説明

プラグ装置

【解決手段】本発明は、プラグ本体3を構成する本体部3aに、割りスリット部3a1を介して、末広がり状に拡がった一対の脚部3a2を形成するとともに、バネ体4のバネ部4bを、上記の割りスリット部内に配置したプラグ装置Pに関するものである。
【効果】プラグ本体を構成する本体部に、割りスリット部を介して、末広がり状に拡がった一対の脚部を形成したので、端子盤のジャック挿入孔の内径に大きく左右されることなく、端子盤のジャック挿入孔とプラグ装置を構成するプラグ本体との良好な接触状態を維持することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信線路や電源線路等の電線路に設けられた端子盤に対して、導通接続や非導通接続を行うことができる着脱可能なプラグ装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
通信線路や電源線路等の電線路に設けられた一対のジャック挿入孔を有する端子盤の上記ジャック挿入孔に、プラグ装置を装着して電線路間を導通接続にしたり、或いは、上記ジャック挿入孔からプラグ装置を抜去して電線路間を非導通接続にしたりすることが、電気線路では、日常に行われている。
【0003】
例えば、電線路において、一方のジャック挿入孔を有するジャック端子の一端に電線路の一方を接続し、他方のジャック挿入孔を有するジャック端子の一端に電線路の他方を接続し、一方のジャック挿入孔と他方のジャック挿入孔に、それぞれにプラグ装置を装着して、一方の電線路と他方の電線路を導通接続にして、通電を確保する。また、通電を確保中において、電線路を非導通状態にする場合には、プラグ装置をジャック端子のジャック挿入孔より抜去して、一方の電線路と他方の電線路を非導通接続にして、通電を遮断する。このように、必要に応じて、プラグ装置をジャック挿入孔に装着したり、ジャック挿入孔から抜去したりすることで、導通接続や非導通接続を繰り返して行うことができるように構成されている。
【0004】
上述したジャック挿入孔に挿入装着されるプラグ装置の一例を、図8〜図11を用いて説明する。
【0005】
Cは、中心導体であり、中心導体Cは、丸棒状の本体c1と、本体c1の外径より大きな外径を有する円盤状の頭部c2とを有しており、また、頭部c2の裏面には、丸棒状の本体c1に沿って、環状凹部c3が形成されている。更に、本体c1の下端面の中央には、円柱状の突部c4が突設されている。
【0006】
Sは、プラグ片であり、プラグ片Sは、中心導体Cの丸棒状の本体c1と略同じ外径を有する円板状の中心部s1と、中心部s1から、十字状に延在する4本の弾性を有するバネ条片s2とを有しており、中心部s1には、中心導体Cの本体c1の下端面に突設された円柱状の突部c4が嵌合可能な透孔s3が穿設されている。
【0007】
プラグ片Sの中心部s1に穿設された透孔s3に、中心導体Cの本体c1の下端面に突設された突部c4を嵌入するとともに、プラグ片Sのバネ条片s2を外側に湾曲変形させ、その先端部を、中心導体Cの頭部c2の裏面に形成された環状凹部c3に挿入することにより、プラグ体p1が形成されることになる。
【0008】
そして、プラグ体p1を単独にて、箱体に収容されてなるプラグ装置とするか、又は、プラグ体p1の一端側を短絡板で短絡接続して導通状態にし、その後、箱体にプラグ片Sを残して、他の部分を樹脂で成形することにより、プラグ装置を構成している。
【0009】
一例として、端子盤のジャック挿入孔に、プラグ装置を装着或いは抜去することにより、導通接続状態或いは非導通接続状態とするプラグ装置が、特許文献1や特許文献2に開示されている。
【0010】
【特許文献1】実開平4−12283号公報
【特許文献2】実開昭58−85776号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
