説明

フレキシブルプリント配線板用収納トレイ

【課題】フレキシブルプリント配線板に損傷を与えることなく取り出すことができる、フレキシブルプリント配線板用収納用トレイを提供する。
【解決手段】フレキシブルプリント配線板用収納トレイ1であって、上記フレキシブルプリント配線板の収納空間5を備える本体2と、この本体の上部開口を覆うようにして上記収納空間を密閉できる蓋体3とを備え、上記本体と上記蓋体の一方又は双方に、上記フレキシブルプリント配線板を取り出す際に上記収納空間に連通する通気孔11a,11bを形成できる通気孔形成手段10a,10bを設けて構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は、フレキシブルプリント配線板を保管搬送するのに好適なフレキシブルプリント配線板用収納トレイに関する。
【背景技術】
【0002】
柔軟性のあるフレキシブルプリント配線板は、電子機器等の分野で多用されている。上記フレキシブルプリント配線板は、たとえば、電気絶縁性の樹脂フィルム等の上に積層された銅箔等からなる導電層を備える。上記導電層から、サブトラクティブ法やアディティブ法等を用いて、所定の配線パターンが形成されている。
【0003】
上記フレキシブルプリント配線板は、柔軟性が高い。このため、硬質樹脂等で形成されるとともに、上記フレキシブルプリント配線板に対応した形状寸法の収納空間を設けた収納トレイに収められた状態で、保管されあるいは搬送される。
【0004】
【特許文献1】特開2002−193341号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記フレキシブルプリント配線板を上記収納トレイから取り出す方法として、上記フレキシブルプリント配線板の縁部をつまんで引き上げ、あるいは、収納トレイをひっくり返してプリント配線板を上記収納トレイから下方に落下させる方法が採用されることが多い。
【0006】
ところが、フレキシブルプリント配線板をつまんで引き上げる場合、フレキシブルプリント配線板の下面と収納トレイの内面との間が減圧状態となり、フレキシブルプリント配線板がトレイ側に引っ張られる。このため、フレキシブルプリント配線板に力が作用して、反りやしわ等の損傷が生じやすい。
【0007】
収納トレイをひっくり返してフレキシブルプリント配線板を収納トレイから取り出す手法においても同様に、トレイ内面とフレキシブルプリント配線板との間で上記減圧状態が生じる。このため、フレキシブルプリント配線板に力が作用して、反りやしわが発生しやすい。また、フレキシブルプリント配線板をスムーズに落下させることができないため、作業性が低下するという問題も生じる。
【0008】
また、ハードディスク装置用フレキシャー等に使用されるフレキシブルプリント配線板のように高い精度が要求される場合には、内部空間を密閉して塵芥が侵入しない蓋付の収納トレイが用いられることがある。このような収納トレイを採用した場合にも、上記蓋を開封する場合に、上記蓋の内面とこれに対向するフレキシブルプリント配線板の上面との間が減圧状態となる。このため、フレキシブルプリント配線板に力が作用して、反りやしわ等の損傷を与えることが多い。
【0009】
さらに、複数のトレイを積層して使用する場合もあるが、フレキシブルプリント配線板を取り出したトレイを外して、下に積層されたトレイからフレキシブルプリント配線板を取り出す場合にも、上側のトレイ下面と下側トレイに収納されたフレキシブルプリント配線板との間が減圧状態となり、上記蓋付トレイと同様の問題が生じやすい。
【0010】
上記不都合を回避するため、トレイ本体や蓋体に通気孔を形成したものが提供されている。ところが、上記通気孔を設けると、搬送時に収納空間を密閉することができないため塵芥が収納空間に侵入しやすいという問題がある。また、通気孔の形態によっては、通気孔の周縁部がフレキシブルプリント配線板に押しつけられてフレキシブルプリント配線板に転写され、フレキシブルプリント配線板を傷めるという問題も生じる。さらに、上記通気孔を形成する際に発生したばりやこのばりに起因して生じる塵芥がフレキシブルプリント配線板を傷める恐れもある。このため、精度の要求されるフレキシブルプリント配線板に適用することはできない。
【0011】
