説明

フットマッサージャー

【課題】被施療者の脚部や大腿だけでなく、腰部にもマッサージを施すことのできる可及的に省スペースで収納が可能なフットマッサージャーを提供する。
【解決手段】被施療者のふくらはぎ及び/又は足先にマッサージを施す本体マッサージ手段を有する本体ユニット20と、該本体ユニット20の上方に前後方向に平行な面内で揺動可能に支持され、被施療者の膝の周囲及び/又は大腿を挿入可能な左右一対のサブ凹部58と、該サブ凹部58の内面に配備されたサブマッサージ手段を有するサブユニット50と、を具えたフットマッサージャーにおいて、該凹部58を仕切る中央壁53は、着脱可能に配備され、中央壁53を取り外した状態で、凹部に被施療者の腰部を挿入し、被施療者の腰部にマッサージを施すことを可能とした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、被施療者の脚部にマッサージを施すことのできるフットマッサージャーに関するものであり、より具体的には、脚部だけでなく腰部にもマッサージを施すことのできるフットマッサージャーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
被施療者の脚部をマッサージできるフットマッサージャーが知られている。この種のフットマッサージャーには、被施療者の左右のふくらはぎと足先を夫々入れることのできる左右一対の凹部を有し、該凹部にエアバッグ等のマッサージ手段を具え、該マッサージ手段を作動することによって、被施療者のふくらはぎと足先をマッサージできるものがある。
【0003】
また、被施療者のふくらはぎと足先に加えて、大腿をマッサージできるフットマッサージャーも提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1のフットマッサージャーは、ふくらはぎと足先をマッサージできる本体ユニットと、膝の周囲及び/又は大腿をマッサージできるサブユニットを有している。サブユニットは本体ユニットの上端に、前後方向に平行な面内で回動可能に軸支されており、サブユニットを回動させることによって被施療者の所望するマッサージ位置を変えることができる。具体的には、サブユニットを前方向に揺動すれば膝の周囲を、後ろ方向に揺動すれば大腿をマッサージできる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】中国実用新案公告第201342077号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記フットマッサージャーにおいて、さらなるマッサージ範囲の拡大が求められている。そこで、出願人は腰部にマッサージを施す腰部用マッサージユニットをさらに具えたマッサージャーを提案しているが、収納時の形態が大きくなり収納性が悪くなる問題点がある。
【0006】
本発明の目的は、可及的に省スペースで収納が可能でありつつ、被施療者の脚部のみならず腰部にもマッサージできるフットマッサージャーを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のフットマッサージャーは、被施療者のふくらはぎ及び/又は足先にマッサージを施す本体マッサージ手段を有する本体ユニットと、
該本体ユニットの上方に前後方向に平行な面内で揺動可能に支持され、被施療者の膝の周囲及び/又は大腿を挿入可能な左右一対の凹部と、該凹部の内面に配備されたサブマッサージ手段を有するサブユニットと、
を具えたフットマッサージャーにおいて、
サブユニットは、前記凹部を仕切る中央壁が、着脱可能に配備され、中央壁を取り外すことで、凹部どうしが連通し、連通した凹部に被施療者の腰部を挿入して、被施療者の腰部にマッサージを施すようにしたものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明のフットマッサージャーによれば、サブユニットは内面にマッサージ手段が配備された左右一対の凹部にて、被施療者の膝の周囲及び/又は大腿にマッサージを施すことができる。また、凹部を仕切る中央壁を取り外すことによって、連通した凹部に被施療者の腰部を挿入することができ、被施療者の腰部にマッサージを施すことができる。即ち、サブユニットは、被施療者の膝の周囲及び/又は大腿へのマッサージだけでなく、腰部へのマッサージユニットの役割を兼ねているから、別途腰部用マッサージユニットを配備する必要はないので、収納時の形態を大きくすることなく、従来に比してより幅広い範囲へのマッサージを施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】図1は、本発明のフットマッサージャーを斜め前方から見た斜視図である。
