説明

プロスタグランジンアゴニスト及び骨障害治療へのそれらの使用

【課題】プロスタグランジンアゴニスト、前記アゴニストを含む医薬組成物、並びに骨欠損の予防又は骨質量の修復若しくは増加、及び骨治療の向上に対するアゴニストの使用,並びに哺乳動物(ヒトを含む)における前記疾患の治療に対する前記アゴニストの使用。
【解決手段】本発明は、プロスタグランジンアゴニスト、前記プロスタグランジンアゴニストの使用方法、前記プロスタグランジンアゴニストを含む医薬組成物、並びに前記プロスタグランジンアゴニストを含むキットに関する。前記プロスタグランジンアゴニストは、骨障害(例えば、骨粗しょう症)の治療に有用である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】

[式中、Aは、CO基であり、;
Gは、Ar、Ar−(C−C)アルキレン基、R−アミノ基、オキシ(C−C)アルキレン基、又はArで置換されているアミノ基であり、前期R及びRは、それぞれ別々の基であって、水素原子及び(C−C)アルキル基から独立して選択した基であり、;
Bは、窒素原子であり、;
Qは、−(C−C)アルキレン−X−基〔前記アルキレン基は、場合によりフッ素原子又は(C−C)アルキル基から独立して選択した置換基4個以下で置換されていることがある〕、又は、
−(C−C)アルキレン−W−X−(C−C)アルキレン−基〔前記のそれぞれのアルキレン基は、場合によりフッ素原子又は(C−C)アルキル基から独立して選択した置換基4個以下で置換されていることがある〕であり、;
Zは、カルボキシル基であり、;
Kは、結合、(C−C)アルキレン基であり、前記(C−C)アルキレン基は、場合によりモノ−不飽和であり、そしてKが結合以外の場合には、Kは場合により塩素原子、フッ素原子、ヒドロキシ基、又はメチル基によって、それぞれ独立してモノ−、ジ−、又はトリ−置換されていることがあり、;
Mは、−Ar、−Ar−V−Ar基であり、;
Arは、フェニル基、ピロリジニル基、または、モルホリニル基であり、;
前記Ar部分は、R、R、及びRから独立して選択した置換基3個以下で置換されていることがあり、ここでR、R、及びRは、それぞれ独立してヒドロキシ基、または、ハロゲン原子であり、;
Arは、フェニル基であり;Arは、フェニル基であり;Arは、ピラゾリル基であり、;
前記Ar、Ar、及びAr部分は、R31、R41、及びR51から独立して選択した置換基3個以下で置換されていることがあり、ここでR31、R41、及びR51は、それぞれ独立してヒドロキシ基、または、ハロゲン原子であり、;
Wは、オキシ基、であり、;
Xは、フェニル基、又は、チエニル基であり、;−Vは結合であり、]
で表される化合物、そのプロドラッグ(ここで、「プロドラッグ」、とは、Z部分は、カルボキシル基であり、そしてその自由水素原子が、(C−C)アルキル基、(C−C)アルカノイルオキシメチル基、炭素原子4〜9個を有する1−(アルカノイルオキシ)エチル基、炭素原子5〜10個を有する1−メチル−1−(アルカノイルオキシ)−エチル、炭素原子3〜6個を有するアルコキシカルボニルオキシメチル基、炭素原子4〜7個を有する1−(アルコキシカルボニルオキシ)エチル基、炭素原子5〜8個を有する1−メチル−1−(アルコキシカルボニルオキシ)エチル基、炭素原子3〜9個を有するN−(アルコキシカルボニル)アミノメチル基、炭素原子4〜10個を有する1−(N−(アルコキシカルボニル)アミノ)エチル基、3−フタリジル基、4−クロトノラクトニル基、ガンマ−ブチロラクトン−4−イル基、ジ−N,N−(C−C)アルキルアミノ(C−C)アルキル基、カルバモイル−(C−C)アルキル基、N,N−ジ(C−C)アルキルカルバモイル−(C−C)アルキル基、及びピペリジノ−、ピロリジノ−又はモルホリノ(C−C)アルキル基で置換されている化合物をいう。)、並びに前記化合物及び前記プロドラッグの薬剤学的に許容することのできる塩。
【請求項2】
Bが窒素原子であり、;
Zが、カルボキシル基であり、;
Arが、フェニル基、ピロリジニル基、又はモルホリニル基であり、;
そしてXが、チエニル基であり、;
そしてここで、前記のそれぞれのAr基は、場合により、炭素原子又は窒素原子上において、R、R、及びRから独立して選択した置換基3個以下でそれぞれ独立して置換されていることがあり、;
前記のそれぞれのAr基は、場合により、炭素原子上において、オキソ基1又は2個によってそれぞれ独立して置換されていることがあり、;
前記のそれぞれのAr、Ar、及びAr基は、場合により、それぞれ独立して炭素原子又は窒素原子上において、R31、R41、及びR51基3個以下で置換されていることがあり、;
そして、前記のそれぞれのAr、Ar、及びAr基は、場合により、炭素原子又はイオウ原子上において、オキソ基1又は2個によって、それぞれ独立して置換されていることがある、
請求項1に記載の化合物、又は前記化合物の薬剤学的に許容することのできる塩。
