説明

プロテインキナーゼ阻害活性を有する置換ピペリジン

本発明は、式(I)のPKAおよびPKBキナーゼ阻害化合物:
【化1】


またはその塩、溶媒和物、互変異性体もしくはN−オキシドを提供し、式中、Eは、O、NおよびSから選ばれる1、2、3または4個のヘテロ原子を含む5員ヘテロアリール環であり(但し、N以外のヘテロ原子は1個以下であってもよい);qおよびrは、それぞれ0または1であり(但し、q+rは1または2である);Tは、Nまたは基CRであり;J−Jは、N=C(R)、(R)C=N、(R)N−C(O)、(RC−C(O)、N=Nおよび(R)C=C(R)であり;Qは、結合であるかフッ素およびヒドロキシにより置換されていてもよい飽和C1−3炭化水素リンカー基であり;Gは、NR、CNまたはOHであり;mおよびnは、それぞれ0または1であり(但しm+nは1または2であり、また環Eの隣接する環員がSまたはOである場合は、mまたはnはそれぞれ0である);R1aおよびR1bは同一または異なって、それぞれ水素または置換基R10であるか、あるいはR1aおよびR1bはこれらが結合する炭素原子またはヘテロ原子と共に、5または6員アリールまたはヘテロアリール環を形成し、ここで前記アリールまたはヘテロアリール環は、1個以上の置換基R10で置換されていてもよく;ならびにR、R、R、R、R、R、RおよびR10は請求項で定義されたとおりである。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)の化合物:
【化1】

またはその塩、溶媒和物、互変異性体もしくはN−オキシド。
[式中、環Eは、O、NおよびSから選ばれる1、2、3または4個のヘテロ原子を含む5員ヘテロアリール環であり(但し、N以外のヘテロ原子は1個以下であってもよい);
qおよびrは、それぞれ0または1であり;
Tは、Nまたは基CRであり;
−Jは、N=C(R)、(R)C=N、(R)N−C(O)、(RC−C(O)、N=Nおよび(R)C=C(R)から選ばれる基を表し;
は、結合であるか1〜3個の炭素原子を含む飽和炭化水素リンカー基であり、ここで前記リンカー基の炭素原子は、フッ素およびヒドロキシから選ばれる1個以上の置換基を場合により有してもよく(但し、存在する場合は前記ヒドロキシ基は、G基に対してα位の炭素原子には位置しない);
Gは、NR、CNおよびOHから選ばれ;
1aおよびR1bは同一または異なって、それぞれ水素または置換基R10であるか、あるいはR1aおよびR1bはこれらが結合する炭素原子またはヘテロ原子と共に、5または6員アリールまたはヘテロアリール環を形成し、ここで前記アリールまたはヘテロアリール環は、1個以上の置換基R10で置換されていてもよく(但し、R1aおよびR1bがそれぞれ水素またはR10である場合、ヘテロアリール環Eはチオフェンまたはフラン環以外である);
およびRは独立して、水素、C1−4ヒドロカルビルおよびC1−4アシルから選ばれ、前記ヒドロカルビルおよびアシル基は、フッ素、ヒドロキシ、シアノ、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、メトキシ、単環式もしくは二環式アリール基、および単環式もしくは二環式ヘテロアリール基から選ばれる1個以上の置換基によって置換されていてもよく;あるいは、
およびRはこれらが結合する窒素原子と共に、イミダゾール基と、4〜7環員を有しOおよびNから選ばれる第2のヘテロ原子環員を含んでいてもよい飽和単環式ヘテロ環式基とから選ばれる環式基を形成し;あるいは、
およびRのうち一方は、これらが結合する窒素原子および基Qからの1個以上の原子と共に、4〜7環員を有しOおよびNから選ばれる第2のヘテロ原子環員を含んでいてもよい飽和単環式ヘテロ環式基を形成し;ならびに、
、RおよびRはそれぞれ独立して、水素、ハロゲン、C1−5飽和ヒドロカルビル、シアノ、CONH、CFおよびNHから選ばれ;
およびRはそれぞれ独立して、水素、ハロゲン、C1−5飽和ヒドロカルビル、シアノ、およびCFから選ばれ;ならびに
10は、ハロゲン、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アミノ、モノまたはジ−C1−4ヒドロカルビルアミノ、3〜12環員を有する炭素環式およびヘテロ環式基、基R−Rから選ばれ、ここでRは、結合、O、CO、XC(X)、C(X)X、XC(X)X、S、SO、SO、NR、SONRまたはNRSOであり、Rは、水素、3〜12環員を有する炭素環式およびヘテロ環式基、ならびにヒドロキシ、オキソ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アミノ、モノまたはジ−C1−4ヒドロカルビルアミノ、3〜12環員を有する炭素環式およびヘテロ環式基から選ばれる1個以上の置換基によって置換されていてもよいC1−8ヒドロカルビルから選ばれ、ここで前記C1−8ヒドロカルビル基の1個以上の炭素原子は、O、S、SO、SO、NR、XC(X)、C(X)X、またはXC(X)Xにより場合により置換されていてもよく;
は、水素およびC1−4ヒドロカルビルから選ばれ;ならびに
はO、S、またはNRであり、Xは=O、=Sまたは=NRである。]
【請求項2】
が、水素、塩素、フッ素およびメチルから選ばれる、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
が水素である、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
TがNである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項5】
TがCRである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項6】
が水素、塩素、フッ素およびメチルから選ばれる、請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
が水素である、請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
−Jが基N=C(R)である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項9】
が、水素、ハロゲン、C1−5飽和ヒドロカルビル、CNおよびCFから選ばれる、請求項8に記載の化合物。
【請求項10】
が、水素、塩素、フッ素およびメチルから選ばれる、請求項9に記載の化合物。
【請求項11】
が水素である、請求項10に記載の化合物。
【請求項12】
−Jが基(R)C=Nである、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項13】
が、水素、塩素、フッ素およびメチルから選ばれる、請求項12に記載の化合物。
【請求項14】
が水素である、請求項13に記載の化合物。
【請求項15】
−Jが基(R)N−C(O)である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項16】
が、水素およびC1−5飽和ヒドロカルビル(例えば、アルキル)から選ばれる、請求項15に記載の化合物。
【請求項17】
が、水素、メチルおよびエチルから選ばれ、好ましくは水素である、請求項16に記載の化合物。
【請求項18】
−Jが基(RC−C(O)である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項19】
が、水素、塩素、フッ素、メチル、およびエチルから選ばれ、好ましくは水素である、請求項18に記載の化合物。
【請求項20】
−Jが基(R)C=C(R)であり、式中(i)Rは、水素、塩素、フッ素およびメチルから選ばれ、Rは、水素、塩素、フッ素およびメチルから選ばれる、あるいは(ii)Rは、水素、塩素、フッ素およびメチルから選ばれ、Rは、水素、臭素、塩素、フッ素およびメチルから選ばれる、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項21】
およびRの少なくとも一方が水素である、請求項20に記載の化合物。
【請求項22】
(i)RおよびRが両方とも水素である、あるいはRが水素であり、Rが水素、臭素、塩素およびメチルから選ばれる、請求項21に記載の化合物。
【請求項23】
が、結合または基(CHであり、ここでaは、1、2または3である、請求項1〜22のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項24】
が、結合または基(CHであり、ここでaは、1または2である、請求項23に記載の化合物。
【請求項25】
が、結合または基CHである、請求項24に記載の化合物。
【請求項26】
が結合である、請求項25に記載の化合物。
【請求項27】
が基CHである、請求項25に記載の化合物。
【請求項28】
GがNRである、請求項1〜27のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項29】
およびRが、独立して、水素、C1−4ヒドロカルビルおよびC1−4アシルから選ばれ、ここで前記ヒドロカルビルおよびアシル基は、フッ素、ヒドロキシ、シアノ、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、メトキシ、単環式もしくは二環式アリール基、および単環式もしくは二環式ヘテロアリール基から選ばれる1個以上の置換基によって置換されていてもよい、請求項28に記載の化合物。
【請求項30】
およびRが、独立して、水素、C1−4ヒドロカルビルおよびC1−4アシルから選ばれ、ここで前記ヒドロカルビルおよびアシル基はそれぞれ、単環式もしくは二環式アリール基、または単環式もしくは二環式ヘテロアリール基によって置換されていてもよい、請求項29に記載の化合物。
【請求項31】
およびRが、独立して、水素、C1−4ヒドロカルビルおよびC1−4アシルから選ばれ、それぞれ、フッ素、ヒドロキシ、シアノ、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノおよびメトキシから選ばれる1個以上の置換基によって置換されていてもよい、請求項29に記載の化合物。
【請求項32】
1−4ヒドロカルビル基がアルキル基、より一般的にはC、CまたはCアルキル基、例えば、メチル基である、請求項29〜31のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項33】
およびRが、独立して水素およびメチルから選ばれ、したがって、NRが、アミノ、メチルアミノまたはジメチルアミノ基、より好ましくはアミノまたはメチルアミノ基である、請求項32に記載の化合物。
【請求項34】
NRがアミノ基である、請求項33に記載の化合物。
【請求項35】
NRがメチルアミノ基である、請求項34に記載の化合物。
【請求項36】
前記環Eが1、2または3個のヘテロ原子を含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項37】
q+rの合計が1または2である、先行する請求項のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項38】
前記環Eが、イミダゾール、オキサゾール、チアゾール、チアジアゾール、オキサジアゾール、ピラゾール、フラザン、ピロール、フラン(R1aおよびR1bが結合して第2の環を形成する場合)およびチオフェン(R1aおよびR1bが結合して第2の環を形成する場合)から選ばれる、請求項36または37に記載の化合物。
【請求項39】
前記環Eならびに基R1aおよびR1bが表1に記載の通りである、請求項37または38に記載の化合物。
表1
【化2】