上述した十字に形成したプラグ片Sと中心導体Cとを有するプラグ体p1からなるプラグ装置においては、ジャック挿入孔の内面に接触接続されるプラグ片Sの厚さには限界があり、従って、大きな電流容量を得ることができず、大電流線路には使用ができないという問題があった。
【0012】
また、十字状に延在する4本の弾性を有するバネ条片s2を有するプラグ片Sと、本体c1と頭部c2と頭部c2の裏面に形成された環状凹部c3と本体c1の下端面に突設された突部c4を有する中心導体Cからなるプラグ体p1とを有するプラグ装置においては、プラグ片Sや中心導体Cの構造が複雑であり、更には、組み立てにも時間や手間が掛かり、従って、プラグ装置のコストが高くなるという問題があった。
【0013】
本発明の目的は、上述した従来のプラグ装置が有する課題を解決することにある。
【課題を解決するための手段】
【0014】
本発明は、上述した目的を達成するために、プラグ装置において、第1には、プラグ本体を構成する本体部に、割りスリット部を介して、末広がり状に拡がった一対の脚部を形成するとともに、バネ体のバネ部を、上記の割りスリット部内に配置するようにしたものであり、第2には、バネ体が取着されたプラグ体を、該プラグ体のネジ部を介して、短絡板に取着するとともに、短絡板を、ボルトを介して、箱体に取り付けるようにしたものである。
【発明の効果】
【0015】
本発明は、上述した構成を有しているので、以下に記載する効果を奏することができる。
【0016】
プラグ本体を構成する本体部に、割りスリット部を介して、末広がり状に拡がった一対の脚部を形成したので、端子盤のジャック挿入孔の内径に大きく左右されることなく、端子盤のジャック挿入孔とプラグ装置を構成するプラグ本体との良好な接触状態を維持することができる。
【0017】
プラグ本体を構成する本体部に、割りスリット部を介して、末広がり状に拡がった一対の脚部を形成するとともに、バネ体のバネ部を、上記の割りスリット部内に配置するようにしたので、脚部の端子盤のジャック挿入孔への挿入時に、脚部が、互いに接近する方向に変形しても、最終的には、脚部は、バネ体のバネ部に当接し、それ以上の変形が防止されるので、脚部の互いに接近する方向への過度の変形が防止でき、従って、脚部の過度の変形により生じる端子盤のジャック挿入孔とプラグ装置を構成するプラグ本体との接触不良を防止することができる。
【0018】
バネ体が取着されたプラグ体を、該プラグ体のネジ部を介して、短絡板に取着するとともに、短絡板を、ボルトを介して、箱体に取り付けるようにしたので、端子盤のジャック挿入孔へのプラグ装置のプラグ本体の装着及び抜去を繰り返し行っても、プラグ本体が緩んでふらつくようなことがなく、従って、端子盤のジャック挿入孔へのプラグ本体の装着及び抜去を、ジャック挿入孔とプラグ本体の良好な接触状態を損なうことなく、長時間に亘たって繰り返し行うことができる。
【0019】
端子盤のジャック挿入孔と該ジャック挿入孔とバネ体との接触面積を、バネ体を構成する丸棒の直径を大きくすることにより、従来のプラグ装置のプラグ片とジャック挿入孔との接触面積に比べて、大きくすることができるので、大きな電流容量を得ることができ、従って、大電流線路に使用可能なプラグ装置を提供することができる。
【実施例】
【0020】
以下に、本発明の実施例について、説明するが本発明の趣旨を越えない限り実施例に限定されない。
【0021】
図1及び図2において、Pは、プラグ装置であって、このプラグ装置Pは、箱体1と短絡板2とプラグ本体3とバネ体4とから構成されている。
【0022】