【図2】図2は、図1のフットマッサージャーの側面図である。
【図3】図3は、サブユニット及びアームを揺動したフットマッサージャーを斜め前方から見た斜視図である。
【図4】図4は、サブユニット及びアームを揺動したフットマッサージャーによって、被施療者が椅子に腰掛け、サブユニットにより、大腿にマッサージを施している状態を示す斜視図である。
【図5】図5は、サブユニットの中央壁を取り外した状態の図1のフットマッサージャーの斜視図である。
【図6】図1の線A−Aに沿うサブユニットの矢視断面図であって、エアホースジョイントとエアジョイントの連結部の拡大図である。
【図7】図7は、エアジョイントの端面図である。
【図8】図8は、フットマッサージャーのサブユニット及びアームを揺動し、被施療者が椅子に腰掛け、サブユニットにより、腰部にマッサージを施している状態を示す斜視図である。
【図9】図8の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1及び図2は、本発明のフットマッサージャー(10)を示している。
フットマッサージャー(10)は、床面に載置されるベース(11)、該ベース(11)に搭載され、被施療者のふくらはぎ及び/又は足先にマッサージを施す本体ユニット(20)、膝の周囲及び/又は大腿部、あるいは腰部の側面にマッサージを施すサブユニット(50)、及び本体ユニット(20)とサブユニット(50)の連結部材であるアーム(80)(80)を有する。本体ユニット(20)の両側には、後方上端にアーム(80)(80)の一端が夫々回動可能に軸支されており、両アーム(80)(80)の他端にサブユニット(50)が回動可能に枢支されている。これにより、サブユニット(50)は本体ユニット(20)に対して、上下方向を含む前後方向に平行な面内で揺動可能である。
なお、図示の実施例では、連結部材は、1本のアーム(80)(80)であるが、該アームを1又は複数の関節を有するアームとすることで、サブユニット(50)の揺動範囲を広げ、被施療者の所望する患部のより広い範囲にマッサージを施すことが可能となる。
【0011】
図1及び図2に示すように、ベース(11)は、内部中空の樹脂製のベースケーシング(12)から形成され、上部にて本体ユニット(20)を支持し、下面にて安定してフットマッサージャー(10)を床面に載置する。ベースケーシング(12)の内部にはエアポンプや商業電源へ接続するための電源ユニット(共に図示せず)などが収容される。
【0012】
本体ユニット(20)は、内部中空の本体ケーシング(21)を有する。本体ケーシング(21)はベースケーシング(12)上に配備される。図示の実施例では、本体ケーシング(21)は下部が前方に向けて突出し、後部が上方に向けて突出した形状であり、内部には、フットマッサージャー(10)のすべての制御を行なう制御手段、電磁バルブ(共に図示せず)等が収容される。
【0013】
図1及び図3等に示すように、本体ケーシング(21)には、被施療者のふくらはぎ及び足先を挿入可能な、左右一対の本体凹部(24)(24)を有する。該本体凹部(24)は、凹部底面(25)、該凹部底面(25)の後端からほぼ垂直上方に向けて立設する凹部後面(26)、及び凹部底面(25)と該凹部後面(26)の側部を結ぶように設けられた凹部内側面(27)(28)によって形成され、本体凹部(24)は前方及び上方が開口している。
【0014】
前記本体凹部(24)(24)の底面(25)、後面(26)及び内側面(27)(28)には、図1及び図3に示すように、被施療者の足裏やふくらはぎの後部、ふくらはぎの左右両側部にマッサージを施す本体マッサージ手段を具える。本体マッサージ手段として、エアバッグ(32)(29)(30)(31)を例示でき、各エアバッグ(32)(29)(30)(31)は、電磁バルブを介してエアポンプに連繋され、膨張、収縮可能となっている。
【0015】
