説明

プリプラ式の射出成形機のパージ方法、ゴム製品の製造方法

【課題】プランジャの先端と当該先端に対向する射出筒の内壁との隙間に残留するゴムを除去する。
【解決手段】ゴム材料を用いてゴム製品を成形する射出成形機の射出筒から円錐形状の先端部を備えたプランジャを抜く第1工程と、前記第1工程後において、ストローク端に位置する前記プランジャの先端と当該先端に対向する前記射出筒の内壁との隙間の体積以上である体積を有する円筒状の前記ゴム材料を、前記射出筒の内周面に沿うように前記射出筒に入れる第2工程と、前記第2工程後において、前記プランジャを前記射出筒に入れてストローク端まで前進させる第3工程と、を含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プリプラ式の射出成形機のパージ方法、ゴム製品の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、成形運転停止または成形運転の一定時間経過後に可塑化部のスクリュの回転を停止し、射出シリンダの前方にあった射出プランジャを該射出シリンダのストロークS端まで後退させ、その後、該射出プランジャの先端が該射出シリンダの前壁と当接するまで前進させて、射出シリンダ内の樹脂を強制的に排出するプリプラ式射出成形機のパージ方法が開示されている。
【0003】
特許文献2には、プランジャーの上限、下限を検出する機構又は、シリンダ内の圧力を検出する圧力センサーを備え、パージ動作をすることでプランジャーの抵抗値を下げ、安定させて、安定良品生産を行う射出成形機のパージ方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平6−91695号公報
【特許文献2】特開2000−127213号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、プランジャの先端と当該先端に対向する射出筒の内壁との隙間に残留するゴムを除去することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の発明は、ゴム材料を用いてゴム製品を成形する射出成形機の射出筒から円錐形状の先端部を備えたプランジャを抜く第1工程と、前記第1工程後において、ストローク端に位置する前記プランジャの先端と当該先端に対向する前記射出筒の内壁との隙間の体積以上である体積を有する円筒状の前記ゴム材料を、前記射出筒の内周面に沿うように前記射出筒に入れる第2工程と、前記第2工程後において、前記プランジャを前記射出筒に入れてストローク端まで前進させる第3工程と、を含むプリプラ式の射出成形機のパージ方法である。
【0007】
請求項2の発明は、前記第2工程において、シート状の前記ゴム材料を円筒形状に丸め、前記ゴム材料の復元力により前記ゴム材料が前記射出筒の内周面に沿うように、前記ゴム材料を前記射出筒に入れる請求項1に記載のプリプラ式の射出成形機のパージ方法である。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のパージ方法で射出成形機のパージをするパージ工程と、加熱筒内部で加熱された前記ゴム材料をスクリューにより前記射出筒に注入する注入工程と、前記プランジャを前進させることにより、金型キャビティ内に前記ゴム材料を射出する射出工程と、金型キャビティ内の前記ゴム材料を加硫する加硫工程と、を含むゴム製品の製造方法である。
【発明の効果】
【0009】
本発明の請求項1のパージ方法によれば、ストローク端に位置するプランジャの先端と当該先端に対向する射出筒の内壁との隙間に残留するゴムを除去できる。
【0010】
本発明の請求項2のパージ方法によれば、本パージ方法における第2工程を含まない場合に比べ、射出筒の内周面に付着した残留ゴムを効果的に除去できる。
【0011】
本発明の請求項3の製造方法によれば、本製造方法におけるパージ工程を含まない場合に比べ、製造されるゴム製品の不良を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本実施形態に係るプリプラ式の射出成形機の構成を示す概略図である。
【図2】本実施形態に係るパージ方法の工程を示す概略図である。
【図3】本実施形態に係るパージ方法に用いられるパージ用ゴムの例を示す概略図である。
【図4】本実施形態に係る製造方法の工程を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下に、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。
【0014】
(本実施形態に係るプリプラ式の射出成形機10の構成)
まず、本実施形態に係るプリプラ式の射出成形機10の構成を説明する。図1は、本実施形態に係るプリプラ式の射出成形機10の構成を示す概略図である。
【0015】
