説明

プロテインキナーゼ阻害薬としてのピラゾール置換アミノへテロアリール化合物

式(1)の化合物、ならびにそれらの合成および使用方法が提供される。好ましい化合物はc‐Metプロテインキナーゼの強力な阻害剤であり、そして異常細胞増殖障害、例えば癌の治療に有用である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式1:
【化1】

(式中、Yは、NまたはCR12であり;
Aは、C6-12アリール、5〜12員へテロアリール、C3-12シクロアルキルまたは3〜12員へテロ脂環式であり、そしてAは、1つまたは複数のR3基により任意に置換され;
1は、1、2または3つのR13基により任意に置換される以下の:
【化2】

から選択され;
2は、水素、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5または‐C(O)NR45であり、そしてR2中の各水素は任意にR8により置換され;
3は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐O(CR67)(CR67nNR45、‐O(CR67)(CR67nOR4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nOR4、‐(CR67nC(O)NR45、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5または‐C(O)NR45であり、R3中の各水素は任意にR8により置換され、そして隣接原子上のR3基は組合されてC6-12アリール、5〜12員へテロアリール、C3-12シクロアルキルまたは3〜12員へテロ脂環式基を形成し;
4、R5、R6およびR7は、各々独立して、水素、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリールであり;あるいは同一窒素原子に結合されるR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、それらが結合される窒素と一緒に、組合されて、N、OおよびSから選択される1〜3個の付加的異種原子を任意に含有する3〜12員へテロ脂環式または5〜12員へテロアリール基を形成し;あるいは同一炭素原子と結合されるR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、組合されてC3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式または5〜12員へテロアリール基を形成し;そしてR4、R5、R6およびR7中の各水素はR8により任意に置換されるか、あるいはR4、R5、R6およびR7中の同一炭素原子上の2個の水素原子は任意にオキソ置換基であり;
8は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐NH2、‐CN、‐OH、‐O‐C1-12アルキル、‐O‐(CH2n3-12シクロアルキル、‐O‐(CH2n6-12アリール、‐O‐(CH2n(3〜12員へテロ脂環式)または‐O‐(CH2n(5〜12員へテロアリール)であり;そしてR8中の各水素はR11により任意に置換され;
9およびR10は、各々独立して、水素、ハロゲン、C1-12アルキル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nNCR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5または‐C(O)NR45であり;R9またはR10はAの環原子またはAの置換基と組合せて、Aと縮合されるC3-12シクロアルキル、3〜12員へテロ脂環式、C6-12アリールまたは5〜12員へテロアリール環を形成し;そしてR9およびR10中の各水素はR3により任意に置換され;
11は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C1-12アルコキシ、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐O‐C1-12アルキル、‐O‐(CH2n3-12シクロアルキル、‐O‐(CH2n6-12アリール、‐O‐(CH2n(3〜12員へテロ脂環式)、‐O‐(CH2n(5〜12員へテロアリール)または‐CNであり;そしてR11中の各水素はハロゲン、‐OH、‐CN、‐C1-12アルキル(これは一部または全部ハロゲン化され得る)、‐O‐C1-12アルキル(これは一部または全部ハロゲン化され得る)、‐CO、‐SOまたは‐SO2により任意に置換され;
12は、水素、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5または‐C(O)NR45であり、そしてR12中の各水素は任意にR3により置換され;
13は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nOR4、‐(CR67nC(O)NR45、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5、‐C(O)NR45、‐(CR67n(3〜12員へテロ脂環式)、‐(CR67n(C3-12シクロアルキル)、‐(CR67n(C6-12アリール)、‐(CR67n(5〜12員へテロアリール)、‐(CR67nC(O)NR45または‐(CR67nC(O)R4であり、隣接原子上のR13基は組合されてC6-12アリール、5〜12員へテロアリール、C3-12シクロアルキルまたは3〜12員へテロ脂環式基を形成し、そしてR13中の各水素はR3により任意に置換され;
mは、各々独立して、0、1または2であり;
nは、各々独立して、0、1、2、3または4であり;
tは、1、2、3または4であり;そして
pは、各々独立して、1または2である)
の化合物、あるいはその製薬上許容可能な塩、水和物または溶媒和物であるが、但し、3‐[1‐(2,6‐ジクロロ‐3‐フルオロ‐フェニル)‐エトキシ]‐5‐(1H‐ピラゾール‐4‐イル)‐ピリジン‐2‐イルアミン、3‐[1‐(2,6‐ジクロロ‐3‐フルオロ‐フェニル)‐エトキシ]‐5‐[1‐(2‐ピロリジン‐1‐イル‐エチル)‐1H‐ピラゾール‐4‐イル]‐ピリジン‐2‐イルアミン、3‐[1‐(2,6‐ジクロロ‐3‐フルオロ‐フェニル)‐エトキシ]‐5‐[1‐(2‐ジイソプロピルアミノ‐エチル)‐1H‐ピラゾール‐4‐イル]‐ピリジン‐2‐イルアミン、3‐[1‐(2,6‐ジクロロ‐3‐フルオロ‐フェニル)‐エトキシ]‐5‐[1‐(2‐モルホリン‐4‐イル‐エチル)‐1H‐ピラゾール‐4‐イル]‐ピリジン‐2‐イルアミンまたは3‐[1‐(2,6‐ジクロロ‐3‐フルオロ‐フェニル)‐エトキシ]‐5‐(1‐メチル‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)‐ピリジン‐2‐イルアミンでない化合物。
【請求項2】
3が、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐O(CR67)(CR67nNR45、‐O(CR67)(CR67nOR4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nOR4、‐(CR67nC(O)NR45、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5または‐C(O)NR45であり、R3中の各水素が任意にR8により置換され、そして隣接原子上のR3基が組合されてC6-12アリール、5〜12員へテロアリール、C3-12シクロアルキルまたは3〜12員へテロ脂環式基を形成し得るし;そして
4、R5、R6およびR7が、各々独立して、水素、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリールであり;あるいは同一窒素原子に結合されるR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つが、それらが結合される窒素と一緒に、組合されて、N、OおよびSから選択される1〜3個の付加的異種原子を任意に含有する3〜12員へテロ脂環式または5〜12員へテロアリール基を形成し;あるいは同一炭素原子と結合されるR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つが、組合されてC3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式または5〜12員へテロアリール基を形成し;そしてR4、R5、R6およびR7中の各水素がR8により任意に置換される
請求項1記載の化合物。
【請求項3】
Aが、1つまたは複数のR3基により任意に置換されるC6-12アリールまたは5〜12員へテロアリールである請求項2記載の化合物。
【請求項4】
tが1であり、R9がメチルであり、そしてR10が水素である請求項3記載の化合物。
【請求項5】
YがNであり、そしてR2が水素である請求項4記載の化合物。
【請求項6】
YがCR12であり、R2が水素であり、そしてR12が水素である請求項4記載の化合物。
【請求項7】
tが1であり、R10が水素であり、そしてR9がAの環原子と組合されてAと縮合されるC3-12シクロアルキル環を形成する請求項2記載の化合物。
【請求項8】
式2a:
【化3】

