説明

フィルム吸着装置

【課題】簡易な装置構成で、かつ、吸着面が湾曲した面である場合であっても、皺を生じさせずにフィルムを吸着させる。
【解決手段】フィルムが載置される載置面を具備し、この載置面に複数の吸引穴11が設けられた吸着テーブル10と、複数の吸引穴11を介して空気を吸引するバキューム部30と、吸着テーブル10のフィルムの載置面上に複数の吸引穴11を覆うように配置された規制シート20a,20bとを有し、規制シート20a,20bが、規制シート20a,20bに覆われずに表出する吸引穴11の数が増加していくようにフィルムの載置面上から退避していく。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、フィルムを吸着面に吸着させるフィルム吸着装置に関し、特に、吸着時の皺の抑制技術に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、フィルムとは樹脂シート等の薄い材料からなるものであって、材料によっては一定の強度を保ちながらも湾曲可能であること等の理由から、様々な用途に用いられている。
【0003】
近年、情報化社会の進展に伴って、情報をカードに記録し、該カードを用いた情報管理や決済等が行われている。また、商品等に貼付されるラベルに情報を記録し、このラベルを用いての商品等の管理も行われている。このようなカードやラベルの1つとして、カードやラベルに対して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うことが可能なICが搭載された非接触型ICカードや非接触型ICラベルが利用されているが、非接触型ICカードや非接触型ICラベルにおいてもフィルムが使用されている。
【0004】
非接触型ICカードや非接触型ICラベルは、フィルムに導電性のアンテナが形成されるとともにICチップが搭載されたインレットがカード基材あるいはラベル基材に挟まれて構成される。インレットを製造するためには、まず、フィルム上に導電性インクによってアンテナを形成し、その後、アンテナに接続されるようにフィルム上にICチップを搭載し、熱等によってICチップをフィルムに接着する。
【0005】
上述したようなインレットは、複数のインレットがマトリックス状に配置された大型のインレットシートから製造される。上述したようにインレットシートに配置されたインレットのそれぞれについてアンテナが形成されてICチップが搭載、接着された後、インレット毎に断裁されてインレットが製造されることになる。
【0006】
ここで、フィルム上にICチップを搭載したり、ICチップに熱を加えてフィルムに接着したりする際、ICチップの搭載部分に皺が生じてしまうと、ICチップとアンテナとの接続が十分に確保されなくなってしまうため、フィルムをテーブルに吸着させてこのような工程を行うことになる。フィルムをテーブルに吸着させるためには、まず、フィルムをテーブル上に載置し、その後、テーブルの周囲からフィルムとテーブルとの間の空気を吸引する。これにより、フィルムがテーブルに固定されるとともに、フィルムに皺が生じることを回避している。
【0007】
ところが、フィルムが大きなものとなった場合、フィルムの中央部に皺が生じてしまう場合がある。
【0008】
そこで、基板上に載置されたフィルムとの間に空間を有するように押さえ板を配置し、その後、押さえ板をフィルムに当接させてフィルムを基板に吸着させる技術が特許文献1に開示されている。この技術においては、基板上にフィルムを載置した後、フィルムとの間に空間を有するように押さえ板を配置し、次に、押さえ板とフィルムとの間の空気を吸引する。すると、押さえ板が湾曲して中央部から順次フィルムに当接してフィルムが基板に押し付けられていき、また、その状態にて基板側からフィルムを吸引する。その後、押さえ板とフィルムとの間の空気の吸引が解除され、押さえ板が元の状態に戻るが、フィルムは基板側から吸引されているため、フィルムを基板に確実に吸着させることができるようになる。
【特許文献1】特開2003−107235号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、上述した特許文献1に開示された技術においては、フィルムを基板に吸着させるための吸引手段の他に、押さえ板とフィルムとの間の空気を吸引するための吸引手段を用いる必要があり、また、押さえ板とフィルムとの間の空間を密閉状態とするためのパッキンを設ける必要があるため、装置構成が大型化及び複雑化してしまうという問題点がある。また、フィルムとの間の空気を吸引した際に湾曲してフィルムを基板に押し付け、その吸引が解除された際に元の状態に戻るような適当な弾性力を有する押さえ板を選定しなければならず、設計段階における手間がかかってしまうという問題点がある。
【0010】
また、フィルムが吸着される吸着面が基板のような平面であれば押さえ板が湾曲することによってフィルムを吸着面に押し付けることができるが、フィルムが吸着される吸着面が湾曲した面である場合、押さえ板によってフィルムを吸着面に押し付けることができなくなってしまうという問題点がある。
【0011】