(ピペリジン環への結合点はアスタリスクによって示されている)
【請求項40】
前記環Eならびに基R1aおよびR1bが、A1およびA2から選ばれる、請求項39に記載の化合物。
【請求項41】
1aおよびR1bが、これらが結合する炭素原子と共に、5または6員アリールまたはヘテロアリール環を形成し、ここで前記5または6員アリールまたはヘテロアリール環は、1個以上の置換基R10により置換されていてもよい、先行する請求項のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項42】
前記アリールおよびヘテロアリール環が、置換されていてもよい6員環である、請求項41に記載の化合物。
【請求項43】
前記アリールおよびヘテロアリール環が、置換されていてもよいベンゼンおよびピリジン環から選ばれる、請求項42に記載の化合物。
【請求項44】
前記アリールまたはヘテロアリール環が、0、1、2または3個の置換基R10を有する、請求項43または44に記載の化合物。
【請求項45】
前記アリールまたはヘテロアリール環が、0、1または2個の置換基R10を有する、請求項45に記載の化合物。
【請求項46】
部分:
【化3】

が、表2に示される二環式縮合環構造から選ばれる、先行する請求項のいずれか1項に記載の化合物。
表2
【化4】

(表中、mは0、1または2であり、R10は先行する請求項のいずれか1項で定義されたとおりである。)
【請求項47】
前記二環式縮合環構造が、B1、B2またはB8である、請求項46に記載の化合物。
【請求項48】
前記二環式縮合環構造が、B1またはB2である、請求項1に記載の化合物。
【請求項49】
10はそれぞれ、ハロゲン、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アミノ、モノまたはジ−C1−4ヒドロカルビルアミノ、3〜7環員を有する炭素環式およびヘテロ環式基、基R−Rから選ばれる部分R10aであり、ここでRは、結合、O、CO、OC(O)、NRC(O)、OC(NR)、C(O)O、C(O)NR、OC(O)O、NRC(O)O、OC(O)NR、NRC(O)NR、S、SO、SO、NR、SONRまたはNRSOであり、Rは、水素、3〜7環員を有する炭素環式およびヘテロ環式基、ならびにヒドロキシ、オキソ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アミノ、モノまたはジ−C1−4ヒドロカルビルアミノ、3〜7環員を有する炭素環式およびヘテロ環式基から選ばれる1個以上の置換基によって置換されていてもよいC1−8ヒドロカルビル基から選ばれ、ここで前記C1−8ヒドロカルビル基の1個以上の炭素原子は、O、S、SO、SO、NR、OC(O)、NRC(O)、OC(NR)、C(O)O、C(O)NR、OC(O)O、NRC(O)O、OC(O)NRまたはNRC(O)NRにより場合により置換されていてもよく、Rは水素およびC1−4ヒドロカルビルから選ばれる、請求項1〜48のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項50】
10はそれぞれ、ハロゲン、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、アミノ、モノまたはジ−C1−4アルキルアミノ、シクロプロピルアミノ、3〜7環員を有する炭素環式およびヘテロ環式基、基R−Rから選ばれる部分R10bであり、ここでRは、結合、O、CO、OC(O)、NRC(O)、OC(NR)、C(O)O、C(O)NR、S、SO、SO、NR、SONRまたはNRSOであり、Rは、水素、3〜7環員を有する炭素環式およびヘテロ環式基、ならびにヒドロキシ、オキソ、ハロゲン、シアノ、アミノ、モノまたはジ−C1−4アルキルアミノ、3〜7環員を有する炭素環式およびヘテロ環式基から選ばれる1個以上の置換基によって置換されていてもよいC1−8ヒドロカルビル基から選ばれ、ここで前記C1−8ヒドロカルビル基の1個以上の炭素原子は、O、S、SO、SO、またはNRにより場合により置換されていてもよく(但しRが水素である場合Rは結合ではない)、Rは水素およびC1−4アルキルから選ばれる、請求項1〜48のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項51】
10がそれぞれ下記から選ばれる部分R10cである、請求項1〜48のいずれか1項に記載の化合物。
ハロゲン、
ヒドロキシ、
トリフルオロメチル、
シアノ、
アミノ、モノまたはジ−C1−4アルキルアミノ、
シクロプロピルアミノ、
環員のうち0、1または2個は、O、NおよびSから選ばれ、残りは炭素原子である3〜7環員を有する単環式炭素環式およびヘテロ環式基(前記単環式炭素環式およびヘテロ環式基は、ハロゲン、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノおよびメトキシから選ばれる1個以上の置換基によって置換されていてもよい)、
基R−R
は、結合、O、CO、OC(O)、NRC(O)、OC(NR)、C(O)O、C(O)NR、S、SO、SO、NR、SONRまたはNRSOであり、
は、水素ならびに、環員のうち0、1、または2個はO、NおよびSから選ばれ、残りは炭素原子である3〜7環員を有する単環式炭素環式およびヘテロ環式基(前記単環式炭素環式およびヘテロ環式基は、ハロゲン、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノおよびメトキシから選ばれる1個以上の置換基によって場合により置換されていてもよい)から選ばれ、かつ
はさらに、ヒドロキシ、オキソ、ハロゲン、シアノ、アミノ、モノまたはジ−C1−4アルキルアミノ、ならびに環員のうち0、1または2個はO、NおよびSから選ばれ、残りは炭素原子である3〜7環員を有する単環式炭素環式およびヘテロ環式基(前記単環式炭素環式およびヘテロ環式基は、ハロゲン、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノおよびメトキシから選ばれる1個以上の置換基によって場合により置換されていてもよい)から選ばれる1個以上の置換基によって置換されていてもよいC1−8ヒドロカルビル基から選ばれ、前記C1−8ヒドロカルビル基の1または2個の炭素原子は、O、SまたはNRにより置換されていてもよく(但しRが水素である場合Rは結合ではない)、Rは水素およびC1−4アルキルから選ばれる。
【請求項52】
10がそれぞれ下記のものから成る基R10dから選ばれる、請求項1〜48のいずれか1項に記載の化合物。
・ヒドロキシ;
・ハロゲン(例えば、フッ素および塩素);
・シアノ;
・アミノ;
・モノ−C1−4−アルキルアミノまたはジ−C1−4−アルキルアミノ(前記モノ−C1−4−アルキルアミノおよびジ−C1−4−アルキルアミノ基のC1−4−アルキル部分は、ヒドロキシ(α−ヒドロキシ以外)、C1−2アルコキシ、アミノ、モノ−C1−2−アルキルアミノ、ジ−C1−2−アルキルアミノ、C1−2アシルアミノにより置換されていてもよい);
・置換されていてもよいC1−4アルキル(例えば、メチル);
・置換されていてもよいC1−4アルコキシ(例えば、メトキシ)基;
・置換されていてもよいC1−4アルキルチオ(前記C1−4アルキル、C1−4アルコキシおよびC1−4アルキルチオ基に関する任意の置換基は、ハロゲン(例えば、フッ素)、ヒドロキシ、C1−2アシルオキシ、C1−2アルコキシ(例えば、メトキシ)、アミノ、モノ−C1−4−アルキルアミノ、ジ−C1−4−アルキルアミノおよびC1−4アシルアミノから選ばれる);
・基Rcyc
・基O−Rcyc
・基(O)−(CH−Rcyc、ここでrは0または1であり、tは0、1または2であり;
cycは:
・C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、C1−4アシルオキシ、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシおよび基(CH17(xは、0、1または2(好ましくは、0または1)であり、R17は、アミノ、モノ−C1−4−アルキルアミノ、ジ−C1−4−アルキルアミノ、C1−4アシルアミノ、アミノスルホニル、モノ−C1−4−アルキルアミノスルホニル、ジ−C1−4−アルキルアミノスルホニルまたはC1−4−アルキルスルホニルである)から選ばれる1個以上の置換基により置換されていてもよい5〜6員アリールまたはヘテロアリール環;あるいは
