説明

プロテインA(SpA)変種に関連する組成物および方法

開示されるのは、毒素非産生性プロテインA (SpA)変種を用いて黄色ブドウ球菌(Staphylococcus)感染を処置または予防するための方法および組成物である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a) Fc結合を破壊する少なくとも一つのアミノ酸置換および(b) VH3結合を破壊する少なくとも第二のアミノ酸置換および(c) SEQ ID NO:2のアミノ酸配列と少なくとも70%同一であるアミノ酸配列を有する変種プロテインA (SpA)を含む、単離ポリペプチド。
【請求項2】
変種SpAが、変種ドメインDセグメントを含む、請求項1記載の単離ポリペプチド。
【請求項3】
変種SpAが、SEQ ID NO:2のアミノ酸位置9または10の位置に一つまたは複数のアミノ酸置換を有し、かつSEQ ID NO:2のアミノ酸配列と少なくとも80%同一であるアミノ酸配列を有する、請求項2記載の単離ポリペプチド。
【請求項4】
アミノ酸置換が、グルタミン残基に代えてリジン残基である、請求項3記載の単離ポリペプチド。
【請求項5】
SEQ ID NO:2のアミノ酸位置36および37にアミノ酸置換をさらに含む、請求項3記載の単離ポリペプチド。
【請求項6】
ドメインDのアミノ酸配列がSEQ ID NO:2のアミノ酸位置36および37にアラニン残基置換を含む、請求項5記載の単離ポリペプチド。
【請求項7】
SpA Eドメイン、Aドメイン、BドメインまたはCドメインの一つまたは複数の変種をさらに含む、請求項2記載の単離ポリペプチド。
【請求項8】
二つまたはそれ以上のDドメインセグメントを含む、請求項2記載の単離ポリペプチド。
【請求項9】
非プロテインAセグメントをさらに含む、請求項1記載の単離ポリペプチド。
【請求項10】
非プロテインAセグメントが第二の抗原セグメントである、請求項9記載の単離ポリペプチド。
【請求項11】
第二の抗原セグメントがブドウ球菌抗原セグメントである、請求項10記載の単離ポリペプチド。
【請求項12】
ブドウ球菌抗原セグメントがEmp、EsxA、EsxB、EsaC、Eap、Ebh、EsaB、Coa、vWbp、vWh、Hla、SdrC、SdrD、SdrE、IsdA、IsdB、IsdC、ClfA、ClfBおよび/またはSasFセグメントである、請求項11記載の単離ポリペプチド。
【請求項13】
薬学的に許容される組成物の中に、IgG、Fcγ、VH3 F(ab)2、フォンウィルブランド因子(vWF)および腫瘍壊死因子α受容体1 (TNFR1)とのプロテインAドメインDの結合を弱力化する一つまたは複数の変異を有する毒素非産生性の変種プロテインA (SpA)ペプチドを含むペプチド組成物であって、それを必要としている被験体において免疫反応を刺激できる、前記組成物。
【請求項14】
SpA変種がSEQ ID NO:2のアミノ酸位置9および10に一つまたは複数のアミノ酸置換を含む、請求項13記載の組成物。
【請求項15】
SpA変種がSEQ ID NO:2のアミノ酸位置9および10にリジンの置換を含む、請求項14記載の組成物。
【請求項16】
SEQ ID NO:2のアミノ酸位置36および37にアミノ酸置換をさらに含む、請求項14記載の組成物。
【請求項17】
SpA変種がSEQ ID NO:2と少なくとも70%同一のアミノ酸配列を含む、請求項15記載の組成物。
【請求項18】
SpA変種がSEQ ID NO:8のアミノ酸配列を含む、請求項13記載の組成物。
【請求項19】
少なくとも第二のブドウ球菌抗原をさらに含む、請求項13記載の組成物。
【請求項20】
第二の抗原がEsaB、Emp、EsxA、EsxB、EsaC、Eap、Ebh、Coa、vWbp、vWh、Hla、SdrC、SdrD、SdrE、IsdA、IsdB、IsdC、ClfA、ClfBおよび/またはSasFペプチドから選択される、請求項19記載の組成物。
【請求項21】
プロテインAドメインDペプチドを含むペプチド以外のブドウ球菌成分の1重量%未満を含む、請求項13記載の組成物。