(式中、R2は、水素、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5または‐C(O)NR45であり、そしてR2中の各水素は任意にR8により置換され;
3は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐O(CR67)(CR67nNR45、‐O(CR67)(CR67nOR4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nOR4、‐(CR67nC(O)NR45、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5または‐C(O)NR45であり、R3中の各水素は任意にR8により置換され、そして隣接原子上のR3基は組合されてC6-12アリール、5〜12員へテロアリール、C3-12シクロアルキルまたは3〜12員へテロ脂環式基を形成し得るし;
4、R5、R6およびR7は、各々独立して、水素、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリールであり;あるいは同一窒素原子に結合されるR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、それらが結合される窒素と一緒に、組合されて、N、OおよびSから選択される1〜3個の付加的異種原子を任意に含有する3〜12員へテロ脂環式または5〜12員へテロアリール基を形成し;あるいは同一炭素原子と結合されるR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、組合されてC3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式または5〜12員へテロアリール基を形成し;そしてR4、R5、R6およびR7中の各水素はR8により任意に置換されるか、あるいはR4、R5、R6およびR7中の同一炭素原子上の2個の水素原子は任意にオキソ置換基であり;
8は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐NH2、‐CN、‐OH、‐O‐C1-12アルキル、‐O‐(CH2n3-12シクロアルキル、‐O‐(CH2n6-12アリール、‐O‐(CH2n(3〜12員へテロ脂環式)または‐O‐(CH2n(5〜12員へテロアリール)であり;そしてR8中の各水素はR11により任意に置換され;
11は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C1-12アルコキシ、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐O‐C1-12アルキル、‐O‐(CH2n3-12シクロアルキル、‐O‐(CH2n6-12アリール、‐O‐(CH2n(3〜12員へテロ脂環式)、‐O‐(CH2n(5〜12員へテロアリール)または‐CNであり;そしてR11中の各水素はハロゲン、‐OH、‐CN、‐C1-12アルキル(これは一部または全部ハロゲン化され得る)、‐O‐C1-12アルキル(これは一部または全部ハロゲン化され得る)、‐CO、‐SOまたは‐SO2により任意に置換され;
13は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nOR4、‐(CR67nC(O)NR45、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5、‐C(O)NR45、‐(CR67n(3〜12員へテロ脂環式)、‐(CR67n(C3-12シクロアルキル)、‐(CR67n(C6-12アリール)、‐(CR67n(5〜12員へテロアリール)、‐(CR67nC(O)NR45または‐(CR67nC(O)R4であり、隣接原子上のR13基は組合されてC6-12アリール、5〜12員へテロアリール、C3-12シクロアルキルまたは3〜12員へテロ脂環式基を形成し、そしてR13中の各水素はR3により任意に置換され;
mは、各々独立して、0、1または2であり;
nは、各々独立して、0、1、2、3または4であり;
pは、各々独立して、1または2である)
の化合物、あるいはその製薬上許容可能な塩、水和物または溶媒和物。
【請求項9】
3が、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐O(CR67)(CR67nNR45、‐O(CR67)(CR67nOR4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nOR4、‐(CR67nC(O)NR45、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5または‐C(O)NR45であり、R3中の各水素は任意にR8により置換され、そして隣接原子上のR3基は組合されてC6-12アリール、5〜12員へテロアリール、C3-12シクロアルキルまたは3〜12員へテロ脂環式基を形成し得るし;
4、R5、R6およびR7は、各々独立して、水素、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリールであり;あるいは同一窒素原子に結合されるR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、それらが結合される窒素と一緒に、組合されて、N、OおよびSから選択される1〜3個の付加的異種原子を任意に含有する3〜12員へテロ脂環式または5〜12員へテロアリール基を形成し;あるいは同一炭素原子と結合されるR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、組合されてC3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式または5〜12員へテロアリール基を形成し;そしてR4、R5、R6およびR7中の各水素はR8により任意に置換される
請求項8記載の化合物。
【請求項10】
式2b:
【化4】