本願発明は、上述の問題を解決するために案出されたものであって、フレキシブルプリント配線板に損傷を与えることなく取り出すことができる、フレキシブルプリント配線板用収納トレイを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本願の請求項1に記載した発明は、フレキシブルプリント配線板用収納トレイであって、収納空間を備える本体と、この本体の上部開口を覆うようにして上記収納空間を密閉できる蓋体とを備え、上記本体と上記蓋体の一方又は双方に、上記フレキシブルプリント配線板を取り出す際に上記収納空間に連通する通気孔を形成できる通気孔形成手段を設けたものである。
【0013】
本願発明に係る収納トレイは、密閉された収納空間を形成できる本体と蓋体とを備えて構成される。このため、フレキシブルプリント配線板の搬送中に塵芥等が収納空間に進入する恐れがない。したがって、精度が要求されるフレキシブルプリント配線基板にも適用することができる。
【0014】
また、本願発明では、上記本体と上記蓋体の一方又は双方に、上記フレキシブルプリント配線板を取り出す際に上記収納空間に連通する通気孔を形成できる通気孔形成手段を設ける。
【0015】
上記通気孔形成手段は、搬送中には、通気孔が形成されておらず、あるいは通気孔が封止されて上記収納空間に連通しない状態に保持される。一方、フレキシブルプリント配線板を収納トレイから取り出す際には、上記収納空間に連通する通気孔が形成され、あるいは、あらかじめ形成された通気孔を上記収納空間に連通させるように構成される。
【0016】
たとえば、請求項4に記載した発明のように、上記通気孔形成手段を、上記本体及び/又は上記蓋体に設けた通気孔と、この通気孔を覆うようにして封止するとともに、剥離可能に貼着されたシート状封止部材とを備えて構成することができる。
【0017】
上記シート状封止部材を、上記通気孔の周囲に塗着した粘着剤層に貼着することにより、上記通気孔を封止できる。一方、上記シート状封止部材を剥離させることにより、上記封止を解除して、上記収納空間を外部と連通させることができる。このため、搬送途中等においては、収納空間を密閉して塵芥が侵入するのを防止できるとともに、フレキシブルプリント配線板を取り出す際には、外部の空気を上記収納空間に流入させて、減圧現象が生じるのを防止できる。
【0018】
また、請求項5に記載した発明のように、上記通気孔形成手段を、上記本体及び/又は上記蓋体に一体形成されるとともに、折断又は破断することにより、上記収納空間に連通する通気孔が形成される突起部を備えて構成することができる。
【0019】
たとえば、蓋体の所定箇所に、折断することにより蓋体を貫通する通気孔が形成される棒状突起を設けることができる。上記棒状突起の周囲に蓋体の他の部分より厚さを減じた脆弱部を設けることにより、上記棒状の突起を容易に折断して上記通気孔を形成することができる。
【0020】
また、蓋体の所定箇所に、牽引あるいは押し込み可能なつまみを一体形成するとともに、このつまみの周囲に蓋体の他の部分より厚さを減じた脆弱部を設け、上記つまみを牽引あるいは押し込んで蓋体の一部を破断させ、上記収納空間に連通する上記通気孔を形成できるように構成することもできる。
【0021】
上記構成を採用することにより、搬送途中等においては、上記収納空間が密閉されるため塵芥が侵入するのを防止できる。一方、フレキシブルプリント基板を取り出す際には、外気を導入する通気孔を形成することができる。このため、収納トレイから取り出す際に、減圧現象を防止することが可能となり、フレキシブルプリント配線板が傷む恐れがなくなる。
【0022】
上記通気孔形成手段は、フレキシブルプリント配線板や収納トレイ等の形態に応じて、上記本体と上記蓋体の一方に設けることもできるし、双方に設けることもできる。フレキシブルプリント配線板の傷みを防止するには、双方に設けるのが好ましい。
【0023】
たとえば、通気孔形成手段を上記本体と上記蓋体の双方に設ける場合には、次のようにしてフレキシブルプリント配線板を上記トレイから取り出すことができる。
【0024】
まず、上記蓋体を本体から離脱させる前に、この蓋体に設けた通気孔形成手段を用いて蓋体側に通気孔形成する。その後、上記蓋体を上記本体から取り外す。上記通気孔が形成されているため、蓋体内面とフレキシブルプリント配線板上面との間の隙間が減圧されることはない。このため、蓋体を離脱させる際に、フレキシブルプリント配線板が捲れ上がることはない。したがって、そりやしわが発生してフレキシブルプリント配線板が傷める恐れもない。
【0025】
次に、上記本体に設けた通気孔形成手段を用いて上記本体の底部に通気孔を形成する。その後、フレキシブルプリント配線板を上記収納空間から取り出す。上記通気孔が形成されているため、上記本体底面と上記フレキシブルプリント配線板下面との間が減圧されることはなく、容易にフレキシブルプリント配線板を取り出すことができる。
