説明

ヘアードライヤー

【課題】吹き出される温風に外気を混合させ温度調節が可能なヘアードライヤーを提供する。
【解決手段】内部に熱源となるヒーター18と、ファン20aと、ファンを駆動させるモーター19とが備えられ、一端に通気口21及び他端に吸気口16を有する本体ケース13と、本体ケース13に装着されたノズル25を有するヘアードライヤーであって、ノズル25は、内部に空洞25eを有する筒状体で形成され、一方が吹き出し口29及び他方が本体ケース13の通気口と接続される接続口30となる開口をそれぞれ有し、筒状体の内面及び内面に対応する外面には、筒状体の長手方向に沿って、複数本の溝からなる溝部28が形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、ヘアードライヤーに関し、詳しくはヘアードライヤーから吹き出される温風を外気と混合させることで温度を調節すると共に、吹き出される温風を整流し、毛髪や頭皮に損傷を与えること抑制すると共に髪の毛のセットを行いやすくしたヘアードライヤーに関する。
【背景技術】
【0002】
ヘアードライヤーは、ヘアードライヤー内に設けられたヒーターによって加熱された温風により整髪等を行うものであるが、この温風が高温となりすぎると毛髪や頭皮等に損傷を与えるおそれがあるため、ヘアードライヤーの吹き出し口から吹き出される温風の温度を調節する必要がある。
【0003】
例えば、下記特許文献1に開示されているヘアードライヤーは、本体に形成した送風管の吹き出し口の周壁に複数の外気導入空間が開設されている。下記特許文献1に開示されたヘアードライヤーによれば、外気導入空間から外気を送風管内に導き、内部の熱気流と混合させて吹き出される温風の温度を調整することができ、ニクロム線の熱による早期間の温度上昇を緩和し、頭髪の損傷を防ぐことができるとされている。
【0004】
また、下記特許文献2に開示されているヘアードライヤーは、ファン、モーター、ヒーターユニットなどを収容する本体ケースの外面に外気導入通路を設け、その出口がヘアードライヤーの吹き出し口の周囲に開口されている。下記特許文献2に開示されたヘアードライヤーによれば、ファンで生起した乾燥風のベンチュリー作用によって外気導入通路から連続的に導入した外気を乾燥風と共に送出供給でき、このとき導入される外気は、過熱された乾燥風に比べて相対湿度が高いので、髪に適度の湿気を与えながら髪の乾燥や整髪を行うことができるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】実開昭63−083104号広報
【特許文献2】特開2006−051181号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記特許文献1に開示されているヘアードライヤーによれば、外気を導入して気流の温度を調節することはできるが、外気を導入する外気導入空間はヘアードライヤーの本体に形成されており、この外気導入孔を通して外気を導入するため、本体の構造が複雑になっている。また、上記特許文献1には、同様の作用効果を奏することができる他の構成も開示されているが、これらの構造も本体に設けられているため、同様に本体の製造が複雑となり、製造コストが増加してしまうという課題がある。
【0007】
また、上記特許文献2に開示されているヘアードライヤーにおいても、外気導入通路から外気を混入させることができるが、この外気導入通路の構成はヘアードライヤーの本体ケースに設けられており、本体ケースの構造が複雑となっている。さらに、上記特許文献2には、外気導入通路を設けるために、別の部品として外ケースを設けることも示されているが、このような構成を採用すると、部品点数が増え、構造は複雑となり、製造コストも増加してしまうこととなる。
【0008】
さらに、上記特許文献1及び2に開示されているヘアードライヤーでは、ファンから供給される加熱空気の流れに外気を混入して吹き出されるため、吹き出される温風は強い乱流となっており、使用者が髪の毛のセットを行い難くなるという課題もある。
【0009】
そこで、本願の発明者は、上記の課題を解決すべく種々検討を行った結果、ヘアードライヤーの本体に装着されるノズルに波形状の溝を形成し、このノズルをヘアードライヤー本体の吹き出し口に装着させることにより、吹き出される温風と外気を有効に混合させることができ、さらに、吹き出される温風を整流させることができ、使用者が髪の毛のセットを行いやすくなることを見出し、本発明を完成するに至ったものである。
【0010】
すなわち、本発明は、ヘアードライヤーの本体に装着されるノズルに溝を設けることで、吹き出される温風を適度な温度に調整することができると共に整流することができ、また、使用者が髪の毛のセットを行いやすくなるヘアードライヤーを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に係るヘアードライヤーは、内部に熱源となるヒーターと、ファンと、前記ファンを駆動させるモーターとが備えられ、一端に通気口及び他端に吸気口を有する本体ケースと、前記本体ケースに装着されたノズルを有するヘアードライヤーであって、前記ノズルは、内部に空洞を有する筒状体で形成され、一方が吹き出し口及び他方が前記本体ケースの通気口と接続される接続口となる開口をそれぞれ有し、前記筒状体の内面及び前記内面に対応する外面には、前記筒状体の長手方向に沿って、複数本の溝からなる溝部が形成されたことを特徴とする。
