説明

プロトコル変換システム、プロトコル変換装置、ゲートウェイサーバおよびプロトコル変換方法

【課題】サーバおよびストレージのなりすましを困難にするセキュアな広帯域のIP−SANを構成できるプロトコル変換システム、プロトコル変換装置、ゲートウェイサーバおよびプロトコル変換方法を提供する。
【解決手段】iSNSプロトコルとSIPプロトコルを変換するiSNSプロキシ17、18をiSNSクライアント12、13とIMSコア20との間に設置する。また、IMSのSIP−AS(アプリケーションサーバ)として、iSNSプロキシ17、18から発行されたSIP信号からiSNSプロトコルを復元し、iSNSサーバ19にアクセス可能なiSNSゲートウェイサーバ11を、IMSコア20とiSNSサーバ19との間に設置する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、IP(Internet Protocol)ストレージとサーバ間の接続管理を行うためのプロトコルであるiSNS(Internet Storage Name Service)のクライアントとサーバ間の通信を、SIPプロトコルベースのIMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワークを中継機能として利用することで、広帯域のIP−SAN(IP−Storage Area Network)管理を可能とするプロトコル変換技術に関する。
【背景技術】
【0002】
単体、もしくは複数のハードディスクドライブの集合体、あるいは専用の制御部で複数のハードディスクドライブを制御するディスクアレイ装置等から構成されるストレージ装置が実用化されている。ストレージ装置とホスト装置(サーバ、PC)間を接続するインターフェース技術としては、ファイバチャネル(Fiber channel)、インフィニバンド(InfiniBand)、SCSI(Small Computer Systems Interface)などがある。SCSIインターフェースは、近距離間を経済的に接続する用途として優れ、既に広く普及している。当該インターフェースでは、クライアントに相当する機能をイニシエータ、サーバに相当する機能をターゲットと呼び、イニシエータとターゲット間でSCSIコマンド(CDB:Command Descriptor Block)を交換する。iSCSI(internet SCSI)技術は、2004年にネットワークプロトコルであるTCP/IPの上位プロトコルとしてIETF(The Internet Engineering Task Force)でRFC3720によって標準化された(非特許文献1参照)。現在、iSCSI技術は、ギガビット以上の回線品質、特にデータセンター内、データセンター間や大規模LANシステム等の基幹回線で利用されている。iSCSI技術は、非特許文献1でTCPコネクションを複数利用する方法を規定しているが、オプション機能のため必ずしも実装されているわけではない。
【0003】
iSNS(Internet Storage Name Service)技術は、TCP/IPネットワーク上で、上記iSCSI、iFCP(Internet Fiber channel Protocol)デバイスの検出、構成管理等の機能を提供するインターネット標準のストレージ専用のネームサービス(名前解決)規格であり、2005年9月にRFC4171として制定された(非特許文献2参照)。iSNSサーバは、管理デバイスに実装されたiSNSクライアント機能を通じて各デバイスのプロファイル情報、例えば、IPアドレスやRFC3721(非特許文献3参照)で定義されたiSCSI名を管理する他、iSNSサーバとiSNSクライアント間の相互死活管理、デバイス間のアクセス関係を定義するディスカバリドメインの管理、同一ドメイン内でのプロファイル共有等を実現する。特に、ドメイン内のプロファイル共有によってドメイン所属デバイスのIPアドレスリストを取得できることから、これをアクセスコントロールリスト(ACL)に適用して各デバイスからのアクセスに対して動的L3制御を行うことができる。
【0004】
IMS(IP Multimedia Subsystem)は、固定電話網や移動体通信網など、回路スイッチやパケットスイッチが異なっていた公衆通信サービスを、IP技術やインターネット電話で使われるプロトコルであるSIP(非特許文献4参照)で統合し、マルチメディアサービスを実現させる通信方式である。第3世代携帯電話規格の標準化団体であり、W−CDMA方式を策定した3GPP(3rd Generation Partnership Project)と、CDMA2000方式を策定した3GPP2(3rd Generation Partnership Project 2)によって標準化が行われている。
IMSは、3GPPリリース5(http://www.3gpp.org/specifications)で、NGN(New Generation Network)向けのSIPベースMultimedia Domainが加えられたことに起因する。このため、3GPPではIMSと呼ばれているが、3GPP2ではMMD(Multimedia Domain)と呼ばれている。
【0005】
SIPを利用したプレゼンス情報の記述には、RFC3863(非特許文献6参照)で標準化されたXML形式のデータフォーマットPIDF(Presence Information Data Format)がある。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0006】
【非特許文献1】Internet Small Computer Systems Interface(iSCSI), RFC3720(Proposed Standard), Apr 2004. Updated by RFCs3980, 4850, 5048.