図1乃至図3に示すように、本体ユニット(20)の両側には、後方上端にサブユニット(50)が左右一対の連結部材を介して揺動可能に配備される。
連結部材は、アーム(80)(80)を例示できる。アーム(80)の一端は、前記本体ユニット(20)の本体ケーシング(21)の側部後方上端に回動可能に軸支されている。また、アーム(80)の他端には、サブユニット(50)のサブケーシング(51)の前端下部が回動可能に枢支されている。これによりサブユニット(50)は、アーム(80)と本体ユニット(20)の軸支点を中心とした円弧上、すなわち本体ユニット(20)に対して上下方向を含む前後方向に平行な面内で揺動することができる。さらに、サブユニット(50)は、アーム(80)とサブユニット(50)の枢支点を中心とする円弧上をアーム(80)に対して回動できるため、被施療者は所望する患部の位置までサブユニット(50)を移動させることができる。
【0016】
サブユニット(50)は、図1乃至図3に示すように、アーム(80)(80)に回動可能に枢支される内部中空のサブケーシング(51)を有する。サブケーシング(51)の内部には、図示省略する金属製のプレート及びフレームが配備されている。
サブケーシング(51)は、アーム(80)(80)に連繋される左右一対の外壁(52)(52)と、該外壁(52)(52)どうしを接続する接続杆(54)を具え、該接続杆(54)には、外壁(52)(52)の略中央に中央壁(53)が着脱可能に配備される。
【0017】
外壁(52)と接続杆(54)と中央壁(53)によって左右一対のサブ凹部(58)(58)が形成され、サブ凹部(58)(58)には被施療者の膝の周囲及び/又は大腿にマッサージを施すサブマッサージ手段を有する。
サブマッサージ手段として、エアバッグを例示することができ、本実施例では、図1、図3及び図5に示すように、前記外壁(52)の内面(55)、中央壁(53)の内面(56)、接続杆(54)の内面(57)に、夫々外壁用エアバッグ(59)、中央壁用エアバッグ(60)、接続杆用エアバッグ(61)を配備している。外壁用エアバッグ(59)及び中央壁用エアバッグ(60)は、同期して、膨張、収縮可能なように1つの電磁バルブを介してエアポンプに接続することができる。中央壁(53)は、接続杆(54)に着脱可能となっているため、中央壁用エアバッグ(60)は、後述するバルブ機構(111)を介して空気の給排を受ける。
【0018】
図1乃至図3に示すように、中央壁(53)を取り付けた状態では、サブユニット(50)には外壁(52)の内面(55)、中央壁(53)の内面(56)、及び接続杆(54)の内面(57)によって、左右一対のサブ凹部(58)(58)が形成される。該サブ凹部(58)(58)には、図4に示すように、被施療者の膝の周囲及び/又は大腿を挿入できる。
【0019】
また、中央壁(53)を取り外した状態では、図5に示すように、サブ凹部(58)(58)どうしは連通し、横方向に長い凹部となって、該凹部に図8及び図9に示すように被施療者の要部を挿入できる。
【0020】
図6に示すように、中央壁(53)は、接続杆(54)に対して着脱可能となっている。
【0021】
図5に示すように、接続杆(54)の略中央には、中央壁(53)を着脱可能とする取付部(64)を有する。取付部(64)は、外周略円筒形であり、一面が略平行な平面(67)となっている。平面(67)の中央は、凹円錐状に凹んだ接続用穴(70)が設けられている。
【0022】
接続用穴(70)の中央には、図6に示すように、接続杆(54)内を経由して配設されたエアホース(図示せず)に接続されるエアホースジョイント(112)が突設されている。エアホースジョイント(112)は、図6に拡大して示すようにバルブ機構(111)を具える。
【0023】
バルブ機構(111)は、図6に示すように、エアホースジョイント(112)の内面に突設された弁座(115)に弁孔(116)が開設されている。弁孔(116)には、内側端に弁体(118)を有し、外側端に鍔(119)を有する弁棒(117)がスライド可能に嵌まっている。鍔(119)と弁座(115)との間には弁体(118)が弁孔(116)を閉じる方向に弁棒(117)を付勢するスプリング(120)が配備されている。該スプリング(120)の付勢力により、弁体(118)は弁座(115)に対して閉じ方向に付勢され、エアホースジョイント(112)から空気が漏れないように閉じている。