・C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、C1−4アシルオキシ、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、アミノ、モノ−C1−4−アルキルアミノ、ジ−C1−4−アルキルアミノ、C1−4アシルアミノまたはC1−4アルコキシカルボニルにより置換されていてもよい3〜7員非芳香族炭素環式またはヘテロ環式環である。
【請求項53】
10がそれぞれ下記のものから成る基R10eから選ばれる、請求項1〜48のいずれか1項に記載の化合物。
・ヒドロキシ;
・ハロゲン(例えば、フッ素および塩素);
・シアノ;
・アミノ;
・モノ−C1−4−アルキルアミノまたはジ−C1−4−アルキルアミノ(前記モノ−C1−4−アルキルアミノおよびジ−C1−4−アルキルアミノ基のC1−4−アルキル部分は、ヒドロキシ(α−ヒドロキシ以外)、C1−2アルコキシ、アミノ、モノ−C1−2−アルキルアミノ、ジ−C1−2−アルキルアミノ、C1−2アシルアミノにより置換されていてもよい);
・置換されていてもよいC1−4アルキル(例えば、メチル);
・置換されていてもよいC1−4アルコキシ(例えば、メトキシ)基;
・置換されていてもよいC1−4アルキルチオ(前記C1−4アルキル、C1−4アルコキシおよびC1−4アルキルチオ基に関する任意の置換基は、ハロゲン(例えば、フッ素)、ヒドロキシ、C1−2アシルオキシ、C1−2アルコキシ(例えば、メトキシ)、アミノ、モノ−C1−4−アルキルアミノ、ジ−C1−4−アルキルアミノおよびC1−4アシルアミノから選ばれる);
・基Rcyc’
・基O−Rcyc’
・基(O)−(CH−Rcyc’、ここでrは0または1であり、tは0、1または2であり;
cyc’は:
・C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、C1−4アシルオキシ、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、アミノ、モノ−C1−4−アルキルアミノ、ジ−C1−4−アルキルアミノ、C1−4アシルアミノ、アミノスルホニル、モノ−C1−4−アルキルアミノスルホニル、ジ−C1−4−アルキルアミノスルホニルまたはC1−4−アルキルスルホニルにより置換されていてもよい5〜6員アリールまたはヘテロアリール環;あるいは
・C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、C1−4アシルオキシ、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、アミノ、モノ−C1−4−アルキルアミノ、ジ−C1−4−アルキルアミノ、C1−4アシルアミノまたはC1−4アルコキシカルボニルにより置換されていてもよい3〜7員非芳香族炭素環式またはヘテロ環式環である。
【請求項54】
10がそれぞれ下記のものから成る基R10fから選ばれる、請求項1〜48のいずれか1項に記載の化合物。
・ヒドロキシ;
・ハロゲン(例えば、フッ素および塩素);
・シアノ;
・アミノ;
・モノ−C1−4−アルキルアミノまたはジ−C1−4−アルキルアミノ(前記モノ−C1−4−アルキルアミノおよびジ−C1−4−アルキルアミノ基のC1−4−アルキル部分は、ヒドロキシ(α−ヒドロキシ以外)、C1−2アルコキシ、アミノ、モノ−C1−2−アルキルアミノ、ジ−C1−2−アルキルアミノ、C1−2アシルアミノにより置換されていてもよい);
・置換されていてもよいC1−4アルキル(例えば、メチル);
・置換されていてもよいC1−4アルコキシ(例えば、メトキシ)基(前記C1−4アルキルおよびC1−4アルコキシ基に関する任意の置換基は、ハロゲン(例えば、フッ素)、ヒドロキシ、C1−2アシルオキシ、C1−2アルコキシ(例えば、メトキシ)、アミノ、モノ−C1−4−アルキルアミノ、ジ−C1−4−アルキルアミノおよびC1−4アシルアミノから選ばれる);ならびに
・基(CH−Rcyc’’、ここでtは0、1または2であり、Rcyc’’は:
・C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、C1−4アシルオキシ、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、アミノ、モノ−C1−4−アルキルアミノ、ジ−C1−4−アルキルアミノまたはC1−4アシルアミノにより置換されていてもよい5〜6アリールまたはヘテロアリール環;
・C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、C1−4アシルオキシ、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、アミノ、モノ−C1−4−アルキルアミノ、ジ−C1−4−アルキルアミノ、C1−4アシルアミノまたはC1−4アルコキシカルボニルにより置換されていてもよい3〜7員非芳香族炭素環式またはヘテロ環式環である。
【請求項55】
10がそれぞれ、フェニル、ピリジル、チエニル、フラニル、イミダゾイル、ピラゾリル、メチルピラゾリル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、N−メチルピペラジニル、モルホリニル、ヒドロキシ、ハロゲン(例えば、フッ素および塩素)、C1−4アルキル(例えば、メチル)およびC1−4アルコキシ(例えば、メトキシ)基から選ばれ、ここで前記C1−4アルキルおよびC1−4アルコキシ基はそれぞれフッ素およびメトキシにより置換されていてもよい、請求項52〜54のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項56】
10がそれぞれ、ヒドロキシ、ハロゲン(例えば、フッ素および塩素)、C1−4アルキル(例えば、メチル)およびC1−4アルコキシ(例えば、メトキシ)基から選ばれ、ここで前記C1−4アルキルおよびC1−4アルコキシ基はそれぞれフッ素およびメトキシにより置換されていてもよい、請求項1〜55のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項57】
1aおよびR1bが同一または異なってそれぞれ水素または置換基R10であり、ここでR10は先行する請求項のいずれか1項で定義されたとおりである、請求項1〜40のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項58】
1aおよびR1bの一方が、水素、メチル、塩素またはトリフルオロメチルから選ばれ、R1aおよびR1bの他方が、1個以上の置換基R11により置換されていてもよい5または6員アリールまたはヘテロアリール環であり、ここでR11はハロゲン、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アミノ、モノ−またはジ−C1−4ヒドロカルビルアミノ、3〜7環員を有する単環式炭素環式およびヘテロ環式基、基R−Rから選ばれ、ここでRは、結合、O、CO、XC(X)、C(X)X、XC(X)X、S、SO、SO、NR、SONRまたはNRSOであり、Rは、水素、3〜7環員を有する単環式炭素環式およびヘテロ環式基、ならびにヒドロキシ、オキソ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アミノ、モノまたはジ−C1−4ヒドロカルビルアミノ、3〜12環員を有する炭素環式およびヘテロ環式基から選ばれる1個以上の置換基によって置換されていてもよいC1−8ヒドロカルビルから選ばれ、ここで前記C1−8ヒドロカルビル基の1個以上の炭素原子は、O、S、SO、SO、NR、XC(X)、C(X)XまたはXC(X)Xにより場合により置換されていてもよく;
ここでそれぞれの場合、前記3〜7環員を有する単環式炭素環式およびヘテロ環式基は非置換であるか、または1個以上のさらなる置換基R11により置換されており(但し、このようなさらなる置換基は環状ではない);
は、水素およびC1−4ヒドロカルビルから選ばれ;ならびに
は、O、SまたはNRであり、Xは、=O、=Sまたは=NRである、請求項57に記載の化合物。
【請求項59】
一般式(II)で表される請求項1に記載の化合物:
【化5】