本実施形態に係るプリプラ式の射出成形機10は、ゴム材料を用いてゴム製品を成形するためのものであって、図1に示されるように、ゴム材料を供給し、予熱する供給予熱部12と、供給予熱部12によって供給、予熱されたゴム材料を射出する射出部20と、を備えている。
【0016】
(供給予熱部12)
供給予熱部12は、図示しない温油ジャケットを有しゴム材料を加熱する加熱筒14と、加熱筒14に形成されゴム材料が投入される投入口16と、加熱筒14の内部に設けられゴム材料を射出部20へ搬送する搬送部材としてのスクリュー18と、を備えている。ここで、温油ジャケットとは、スクリュー18に沿って加熱筒14に設けられた空間と、該空間の中を流れる油と、該油を加熱冷却して温度調節する温油器と、該温油器により温度調節された油を前記空間内に循環させるポンプとを有するものである。
【0017】
供給予熱部12では、投入口16から加熱筒14の内部に投入されたゴム材料が、加熱筒14の温油ジャケットにより加熱されることで軟化しつつ、スクリュー18によって射出部20(具体的には、後述の射出筒22)へ搬送(供給)されるようになっている。
【0018】
(射出部20)
射出部20は、供給予熱部12で軟化されたゴム材料が内部に供給される射出筒22と、射出筒22の先端部に設けられたノズル24と、射出筒22の内部に供給された軟化状態のゴム材料をノズル24から押し出す(射出する)プランジャ26と、を備えている。
【0019】
射出筒22は、加熱筒14と同様に、温油ジャケットを有しており、射出筒22に供給されたゴム材料が当該温油ジャケットによって加熱されて、ゴム材料の軟化状態が維持されるようになっている。
【0020】
射出筒22の内部には、軟化状態のゴム材料を貯留する貯留空間30と、貯留空間30内における軟化状態のゴム材料が貯留空間30からノズル24へ流出される流出路32と、加熱筒14内における軟化状態のゴム材料が加熱筒14内から貯留空間30へ流入される流入路34と、が形成されている。
【0021】
貯留空間30は、円柱状に形成された円柱状空間30Aと、その円柱状空間30Aの下端に円錐状に形成された円錐状空間30Bと、を備えて構成されている。また、射出筒22は、上部に開放部36を有しており、この開放部36から貯留空間30に対してプランジャ26が挿入されている。
【0022】
流出路32は、下方へ延びており、流出路32の上流端(上端)が、貯留空間30の円錐状空間30Bの先端(下端)と通じており、流出路32の下流端(下端)が、ノズル24と通じている。
【0023】
流入路34は、水平方向へ延びており、流入路34の上流端(図1における左端)が、加熱筒14の内部と通じており、流入路34の下流端(図1における右端)が、貯留空間30の円錐状空間30Bの先端(下端)と通じている。
【0024】
なお、流入路34及び流出路32は、貯留空間30の円錐状空間30Bの先端(下端)と通じる部分において、流路が一部共通となっている。
【0025】
プランジャ26は、円柱状に形成された本体部26Aと、本体部26Aの先端(下端)に円錐状に形成された先端部26Bと、を備えている。
【0026】
プランジャ26は、射出筒22の貯留空間30に対して、上下方向に移動可能(ストローク可能)に本体部26A及び先端部26Bが挿入されている。プランジャ26は、例えば、油圧を用いた移動機構27により、上下方向に移動(ストローク)するようになっており、移動機構27のストローク端により本体部26A及び先端部26Bの移動を規制するようになっている。
【0027】
プランジャ26は、射出筒22に対して上方へストロークされることで、射出筒22の貯留空間30から引き抜かれることが可能となっている。また、プランジャ26は、射出筒22に対して下方へストロークされると、移動機構27のストローク端により、下方への移動が規制されるようになっている。この規制された位置が、プランジャ26のストローク端となる。
【0028】
射出筒22の貯留空間30には、ストローク端に位置するプランジャ26における先端部26Bの先端(先端面)26Dと当該先端26Dに対向する射出筒22の内壁22Aとの間に隙間Sが形成されるようになっている。この隙間Sは、プランジャ26の先端26Dと射出筒22の内壁22Aとの接触による劣化(損傷)を防止すること、及び、ゴム材料が加圧されることにより不要に加硫が進むのを抑制することを目的として設けられている。
【0029】
(射出成形機10のパージ方法)
次に、射出成形機10のパージ方法について説明する。図2は、本パージ方法の工程を示す概略図である。
【0030】
本実施形態に係る射出成形機10では、前述のように、プランジャ26の先端26Dと射出筒22の内壁22Aとの間に隙間S(図1参照)が形成されているため、ゴム材料の射出を行うと、隙間Sにゴム材料が残留してしまう。この残留したゴム材料G(以下、「残留ゴムG」という)をパージ(除去)するために、本パージ方法が行われる。
