説明

プラズマディスプレイパネル

【課題】特に緑色蛍光体の短残光時間を実現し、かつ、初期輝度と輝度寿命の劣化を抑制したPDPを提供する。
【解決手段】前面基板11と背面基板17とを対向配置し、隔壁22により形成される放電セル24を形成し、放電セル24に蛍光体層23を設けたプラズマディスプレイパネルであって、蛍光体層23は少なくとも1/10残光時間が4msec以下のZnSiO:Mn蛍光体を含む緑色蛍光体層23bを備え、ZnSiO:Mn蛍光体は蛍光体粒子の表面の一部に金属酸化膜が被覆されるとともに、放電セル24の空間の放電ガスとして水素ガスを含有させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、真空紫外線によって励起される蛍光体を含む蛍光体層を有するプラズマディスプレイパネルに関し、特に残光値の短く色域の広い緑色蛍光体を備えることで、動画像の応答性を向上したプラズマディスプレイパネルに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、コンピュータやテレビなどの画像表示に用いられるカラー表示デバイスとして、プラズマディスプレイパネル(以下、PDPと呼ぶ)が大型で薄型軽量を実現することのできるカラー表示デバイスとして注目されている。
【0003】
PDPは、赤色、緑色、青色のいわゆる3原色を加法混色することにより、フルカラー表示を行っている。このフルカラー表示を行うために、3原色の各色を発光する蛍光体層が備えられている。この蛍光体層を構成する蛍光体粒子はPDPの放電セル内で発光する紫外線により励起され、各色の可視光を生成している。従来、赤色蛍光体としては(Y,Gd)BO:Euが、緑色蛍光体としてはZnSiO:Mnおよび(Y,Gd)BO:Tbが、さらに、青色蛍光体としてはBaMgAl1017:Euなどが知られている。
【0004】
ここで、PDPの動画像品質は、赤色、緑色、青色の各色蛍光体の残光特性によって大きく左右される。蛍光体の1/10残光時間(以下、単に残光時間と呼ぶ)が8msec以上あると、発光が尾を引くのが視認され表示画像品質が悪化する。また4msec以下であると残光が人の目に見えにくくなるため、表示画像品質が向上する。
【0005】
また、近年、開発および規格化が進められているアクティブ液晶シャッター方式の3Dメガネによる立体画像表示テレビにおいても、残光時間を4msec以下にすることで画像品質に優れた立体画像表示テレビを実現できると言われている。
【0006】
PDPに用いられる蛍光体のうち、青色蛍光体として通常使用されているBaMgAl1017:Euは、1msec以下の残光時間であるため問題はない。また、赤色蛍光体では、通常使用されている(Y,Gd)BO:Euの残光時間が約10msecと長い。そのため、より残光時間の短い(Y,Gd)(P,V)O:EuまたはY:Euに変えるか、それらを混合するなどして残光時間を低減することが必要である。
【0007】
一方、緑色蛍光体では、通常使用されているZnSiO:Mnや(Y,Gd)BO:Tbの残光時間が10msec以上と長いため、残光時間の短い(Y,Gd)Al(BO:Tbを混合することなどが特許文献1に開示されている。
【0008】
また、ZnSiO:Mn自体の残光時間を短くする方法として、発光中心であるMn濃度を高めることが特許文献2などに開示されている。
【0009】
さらに、ZnSiO:Mnの輝度維持率を高めるために、蛍光体の表面に金属アルコキシドを付着させ、これを焼成することで金属酸化物の被膜をコートした蛍光体を用いる例が特許文献3に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】特開平10−195428号公報
【特許文献2】特開2006−274137号公報
【特許文献3】特表2006−528712号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、(Y,Gd)Al(BO)4:Tb は色域が狭い上に残光時間も4msec程度であるため、残光時間の長いZnSiO:Mn(通常8〜14msec)にいくら混合しても色域が狭くなる上、残光時間が4msec以下になることはないといった課題を有していた。
【0012】
また、特許文献2に記載の方法では、Mn濃度を高めると色域が悪化するとともに、イオンスパッタレートが上昇して輝度寿命が悪化する。これはMn濃度を高めることによって、発光中心がイオンスパッタされる確率が高くなってしまったため起こると考えられる。この結果、パネルエージング中において輝度低下を生じ、エージング後のパネル初期輝度が低下する。なお、ZnSiO:Mnの結晶性を高めたとしても、Mn濃度が高まることによるこれらの不具合が原理的に避けられず、立体画像表示ディスプレイ実現のための大きな課題となっている。
【0013】
