説明

ピラゾロピリミジン類

本発明は式(I)の化合物に関する。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)の化合物:
【化1】

その互変異性体、または該化合物もしくは互変異性体の医薬的に許容できる塩、溶媒和物もしくは多形
[式中:
R1は、RA、RB、RCおよびRDから選択される環式基であり、これらはそれぞれ1個以上のR7基で置換されていてもよく;
R2は、水素またはC1-C2アルキルであり;
R3およびR4は、それぞれ独立して、C1-C8アルキル、C2-C8アルケニル、C2-C8アルキニルまたはC3-C10シクロアルキルであって、これらはそれぞれ1個以上のR8基で置換されていてもよく、あるいはREであって、これは1個以上のR9基で置換されていてもよく、あるいは水素であり;
あるいは、-NR3R4はRFを形成し、これは1個以上のR10基で置換されていてもよく;
R5は、-Y-CONR15R16であり;
R6は、N1またはN2に結合することができ、C1-C6アルキル、C1-C6ハロアルキル、C2-C6アルケニルまたはC2-C6アルキニルであり、これらはそれぞれC1-C6アルコキシ、C1-C6ハロアルコキシ、またはRJ、RK、RLおよびRMから選択される環式基で置換されていてもよく、あるいはR6はRN、C3-C7シクロアルキルまたはC3-C7ハロシクロアルキルであり、これらはそれぞれC1-C6アルコキシまたはC1-C6ハロアルコキシで置換されていてもよく、あるいはR6は水素であり;
R7は、ハロ、C1-C6アルキル、C1-C6ハロアルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、C3-C10シクロアルキル、C3-C10ハロシクロアルキル、フェニル、OR12、OC(O)R12、NO2、NR12R13、NR12C(O)R13、NR12CO2R14、C(O)R12、CO2R12、CONR12R13またはCNであり;
R8は、ハロ、フェニル、C1-C6アルコキシフェニル、OR12、OC(O)R12、NO2、NR12R13、NR12C(O)R13、NR12CO2R14、C(O)R12、CO2R12、CONR12R13、CN、RGまたはRHであり、これらのうち最後の2つは1個以上のR9基で置換されていてもよく;
R9は、C1-C6アルキル、C1-C6ハロアルキルまたはCO2R12であり;
R10は、ハロ、C3-C10シクロアルキル、C3-C10ハロシクロアルキル、フェニル、OR12、OC(O)R12、NO2、NR12R13、NR12C(O)R13、NR12CO2R14、C(O)R12、CO2R13、CONR12R13、CN、オキソ、C1-C6アルキルまたはC1-C6ハロアルキルであり、これらのうち最後の2つはR11で置換されていてもよく;
R11は、フェニル、NR12R13またはNR12CO2R14であり;
R12およびR13は、それぞれ独立して、水素、C1-C6アルキルまたはC1-C6ハロアルキルであり;
R14は、C1-C6アルキルまたはC1-C6ハロアルキルであり;
R15およびR16は、それぞれ独立して下記のものから選択され:
水素、
C1-C6ハロアルキル、
下記のもので置換されていてもよいC1-C6アルキル:
R17
-NR18R19
-CO2R20
-CONR21R22
R23、または
下記のもので置換されていてもよいフェニル:
ハロ、
C1-C6アルキルもしくは
R17
下記のもので置換されていてもよいC3-C7シクロアルキル:
C1-C6アルキル、
R17または
-NR18R19、および
R23
あるいは、NR15R16は3-〜8-員環を構成し、これは窒素、酸素および硫黄から選択される1個以上のヘテロ原子をさらに含んでもよく、さらにR17、C1-C6ハロアルキル、-CO2R20、-CONR21R22、オキソ、またはC1-C6アルキル(R17で置換されていてもよい)で置換されていてもよく;
R17は、ヒドロキシ、C1-C6アルコキシ、C1-C6(ハロアルキル)オキシまたはC3-C7シクロアルキルオキシであり;
R18およびR19は、それぞれ独立して、水素およびC1-C6アルキルから選択され;
あるいは、-NR18R19はアゼチジン、ピロリジン、ピペリジンまたはモルホリン環を構成し;
R20は、水素またはC1-C6アルキルであり;
R21およびR22は、それぞれ独立して、水素、C1-C6アルキル、C1-C6ハロアルキルおよびC3-C7シクロアルキルから選択され;