図3において、箱体1は、絶縁性の合成樹脂で成形されており、箱体1は、平面形状が略長方形状の天部1aと天部1aの周縁から垂下された周壁1bとを有しており、周壁1bは相対する幅広の長側壁1b1と相対する幅狭の短側壁1b2とから構成されている。また、天部1aの中央部には、透孔1a1が穿設されており、天部1aの裏面には、透孔1a1を囲むように上部大径円筒1cが、周壁1bの中程まで垂下されており、更に、上部大径円筒1cの下端には、肉厚な連結環状部1dを介して、下部小径円筒1eが、その中心線が、上部大径円筒1cの中心線と一致するように、周壁1bの下端付近まで垂下されている。上部大径円筒1cの内径は、下部小径円筒1eの内径より大きく形成されており、上部大径円筒1cと下部小径円筒1eの連結部には、内部段差部1fが形成されている。このような、箱体1内に、上部大径円筒1cと該上部大径円筒1cに垂設された下部小径円筒1eとを形成することにより、箱体1内は、上部大径円筒1cと下部小径円筒1eとを挟んで、2つの空間部V1に分割されている。なお、1gは、天部1aの長側壁1b1側に形成された膨出部である。
【0023】
図4において、2は、平面形状が略長方形状の短絡板であり、短絡板2は、銅材や黄銅材等の導電性を有する金属材により形成されている。短絡板2の中心部には、中央部ネジ孔2aが形成されており、また、中央ネジ孔2aの両側には、それぞれ、側部ネジ孔2bが形成されている。このように、短絡板2には、短絡板2の長手方向に沿って、1個の中央部ネジ孔2aと2個の側部ネジ孔2bが形成されている。短絡板2は、箱体1を構成する周壁1bの下部開口1hに嵌合可能な大きさに形成されている。
【0024】
図5において、3は、プラグ体であり、プラグ体3は、銅材や黄銅材等の導電性を有する金属材により形成されている。プラグ体3は、下端から上部に向かって、軸線方向に割りスリット部3a1を有する略円柱状の本体部3aと、本体部3aの上端面に形成されているとともに、本体部3aの外径より小さな外径を有するネジ部3bと、ネジ部3bの上端面に形成されているとともに、ネジ部3bの外径より小さな外径を有する頭部円筒部3cとを有している。また、頭部円筒部3cとネジ部3bと本体部3aとには、頭部円筒部3cの内部空間部を連続させることにより、ネジ部3bを経て、本体部3aの割りスリット部3a1まで達する貫通孔3dが形成されている。上記の略円柱状の本体部3aに割りスリット部3a1を形成することにより、本体部3aには、割りスリット部3a1を介して、一対の脚部3a2が形成されている。そして、図1や図2や図5に示されているように、一対の脚部3a2の下端部を、互いに離反させることにより、一対の脚部3a2は、割りスリット部3a1の間隔が、下方に行くに従って末広がり状に拡がるように、八の字状に形成されている。更に、脚部3a2の下端部3a3は、先細り状に形成されている。このように、脚部3a2の下端部3a3を、先細り状に形成することにより、端子盤のジャック挿入孔への脚部3a2の挿入を、容易に、且つ、確実に行うことができる。
【0025】
図6において、4は、バネ体であり、バネ体4は、銅材や黄銅材等の導電性を有する金属材からなる丸棒を屈曲変形することにより形成されている。バネ体4は、直線状の支持部4aと、支持部4aの下端に連接された略菱形状のバネ部4bとから構成されており、バネ部4bの先端4b1と、支持部4aとバネ部4bとの連結部4cとの間には、所定の間隙4dが形成されている。バネ部4bの最大幅(略菱形状のバネ部4bの左右方向の屈曲部4b2間の外幅)W1は、上述したプラグ体3を構成する本体部3aの割りスリット部3a1に沿った幅W2より広く形成されている。
【0026】
次に、上述した箱体1と短絡板2とプラグ本体3とバネ体4とからなるプラグ装置Pの組み立てについて説明する。
【0027】
