説明

プロテインキナーゼモジュレーターとしてのピラゾール誘導体を含む医薬組み合わせ

本発明は、補助化合物(例:1種、2種またはそれ以上の補助化合物)およびプロテインキナーゼB阻害活性を有する式(I)で示される化合物を含有してなる組み合わせを提供する:
【化1】


式中、Aは1〜7個の炭素原子を含む飽和炭化水素リンカー基であり、該リンカー基は、RとNRの間に伸張する最大5個の原子の鎖長を有し、またEとNRの間に伸張する最大4個の原子の鎖長を有する;ただし、リンカー基の炭素原子の1個は所望により酸素または窒素原子と置換わっていてもよい;また、リンカー基Aの炭素原子はオキソ、フッ素およびヒドロキシから選択される1個以上の置換基を所望により担持していてもよい;ただし、ヒドロキシ基は、それが存在する場合、NRに関してα炭素原子に位置せず、またオキソ基は、それが存在する場合、NRに関してα炭素原子に位置する;Eは単環状または二環状の炭素環状またはヘテロ環基である;Rはアリールまたはヘテロアリール基である;R、R、RおよびRは請求項に定義したとおりである。さらに、該組み合わせを含有する患者包装品、医薬キットと医薬包装品および組成物、該組み合わせの製造方法および抗癌剤としての組み合わせ療法におけるそれらの使用も提供される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)および式(I):
【化1】

〔式中、
Aは1〜7個の炭素原子を含む飽和炭化水素リンカー基であり、該リンカー基は、RとNRの間に伸張する最大5個の原子の鎖長を有し、またEとNRの間に伸張する最大4個の原子の鎖長を有する;ただし、リンカー基の炭素原子の1個は所望により酸素または窒素原子と置換わっていてもよい;また、リンカー基Aの炭素原子はオキソ、フッ素およびヒドロキシから選択される1個以上の置換基を所望により担持していてもよい;ただし、ヒドロキシ基は、それが存在する場合、NRに関してα炭素原子に位置せず、またオキソ基は、それが存在する場合、NRに関してα炭素原子に位置する;
Eは単環状または二環状の炭素環状またはヘテロ環基である;
はアリールまたはヘテロアリール基である;
およびRは独立して、水素、C1−4ヒドロカルビルおよびC1−4アシルから選択される;ただし、該ヒドロカルビルおよびアシル部分は、フッ素、ヒドロキシ、アミノ、メチルアミノ、ジエチルアミノおよびメトキシから選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてよい;
またはRおよびRはそれらが結合する窒素原子と一緒になって、イミダゾール基、および4〜7環員を有し、OおよびNから選択される第二のヘテロ原子環員を所望により含む飽和単環状へテロ環基から選択される環基を形成する;
またはRおよびRの一方は、それらが結合する窒素原子およびリンカー基Aからの1個以上の原子と一緒になって、4〜7環員を有し、OおよびNから選択される第二のヘテロ原子環員を所望により含む飽和単環状へテロ環基を形成する;
またはNRおよびそれが結合するリンカー基Aの炭素原子は一緒になってシアノ基を形成する;
は、水素、ハロゲン、C1−5飽和ヒドロカルビル、C1−5飽和ヒドロカルビルオキシ、シアノ、およびCFから選択される;また
は、水素、ハロゲン、C1−5飽和ヒドロカルビル、C1−5飽和ヒドロカルビルオキシ、シアノ、CONH、CONHR、CF、NH、NHCORまたはNHCONHRから選択される;
は基R9aまたは(CH)R9aである;ただし、R9aは炭素環状またはヘテロ環状であってもよい単環状または二環基である;
該炭素環状またはヘテロ環基R9aは、ハロゲン、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−C1−4ヒドロカルビルアミノ;基R−R(式中、Rは、結合、O、CO、XC(X)、C(X)X、XC(X)X、S、SO、SO、NR、SONRまたはNRSOである:また、Rは、水素、3〜12環員を有するヘテロ環基、およびヒドロキシ、オキソ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−C1−4ヒドロカルビルアミノ、3〜12環員を有する炭素環およびヘテロ環基から選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてよいC1−8ヒドロカルビル基から選択される;ただし、C1−8ヒドロカルビル基の1個以上の炭素原子はO、S、SO、SO、NR、XC(X)、C(X)XまたはXC(X)Xと所望により置き換わり得る)から選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてよい;
は水素およびC1−4ヒドロカルビルから選択される;また、
はO、SまたはNRであり、Xは=O、=Sまたは=NRである。〕
で示される化合物またはその塩、溶媒和物、互変異性体もしくはN−オキシドを含有してなる組み合わせ。
【請求項2】
補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)および式(Ia):
【化2】