【0012】
また、本発明の請求項2に係るヘアードライヤーは、請求項1のヘアードライヤーにおいて、前記ノズルは前記本体ケースに着脱自在に装着されていることを特徴とする。
【0013】
また、本発明の請求項3に係るヘアードライヤーは、請求項1のヘアードライヤーにおいて、前記吹き出し口は楕円形状であることを特徴とする。
【0014】
また、本発明の請求項4に係るヘアードライヤーは、請求項1のヘアードライヤーにおいて、前記溝部は前記筒状体の側面側に形成されていることを特徴とする。
【0015】
また、本発明の請求項5に係るヘアードライヤーは、請求項4のヘアードライヤーにおいて、前記溝部は、前記筒状体の吹き出し口側の側面側の中央部分に最も長い溝が形成され、前記中央部分から上方及び下方に向かうにしたがって、徐々に短い溝が形成されていることを特徴とする。
【0016】
また、本発明の請求項6に係るヘアードライヤーは、請求項5のヘアードライヤーにおいて、前記溝部は平面視で半円形状、半楕円形状又は三角形状のいずれかであることを特徴とする。
【0017】
また、本発明の請求項7に係るヘアードライヤーは、請求項4〜6のいずれかのヘアードライヤーにおいて、前記ノズルの前記溝部が形成されていない上面及び下面は、前記空洞に向かって湾曲状の突起が形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
本発明の請求項1に係るヘアードライヤーによれば、ノズルの内面に形成された溝部分を通過する際、温風は整流されるので溝部が形成されていない場所よりも速度が向上する。その結果、ノズルの内面に溝部が形成されている部分では、ノズルの出口部分でベンチュリー効果が強く生じるため、周囲の空気を巻き込み、周囲の冷たい空気がより多く混合され、吹き出される温風の温度を下げることができる。さらに、溝部が形成されたノズルの内面に対応する外面にも溝部が形成されているので、外気は、この外面の溝部に沿って流れ、円滑にノズルから吹き出される温風に混合され、より効率的に温風の温度を下げることができると共に、吹き出される温風が乱流となることが抑制され、整流された状態で吹き出させるようになる。
【0019】
その結果、本発明の第1の態様に係るヘアードライヤーによれば、ヘアードライヤーの本体ケースの通気口からノズル内に送出された温風がノズルの吹き出し口から吹き出される際に、ノズルに形成された溝部により温度の低い外気が充分に混合され、温風の温度が冷やされて適温の温風となるため、毛髪や頭皮に損傷を与えることを抑制することができる。また、高温に熱せられた空気は乾燥しているので、ある程度湿気を有する外気が混合されることで、毛髪が乾燥しすぎることが抑制され、潤いをあたえることもできる。また、本発明の第1の態様に係るヘアードライヤーによれば、本体ケースからノズル内に送出される温風の温度を低く調整する特別な構造を設ける必要がないので、構造を簡単にでき、また、安価に提供することができ、さらに、ノズルの外面に意匠としても機能する溝部が形成されることにより、ノズルのみならずヘアードライヤー全体の外観に美観を与えることができる。
【0020】
また、本発明の請求項2に係るヘアードライヤーによれば、ノズルは本体ケースに着脱自在に装着されるので、掃除や交換が容易となる。
【0021】
また、本発明の請求項3に係るヘアードライヤーによれば、ノズルは楕円形状に形成されているので、温風を絞って吹き出すことができるから勢いのよい温風を吹き出すことができるようになる。
【0022】
また、本発明の請求項4に係るヘアードライヤーによれば、溝部を側面側のみに形成することにより、溝部が形成されていない部分を通過して吹き出される外気の混合割合が少なく、風速が遅いが温度が高い温風と、溝部が形成されている部分を通過して吹き出される外気の混合割合が大きく、風速が速く、整流された温度が低い温風と、を吹き出させることができる。そのため、本発明のヘアードライヤーによれば、溝部の形成割合を変えることにより、適度に温度調整された温風を吹き出すことができるようになる。
【0023】
また、本発明の請求項5に係るヘアードライヤーによれば、溝部から吹き出される温風において、中央部分とその上下部分とでも風速差を出すことができるので、さらに外気を混合させることができる。
【0024】
また、本発明の請求項6に係るヘアードライヤーによれば、溝部の形状が容易で設計がしやすくなる。
【0025】
また、本発明の請求項7に係るヘアードライヤーによれば、ノズルの上面及び下面に形成された湾曲状の突起により、送出される温風を整流させることができるので、温度調節と共に整流された温風を送出できるヘアードライヤーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明に係るヘアードライヤーの一実施形態の斜視図である。