【0026】
上記通気孔形成手段を設ける位置は特に限定されることはないが、請求項2記載した発明のように、上記本体及び/又は上記蓋体の中央部に形成するのが好ましい。
【0027】
蓋体を離脱させる場合、まず周縁部を本体から離間させることが多い。このため、離間させた部分からは外気が導入される一方、収納空間の中央部ないし離間させた側と反対側が減圧されるからである。
【0028】
同様に、フレキシブルプリント配線板を収納空間から取り出す場合にも、まず縁部をトレイから離脱させることが多い。この場合も、蓋体の場合と同様に中央部ないし離脱させた側と反対側が減圧されると考えられる。したがって、中央部に上記通気孔形成手段を設けることより、本体あるいは蓋体と、フレキシブルプリント配線板の間の減圧現象を効果的に抑制できる。
【0029】
外気を導入して上記減圧現象を防止できれば、上記通気孔形成手段の形態や数は、限定されることはない。減圧現象を防止するために導入が必要な外気の量は、フレキシブルプリント配線板の大きさが大きくなるほど増える。したがって、トレイやフレキシブルプリント配線板の寸法等に応じて、通気孔の大きさや数を設定することができる。たとえば、請求項3に記載した発明のように、上記本体及び/又は上記蓋体に、複数の上記通気孔形成手段がそれぞれ設けることができる。
【0030】
上記本体と上記蓋体とを異なる形状で別途形成することもできるし、上記本体を、上記フレキシブルプリント配線板を収納した他の本体に積層することにより、上記蓋体を構成できるように形成することもできる。この場合、フレキシブルプリント配線板を傷めないように、上記通気孔形成手段を、フレキシブルプリント配線板から離間させて設けるのが好ましい。
【0031】
上記本体を上記蓋体として兼用できるように構成することにより、トレイの本体のみで本願発明に係るフレキシブルプリント配線板用収納トレイを構成することができる。したがって、コストを低減させることが可能となる。
【0032】
また、3以上の本体を積層することにより、2以上の収納空間を構成できるため、搬送スペース等を削減することも可能となる。この場合、上記通気孔形成手段を、トレイ内側と外側の双方から通気孔を開口できるように構成するのが望ましい。
【発明の効果】
【0033】
本願発明により、フレキシブルプリント配線板を収納トレイから、損傷を与えることなく容易に取り出すことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0034】
以下、本願発明に係る実施形態を図に基づいて具体的に説明する。
【0035】
図1から図5に本願発明の第1の実施形態を示す。
【0036】
図1に示すように、本実施形態に係るフレキシブルプリント配線板用収納トレイ1は、上方に開口する矩形皿状の本体2と、この本体2と嵌合させられる蓋体3とを備える。
【0037】
上記本体2には、矩形状のフレキシブルプリント配線板4を収納できる収納空間5と、この収納空間5を囲むようにして形成された縁部6とが設けられている。
【0038】
一方、上記蓋体3は、上記本体側の上記収納空間5に一部が入り込むように形成された天板部7と、この天板部7を囲むように形成された縁部8とが形成されている。上記本体側の縁部6と上記蓋体側の縁部8とが重ね合わされて、上記収納空間5を密閉できるように構成されている。
【0039】
上記本体2と上記蓋体3は、種々の樹脂材料を用いて形成することができる。たとえば、ポリエステル樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂等を用いて形成することができる。また、上記本体2と上記蓋体3を製作する手法も特に限定されることはなく、射出成形、真空成形等を用いて製作することができる。
【0040】
本実施形態では、上記蓋体3と上記本体2の中央部に、通気孔形成手段10a,10bが設けられている。
【0041】
図2及び図3に示すように、上記通気孔形成手段10a,10bは、上記蓋体3及び上記本体2にそれぞれ形成された6つの通気孔11a,11bと、この通気孔11a,11bを形成した領域を囲むように設けられた粘着剤層12a,12bと、この粘着剤層12a,12bに積層されるシート状封止部材13a,13bとを備えて構成される。
【0042】
上記シート状封止部材13a,13bは、縁部が上記粘着剤層12a,12bに貼着されることにより、上記通気孔11a,11bを封止して、上記収納空間5を密閉状態に保持できるように構成されている。また、上記シート状封止部材13a,13bは、粘着剤への貼着面が離型性を有するように滑らかに形成されており、上記粘着剤層12a,12bから容易に剥離させることができる。上記シート状封止部材13a,13bを構成する材料は特に限定されることはなく、樹脂シート、紙等を用いて形成することができる。また、剥離を容易に行うため、縁部から延出する摘み部14a,14bが設けられている。