【請求項3】
AがCO基であり、;
Gがオキシ(C−C)アルキレン基であり、;
Qが−(C−C)アルキレン−X−基、又は−(C−C)アルキレン−X−O−(C−C)アルキレン−基であり、;
そしてXがフェニル基、又は、チエニル基である、
請求項2に記載の化合物、又は前記化合物の薬剤学的に許容することのできる塩。
【請求項4】
AがCO基であり、;
GがAr、又はAr−(C−C)アルキレン基であり、;
Qが−(C−C)アルキレン−X−基、又は、
−(C−C)アルキレン−X−O−(C−C)アルキレン−基であり、;
そしてXがフェニル基、又は、チエニル基である、請求項2に記載の化合物、又は前記化合物の薬剤学的に許容することのできる塩。
【請求項5】
AがCO基であり、;
Gが、Arで置換されているアミノ基、又は、R−アミノ基であり、;
Qが−(C−C)アルキレン−X−基、又は
−(C−C)アルキレン−X−O−(C−C)アルキレン−基であり、;
そしてXがフェニル基、又は、チエニル基であり、;
そしてここで、R及びRは、それぞれ別々の基であって、水素原子及び(C−C)アルキル基から独立して選択した基である、請求項2に記載の化合物、又は前記化合物の薬剤学的に許容することのできる塩。
【請求項6】
5−(3−((3−(3−クロロ−フェニル)−プロピル)−(ピリジン−3−カルボニル)−アミノ)−プロピル)−チオフェン−2−カルボン酸;
5−(3−((3−(3−クロロ−フェニル)−プロピル)−(ピリジン−2−イル−アセチル)−アミノ)−プロピル)−チオフェン−2−カルボン酸;
5−(3−((3−(3−クロロ−フェニル)−プロピル)−(ピリジン−3−イル−アセチル)−アミノ)−プロピル)−チオフェン−2−カルボン酸;
5−(3−(1−(3−(3−クロロ−フェニル)−プロピル)−3−エチル−ウレイド)−プロピル)−チオフェン−2−カルボン酸;
5−(3−(1−(3−(3−クロロ−フェニル)−プロピル)−3−イソプロピル−ウレイド)−プロピル)−チオフェン−2−カルボン酸;
5−(3−(1−(3−(3−クロロ−フェニル)−プロピル)−3−フェニル−ウレイド)−プロピル)−チオフェン−2−カルボン酸;
5−(3−(1−(3−(3−クロロ−フェニル)−プロピル)−3−(3,4−ジクロロ−フェニル)−ウレイド)−プロピル)−チオフェン−2−カルボン酸;
5−(3−(1−(3−(3−クロロ−フェニル)−プロピル)−3−プロピル−ウレイド)−プロピル)−チオフェン−2−カルボン酸;
5−(3−(3−(4−クロロ−フェニル)−1−(3−(3−クロロ−フェニル)−プロピル)−ウレイド)−プロピル)−チオフェン−2−カルボン酸;
5−(3−(1−(3−(3−クロロ−フェニル)−プロピル)−3−(2,3−ジクロロ−フェニル)−ウレイド)−プロピル)−チオフェン−2−カルボン酸;
5−(3−(1−(3−(3−クロロ−フェニル)−プロピル)−3−(3,5−ジクロロ−フェニル)−ウレイド)−プロピル)−チオフェン−2−カルボン酸;
5−(3−(1−(3−(3−クロロ−フェニル)−プロピル)−3−(2,6−ジフルオロ−フェニル)−ウレイド)−プロピル)−チオフェン−2−カルボン酸;
5−(3−(1−(3−(3−クロロ−フェニル)−プロピル)−3−(4−フルオロ−フェニル)−ウレイド)−プロピル)−チオフェン−2−カルボン酸;
5−(3−(3−ブチル−1−(3−(3−クロロ−フェニル)−プロピル)−ウレイド)−プロピル)−チオフェン−2−カルボン酸;
5−(3−((3−(3−クロロ−フェニル)−プロピル)−(ピロリジン−1−カルボニル)−アミノ)−プロピル)−チオフェン−2−カルボン酸;
5−(3−((3−(3−クロロ−フェニル)−プロピル)−(モルホリン−4−カルボニル)−アミノ)−プロピル)−チオフェン−2−カルボン酸;
5−(3−((3−(3−クロロ−フェニル)−プロピル)−イソプロポキシカルボニル−アミノ)−プロピル)−チオフェン−2−カルボン酸;
5−(3−((3−(3−クロロ−フェニル)−プロピル)−プロポキシカルボニル−アミノ)−プロピル)−チオフェン−2−カルボン酸;及び、
(3−{[(4−ピラゾール−1−イル−ベンジル)−(ピロリジン−1−カルボニル)−アミノ]−メチル}−フェノキシ)−酢酸塩酸塩
から選択した、請求項1に記載の化合物。

【公開番号】特開2007−246532(P2007−246532A)
【公開日】平成19年9月27日(2007.9.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−115825(P2007−115825)
【出願日】平成19年4月25日(2007.4.25)
【分割の表示】特願2003−167713(P2003−167713)の分割
【原出願日】平成10年10月5日(1998.10.5)
【出願人】(593141953)ファイザー・インク (302)
【Fターム(参考)】