【0031】
本パージ方法では、図2(A)に示されるように、まず、射出成形機10の射出筒22からプランジャ26を抜く(第1工程)。具体的には、プランジャ26を上方へ持ち上げることにより、射出筒22の貯留空間30に挿入されたプランジャ26の本体部26A及び先端部26Bを、当該貯留空間30から抜き取る。これにより、射出筒22の開放部36が開放される。
【0032】
次に、射出筒22の隙間Sの体積以上である体積を有するシート状(帯状)のゴム材料P(以下、パージ用ゴムPという)を円筒形状に丸め(図3(A)(B)参照)、パージ用ゴムPの復元力によりパージ用ゴムPが射出筒22の貯留空間30の内周面に沿うように、パージ用ゴムPを開放部36から射出筒22内へ入れる(第2工程)。
【0033】
この第2工程で射出筒22の貯留空間30に入れられるパージ用ゴムPは、供給予熱部12(加熱筒14)を経由せずに、直接、射出筒22の貯留空間30に供給されるので、加熱されていない高粘度状態(固形状態)で貯留空間30に供給される。また、パージ用ゴムPには、残留ゴムG(製造に用いられるゴム材料)と同じ材料が用いられる。
【0034】
なお、パージ用ゴムPは、図3(A)に示されるように、長方形状のシートを丸めることにより、円筒形状としてもよいし、図3(B)に示されるように、平行四辺形状のシートを丸めることにより、円筒形状としてもよい。長方形状のシートを丸めた場合では、図3(A)に示されるように、空隙T(つなぎ目)が円筒状の軸方向に沿って形成される場合があるが、平行四辺形状のシートを丸めた場合では、図3(B)に示されるように、空隙Tが円筒状の軸方向に対して斜めに形成される。空隙T(つなぎ目)が円筒状の軸方向に沿って形成される場合では、空隙T部分で残留ゴムGに対する押し力が作用しにくいため、空隙Tが円筒状の軸方向に対して斜めに形成される方が好ましい。図3(A)に示されるように長方形状のシートを丸めて円筒形状とする場合は、言うまでもないが、端部同士を接触させる長さにして空間Tが生じないようにするのが望ましい。
【0035】
さらに、図3(C)に示されるように、予め円筒状に形成したパージ用ゴムPを用いてもよい。この場合、予め円筒状に形成したパージ用ゴムPの外径は、射出筒22の貯留空間30の内径以上とする。また、パージ用ゴムPの軸方向長さは、貯留空間30の円錐状空間30B(隙間S部分)の軸方向長さよりも長いことが望ましい。
【0036】
次に、図2(B)に示されるように、プランジャ26を射出筒22に入れてストローク端まで前進させる(第3工程)。具体的には、プランジャ26の本体部26A及び先端部26Bを、射出筒22の貯留空間30に挿入し、プランジャ26を移動機構27のストローク端まで、プランジャ26を下方へ押し下げる。
【0037】
これにより、円筒形状のパージ用ゴムPの外周部が、貯留空間30の円柱状空間30Aの内周面及び、円錐状空間30Bの内壁22Aに沿って移動するので、当該内周面及び当該内壁22Aに付着した残留ゴムGがパージ用ゴムPにより掻き取られながら、図2(C)に示されるように、流出路32へ押し出される。そして、パージ用ゴムPが、残留ゴムGと入れ替わる。すなわち、古いゴム材料が、新しいゴム材料に入れ替わる。
【0038】
なお、第2工程において、隙間S、流出路32及びノズル24の体積以上であるパージ用ゴムPを入れるようにしてもよい。これにより、パージ用ゴムPが射出筒22の貯留空間30から射出された際に、隙間S、流出路32及びノズル24がパージ用ゴムPで満たされ、残留ゴムGがノズル24から排出される。ただし、残留ゴムGがノズル24から排出されなくても、隙間Sから排出されれば、供給予熱部12(加熱筒14)で加熱された軟化状態のゴム材料を射出筒22の貯留空間30に供給し、そのゴム材料を射出することで、残留ゴムGがノズル24から排出される。従って、パージ用ゴムPは、隙間Sの体積以上であれば足りる。
【0039】
また、パージ用ゴムPは、射出筒22における加熱によって粘度が下がった状態で、(隙間Sにある残留ゴムGに達するが、完全な軟化状態とはなっていない。すなわち、ゴム製品の製造において供給予熱部12(加熱筒14)を経由して射出筒22に供給されるゴム材料よりも、粘度が高い(固形に近い)状態となっている。また、パージ用ゴムPは、射出筒22における加熱により、徐々に軟化されて、最終的には、流出路32及びノズル24を通過可能な軟化状態となる。
【0040】
(本パージ方法における作用)
供給予熱部12(加熱筒14)で加熱された軟化状態のパージ用ゴムPを射出筒22の貯留空間30に供給し、そのパージ用ゴムPを射出して行うパージでは、隙間Sに残留する残留ゴムGを除去し切れなかったが、本パージ方法によれば、前述のように、隙間Sに残留する残留ゴムGがパージ用ゴムPと入れ替わることで除去される。これにより、長時間、隙間Sにゴム材料が残留することで生じるスコーチ(熱劣化)が発生しにくく、品質が劣化したゴム材料が射出される事態が抑制される。