〔式中、
Aは1〜7個の炭素原子を含む飽和炭化水素リンカー基であり、該リンカー基は、RとNRの間に伸張する最大5個の原子の鎖長を有し、またEとNRの間に伸張する最大4個の原子の鎖長を有する;ただし、リンカー基の炭素原子の1個は所望により酸素または窒素原子と置換わっていてもよい;また、リンカー基Aの炭素原子はオキソ、フッ素およびヒドロキシから選択される1個以上の置換基を所望により担持していてもよい;ただし、ヒドロキシ基は、それが存在する場合、NRに関してα炭素原子に位置せず、またオキソ基は、それが存在する場合、NRに関してα炭素原子に位置する;
Eは単環状または二環状の炭素環状またはヘテロ環基である;
はアリールまたはヘテロアリール基である;
およびRは独立して、水素、C1−4ヒドロカルビルおよびC1−4アシルから選択される;
またはRおよびRはそれらが結合する窒素原子と一緒になって、4〜7環員を有し、OおよびNから選択される第二のヘテロ原子環員を所望により含む飽和単環状へテロ環基を形成する;
またはRおよびRの一方は、それらが結合する窒素原子およびリンカー基Aからの1個以上の原子と一緒になって、4〜7環員を有し、OおよびNから選択される第二のヘテロ原子環員を所望により含む飽和単環状へテロ環基を形成する;
またはNRおよびそれが結合するリンカー基Aの炭素原子は一緒になってシアノ基を形成する;
は、水素、ハロゲン、C1−5飽和ヒドロカルビル、シアノおよびCFから選択される;また
は、水素、ハロゲン、C1−5飽和ヒドロカルビル、シアノ、CONH、CONHR、CF、NH、NHCORまたはNHCONHRから選択される;
はフェニルまたはベンジルであり、それぞれには、ハロゲン、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−C1−4ヒドロカルビルアミノ;基R−R(式中、Rは、結合、O、CO、XC(X)、C(X)X、XC(X)X、S、SO、SO、NR、SONRまたはNRSOである:また、Rは、水素、3〜12環員を有するヘテロ環基、およびヒドロキシ、オキソ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−C1−4ヒドロカルビルアミノ、3〜12環員を有する炭素環およびヘテロ環基から選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてよいC1−8ヒドロカルビル基から選択される;ただし、C1−8ヒドロカルビル基の1個以上の炭素原子はO、S、SO、SO、NR、XC(X)、C(X)XまたはXC(X)Xと所望により置き換わり得る)から選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてよい;
は水素およびC1−4ヒドロカルビルから選択される;また、
はO、SまたはNRであり、Xは=O、=Sまたは=NRである。〕
で示される化合物またはその塩、溶媒和物、互変異性体もしくはN−オキシドを含有してなる請求項1記載の組み合わせ。
【請求項3】
Aが1〜7個の炭素原子を含む飽和炭化水素リンカー基であり、該リンカー基が、RとNRの間に伸張する最大5個の原子の鎖長を有し、またEとNRの間に伸張する最大4個の原子の鎖長を有する;条件として、リンカー基の炭素原子の1個が所望により酸素または窒素原子と置換わっていてもよく;また、リンカー基Aの炭素原子がフッ素およびヒドロキシから選択される1個以上の置換基を所望により担持していてもよく;さらに、ヒドロキシ基は、それが存在する場合、NRに関してα炭素原子に位置せず;また
が、水素、ハロゲン、C1−5飽和ヒドロカルビル、シアノ、CONH、CF、NH、NHCORおよびNHCONHRから選択される;
請求項1または請求項2記載の組み合わせ。
【請求項4】
該リンカー基Aが、RとNRの間に伸張する最大3個の原子の鎖長(より好ましくは1個または2個の原子であり、最も好ましくは2個の原子)を有する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の組み合わせ。
【請求項5】
該リンカー基Aが、EとNRの間に伸張する最大3個の原子の鎖長を有する請求項1ないし4のいずれか1項に記載の組み合わせ。
【請求項6】
該リンカー基が、RとNRの間に伸張する2個または3個の原子の鎖長を有し、またEとNRの間に伸張する2個または3個の原子の鎖長を有する請求項5に記載の組み合わせ。
【請求項7】
基Eに直接結合するリンカー基原子が炭素原子であり、リンカー基Aはすべて炭素の骨格を有する請求項1ないし7のいずれか1項に記載の組み合わせ。
【請求項8】
−A−NRの部分が式R−(G)−(CH)−W−O−(CH)−(CR)−NR(式中、GはNH、NMeまたはOである;Wは基Eに結合し、(CH)−CR20、(CH)−Nおよび(NH)−CHから選択される;bは0または1であり、jは0または1であり、kは0または1であり、mは0または1であり、nは0、1、2、または3であり、またpは0または1である;bおよびkの合計は0または1である;j、k、m、nおよびpの合計は4を超えない;RおよびRは同一または異なって、メチルおよびエチルから選択されるか、またはCRがシクロプロピル基を形成する;また、R20は、水素、メチル、ヒドロキシおよびフッ素から選択される)で表される請求項1ないし6のいずれか1項に記載の組み合わせ。
【請求項9】
−A−NR部分が式R−(G)−(CH)−X−(CH)−(CR)−NR(式中、GはNH、NMeまたはOである;Xは基Eに結合し、(CH)−CH、(CH)−Nおよび(NH)−CHから選択される;jは0または1であり、kは0または1であり、mは0または1であり、nは0、1、2、または3であり、またpは0または1である;j、k、m、nおよびpの合計は4を超えない;RおよびRは同一または異なって、メチルおよびエチルから選択されるか、またはCRがシクロプロピル基を形成する)で表される請求項1ないし6のいずれか1項に記載の組み合わせ。
【請求項10】
kが0であり、mが0または1であり、nが0、1、2または3であり、また、pが0である請求項9に記載の組み合わせ。
【請求項11】
kが0であり、mが0または1であり、nが0、1または2であり、また、pが1である請求項9に記載の組み合わせ。
【請求項12】
xが(CH)j−CHであり、kが1であり、mが0であり、nが0、1、2または3であり、また、pが0である請求項9に記載の組み合わせ。
【請求項13】
xが(CH)j−CHであり、kが1であり、mが0であり、nが0、1または2であり、また、pが1である請求項9に記載の組み合わせ。
【請求項14】
jが0である請求項9、12および13のいずれか1項に記載の組み合わせ。
【請求項15】
jが1である請求項9、12および13のいずれか1項に記載の組み合わせ。
【請求項16】
CRがC(CH)である請求項9、12および13のいずれか1項に記載の組み合わせ。
【請求項17】
−A−NR部分が式R−X−(CH)−NR(式中、Xは基Eに結合して基CHであり、nが2である請求項9に記載の組み合わせ。
【請求項18】
−A(E)−NRが本明細書の表1に示した基A1ないしA11から選択される基である請求項1または請求項2に記載の組み合わせ。
【請求項19】
−A(E)−NRが表1中の基A1、A2、A3およびA10から選択される基である請求項18に記載の組み合わせ。
【請求項20】
−A(E)−NRが表1中の基A10である請求項19に記載の組み合わせ。
【請求項21】
Eが単環基である請求項1ないし20のいずれか1項に記載の組み合わせ。
【請求項22】
Eがアリールまたはヘテロアリール基である請求項1ないし21のいずれか1項に記載の組み合わせ。
【請求項23】
Eが所望により置換基を有するフェニル、チオフェン、フラン、ピリミジンおよびピリジン基から選択される請求項22に記載の組み合わせ。
【請求項24】
Eがフェニル基である請求項23に記載の組み合わせ。
【請求項25】
Eがシクロヘキサンおよびシクロペンタンなどのシクロアルカン、およびピペラジンおよびピペラゾンなどの含窒素環から選択される非芳香族単環基である請求項1ないし21のいずれか1項に記載の組み合わせ。
【請求項26】
該基Aおよびピラゾール基がメタまたはパラの相対的配向で基Eに結合していること;すなわち、Aとピラゾール基が基Eの隣接する環員に結合していないことを特徴とする請求項1ないし25のいずれか1項に記載の組み合わせ。
【請求項27】
Eが1,4−フェニレン、1,3−フェニレン、2,5−フェニレンおよび2,4−ピリジレン、1,4−ピペラジニル、および1,4−ピペラゾニルから選択される請求項26に記載の組み合わせ。
【請求項28】
Eが未置換であるか、またはヒドロキシ、オキソ(Eが非芳香族の場合)、塩素、臭素、トリフルオロメチル、シアノ、C1−4ヒドロカルビルオキシ、およびC1−2アルコキシまたはヒドロキシで所望により置換されているC1−4ヒドロカルビルから選択される4個までの置換基Rを有するものである請求項1ないし27のいずれか1項に記載の組み合わせ。
【請求項29】
Eが0〜3個の置換基、より好ましくは0〜2個の置換基、例えば、0または1個の置換基を有する請求項28に記載の組み合わせ。
【請求項30】
Eが未置換である請求項29に記載の組み合わせ。
【請求項31】
基Eが5または6構成員を有し、O、NおよびSから選択される3個までのヘテロ原子を含むアリールまたはヘテロアリール基であり、該基Eが式:
【化3】