(式中、R2は、水素、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5または‐C(O)NR45であり、そしてR2中の各水素は任意にR8により置換され;
3は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐O(CR67)(CR67nNR45、‐O(CR67)(CR67nOR4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nOR4、‐(CR67nC(O)NR45、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5または‐C(O)NR45であり、R3中の各水素は任意にR8により置換され、そして隣接原子上のR3基は組合されてC6-12アリール、5〜12員へテロアリール、C3-12シクロアルキルまたは3〜12員へテロ脂環式基を形成し得るし;
4、R5、R6およびR7は、各々独立して、水素、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリールであり;あるいは同一窒素原子に結合されるR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、それらが結合される窒素と一緒に、組合されて、N、OおよびSから選択される1〜3個の付加的異種原子を任意に含有する3〜12員へテロ脂環式または5〜12員へテロアリール基を形成し;あるいは同一炭素原子と結合されるR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、組合されてC3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式または5〜12員へテロアリール基を形成し;そしてR4、R5、R6およびR7中の各水素はR8により任意に置換されるか、あるいはR4、R5、R6およびR7中の同一炭素原子上の2個の水素原子は任意にオキソ置換基であり;
8は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐NH2、‐CN、‐OH、‐O‐C1-12アルキル、‐O‐(CH2n3-12シクロアルキル、‐O‐(CH2n6-12アリール、‐O‐(CH2n(3〜12員へテロ脂環式)または‐O‐(CH2n(5〜12員へテロアリール)であり;そしてR8中の各水素はR11により任意に置換され;
11は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C1-12アルコキシ、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐O‐C1-12アルキル、‐O‐(CH2n3-12シクロアルキル、‐O‐(CH2n6-12アリール、‐O‐(CH2n(3〜12員へテロ脂環式)、‐O‐(CH2n(5〜12員へテロアリール)または‐CNであり;そしてR11中の各水素はハロゲン、‐OH、‐CN、‐C1-12アルキル(これは一部または全部ハロゲン化され得る)、‐O‐C1-12アルキル(これは一部または全部ハロゲン化され得る)、‐CO、‐SOまたは‐SO2により任意に置換され;
12は、水素、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5または‐C(O)NR45であり、そしてR12中の各水素は任意にR3により置換され;
13は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nOR4、‐(CR67nC(O)NR45、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5、‐C(O)NR45、‐(CR67n(3〜12員へテロ脂環式)、‐(CR67n(C3-12シクロアルキル)、‐(CR67n(C6-12アリール)、‐(CR67n(5〜12員へテロアリール)、‐(CR67nC(O)NR45または‐(CR67nC(O)R4であり、隣接原子上のR13基は組合されてC6-12アリール、5〜12員へテロアリール、C3-12シクロアルキルまたは3〜12員へテロ脂環式基を形成し、そしてR13中の各水素はR3により任意に置換され;
mは、各々独立して、0、1または2であり;
nは、各々独立して、0、1、2、3または4であり;
pは、各々独立して、1または2である)
の化合物、あるいはその製薬上許容可能な塩、水和物または溶媒和物であるが、但し、3‐[1‐(2,6‐ジクロロ‐3‐フルオロ‐フェニル)‐エトキシ]‐5‐(1H‐ピラゾール‐4‐イル)‐ピリジン‐2‐イルアミン、3‐[1‐(2,6‐ジクロロ‐3‐フルオロ‐フェニル)‐エトキシ]‐5‐[1‐(2‐ピロリジン‐1‐イル‐エチル)‐1H‐ピラゾール‐4‐イル]‐ピリジン‐2‐イルアミン、3‐[1‐(2,6‐ジクロロ‐3‐フルオロ‐フェニル)‐エトキシ]‐5‐[1‐(2‐ジイソプロピルアミノ‐エチル)‐1H‐ピラゾール‐4‐イル]‐ピリジン‐2‐イルアミン、3‐[1‐(2,6‐ジクロロ‐3‐フルオロ‐フェニル)‐エトキシ]‐5‐[1‐(2‐モルホリン‐4‐イル‐エチル)‐1H‐ピラゾール‐4‐イル]‐ピリジン‐2‐イルアミンまたは3‐[1‐(2,6‐ジクロロ‐3‐フルオロ‐フェニル)‐エトキシ]‐5‐(1‐メチル‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)‐ピリジン‐2‐イルアミンでない化合物。
【請求項11】
3が、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐O(CR67)(CR67nNR45、‐O(CR67)(CR67nOR4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nOR4、‐(CR67nC(O)NR45、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5または‐C(O)NR45であり、R3中の各水素は任意にR8により置換され、そして隣接原子上のR3基は組合されてC6-12アリール、5〜12員へテロアリール、C3-12シクロアルキルまたは3〜12員へテロ脂環式基を形成し得るし;そして
4、R5、R6およびR7は、各々独立して、水素、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリールであり;あるいは同一窒素原子に結合されるR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、それらが結合される窒素と一緒に、組合されて、N、OおよびSから選択される1〜3個の付加的異種原子を任意に含有する3〜12員へテロ脂環式または5〜12員へテロアリール基を形成し;あるいは同一炭素原子と結合されるR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、組合されてC3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式または5〜12員へテロアリール基を形成し;そしてR4、R5、R6およびR7中の各水素はR8により任意に置換される
請求項1記載の化合物。
【請求項12】
式3a:
【化5】