さらに、特許文献3に記載の方法では、金属アルコキシドは有機物を含んだ化合物であり、焼成を十分に行わないと蛍光体表面に炭素系化合物が残存してしまう。この炭素系化合物は放電によって分解する。特に長時間の使用において、分解した炭素系化合物が放電空間に放出され、放電が不安定となってしまうといった課題を有していた。
【0014】
本発明は、このような課題を解決して、特に緑色蛍光体の短残光時間を実現し、かつ、初期輝度と輝度寿命の劣化を抑制したPDPを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0015】
上記目的を達成するために、本発明のPDPは、少なくとも前面側が透明な一対の基板を基板間に放電空間が形成されるように対向配置するとともに放電空間を複数に仕切るための隔壁を少なくとも一方の基板に配置し、かつ隔壁により仕切られた放電空間で放電が発生するように基板に電極群を配置するとともに放電により発光する蛍光体層を設けたPDPであって、蛍光体層は少なくとも1/10残光時間が4msec以下のZnSiO:Mn蛍光体を含む緑色蛍光体層を備え、ZnSiO:Mn蛍光体は蛍光体粒子の表面の一部に金属酸化膜が被覆されるとともに、放電空間の放電ガスとして水素ガスを含有させている。
【0016】
このような構成によれば、立体画像表示においても残像がなく、初期輝度と輝度寿命の劣化を抑制したPDPを実現することができる。
【0017】
さらに、ZnSiO:Mn蛍光体は、Mn/Znの組成比が0.09〜0.12であることが望ましい。このような構成によれば、緑色蛍光体の残光時間を確実に4msec以下とし、立体画像表示において残像のない高画質を実現することができる。
【0018】
さらに、金属酸化膜が、酸化マグネシウム、酸化アルミニウム、酸化ガドリウム、酸化ランタンおよび酸化イットリウムのうちの少なくとも一つであることが望ましい。このような構成によれば、短残光時間の緑色蛍光体の輝度寿命を向上させることができる。
【0019】
さらに、放電ガスには水素ガスを0.001%以上1%以下混合することが望ましい。このような構成によれば、輝度寿命をさらに向上させることができる。
【発明の効果】
【0020】
以上のように、本発明のPDPによれば、立体画像表示においても残像がなく、初期輝度と輝度寿命の劣化を抑制したPDPを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】実施の形態におけるPDPの構造を示す分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0023】
(実施の形態)
図1は実施の形態におけるPDPの構造を示す分解斜視図である。図1に示すように、PDP10は、前面基板11と背面基板17とから構成されている。ガラス製の前面基板11上には、走査電極12と維持電極13とで対をなす表示電極対14が互いに平行に複数対形成されている。この走査電極12および維持電極13は、走査電極12−維持電極13−維持電極13−走査電極12の配列で繰り返すパターンで形成されている。走査電極12は、酸化インジウムスズ(ITO)、酸化スズ(SnO)、酸化亜鉛(ZnO)などの導電性金属酸化物からなる幅の広い透明電極12aの上に、導電性を高めるために銀(Ag)などの金属を含む幅の狭いバス電極12bを積層して形成されている。維持電極13も同様に、幅の広い透明電極13aの上に幅の狭いバス電極13bを積層して形成されている。
【0024】
さらに、表示電極対14を覆うように誘電体層15および酸化マグネシウム(MgO)からなる保護層16が形成されている。誘電体層15は、膜厚が約40μmの酸化ビスマス(Bi)系低融点ガラスまたは酸化亜鉛(ZnO)系低融点ガラスで形成されている。保護層16は、膜厚が約0.8μmの酸化マグネシウム(MgO)を主体とするアルカリ土類金属酸化物からなる薄膜層であり、誘電体層15をイオンスパッタから保護するとともに放電開始電圧などの放電特性を安定させるために設けられている。
【0025】
ガラス製の背面基板17上には、銀(Ag)などを主成分とする導電性の高い材料からなる互いに平行な複数のデータ電極18が形成され、データ電極18を覆うように下地誘電体層19が形成されている。下地誘電体層19は、誘電体層15と同様の酸化ビスマス(Bi)系低融点ガラスなどであってもよいが、可視光反射層としての働きも兼ねるように酸化チタン(TiO)粒子を混合した材料であってもよい。
【0026】
下地誘電体層19上には縦隔壁22aと横隔壁22bとにより井桁状に構成された隔壁22が形成され、下地誘電体層19の表面と隔壁22の側面とには、赤色、緑色、青色に発光する赤色蛍光体層23a、緑色蛍光体層23b、青色蛍光体層23cが形成されている。
【0027】
隔壁22は、例えば低融点ガラス材料を用いて約0.12mmの高さに形成されている。また、実施の形態では、画面サイズが42インチクラスのフルハイビジョンテレビに合わせて、隔壁22の高さは0.1mm〜0.15mm、また隣接する隔壁22のピッチは0.15mmとしている。