〔式中、
はピラゾール基への結合点を示し、“a”は基Aの結合を示す;
rは0、1または2である;
UはNおよびCR12aから選択される;
VはNおよびCR12bから選択される;ただし、R12aおよびR12bは同一または異なって、それぞれが水素であるか、またはC、N、F、ClおよびSから選択される10個までの原子を含む置換基である;ただし、R12aおよびR12bに存在する非水素原子の合計数は合わせて10を超えない;または
12aおよびR12bは、それらが結合する炭素原子と一緒になって、OおよびNから選択される2個までのヘテロ原子を含む未置換の5員または6員の飽和または不飽和環を形成する;また、
10は、ハロゲン、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−C1−4ヒドロカルビルアミノ、3ないし12環員を有する炭素環およびヘテロ環基から選択される;基R−R(式中、Rは、結合、O、CO、XC(X)、C(X)X、XC(X)X、S、SO、SO、NR、SONRまたはNRSOである:また、Rは、水素、3ないし12環員を有する炭素環状またはヘテロ環基、およびヒドロキシ、オキソ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−C1−4ヒドロカルビルアミノ、3ないし12環員を有する炭素環およびヘテロ環基から選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてよいC1−8ヒドロカルビル基から選択される;ただし、C1−8ヒドロカルビル基の1個以上の炭素原子はO、S、SO、SO、NR、XC(X)、C(X)XまたはXC(X)Xと所望により置き換わり得る)から選択される;
は水素およびC1−4ヒドロカルビルから選択される;また
はO、SまたはNRであり、Xは=O、=Sまたは=NRである。〕
で示される請求項1ないし30のいずれか1項に記載の組み合わせ。
【請求項32】
Eが式:
【化4】

[式中、P、QおよびTは同一または異なって、N、CHおよびNCR10から選択される;ただし、基Aは炭素原子に結合する]
で示される請求項31に記載の組み合わせ。
【請求項33】
該基Eが表2における基B1ないしB13から選択される請求項32に記載の組み合わせ。
【請求項34】
式(II):
【化5】

[式中、基Aはベンゼン環のメタまたはパラ位置に結合し、qは0〜4である]
で示される化合物を含有してなる請求項24に記載の組み合わせ。
【請求項35】
qが0、1または2であり、好ましくは0または1、最も好ましくは0である請求項34に記載の組み合わせ。
【請求項36】
式(III):
【化6】

[式中、A'は基Aの残基であり、RないしRは請求項1ないし36のいずれか1項に記載のとおりである]
で示される化合物を含有してなる請求項24に記載の組み合わせ。
【請求項37】
式(IV):
【化7】

[式中、zは0、1または2であり、R20は水素、メチル、ヒドロキシおよびフッ素から選択される;ただし、zが0のとき、R20はヒドロキシ以外である]
で示される化合物を含有してなる請求項36に記載の組み合わせ。
【請求項38】
式(V):
【化8】