【請求項22】
アジュバントをさらに含む、請求項13記載の組成物。
【請求項23】
SpA変種がアジュバントにカップリングされる、請求項22記載の組成物。
【請求項24】
SEQ ID NO:2のアミノ酸位置9、10、36および37にアミノ酸置換を有するプロテインA (SpA)変種を含んだ単離ペプチドを含む免疫原性組成物。
【請求項25】
Emp、EsxA、EsxB、EsaC、Eap、Ebh、EsaB、Coa、vWbp、vWh、Hla、SdrC、SdrD、SdrE、IsdA、IsdB、IsdC、ClfA、ClfBおよびSasFからなる群より選択される少なくとも一つの他のブドウ球菌抗原またはその免疫原性断片をさらに含む、請求項1〜24のいずれか一項記載の組成物。
【請求項26】
PIA多糖類またはオリゴ糖をさらに含む、請求項1〜25のいずれか一項記載の組成物。
【請求項27】
黄色ブドウ球菌(S. aureus)由来のV型および/またはVIII型莢膜多糖類またはオリゴ糖をさらに含む、請求項1〜26のいずれか一項記載の組成物。
【請求項28】
ブドウ球菌莢膜多糖類がタンパク質担体に結合される、請求項1〜27のいずれか一項記載の免疫原性組成物。
【請求項29】
タンパク質担体が、破傷風トキソイド、ジフテリアトキソイド、CRM197、インフルエンザ菌(Haemophilus influenzae)プロテインD、肺炎球菌溶血素およびαトキソイドからなる群より選択される、請求項28記載の免疫原性組成物。
【請求項30】
請求項1〜29のいずれか一項記載の組成物および薬学的に許容される賦形剤を含むワクチン。
【請求項31】
抗原を混合して請求項1〜29のいずれか一項記載の組成物を作出する段階および薬学的に許容される賦形剤を添加する段階を含む、ワクチンを作出する方法。
【請求項32】
請求項30記載のワクチンを、それを必要としている患者に投与する段階を含む、ブドウ球菌感染を予防または処置する方法。
【請求項33】
ブドウ球菌感染の処置または予防用のワクチンの製造における、請求項1〜29のいずれか一項記載の組成物の使用。
【請求項34】
レシピエントを請求項30記載のワクチンで免疫する段階、およびレシピエントから免疫グロブリンを単離する段階を含む、ブドウ球菌感染の予防または処置で用いる免疫グロブリンを調製する方法。
【請求項35】
請求項34記載の方法によって調製される免疫グロブリン。
【請求項36】
請求項35記載の免疫グロブリンおよび薬学的に許容される賦形剤を含む薬学的組成物。
【請求項37】
請求項36記載の薬学的調製物の有効量を患者に投与する段階を含む、ブドウ球菌感染の処置または予防のための方法。
【請求項38】
ブドウ球菌感染の処置または予防用の薬物の製造における、請求項36記載の薬学的調製物の使用。
【請求項39】
SEQ ID NO:2のアミノ酸位置9および10にアミノ酸置換を有するプロテインA (SpA)変種を含む組成物の有効量を被験体に提供する段階を含む、被験体においてブドウ球菌に対する免疫反応を誘発するための方法。
【請求項40】
i) SEQ ID NO:2のアミノ酸位置9および10にアミノ酸置換を有する単離されたSpA変種、または
ii) SEQ ID NO:2のアミノ酸位置9および10にアミノ酸置換を有するSpA変種をコードする少なくとも一つの単離された組み換え核酸分子
を含む組成物を被験体に投与することにより、SpA変種の有効量を被験体に提供する、請求項39記載の方法。
【請求項41】
組成物が単離されたSpA変種を含む、請求項40記載の方法。
【請求項42】
被験体にアジュバントの投与もする、請求項39記載の方法。
【請求項43】
組成物がアジュバントを含む、請求項41記載の方法。
【請求項44】
SpA変種がアジュバントにカップリングされる、請求項41記載の方法。
【請求項45】
SpA変種がSEQ ID NO:2と少なくとも70%同一であり、かつSEQ ID NO:2のアミノ酸位置9および10にアミノ酸置換を有する、請求項39記載の方法。
【請求項46】
組成物が薬学的に許容される組成物中に処方される、請求項41記載の方法。
【請求項47】