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、簡易な装置構成で、かつ、吸着面が湾曲した面である場合であっても、皺を生じさせずにフィルムを吸着させることができるフィルム吸着装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記目的を達成するために本発明は、
フィルムを吸着するフィルム吸着装置であって、
前記フィルムが載置される載置面を具備し、該載置面に複数の吸引穴が設けられた吸着台と、
前記複数の吸引穴を介して空気を吸引する吸引手段と、
前記吸着台の前記載置面上に前記複数の吸引穴を覆うように配置された吸引規制部材とを有し、
前記吸引規制部材は、該吸引規制部材に覆われずに表出する吸引穴の数が増加していくように前記載置面上から退避していく。
【0013】
上記のように構成された本発明においては、フィルムが吸着台の載置面に載置された状態で、吸引手段において載置面に設けられた複数の吸引穴を介して空気が吸引される。初期状態においては、フィルムの載置面上に配置された吸引規制部材によって複数の吸引穴が覆われており、その後、吸引規制部材が載置面上から退避していくと、複数の吸引穴が徐々に表出していく。これにより、吸着台の載置面に載置されたフィルムの吸着台への吸着領域が狭い領域から広い領域へと徐々に広がっていき、皺が生じずにフィルムが吸着台に吸着されることになる。
【0014】
また、吸引規制部材が湾曲自在な材料からなるものであれば、吸着台の形状がいかなるものであっても吸引規制部材が吸着台のフィルムの載置面に沿うようになる。
【0015】
また、吸引規制部材が、複数の吸引穴のうち吸着台のフィルムの載置面の中央部分に対向する吸引穴から表出していくように載置面上から退避していくことにより、吸着台の載置面上に載置されたフィルムが中央部分から吸着台に吸着されていき、皺の発生が確実に防止される。
【発明の効果】
【0016】
以上説明したように本発明においては、フィルムが載置される載置面を具備し、この載置面に複数の吸引穴が設けられた吸着台と、複数の吸引穴を介して空気を吸引する吸引手段と、吸着台のフィルムの載置面上に複数の吸引穴を覆うように配置された吸引規制部材とを有し、吸引規制部材が、吸引規制部材に覆われずに表出する吸引穴の数が増加していくようにフィルムの載置面上から退避していく構成としたため、吸着台の載置面に載置されたフィルムの吸着台への吸着領域が狭い領域から広い領域へと徐々に広がっていくことになり、吸着面が湾曲した面である場合であっても、吸引規制部材の形状を吸着面の形状に合わせれば、簡易な装置構成で皺を生じさせずにフィルムを吸着させることができる。
【0017】
また、吸引規制部材が湾曲自在な材料からなるものにおいては、吸着台の形状に関わらず、吸引規制部材が吸着台のフィルムの載置面に沿うようにすることができる。
【0018】
また、吸引規制部材が、複数の吸引穴のうち吸着台のフィルムの載置面の中央部分の吸引穴から表出していくように載置面から退避していくものにおいては、吸着台の載置面上に載置されたフィルムが中央部分から吸着台に吸着されていくこととなり、皺の発生を確実に防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0020】
図1は、本発明のフィルム吸着装置の実施の一形態を示す図であり、(a)は上から見た図、(b)は(a)に示した吸着テーブル10の構成を示す図、(c)は(a)に示したA−A’断面図である。
【0021】
本形態は図1に示すように、吸着台である吸着テーブル10と、吸着テーブル10上に配置された吸引規制部材である2つの規制シート20a,20bと、吸着テーブル10の下方に配置された吸引手段であるバキューム部30とから構成されている。
【0022】
吸着テーブル10は、一方の面が、吸着するフィルムが載置される載置面となり、また、表裏貫通した複数の吸引穴11が設けられている。
【0023】
規制シート20a,20bは、それぞれ薄いシート状の樹脂やゴム、フィルム等の湾曲自在な材料からなり、シートロール21a,21bに巻き取り可能に構成され、吸着テーブル10のフィルムが載置される載置面上に複数の吸引穴11を覆うように配置されている。そして、シートロール21a,21bに巻き取られていくことにより、規制シート20a,20bに覆われずに表出する吸引穴11の数が増加していくように吸着テーブル10上から退避していく。
【0024】
バキューム部30は、吸着テーブル10に設けられた複数の吸引穴11を介して吸着テーブル10の上方の空気を吸引するものである。
【0025】
以下に、上記のように構成されたフィルム吸着装置の動作について、フィルムシート上にアンテナが形成されるとともにICチップが搭載、接着されてなるインレットが複数配列されてなるインレットシートにおけるICチップの接着工程を例に挙げて説明する。
【0026】
図2は、図1に示したフィルム吸着装置1上にインレットシートが載置された状態を示す図である。また、図3は、図1に示したフィルム吸着装置1を用いたインレットシートのICチップの接着方法を説明するためのフローチャートである。
【0027】