(式中、R2は、水素、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5または‐C(O)NR45であり、そしてR2中の各水素は任意にR8により置換され;
3は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐O(CR67)(CR67nNR45、‐O(CR67)(CR67nOR4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nOR4、‐(CR67nC(O)NR45、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5または‐C(O)NR45であり、R3中の各水素は任意にR8により置換され、そして隣接原子上のR3基は組合されてC6-12アリール、5〜12員へテロアリール、C3-12シクロアルキルまたは3〜12員へテロ脂環式基を形成し得るし;
4、R5、R6およびR7は、各々独立して、水素、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリールであり;あるいは同一窒素原子に結合されるR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、それらが結合される窒素と一緒に、組合されて、N、OおよびSから選択される1〜3個の付加的異種原子を任意に含有する3〜12員へテロ脂環式または5〜12員へテロアリール基を形成し;あるいは同一炭素原子と結合されるR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、組合されてC3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式または5〜12員へテロアリール基を形成し;そしてR4、R5、R6およびR7中の各水素はR8により任意に置換されるか、あるいはR4、R5、R6およびR7中の同一炭素原子上の2個の水素原子は任意にオキソ置換基であり;
8は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐NH2、‐CN、‐OH、‐O‐C1-12アルキル、‐O‐(CH2n3-12シクロアルキル、‐O‐(CH2n6-12アリール、‐O‐(CH2n(3〜12員へテロ脂環式)または‐O‐(CH2n(5〜12員へテロアリール)であり;そしてR8中の各水素はR11により任意に置換され;
11は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C1-12アルコキシ、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐O‐C1-12アルキル、‐O‐(CH2n3-12シクロアルキル、‐O‐(CH2n6-12アリール、‐O‐(CH2n(3〜12員へテロ脂環式)、‐O‐(CH2n(5〜12員へテロアリール)または‐CNであり;そしてR11中の各水素はハロゲン、‐OH、‐CN、‐C1-12アルキル(これは一部または全部ハロゲン化され得る)、‐O‐C1-12アルキル(これは一部または全部ハロゲン化され得る)、‐CO、‐SOまたは‐SO2により任意に置換され;
13は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nOR4、‐(CR67nC(O)NR45、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5、‐C(O)NR45、‐(CR67n(3〜12員へテロ脂環式)、‐(CR67n(C3-12シクロアルキル)、‐(CR67n(C6-12アリール)、‐(CR67n(5〜12員へテロアリール)、‐(CR67nC(O)NR45または‐(CR67nC(O)R4であり、隣接原子上のR13基は組合されてC6-12アリール、5〜12員へテロアリール、C3-12シクロアルキルまたは3〜12員へテロ脂環式基を形成し、そしてR13中の各水素はR3により任意に置換され;
mは、各々独立して、0、1または2であり;
nは、各々独立して、0、1、2、3または4であり;
pは、各々独立して、1または2である)
の化合物、あるいはその製薬上許容可能な塩、水和物または溶媒和物。
【請求項13】
3が、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐O(CR67)(CR67nNR45、‐O(CR67)(CR67nOR4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nOR4、‐(CR67nC(O)NR45、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5または‐C(O)NR45であり、R3中の各水素は任意にR8により置換され、そして隣接原子上のR3基は組合されてC6-12アリール、5〜12員へテロアリール、C3-12シクロアルキルまたは3〜12員へテロ脂環式基を形成し得るし;
4、R5、R6およびR7は、各々独立して、水素、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリールであり;あるいは同一窒素原子に結合されるR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、それらが結合される窒素と一緒に、組合されて、N、OおよびSから選択される1〜3個の付加的異種原子を任意に含有する3〜12員へテロ脂環式または5〜12員へテロアリール基を形成し;あるいは同一炭素原子と結合されるR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、組合されてC3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式または5〜12員へテロアリール基を形成し;そしてR4、R5、R6およびR7中の各水素はR8により任意に置換される
請求項1記載の化合物。
【請求項14】
式3b:
【化6】