ブドウ球菌が黄色ブドウ球菌である、請求項39記載の方法。
【請求項48】
ブドウ球菌が一つまたは複数の処置に対して耐性である、請求項39記載の方法。
【請求項49】
前記菌がメチシリン耐性である、請求項48記載の方法。
【請求項50】
組成物を二回以上被験体に投与する段階をさらに含む、請求項39記載の方法。
【請求項51】
組成物が経口的に、非経口的に、皮下に、筋肉内にまたは静脈内に投与される、請求項39記載の方法。
【請求項52】
第二のブドウ球菌抗原を含む組成物を被験体に投与する段階をさらに含む、請求項39記載の方法。
【請求項53】
第二のブドウ球菌抗原がEmp、EsxA、EsxB、EsaC、Eap、Ebh、EsaB、Coa、vWbp、vWh、Hla、SdrC、SdrD、SdrE、IsdA、IsdB、IsdC、ClfA、ClfBおよびSasFの一つまたは複数である、請求項52記載の方法。
【請求項54】
組成物が、SpA変種をコードする組み換え核酸分子を含む、請求項40記載の方法。
【請求項55】
組成物が、SpA変種を発現する組み換え非ブドウ球菌を含む、請求項54記載の方法。
【請求項56】
組み換え非ブドウ球菌がサルモネラ菌(Salmonella)である、請求項55記載の方法。
【請求項57】
被験体が哺乳類である、請求項39記載の方法。
【請求項58】
被験体がヒトである、請求項39記載の方法。
【請求項59】
免疫反応が防御免疫反応である、請求項39記載の方法。
【請求項60】
ブドウ球菌感染を有する、ブドウ球菌感染を有することが疑われる、またはブドウ球菌感染を発症するリスクがある被験体に、SEQ ID NO:2のアミノ酸位置9および10にアミノ酸置換を有するプロテインA変種を含む単離されたペプチドの有効量を提供する段階を含む、被験体においてブドウ球菌感染を処置するための方法。
【請求項61】
被験体が持続的ブドウ球菌感染と診断される、請求項60記載の方法。
【請求項62】
SpA変種が、被験体においてプロテインAに結合する抗体の産生を誘発する、請求項60記載の方法。
【請求項63】
SpA変種がSEQ ID NO:2と少なくとも80%同一であり、かつSEQ ID NO:2のアミノ酸位置9および10にアミノ酸置換を有する、請求項62記載の方法。
【請求項64】
SpA変種がSEQ ID NO:8のアミノ酸配列を有する、請求項62記載の方法。
【請求項65】
SpA変種がアジュバントとともに投与される、請求項62記載の方法。
【請求項66】
SpA変種がアジュバントにカップリングされる、請求項65記載の方法。
【請求項67】
SpA変種が薬学的に許容される組成物中に処方される、請求項60記載の方法。
【請求項68】
第二のブドウ球菌抗原を投与する段階をさらに含む、請求項60記載の方法。
【請求項69】
第二のブドウ球菌抗原がSpA変種と同時に投与される、請求項68記載の方法。
【請求項70】
第二のブドウ球菌抗原およびSpA変種を、同一組成物で投与する、請求項69記載の方法。
【請求項71】
第二のブドウ球菌抗原がSpA変種と融合される、請求項69記載の方法。
【請求項72】
第二のブドウ球菌抗原がEmp、EsxA、EsxB、EsaC、Eap、Ebh、EsaB、Coa、vWbp、vWh、Hla、SdrC、SdrD、SdrE、IsdA、IsdB、IsdC、ClfA、ClfBおよびSasFペプチドの一つまたは複数である、請求項68記載の方法。
【請求項73】
ブドウ球菌感染が黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)感染である、請求項60記載の方法。
【請求項74】
ペプチドが経口的に、非経口的に、経皮的に、経粘膜的に、皮下に、筋肉内にまたは吸入により投与される、請求項60記載の方法。
【請求項75】
ペプチドを二回以上被験体に投与する段階をさらに含む、請求項60記載の方法。
【請求項76】
被験体が哺乳類である、請求項60記載の方法。
【請求項77】
被験体がヒトである、請求項60記載の方法。
【請求項78】