【0024】
一方、中央壁(53)への下方後端には、前記接続用穴(70)に嵌まる円錐状の取付凸部(71)が突設されており、該取付凸部(71)の中央には、エアホースジョイント(112)と接続されて、中央壁(53)の中央壁用エアバッグ(60)にエアチューブ(114)を介して圧縮空気を供給するエアジョイント(113)が突設されている。エアジョイント(113)は、図7に示すように、端面に弁棒(117)の鍔(119)を押し込むことができるように押し部材(121)が架設されている。押し部材(121)の周りには、空気の挿通孔(122)が1又は複数開設されている。
【0025】
また、中央壁(53)の下面後端には、図6に示すように、取付凸部(71)に接近して、断面円弧状の固定用アーム(62)が枢支されている。固定用アーム(62)は、図6に示すように、中央壁(53)を接続杆(54)に取り付けた状態で、接続杆(54)の取付部(64)を保持して、中央壁(53)を接続杆(54)に固定する。
固定用アーム(62)の自由端側には、ロック用爪(62a)が突設されており、固定用アーム(62)を回転させることで、ロック用爪(62a)は、取付凸部(71)よりも前方側に設けられた固定用溝(65)に侵入可能となっている。
【0026】
固定用溝(65)には、前後方向にスライド可能なロック部材(66)が配備されており、固定用アーム(62)のロック用爪(62a)を固定用溝(65)に侵入させた状態でロック部材(66)によりロック用爪(62a)を係止することで、固定用アーム(62)で中央壁(53)を接続杆(54)の取付部(64)に固定することができる。
【0027】
上記構成の中央壁(53)について、取付凸部(71)を取付部(64)の接続用穴(70)に嵌め、固定用アーム(62)により中央壁(53)を接続杆(54)に固定する。
これにより、取付部(64)にエアジョイント(113)はエアホースジョイント(112)に接続され、押し部材(121)により弁棒(117)が内部に押し込まれる。その結果、弁体(118)が弁座(115)から離れて、弁孔(116)を開放し、弁孔(116)と挿通孔(122)が連通して、中央壁用エアバッグ(60)(60)に空気を給排可能となる。なお、中央壁用エアバッグ(60)(60)について、外壁用エアバッグ(59)(59)と同じ電磁バルブを介して空気を給排可能とした場合には、中央壁用エアバッグ(60)(60)は、外壁用エアバッグ(59)(59)と同期して、膨張、収縮させることができる。
また、中央壁(53)を取り外した状態では、スプリング(120)の付勢力により、弁体(118)が弁孔(116)を閉じて、空気の流通は遮断される。
【0028】
図1に示すように、中央壁(53)が接続杆(54)に取り付けられた状態で、サブユニット(50)を本体ユニット(20)に対して前方に揺動させ、左右のサブ凹部(58)(58)に被両者の膝の周囲を挿入すると、被施療者の膝側面は外壁(52)の内面(55)及び中央壁(53)の内面(56)に近接し、膝裏は接続杆(54)の内面(57)に近接する。
この状態で、外壁用エアバッグ(59)及び中央壁用エアバッグ(60)を膨張させ、膝の側面を固定した状態で、接続杆用エアバッグ(61)を膨張、収縮させることにより、被施療者の膝裏にマッサージを施すことができる。また、外壁用エアバッグ(59)及び中央壁用エアバッグ(60)を膨張、収縮させることにより、膝の側面にマッサージを施すことができる。
【0029】
又、図4に示すように、サブユニット(50)を本体ユニット(20)に対して後方に揺動させた状態で、被施療者は椅子に腰掛けながら、左右のサブ凹部(58)(58)に大腿を挿入すると、被施療者の大腿側面は外壁(52)の内面(55)及び中央壁(53)の内面(56)に近接し、大腿裏面は接続杆(54)の内面(57)に当接する。この状態で、外壁用エアバッグ(59)及び中央壁用エアバッグ(60)を膨張させ、大腿の側面を固定した状態で、接続杆用エアバッグ(61)を膨張、収縮させることにより、被施療者の大腿の裏面にマッサージを施すことができる。また、外壁用エアバッグ(59)及び中央壁用エアバッグ(60)を膨張、収縮させることにより、大腿の側面にマッサージを施すことができる。
【0030】
