説明

ピリミジノン誘導体およびそれらの使用方法

本発明は、ピリミジノン誘導体、ピリミジノン誘導体を含む組成物、および患者における肥満、糖尿病、代謝障害、心臓脈管疾患またはGPR119の活性に関連する障害を処置または予防するためにピリミジノン誘導体を使用する方法に関する。本発明は、1種または複数種のピリミジノン誘導体、または薬剤学的に許容できるその塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグの有効量、および薬剤学的に許容できる担体を含む医薬組成物をさらに提供する。該組成物は、患者における状態を処置または予防するのに有用であり得る。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記式を有する化合物または薬剤学的に許容できるその塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ
【化198】

(式中、
Rは、不在であるか、またはRは酸素であり、ただし、Rが酸素である場合、これは、Rが結合している窒素原子のN−オキシド体を表すと理解され、
は、−H、アルキル、ハロアルキル、−N(R、−SR、−S(O)N(R、−S(O)、−OR、−(アルキレン)−アリール、−(アルキレン)−シクロアルキル、−(アルキレン)−シクロアルケニル、−(アルキレン)−ヘテロシクロアルキル、−(アルキレン)ヘテロアリール、−(アルキレン)−ヘテロシクロアルケニル、−C(O)−アリール、−C(O)−アルキル、−アルキレン−O−アリール、−アルキレン−O−アルキルまたは−C(O)NHであり、ここで、任意のアリール基、シクロアルキル基、シクロアルケニル基、ヘテロシクロアルキル基、ヘテロシクロアルケニル基またはヘテロアリール基は、同じであっても異なっていてもよい、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、アリール、ハロ、−OH、−O−ハロアルキル、−O−アルキル、−アルキレン−O−アルキル、−S(O)、−CN、−N(R、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)N(R、−NHC(O)R、−NHS(O)および−S(O)N(Rから選択される最大3個の置換基で場合によって置換されていてもよく、
は、アルキル、ハロアルキル、−(アルキレン)−アリール、−(アルキレン)−シクロアルキル、−(アルキレン)−シクロアルケニル、−(アルキレン)−ヘテロシクロアルキル、−(アルキレン)−ヘテロアリール、−(アルキレン)−ヘテロシクロアルケニル、−C(O)−アリール、−C(O)−アルキル、−アルキレン−O−ハロアルキル、−アルキレン−O−アリール、−アルキレン−O−アルキル、−C(O)OR、または−C(O)N(Rであり、ここで、任意のアリール基、シクロアルキル基、シクロアルケニル基、ヘテロシクロアルキル基、ヘテロシクロアルケニル基またはヘテロアリール基は、同じであっても異なっていてもよい、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、アリール、ハロ、−OH、−O−ハロアルキル、−O−アルキル、−アルキレン−O−アルキル、−S(O)、−CN、−N(R、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)N(R、−NHC(O)R、−NHS(O)および−S(O)N(Rから選択される最大3個の置換基で場合によって置換されていてもよく、あるいはRおよびRならびにそれらが両方とも結合している炭素原子が合わさって、アリール基、シクロアルキル基、シクロアルケニル基、ヘテロシクロアルキル基、ヘテロシクロアルケニル基またはヘテロアリール基を形成し、ただし、これらの基のいずれもが、非置換であるか、または同じであっても異なっていてもよい、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、ハロ、−OH、−O−ハロアルキル、−O−アルキル、−O−アリール、−アルキレン−O−アルキル、−CN、−N(R、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)N(R、−NHC(O)R、−NHS(O)、−S(O)および−−S(O)N(Rから選択される最大3個の置換基で置換されており、
は、アルキル、−(アルキレン)−アリール、−(アルキレン)−シクロアルキル、−(アルキレン)−シクロアルケニル、−(アルキレン)−ヘテロシクロアルキル、−(アルキレン)−ヘテロアリール、−(アルキレン)−ヘテロシクロアルケニル、−C(O)−アリール、−C(O)−アルキル、−アルキレン−O−アリール、−アルキレン−O−アルキル、−C(O)OR、または−C(O)N(Rであり、ここで、任意のアリール基、シクロアルキル基、シクロアルケニル基、ヘテロシクロアルキル基、ヘテロシクロアルケニル基またはヘテロアリール基は、同じであっても異なっていてもよい、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、アリール、ハロ、−OH、−O−ハロアルキル、−O−アルキル、−アルキレン−O−アルキル、−S(O)、−CN、−N(R、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)N(R、−NHC(O)R、−NHS(O)および−S(O)N(Rから選択される最大3個の置換基で場合によって置換されていてもよく、あるいはRおよびRならびにそれらが両方とも結合している炭素原子が合わさって、アリール基、シクロアルキル基、シクロアルケニル基、ヘテロシクロアルキル基、ヘテロシクロアルケニル基またはヘテロアリール基を形成し、ただし、これらの基のいずれもが、非置換であるか、または同じであっても異なっていてもよい、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、ハロ、−OH、−O−ハロアルキル、−O−アルキル、−O−アリール、−アルキレン−O−アルキル、−CN、−N(R、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)N(R、−NHC(O)R、−NHS(O)、−S(O)および−S(O)N(Rから選択される最大3個の置換基で置換されており、