【非特許文献2】Internet Storage Name Service(iSNS), RFC4171(Proposed Standard), Sep 2005.
【非特許文献3】Internet Small Computer Systems Interface(iSCSI) Naming and Discovery, RFC3721(Proposed Standard), Apr 2004.
【非特許文献4】SIP: Session Initiation Protocol, RFC3261(Proposed Standard), June 2002. Updated by RFCs3265, 3853, 4320, 4916.
【非特許文献5】Session Initiation Protocol(SIP)−Specific Event Notification, RFC3265(Proposed Standard), June 2002.
【非特許文献6】Presence Information Data Format(PIDF), RFC3863(Proposed Standard), Aug 2004.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
iSCSIを代表とするIPストレージの普及が進んだことから、IPストレージと当該ストレージに接続する機能(イニシエータ)を実装した機器が増えている。この結果、遠隔地にあるIPストレージとの接続など、広帯域網を想定した需要が増えると見込まれる。IPストレージの接続管理機能として、RFC4171で制定されたiSNSが存在する。しかし、iSNSは、LAN向け、あるいは狭い管理エリアを想定して設計された経緯から、サーバおよびストレージのなりすまし等に対応するセキュリティ機能をもたないという課題がある。
【0008】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、サーバおよびストレージのなりすましを困難にするセキュアな広帯域のIP−SANを構成できるプロトコル変換システム、プロトコル変換装置、ゲートウェイサーバおよびプロトコル変換方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
通信事業者の運用する広帯域IP網では、IP−SANにも適用可能な回線の高品質化や帯域保証機能の実装が進み、併せて、回線認証機能を伴う将来的なIMSの導入の可能性がある。当該網を利用して、実際にIP−SANを経済的に、かつ大規模に実現するには、既に普及の進んでいるiSNSクライアント機能を前提に、iSNSクライアント機能を有する機器とIMSネットワークの間にプロトコル変換機能を用意する方法が考えられる。
本発明は、IMS網へのiSNSクライアント収容に際して、iSNSプロトコルとSIPプロトコルを相互に変換する機能を設置することで、回線認証機能を利用した、なりすまし対応などのセキュリティ機能を備えるとともに、IMSコアとiSNSサーバ間のSIP−ASサーバに、iSNSサーバとIMSコア間のプロトコル変換を実現するゲートウェイ機能を配置するシステム構成をとるものである。この結果、既存のiSNSサーバとiSNSクライアントを経済的に、かつセキュアに広帯域IP網(IMSネットワーク)収容することを可能とするものである。
【0010】
即ち、本発明は、iSNSクライアント端末とSIPサーバとの間に配置され、iSNSプロトコルとSIPプロトコルを相互に変換するプロトコル変換装置と、前記SIPサーバに接続され、iSNSプロトコルとSIPプロトコルを相互に変換し、iSNSサーバにアクセス可能なゲートウェイサーバとを備えたプロトコル変換システムであって、前記プロトコル変換装置が、前記iSNSクライアント端末が発行するバイナリー信号を受信し、前記SIPサーバに対してSIP信号を発行する手段と、前記SIPサーバから受信したSIP信号を受けて、前記iSNSクライアントに対して前記iSNSサーバ信号を発行する手段とを備えることを特徴とする。
【0011】
また、本発明は、iSNSクライアント端末とSIPサーバとの間に配置され、iSNSプロトコルとSIPプロトコルを相互に変換するプロトコル変換装置と、前記SIPサーバに接続され、iSNSプロトコルとSIPプロトコルを相互に変換し、iSNSサーバにアクセス可能なゲートウェイサーバとを備えたプロトコル変換システムであって、前記ゲートウェイサーバが、前記プロトコル変換装置から発行されたSIP信号を受けて、前記iSNSサーバに対するiSNSクライアント端末のバイナリー信号を発行する手段と、前記iSNSサーバが発行する前記iSNSクライアントへのバイナリー信号を受けて、前記プロトコル変換装置へのSIP信号を発行する手段とを備えることを特徴とする。
【0012】
また、本発明は、前記プロトコル変換装置が、前記iSNSクライアント端末が発行するバイナリー信号を受信し、登録信号からESI信号の送信間隔を抽出し、iSNSクライアント端末に対して、指定の送信間隔で疑似ESI信号を送出する手段を更に備えることが好ましい。
【0013】
また、本発明は、前記プロトコル変換装置が、ESIRsp信号を監視する手段と、ESIRsp信号の未到達を検出した場合に、自律的に登録削除要求DevDereg信号に相当するSIP PUBLISH信号を前記ゲートウェイサーバに送信する手段とを更に備えることが好ましい。