を有する請求項36に記載の組み合わせ。
【請求項39】
が水素およびC1−4ヒドロカルビル、例えば、メチル、エチルおよびイソプロピルなどのC1−4アルキルから選択され、より好ましくはRが水素である請求項38に記載の組み合わせ。
【請求項40】
がフェニル、ナフチル、チエニル、フラン、ピリミジンおよびピリジンから選択される請求項1ないし39のいずれか1項に記載の組み合わせ。
【請求項41】
がフェニルである請求項34に記載の組み合わせ。
【請求項42】
が未置換であるか、またはヒドロキシ;C1−4アシルオキシ;フッ素;塩素;臭素;トリフルオロメチル;シアノ;CONH;ニトロ;C1−4ヒドロカルビルオキシおよびC1−4ヒドロカルビル(それぞれにはC1−2アルコキシ、カルボキシまたはヒドロキシで所望により置換されている);C1−4アシルアミノ;ベンゾイルアミノ;ピロリジノカルボニル;ピペリジノカルボニル;モルホリノカルボニル;ピペラジノカルボニル;N、OおよびSから選択される1個または2個のヘテロ原子を含む5員および6員のヘテロアリールおよびヘテロアリールオキシ基;フェニル;;フェニル−C1−4アルキル;フェニル−C1−4アルコキシ;ヘテロアリール−C1−4アルキル;ヘテロアリール−C1−4アルコキシおよびフェノキシ(ただし、ヘテロアリール、へテロアリールオキシ、フェニル、フェニル−C1−4アルキル、フェニル−C1−4アルコキシ、へテロアリール−C1−4アルキル、ヘテロアリール−C1−4アルコキシおよびフェノキシ基には、それぞれにC1−2アシルオキシ、フッ素、塩素、臭素、トリフルオロメチル、シアノ、CONH、C1−2ヒドロカルビルオキシおよびC1−2ヒドロカルビル(それぞれにはメトキシまたはヒドロキシで所望により置換されている)から選択される1、2または3個の置換基で所望により置換されている)から選択される1個以上の置換基を担持する請求項1ないし42のいずれか1項に記載の組み合わせ。
【請求項43】
が未置換であるか、またはヒドロキシ;C1−4アシルオキシ;フッ素;塩素;臭素;トリフルオロメチル;シアノ;C1−4ヒドロカルビルオキシおよびC1−4ヒドロカルビル(それぞれにはC1−2アルコキシまたはヒドロキシで所望により置換されている);およびN、OおよびSから選択される1個または2個のヘテロ原子を含む5員のヘテロアリール基(該ヘテロアリール基には1個以上のC1−4アルキル置換基で所望により置換されている)から選択される5個までの置換基が置換する請求項42に記載の組み合わせ。
【請求項44】
が未置換であるか、またはヒドロキシ、C1−4アシルオキシ、フッ素、塩素、臭素、トリフルオロメチル、シアノ、C1−4ヒドロカルビルオキシおよびC1−4ヒドロカルビル(C1−2アルコキシまたはヒドロキシで所望により置換されている)から選択される5個までの置換基が置換する請求項43に記載の組み合わせ。
【請求項45】
が未置換であるか、または0、1、2、3または4個の置換基、好ましくは0、1、2または3個、より好ましくは0、1または2個の置換基が置換する請求項43または請求項44に記載の組み合わせ。
【請求項46】
該基Rがフッ素、塩素、トリフルオロメチル、メチルおよびメトキシから選択される1個または2個の置換基を有する請求項45に記載の組み合わせ。
【請求項47】
がモノ−クロロフェニルまたはジクロロフェニル基である請求項46に記載の組み合わせ。
【請求項48】
が水素およびメチルから選択される請求項1ないし47のいずれか1項に記載の組み合わせ。
【請求項49】
が水素、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、ヒドロキシエチル、メトキシメチル、シアノ、CF、NH、NHCOR9bおよびNHCONHR9b(式中、R9bは、ヒドロキシ、C1−4アシルオキシ、フッ素、塩素、臭素、トリフルオロメチル、シアノ、C1−4ヒドロカルビルオキシおよびC1−4ヒドロカルビル(C1−2アルコキシまたはヒドロキシで所望により置換されている)で所望により置換されているフェニルまたはベンジルである)から選択される請求項1ないし48のいずれか1項に記載の組み合わせ。
【請求項50】
およびRが独立して、水素、C1−4ヒドロカルビルおよびC1−4アシルから選択される請求項1ないし49のいずれか1項に記載の組み合わせ。
【請求項51】
およびRが独立して、水素およびメチルから選択される請求項50に記載の組み合わせ。
【請求項52】
およびRが共に水素である請求項51に記載の組み合わせ。
【請求項53】
分子量が1000を超えず、より一般的には750未満であり、例えば、700未満、または650未満、または600未満、または550未満である請求項1ないし52のいずれか1項に記載の組み合わせ。
【請求項54】
分子量が525未満であり、例えば、500以下である請求項53に記載の組み合わせ。
【請求項55】
補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)および下記からなる群より選択される式(I)で示される化合物を含有してなる組み合わせ;
2−フェニル−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチルアミン;
3−フェニル−2−[3−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロピオニトリル;
2−[4−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−2−フェニル−エチルアミン;
2−(4−クロロ−フェニル)−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチルアミン;
2−[3−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−1−フェニル−エチルアミン;
3−フェニル−2−[3−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロピルアミン;
3−フェニル−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロピルアミン;
{3−(4−クロロ−フェニル)−3−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロピル}−メチルアミン;
{3−(3,4−ジフルオロ−フェニル)−3−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロピル}−メチルアミン;
{3−(3−クロロ−フェニル)−3−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロピル}−メチルアミン;
3−(4−クロロ−フェニル)−3−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロピオンアミド;
3−(4−クロロ−フェニル)−3−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロピルアミン;
3−(3,4−ジクロロ−フェニル)−3−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロピルアミン;
4−(4−クロロ−フェニル)−4−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−ピペリジン;
4−(4−メトキシ−フェニル)−4−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−ピペリジン;
4−(4−クロロ−フェニル)−1−メチル−4−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−ピペリジン;
4−フェニル−4−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−ピペリジン;
4−[4−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−4−フェニル−ピペリジン;
ジメチル−{3−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−3−ピリジン−2−イル−プロピル}−アミン;
{2−(4−クロロ−フェニル)−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチル}−ジメチルアミン;
{2−(4−クロロ−フェニル)−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチル}−メチルアミン;
{2−(4−クロロ−フェニル)−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチル}−メチルアミン(R);
{2−(4−クロロ−フェニル)−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチル}−メチルアミン(S);
4−{2−(4−クロロ−フェニル)−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチル}−モルホリン;
4−{4−[1−(4−クロロ−フェニル)−2−ピロリジン−1−イル−エチル]−フェニル}−1H−ピラゾール;
{2−(4−クロロ−フェニル)−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチル}−イソプロピルアミン;
ジメチル−{2−フェニル−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチル}−アミン;
{2,2−ビス−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチル}−ジメチルアミン;
{2,2−ビス−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチル}−メチルアミン;
2−(4−クロロ−フェニル)−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチルアミン(R);
2−(4−クロロ−フェニル)−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチルアミン(S);
2−(4−クロロ−フェニル)−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−アセトアミド;
1−{2−(4−クロロ−フェニル)−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチル}−ピペラジン;