は、H、アルキル、−C(O)R、−S(O)、−アルキレン−O−アルキル、−アルキレン−O−アリール、−アルキレン−S−アルキル、−アルキレン−S−アリール、−アルキレン−NH−アルキル、−アルキレン−NH−アリール、−アルキレン−NC(O)O−アルキル、−C(O)OR、−C(O)N(R、−C(O)NH−OR、−(アルキレン)−アリール、−(アルキレン)−シクロアルキル、−(アルキレン)−シクロアルケニル、−(アルキレン)−ヘテロシクロアルキル、−(アルキレン)−ヘテロシクロアルケニルまたは−(アルキレン)−ヘテロアリールであり、ここで、R基の一部である任意のアリール基、シクロアルキル基、シクロアルケニル基、ヘテロシクロアルキル基、ヘテロシクロアルケニル基またはヘテロアリール基は、非置換であるか、または同じであっても異なっていてもよい、アルキル、アリール、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、−アルキレン−O−アルキレン−Si(アルキル)、−NH、−NH−アルキル、−N(アルキル)、−OH、−ヒドロキシアルキル、−アルキニレン−アリール、−S(O)、−O−アルキル、−O−アリール、−C(O)O−アルキル、−C(O)O−ハロアルキル、ハロ、−NO、−CN、ヘテロアリール、ハロアルキル、−O−ハロアルキル、−S−ハロアルキル、−S(O)−ハロアルキルおよび−(アルキニレン)−アリールから選択される最大3個の置換基で置換されていてもよく、R基の一部であるシクロアルキル基はベンゼン環と縮合していてもよく、アルキレン基は、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロアリールから選択される基で場合によって置換されていてもよく、
は、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、−アルキレン−O−アリール、−アルキレン−S−アリール、−アルキレン−N(R)C(O)O−アルキル、−(アルキレン)−アリール、−(アルキレン)−シクロアルキル、−(アルキレン)−シクロアルケニル、−(アルキレン)−ヘテロシクロアルキル、−(アルキレン)−ヘテロシクロアルケニルまたは−(アルキレン)−ヘテロアリールであり、ここで、任意のアリール基、シクロアルキル基、シクロアルケニル基、ヘテロシクロアルキル基、ヘテロシクロアルケニル基またはヘテロアリール基は、非置換であるか、または同じであっても異なっていてもよい、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、ハロ、−OH、−O−ハロアルキル、−O−アルキル、−O−アリール、−S−ハロアルキル、−アルキレン−O−アルキル、−CN、−N(R、−C(O)H、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)N(R、−NHC(O)R、−NHS(O)、−S(O)および−S(O)N(Rから選択される最大4個の置換基で置換されていてもよく、
の各出現は、独立して、H、アルキル、−(アルキレン)−アリール、−(アルキレン)−シクロアルキル、−(アルキレン)−シクロアルケニル、−(アルキレン)−ヘテロシクロアルキル、−(アルキレン)−ヘテロシクロアルケニルまたは−(アルキレン)−ヘテロアリールであり、ただし、Hを除く上記基のいずれもが非置換であるか、または同じであっても異なっていてもよい、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、ハロ、−OH、−O−ハロアルキル、−O−アルキル、−O−アリール、−アルキレン−O−アルキル、−CN、−N(R、−C(O)H、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)N(R、−NHC(O)R、−NHS(O)、−S(O)および−S(O)N(Rから選択される1個から3個の置換基で置換されていてもよく、
の各出現は、独立して、アルキル、アリール、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールまたはシクロアルキルであり、そのいずれもが非置換であるか、または同じであっても異なっていてもよい、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、ハロ、−OH、−O−ハロアルキル、−O−アルキル、−O−アリール、−アルキレン−O−アルキル、−CN、−N(R、−C(O)H、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)N(R、−NHC(O)R、−NHS(O)、−S(O)および−S(O)N(Rから選択される1個から3個の置換基で置換されていてもよく、
の各出現は、独立して、Hまたはアルキルであり、
の各出現は、独立して、H、アルキル、−(アルキレン)−アリール、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールまたはシクロアルキルであり、
10の各出現は、独立して、H、アルキル、−(アルキレン)−アリール、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールまたはシクロアルキルであり、
11の各出現は、独立して、H、アルキル、−(アルキレン)−アリール、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールまたはシクロアルキルであるか、あるいは任意のR10およびR11は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、3員から7員の縮合環もしくはスピロ環、または4員から7員の架橋環を形成することができ、
12は、H、アルキル、−(アルキレン)−アリール、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、シクロアルキル、アルコキシまたはヒドロキシアルキルであり、
nの各出現は、独立して、0または1であり、
pの各出現は、独立して、0、1または2であり、
qの各出現は、独立して、1または2であり、
ただし、式(I)の化合物は、下記式(II)を有する化合物ではない:
【化199】