【図2】図1のヘアードライヤーのII−II線での断面図である。
【図3】ノズルの拡大斜視図である。
【図4】図4Aはノズルの正面図であり、図4Bはノズルの側面図であり、図4Cはノズルの側面図であり、図4Dはノズルの平面図であり、図4Eは図4AのVIE−VIE線での断面図である。
【図5】図5Aはノズルに流れる温風及び外気を示した斜視図であり、図5Bはノズルに流れる温風及び外気を示した平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。但し、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するためのヘアードライヤーの一例を示すものであって、本発明をこのヘアードライヤーに特定することを意図するものではなく、本発明は特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものにも等しく適用し得るものである。
【0028】
図1に示すように、実施形態にかかるヘアードライヤー10は、筒型をした本体11とこの本体11の下面の後端部近くに取り付けられたハンドル12を備え、ヘアードライヤー10の温風が送出される部分にはノズル25が装着されている。ハンドル12は、本体11の下面から突出した連結部を支点にして軸支され、折りたたみ可能に本体11に取り付けられている。また、ハンドル12には電源スイッチ14が設けてある。
【0029】
ヘアードライヤー10の本体11には、本体ケース13が装着されており、本体ケース13は、前方部分13aと後方部分13bからなり、本体ケース13の後方部分13bには後部カバー15が取り付けられ、本体ケース13の前方部分13aにはノズル25が装着されている。本体ケース13の前方部分13a、後方部分13b及びノズル25はポリカーボネートや耐熱性ABS樹脂等の耐熱性透明プラスチックの成型品により構成される。なお、本体ケース13の前方部分13aは縦断面の輪郭が前方に向け先細になった略円筒形であり、本体ケース13の後方部分13bは、短い円筒状で前方部分13aに突き合わせて接合されている。
【0030】
本体ケース13の後方部分13bの後端には後部カバー15が取り付けられ、この後部カバー15は、外気を導入するための複数の孔を設けた吸気口16が形成され、例えば多数の蜂の巣状の孔を備えた金属板を円形ドーム状に形成されている。本体ケース13の前方部分13aの前端には通気口21が形成され、この通気口21は、本体ケース13からの風の送出口となっている。なお。この通気口21にはノズル25が回動自在に取り付けられているが、ノズル25の詳細な構成については後述する。
【0031】
この本体11の本体ケース13の内部には、図2に示すように、熱風発生室17が配置されている。熱風発生室17は円筒形に形成されており、その外壁17aの中に絶縁外筒17bが配置され、熱風発生室17の先端の外部へ熱風を吹き出す通気口21部分には吹き出し口グリル(図示省略)が取り付けられている。絶縁外筒17bの内部には、ニクロム線などのヒーター18が収納され、さらにヒーター18の後方にはモーター19が収納され、さらにその後には送風室20が設けられており、モーター19に連結された風を送るファン20aが設けられている。送風室20ではモーター19によりファン20aが回転され、後部カバー15の吸気口16から取り込んだ外気が熱風発生室17に送りこまれる。
【0032】
図2に示すように、熱風発生室17には複数枚の放熱板22が、モーター19を収納する絶縁筒23から前部にかけて放射状に等間隔で本体11の軸方向に配置して設けられ、各放熱板22の外縁をつなぐようにニクロム線など(図示せず)が巻かれている。モーター19に連結された送風室20内のファン20aの風は、放熱板22の間を前方のノズル25に向かって送られる。
【0033】
次に、図3、図4を参照して、実施形態にかかるヘアードライヤー10のノズル25の詳細な構成について説明する。
【0034】
図3及び図4に示すように、本実施形態のノズル25は、内部に空洞25eが形成され、上面25a、下面25b及び両側面25c及び25dで構成された筒状体で形成され、一方には温風が吹き出される吹き出し口29が楕円形状に形成され、他方には本体ケース13の通気口21と接続される円形の接続口30が形成されている。なお、この接続口30の周囲には、本体ケース13と当接される接続部30aが形成されている。また、ノズル25の両側面25c及び25dの内面26及びこの内面26対応する外面27には、ノズル25の長手方向、すなわち、温風が吹き出される方向に沿って、複数本の溝からなる内面溝部28a及び外面溝部28bがそれぞれ形成されている。なお、内面溝部28a及び外面溝部28bを合わせて単に溝部28ともいう。
【0035】