SEQ ID NO:27もしくはそのセグメントと少なくとも90%同一である、またはSEQ ID NO:32のアミノ酸番号27-508もしくはそのセグメントと少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を有するコアグラーゼポリペプチドまたはその免疫原性セグメントを含む組成物の有効量を被験体に提供する段階を含む、被験体においてブドウ球菌に対する免疫反応を誘発するための方法。
【請求項79】
i) SEQ ID NO:27もしくはそのセグメントと少なくとも90%同一である、またはSEQ ID NO:32のアミノ酸番号27-508もしくはそのセグメントと少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を有する単離されたコアグラーゼポリペプチドまたはそのセグメント; あるいは
ii) SEQ ID NO:27もしくはそのセグメントと少なくとも90%同一である、またはSEQ ID NO:32のアミノ酸番号27-508もしくはそのセグメントと少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を有するコアグラーゼポリペプチドまたはそのセグメントをコードする少なくとも一つの単離された組み換え核酸分子
を含む組成物を被験体に投与することにより、コアグラーゼポリペプチドの有効量を被験体に提供する、請求項78記載の方法。
【請求項80】
組成物が、SEQ ID NO:27のアミノ酸配列またはSEQ ID NO:32のアミノ酸番号27-508のアミノ酸配列を有する単離されたコアグラーゼポリペプチドを含む、請求項79記載の方法。
【請求項81】
被験体にアジュバントの投与もする、請求項78記載の方法。
【請求項82】
コアグラーゼポリペプチドがアジュバントにカップリングされる、請求項80記載の方法。
【請求項83】
組成物が薬学的に許容される組成物中に処方される、請求項79記載の方法。
【請求項84】
ブドウ球菌が黄色ブドウ球菌である、請求項78記載の方法。
【請求項85】
ブドウ球菌が一つまたは複数の処置に対して耐性である、請求項84記載の方法。
【請求項86】
前記菌がメチシリン耐性である、請求項85記載の方法。
【請求項87】
組成物を二回以上被験体に投与する段階をさらに含む、請求項78記載の方法。
【請求項88】
組成物が経口的に、非経口的に、皮下に、筋肉内にまたは静脈内に投与される、請求項78記載の方法。
【請求項89】
第二のブドウ球菌抗原を含む組成物を被験体に投与する段階をさらに含む、請求項78記載の方法。
【請求項90】
第二のブドウ球菌抗原がEmp、EsxA、EsxB、EsaC、Eap、Ebh、EsaB、Coa、vWbp、vWh、Hla、SdrC、SdrD、SdrE、SpA、IsdA、IsdB、IsdC、ClfA、ClfBおよびSasFの一つまたは複数である、請求項89記載の方法。
【請求項91】
組成物が、コアグラーゼポリペプチドをコードする組み換え核酸分子を含む、請求項79記載の方法。
【請求項92】
組成物が、コアグラーゼポリペプチドを発現する組み換え非ブドウ球菌を含む、請求項91記載の方法。
【請求項93】
組み換え非ブドウ球菌がサルモネラ菌である、請求項92記載の方法。
【請求項94】
被験体が哺乳類である、請求項78記載の方法。
【請求項95】
被験体がヒトである、請求項78記載の方法。
【請求項96】
免疫反応が防御免疫反応である、請求項78記載の方法。
【請求項97】
ブドウ球菌感染を有する、ブドウ球菌感染を有することが疑われる、またはブドウ球菌感染を発症するリスクがある被験体に、SEQ ID NO:27と少なくとも90%同一である、またはSEQ ID NO:32のアミノ酸番号27-508と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を有するコアグラーゼポリペプチドを含む単離されたペプチドの有効量を提供する段階を含む、被験体においてブドウ球菌感染を処置するための方法。
【請求項98】
被験体が持続的ブドウ球菌感染と診断される、請求項97記載の方法。
【請求項99】