(式中、RおよびRiiは、上記明細書において定義されている)。
【請求項2】
がアルキルまたは−N(Rである、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
がメチルである、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
が−NHである、請求項2に記載の化合物。
【請求項5】
が、アリール、ヘテロアリールまたはシクロアルキルであり、Rが、アリール、ヘテロアリールまたはシクロアルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
が、フェニル、4−フルオロフェニルまたはピリジルであり、Rが、フェニル、4−フルオロフェニルまたはピリジルである、請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
およびRが、それぞれフェニルである、請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
がフェニルであり、Rがピリジルである、請求項6に記載の化合物。
【請求項9】
およびRが、それぞれ4−フルオロフェニルである、請求項6に記載の化合物。
【請求項10】
がフェニルであり、Rが4−フルオロフェニルである、請求項6に記載の化合物。
【請求項11】
が−アルキレン−アリールである、請求項5に記載の化合物。
【請求項12】
が、−CH−アリールまたは−CH(CH)−アリールである、請求項11に記載の化合物。
【請求項13】
が、−CH−フェニルまたは−CH(CH)−フェニルであり、ここで、該フェニル基は、同じであっても異なっていてもよい、ハロ、ハロアルキル、ヘテロアリール、−C(O)O−アルキル、−S−ハロアルキルまたは−NOから選択される最大3個の置換基で場合によって置換されていてよい、請求項12に記載の化合物。
【請求項14】
が、
【化200】

