説明

ピーマンの胎座と隔壁の乾燥野菜

【課題】 従来までピーマンは胎座と隔壁に薬理物質が含有されている事が知られていないで来たので廃棄処分もしくは有効利用されないで来た。有効利用されないで来たピーマンの胎座と隔壁の薬理物質を食品及び医薬品として提供して有効利用すること。
【解決手段】 ピーマンの胎座と隔壁が含有している血液の循環を活発にする薬理物質及び鎮痛作用と発毛促進の薬理物質を乾燥野菜にすることで、たやすく摂取できて長期の保存が出来る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、薬理物質を含有しているピーマン胎座と隔壁の乾燥野菜に関する。
【背景技術】
【0002】
従来はピーマンの胎座と隔壁に血液の循環を活発にする薬理物質が含有されている事が知られないで来た。またうま味も香りもないので廃棄処分もしくは有効利用されないで来た。
【0003】
(特許文献1)特開2001−112441
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
以上に述べたように従来はピーマンの胎座と隔壁に薬理物質が含有されている事が知られないで来た。またうま味も香りもないので廃棄処分もしくは有効利用されないで来た。
【0005】
本発明は廃棄処分もしくは有効利用されないで来たピーマンの胎座と隔壁にすぐれた血液の循環を活発にする薬理物質がある事を見いだし乾燥野菜とすることで長い期間の保存を可能にして、健康増進に貢献する食品及び医薬品を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そして本発明は上記目的を達成するためにピーマンの胎座と隔壁を取り出して乾燥野菜にして本発明を完成させた。本発明によって得られたピーマンの胎座と隔壁の乾燥野菜は健康食品、特定保健用食品、栄養補助食品、健康補助食品、機能性食品、調味料もしくはその他加工食品及びそれらの食品の配合用と成分の原料として用いることができる。さらに医薬品とその成分の原料として用いることができる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によって従来廃棄処分もしくは有効利用されないで来たピーマンの胎座と隔壁に健康増進に貢献する重要な有効成分の血液の循環を活発にする薬理物質及び鎮痛作用と発毛促進の薬理物質があることを見い出しピーマンの胎座と隔壁の乾燥野菜を原料とすることで健康食品、特定保健用食品、栄養補助食品、健康補助食品、機能性食品、その他の加工食品、あるいはそれら食品の配合用の原料として、及び単独で飲食に利用することが可能になった。さらに医薬品もしくは医薬品の成分の原料に利用することにより病気と老化の原因である血液の循環の低下を大幅に改善させることで世界中の人の健康と医療に多大に貢献することができる。
【発明の実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を図1に基づいて説明する。
【0009】
図において、2の種子と3の胎座と4の隔壁を1の果実から包丁で切って分離する。
【0010】
上記の胎座と隔壁と種子をピーマン800個の果実から分離して煮沸する。次にオーブンで乾燥させた後、日光に当て乾燥させて種子を除去して乾燥野菜とする。
【0011】
かくして得られた乾燥野菜5個を8人の被験者に2日に1回8日間摂取させた後自己評価させたところ全員について、摂取前に比べて体調が良くなり更に身体の冷えが解消したとの結果が得られた。そのなかの2人については重度の冷え性が完治したとの結果が得られた。また乾燥野菜6個を5人の風邪症状の被験者に1日1回2日間摂取させたところ全員について、頭痛が解消して風邪が治ったとの結果が得られた。さらにその中の1人の被験者に乾燥野菜3個を1日に1回120日間接種させたところ脱毛していた頭頂部から毛髪が8割ほどの密度で発毛して成長したとの結果が得られた。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の実施形態を示すピーマンの縦断面図である。
【符号の説明】
【0013】
(1)果実
(2)種子
(3)胎座
(4)隔壁

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ピーマンの胎座と隔壁の乾燥野菜。
【請求項2】
ピーマンの胎座と隔壁の乾燥野菜を原料とした健康食品、特定保健用食品、調味料、栄養補助食品、健康補助食品、機能性食品及びその他の加工食品、医薬部外品、医薬品。

【図1】
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【公開番号】特開2006−212007(P2006−212007A)
【公開日】平成18年8月17日(2006.8.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−54564(P2005−54564)
【出願日】平成17年2月1日(2005.2.1)
【出願人】(599034310)
【Fターム(参考)】