あるいは、-NR21R22は3-〜8-員環を構成し、これは窒素、酸素および硫黄から選択される1個以上のヘテロ原子をさらに含んでもよく;
R23は、飽和3-〜8-員環であり、これは窒素、酸素および硫黄から選択される少なくとも1個のヘテロ原子を含み、この環は1個以上のC1-C6アルキル基で置換されていてもよく、ただし、基R23はこの環の炭素原子への共有結合により母体分子に結合し;
RAおよびRJは、それぞれ独立して、C3-C10シクロアルキルまたはC3-C10シクロアルケニル基であり、これらはそれぞれ単環であってもよく、あるいは適切な環原子数がある場合は多環であってもよく、これらは下記のいずれかに縮合していてもよく:
(a)ベンゼン環、ならびに窒素、酸素および硫黄から選択される最高3個のヘテロ原子を含む5-または6-員ヘテロ芳香族環から選択される、単環式芳香族環、あるいは
(b)窒素、酸素および硫黄から選択される最高3個のヘテロ原子を含む5-、6-または7-員ヘテロ脂環式環;
RBおよびRKは、それぞれ独立して、フェニルまたはナフチル基であり、これらはそれぞれ下記のものに縮合していてもよく:
(a)C5-C7シクロアルキルまたはC5-C7シクロアルケニル環、
(b)窒素、酸素および硫黄から選択される最高3個のヘテロ原子を含む5-、6-または7-員ヘテロ脂環式環;あるいは
(c)窒素、酸素および硫黄から選択される最高3個のヘテロ原子を含む5-または6-員ヘテロ芳香族環;
RC、RLおよびRNは、それぞれ独立して、3〜10個の環原子を含む単環式の、または適切な環原子数がある場合は多環式の、飽和もしくは部分不飽和環系であり、それらの原子のうち少なくとも1つは窒素、酸素および硫黄から選択されるヘテロ原子であり、これらの環は、C5-C7シクロアルキルもしくはC5-C7シクロアルケニル基または下記のものから選択される単環式芳香族環に縮合していてもよく:ベンゼン環、ならびに窒素、酸素および硫黄から選択される最高3個のヘテロ原子を含む5-もしくは6-員ヘテロ芳香族環;
RDおよびRMは、それぞれ独立して、独立して窒素、酸素および硫黄から選択される最高3個のヘテロ原子を含む5-または6-員ヘテロ芳香族環であり、この環はさらに下記のものに縮合していてもよく:
(a)窒素、酸素および硫黄から選択される最高3個のヘテロ原子を含む第2の5-または6-員ヘテロ芳香族環;
(b)C5-C7シクロアルキルまたはC5-C7シクロアルケニル環;
(c)窒素、酸素および硫黄から選択される最高3個のヘテロ原子を含む5-、6-または7-員ヘテロ脂環式環;あるいは
(d)ベンゼン環;
RE、RFおよびRGは、それぞれ独立して、3〜10個の環原子を含む単環式の、または適切な環原子数がある場合は多環式の、飽和環系であり、それらの原子のうち少なくとも1つは窒素、酸素および硫黄から選択されるヘテロ原子であり;
RHは、独立して窒素、酸素および硫黄から選択される最高3個のヘテロ原子を含む5-または6-員ヘテロ芳香族環であり;
Yは、共有結合、C1-C6アルキレニルまたはC3-C7シクロアルキレニルである]。
【請求項2】
R1はRAであり、これは1個以上のR7基で置換されていてもよく;
RAは、C3-C10シクロアルキル基であり、これは単環であってもよく、あるいは適切な環原子数がある場合は多環であってもよく、これらは下記のいずれかに縮合していてもよい:
(a)ベンゼン環、ならびに窒素、酸素および硫黄から選択される最高3個のヘテロ原子を含む5-または6-員ヘテロ芳香族環から選択される、単環式芳香族環、あるいは
(b)窒素、酸素および硫黄から選択される最高3個のヘテロ原子を含む5-、6-または7-員ヘテロ脂環式環;
請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
R1はRB、RCまたはRDであり、これらはそれぞれ1個以上のR7基で置換されていてもよく;
RBは、フェニルであり;
RCは、5〜7個の環原子を含む単環式飽和または部分不飽和環系であり、それらの原子のうち少なくとも1つは窒素、酸素および硫黄から選択されるヘテロ原子であり;
RDは、フラニル、チエニル、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、イソオキサゾリル、オキサゾリル、イソチアゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、ピリジル、ピリダジニル、ピリミジルまたはピラジニルであり;
R7は、フルオロ、メチル、エチル、ヒドロキシ、メトキシ、プロポキシまたはCONHMeである、