またはその塩、溶媒和物、互変異性体もしくはN−オキシド。
[式中、Tは、NまたはCR基であり;
−Jは、N=C(R)、(R)C=N、(R)N−C(O)、(RC−C(O)、N=Nおよび(R)C=C(R)から選ばれる基を表し;
は、NH、SまたはOであり;
は、NまたはCHであり;
は、結合であるか1〜3個の炭素原子を含む飽和炭化水素リンカー基であり、ここで前記リンカー基の炭素原子は、フッ素およびヒドロキシから選ばれる1個以上の置換基を場合により有してもよく(但し、存在する場合にはヒドロキシ基は、G基に対してα位の炭素原子には位置しない);
Gは、NR、CNおよびOHから選ばれ;
1aおよびR1bは同一または異なって、それぞれ水素または置換基R10であるか、あるいはR1aおよびR1bはこれらが結合する炭素原子と共に、6員アリールまたはヘテロアリール環を形成し、ここで前記アリールまたはヘテロアリール環は、1個以上の置換基R10で置換されていてもよく(但し、QがSまたはOであり、R1aおよびR1bがそれぞれ水素またはR10である場合、QはNである);
およびRは独立して、水素、C1−4ヒドロカルビルおよびC1−4アシルから選ばれ、ここで前記ヒドロカルビルおよびアシル基は、フッ素、ヒドロキシ、シアノ、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、メトキシ、単環式もしくは二環式アリール基、および単環式もしくは二環式ヘテロアリール基から選ばれる1個以上の置換基によって置換されていてもよく;あるいは、
およびRはこれらが結合する窒素原子と共に、イミダゾール基と、4〜7環員を有しOおよびNから選ばれる第2のヘテロ原子環員を含んでいてもよい飽和単環式ヘテロ環式基とから選ばれる環式基を形成し;あるいは、
およびRのうち一方は、これらが結合する窒素原子および基Qからの1個以上の原子と共に、4〜7環員を有しOおよびNから選ばれる第2のヘテロ原子環員を含んでいてもよい飽和単環式ヘテロ環式基を形成し;ならびに、
、RおよびRはそれぞれ独立して、水素、ハロゲン、C1−5飽和ヒドロカルビル、シアノ、CONH、CFおよびNHから選ばれ;
およびRはそれぞれ独立して、水素、ハロゲン、C1−5飽和ヒドロカルビル、シアノおよびCFから選ばれ;ならびに
10は、ハロゲン、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アミノ、モノまたはジ−C1−4ヒドロカルビルアミノ、3〜12環員を有する炭素環式およびヘテロ環式基、基R−Rから選ばれ、ここでRは、結合、O、CO、XC(X)、C(X)X、XC(X)X、S、SO、SO、NR、SONRまたはNRSOであり、Rは、水素、3〜12環員を有する炭素環式およびヘテロ環式基、ならびにヒドロキシ、オキソ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アミノ、モノまたはジ−C1−4ヒドロカルビルアミノ、3〜12環員を有する炭素環式およびヘテロ環式基から選ばれる1個以上の置換基によって置換されていてもよいC1−8ヒドロカルビルから選ばれ、ここで前記C1−8ヒドロカルビル基の1個以上の炭素原子は、O、S、SO、SO、NR、XC(X)、C(X)X、またはXC(X)Xにより場合により置換されていてもよく;
は、水素およびC1−4ヒドロカルビルから選ばれ;ならびに
は、O、SまたはNRであり、Xは、=O、=Sまたは=NRである。]
【請求項60】
がNHまたはOである、請求項59に記載の化合物。
【請求項61】
がNである、請求項59または60に記載の化合物。
【請求項62】
がNH、SまたはOであり、QがNである、請求項59に記載の化合物。
【請求項63】
がNHまたはOであり、QがNである、請求項59に記載の化合物。
【請求項64】
がNHであり、QがNである、請求項63に記載の化合物。
【請求項65】
がOであり、QがNである、請求項63に記載の化合物。
【請求項66】
式(III):
【化6】