(式中、R2は、水素、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5または‐C(O)NR45であり、そしてR2中の各水素は任意にR8により置換され;
3は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐O(CR67)(CR67nNR45、‐O(CR67)(CR67nOR4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nOR4、‐(CR67nC(O)NR45、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5または‐C(O)NR45であり、R3中の各水素は任意にR8により置換され、そして隣接原子上のR3基は組合されてC6-12アリール、5〜12員へテロアリール、C3-12シクロアルキルまたは3〜12員へテロ脂環式基を形成し得るし;
4、R5、R6およびR7は、各々独立して、水素、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリールであり;あるいは同一窒素原子に結合されるR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、それらが結合される窒素と一緒に、組合されて、N、OおよびSから選択される1〜3個の付加的異種原子を任意に含有する3〜12員へテロ脂環式または5〜12員へテロアリール基を形成し;あるいは同一炭素原子と結合されるR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、組合されてC3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式または5〜12員へテロアリール基を形成し;そしてR4、R5、R6およびR7中の各水素はR8により任意に置換されるか、あるいはR4、R5、R6およびR7中の同一炭素原子上の2個の水素原子は任意にオキソ置換基であり;
8は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐NH2、‐CN、‐OH、‐O‐C1-12アルキル、‐O‐(CH2n3-12シクロアルキル、‐O‐(CH2n6-12アリール、‐O‐(CH2n(3〜12員へテロ脂環式)または‐O‐(CH2n(5〜12員へテロアリール)であり;そしてR8中の各水素はR11により任意に置換され;
11は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C1-12アルコキシ、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐O‐C1-12アルキル、‐O‐(CH2n3-12シクロアルキル、‐O‐(CH2n6-12アリール、‐O‐(CH2n(3〜12員へテロ脂環式)、‐O‐(CH2n(5〜12員へテロアリール)または‐CNであり;そしてR11中の各水素はハロゲン、‐OH、‐CN、‐C1-12アルキル(これは一部または全部ハロゲン化され得る)、‐O‐C1-12アルキル(これは一部または全部ハロゲン化され得る)、‐CO、‐SOまたは‐SO2により任意に置換され;
12は、水素、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5または‐C(O)NR45であり、そしてR12中の各水素は任意にR3により置換され;
13は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nOR4、‐(CR67nC(O)NR45、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5、‐C(O)NR45、‐(CR67n(3〜12員へテロ脂環式)、‐(CR67n(C3-12シクロアルキル)、‐(CR67n(C6-12アリール)、‐(CR67n(5〜12員へテロアリール)、‐(CR67nC(O)NR45または‐(CR67nC(O)R4であり、隣接原子上のR13基は組合されてC6-12アリール、5〜12員へテロアリール、C3-12シクロアルキルまたは3〜12員へテロ脂環式基を形成し、そしてR13中の各水素はR3により任意に置換され;
mは、各々独立して、0、1または2であり;
nは、各々独立して、0、1、2、3または4であり;
pは、各々独立して、1または2である)
の化合物、あるいはその製薬上許容可能な塩、水和物または溶媒和物。
【請求項15】
3が、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐O(CR67)(CR67nNR45、‐O(CR67)(CR67nOR4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nOR4、‐(CR67nC(O)NR45、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5または‐C(O)NR45であり、R3中の各水素は任意にR8により置換され、そして隣接原子上のR3基は組合されてC6-12アリール、5〜12員へテロアリール、C3-12シクロアルキルまたは3〜12員へテロ脂環式基を形成し得るし;そして
4、R5、R6およびR7は、各々独立して、水素、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリールであり;あるいは同一窒素原子に結合されるR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、それらが結合される窒素と一緒に、組合されて、N、OおよびSから選択される1〜3個の付加的異種原子を任意に含有する3〜12員へテロ脂環式または5〜12員へテロアリール基を形成し;あるいは同一炭素原子と結合されるR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、組合されてC3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式または5〜12員へテロアリール基を形成し;そしてR4、R5、R6およびR7中の各水素はR8により任意に置換される
請求項1記載の化合物。
【請求項16】
式4a:
【化7】