【0041】
また、本パージ方法では、円筒状のパージ用ゴムPの外周部が、貯留空間30の円柱状空間30Aの内周面及び、円錐状空間30Bの内壁22Aに付着した残留ゴムGを掻き取りながら、流出路32へ押し出されるので、当該残留ゴムGが効果的に除去される。
【0042】
(ゴム製品の製造方法)
次に、ゴム製品の製造方法について説明する。
【0043】
本製造方法では、まず、前述のパージ方法で射出成形機10のパージをする(パージ工程)。これにより、射出筒22の隙間Sに残留した古いゴム材料が、新しいゴム材料に入れ替わる。
【0044】
次に、図4(A)に示されるように、短冊状(帯状)のゴム材料を投入口16から加熱筒14の内部に投入し、当該ゴム材料を加熱する(加熱工程)。
【0045】
次に、図4(B)に示されるように、加熱筒14の内部で加熱されたゴム材料をスクリュー18により射出筒22に注入する(注入工程)。射出筒22に注入されたゴム材料は、流入路34を通って貯留空間30へ流入する。この貯留空間30に流入したゴム材料によって、プランジャ26が押し上げられ、ゴム材料が貯留空間30内に貯留される。押し上げられたプランジャ26の移動量に基づき、ゴム材料の貯留空間30の貯留量が計量される。
【0046】
次に、図4(C)に示されるように、プランジャ26をストローク端へ前進させることにより、金型キャビティ40内にゴム材料を射出する(射出工程)。具体的には、移動機構27が、プランジャ26をストローク端へストロークさせることで、射出筒22の貯留空間30のゴム材料が、流出路32を通ってノズル24から金型キャビティ40へ射出される。
【0047】
次に、金型キャビティ40内のゴム材料を加硫する(加硫工程)。これにより、ゴム材料が硬化する。そして、硬化したゴム材料を脱型することでゴム製品が製造される。ゴム製品としては、例えば、画像形成装置の帯電ロール等がある。
【0048】
本製造方法によれば、本実施形態に係るパージ方法が行われるので、熱劣化した残留ゴムGが金型キャビティに射出される事態が生じにくく、製造されるゴム製品の不良が低減される。
【0049】
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、種々の変形、変更、改良が可能である。
前記した実施形態では、プランジャ26の移動を移動機構27のストローク端で規制したものを示したが、プランジャ26の半径方向へ張り出した規制部26Cを射出筒22の開放部36の縁部に突き当たることでプランジャ26(本体部26A及び先端部26B)の移動を規制するようにしても良い。
【符号の説明】
【0050】
10 射出成形機
14 加熱筒
18 スクリュー
22 射出筒
26 プランジャ
40 金型キャビティ
S 隙間

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゴム材料を用いてゴム製品を成形する射出成形機の射出筒から円錐形状の先端部を備えたプランジャを抜く第1工程と、
前記第1工程後において、ストローク端に位置する前記プランジャの先端と当該先端に対向する前記射出筒の内壁との隙間の体積以上である体積を有する円筒状の前記ゴム材料を、前記射出筒の内周面に沿うように前記射出筒に入れる第2工程と、
前記第2工程後において、前記プランジャを前記射出筒に入れてストローク端まで前進させる第3工程と、
を含むプリプラ式の射出成形機のパージ方法。
【請求項2】
前記第2工程において、シート状の前記ゴム材料を円筒形状に丸め、前記ゴム材料の復元力により前記ゴム材料が前記射出筒の内周面に沿うように、前記ゴム材料を前記射出筒に入れる請求項1に記載のプリプラ式の射出成形機のパージ方法。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のパージ方法で射出成形機のパージをするパージ工程と、
加熱筒内部で加熱された前記ゴム材料をスクリューにより前記射出筒に注入する注入工程と、
前記プランジャを前進させることにより、金型キャビティ内に前記ゴム材料を射出する射出工程と、
金型キャビティ内の前記ゴム材料を加硫する加硫工程と、
を含むゴム製品の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2013−107250(P2013−107250A)
【公開日】平成25年6月6日(2013.6.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−253093(P2011−253093)
【出願日】平成23年11月18日(2011.11.18)
【特許番号】特許第4947234号(P4947234)
【特許公報発行日】平成24年6月6日(2012.6.6)
【出願人】(000005496)富士ゼロックス株式会社 (21,908)
【Fターム(参考)】