(式中、Q1aはNHまたはOであり;nは0、1または2であり;R1a、R1b、R、R、R、T、JおよびJは先行する請求項のいずれか1項で定義されたとおりである)で表される請求項59に記載の化合物あるいはその塩、溶媒和物、互変異性体またはN−オキシド。
【請求項67】
式(IV):
【化7】

(式中、Q1aはNHまたはOであり;環Gはベンゼンまたはピリジン環であり;mは0、1または2であり;nは0、1または2であり;R、R、R、R10、T、JおよびJは先行する請求項のいずれか1項で定義されたとおりである)で表される請求項66に記載の化合物あるいはその塩、溶媒和物、互変異性体またはN−オキシド。
【請求項68】
式(IVa)で表される請求項67に記載の化合物あるいはその塩、溶媒和物、互変異性体またはN−オキシド。
【化8】

(式中、R12は:
・水素;
・ヒドロキシ;
・ハロゲン(例えば、フッ素および塩素);
・シアノ;
・アミノ;
・モノ−C1−4−アルキルアミノまたはジ−C1−4−アルキルアミノ(前記モノ−C1−4−アルキルアミノおよびジ−C1−4−アルキルアミノ基のC1−4−アルキル部分は、ヒドロキシ(α−ヒドロキシ以外)、C1−2アルコキシ、アミノ、モノ−C1−2−アルキルアミノ、ジ−C1−2−アルキルアミノ、C1−2アシルアミノにより置換されていてもよい);
・置換されていてもよいC1−4アルキル(例えば、メチル);
・置換されていてもよいC1−4アルコキシ(例えば、メトキシ)基(前記C1−4アルキルおよびC1−4アルコキシ基に関する任意の置換基は、ハロゲン(例えば、フッ素)、ヒドロキシ、C1−2アシルオキシ、C1−2アルコキシ(例えば、メトキシ)、アミノ、モノ−C1−4−アルキルアミノ、ジ−C1−4−アルキルアミノおよびC1−4アシルアミノから選ばれる);ならびに
・基(CH−Rcyc’’から選ばれ、ここでtは0、1または2であり;
cyc’’は:
・C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、C1−4アシルオキシ、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、アミノ、モノ−C1−4−アルキルアミノ、ジ−C1−4−アルキルアミノまたはC1−4アシルアミノにより置換されていてもよい5〜6員アリールまたはヘテロアリール環;あるいは
・C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、C1−4アシルオキシ、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、アミノ、モノ−C1−4−アルキルアミノ、ジ−C1−4−アルキルアミノ、C1−4アシルアミノまたはC1−4アルコキシカルボニルにより置換されていてもよい3〜7員非芳香族炭素環式またはヘテロ環式環であり;かつ
13は:
・水素;
・ヒドロキシ;
・ハロゲン(例えば、フッ素および塩素);
・シアノ;
・トリフルオロメチル;
・トリフルオロメトキシ;
・ジフルオロメトキシ;
・アミノ;
・メチルアミノ;
・ジメチルアミノ;
・メチル;および
・メトキシから選ばれる。)
【請求項69】
1aがNHである、請求項66〜68のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項70】
式(IVb)で表される請求項69に記載の化合物あるいはその塩、溶媒和物、互変異性体またはN−オキシド。
【化9】