フィルムであるインレットシートにおけるICチップの接着工程においては、図2に示すように、複数のインレット40aがマトリックス状に配置されたインレットシート40が図1に示したフィルム吸着装置1上に搬送されてくる(ステップS1)。なお、この状態においては、規制シート20a,20bは吸着テーブル10上にて閉じた状態となっており、インレットシート40は規制シート20a,20b上に載置されることになる。また、このインレットシート40にマトリックス状に配置されたインレット40aのそれぞれは、アンテナが形成されるとともにICチップが搭載されている。
【0028】
インレットシート40がフィルム吸着装置1上に搬送されてきて、インレットシート40に配置された複数のインレット40aのうち、ICチップが接着されていない領域が規制シート20a,20b上に載置されると、インレットシート40の搬送が停止し(ステップS2)、バキューム部30が駆動して吸引動作が行われる(ステップS3)。
【0029】
図4は、図1に示したフィルム吸着装置1におけるインレットシート40の吸着動作を説明するための図である。
【0030】
規制シート20a,20bが吸着テーブル10上にて閉じた状態においてバキューム部30が駆動すると、図4(a)に示すように、バキューム部30による吸引力は、吸着テーブル10に設けられた複数の吸引穴11を介して規制シート20a,20bに伝わり、規制シート20a,20bが吸着テーブル10に吸着された状態となる。この際、規制シート20a,20bによって全ての吸引穴11が覆われているため、バキューム部30による吸引力が複数の吸引穴11を介してインレットシート40に伝わることがない。
【0031】
この状態からシートロール21a,21bによって規制シート20a,20bが巻き取られていくと、図4(b),(c)に示すように、規制シート20a,20bが吸着テーブル10上から退避していく。すると、吸着テーブル10に設けられた複数の吸引穴11がインレットシート40側に表出していき、規制シート20a,20bによって覆われずにインレットシート40側に表出する吸引穴11の数が増加していく(ステップS4)。これにより、吸着テーブル10上に載置されたインレットシート40の吸着テーブル10への吸着領域が徐々に広がっていくことになる。
【0032】
規制シート20a,20bが吸着テーブル10上にてシートロール21a,21b側にそれぞれ退避し、吸着テーブル10に設けられた複数の吸引穴11が全てインレットシート40側に表出すると、図4(d)に示すように、吸着テーブル10上に搬送されてきたインレットシート40が吸引穴11を介してバキューム部30によって吸引され、吸着テーブル10に吸着されるようになる。
【0033】
このように、吸着テーブル10上に載置されたインレットシート40を、その一部から吸着テーブル10に吸着し、その後、吸着テーブル10への吸着領域を徐々に広げていくことにより、インレットシート40に皺を生させずに、インレットシート40を吸着テーブル10上に固定することができる。
【0034】
このようにして吸着テーブル10に吸着されて固定されたインレットシート40に対して、ICチップが搭載された領域に熱を加えることによりICチップをインレットシート40に接着する(ステップS5)。インレットシート40は、吸着テーブル10上に皺が生じることなく固定されているので、ICチップが搭載された領域に熱を加える際に、その位置合わせを正確に行うことができる。
【0035】
インレットシート40にICチップが接着された後、バキューム部30による吸引動作が解除され(ステップS6)。規制シート20a,20bが吸着テーブル10上にて閉じられて元の状態に戻る(ステップS7)。この際、図4(d)に示したように、規制シート20a,20bが吸着テーブル10上にてシートロール21a,21b側にそれぞれ退避し、吸着テーブル10に設けられた複数の吸引穴11が全てインレットシート40側に表出した状態において、規制シート20a,20bの先端部がインレットシート40と吸着テーブル10との間に介在する構成とすれば、規制シート20a,20bが柔らかい材質からなるものであっても容易に元の状態に戻すことができる。また、バキューム部30による吸引動作が解除されているため、インレットシート40が吸着テーブル10に吸着されておらず、規制シート20a,20bを吸着テーブル10とインレットシート40との間に入り込ませて元の状態に戻すことができる。
【0036】
(他の実施の形態)
図5は、本発明のフィルム吸着装置の他の実施の形態を示す図であり、(a)は上から見た図、(b)は(a)に示した規制シート120a〜120dが退避した状態を示す図である。
【0037】
本形態は図5に示すように、吸着テーブル110上に4つの規制シート120a〜120dが配置されて構成されている。
【0038】
吸着テーブル110には、図1に示したものと同様に、表裏貫通した複数の吸引穴111が設けられており、規制シート120a〜120dが閉じた状態では、全ての吸引穴111が規制シート120a〜120dによって覆われている状態となっている。
【0039】
4つの規制シート120a〜120dは、閉じた状態では吸着テーブル110の中心部にて突き合わされるように配置されており、図5(b)に示すように、それぞれ吸着テーブル110の中心部から離れる方向に退避していく。そして、4つの規制シート120a〜120dが退避した状態においては、吸着テーブル110に設けられた全ての吸引穴111が表出することになる。