【0028】
前面基板11と背面基板17とは、表示電極対14とデータ電極18とが交差するように対向配置され、その外周部をフリットなどの封着材(図示せず)によって封着され内部に放電空間が形成されている。放電空間にはキセノン(Xe)などを含む放電ガスが約6×10Paの圧力で封入されている。放電空間は隔壁22によって複数の区画に仕切られており、表示電極対14とデータ電極18とが交差する部分に放電セル24が形成されている。そしてこれらの放電セル24が放電、発光することにより画像が表示される。なお、PDP10の構造は上述したものに限られるわけではなく、隔壁22の形状がストライプ状であってもよい。
【0029】
ここで、青色蛍光体層23cには、残光時間の短いBaMgAl1017:Euの青色蛍光体を用いている。赤色蛍光体層23aには、残光時間の短い(Y,Gd)(P,V)O:EuやY:Euを用いている。また、緑色蛍光体は後述する残光時間が調整されたZnSiO:Mnを主体とする蛍光体を用いている。また、放電ガスには水素ガスが0.001%以上1%以下混合されている。
【0030】
次に、短残光時間のZnSiO:Mn緑色蛍光体の製造方法について詳細に説明する。ZnSiO:Mn蛍光体は、二酸化珪素を代表とする珪素源と、酸化亜鉛を代表とする亜鉛源と、炭酸マンガンを代表とするマンガン源とを化学量論比組成よりも若干珪素成分が過剰となる配合比で混合する。その後、大気中あるいは還元雰囲気中で1200℃程度に焼成することによって製造する。また、本実施の形態においては、残光時間を調整するために、Mn/Zn組成比を0.09〜0.12まで変化させて、1/10残光時間を4msec〜2.5msecとなるように調整した。
【0031】
次に、上述のZnSiO:Mn蛍光体に金属酸化物を被覆する方法について説明する。ここでは、酸化マグネシウムをコートする場合について説明する。硝酸マグネシウムを0.8重量%の濃度で水またはアルカリ水溶液中に溶解する。次に、その溶解液中にMn/Zn組成比を0.09〜0.12まで変化させたZnSiO:Mn蛍光体を投入して混合液を作製し、加熱しながら攪拌する。このとき、加熱温度が、30℃未満では金属塩が溶液中に析出してしまう。また60℃を超える温度ではZnSiO:Mnが酸やアルカリによって溶解してしまう。このため、30℃以上かつ60℃以下の温度範囲で加熱を行う。この攪拌によって、溶解液中のマグネシウム陽イオンが負帯電性を持つZnSiO:Mnに密着することで、酸化マグネシウム(MgO)の被覆膜が形成される。この混合液を濾過、乾燥し、その後、空気中において400℃〜800℃で焼成することによって、酸化マグネシウムを表面に被膜したされたZnSiO:Mn緑色蛍光体を製造することができる。
【0032】
また、酸化アルミニウム(Al)、酸化ガドリウム(Gd)、酸化ランタン(La)および酸化イットリウム(Y)なども、これらの水溶性原料を用いて同様にZnSiO:Mn蛍光体上に被覆することができる。
【0033】
なお、緑色蛍光体としてのZnSiO:Mn蛍光体に混合して用いる他の緑色蛍光体については以下のようにして製造する。すなわち、(Y,Gd)Al12:Tb、(Y,Gd)Al12:Ce、(Y,Gd)Al(BO:Tbなどは、酸化イットリウム(Y)、酸化ガドリウム(Gd)、酸化アルミニウム(Al)、酸化硼素(B)などの母体結晶となる酸化物と、酸化テルビウム(Tb)や、酸化セリウム(CeO)の発光中心を形成する付活酸化物とを混合後、弱還元性の雰囲気中において、1000℃〜1400℃で焼成して製造する。また、これらの残光時間は、付活酸化物(酸化テルビウムや、酸化セリウム)の量をコントロールして調整した。(Y,Gd)Al12:Tbと(Y,Gd)Al(BO:Tbでは4msec〜5msecを実現し、(Y,Gd)Al12:Ceでは0.1msec〜0.3msecを実現している。
【0034】
このような、表面に金属酸化物を被覆し、残光時間を短くしたZnSiO:Mn緑色蛍光体を用いるとともに、放電ガスに水素ガスを混合させたPDP10を製造した。それらのPDPについて、1000時間の維持放電を行い、その後の緑色蛍光体の輝度変化と、緑色の残光状態を観察した。その結果を表1に示す。
【0035】
【表1】

【0036】
表1の実施例1〜実施例9は、少なくとも残光時間が4msec以下のZnSiO:Mn蛍光体に金属酸化物を被覆した緑色蛍光体を使用し、放電ガス(Xe−Ne)に水素(H)ガスを0.001%〜1%添加したPDPである。これらのPDPでは、維持放電を1000時間行った後の輝度維持率が84%〜89%と高く、しかも、残光観察においても残光が目視で確認できなかった。
【0037】