1−{2−(4−クロロ−フェニル)−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチル}−ピペリジン;
4−{4−[2−アゼチジン−1−イル−1−(4−クロロ−フェニル)−エチル]−フェニル}−1H−ピラゾール;
1−フェニル−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチルアミン;
2−(4−クロロ−フェニル)−N−メチル−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−アセトアミド;
N−メチル−2,2−ビス−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−アセトアミド;
{2−(4−クロロ−フェニル)−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチル}−メチルアミン;
{2−(4−クロロ−フェニル)−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチル}−エチルアミン;
4−{4−[1−(4−クロロ−フェニル)−2−イミダゾール−1−イル−エチル]−フェニル}−1H−ピラゾール;
メチル−{2−(4−フェノキシ−フェニル)−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチル}−アミン;
{2−(4−メトキシ−フェニル)−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチル}−メチルアミン;
メチル−{2−[4−(ピラジン−2−イルオキシ)−フェニル]−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチル}−アミン;
メチル−{2−フェノキシ−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチル}−アミン;
2−{(4−クロロ−フェニル)−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−メトキシ}−エチルアミン;
4−{4−[1−(4−クロロ−フェニル)−3−ピロリジン−1−イル−プロピル]−フェニル}−1H−ピラゾール;
4−{4−[3−アゼチジン−1−イル−1−(4−クロロ−フェニル)−プロピル]−フェニル}−1H−ピラゾール;
メチル−{3−ナフタレン−2−イル−3−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロピル}−アミン;
ジメチル−(4−{3−メチルアミノ−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロピル}−フェニル)−アミン;
{3−(4−フルオロ−フェニル)−3−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロピル}−メチルアミン;
4−{4−[4−(4−クロロ−フェニル)−ピペリジン−4−イル]−フェニル}−1H−ピラゾール−3−カルボニトリル;
3−(4−フェノキシ−フェニル)−3−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロピルアミン;
1−{(4−クロロ−フェニル)−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−メチル}−ピペラジン;
1−メチル−4−{フェニル−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−メチル}−[1,4]ジアゼパン;
{3−(3−クロロ−フェノキシ)−3−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロピル}−メチルアミン;
メチル−{2−フェニル−2−[6−(1H−ピラゾール−4−イル)−ピリジン−3−イル]−エチル}−アミン;
4−{4−[1−(4−クロロ−フェニル)−3−イミダゾール−1−イル−プロピル]−フェニル}−1H−ピラゾール;
4−[4−(3−イミダゾール−1−イル−1−フェノキシ−プロピル)−フェニル]−1H−ピラゾール;
4−{4−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−ピペリジン−4−イル}−フェノール;
1−{(4−クロロ−フェニル)−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−メチル}−ピペラジン;
{2−(4−フルオロ−フェニル)−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチル}−メチルアミン;
{2−(3−クロロ−フェニル)−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチル}−メチルアミン;
4−[4−(2−メトキシ−エトキシ)−フェニル]−4−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−ピペリジン;
4−[4−(3−メトキシ−プロポキシ)−フェニル]−4−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−ピペリジン;
3−(3,4−ジクロロ−フェニル)−3−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロピオンアミド;
2−(4−{2−メチルアミノ−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチル}−フェノキシ)−イソニコチンアミド;
{2−(3−クロロ−フェノキシ)−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチル}−メチルアミン;
3−{2−(4−クロロ−フェニル)−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチルアミノ}−プロパン−1−オール;
2−{2−(4−クロロ−フェニル)−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチルアミノ}−エタノール;
3−{2−(4−クロロ−フェニル)−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチルアミノ}−プロパン−1−オール;
2−{2−(4−クロロ−フェニル)−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチルアミノ}−エタノール;
{2−(4−クロロ−フェニル)−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチル}−シクロプロピルメチルアミン;
メチル−[2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−2−(4−ピリジン−3−イル−フェニル)−エチル]−アミン;
4−{3−メチルアミノ−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロピル}−フェノール;
3−(4−メトキシ−フェニル)−3−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロピルアミン;
4−(4−クロロ−フェニル)−4−[4−(3−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−ピペリジン;
2−(4−クロロ−フェニル)−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−モルホリン;
(4−{4−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−ピペリジン−4−イル}−フェノキシ)−酢酸;
(4−{4−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−ピペリジン−4−イル}−フェノキシ)−酢酸メチルエステル;
4−{4−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−ピペリジン−4−イル}−ベンゾニトリル;
{2−(4−クロロ−フェニル)−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロピル}−メチルアミン;
1−(4−クロロ−フェニル)−2−メチルアミノ−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エタノール;
2−アミノ−1−(4−クロロ−フェニル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エタノール;
4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−4−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−ピペリジン;
4−(3−クロロ−4−メトキシ−フェニル)−4−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−ピペリジン;
4−(4−クロロ−3−フルオロ−フェニル)−4−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−ピペリジン;
4−{4−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−ピペリジン−4−イル}−安息香酸;
4−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−1,2,3,4,5,6−ヘキサヒドロ−[4,4']ビピリジニル;
3−(3−クロロ−フェニル)−3−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロピルアミン;
2−メチルアミノ−1−(4−ニトロ−フェニル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エタノール;
2−(3−クロロ−4−メトキシ−フェニル)−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチルアミン;
2−(4−クロロ−フェニル)−2−フルオロ−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチルアミン;
3−(3,4−ジクロロ−フェニル)−3−[6−(1H−ピラゾール−4−イル)−ピリジン−3−イル]−プロピルアミン;