【化201】

である、請求項13に記載の化合物。
【請求項15】
が、フェニル、4−フルオロフェニルまたはピリジルであり、Rが、フェニル、4−フルオロフェニルまたはピリジルである、請求項14に記載の化合物。
【請求項16】
Rが不在であり、Rがメチルである、請求項15に記載の化合物。
【請求項17】
Rが不在であり、Rが−NHである、請求項15に記載の化合物。
【請求項18】
およびRが、それぞれフェニルである、請求項16に記載の化合物。
【請求項19】
およびRが、それぞれ4−フルオロフェニルである、請求項16に記載の化合物。
【請求項20】
がフェニルであり、Rがピリジルである、請求項16に記載の化合物。
【請求項21】
がフェニルであり、Rが4−フルオロフェニルである、請求項16に記載の化合物。
【請求項22】
およびRが、それぞれフェニルである、請求項17に記載の化合物。
【請求項23】
およびRが、それぞれ4−フルオロフェニルである、請求項17に記載の化合物。
【請求項24】
がフェニルであり、Rがピリジルである、請求項17に記載の化合物。
【請求項25】
がフェニルであり、Rが4−フルオロフェニルである、請求項17に記載の化合物。
【請求項26】
が−アルキレン−ヘテロアリールである、請求項5に記載の化合物。
【請求項27】
が、−CH−ヘテロアリールまたは−CH(CH)−ヘテロアリールである、請求項26に記載の化合物。
【請求項28】
前記ヘテロアリールが、チエニルまたはベンゾチエニルであり、チエニル基またはベンゾチエニル基が、同じであっても異なっていてもよい、ハロ、アルキルまたはハロアルキルから選択される最大3個の置換基で場合によって置換されていてよい、請求項27に記載の化合物。
【請求項29】
が、
【化202】

である、請求項28に記載の化合物。
【請求項30】
が、フェニル、4−フルオロフェニルまたはピリジルであり、Rが、フェニル、4−フルオロフェニルまたはピリジルである、請求項29に記載の化合物。
【請求項31】
およびRが、それぞれフェニルである、請求項29に記載の化合物。
【請求項32】
およびRが、それぞれ4−フルオロフェニルである、請求項29に記載の化合物。
【請求項33】
がフェニルであり、Rがピリジルである、請求項29に記載の化合物。
【請求項34】
およびRが、それぞれフェニルである、請求項30に記載の化合物。
【請求項35】
およびRが、それぞれ4−フルオロフェニルである、請求項30に記載の化合物。
【請求項36】
がフェニルであり、Rがピリジルである、請求項30に記載の化合物。
【請求項37】
がフェニルであり、Rが4−フルオロフェニルである、請求項30に記載の化合物。
【請求項38】
下記構造:
【化203】