(式中、R2は、水素、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5または‐C(O)NR45であり、そしてR2中の各水素は任意にR8により置換され;
3は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐O(CR67)(CR67nNR45、‐O(CR67)(CR67nOR4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nOR4、‐(CR67nC(O)NR45、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5または‐C(O)NR45であり、R3中の各水素は任意にR8により置換され、そして隣接原子上のR3基は組合されてC6-12アリール、5〜12員へテロアリール、C3-12シクロアルキルまたは3〜12員へテロ脂環式基を形成し得るし;
4、R5、R6およびR7は、各々独立して、水素、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリールであり;あるいは同一窒素原子に結合されるR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、それらが結合される窒素と一緒に、組合されて、N、OおよびSから選択される1〜3個の付加的異種原子を任意に含有する3〜12員へテロ脂環式または5〜12員へテロアリール基を形成し;あるいは同一炭素原子と結合されるR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、組合されてC3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式または5〜12員へテロアリール基を形成し;そしてR4、R5、R6およびR7中の各水素はR8により任意に置換されるか、あるいはR4、R5、R6およびR7中の同一炭素原子上の2個の水素原子は任意にオキソ置換基であり;
8は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐NH2、‐CN、‐OH、‐O‐C1-12アルキル、‐O‐(CH2n3-12シクロアルキル、‐O‐(CH2n6-12アリール、‐O‐(CH2n(3〜12員へテロ脂環式)または‐O‐(CH2n(5〜12員へテロアリール)であり;そしてR8中の各水素はR11により任意に置換され;
11は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C1-12アルコキシ、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐O‐C1-12アルキル、‐O‐(CH2n3-12シクロアルキル、‐O‐(CH2n6-12アリール、‐O‐(CH2n(3〜12員へテロ脂環式)、‐O‐(CH2n(5〜12員へテロアリール)または‐CNであり;そしてR11中の各水素はハロゲン、‐OH、‐CN、‐C1-12アルキル(これは一部または全部ハロゲン化され得る)、‐O‐C1-12アルキル(これは一部または全部ハロゲン化され得る)、‐CO、‐SOまたは‐SO2により任意に置換され;
13は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nOR4、‐(CR67nC(O)NR45、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5、‐C(O)NR45、‐(CR67n(3〜12員へテロ脂環式)、‐(CR67n(C3-12シクロアルキル)、‐(CR67n(C6-12アリール)、‐(CR67n(5〜12員へテロアリール)、‐(CR67nC(O)NR45または‐(CR67nC(O)R4であり、隣接原子上のR13基は組合されてC6-12アリール、5〜12員へテロアリール、C3-12シクロアルキルまたは3〜12員へテロ脂環式基を形成し、そしてR13中の各水素はR3により任意に置換され;
mは、各々独立して、0、1または2であり;
nは、各々独立して、0、1、2、3または4であり;
pは、各々独立して、1または2である)
の化合物、あるいはその製薬上許容可能な塩、水和物または溶媒和物。
【請求項17】
3が、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐O(CR67)(CR67nNR45、‐O(CR67)(CR67nOR4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nOR4、‐(CR67nC(O)NR45、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5または‐C(O)NR45であり、R3中の各水素は任意にR8により置換され、そして隣接原子上のR3基は組合されてC6-12アリール、5〜12員へテロアリール、C3-12シクロアルキルまたは3〜12員へテロ脂環式基を形成し得るし;
4、R5、R6およびR7が、各々独立して、水素、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリールであり;あるいは同一窒素原子に結合されるR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、それらが結合される窒素と一緒に、組合されて、N、OおよびSから選択される1〜3個の付加的異種原子を任意に含有する3〜12員へテロ脂環式または5〜12員へテロアリール基を形成し;あるいは同一炭素原子と結合されるR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つが、組合されてC3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式または5〜12員へテロアリール基を形成し;そしてR4、R5、R6およびR7中の各水素がR8により任意に置換される
請求項1記載の化合物。
【請求項18】
式4b:
【化8】