2−(4−クロロ−3−フルオロ−フェニル)−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチルアミン;
4−(2−クロロ−3−フルオロ−フェニル)−4−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−ピペリジン;
1−{(3,4−ジクロロ−フェニル)−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−メチル}−ピペラジン;
2−(3,4−ジクロロ−フェニル)−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチルアミン;
{2−(3−クロロ−4−メトキシ−フェニル)−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチル}−メチルアミン;
4−{4−[2−アゼチジン−1−イル−1−(4−クロロ−フェノキシ)−エチル]−フェニル}−1H−ピラゾール;
3−(3−クロロ−4−メトキシ−フェニル)−3−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロピルアミン;
{3−(3−クロロ−4−メトキシ−フェニル)−3−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロピル}−メチルアミン;
1−{(3,4−ジクロロ−フェニル)−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−メチル}−ピペラジン;および
C−(4−クロロ−フェニル)−C−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−メチルアミン;
およびその塩、溶媒和物、互変異性体およびN−オキシド。
【請求項56】
該化合物の1種以上が、塩、溶媒和物(水和物など)、エステルまたはN−オキシドの形状にある請求項1ないし55のいずれか1項に記載の組み合わせ。
【請求項57】
2種の補助化合物の少なくとも一方と式(I)の化合物が、物理的に会合している請求項1ないし56のいずれか1項に記載の組み合わせ。
【請求項58】
2種の補助化合物の少なくとも一方と式(I)の化合物が、(a)混合物として(例えば、同じ単位投与量内に);(b)化学的/理化学的に結合して(例えば、架橋結合、分子アグロメレーション、または共通の媒体部分に対する結合);(c)化学的/理化学的に同時パッケージとして(例えば、脂質媒体上または内に配置、粒子(例えば、ミクロ−またはナノ粒子)またはエマルジョン滴);または(d)非混合であるが、同時パッケージまたは同時に提供されるものとして(例えば、単位用量配列の一部として);提供される請求項57に記載の組み合わせ。
【請求項59】
2種の補助化合物の少なくとも一方と式(I)の化合物が、非物理的に会合している請求項1ないし56のいずれか1項に記載の組み合わせ。
【請求項60】
該組み合わせが:(a)少なくとも1種の化合物が即座に会合して、2種以上の化合物の物理的会合を形成するための説明書と一緒になった2種以上の化合物の少なくとも1種;または(b)2種以上の化合物による併用療法のための説明書と一緒になった2種以上の化合物の少なくとも1種;または(c)2種以上の他の化合物をすでに投与した(または投与中である)患者群に投与するための説明書と一緒になった2種以上の化合物の少なくとも1種;または(d)2種以上の他の化合物と組み合わせての使用に明確に適合する量の、または形状の2種以上の化合物の少なくとも1種;を含有してなる請求項59に記載の組み合わせ。
【請求項61】
請求項1ないし60のいずれか1項に記載の組み合わせであって:
(I)補助化合物が:(a)シグナル伝達阻害剤;(b)補助PBK阻害剤;(c)CDK阻害剤;(d)COX−2阻害剤;(e)HDAC阻害剤;(f)DNAメチラーゼ阻害剤;(g)プロテオソーム阻害剤;および(h)(a)ないし(g)の2種以上の組み合わせ;から選択されるか;または(II)補助化合物が:(a)カンプトテシン化合物;(b)代謝拮抗剤;(c)ビンカアルカロイド;(d)タキサン類;(e)白金化合物;(f)DNA結合剤およびトポII阻害剤(アンスラサイクリン誘導体を含む);(g)アルキル化剤(アジリジン、ナイトロジェンマスタードおよびニトロソウレアアルキル化剤を含む);および(h)(a)ないし(g)の2種以上の組み合わせ;から選択される細胞毒性化合物であるか;または(III)補助化合物が:(a)完全なヒトの、またはキメラ(例えば、ヒト化)モノクローナル抗体;(b)抗CD抗体(例えば、抗CD20、CD22、CD33またはCD52);(c)リツキシマブ(rituximab)、トシツモマブ(tositumomab)およびゲムツズマブ(gemtuzumab);(d)本明細書に定義した1種以上のモノクローナル抗体;および(e)(b)ないし(d)から選択される2種以上のモノクローナル抗体の組み合わせ;から選択されるモノクローナル抗体であるか;または(IV)補助化合物が:(a)ホルモン、ホルモンアゴニスト、ホルモンアンタゴニストおよびホルモン調節剤(抗アンドロゲン、抗エストロゲンおよびGNRAを含む);(b)サイトカインおよびサイトカイン活性化剤;(c)レチノイド類;および(d)(a)ないし(c)の2種以上の組み合わせ;から選択されるか;または(V)該組み合わせが;(a)ホルモン、ホルモンアゴニスト、ホルモンアンタゴニストおよびホルモン調節剤(抗アンドロゲン、抗エストロゲンおよびGNRAを含む);(b)サイトカインおよびサイトカイン活性化剤;(c)レチノイド類;および(d)前記分類の(a)ないし(c)の2種以上の組み合わせ;(e)モノクローナル抗体;(f)カンプトテシン化合物;(g)代謝拮抗剤;(h)ビンカアルカロイド;(i)タキサン類;(j)白金化合物;(k)DNA結合剤およびトポII阻害剤(アンスラサイクリン誘導体を含む);(l)アルキル化剤(アジリジン、ナイトロジェンマスタードおよびニトロソウレアアルキル化剤を含む);(m)前記分類(f)〜(l)の2種以上の組み合わせ;(n)シグナル伝達阻害剤;(o)補助PKB阻害剤;(p)CDK阻害剤;(q)COX−2阻害剤;(r)HDAC阻害剤;(s)DNAメチラーゼ阻害剤;(t)プロテオソーム阻害剤;(u)前記分類(n)〜(t)の2種以上の組み合わせ;から独立して選択される2種以上の補助化合物を含有してなる;ものであることを特徴とする組み合わせ。
【請求項62】
該補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)が、本明細書に定義した補助化合物から選択される請求項61に記載の組み合わせ。
【請求項63】
医薬包装品、キットまたは患者包装品の形状である請求項1ないし62のいずれか1項に記載の組み合わせ。
【請求項64】
プロテインキナーゼBが仲介する病状または状態の予防または処置に使用する請求項1ないし63のいずれか1項に記載の組み合わせ。
【請求項65】
プロテインキナーゼBが仲介する病状または状態の予防または処置のための医薬の製造における請求項1ないし63のいずれか1項に定義する組み合わせの使用。
【請求項66】
プロテインキナーゼBが仲介する病状または状態の予防または処置のための方法であって、それを必要とする対象に請求項1ないし63のいずれか1項に定義する組み合わせを投与することを含む方法。
【請求項67】
哺乳動物における異常細胞増殖からなる、またはそこから生じる疾患または状態の処置方法であって、当該哺乳動物に、異常細胞増殖の阻害に有効な量の請求項1ないし63のいずれか1項に定義する組み合わせを投与することを含む方法。
【請求項68】
哺乳動物における異常細胞増殖からなる、またはそこから生じる疾患または状態の処置方法であって、当該哺乳動物に、PKB活性の阻害に有効な量の請求項1ないし63のいずれか1項に定義する組み合わせを投与することを含む方法。
【請求項69】
プロテインキナーゼBの阻害方法であって、請求項1ないし63のいずれか1項に定義するキナーゼ阻害性組み合わせと該キナーゼを接触させることを含む方法。
【請求項70】
プロテインキナーゼBの活性を阻害することによる細胞プロセスの調節方法であって、請求項1ないし63のいずれか1項に定義する組み合わせを使用することを含む方法。
【請求項71】
哺乳動物における免疫障害の処置方法であって、当該哺乳動物に、PKB活性の阻害に有効な量の請求項1ないし63(請求項1ないし47のいずれかに従属するものとして)のいずれか1項に定義する組み合わせを投与することを含む方法。
【請求項72】
プロテインキナーゼAが仲介する病状または状態の予防または処置に使用する請求項1ないし63のいずれか1項に定義する組み合わせ。
【請求項73】
プロテインキナーゼAが仲介する病状または状態の予防または処置のための医薬の製造における請求項1ないし63のいずれか1項に定義する組み合わせの使用。
【請求項74】
異常細胞増殖から生じる病状または状態の予防または処置のための医薬の製造における請求項1ないし63のいずれか1項に定義する式(I)の組み合わせの使用。
【請求項75】
請求項1ないし63のいずれか1項に定義する補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)および式(I)の化合物を含有してなる組み合わせの使用であって、増殖、アポトーシス、または分化の異常がある疾患の予防または処置のための医薬の製造における使用。
【請求項76】
プロテインキナーゼAが仲介する病状または状態の予防または処置のための方法であって、それを必要とする対象に請求項1ないし63のいずれか1項に定義する組み合わせを投与することを含む方法。
【請求項77】
哺乳動物における異常細胞増殖からなる、またはそこから生じる疾患または状態の処置方法であって、当該哺乳動物に、PKAの阻害に有効な量の請求項1ないし63のいずれか1項に定義する組み合わせを投与することを含む方法。
【請求項78】
プロテインキナーゼAの阻害方法であって、請求項1ないし63のいずれか1項に定義するキナーゼ阻害性組み合わせと該キナーゼを接触させることを含む方法。
【請求項79】
プロテインキナーゼAの活性を阻害することによる細胞プロセスの調節方法であって、請求項1ないし63(請求項1ないし47のいずれかに従属するものとして)のいずれか1項に定義する組み合わせを使用することを含む方法。
【請求項80】
哺乳動物における免疫障害の処置方法であって、当該哺乳動物に、PKA活性の阻害に有効な量の請求項1ないし63のいずれか1項に定義する組み合わせを投与することを含む方法。
【請求項81】
癌細胞におけるアポトーシスを誘発する方法であって、請求項1ないし63のいずれか1項に定義する組み合わせと癌細胞とを接触させることを含む方法。