先ず最初に、プラグ体3の貫通孔3dに、貫通孔3dの下方から、バネ体4の支持部4aを、その上端部が、プラグ体3の頭部円筒部3cを貫通するように、挿入するとともに、バネ体4の略菱形状のバネ部4bを、プラグ体3の割りスリット部3a1内に配置し、バネ体4を構成するバネ部4bの下端4b3が、プラグ体3を構成する本体部3aの下端3a4を越えて、下方に延在しないように構成されている。バネ体4の支持部4aとバネ部4bとの連結部4cが、プラグ体3を構成する本体部3aの割りスリット部3a1の上端付近に位置するとともに、本体部3aの下端3a4が、本体部3aの割りスリット部3a1の中程に位置するように、バネ体4の支持部4aを、プラグ体3の貫通孔3dに挿入することが好ましい。その後、プラグ体3の頭部円筒部3cをかしめて、頭部円筒部3cとバネ体4の支持部4aとを密着させることにより、図7(a)及び図7(b)に示されているように、プラグ体3に、バネ体4を取り付ける。
【0028】
上述したように、プラグ体3に、バネ体4を取り付けた際には、バネ部4bの最大幅W1が、プラグ体3を構成する本体部3aの割りスリット部3a1に沿った幅W2より広く形成されているので、バネ体4の略菱形状のバネ部4bの少なくとも屈曲部4b2は、プラグ体3の本体部3aの外周面から突出することになる。
【0029】
次いで、バネ体4が取着されたプラグ体3のネジ部3bを、短絡板2の一方の側部ネジ孔2bに、下方から螺合させるとともに、短絡板2の側部ネジ孔2bから上方に突出したプラグ体3のネジ部3bに、ナットNを螺合させることにより、短絡板2に、バネ体4が取着されたプラグ体3を取り付ける。同様にして、他のバネ体4が取着されたプラグ体3のネジ部3bを、短絡板2のもう一方の側部ネジ孔2bに螺合させるとともに、短絡板2の側部ネジ孔2bから上方に突出したプラグ体3のネジ部3bに、ナットNを螺合させることにより、短絡板2に、もう1つのバネ体4が取着されたプラグ体3を取り付ける。このようにして、短絡板2に、バネ体4が取着された一対のプラグ体3を取り付ける。
【0030】
次いで、バネ体4が取着された一対のプラグ体3が配設された短絡板2を、箱体1を構成する周壁1bの下部開口1hに嵌合することにより、一対のプラグ体3の上端部やナットN等を、上部大径円筒1cと下部小径円筒1eとを挟んで形成された箱体1内の一対の空間部V1内に、それぞれ配置する。その後、箱体1を構成する上部大径円筒1c内に、ワッシャーRが挿着されたボルトBを挿入するとともに、ボルトBのネジ部b1を、箱体1を構成する下部小径円筒1eに挿入する。その後、ボルトBを回転させて、ボルトBのネジ部b1の先端部を、短絡板2の中央部ネジ孔2aに螺合させて、ボルトBに挿入されたワッシャーRを、箱体1を構成する上部大径円筒1cと下部小径円筒1eの連結部に形成された内部段差部1fに当接させるとともに、短絡板2の上面を、下部小径円筒1eの下端面に当接させる。
【0031】
上述したようにして、箱体1と短絡板2とプラグ本体3とバネ体4とからなるプラグ装置Pが組み立てられることになる。
【0032】
上述したように、プラグ本体3を構成する本体部3aには、割りスリット部3a1を介して、八の字状に、換言すれば、末広がり状に拡がった一対の脚部3a2が形成されているので、端子盤のジャック挿入孔の内径に大きく左右されることなく、端子盤のジャック挿入孔とプラグ装置Pを構成するプラグ本体3との良好な接触状態を維持することができる。
【0033】
また、プラグ本体3を構成する本体部3aには、割りスリット部3a1を介して、末広がり状(八の字状)に拡がった一対の脚部3a2を形成するとともに、バネ体4の略菱形状のバネ部4bを、上記の割りスリット部3a1内に配置するように構成したので、一対の脚部3a2の端子盤のジャック挿入孔への挿入時に、一対の脚部3a2が、互いに接近する方向に変形しても、最終的には、一対の脚部3a2は、バネ体4のバネ部4bに当接し、それ以上の変形が防止されるので、一対の脚部3a2の互いに接近する方向への過度の変形が防止でき、従って、脚部3a2の過度の変形により生じる端子盤のジャック挿入孔とプラグ装置Pを構成するプラグ本体3との接触不良を防止することができる。
【0034】