請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
R2は、水素またはメチルである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項5】
R3は、水素であるか、あるいはC1-C4アルキルであり、これは1個以上のR8基で置換されていてもよく、あるいはR3はアゼチジニル、ピロリジニルまたはピペリジニルであり、これらはそれぞれ1個以上のR9基で置換されていてもよく;
R8は、ヒドロキシ、メトキシ、メトキシフェニル、NH2、NHMe、NMe2、NHCO2tBu、NMeCO2tBu、CO2H、CONHMe、ピロリジニル、ピペリジニル、モルホリニルまたはピラゾリルであり、これらのうち最後の4つは1個以上のR9基で置換されていてもよく;
R9は、メチルまたはCO2tBuである、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項6】
R4は、水素、メチルまたはエチルである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項7】
-NR3R4はRFを形成し、これは1個以上のR10基で置換されていてもよく;
RFは、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサ-3-イル、ホモピペラジニル、2,5-ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ-2-イル、3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ-3-イル、3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ-8-イル、1,4-ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ-4-イルおよび1,4-ジアザビシクロ[3.2.2]ノナ-4-イルから選択され;
R10は、ハロ、メチル、エチル、イソプロピル、ヒドロキシ、メトキシ、NH2、NHMe、NMe2、NHCO2tBu、CO2H、CO2tBu、オキソ、ベンジル、-CH2NH2、-CH2NHMe、CH2NMe2または-CH2NMeCO2tBuである、
請求項1〜6のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項8】
R15およびR16は、それぞれ独立して水素、C1-C6アルキル[R17、-NR18R19、-CO2R20、-CONR21R22、R23またはフェニル(ハロ、C1-C6アルキルまたはR17で置換されていてもよい)で置換されていてもよい]、C3-C7シクロアルキル、およびR23から選択され、あるいは、NR15R16は5-〜7-員環を構成し、これは窒素および酸素から選択される1個以上のヘテロ原子をさらに含んでもよく、さらにR17、-CO2R20、-CONR21R22、またはC1-C6アルキル(R17で置換されていてもよい)で置換されていてもよく;
R17は、ヒドロキシ、C1-C6アルコキシまたはC3-C7シクロアルキルオキシであり;
R21およびR22は、それぞれ独立して、水素、C1-C6アルキル、およびC3-C7シクロアルキルから選択され、あるいは、-NR21R22は5-〜8-員環を構成し、これは窒素および酸素から選択される1個以上のヘテロ原子をさらに含んでもよく;
R23は、飽和5-〜7-員環であり、これは窒素および酸素から選択される少なくとも1個のヘテロ原子を含み、この環は1個以上のC1-C6アルキル基で置換されていてもよい、
請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項9】
R6はN1上にある、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項10】
R6は、水素、メチル、エチル、イソプロピル、イソブチル、メトキシエチル、メトキシプロピル、エトキシエチル、エトキシプロピル、プロポキシエチル、2,2,2-トリフルオロエチル、テトラヒドロフラニルメチル、テトラヒドロピラニルメチル、テトラヒドロピラニルまたはピリジニルメチルである、請求項1〜9のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項11】
R1は、RA、RB、RCおよびRDから選択される環式基であり、これらはそれぞれ1個以上のR7基で置換されていてもよく;