【0014】
また、本発明は、iSNSクライアント端末とSIPサーバとの間に配置され、iSNSプロトコルとSIPプロトコルを相互に変換するプロトコル変換装置と、前記SIPサーバに接続され、iSNSプロトコルとSIPプロトコルを相互に変換し、iSNSサーバにアクセス可能なゲートウェイサーバとを備えたプロトコル変換システムにおけるプロトコル変換装置であって、前記iSNSクライアント端末が発行するバイナリー信号を受信し、前記SIPサーバに対してSIP信号を発行する手段と、前記SIPサーバから受信したSIP信号を受けて、前記iSNSクライアントに対して前記iSNSサーバ信号を発行する手段とを備えることを特徴とする。
【0015】
また、本発明は、iSNSクライアント端末とSIPサーバとの間に配置され、iSNSプロトコルとSIPプロトコルを相互に変換するプロトコル変換装置と、前記SIPサーバに接続され、iSNSプロトコルとSIPプロトコルを相互に変換し、iSNSサーバにアクセス可能なゲートウェイサーバとを備えたプロトコル変換システムにおけるゲートウェイサーバであって、前記プロトコル変換装置から発行されたSIP信号を受けて、前記iSNSサーバに対するiSNSクライアント端末のバイナリー信号を発行する手段と、前記iSNSサーバが発行する前記iSNSクライアントへのバイナリー信号を受けて、前記プロトコル変換装置へのSIP信号を発行する手段とを備えることを特徴とする。
【0016】
また、本発明は、iSNSクライアント端末とSIPサーバとの間に配置され、iSNSプロトコルとSIPプロトコルを相互に変換するプロトコル変換装置と、前記SIPサーバに接続され、iSNSプロトコルとSIPプロトコルを相互に変換し、iSNSサーバにアクセス可能なゲートウェイサーバとを備えたシステムのプロトコル変換方法であって、前記プロトコル変換装置の処理手順が、前記iSNSクライアント端末が発行するバイナリー信号を受信し、前記SIPサーバに対してSIP信号を発行するステップと、前記SIPサーバから受信したSIP信号を受けて、前記iSNSクライアントに対して前記iSNSサーバ信号を発行するステップとを含むことを特徴とする。
【0017】
また、本発明は、iSNSクライアント端末とSIPサーバとの間に配置され、iSNSプロトコルとSIPプロトコルを相互に変換するプロトコル変換装置と、前記SIPサーバに接続され、iSNSプロトコルとSIPプロトコルを相互に変換し、iSNSサーバにアクセス可能なゲートウェイサーバとを備えたシステムのプロトコル変換方法であって、前記ゲートウェイサーバの処理手順が、前記プロトコル変換装置から発行されたSIP信号を受けて、前記iSNSサーバに対するiSNSクライアント端末のバイナリー信号を発行するステップと、前記iSNSサーバが発行する前記iSNSクライアントへのバイナリー信号を受けて、前記プロトコル変換装置へのSIP信号を発行するステップとを含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
本発明は、通信事業者が広域に運用するNGNなどのIMSネットワークを、iSNSプロトコルの中継機能として利用することで、なりすましを困難にするセキュアなIP−SANを構成できる。また、iSNSプロトコルとIMSネットワークのインターフェース機能により、ホームネットワークのローカルネットワークに接続されたデバイス同士を接続することが可能となる。また、IMSネットワークが備える課金機能や帯域保証機能などとの連携が容易となり、IP−SANに新しいサービス機能を追加、構成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】IMSネットワークにゲートウェイ装置を介して2つのホームネットワークが接続された構成を示す図である。
【図2】図1の構成において、4つの動作処理例を示す図である。
【図3】図2の処理のプロトコル処理シーケンスを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
NGN(Next Generation Network)や将来の携帯電話網で採用が見込まれるIMSでは、IPネットワークに接続されるデバイスに関して回線認証など、なりすましに対応した仕組みを備え、エンド−エンドのセキュアな通信を保証する仕組みが備わっている。IMSネットワークが、iSNSプロトコルに類似したSIPプレゼンス機能を有することから、本発明は、iSNSクライアントとサーバ間の中継機能としてIMSネットワークを利用することで、IPストレージやIPストレージを利用するサーバのなりすましが困難なWANを構成するものである。具体的には、iSNSP(iSNSプロトコル)とSIP(Session Initiation Protocol)を変換するプロキシ機能をiSNSクライアントとIMSネットワークの間に設置する。また、IMSのSIP−AS(アプリケーションサーバ)として、プロキシ機能から発行されたSIP信号からiSNSプロトコルを復元し、iSNSサーバにアクセス可能なゲートウェイ機能を設置する。ゲートウェイ機能とプロキシ機能には、上記の逆方向のプロトコル変換機能も用意する。
【0021】