【0040】
このように構成されたフィルム吸着装置101においては、4つの規制シート120a〜120dが閉じた状態において、インレットシート40のようなフィルムが規制シート120a〜120d上に載置され、その後、規制シート120a〜120dが吸着テーブル110上を退避していくことにより、吸着テーブル110に設けられた吸引穴111が、吸着テーブル110の中心部分の吸引穴111からインレットシート40側にて表出していき、インレットシート40がその中心部分から吸着テーブル110に吸着されていく。
【0041】
このように本形態においては、インレットシート40がその中心部分から吸着テーブル110に吸着されていくことになるため、インレットシート40において皺の発生がさらに確実に防止されることになる。
【0042】
なお、上述した2つの実施の形態においては、吸着テーブル10,110に表裏貫通した吸引穴11,111が設けられ、吸着テーブル10,110の下方に配置されたバキューム部30による吸引力が吸引穴11,111を介してインレットシート40に伝えられているが、吸引穴が吸着テーブルのインレットシート40等の吸着されるフィルムの載置面に設けられ、この吸引穴につながれた吸引手段が吸着テーブル内に設けられていてもよい。また、吸引穴11,111の形状についても、吸着テーブル10,110に穴が形成されることによって設けられるものに限らず、吸着テーブル10,110のインレットシート40の載置面が複数の格子からなる網目状となっているものにおいてもその格子のそれぞれが吸引穴となって構成されてもよい。
【0043】
また、吸引規制部材として、湾曲自在なシート状の規制シート20a,20b,120a〜120dを用いたが、吸引規制部材は、湾曲不可能な板状のものであってもよい。ただし、湾曲自在なものから構成すれば、吸着テーブルのフィルムの載置面がいかなる形状であっても吸引規制部材が吸着テーブルのフィルムの載置面に沿うようになる。
【0044】
また、吸引規制部材として、吸着テーブル10の中心線から分割するように退避していく2つの規制シート20a,20bや、吸着テーブル110の中心部から離れる方向に退避していく4つの規制シート120a〜120dを例に挙げて説明したが、1つの規制シートが吸着テーブルの1つの辺側からその辺に対向する辺側に退避していくものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明のフィルム吸着装置の実施の一形態を示す図であり、(a)は上から見た図、(b)は(a)に示した吸着テーブルの構成を示す図、(c)は(a)に示したA−A’断面図である。
【図2】図1に示したフィルム吸着装置上にインレットシートが載置された状態を示す図である。
【図3】図1に示したフィルム吸着装置を用いたインレットシートのICチップの接着方法を説明するためのフローチャートである。
【図4】図1に示したフィルム吸着装置におけるインレットシートの吸着動作を説明するための図である。
【図5】本発明のフィルム吸着装置の他の実施の形態を示す図であり、(a)は上から見た図、(b)は(a)に示した規制シートが退避した状態を示す図である。
【符号の説明】
【0046】
1,101 フィルム吸着装置
10,110 吸着テーブル
11,111 吸着穴
20a,20b,120a〜120d 規制シート
21a,21b シートロール
30 バキューム部
40 インレットシート
40a インレット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
フィルムを吸着するフィルム吸着装置であって、
前記フィルムが載置される載置面を具備し、該載置面に複数の吸引穴が設けられた吸着台と、
前記複数の吸引穴を介して空気を吸引する吸引手段と、
前記吸着台の前記載置面上に前記複数の吸引穴を覆うように配置された吸引規制部材とを有し、
前記吸引規制部材は、該吸引規制部材に覆われずに表出する吸引穴の数が増加していくように前記載置面上から退避していくフィルム吸着装置。
【請求項2】
請求項1に記載のフィルム吸着装置において、
前記吸引規制部材は、湾曲自在な材料からなることを特徴とするフィルム吸着装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載のフィルム吸着装置において、
前記吸引規制部材は、前記複数の吸引穴が、前記載置台の中央部分の吸引穴から表出していくように前記載置面上から退避していくことを特徴とするフィルム吸着装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−23142(P2009−23142A)
【公開日】平成21年2月5日(2009.2.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−186920(P2007−186920)
【出願日】平成19年7月18日(2007.7.18)
【出願人】(000110217)トッパン・フォームズ株式会社 (989)
【Fターム(参考)】