【請求項82】
請求項1ないし63(請求項1ないし47のいずれかに従属するものとして)のいずれか1項に定義する組み合わせと医薬的に許容される担体とを含有してなる医薬組成物。
【請求項83】
医薬中での使用のための請求項1ないし63のいずれか1項に定義する組み合わせ。
【請求項84】
補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)での処置を受けている対象において、プロテインキナーゼBが仲介する病状または状態の予防または処置に使用する請求項1ないし63のいずれか1項に定義する式(I)で示される化合物。
【請求項85】
補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)での処置を受けている対象において、プロテインキナーゼBが仲介する病状または状態の予防または処置ための医薬の製造における、請求項1ないし63のいずれか1項に定義する式(I)で示される化合物の使用。
【請求項86】
プロテインキナーゼBが仲介する病状または状態の予防または処置のための方法であって、それを必要とする対象に請求項1ないし63のいずれか1項に定義する式(I)の化合物を投与することからなり、その場合の対象が補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)での処置を受けているものである方法。
【請求項87】
哺乳動物対象における異常細胞増殖からなる、またはそれから生じる疾患または状態の処置方法であって、該対象が補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)での処置を受けており、異常細胞増殖を阻害する有効量の請求項1ないし63のいずれか1項に定義する式(I)で示される化合物を投与することを含む方法。
【請求項88】
哺乳動物対象における異常細胞増殖からなる、またはそれから生じる疾患または状態の処置方法であって、該対象が補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)での処置を受けており、PKB活性を阻害する有効量の請求項1ないし63のいずれか1項に定義する化合物を投与することを含む方法。
【請求項89】
哺乳動物対象における免疫障害の処置方法であって、該対象が補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)での処置を受けており、PKB活性を阻害する有効量の請求項1ないし63(請求項1ないし47のいずれかに従属するものとして)のいずれか1項に定義する化合物を投与することを含む方法。
【請求項90】
補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)での処置を受けている対象において、プロテインキナーゼAが仲介する病状または状態の予防または処置に使用する請求項1ないし63のいずれか1項に定義する式(I)で示される化合物。
【請求項91】
補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)での処置を受けている対象において、プロテインキナーゼAが仲介する病状または状態の予防または処置のための医薬の製造における請求項1ないし63のいずれか1項に定義する式(I)で示される化合物の使用。
【請求項92】
補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)での処置を受けている対象において、異常細胞増殖から生じる病状または状態の予防または処置のための医薬の製造における請求項1ないし63のいずれか1項に定義する式(I)で示される化合物の使用。
【請求項93】
補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)での処置を受けている対象において、増殖、アポトーシスまたは分化の障害のある疾患の予防または処置のための医薬の製造における請求項1ないし63のいずれか1項に定義する式(I)で示される化合物の使用。
【請求項94】
補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)での処置を受けている対象において、プロテインキナーゼAが仲介する病状または状態の予防または処置の方法であって、請求項1ないし63のいずれか1項に定義する式(I)で示される化合物を該対象に投与することを含む方法。
【請求項95】
補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)での処置を受けている哺乳動物対象における異常細胞増殖からなる、またはそれから生じる疾患または状態の処置方法であって、PKAを阻害する有効量の請求項1ないし63のいずれか1項に定義する式(I)で示される化合物を該対象に投与することを含む方法。
【請求項96】
補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)での処置を受けている対象におけるプロテインキナーゼAの阻害方法であって、請求項1ないし63のいずれか1項に定義する式(I)で示されるキナーゼ阻害化合物を該キナーゼと接触させることを含む方法。
【請求項97】
補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)での処置を受けている対象における細胞プロセスの調節方法であって、請求項1ないし63(請求項1ないし47のいずれか1項に従属するものとして)のいずれか1項に定義する式(I)で示される化合物を使用して、プロテインキナーゼAの活性を阻害することによる方法。
【請求項98】
補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)での処置を受けている哺乳動物対象における免疫障害の処置方法であって、PKA活性を阻害する有効量の請求項1ないし63のいずれか1項に定義する式(I)で示される化合物を該哺乳動物に投与することを含む方法。
【請求項99】
補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)での処置を受けている対象において、癌細胞でのアポトーシスを誘発する方法であって、請求項1ないし63のいずれか1項に定義する式(I)で示される化合物と癌細胞を接触させることを含む方法。
【請求項100】
医薬に使用する請求項1ないし63のいずれか1項に定義する組み合わせ。
【請求項101】
請求項1ないし63のいずれか1項に定義する式(I)で示される化合物との併用療法において使用する補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)。
【請求項102】
補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)との併用療法において使用する請求項1ないし63のいずれか1項に定義する式(I)で示される化合物。
【請求項103】
該併用療法が請求項57ないし97のいずれかに定義した予防、処置または方法からなる請求項99または請求項100の化合物。
【請求項104】
請求項1ないし63のいずれか1項に定義する式(I)で示される化合物による処置を受けている患者の処置または予防において使用する医薬の製造における補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)の使用。
【請求項105】
補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)による処置を受けている患者の処置または予防に使用する医薬の製造における請求項1ないし63のいずれか1項に定義する式(I)で示される化合物の使用。
【請求項106】
ヒトなどの温血動物における癌の処置方法であって、請求項1ないし63のいずれか1項に定義する式(I)で示される化合物の有効量と、連続して、例えば、前もしくは後に、または同時に、補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)の有効量とを当該動物に投与することを含む方法。
【請求項107】
哺乳動物における癌の併用療法であって、治療有効量の補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)および治療有効量の請求項1ないし63のいずれか1項に定義する式(I)で示される化合物を投与することを含む方法。
【請求項108】
哺乳動物における異常細胞増殖からなる、またはそれから生じる疾患または状態の発生を軽減または低下させるために、補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)との併用療法にて使用する請求項1ないし63のいずれか1項に定義する式(I)で示される化合物。
【請求項109】
哺乳動物における腫瘍の増殖を阻害するために、補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)との併用療法にて使用する請求項1ないし63のいずれか1項に定義する式(I)で示される化合物。
【請求項110】
補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)との併用療法において、それを必要とする患者の癌の予防、処置または管理のために使用する請求項1ないし63のいずれか1項に定義する式(I)で示される化合物。
【請求項111】
癌罹患患者において、該患者が補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)による処置を受けている場合に、その応答率を上昇または強化するために使用する請求項1ないし63のいずれか1項に定義する式(I)で示される化合物。
【請求項112】
癌罹患患者においてその応答率を上昇または強化する方法であって、該患者が補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)による処置を受けている場合、その方法が請求項1ないし63のいずれか1項に定義する式(I)で示される化合物を、該補助化合物と組み合わせて、該患者に投与することを含む方法。
【請求項113】
本明細書に定義した治療用途のいずれかのための医薬の製造における請求項1ないし63のいずれか1項に記載の組み合わせの使用。
【請求項114】
請求項1ないし63のいずれか1項に定義する組み合わせの製造法であって、式(I)の化合物と補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)とを組み合わせることを含む方法。
【請求項115】
式(I)で示される化合物が、
(a)パラジウム触媒と塩基の存在下の、式(X)の組み合わせと式(XI)の化合物またはそのN−保護誘導体との反応:
【化9】