R7は、ハロ、C1-C6アルキル、C1-C6ハロアルキル、OR12またはCONR12R13であり;
R8は、ハロ、フェニル、C1-C6アルコキシフェニル、OR12、NR12R13、NR12CO2R14、CO2R12、CONR12R13、RGまたはRHであり、これらのうち最後の2つは1個以上のR9基で置換されていてもよく;
RAは、単環式C5-C7シクロアルキル基であり;
RBは、フェニルであり;
RCは、5〜7個の環原子を含む単環式飽和環系であり、それらの原子のうち少なくとも1つは窒素、酸素および硫黄から選択されるヘテロ原子であり;
RDは、窒素、酸素および硫黄から選択されるヘテロ原子を含み、さらに最高2個の窒素原子を環中に含んでもよい5-員ヘテロ芳香族環、または1、2もしくは3個の窒素原子を含む6-員ヘテロ芳香族環であり;
REは、1個の窒素原子を含めた3〜7個の環原子を含む単環式飽和環系であり;
RFは、3〜10個の環原子を含む単環式の、または適切な環原子数がある場合は多環式の、飽和環系であり、少なくとも1個の窒素原子を含み、さらに酸素および硫黄から選択される1個の他の原子を含んでもよく;
RGは、3〜7個の環原子を含む単環式飽和環系であり、それらの原子のうち少なくとも1つは窒素、酸素および硫黄から選択されるヘテロ原子であり;
RHは、最高2個の窒素原子を含む5-または6-員ヘテロ芳香族環であり;
R3は、水素、1個以上のR8基で置換されていてもよいC1-C4アルキル、または1個以上のR9基で置換されていてもよいREであり;
R4は、水素、C1-C6アルキルまたはC1-C6ハロアルキルであり;
あるいは、-NR3R4はRFを形成し、これは1個以上のR10基で置換されていてもよく;
R6は、C1-C4アルキルまたはC1-C4ハロアルキルであり、これらはそれぞれC1-C4アルコキシ、C1-C4ハロアルコキシ、またはRJ、RLおよびRMから選択される環式基で置換されていてもよく、あるいはR6はRNまたは水素であり;
RJは、シクロプロピルまたはシクロブチルであり;
RLおよびRNは、それぞれ独立して、5または6個の環原子を含む単環式飽和環系であり、それらの原子のうち少なくとも1つは窒素、酸素および硫黄から選択されるヘテロ原子であり;
RNは、窒素、酸素および硫黄から選択されるヘテロ原子を含む5-または6-員ヘテロ芳香族環であり;
Yは、共有結合である、
請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
下記のものから選択される、請求項1に記載の化合物:
1-(2-エトキシエチル)-N-エチル-5-(エチルアミノ)-7-(4-メチルピリジン-2-イルアミノ)-1H-ピラゾロ[4,3-d]ピリミジン-3-カルボキサミド、
5-(ジメチルアミノ)-1-(2-エトキシエチル)-N-メチル-7-(4-メチルピリジン-2-イルアミノ)-1H-ピラゾロ[4,3-d]ピリミジン-3-カルボキサミド、
5-(ジメチルアミノ)-1-(2-エトキシエチル)-N-(2-(メチルアミノ)エチル)-7-(4-メチルピリジン-2-イルアミノ)-1H-ピラゾロ[4,3-d]ピリミジン-3-カルボキサミド、
5-(ジメチルアミノ)-N-(2-(ジメチルアミノ)エチル)-1-(2-エトキシエチル)-7-(4-メチルピリジン-2-イルアミノ)-1H-ピラゾロ[4,3-d]ピリミジン-3-カルボキサミド、
5-(ジメチルアミノ)-1-(2-エトキシエチル)-7-(4-メチルピリジン-2-イルアミノ)-N-(ピペリジン-4-イル)-1H-ピラゾロ[4,3-d]ピリミジン-3-カルボキサミド、
5-(ジメチルアミノ)-1-(2-エトキシエチル)-N-(2-メトキシエチル)-7-(4-メチルピリジン-2-イルアミノ)-1H-ピラゾロ[4,3-d]ピリミジン-3-カルボキサミド、
(2R)-2-{[5-(ジメチルアミノ)-1-(2-エトキシエチル)-7-(4-メチルピリジン-2-イルアミノ)-1H-ピラゾロ[4,3-d]ピリミジン-3-カルボニル]アミノ}プロピオン酸、
3-{[5-(ジメチルアミノ)-1-(2-エトキシエチル)-7-(4-メチルピリジン-2-イルアミノ)-1H-ピラゾロ[4,3-d]ピリミジン-3-カルボニル]アミノ}プロピオン酸、
1-(2-エトキシエチル)-N-メチル-7-(4-メチルピリジン-2-イルアミノ)-5-(ピペラジン-1-イル)-1H-ピラゾロ[4,3-d]ピリミジン-3-カルボキサミド、
1-(2-エトキシエチル)-N-メチル-5-((3R)-3-メチルピペラジン-1-イル)-7-(4-メチルピリジン-2-イルアミノ)-1H-ピラゾロ[4,3-d]ピリミジン-3-カルボキサミド、