以下、図1から図3を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。図1は、広域IPネットワークであるIMSネットワークにゲートウェイ装置を介して、2つのホームネットワークが接続された構成を示す。各ホームネットワーク内には、iSNSクライアント12を備えたiSCSIターゲット(ストレージ)14と、iSNSクライアント13を備えたiSCSIイニシエータ(PC、あるいはサーバ)15が存在する。また、iSNSクライアント12は、iSNSプロキシ17に接続され、iSNSクライアント13は、iSNSプロキシ18に接続されている。
一方、IMSネットワークには、SIPアプリケーションサーバ(SIP−AS)の1種であるiSNSゲートウェイサーバ11が設置される。iSNSゲートウェイサーバ11は、ISC(IMS Service Control)インターフェースを介してIMSコア20に接続され、iSNSサーバ19とIMSコア20との間の通信を仲介する。
【0022】
IMSコア20は、CSCF(Call Session Control Function)サーバ21と、ホーム加入者サーバ(HSS:Home Subscriber Server)22とにより構成され、CSCFサーバ21は、SIPに基づくセッション制御を行うS−CSCF(Serving−CSCF)23と、問い合わせを受け付けるI−CSCF(Interrogating−CSCF)24と、ユーザ端末(UE)がアクセスするP−CSCF(Proxy−CSCF)25とにより構成されている。ホーム加入者サーバ(HSS)22は、iSNSプロキシ17,18の情報などを登録格納しているデータベースサーバである。ホーム加入者サーバ(HSS)22と、S−CSCF23およびP−CSCF25との間の情報の交換には、Diameterプロトコルが用いられる。
【0023】
本発明は、iSNSゲートウェイサーバ11とiSNSプロキシ17,18の機能により実現され、両者は、iSNSP(iSNSプロトコル)とSIPを中継するプロトコル変換機能を有する。
各機能ブロックに付記した記号IP−は、IPアドレスを意味し、IPアドレス下部の数字は、受信ポート番号を意味する。また、iSNSクライアント12,13、iSNSプロキシ17,18、およびiSNSゲートウェイサーバ11にはそれぞれ固有の名称(iSCSI name、SIP URI)が与えられる。
iSNSゲートウェイサーバ11には、XMLデータベース16が付属し、iSCSI nameとSIP URI(Uniform Resource Identifier)のマッピング情報が保存される。なお、当該データベースは、IMSコア20のホーム加入者サーバ(HSS)22への統合も可能であるが、実施例では独立機能として扱う。
【0024】
図2は、図1の構成よりIMSコア20を省略し、以下の4つの動作例に関する処理過程を更に詳細に示す図である。
(1)iSCSIイニシエータのiSNSサーバへの登録
(2)iSCSIターゲットのiSNSサーバへの登録
(3)iSNSサーバからiSCSIイニシエータへのSCN(State Change Notification)送信
(4)iSCSIイニシエータからiSNSサーバへの問い合わせ
以下、処理動作を説明する。なお、SIP UE(User Equipment)機能を有するiSNSプロキシ17,18は、IMSネットワーク(IMSコア20)に対して、SIP UEとしてのデバイス登録を完了しているものとする。
例えば、IPアドレスIP−giを有するiSNSプロキシ18は、
SIP URI: SIP URI−i
IP address: IP−gi
Port number: 5060(TCP/UDP)
としてIMSコア20のホーム加入者サーバ(HSS)22に登録済みであるとする。また、SIP UE機能を有するiSNSプロキシ17,18は、iSNSゲートウェイサーバ11のSIP URIであるSIP URI−gwを既知とする。SIP URIについては、非特許文献4に規定されたフォーマットが存在するが、本発明の本質ではないため省略形式で記載する。
【0025】
<iSCSIイニシエータのiSNSサーバへの登録>
s1からs8までの処理が、iSCSIイニシエータ15のiSNSサーバ19への登録処理を示す。
【0026】
[s1の処理]
iSNSクライアント13は、iSNSプロキシ(IPアドレス:IP−Pi)18をiSNSサーバとして設定し、iSNSプロキシ18との間で確立したTCPコネクションを通して、以下の情報を持ったiSNSプロトコル(非特許文献2参照)のデバイス登録要求DevAttrRegを発行する。なお、iSCSIイニシエータ15、iSCSIターゲット14ともにTCPポート番号は、デフォルトの3260を使用するものとする。
Src:(tag=32)iSCSI name−i
Key: <none present>
Oper Attrs:
tag1: NULL
tag2: iSCSI
tag16: IP−hi
tag17: 3260
tag32: iSCSI name−i
tag33: initiator
tag34: disk 1