【0043】
上記蓋体3及び上記本体には通気孔11a,11bが形成されているが、上記シート状封止部材13a,13bが貼着されている状態では上記通気孔11a,11bが封止されており、上記収納空間5が密閉状態に保持される。このため、搬送途中等において、上記通気孔11a,11bを介して上記収納空間5に塵芥が侵入することはなく、上記フレキシブルプリント配線板4を傷める恐れはない。
【0044】
図3から図5を用いて、本実施形態に係るトレイ1から、フレキシブルプリント配線板4を取り出す手順を説明する。
【0045】
まず、図3に示すように、蓋体3側のシート状封止部材13aを粘着剤層12aから剥離させ、上記通気孔11aを介して上記蓋体内面と上記フレキシブルプリント配線板上面との間の空間5aを外気と連通させる。この状態で上記蓋体3を上記本体から持ち上げて離間させると同時に、上記空間5aに上記通気孔11aから外気が流入する。このため、上記空間aを減圧することなく上記蓋体3を取り外すことができる。したがって、上記フレキシブルプリント配線板4が、上記蓋体3とともに捲れ上がることはなく、フレキシブルプリント配線板4に不要な力が作用して、反り、しわ等が生じる恐れもない。
【0046】
次に、上記本体2側に設けた通気孔形成手段10bから、上記シート状封止部材13bを剥離させる。これにより、上記通気孔11bを介して、上記本体2の底面と上記フレキシブルプリント配線板4の下面との間の空間5bを外気と連通させる。この状態で、上記フレキシブルプリント配線板4を上記収納空間5から持ち上げると、上記蓋体3について説明したのと同様に、上記通気孔11bから外気が上記空間5b導入される。したがって、上記空間5bが減圧されることはなく、上記フレキシブルプリント配線板4を上記収納空間5から容易に取り出すことができる。また、上記フレキシブルプリント配線板4に減圧による力が作用しないため、フレキシブルプリント配線板4に、反り、しわ等が生じる恐れもない。
【0047】
上述したように、本実施形態に係るフレキシブルプリント配線板用収納トレイを採用することにより、上記収納空間5が減圧されることによる力を作用させることなく、フレキシブルプリント配線板4を容易に取り出すことができる。
【0048】
また、取り出し作業をスムーズかつ迅速に行うことができるため、作業性を大幅に向上させることができる。
【0049】
図6から図8に、本願発明の第2の実施形態を示す。
【0050】
図6に示すように、第2の実施形態に係るフレキシブルプリント配線板用収納トレイ101も、上方に開口する矩形皿状の本体102と、この本体102と嵌合させられる蓋体103とを備える。なお、通気孔形成手段110a,110b以外の上記本体102と上記蓋体103の基本的構成は上述した第1の実施形態と同様であるので説明は省略する。
【0051】
図7及び図8に示すように、本実施形態に係る通気孔形成手段110a,110bも、上記蓋体103及び上記本体103のそれぞれの中央部に設けられている。上記通気孔形成手段110a,110bは、上記蓋体103及び上記本体102に形成された円形状の凹部111a,111bと、この凹部の中央から外側に一体突出形成された棒状部112a,112bと、この棒状部112a,112bの基端部を囲むように形成された環状凹部113a,113bとを備えて構成される。
【0052】
上記凹部112a,112b及び環状凹部113a,113bを設けることにより、上記棒状部112a,112bが上記蓋体103及び上記本体102に接続する部分の厚さが小さくなるように設定されている。図8に示すように、手指等で上記棒状部112a,112bを横方向に押圧することにより、上記棒状部112a,112bの基端部が折断されるとともに、収納空間105a,105bにそれぞれ連通する通気孔114a,114bが形成される。
【0053】
上記第2の実施形態においても、上記通気孔形成手段110a,110bによって通気孔114a,114bを形成する前は、上記収納空間105が密閉されており、塵芥等が侵入する恐れはない。一方、上記棒状部112a,112bを折断することにより、上記通気孔114a,114bから外気を導入することができるため、上記第1の実施形態と同様に、上記フレキシブルプリント配線板104に損傷を与えることなく、収納トレイ101から取り出すことができる。