【化204】

【化205】

【化206】

【化207】

【化208】

を有する化合物または薬剤学的に許容できるその塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ。
【請求項39】
請求項1に記載の1つもしくは複数の化合物、または薬剤学的に許容できるその塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ、および少なくとも1種の薬剤学的に許容できる担体を含む医薬組成物。
【請求項40】
請求項38に記載の1つもしくは複数の化合物、または薬剤学的に許容できるその塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ、および少なくとも1種の薬剤学的に許容できる担体を含む医薬組成物。
【請求項41】
請求項1に記載の化合物と異なる、少なくとも1種の抗糖尿病剤および/または少なくとも1種の抗肥満剤をさらに含む、請求項39に記載の組成物。
【請求項42】
請求項1に記載の化合物と異なる少なくとも1種の抗糖尿病剤を含む、請求項41に記載の組成物。
【請求項43】
請求項1に記載の化合物と異なる少なくとも1種の抗肥満剤を含む、請求項41に記載の組成物。
【請求項44】
請求項1に記載の1つもしくは複数の化合物、または薬剤学的に許容できるその塩、溶媒和物、エステルまたはプロドラッグの有効量を患者に投与する工程を含む、該患者における糖尿病を処置する方法。
【請求項45】
請求項38に記載の1つもしくは複数の化合物、または薬剤学的に許容できるその塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグの有効量を患者に投与する工程を含む、該患者における糖尿病を処置する方法。
【請求項46】
請求項1に記載の1つもしくは複数の化合物、または薬剤学的に許容できるその塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグの有効量を患者に投与する工程を含む、該患者における肥満を処置する方法。
【請求項47】
請求項38に記載の1つもしくは複数の化合物、または薬剤学的に許容できるその塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグの有効量を患者に投与する工程を含む、該患者における肥満を処置する方法。
【請求項48】
請求項1に記載の1つもしくは複数の化合物、または薬剤学的に許容できるその塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグの有効量を患者に投与する工程を含む、該患者におけるメタボリック症候群を処置する方法。
【請求項49】
請求項38に記載の1つもしくは複数の化合物、または薬剤学的に許容できるその塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグの有効量を患者に投与する工程を含む、該患者におけるメタボリック症候群を処置する方法。
【請求項50】
請求項1に記載の化合物と異なる少なくとも1種の抗糖尿病剤および/または少なくとも1種の抗肥満剤を患者に投与する工程をさらに含み、該投与される量が一緒になって糖尿病を処置するのに有効である、請求項45に記載の方法。
【請求項51】
請求項1に記載の化合物と異なる少なくとも1種の抗肥満剤を患者に投与する工程をさらに含み、該投与される量が一緒になって肥満を処置するのに有効である、請求項47に記載の方法。
【請求項52】
請求項1に記載の化合物と異なる少なくとも1種の抗糖尿病剤および/または少なくとも1種の抗肥満剤を患者に投与する工程をさらに含み、該投与される量が一緒になってメタボリック症候群を処置するのに有効である、請求項49に記載の方法。
【請求項53】
請求項1に記載の化合物と異なる少なくとも1種の抗糖尿病剤を投与する工程を含む、請求項50に記載の方法。
【請求項54】
前記抗糖尿病剤が、インスリン感受性増強薬、β−グルコシダーゼ阻害剤、DPP−IV阻害剤、インスリン分泌促進物質、肝臓グルコース排出低下化合物、抗高血圧剤、ナトリウム・グルコース取込み輸送体2(SGLT−2)阻害剤、インスリン、インスリン含有組成物および抗肥満剤である、請求項53に記載の方法。
【請求項55】
前記抗糖尿病剤がインスリン感受性増強薬である、請求項54に記載の方法。
【請求項56】
前記インスリン感受性増強薬がPPAR活性化剤である、請求項55に記載の方法。
【請求項57】
前記PPAR活性化剤がチアゾリジンジオンである、請求項56に記載の方法。
【請求項58】
前記インスリン感受性増強薬がメトホルミンである、請求項55に記載の方法。
【請求項59】
前記抗糖尿病剤がDPP−IV阻害剤である、請求項54に記載の方法。
【請求項60】
前記DPP−IV阻害剤が、シタグリプチン、サクサグリプチン、デナグリプチン、ビルダグリプチンまたはアログリプチンである、請求項59に記載の方法。
【請求項61】