上記のとおり、iSNSクライアント13は、iSNSネームとしてiSCSI name−iを有する。iSCSI nameは、非特許文献3で規定されたフォーマットが存在するが、本発明の本質ではないため省略形式で記載する。登録するIPアドレス(tag16)は、ホームネットワークで使用するローカルアドレスである。
【0027】
[s2の処理]
DevAttrRegを受信したiSNSプロキシ18は、自らに付与された固有のSIP URIであるSIP URI−iを用いて、iSNSゲートウェイサーバ11のUtインターフェースに対して、XCAP(XML Configuration Access Protocol)のPUT操作で、以下の情報を登録する。
From: sip:“SIP URI−i”
To: sip:“SIP URI−gw”
<SIP URI> SIP URI−i
<tag1> NULL
<tag2> iSCSI
<tag16> IP−hi
<tag17> 3260
<tag32> iSCSI name−i
<tag33> initiator
<tag34> disk 1
すなわち、処理s1で発行されたDevAttrRegのタグ付き情報とSIP URIの組情報として登録を行う。
【0028】
[s3の処理]
iSNSプロキシ(SIP UE)18から処理s2の情報を受け取ったiSNSゲートウェイサーバ11は、当該情報をXMLデータベース16に登録し、SIP URIをキーとしたtag付き情報の検索と、iSCSI nameをキーとしたSIP URIの検索を可能とする。XMLデータベース16への情報登録の後、iSNSプロキシ18に対して登録完了のSIP信号である200 OKを発行する。
【0029】
[s4の処理]
iSNSプロキシ18は、処理s3の200 OK受信後、iSNSゲートウェイサーバ(SIP URI−gw)11に対して、以下の情報を持つSIP PUBLISH信号(SIP Presenceの登録「利用可能」)をPIDF形式で発行する。
From: sip:“SIP URI−i”
To: sip:“SIP URI−gw”
<status> open
<contact> sip:“SIP URI−i”
【0030】
[s5の処理]
SIP PUBLISH信号を受信したiSNSゲートウェイサーバ11は、contactに記載されたSIP URIをキーとして、XMLデータベース16からiSCSI nameを含むtag付き情報を検索する。検索結果から処理s1のDevAttrRegを再構成し、iSNSサーバ19に対して発行する。
【0031】
[s6の処理]
iSNSサーバ19は、iSNSサーバ19からはiSNSクライアントに見えるiSNSゲートウェイサーバ(SIP−AS)11の発行したデバイス登録要求DevAttrRegに基づき、iSCSI name−iの登録(利用可能)を行い、iSNSゲートウェイサーバ11に対して、以下の応答(登録完了)信号DevAttrRegRepを発行する。ここで、iSNSサーバ19の固有の識別IDは、isns:0001とする。
SUCCESS
Key:(tag=1)isns:0001
Oper Attrs:
tag1: isns:0001
tag2: iSCSI
tag16: IP−hi
tag17: 3260
tag32: iSCSI name−i
tag33: initiator
tag34: disk 1
【0032】
[s7の処理]
処理s6のDevAttrRegRepを受信したiSNSゲートウェイサーバ11は、tag32のiSCSI nameを検索キーとして、XMLデータベース16からSIP URIを検索し、当該SIP URIに対して、処理s4への応答信号としての200 OKを発行する。
【0033】
[s8の処理]
iSNSプロキシ18は、処理s7の200 OKを受けて、処理s6のDevAttrRegRepを再構成する。当該信号は、処理s1で確立したTCPコネクションを通して、iSNSクライアント13に発行される。
【0034】
<iSCSIターゲットのiSNSサーバへの登録>
s9からs16までの処理が、iSCSIターゲット14のiSNSサーバ19への登録処理を示す。
【0035】
[s9の処理]
処理s1と同様に、iSNSクライアント12は、iSNSプロキシ17をiSNSサーバに設定し、以下の登録要求DevAttrRegを発行する。
Src:(tag=32)iSCSI name−t
Key: <none present>
Oper Attrs:
tag1: NULL
tag2: iSCSI
tag16: IP−ht
tag17: 3260
tag32: iSCSI name−t
tag33: target
tag34: disk 2
【0036】
[s10の処理]
処理s2と同様に、iSNSプロキシ17は、以下の情報をiSNSゲートウェイサーバ11に登録する。
From: sip:“SIP URI−t”
To: sip:“SIP URI−gw”
<SIP URI> SIP URI−t
<tag1> NULL
<tag2> iSCSI
<tag16> IP−ht
<tag17> 3260
<tag32> iSCSI name−t
<tag33> target
<tag34> disk 2
【0037】
[s11の処理]
処理s10の情報を受け取ったiSNSゲートウェイサーバ11は、情報をXMLデータベース16に登録し、iSNSプロキシ17に対して応答信号200 OKを発行する。
【0038】