1-(2-エトキシエチル)-N-エチル-5-((3R)-3-メチルピペラジン-1-イル)-7-(4-メチルピリジン-2-イルアミノ)-1H-ピラゾロ[4,3-d]ピリミジン-3-カルボキサミド、
1-(2-エトキシエチル)-5-(エチルアミノ)-N-メチル-7-(4-メチルピリジン-2-イルアミノ)-1H-ピラゾロ[4,3-d]ピリミジン-3-カルボキサミド、
1-(2-エトキシエチル)-N-(2-メトキシエチル)-5-(メチルアミノ)-7-(4-メチルピリジン-2-イルアミノ)-1H-ピラゾロ[4,3-d]ピリミジン-3-カルボキサミド、
5-(ジメチルアミノ)-1-(2-エトキシエチル)-N-(2-ヒドロキシエチル)-7-(4-メチルピリジン-2-イルアミノ)-1H-ピラゾロ[4,3-d]ピリミジン-3-カルボキサミド、
1-(2-エトキシエチル)-5-(エチルアミノ)-N-(2-メトキシエチル)-7-(4-メチルピリジン-2-イルアミノ)-1H-ピラゾロ[4,3-d]ピリミジン-3-カルボキサミド、
1-(2-エトキシエチル)-5-(N-(2-ヒドロキシエチル)-N-メチルアミノ)-N-メチル-7-(4-メチルピリジン-2-イルアミノ)-1H-ピラゾロ[4,3-d]ピリミジン-3-カルボキサミド、
1-(2-エトキシエチル)-5-((2-メトキシエチル)アミノ)-N-メチル-7-(4-メチルピリジン-2-イルアミノ)-1H-ピラゾロ[4,3-d]ピリミジン-3-カルボキサミド、
7-(シクロヘキシルアミノ)-1-(2-エトキシエチル)-N-メチル-5-((3R)-3-メチルピペラジン-1-イル)-1H-ピラゾロ[4,3-d]ピリミジン-3-カルボキサミド、および
1-(2-エトキシエチル)-N-メチル-5-[N-メチル-N-((3S)-1-メチルピロリジン-3-イル)アミノ]-7-(4-メチルピリジン-2-イルアミノ)-1H-ピラゾロ[4,3-d]ピリミジン-3-カルボキサミド、
ならびにその互変異性体、または該化合物もしくは互変異性体の医薬的に許容できる塩類、溶媒和物および多形。
【請求項13】
請求項1〜12のいずれか1項に記載の式(1)の化合物またはその医薬的に許容できる塩類、溶媒和物もしくは多形、および医薬的に許容できる希釈剤またはキャリヤーを含む、医薬組成物。
【請求項14】
高血圧症(本態性高血圧症、肺高血圧症、続発性高血圧症、孤立性収縮期高血圧症、糖尿病関連高血圧症、アテローム硬化症関連高血圧症、および腎血管性高血圧症を含む)、うっ血性心不全、狭心症(安定狭心症、不安定狭心症および異型(プリンズメタル型)狭心症を含む)、卒中、冠動脈疾患、うっ血性心不全、血管開存性低下状態(たとえば経皮冠動脈形成術後)、末梢血管疾患、アテローム硬化症、硝酸誘発耐性、硝酸耐性、糖尿病、耐糖性障害、メタボリックシンドローム、肥満症、性的機能障害(雄性勃起障害、インポテンス、雌性性的刺激障害、陰核機能障害、雌性性欲活動低下性障害、雌性性交痛障害、雌性性的オルガスムス機能不全、および脊髄傷害による性的機能不全を含む)、早産、子癇前症、月経困難症、多嚢胞卵巣症候群、良性前立腺過形成、膀胱出口閉塞、失禁、慢性閉塞性肺疾患、急性呼吸不全、気管支炎、慢性喘息、アレルギー性喘息、アレルギー性鼻炎、腸管運動性障害(過敏性腸症候群を含む)、川崎症候群、多発性硬化症、アルツハイマー病、乾癬、皮膚壊死、瘢痕形成、線維症、痛み(特に神経障害性疼痛)、癌、転移、脱毛症、ナットクラッカー食道、痔瘻および痔疾から選択される疾患または状態を処置する医薬として使用するための、請求項1〜12のいずれか1項に記載の式(1)の化合物またはその医薬的に許容できる塩、溶媒和物もしくは多形。
【請求項15】
疾患または状態が、本態性高血圧症、肺高血圧症、続発性高血圧症、孤立性収縮期高血圧症、糖尿病関連高血圧症、アテローム硬化症関連高血圧症、および腎血管性高血圧症から選択される、請求項14に記載の使用。

【公表番号】特表2007−512317(P2007−512317A)
【公表日】平成19年5月17日(2007.5.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−540655(P2006−540655)
【出願日】平成16年11月19日(2004.11.19)
【国際出願番号】PCT/IB2004/003791
【国際公開番号】WO2005/049617
【国際公開日】平成17年6月2日(2005.6.2)
【出願人】(593141953)ファイザー・インク (302)
【Fターム(参考)】