更に、バネ体4が取着されたプラグ体3のネジ部3bを、短絡板2の側部ネジ孔2bに螺合させるとともに、上記のネジ部3bにナットNを螺合させることにより、短絡板2に、バネ体4が取着された一対のプラグ体3を取り付け、更に
、バネ体4が取着された一対のプラグ体3が取着された短絡板2を、短絡板2の中央部ネジ孔2aにボルトBを螺合させることにより、箱体1に取り付けるように構成したので、端子盤のジャック挿入孔へのプラグ装置Pのプラグ本体3aの装着及び抜去を繰り返し行っても、プラグ本体3aが緩んでふらつくようなことがなく、従って、端子盤のジャック挿入孔へのプラグ本体3aの装着及び抜去を、ジャック挿入孔とプラグ本体3aの良好な接触状態を損なうことなく、長時間に亘たって繰り返し行うことができる。
【0035】
更にまた、端子盤のジャック挿入孔とバネ体4の屈曲部4b2との接触面積を、バネ体4を構成する丸棒の直径を大きくすることにより、従来のプラグ装置P’のプラグ片Sとジャック挿入孔との接触面積に比べて、大きくすることができるので、大きな電流容量を得ることができ、従って、大電流線路に使用可能なプラグ装置Pを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】図1は、本発明のプラグ装置の斜視図である。
【図2】図2は、本発明のプラグ装置の一部垂直断面を含む正面図である。
【図3】図3は、本発明のプラグ装置を構成する箱体の垂直断面である。
【図4】図4は、本発明のプラグ装置を構成する短絡板の斜視図である。
【図5】図5は、本発明のプラグ装置を構成するプラグ本体の正面図である。
【図6】図6は、本発明のプラグ装置を構成するバネ体の側面図である。
【図7】図7(a)は、本発明のプラグ装置を構成するプラグ本体にバネ体が取着された状態の一部垂直断面を含む正面図であり、図7(b)は、本発明のプラグ装置を構成するプラグ本体にバネ体が取着された状態の一部垂直断面を含む側面図である。
【図8】図8は、従来のプラグ装置を構成するプラグ体の斜視図である。
【図9】図9は、図8に示されているプラグ体の垂直断面図である。
【図10】図10は、図8に示されているプラグ体を構成する中心導体の垂直断面図である。
【図11】図11は、図8に示されているプラグ体を構成するプラグ片の平面図である。
【符号の説明】
【0037】
P・・・・・・・・・・プラグ装置
1・・・・・・・・・・箱体
2・・・・・・・・・・短絡板
2a・・・・・・・・・中央ネジ孔
2b・・・・・・・・・側部ネジ孔
3・・・・・・・・・・プラグ体
3a・・・・・・・・・本体部
3a1・・・・・・・・割りスリット部
3a2・・・・・・・・脚部
4・・・・・・・・・・バネ体
4a・・・・・・・・・支持部
4b・・・・・・・・・バネ部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
プラグ本体を構成する本体部に、割りスリット部を介して、末広がり状に拡がった一対の脚部を形成するとともに、バネ体のバネ部を、前記割りスリット部内に配置したことを特徴とするプラグ装置。
【請求項2】
バネ体が取着されたプラグ体を、該プラグ体のネジ部を介して、短絡板に取着するとともに、前記短絡板を、ボルトを介して、箱体に取り付けるように構成したことを特徴とする請求項1に記載のプラグ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2006−185769(P2006−185769A)
【公開日】平成18年7月13日(2006.7.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−378730(P2004−378730)
【出願日】平成16年12月28日(2004.12.28)
【出願人】(000130835)株式会社サンコーシヤ (64)