[式中、QはNまたはCHであり;nは0または1であり;R12aは、水素、フッ素および塩素から選ばれ;R14は、水素、フッ素、塩素、メチルおよびメトキシから選ばれ;R15は、水素およびフッ素から選ばれる(但し、R12a、R14およびR15の少なくとも一つは水素である。)]
【請求項71】
14が水素、塩素、メチルまたはメトキシであり、R15が水素であり、R12aが水素である、請求項70に記載の化合物。
【請求項72】
14が水素であり、R15が水素であり、R12aがメトキシである、請求項71に記載の化合物。
【請求項73】
14が水素であり、R15がフッ素であり、R12aがフッ素である、請求項72に記載の化合物。
【請求項74】
式(IV)で表される請求項66に記載の化合物あるいはその塩、溶媒和物、互変異性体またはN−オキシド。
【化10】

(式中、n、T、J−J、R、RおよびRは、先行する請求項のいずれか1項で定義されたとおりであり、Q1aはNHまたはOであり、R16aは:
・水素;
・ヒドロキシ;
・ハロゲン(例えば、フッ素、塩素および臭素);
・シアノ;
・アミノ;
・モノ−C1−4−アルキルアミノまたはジ−C1−4−アルキルアミノ(前記モノ−C1−4−アルキルアミノおよびジ−C1−4−アルキルアミノ基のC1−4−アルキル部分は、ヒドロキシ(α−ヒドロキシ以外)、C1−2アルコキシ、アミノ、モノ−C1−2−アルキルアミノ、ジ−C1−2−アルキルアミノ、C1−2アシルアミノにより置換されていてもよい);
・置換されていてもよいC1−4アルキル(例えば、メチル);
・置換されていてもよいC1−4アルコキシ(例えば、メトキシ)基;
・置換されていてもよいC1−4アルキルチオ(前記C1−4アルキル、C1−4アルコキシおよびC1−4アルキルチオ基に関する任意の置換基は、ハロゲン(例えば、フッ素)、ヒドロキシ、C1−2アシルオキシ、C1−2アルコキシ(例えば、メトキシ)、アミノ、モノ−C1−4−アルキルアミノ、ジ−C1−4−アルキルアミノおよびC1−4アシルアミノから選ばれる);
・基Rcyc’
・基O−Rcyc’
・基(O)r−(CH−Rcyc’から選ばれ、ここでrは0または1であり、tは0、1または2であり;
cyc’は:
・C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、C1−4アシルオキシ、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、アミノ、モノ−C1−4−アルキルアミノ、ジ−C1−4−アルキルアミノ、C1−4アシルアミノ、アミノスルホニル、モノ−C1−4−アルキルアミノスルホニル、ジ−C1−4−アルキルアミノスルホニルまたはC1−4−アルキルスルホニルより置換されていてもよい5〜6員アリールまたはヘテロアリール環;あるいは
・C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、C1−4アシルオキシ、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、アミノ、モノ−C1−4−アルキルアミノ、ジ−C1−4−アルキルアミノ、C1−4アシルアミノまたはC1−4アルコキシカルボニルにより置換されていてもよい3〜7員非芳香族炭素環式またはヘテロ環式環であり;
16bは:
・水素;
・ヒドロキシ;
・ハロゲン(例えば、フッ素および塩素);
・シアノ;
・トリフルオロメチル;
・トリフルオロメトキシ;
・ジフルオロメトキシ;
・アミノ;
・C1−4アルキルアミノ;
・ジ−C1−4アルキルアミノ;
・C1−4アルキル;および
・C1−4アルコキシから選ばれ;かつ
16cは:
・水素;
・フッ素;
・塩素;および
・メチルから選ばれる。)
【請求項75】
16aが:
・水素;
・ヒドロキシ;
・ハロゲン(例えば、フッ素、塩素および臭素);
・シアノ;
・アミノ;
・モノ−C1−4−アルキルアミノまたはジ−C1−4−アルキルアミノ(前記モノ−C1−4−アルキルアミノおよびジ−C1−4−アルキルアミノ基のC1−4−アルキル部分は、ヒドロキシ(α−ヒドロキシ以外)、C1−2アルコキシ、アミノ、モノ−C1−2−アルキルアミノ、ジ−C1−2−アルキルアミノ、C1−2アシルアミノにより置換されていてもよい);
・置換されていてもよいC1−4アルキル(例えば、メチル);
・置換されていてもよいC1−4アルコキシ(例えば、メトキシ)基;
・置換されていてもよいC1−4アルキルチオ(前記C1−4アルキル、C1−4アルコキシおよびC1−4アルキルチオ基に関する任意の置換基は、ハロゲン(例えば、フッ素)、ヒドロキシ、C1−2アシルオキシ、C1−2アルコキシ(例えば、メトキシ)、アミノ、モノ−C1−4−アルキルアミノ、ジ−C1−4−アルキルアミノおよびC1−4アシルアミノから選ばれる);
・基Rcyc’
・基O−Rcyc’
・基(CH−Rcyc’から選ばれ、ここでtは0、1または2であり、
cyc’は:
・C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、C1−4アシルオキシ、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、アミノ、モノ−C1−4−アルキルアミノ、ジ−C1−4−アルキルアミノ、C1−4アシルアミノ、アミノスルホニル、モノ−C1−4−アルキルアミノスルホニル、ジ−C1−4−アルキルアミノスルホニルまたはC1−4−アルキルスルホニルより置換されていてもよい5〜6員アリールまたはヘテロアリール環;あるいは
・C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、C1−4アシルオキシ、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、アミノ、モノ−C1−4−アルキルアミノ、ジ−C1−4−アルキルアミノ、C1−4アシルアミノまたはC1−4アルコキシカルボニルにより置換されていてもよい3〜7員非芳香族炭素環式またはヘテロ環式環である、請求項74に記載の化合物。
【請求項76】
16a、R16bおよびR16cの少なくとも一つが水素である、請求項74または75に記載の化合物。
【請求項77】
16aが:
・水素;
・ヒドロキシ;
・フッ素;
・塩素;
・臭素;
・シアノ;
・アミノ;
・モノ−C1−4−アルキルアミノまたはジ−C1−4−アルキルアミノ(前記モノ−C1−4−アルキルアミノおよびジ−C1−4−アルキルアミノ基のC1−4−アルキル部分は、ヒドロキシ(α−ヒドロキシ以外)、C1−2アルコキシ、アミノ、モノ−C1−2−アルキルアミノ、ジ−C1−2−アルキルアミノ、C1−2アシルアミノにより置換されていてもよい);
・置換されていてもよいC1−4アルキル(例えば、メチル);
・置換されていてもよいC1−4アルコキシ(例えば、メトキシ)基;
・置換されていてもよいC1−4アルキルチオ(前記C1−4アルキル、C1−4アルコキシおよびC1−4アルキルチオ基に関する任意の置換基は、フッ素、メトキシ、アミノ、モノ−C1−2−アルキルアミノ、ジ−C1−2−アルキルアミノおよびC1−2アシルアミノから選ばれる);
・基Rcyc’
・基O−Rcyc’;ならびに
・基(CH−Rcyc’から選ばれ、ここでtは0、1または2であり、
cyc’は:
・置換されていてもよいフェニルあるいは、O、NおよびS(より好ましくはOおよびN)から選ばれる1または2個のヘテロ原子環員を含む置換されていてもよい5〜6員ヘテロアリール環(前記フェニル基およびヘテロアリール環に関する任意の置換基は、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、フッ素、塩素、臭素、ヒドロキシ、C1−2アシルオキシ、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、アミノ、モノ−C1−2−アルキルアミノ、ジ−C1−2−アルキルアミノ、C1−2アシルアミノ、アミノスルホニル、モノ−C1−2−アルキルアミノスルホニル、ジ−C1−2−アルキルアミノスルホニルまたはC1−2−アルキルスルホニルから選ばれる);
O、NおよびNから選ばれる最大2個のヘテロ原子環員を含み、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、C1−4アシルオキシ、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、アミノ、モノ−C1−4−アルキルアミノ、ジ−C1−4−アルキルアミノ、C1−4アシルアミノまたはC1−4アルコキシカルボニルにより置換されていてもよい4〜6員非芳香族炭素環式またはヘテロ環式環であり;
16bが:
・水素;
・ヒドロキシ;
・フッ素;
・塩素;
・C1−4アルキル;および
・C1−4アルコキシから選ばれ;かつ
16cが:
・水素;
・フッ素;
・塩素;および
・メチルから選ばれる、請求項74〜76のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項78】
16aが、非芳香族基および単環式芳香族基から選ばれる基Rcyc’である、請求項74〜77のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項79】
前記非芳香族基が、アゼチジン、ピロリジン、ピペリジン、ピペラジン、N−メチルピペラジン、モルホリン、チオモルホリンならびにチオモルホリンのS−オキシドおよびS,S−ジオキシドから選ばれ、前記単環式芳香族基が、フェニル、ピリジル、チエニル、フラニル、イミダゾリル、ピラゾリルから選ばれ、これら各単環式芳香族基は、メトキシ、メチル、メチルスルホニル、フッ素、塩素、トリフルオロメチルまたはトリフルオロメトキシにより置換されていてもよい、請求項78に記載の化合物。
【請求項80】
16bが、水素、フッ素、塩素、メトキシまたはメチルから選ばれ、R16cが水素である、請求項74〜79のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項81】
16bが水素である、請求項74〜80のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項82】
前記化合物が式(IV00):
【化11】