(式中、R2は、水素、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5または‐C(O)NR45であり、そしてR2中の各水素は任意にR8により置換され;
3は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐O(CR67)(CR67nNR45、‐O(CR67)(CR67nOR4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nOR4、‐(CR67nC(O)NR45、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5または‐C(O)NR45であり、R3中の各水素は任意にR8により置換され、そして隣接原子上のR3基は組合されてC6-12アリール、5〜12員へテロアリール、C3-12シクロアルキルまたは3〜12員へテロ脂環式基を形成し得るし;
4、R5、R6およびR7は、各々独立して、水素、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリールであり;あるいは同一窒素原子に結合されるR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、それらが結合される窒素と一緒に、組合されて、N、OおよびSから選択される1〜3個の付加的異種原子を任意に含有する3〜12員へテロ脂環式または5〜12員へテロアリール基を形成し;あるいは同一炭素原子と結合されるR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、組合されてC3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式または5〜12員へテロアリール基を形成し;そしてR4、R5、R6およびR7中の各水素はR8により任意に置換されるか、あるいはR4、R5、R6およびR7中の同一炭素原子上の2個の水素原子は任意にオキソ置換基であり;
8は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐NH2、‐CN、‐OH、‐O‐C1-12アルキル、‐O‐(CH2n3-12シクロアルキル、‐O‐(CH2n6-12アリール、‐O‐(CH2n(3〜12員へテロ脂環式)または‐O‐(CH2n(5〜12員へテロアリール)であり;そしてR8中の各水素はR11により任意に置換され;
11は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C1-12アルコキシ、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐O‐C1-12アルキル、‐O‐(CH2n3-12シクロアルキル、‐O‐(CH2n6-12アリール、‐O‐(CH2n(3〜12員へテロ脂環式)、‐O‐(CH2n(5〜12員へテロアリール)または‐CNであり;そしてR11中の各水素はハロゲン、‐OH、‐CN、‐C1-12アルキル(これは一部または全部ハロゲン化され得る)、‐O‐C1-12アルキル(これは一部または全部ハロゲン化され得る)、‐CO、‐SOまたは‐SO2により任意に置換され;
12は、水素、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5または‐C(O)NR45であり、そしてR12中の各水素は任意にR3により置換され;
13は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nOR4、‐(CR67nC(O)NR45、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5、‐C(O)NR45、‐(CR67n(3〜12員へテロ脂環式)、‐(CR67n(C3-12シクロアルキル)、‐(CR67n(C6-12アリール)、‐(CR67n(5〜12員へテロアリール)、‐(CR67nC(O)NR45または‐(CR67nC(O)R4であり、隣接原子上のR13基は組合されてC6-12アリール、5〜12員へテロアリール、C3-12シクロアルキルまたは3〜12員へテロ脂環式基を形成し、そしてR13中の各水素はR3により任意に置換され;
mは、各々独立して、0、1または2であり;
nは、各々独立して、0、1、2、3または4であり;
pは、各々独立して、1または2である)
の化合物、あるいはその製薬上許容可能な塩、水和物または溶媒和物。
【請求項19】
3が、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐O(CR67)(CR67nNR45、‐O(CR67)(CR67nOR4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nOR4、‐(CR67nC(O)NR45、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5または‐C(O)NR45であり、R3中の各水素は任意にR8により置換され、そして隣接原子上のR3基は組合されてC6-12アリール、5〜12員へテロアリール、C3-12シクロアルキルまたは3〜12員へテロ脂環式基を形成し得るし;そして
4、R5、R6およびR7は、各々独立して、水素、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリールであり;あるいは同一窒素原子に結合されるR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、それらが結合される窒素と一緒に、組合されて、N、OおよびSから選択される1〜3個の付加的異種原子を任意に含有する3〜12員へテロ脂環式または5〜12員へテロアリール基を形成し;あるいは同一炭素原子と結合されるR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、組合されてC3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式または5〜12員へテロアリール基を形成し;そしてR4、R5、R6およびR7中の各水素はR8により任意に置換される
請求項11記載の化合物。
【請求項20】
式5a:
【化9】

(式中、R2は、水素、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5または‐C(O)NR45であり、そしてR2中の各水素は任意にR8により置換され;
3は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐O(CR67)(CR67nNR45、‐O(CR67)(CR67nOR4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nOR4、‐(CR67nC(O)NR45、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5または‐C(O)NR45であり、R3中の各水素は任意にR8により置換され、そして隣接原子上のR3基は組合されてC6-12アリール、5〜12員へテロアリール、C3-12シクロアルキルまたは3〜12員へテロ脂環式基を形成し得るし;
4、R5、R6およびR7は、各々独立して、水素、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリールであり;あるいは同一窒素原子に結合されるR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、それらが結合される窒素と一緒に、組合されて、N、OおよびSから選択される1〜3個の付加的異種原子を任意に含有する3〜12員へテロ脂環式または5〜12員へテロアリール基を形成し;あるいは同一炭素原子と結合されるR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、組合されてC3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式または5〜12員へテロアリール基を形成し;そしてR4、R5、R6およびR7中の各水素はR8により任意に置換されるか、あるいはR4、R5、R6およびR7中の同一炭素原子上の2個の水素原子は任意にオキソ置換基であり;
8は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐NH2、‐CN、‐OH、‐O‐C1-12アルキル、‐O‐(CH2n3-12シクロアルキル、‐O‐(CH2n6-12アリール、‐O‐(CH2n(3〜12員へテロ脂環式)または‐O‐(CH2n(5〜12員へテロアリール)であり;そしてR8中の各水素はR11により任意に置換され;
11は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C1-12アルコキシ、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐O‐C1-12アルキル、‐O‐(CH2n3-12シクロアルキル、‐O‐(CH2n6-12アリール、‐O‐(CH2n(3〜12員へテロ脂環式)、‐O‐(CH2n(5〜12員へテロアリール)または‐CNであり;そしてR11中の各水素はハロゲン、‐OH、‐CN、‐C1-12アルキル(これは一部または全部ハロゲン化され得る)、‐O‐C1-12アルキル(これは一部または全部ハロゲン化され得る)、‐CO、‐SOまたは‐SO2により任意に置換され;
12は、水素、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5または‐C(O)NR45であり、そしてR12中の各水素は任意にR3により置換され;
13は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nOR4、‐(CR67nC(O)NR45、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5、‐C(O)NR45、‐(CR67n(3〜12員へテロ脂環式)、‐(CR67n(C3-12シクロアルキル)、‐(CR67n(C6-12アリール)、‐(CR67n(5〜12員へテロアリール)、‐(CR67nC(O)NR45または‐(CR67nC(O)R4であり、隣接原子上のR13基は組合されてC6-12アリール、5〜12員へテロアリール、C3-12シクロアルキルまたは3〜12員へテロ脂環式基を形成し、そしてR13中の各水素はR3により任意に置換され;
mは、各々独立して、0、1または2であり;
nは、各々独立して、0、1、2、3または4であり;
pは、各々独立して、1または2である)
の化合物、あるいはその製薬上許容可能な塩、水和物または溶媒和物。
【請求項21】
式5b:
【化10】