【0054】
なお、第2の実施形態では、上記本体102と上記蓋体103の中央部の1箇所に、通気孔形成手段110a,110bを設けたが、収納トレイ等のサイズに応じて複数の通気孔形成手段を設けることができる。また、通気孔形成手段110a,110bを設ける位置も特に限定されることはない。
【0055】
上述した実施形態では、フレキシブルプリント配線板用収納トレイを、それぞれ別途に形成した本体と蓋体とを備えて構成したが、フレキシブルプリント配線板を収納した一の本体に、同一形態の本体を積層することにより上記収納空間を形成できるように構成することができる。
【0056】
本願発明は、上述の実施形態に限定されることはない。今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本願発明の範囲は、上記説明した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【産業上の利用可能性】
【0057】
本願発明係るフレキシブルプリント配線板用収納トレイを用いることにより、フレキシブルプリント配線板を傷めることなく上記トレイから取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0058】
【図1】本願発明の第1の実施形態に係るフレキシブルプリント配線板用収納トレイの断面図である。
【図2】第1の実施形態に係る通気孔形成手段の構成を示す部分斜視図である。
【図3】図2におけるIII−III線に沿う断面図である。
【図4】図1に示す収納トレイから蓋体を取り出す工程を示す断面図である。
【図5】図1に示す収納トレイからフレキシブルプリント配線板を取り出す工程を示す断面図である。
【図6】本願発明の第2の実施形態に係るフレキシブルプリント配線板用収納トレイの断面図である。
【図7】第2の実施形態に係る通気孔形成手段の構成を示す部分斜視図である。
【図8】通気孔を形成した状態を示す図であり、図7におけるVIII−VIII線に沿う断面図である。
【符号の説明】
【0059】
1 フレキシブルプリント配線板用収納トレイ
2 本体
3 蓋体
5 収納空間
11a 通気孔
11a 通気孔
10a 通気孔形成手段
10b 通気孔形成手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
フレキシブルプリント配線板用収納トレイであって、
上記フレキシブルプリント配線板の収納空間を備える本体と、
この本体の上部開口を覆うようにして上記収納空間を密閉できる蓋体とを備え、
上記本体と上記蓋体の一方又は双方に、上記フレキシブルプリント配線板を取り出す際に上記収納空間に連通する通気孔を形成できる通気孔形成手段を設けた、フレキシブルプリント配線板用収納トレイ。
【請求項2】
上記通気孔形成手段が、上記本体及び/又は上記蓋体の中央部に形成されている、請求項1に記載のフレキシブルプリント配線板用収納トレイ。
【請求項3】
上記本体及び/又は上記蓋体に、複数の上記通気孔形成手段がそれぞれ設けられている、請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載のフレキシブルプリント配線板用収納トレイ。
【請求項4】
上記通気孔形成手段は、
上記本体及び/又は上記蓋体に設けた通気孔と、
この通気孔を覆うようにして封止できるとともに、剥離可能に貼着されたシート状封止部材とを備える、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のフレキシブルプリント配線板用収納トレイ。
【請求項5】
上記通気孔形成手段は、
上記本体及び/又は上記蓋体に一体形成されるとともに、折断又は破断することにより、上記収納空間に連通する通気孔が形成される突起部を備えて構成される、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のフレキシブルプリント配線板用収納トレイ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−120662(P2010−120662A)
【公開日】平成22年6月3日(2010.6.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−294222(P2008−294222)
【出願日】平成20年11月18日(2008.11.18)
【出願人】(500400216)住友電工プリントサーキット株式会社 (197)
【Fターム(参考)】