(式中、n、RおよびRは先行する請求項のいずれか1項で定義されたとおりであり;J1aはCHまたはNであり;R16aaは、フェニル、ピリジル、ピリミジニル、チエニル、フラニル、イミダゾリルおよびピラゾリルから選ばれる単環式芳香族基であり、これら各単環式芳香族基は、メトキシ、メチル、アミノスルホニル、メチルスルホニル、フッ素、塩素、トリフルオロメチルまたはトリフルオロメトキシにより置換されていてもよい)で表わされる化合物である請求項81に記載の化合物あるいはその塩、溶媒和物、互変異性体またはN−オキシド。
【請求項83】
16aaが、フェニル、ピリジル、チエニル、フラニル、イミダゾリルおよびピラゾリルから選ばれる単環式芳香族基であり、これら各単環式芳香族基は、メトキシ、メチル、メチルスルホニル、フッ素、塩素、トリフルオロメチルまたはトリフルオロメトキシにより置換されていてもよい、請求項82に記載の化合物。
【請求項84】
16aaが、フェニル、フラニルおよびピラゾリルから選ばれる置換されていてもよい単環式芳香族基である、請求項82または83に記載の化合物。
【請求項85】
1aがCHである、請求項82〜84のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項86】
16aが(i)基Rcyc’、O−Rcyc’または(CH−Rcyc’あるいは(ii)基Rcyc’、O−Rcyc’または(O)−(CH−Rcyc’以外である、請求項74〜76のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項87】
16cが水素であり;R16aが、水素、フッ素、塩素、臭素、C1−3アルキル、ヒドロキシ、メトキシ、トリフルオロメチル、ジ−C1−2アルキルアミノスルホニル、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルチオから選ばれ;R16bが、水素、フッ素およびメチルから選ばれる、請求項86に記載の化合物。
【請求項88】
前記化合物が式(IV000):
【化12】

(式中、n、RおよびRは先行する請求項のいずれか1項で定義されたとおりであり;J1aはCHまたはNであり;R16aaaは、水素、フッ素、塩素、臭素、C1−3アルキル、ヒドロキシ、メトキシ、トリフルオロメチル、ジ−C1−2アルキルアミノスルホニル、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルチオから選ばれる)で表わされる化合物である請求項87に記載の化合物あるいはその塩、溶媒和物、互変異性体またはN−オキシド。
【請求項89】
16aaaが、水素、メチル、フッ素、塩素および臭素から選ばれる、請求項88に記載の化合物。
【請求項90】
1aがNHである、請求項74〜89のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項91】
式(V):
【化13】

