説明

フェニルアラニン誘導体

【課題】 優れたVLA−4阻害活性を有する化合物の提供。
【解決手段】 一般式(1)
【化1】


(式中、R1は低級アルキル基;炭素数3〜10のシクロアルキル基;複素環式基;炭素数6〜10の芳香族炭化水素基を示し;
Zはフェニル基;ベンゾイルアミノ基、ピリジルカルボニルアミノ基;アラルキルオキシ基;モルホリン−N−カルボキシ基又はフタルイミド−N−イル基を示し;
2は水素原子又は低級アルキル基を示し;
nは0又は1の数を示し;
【化2】


nが1のとき、YはNOR3(R3は前記と同じ)を示し;
Aはフェニル基を示し、Bは水素原子又は低級アルキル基を示すか、A及びBが結合してシクロペンタン環、シクロヘキサン環又はオキサン環を形成してもよく、またAとR1が結合してシクロペンタン環又はシクロヘキサン環を形成してもよい。)
で表されるフェニルアラニン誘導体又はその塩。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般式(1)
【化1】


(式中、R1は1〜3個のハロゲン原子が置換していてもよい低級アルキル基;低級アルキル基、低級アルコキシ基、低級アルキルスルファニル基もしくはカルボキシル基が置換していてもよい炭素数3〜10のシクロアルキル基;低級アルキル基もしくは低級アシル基が置換していてもよい複素環式基;又はニトロ基、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、低級アルキルスルファニル基、低級アルキルスルフィニル基、低級アルキルスルホニル基、ハロゲノ低級アルキル基、アラルキルオキシ基、低級アルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、シアノ基、カルボキシル基及びアルキレンジオキシ基から選ばれる1〜3個が置換していてもよい炭素数6〜10の芳香族炭化水素基を示し:
Zはハロゲン原子、低級アルキル基、ハロゲン原子が置換しても良い低級アルコキシアルキル基、低級アルキルスルファニルアルキル基、低級アルコキシアルキルオキシアルキル基、シクロアルキル(炭素数3〜5)オキシアルキル基、ハロゲン原子が置換してもよいアリルオキシアルキル基、ハロゲン原子が置換してもよいクロチルオキシアルキル基、ヒドロキシアルキル基、低級アルコキシ基及び低級アルキルスルファニル基から選ばれる1〜3個が置換していてもよいフェニル基;1〜3個のハロゲン原子が置換していてもよいベンゾイルアミノ基又はピリジンカルボニルアミノ基;ハロゲン原子、低級アルキル基及び低級アルコキシ基から選ばれる1〜3個が置換していてもよいアラルキルオキシ基;モルホリン−N−カルボキシ基又はフタルイミド−N−イル基を示し:
2は水素原子又は低級アルキル基を示し:
nは0又は1の数を示し:
【化2】


nが1のとき、YはNOR3(R3は前記と同じ)を示し:
Aはフェニル基を示し、Bは水素原子又は低級アルキル基を示すか、A及びBが結合してシクロペンタン環、シクロヘキサン環又はオキサン環を形成してもよく、またAとR1が結合してシクロペンタン環又はシクロヘキサン環を形成してもよい。)
で表されるフェニルアラニン誘導体又はその塩。
【請求項2】
請求項1記載のフェニルアラニン誘導体又はその塩を有効成分とする医薬。
【請求項3】
細胞接着に起因する疾患の予防又は治療薬である請求項2記載の医薬。

【公開番号】特開2007−126358(P2007−126358A)
【公開日】平成19年5月24日(2007.5.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−11824(P2004−11824)
【出願日】平成16年1月20日(2004.1.20)
【出願人】(592197599)株式会社富士薬品 (10)
【Fターム(参考)】