−3−イル)−5−ピロリジン−1−イル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−アミン;及び
2−(3−メチルピリド[3,4−b]ピラジン−2−イル)−5−ピロリジン−1−イル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−アミン
からなる群より選択される化合物又はその薬理的に許容しうる塩である請求項1記載の医薬組成物。
【請求項13】
ホスホジエステラーゼ10阻害剤である請求項1〜12のいずれか一項に記載の医薬組成物。
【請求項14】
ホスホジエステラーゼ10活性の阻害により改善することが見込まれる疾患又は状態の治療又は予防薬である請求項1〜12のいずれか一項に記載の医薬組成物。
【請求項15】
統合失調症、不安障害、薬物中毒、認知障害の症状を伴う疾患、気分障害又は気分エピソードの治療又は予防薬である請求項1〜12のいずれか一項に記載の医薬組成物。

【公開番号】特開2013−60438(P2013−60438A)
【公開日】平成25年4月4日(2013.4.4)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−185236(P2012−185236)
【出願日】平成24年8月24日(2012.8.24)
【出願人】(000002956)田辺三菱製薬株式会社 (225)
【Fターム(参考)】