[s12の処理]
iSNSプロキシ17は、処理s11の応答信号を受信後、iSNSゲートウェイサーバ11に対して、以下のSIP PUBLISH信号を発行する。
From: sip:“SIP URI−t”
To: sip:“SIP URI−gw”
<status> open
<contact> sip:“SIP URI−t”
【0039】
[s13の処理]
SIP PUBLISH信号を受信したiSNSゲートウェイサーバ11は、contactに記載されたSIP URIをキーとして、XMLデータベース16からiSCSI nameを含むtag付き情報を検索する。検索結果から処理s9のDevAttrRegを再構成し、iSNSサーバ19に対して発行する。
【0040】
[s14の処理]
iSNSサーバ19は、デバイス登録要求DevAttrRegに基づき、iSCSI name−tの登録(利用可能)を行い、iSNSゲートウェイサーバ11に対して、以下の応答(登録完了)信号DevAttrRegRepを発行する。
SUCCESS
Key:(tag=1)isns:0001
Oper Attrs:
tag1: isns:0001
tag2: iSCSI
tag16: IP−ht
tag17: 3260
tag32: iSCSI name−t
tag33: target
tag34: disk 2
【0041】
[s15の処理]
処理s14のDevAttrRegRepを受信したiSNSゲートウェイサーバ11は、tag32のiSCSI nameを検索キーとして、XMLデータベース16からSIP URIを検索し、当該SIP URIに対して、処理s12への応答信号としての200 OKを発行する。
【0042】
[s16の処理]
iSNSプロキシ17は、処理s15の200 OKを受けて、処理s14のDevAttrRegRepを再構成する。当該信号は、処理s9で確立したTCPコネクションを通して、iSNSクライアント12に発行される。
【0043】
<iSNSサーバからiSCSIイニシエータへのSCN送信>
s17からs22までの処理が、iSNSサーバ19からiSCSIイニシエータ15へのSCN(State Change Notification)送信処理を示す。
【0044】
[s17の処理]
iSNSサーバ19は、処理s13で受信した登録要求の結果、登録デバイス(ターゲット)が、処理s5で登録された登録デバイス(イニシエータ)のディスカバリドメインと同一である場合、iSNSゲートウェイサーバ11に対して、以下の情報を包含したiSNSプロトコルのSCN信号(ターゲットデバイスの追加)を登録デバイス(イニシエータ)に発行(通知)する。
dest:(tag=32)iSCSI name−i
time:(rag=4)<current time>
tag32: iSCSI name−t
tag35: 28(object added)
【0045】
[s18の処理]
iSNSゲートウェイサーバ11は、受信したSCN信号を以下のSIP NOTIFY信号に構成し、iSNSプロキシ18に発行する。
From: sip:“SIP URI−gw”
To: sip:“SIP URI−i”
<dest> iSCSI name−i
<time> “current time”
<tag32> iSCSI name−t
<tag35> 28
【0046】
[s19の処理]
iSNSプロキシ18は、受信したSIP NOTIFY信号を処理s17と同じSCN信号に再構成し、iSNSクライアント13に発行する。
【0047】
[s20の処理]
iSNSクライアント13は、処理s19のSCN信号に対する応答SCNResをiSNSプロキシ18に発行する。
【0048】
[s21の処理]
iSNSプロキシ18は、受信したSCNRes信号を契機に、処理s18のSIP NOTIFY信号に対する応答200 OKをiSNSゲートウェイサーバ11に発行する。
【0049】
[s22の処理]
iSNSゲートウェイサーバ11は、処理s17で受信したSCN信号への応答信号SCNResを、処理s21の200 OKの受信を契機としてiSNSサーバ19に発行する。
【0050】
<iSCSIイニシエータからiSNSサーバへの問い合わせ>
s23からs28までの処理が、iSCSIイニシエータ15からiSNSサーバ19への問い合わせ処理を示す。
【0051】
[s23の処理]
iSNSクライアント13は、処理s19のSCN信号によって利用可能であることを検知できたiSCSIターゲット14に対して、当該ターゲットのiSCSI nameをキーとして検索し、IPアドレスとポート番号の要求信号DevAttrQryを発行する。
Src:(tag=32)iSCSI name−i
Key: iSCSI name−t
Oper Attrs:
tag16: NULL
tag17: NULL
tag32: NULL
【0052】
[s24の処理]
iSNSプロキシ18は、以下のXCAPによりiSNSゲートウェイサーバ11へ問い合わせを行う。
From: sip:“SIP URI−i”
To: sip:“SIP URI−gw”
<Src> iSCSI name−i
<Key> iSCSI name−t
【0053】
[s25の処理]