前記抗糖尿病剤がインスリン分泌促進物質である、請求項54に記載の方法。
【請求項62】
前記インスリン分泌促進物質が、スルホニルウレア、メグリチニド、GLP−1またはGLP−1模倣物である、請求項61に記載の方法。
【請求項63】
前記インスリン分泌促進物質がGLP−1模倣物である、請求項62に記載の方法。
【請求項64】
前記GLP−1模倣物が、バイエッタ−エキセナチド(Exanatide)またはリラグルチニドである、請求項63に記載の方法。
【請求項65】
前記抗糖尿病剤がSGLT−2阻害剤である、請求項54に記載の方法。
【請求項66】
前記SGLT−2阻害剤が、ダパグリフロジンまたはセルグリフロジンである、請求項65に記載の方法。
【請求項67】
請求項1に記載の化合物と異なる少なくとも1種の抗肥満剤を投与する工程を含む、請求項50に記載の方法。
【請求項68】
前記抗肥満剤が、ニューロペプチドYアンタゴニスト、MCR4アゴニスト、MCH受容体アンタゴニスト、タンパク質ホルモン、AMPキナーゼ活性化剤、CB1アンタゴニスト、GLP−1アゴニストまたはリパーゼ阻害剤である、請求項67に記載の方法。
【請求項69】
前記抗肥満剤が、オルリスタット、レプチン、またはアディポネクチンである、請求項68に記載の方法。
【請求項70】
前記糖尿病がI型糖尿病である、請求項44に記載の方法。
【請求項71】
前記糖尿病がII型糖尿病である、請求項44に記載の方法。
【請求項72】
前記抗肥満剤が、ニューロペプチドYアンタゴニスト、MCR4アゴニスト、MCH受容体アンタゴニスト、タンパク質ホルモン、AMPキナーゼ活性化剤、CB1アンタゴニスト、GLP−1アゴニストまたはリパーゼ阻害剤である、請求項51に記載の方法。
【請求項73】
前記抗肥満剤が、オルリスタット、レプチンまたはアディポネクチンである、請求項72に記載の方法。
【請求項74】
請求項1に記載の化合物と異なる少なくとも1種の抗糖尿病剤を投与する工程を含む、請求項52に記載の方法。
【請求項75】
前記抗糖尿病剤が、インスリン感受性増強薬、β−グルコシダーゼ阻害剤、DPP−IV阻害剤、インスリン分泌促進物質、肝臓グルコース排出低下化合物、抗高血圧剤、ナトリウム・グルコース取込み輸送体2(SGLT−2)阻害剤、インスリン、インスリン含有組成物および抗肥満剤である、請求項74に記載の方法。
【請求項76】
前記抗糖尿病剤がインスリン感受性増強薬である、請求項75に記載の方法。
【請求項77】
前記インスリン感受性増強薬がPPAR活性化剤である、請求項76に記載の方法。
【請求項78】
前記PPAR活性化剤がチアゾリジンジオンである、請求項77に記載の方法。
【請求項79】
前記インスリン感受性増強薬がメトホルミンである、請求項76に記載の方法。
【請求項80】
前記抗糖尿病剤がDPP−IV阻害剤である、請求項75に記載の方法。
【請求項81】
前記DPP−IV阻害剤が、シタグリプチン、サクサグリプチン、デナグリプチン、ビルダグリプチンまたはアログリプチンである、請求項80に記載の方法。
【請求項82】
前記抗糖尿病剤がインスリン分泌促進物質である、請求項75に記載の方法。
【請求項83】
前記インスリン分泌促進物質が、スルホニルウレア、メグリチニド、GLP−1またはGLP−1模倣物である、請求項82に記載の方法。
【請求項84】
インスリン分泌促進物質がGLP−1模倣物である、請求項83に記載の方法。
【請求項85】
前記GLP−1模倣物が、バイエッタ−エキセナチド(Exanatide)またはリラグルチニドである、請求項84に記載の方法。
【請求項86】
前記抗糖尿病剤がSGLT−2阻害剤である、請求項75に記載の方法。
【請求項87】
前記SGLT−2阻害剤が、ダパグリフロジンまたはセルグリフロジンである、請求項86に記載の方法。
【請求項88】
請求項1に記載の化合物と異なる少なくとも1種の抗肥満剤を投与する工程を含む、請求項52に記載の方法。
【請求項89】
前記抗肥満剤が、ニューロペプチドYアンタゴニスト、MCR4アゴニスト、MCH受容体アンタゴニスト、タンパク質ホルモン、AMPキナーゼ活性化剤、CB1アンタゴニスト、GLP−1アゴニストまたはリパーゼ阻害剤である、請求項88に記載の方法。
【請求項90】
前記抗肥満剤が、オルリスタット、レプチンまたはアディポネクチンである、請求項89に記載の方法。

【公表番号】特表2010−524941(P2010−524941A)
【公表日】平成22年7月22日(2010.7.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−504082(P2010−504082)
【出願日】平成20年4月17日(2008.4.17)
【国際出願番号】PCT/US2008/004938
【国際公開番号】WO2008/130584
【国際公開日】平成20年10月30日(2008.10.30)
【出願人】(596129215)シェーリング コーポレイション (785)
【氏名又は名称原語表記】Schering Corporation
【Fターム(参考)】