コアグラーゼポリペプチドが、被験体においてCoaまたはvWbpに結合する抗体の産生を誘発する、請求項97記載の方法。
【請求項100】
コアグラーゼポリペプチドがSEQ ID NO:27のアミノ酸配列を有し、またはSEQ ID NO:32のアミノ酸番号27-508と同一のアミノ酸を有する、請求項97記載の方法。
【請求項101】
第二のブドウ球菌抗原を投与する段階をさらに含む、請求項97記載の方法。
【請求項102】
第二のブドウ球菌抗原がコアグラーゼポリペプチドと同時に投与される、請求項101記載の方法。
【請求項103】
第二のブドウ球菌抗原が、Emp、EsxA、EsxB、EsaC、Eap、Ebh、EsaB、Coa、vWbp、vWh、Hla、SdrC、SdrD、SdrE、SpA、IsdA、IsdB、IsdC、ClfA、ClfBまたはSasFペプチドの一つまたは複数である、請求項102記載の方法。
【請求項104】
ブドウ球菌感染が黄色ブドウ球菌感染である、請求項97記載の方法。
【請求項105】
ペプチドが経口的に、非経口的に、経皮的に、経粘膜的に、皮下に、筋肉内にまたは吸入により投与される、請求項97記載の方法。
【請求項106】
ペプチドを二回以上被験体に投与する段階をさらに含む、請求項97記載の方法。
【請求項107】
被験体が哺乳類である、請求項97記載の方法。
【請求項108】
被験体がヒトである、請求項97記載の方法。
【請求項109】
ブドウ球菌コアグラーゼまたはその免疫原性セグメントを含む免疫原性組成物を投与する段階を含む、ブドウ球菌感染を予防または処置する方法。
【請求項110】
ブドウ球菌コアグラーゼがCoaもしくはvWhポリペプチドまたはその免疫原性セグメントである、請求項109記載の方法。
【請求項111】
Coaポリペプチドまたはその免疫原性セグメントが、SEQ ID NO:27またはそのセグメントと少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を有し、かつvWhポリペプチドまたはその免疫原性セグメントが、SEQ ID NO:32のアミノ酸番号27〜508またはそのセグメントと少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を有する、請求項109記載の方法。
【請求項112】
Coaポリペプチドまたはその免疫原性セグメントがSEQ ID NO:27またはそのセグメントのアミノ酸配列を有し、かつvWhポリペプチドまたはその免疫原性セグメントがSEQ ID NO:32のアミノ酸番号27〜508またはそのセグメントのアミノ酸配列を有する、請求項109記載の方法。
【請求項113】
レシピエントをコアグラーゼポリペプチドで免疫する段階およびレシピエントから免疫グロブリンを単離する段階を含む、ブドウ球菌感染の予防または処置に用いるための免疫グロブリンを調製する方法。
【請求項114】
請求項113記載の方法によって調製される免疫グロブリン。
【請求項115】
請求項114記載の免疫グロブリンおよび薬学的に許容される賦形剤を含む、薬学的組成物。
【請求項116】
請求項115記載の薬学的調製物の有効量を患者に投与する段階を含む、ブドウ球菌感染の処置または予防のための方法。
【請求項117】
ブドウ球菌感染の処置または予防用の薬物の製造における、請求項115記載の薬学的調製物の使用。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【公表番号】特表2012−522808(P2012−522808A)
【公表日】平成24年9月27日(2012.9.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−503769(P2012−503769)
【出願日】平成22年4月5日(2010.4.5)
【国際出願番号】PCT/US2010/029959
【国際公開番号】WO2011/005341
【国際公開日】平成23年1月13日(2011.1.13)
【出願人】(503294773)ユニバーシティ オブ シカゴ (11)
【Fターム(参考)】