iSNSゲートウェイサーバ11は、XCAPによる検索要求に対して、XMLデータベース16への検索処理を行わず、処理s23のDevAttrQryに再構成し、iSNSサーバ19へ問い合わせる。
【0054】
[s26の処理]
iSNSサーバ19は、問い合わせ結果を以下のDevAttrQryRep信号として構成し、iSNSゲートウェイサーバ11に応答する。
SUCCESS
tag16: IP−ht
tag17: 3260
tag32: iSCSI name−t
【0055】
[s27の処理]
iSNSゲートウェイサーバ11は、処理s24の問い合わせに対する応答200 OKをiSNSプロキシ18に発行する。この時、応答信号には、以下の情報が含まれる。
From: sip:“SIP URI−gw”
To: sip:“SIP URI−i”
<Src> iSCSI name−i
<Key> iSCSI name−t
<tag16> IP−ht
<tag17> 3260
<tag32> iSCSI name−t
<SIP URI> SIP URI−t
【0056】
[s28の処理]
iSNSプロキシ18は、処理s27の応答信号200 OKを契機に、以下の処理s23への応答信号DevAttrQryRep信号を構成し、iSNSクライアント13に発行する。
SUCCESS
tag16: IP−pt
tag17: 49152
tag32: iSCSI name−t
この際に発行されるDevAttrQryRepは、処理s26で発行されるDevAttrQryRepと、tag16、tag17が異なる。tag16には、iSNSプロキシ17のホームネットワーク側のIPアドレスを割り当て、tag17には、処理s26のtag16毎に1対1にマッピングするプライベートポート(49152番以降)を割り当てる。この結果、プライベートポート49152へのアクセスを、SIP URI−tに接続されたIPアドレスIP−ht、ポート番号3260へのアクセスであると識別することが可能となる。この時、管理されるレコードは以下のとおりとなる。
<Access Port> 49152
<SIP URI> SIP URI−t
<IP address> IP−ht
<Port number> 3260
【0057】
図3は、図2の処理に対応したコマンドシーケンスを示す図である。iSNSプロキシよりiSNSクライアントに対して発行されるESI(Entity Status Inquiry)信号のインターバル(sec)とポート番号は、DevAttrRegのtag19、tag20の値を用いて、DevAttrRegRepの発行後より開始する。iSNSプロキシは、ESI信号への応答信号ESIRspの受信を検知しなくなった際に、登録削除要求DevDereg信号に相当する以下のSIP PUBLISH信号を送信する(イニシエータ対応のiSNSプロキシの場合)。
From: sip:“SIP URI−i”
To: sip:“SIP URI−gw”
<status> close
<contact> sip:“SIP URI−i”
【符号の説明】
【0058】
11 iSNSゲートウェイサーバ
12,13 iSNSクライアFント
14 iSCSIターゲット
15 iSCSIイニシエータ
16 XMLデータベース
17,18 iSNSプロキシ
19 iSNSサーバ
20 IMSコア
21 CSCFサーバ
22 ホーム加入者サーバ
23 S−CSCF
24 I−CSCF
25 P−CSCF
s1 iSNSプロトコルによるデバイス属性登録要求
s2 XML文書の登録(PUT)
s3 s2に対する応答(成功)
s4 SIPプロトコルによる属性登録要求
s5 iSNSプロトコルによるデバイス属性登録要求
s6 s5に対する応答(登録成功)
s7 s4に対する応答(登録成功)
s8 1に対する応答(登録成功)
s9 iSNSプロトコルによるデバイス属性登録要求
s10 XML文書の登録(PUT)
s11 s10に対する応答(成功)
s12 SIPプロトコルによる属性登録要求
s13 iSNSプロトコルによるデバイス属性登録要求
s14 s13に対する応答(登録成功)
s15 s12に対する応答(登録成功)
s16 s9に対する応答(登録成功)
s17 iSNSプロトコルによる状態変化の通知
s18 SIPプロトコルによる通知
s19 iSNSプロトコルによる状態変化の通知
s20 s19に対する応答(通知の受信)
s21 s18に対する応答(通知の受信)
s22 s17に対する応答(通知の受信)
s23 iSNSプロトコルによる登録デバイスの問い合わせ
s24 XML文書の検索・問い合わせ
s25 iSNSプロトコルによる登録デバイスの問い合わせ
s26 s25の問い合わせに対する応答(回答)
s27 s24に対する結果通知
s28 s23の問い合わせに対する応答(回答)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
iSNSクライアント端末とSIPサーバとの間に配置され、iSNSプロトコルとSIPプロトコルを相互に変換するプロトコル変換装置と、前記SIPサーバに接続され、iSNSプロトコルとSIPプロトコルを相互に変換し、iSNSサーバにアクセス可能なゲートウェイサーバとを備えたプロトコル変換システムであって、
前記プロトコル変換装置は、
前記iSNSクライアント端末が発行するバイナリー信号を受信し、前記SIPサーバに対してSIP信号を発行する手段と、