(式中、R2は、水素、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5または‐C(O)NR45であり、そしてR2中の各水素は任意にR8により置換され;
3は、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67)(CR67nNR45、‐O(CR67)(CR67nOR4、‐O(CR67n4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nOR4、‐(CR67nC(O)NR45、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5または‐C(O)NR45であり、R3中の各水素は任意にR8により置換され、そして隣接原子上のR3基は組合されてC6-12アリール、5〜12員へテロアリール、C3-12シクロアルキルまたは3〜12員へテロ脂環式基を形成し得るし;
4、R5、R6およびR7は、各々独立して、水素、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリールであり;あるいは同一窒素原子に結合されるR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、それらが結合される窒素と一緒に、組合されて、N、OおよびSから選択される1〜3個の付加的異種原子を任意に含有する3〜12員へテロ脂環式または5〜12員へテロアリール基を形成し;あるいは同一炭素原子と結合されるR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、組合されてC3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式または5〜12員へテロアリール基を形成し;そしてR4、R5、R6およびR7中の各水素はR8により任意に置換されるか、あるいはR4、R5、R6およびR7中の同一炭素原子上の2個の水素原子は任意にオキソ置換基であり;
8は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐NH2、‐CN、‐OH、‐O‐C1-12アルキル、‐O‐(CH2n3-12シクロアルキル、‐O‐(CH2n6-12アリール、‐O‐(CH2n(3〜12員へテロ脂環式)または‐O‐(CH2n(5〜12員へテロアリール)であり;そしてR8中の各水素はR11により任意に置換され;
11は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C1-12アルコキシ、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐O‐C1-12アルキル、‐O‐(CH2n3-12シクロアルキル、‐O‐(CH2n6-12アリール、‐O‐(CH2n(3〜12員へテロ脂環式)、‐O‐(CH2n(5〜12員へテロアリール)または‐CNであり;そしてR11中の各水素はハロゲン、‐OH、‐CN、‐C1-12アルキル(これは一部または全部ハロゲン化され得る)、‐O‐C1-12アルキル(これは一部または全部ハロゲン化され得る)、‐CO、‐SOまたは‐SO2により任意に置換され;
12は、水素、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5または‐C(O)NR45であり、そしてR12中の各水素は任意にR3により置換され;
13は、各々独立して、ハロゲン、C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C6-12アリール、3〜12員へテロ脂環式、5〜12員へテロアリール、‐S(O)m4、‐SO2NR45、‐S(O)2OR4、‐NO2、‐NR45、‐(CR67nOR4、‐CN、‐C(O)R4、‐OC(O)R4、‐O(CR67n4、‐NR4C(O)R5、‐(CR67nC(O)OR4、‐(CR67nOR4、‐(CR67nC(O)NR45、‐(CR67nNCR45、‐C(=NR6)NR45、‐NR4C(O)NR56、‐NR4S(O)p5、‐C(O)NR45、‐(CR67n(3〜12員へテロ脂環式)、‐(CR67n(C3-12シクロアルキル)、‐(CR67n(C6-12アリール)、‐(CR67n(5〜12員へテロアリール)、‐(CR67nC(O)NR45または‐(CR67nC(O)R4であり、隣接原子上のR13基は組合されてC6-12アリール、5〜12員へテロアリール、C3-12シクロアルキルまたは3〜12員へテロ脂環式基を形成し、そしてR13中の各水素はR3により任意に置換され;
mは、各々独立して、0、1または2であり;
nは、各々独立して、0、1、2、3または4であり;
pは、各々独立して、1または2である)
の化合物、あるいはその製薬上許容可能な塩、水和物または溶媒和物。
【請求項22】
以下の:
【化11】

【化12】

【化13】

【化14】

【化15】

【化16】

【化17】

【化18】

【化19】

【化20】

からなる群から選択される化合物、あるいはその製薬上許容可能な塩、水和物または溶媒和物。
【請求項23】
請求項1記載の化合物および製薬上許容可能な担体を含む製剤組成物。
【請求項24】
哺乳類における異常細胞増殖の治療方法であって、治療的有効量の請求項1〜22のいずれかに記載の化合物、塩、水和物または溶媒和物を哺乳類に投与することを包含する方法。

【公表番号】特表2008−510788(P2008−510788A)
【公表日】平成20年4月10日(2008.4.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−529029(P2007−529029)
【出願日】平成17年8月15日(2005.8.15)
【国際出願番号】PCT/IB2005/002695
【国際公開番号】WO2006/021881
【国際公開日】平成18年3月2日(2006.3.2)
【出願人】(593141953)ファイザー・インク (302)
【Fターム(参考)】