図5に示すように、中央壁(53)を接続杆(54)から取り外し、図8及び図9に示すように、サブユニット(50)を本体ユニット(20)に対して後方に揺動させると左右のサブ凹部(58)(58)が連通し、一つの大きな凹部となる。この凹部、すなわち、サブユニット(50)の外壁(52)(52)間に被施療者が椅子に腰掛けながら腰部を挿入し、外壁用エアバッグ(59)(59)を膨張、収縮させることによって、腰部側部にマッサージを施すことができる。又、接続杆(54)の内面(57)は、腰部又は臀部に当たるから、外壁用エアバッグ(59)(59)を膨張させた状態で、接続杆用エアバッグ(61)(61)を膨張、縮小させることにより、被施療者の腰部や臀部にマッサージを施すことができる。
【0031】
このように本発明のフットマッサージャー(10)は、サブユニット(50)に中央壁(53)を取り付けた状態では、左右のサブ凹部(58)(58)に、被施療者の膝の周囲や大腿を挿入することで、これらにマッサージを施すことができる。また、両サブ凹部(58)(58)を仕切る中央壁(53)を取り外すことによって、両サブ凹部(58)(58)を連通させて、サブユニット(50)の外壁(52)(52)間に被施療者の腰部を挿入し、被施療者の腰部側面にマッサージを施すことができる。即ち、サブユニット(50)は、被施療者の膝の周囲及び/又は大腿へのマッサージだけでなく、腰部へのマッサージユニットの役割を兼ねているから、別途腰部用マッサージユニットを配備する必要はないので、収納時の形態を大きくすることなく、従来に比して幅広い範囲へのマッサージを施すことができる。
【産業上の利用可能性】
【0032】
本発明は、サブユニットにて、被施療者の膝の周囲及び/又は大腿、あるいは腰部にマッサージを施すことができるフットマッサージャーとして利用可能である。
【符号の説明】
【0033】
(10) フットマッサージャー
(11) ベース
(20) 本体ユニット
(24) 本体凹部
(29) 後面用エアバッグ(本体マッサージ手段)
(30) 内側面用エアバッグ(本体マッサージ手段)
(31) 内側面用エアバッグ(本体マッサージ手段)
(32) 底面用エアバッグ(本体マッサージ手段)
(50) サブユニット
(52) 外壁
(53) 中央壁
(54) 接続杆
(58) サブ凹部
(59) 外壁用エアバッグ(サブマッサージ手段)
(60) 中央壁用エアバッグ(サブマッサージ手段)
(61) 接続杆用エアバッグ(サブマッサージ手段)
(80) アーム(連結部材)
(111) バルブ機構

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被施療者のふくらはぎ及び/又は足先にマッサージを施す本体マッサージ手段を有する本体ユニットと、
該本体ユニットの上方に前後方向に平行な面内で揺動可能に支持され、被施療者の膝の周囲及び/又は大腿を挿入可能な左右一対の凹部と、該凹部の内面に配備されたサブマッサージ手段を有するサブユニットと、
を具えるフットマッサージャーにおいて、
該凹部を仕切る中央壁は、着脱可能に配備され、中央壁を取り外した状態で、凹部に被施療者の腰部を挿入し、被施療者の腰部にマッサージを施すことを特徴とするフットマッサージャー。
【請求項2】
本体ユニットとサブユニットを連結する連結部材を有し、該連結部材は、本体ケーシングとサブケーシングを同軸でない異なる枢支点により揺動可能に連結し、サブケーシングを本体ケーシングに対して上下方向を含める前後方向に平行な面内で揺動可能としたことを特徴とする請求項1に記載のフットマッサージャー。
【請求項3】
連結部材は、一端が本体ケーシングの後端上部に枢支され、他端がサブケーシングの前端下部に枢支されるアームである請求項2に記載のフットマッサージャー。
【請求項4】
連結部材は、1又は複数の関節を有するアームである請求項2又は請求項3に記載のフットマッサージャー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−179153(P2012−179153A)
【公開日】平成24年9月20日(2012.9.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−43242(P2011−43242)
【出願日】平成23年2月28日(2011.2.28)
【出願人】(000001889)三洋電機株式会社 (18,308)
【Fターム(参考)】