(式中、R1aaは水素または置換基R10であり、R1bbは水素または置換基R10であり、Q1aはNHまたはOであり、nは0、1または2であり、R、R、R、R10、T、JおよびJは先行する請求項のいずれか1項で定義されたとおりである)で表わされる請求項66に記載の化合物あるいはその塩、溶媒和物、互変異性体またはN−オキシド。
【請求項92】
塩、溶媒和物またはN−オキシドの形態である先行する請求項のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項93】
塩または溶媒和物の形態である請求項93に記載の化合物。
【請求項94】
プロテインキナーゼBが仲介する病態もしくは症状の予防または治療で用いる請求項1〜93のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項95】
プロテインキナーゼBが仲介する病態もしくは症状の予防または治療用薬剤の製造のための請求項1〜93のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項96】
プロテインキナーゼBにより仲介される病態もしくは症状の予防または治療方法であって、請求項1〜93のいずれか1項に記載の化合物を、その必要のある被験体に投与することを含む方法。
【請求項97】
プロテインキナーゼBの活性の阻害に有効な量の請求項1〜93のいずれか1項に記載の化合物を哺乳類に投与することを含む、哺乳類における異常な細胞増殖もしくは細胞死の異常な停止を含むまたはそれに起因する疾病あるいは症状の治療方法。
【請求項98】
プロテインキナーゼBの阻害方法であって、前記キナーゼと請求項1〜93のいずれか1項に記載のキナーゼ阻害化合物とを接触させることを含む方法。
【請求項99】
請求項1〜93のいずれか1項に記載の化合物を用いてプロテインキナーゼBの活性を阻害することによる、細胞過程(例えば、細胞分裂)の修飾方法。
【請求項100】
プロテインキナーゼAが仲介する病態もしくは症状の予防または治療で用いる請求項1〜93のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項101】
プロテインキナーゼAが仲介する病態もしくは症状の予防または治療用薬剤の製造のための請求項1〜93のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項102】
プロテインキナーゼAにより仲介される病態もしくは症状の予防または治療方法であって、請求項1〜93のいずれか1項に記載の化合物を、その必要のある被験体に投与することを含む方法。
【請求項103】
プロテインキナーゼAの活性の阻害に有効な量の請求項1〜93のいずれか1項に記載の化合物を哺乳類に投与することを含む、哺乳類における異常な細胞増殖もしくは細胞死の異常な停止を含むまたはそれに起因する疾病あるいは症状の治療方法。
【請求項104】
プロテインキナーゼAの阻害方法であって、前記キナーゼと請求項1〜93のいずれか1項に記載のキナーゼ阻害化合物とを接触させることを含む方法。
【請求項105】
請求項1〜93のいずれか1項に記載の化合物を用いてプロテインキナーゼAの活性を阻害することによる、細胞過程(例えば、細胞分裂)の修飾方法。
【請求項106】
異常な細胞増殖もしくは細胞死の異常な停止に起因する病態または症状の予防あるいは治療用薬剤の製造のための請求項1〜93のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項107】
異常な細胞増殖の阻害に有効な量の請求項1〜93のいずれか1項に記載の化合物を哺乳類に投与することを含む、哺乳類における異常な細胞増殖もしくは細胞死の異常な停止を含むまたはそれに起因する疾病あるいは症状の治療方法。
【請求項108】
異常な細胞増殖の阻害に有効な量の請求項1〜93のいずれか1項に記載の化合物を哺乳類に投与することを含む、哺乳類における異常な細胞増殖もしくは細胞死の異常な停止を含むもしくはそれに起因する疾病または症状の罹患率の緩和あるいは低減方法。
【請求項109】
請求項1〜93のいずれか1項に記載の新規化合物と薬学的に許容される担体とを含む医薬組成物。
【請求項110】
薬剤に用いるための、請求項1〜93のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項111】
本明細書で開示される病態もしくは症状のいずれか1つの予防または治療用薬剤の製造のための請求項1〜93のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項112】
患者(例えば、予防または治療を必要とする患者)に請求項1〜93のいずれか1項に記載の化合物を(例えば、治療上有効な量で)投与することを含む、本明細書で開示される病態もしくは症状のいずれか1つの治療または予防方法。
【請求項113】
患者(例えば、予防または治療を必要とする患者)に請求項1〜93のいずれか1項に記載の化合物を(例えば、治療上有効な量で)投与することを含む、本明細書で開示される病態もしくは症状の罹患率の減少または低減方法。
【請求項114】
(i)患者が罹患している、または罹患している可能性のある疾病または症状がプロテインキナーゼBに対して活性を有する化合物による治療に感受性があるものかどうかを判定すべく患者をスクリーニングすること、および(ii)患者の疾病または症状がそのような感受性を有することが示された場合に、その後、患者に請求項1〜93のいずれか1項に記載の化合物を投与することを含む、プロテインキナーゼBが仲介する病態もしくは症状の診断または治療方法。
【請求項115】
スクリーニングされ、プロテインキナーゼBに対して活性を有する化合物による治療に感受性のある疾病もしくは症状に罹患している、または罹患するリスクがあると判定された患者における病態もしくは症状の治療または予防用薬剤の製造のための請求項1〜93のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項116】
(i)患者が罹患している、または罹患している可能性のある疾病または症状がプロテインキナーゼAに対して活性を有する化合物による治療に感受性があるものかどうかを判定すべく患者をスクリーニングすること、および(ii)患者の疾病または症状がそのような感受性を有することが示された場合に、その後、患者に請求項1〜93のいずれか1項に記載の化合物を投与することを含む、プロテインキナーゼAが仲介する病態もしくは症状の診断または治療方法。
【請求項117】
スクリーニングされ、プロテインキナーゼAに対して活性を有する化合物による治療に感受性のある疾病もしくは症状に罹患している、または罹患するリスクがあると判定された患者における病態もしくは症状の治療または予防用薬剤の製造のための請求項1〜93のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項118】
プロテインキナーゼBおよび/またはプロテインキナーゼAのモジュレータ(例えば、阻害剤)として用いるための請求項1〜93のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項119】
プロテインキナーゼBおよび/またはプロテインキナーゼAの修飾(例えば、阻害)用薬剤の製造のための請求項1〜93のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項120】
プロテインキナーゼBおよび/またはプロテインキナーゼAの修飾(例えば、阻害)方法であって、前記プロテインキナーゼBおよび/またはプロテインキナーゼAを(例えば、細胞環境で、例えば、インビボで)請求項1〜93のいずれか1項に記載の化合物に接触させることを含む方法。

【公表番号】特表2010−514675(P2010−514675A)
【公表日】平成22年5月6日(2010.5.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−542236(P2009−542236)
【出願日】平成19年12月20日(2007.12.20)
【国際出願番号】PCT/GB2007/050776
【国際公開番号】WO2008/075109
【国際公開日】平成20年6月26日(2008.6.26)
【出願人】(504162110)アステックス、セラピューティックス、リミテッド (45)
【氏名又は名称原語表記】ASTEX THERAPEUTICS LIMITED
【出願人】(504132021)ジ・インスティチュート・オブ・キャンサー・リサーチ:ロイヤル・キャンサー・ホスピタル (16)
【出願人】(598176569)キャンサー・リサーチ・テクノロジー・リミテッド (57)
【氏名又は名称原語表記】CANCER RESEARCH TECHNOLOGY LIMITED
【Fターム(参考)】