これに対して、比較例1は金属酸化物の被覆のない残光時間が3.5msecのZnSiO:Mn蛍光体を使用し、放電ガスに水素ガスの添加がないPDPである。また、比較例2は、比較例1と同じ蛍光体を用い、放電ガスに水素ガスを0.01%添加したPDPである。比較例1と比較例2の結果より、維持放電1000時間後の輝度維持率が、それぞれ80%、77%と低下している。
【0038】
また、比較例3の、残光時間が3.5msecのZnSiO:Mn蛍光体にMgO被覆した蛍光体を使用し、水素ガスを添加しないPDPでは、輝度維持率が80%と低い。
【0039】
また、比較例4は、残光時間値が3.5msecのZnSiO:Mn蛍光体にMgO被覆した蛍光体を使用し、放電ガスに水素ガスを1.1%添加したPDPである。この結果より、水素ガスを1%を超えて混合させると、逆に輝度維持率が低下する。
【0040】
また、比較例5は、金属酸化物を被覆しない残光値が10msのZnSiO:Mn蛍光体を使用した水素ガスを添加しないPDPであり、輝度維持率は83%と実施例1〜実施例9とほぼ同等であるが、残光観察において残光が目視で確認された。
【0041】
また、比較例6は、MgO被覆をした残光時間が10msのZnSiO:Mn蛍光体を使用した水素ガスを0.01%添加したPDPであり、輝度維持率が84%と実施例1〜実施例9と同等であるが、残光観察において残光が目視で確認された。
【0042】
以上の結果、本実施の形態における実施例1〜実施例9のように、緑色蛍光体として、少なくとも4ms以下の残光時間のZnSiO:Mn蛍光体に金属酸化物の被覆をした蛍光体を用い、かつ、PDPの放電ガスに水素ガスを0.001%〜1%添加することによって、輝度維持率を残光特性を改善したPDPを実現することができる。
【0043】
さらに、実施例6〜実施例9のように、金属酸化物で被覆した4ms以下の残光時間のZnSiO:Mn蛍光体と、(Y,Gd)Al12:Tb、(Y,Gd)Al12:Ce、(Y,Gd)Al(BO:Tbのうちの少なくとも一つを混合させることで、さらに維持放電による輝度低下を抑制することができる。
【0044】
以上のように、実施の形態におけるPDPによれば、動画像表示品質が高品位で輝度と輝度寿命の良好なPDPを提供できる。
【産業上の利用可能性】
【0045】
本発明のPDPによれば、高品位な動画像表示品質を実現するPDPを提供し、大画面の立体画像表示装置などに有用である。
【符号の説明】
【0046】
10 PDP
11 前面基板
12 走査電極
12a,13a 透明電極
12b,13b バス電極
13 維持電極
14 表示電極対
15 誘電体層
16 保護層
17 背面基板
18 データ電極
19 下地誘電体層
22 隔壁
22a 縦隔壁
22b 横隔壁
23 蛍光体層
23a 赤色蛍光体層
23b 緑色蛍光体層
23c 青色蛍光体層
24 放電セル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも前面側が透明な一対の基板を基板間に放電空間が形成されるように対向配置するとともに前記放電空間を複数に仕切るための隔壁を少なくとも一方の基板に配置し、かつ前記隔壁により仕切られた放電空間で放電が発生するように基板に電極群を配置するとともに放電により発光する蛍光体層を設けたプラズマディスプレイパネルであって、前記蛍光体層は少なくとも1/10残光時間が4msec以下のZnSiO:Mn蛍光体を含む緑色蛍光体層を備え、前記ZnSiO:Mn蛍光体は蛍光体粒子の表面の一部に金属酸化膜が被覆されるとともに、前記放電空間の放電ガスとして水素ガスを含有させることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
【請求項2】
前記ZnSiO:Mn蛍光体は、Mn/Znの組成比が0.09〜0.12であることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
【請求項3】
前記金属酸化膜が、酸化マグネシウム、酸化アルミニウム、酸化ガドリウム、酸化ランタンおよび酸化イットリウムのうちの少なくとも一つであることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
【請求項4】
前記放電ガスには前記水素ガスを0.001%以上1%以下混合したことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。

【図1】
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【公開番号】特開2011−192429(P2011−192429A)
【公開日】平成23年9月29日(2011.9.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−55718(P2010−55718)
【出願日】平成22年3月12日(2010.3.12)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】