(式中、A、E、およびRないしRは請求項1ないし114のいずれか1項に定義したとおりであり、基XおよびYの一方が塩素、臭素、ヨウ素およびトリフルオロメタンスルホン酸エステルから選択され、基XおよびYの他の一方がホウ酸残基、例えば、ボロン酸エステルまたはボロン酸残基である)
(b)還元剤の存在下、式(XXXVI)で示される化合物のHNRによる還元的アミノ化反応:
【化10】

および所望により
(c)式(I)の化合物の式(I)の別の化合物への変換;
によって製造される請求項114に記載の方法。
【請求項116】
式(X)で示される化合物が式(LXX)の化合物と式R−Hとを、フリーデル−クラフトアルキル化条件下、例えば、ハロゲン化アルミニウム(例えば、AlCl)の存在下に反応させることにより製造する変法(a)である請求項115に記載の方法。
【化11】

【請求項117】
式(I)で示される化合物が以下の化合物から選択される請求項1ないし116のいずれか1項に記載の発明:
(a)2−(4−クロロ−フェニル)−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル−エチルアミン(R):
【化12】

(b)4−(4−クロロ−フェニル)−4−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−ピペリジン:
【化13】

(c){2−(4−クロロ−フェニル)−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−エチル}−メチル−アミン(R):
【化14】

(d)3−(3,4−ジクロロ−フェニル)−3−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロピルアミン:
【化15】

【請求項118】
該補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)が、トラスツズマブ(trastuzumab)、セツキシマブ(cetuximab)、エルロチニブ(erlotinib)、ゲフィチニブ(gefitinib)、ビバシズマブ(bevacizumab)、イマチニブ(imatinib)およびソラフィニブ(sorafinib)から選択されるシグナル伝達阻害剤を含んでなる請求項1ないし117のいずれか1項に記載の発明。
【請求項119】
該補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)が、アナストラゾール(anastrazole)、フルベストラント(fulvestrant)、レトロゾール(letrozole)、エクゼメスタン(exemestane)、ビカルタミド(bicalutamide)およびニルタミド(nilutamide)から選択されるホルモンを含んでなる請求項1ないし118のいずれか1項に記載の発明。
【請求項120】
該補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)が、インターロイキン−2およびインターフェロン−アルファから選択されるサイトカインを含んでなる請求項1ないし119のいずれか1項に記載の発明。
【請求項121】
該補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)が、ゴセレリン(goserelin)およびロイポレリン(leuporelin)(ロイプロリド;leuprolide)から選択されるGNRAを含んでなる請求項1ないし120のいずれか1項に記載の発明。
【請求項122】
該補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)が、レチノイド・トレチノインを含んでなる請求項1ないし121のいずれか1項に記載の発明。
【請求項123】
該補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)が、リツキシマブ(rituximab)およびアレムツズマブ(alemtuzumab)から選択されるモノクローナル抗体を含んでなる請求項1ないし122のいずれか1項に記載の発明。
【請求項124】
該補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)が、パクリタキセル(paclitaxel)およびドセタキセル(docetaxel)から選択されるタキサンを含んでなる請求項1ないし123のいずれか1項に記載の発明。
【請求項125】
該補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)が、ペメトレキシド(pemetrexed)、ゲムシタビン(gemcitabine)、カペシタビン(capecitabine)および5−FU±LVから選択される代謝拮抗剤を含んでなる請求項1ないし124のいずれか1項に記載の発明。
【請求項126】
該補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)が、カルボプラチン(carboplatin)、シスプラチン(cisplatin)およびオキサリプラチン(oxaliplatin)から選択される白金化合物を含んでなる請求項1ないし125のいずれか1項に記載の発明。
【請求項127】
該補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)が、カンプトテシン化合物、イリノテカン(irinotecan)を含んでなる請求項1ないし126のいずれか1項に記載の発明。
【請求項128】
該補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)が、アルキル化剤シクロホスファミドを含んでなる請求項1ないし127のいずれか1項に記載の発明。
【請求項129】
該補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)が、パクリタキセル(paclitaxel)、ドセタキセル(docetaxel)、ペメトレキシド(pemetrexed)、ゲムシタビン(gemcitabine)、カペシタビン(capecitabine)、5−FU±LV、カルボプラチン、シスプラチン、オキサリプラチン、イリノテカンおよびシクロホスファミドから選択される細胞毒性化合物を含んでなる請求項1ないし128のいずれか1項に記載の発明。
【請求項130】
該補助化合物(例えば、1種、2種以上の補助化合物)が、アナストラゾール(anastrazole)、フルベストラント(fulvestrant)、レトロゾール(letrozole)、エクゼメスタン(exemestane)、ビカルタミド(bicalutamide)、ニルタミド(nilutamide)、インターロイキン−2、インターフェロン−アルファ、ゴセレリン(goserelin)、ロイポレリン(leuporelin)(ロイプロリド;leuprolide)およびトレチノイン(tretinoin)から選択されるものである請求項1ないし129のいずれか1項に記載の発明。

【公表番号】特表2008−546754(P2008−546754A)
【公表日】平成20年12月25日(2008.12.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−517594(P2008−517594)
【出願日】平成18年6月21日(2006.6.21)
【国際出願番号】PCT/GB2006/002297
【国際公開番号】WO2006/136837
【国際公開日】平成18年12月28日(2006.12.28)
【出願人】(506025512)アステックス・セラピューティクス・リミテッド (42)
【氏名又は名称原語表記】ASTEX THERAPEUTICS LIMITED
【出願人】(507418614)ジ・インスティテュート・オブ・キャンサー・リサーチ:ロイヤル・キャンサー・ホスピタル (4)
【氏名又は名称原語表記】The Institute of Cancer Research Royal Cancer Hospital
【出願人】(598176569)キャンサー・リサーチ・テクノロジー・リミテッド (57)
【氏名又は名称原語表記】CANCER RESEARCH TECHNOLOGY LIMITED
【Fターム(参考)】