前記SIPサーバから受信したSIP信号を受けて、前記iSNSクライアントに対して前記iSNSサーバ信号を発行する手段と、
を備えることを特徴とするプロトコル変換システム。
【請求項2】
iSNSクライアント端末とSIPサーバとの間に配置され、iSNSプロトコルとSIPプロトコルを相互に変換するプロトコル変換装置と、前記SIPサーバに接続され、iSNSプロトコルとSIPプロトコルを相互に変換し、iSNSサーバにアクセス可能なゲートウェイサーバとを備えたプロトコル変換システムであって、
前記ゲートウェイサーバは、
前記プロトコル変換装置から発行されたSIP信号を受けて、前記iSNSサーバに対するiSNSクライアント端末のバイナリー信号を発行する手段と、
前記iSNSサーバが発行する前記iSNSクライアントへのバイナリー信号を受けて、前記プロトコル変換装置へのSIP信号を発行する手段と、
を備えることを特徴とするプロトコル変換システム。
【請求項3】
前記プロトコル変換装置は、前記iSNSクライアント端末が発行するバイナリー信号を受信し、登録信号からESI信号の送信間隔を抽出し、iSNSクライアント端末に対して、指定の送信間隔で疑似ESI信号を送出する手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のプロトコル変換システム。
【請求項4】
前記プロトコル変換装置は、ESIRsp信号を監視する手段と、ESIRsp信号の未到達を検出した場合に、自律的に登録削除要求DevDereg信号に相当するSIP PUBLISH信号を前記ゲートウェイサーバに送信する手段とを更に備えることを特徴とする請求項3に記載のプロトコル変換システム。
【請求項5】
iSNSクライアント端末とSIPサーバとの間に配置され、iSNSプロトコルとSIPプロトコルを相互に変換するプロトコル変換装置と、前記SIPサーバに接続され、iSNSプロトコルとSIPプロトコルを相互に変換し、iSNSサーバにアクセス可能なゲートウェイサーバとを備えたプロトコル変換システムにおけるプロトコル変換装置であって、
前記iSNSクライアント端末が発行するバイナリー信号を受信し、前記SIPサーバに対してSIP信号を発行する手段と、
前記SIPサーバから受信したSIP信号を受けて、前記iSNSクライアントに対して前記iSNSサーバ信号を発行する手段と、
を備えることを特徴とするプロトコル変換装置。
【請求項6】
iSNSクライアント端末とSIPサーバとの間に配置され、iSNSプロトコルとSIPプロトコルを相互に変換するプロトコル変換装置と、前記SIPサーバに接続され、iSNSプロトコルとSIPプロトコルを相互に変換し、iSNSサーバにアクセス可能なゲートウェイサーバとを備えたプロトコル変換システムにおけるゲートウェイサーバであって、
前記プロトコル変換装置から発行されたSIP信号を受けて、前記iSNSサーバに対するiSNSクライアント端末のバイナリー信号を発行する手段と、
前記iSNSサーバが発行する前記iSNSクライアントへのバイナリー信号を受けて、前記プロトコル変換装置へのSIP信号を発行する手段と、
を備えることを特徴とするゲートウェイサーバ。
【請求項7】
iSNSクライアント端末とSIPサーバとの間に配置され、iSNSプロトコルとSIPプロトコルを相互に変換するプロトコル変換装置と、前記SIPサーバに接続され、iSNSプロトコルとSIPプロトコルを相互に変換し、iSNSサーバにアクセス可能なゲートウェイサーバとを備えたシステムのプロトコル変換方法であって、
前記プロトコル変換装置の処理手順は、
前記iSNSクライアント端末が発行するバイナリー信号を受信し、前記SIPサーバに対してSIP信号を発行するステップと、
前記SIPサーバから受信したSIP信号を受けて、前記iSNSクライアントに対して前記iSNSサーバ信号を発行するステップと、
を含むことを特徴とするプロトコル変換方法。
【請求項8】
iSNSクライアント端末とSIPサーバとの間に配置され、iSNSプロトコルとSIPプロトコルを相互に変換するプロトコル変換装置と、前記SIPサーバに接続され、iSNSプロトコルとSIPプロトコルを相互に変換し、iSNSサーバにアクセス可能なゲートウェイサーバとを備えたシステムのプロトコル変換方法であって、
前記ゲートウェイサーバの処理手順は、
前記プロトコル変換装置から発行されたSIP信号を受けて、前記iSNSサーバに対するiSNSクライアント端末のバイナリー信号を発行するステップと、
前記iSNSサーバが発行する前記iSNSクライアントへのバイナリー信号を受けて、前記プロトコル変換装置へのSIP信号を発行するステップと、
を含むことを特徴とするプロトコル変換方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−227593(P2011−227593A)
【公開日】平成23年11月10日(2011.11.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−94649(P2010−94649)
【出願日】平成22年4月16日(2010.4.16)
【出願人】(000004226)日本電信電話株式会社 (13,992)
【Fターム(参考)】