この溝部28はノズル25の楕円形状の径の緩やかな面、すなわち、両側面25c及び25d側に対向するようにそれぞれ形成されている。また、この溝部28は、平面視で吹き出し口29側に開いた半楕円形状に形成され、ノズル25の吹き出し口29側の両側面側25c及び25dの中央部分に最も長い溝が形成され、中央部分から上方及び下方に向かうにしたがって、徐々に短い溝が形成されている。なお、溝部28の形状はこれに限らず、平面視で半円形状、三角形状、方形状又は矩形状等に形成することができる。一方、ノズル25の上面25a及び下面25bには、空洞25e側に向かって湾曲した突起31がそれぞれ形成されている。
【0036】
次に、図5を参照して、実施形態のノズル25を使用したときの温風及び外気の流れについて説明する。なお、図5では、説明のためノズル25のみの状態を示しているが、使用するときは図1に示した状態で使用する。
【0037】
まず、本体ケース13内のファン20aの回転により発生した風は、ヒーター18で加熱され温風32となってノズル25へと向かって進む。その後、温風32がノズル25を通過する際、ノズル25の両側面25c及び25dの内面26に形成されたそれぞれの内面溝部28aと接触した温風32は、内面溝部28aに沿って進むことで整流され、吹き出される方向に向かって直進し、風速を上げて吹き出されることとなる。このとき、ノズル25の吹き出し口29の出口部分では、この直進して進む風速の上がった温風32が吹き出されることにより、この温風32に従来よりもベンチュリー効果が強く生じるため、温風32がノズル25の周囲にあるより多くの外気33を引き込む力が発生し、この外気33が温風32に混合されることとなる。その結果、ノズル25から吹き出される温風32に周囲の外気33がより多く混合され、吹き出される温風32の温度を下げることができるようになる。
【0038】
さらに、ノズル25の内面26に対応する外面27の両側面25c及び25dにはそれぞれ外面溝部28bが形成されている。この外面溝部28bが形成されていることにより、吹き出し口29から吹き出される温風32に外気33が混合されるとき、この外面溝部28bに沿って流れ込む。そのため、流れ込む外気33も整流され、また風速も上がるので、多くの外気33が効率よく混合されるようになる。したがって、実施形態のヘアードライヤー10では、吹き出される温風32に外気33を混合させ温風32の温度を調節することができると共に、吹き出される温風32の流れる方向が整った整流として吹き出させることができる。
【0039】
なお、実施形態のヘアードライヤー10には、ノズル25の上面25a及び下面25bに空洞25e側へ向かって湾曲した突起31がそれぞれ形成されている。この突起31が形成されていることにより、この突起31が形成された部分から吹き出される温風32は、吹き出し口29と突起31との間を通過することで整流されて吹き出されることとなり、より整流の効果を高めることができる。
【0040】
なお、実施形態のヘアードライヤーは、ニクロム線を利用した電熱式のヘアードライヤーを例として説明したが、これに限らず、他の熱源による加熱方式のヘアードライヤーにも適用できる。
【0041】
また、実施形態のヘアードライヤーには、上記構成に加え、除菌作用のある例えば銀イオンやマイナスイオンを発生させる機構を備えるようにしてもよい。
【符号の説明】
【0042】
10:ヘアードライヤー
11:本体
12:ハンドル
13:本体ケース
13a:前方部分
13b:後方部分
14:電源スイッチ
15:後部カバー
16:吸気口
17:熱風発生室
17a:外壁
17b:絶縁外筒
18:ヒーター
19:モーター
20:送風室
20a:ファン
21:通気口
22:放熱板
23:絶縁筒
25:ノズル
25a:上面
25b:下面
25c、25d:側面
25e:空洞
26:内面
27:外面
28:溝部
28a:内面溝部
28b:外面溝部
29:吹き出し口
30:接続口
30a:接続部
31:突起
32:温風
33:外気

【特許請求の範囲】
【請求項1】
内部に熱源となるヒーターと、ファンと、前記ファンを駆動させるモーターとが備えられ、一端に通気口及び他端に吸気口を有する本体ケースと、前記本体ケースに装着されたノズルを有するヘアードライヤーであって、
前記ノズルは、内部に空洞を有する筒状体で形成され、一方が吹き出し口及び他方が前記本体ケースの通気口と接続される接続口となる開口をそれぞれ有し、前記筒状体の内面及び前記内面に対応する外面には、前記筒状体の長手方向に沿って、複数本の溝からなる溝部が形成されたことを特徴とする。ヘアードライヤー。
【請求項2】
前記ノズルは前記本体ケースに着脱自在に装着されていることを特徴とする請求項1に記載のヘアードライヤー。
【請求項3】
前記吹き出し口は楕円形状であることを特徴とする請求項1に記載のヘアードライヤー。
【請求項4】
前記溝部は前記筒状体の側面側に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のヘアードライヤー。
【請求項5】
前記溝部は、前記筒状体の吹き出し口側の側面側の中央部分に最も長い溝が形成され、
前記中央部分から上方及び下方に向かうにしたがって、徐々に短い溝が形成されていることを特徴とする請求項4に記載のヘアードライヤー。
【請求項6】
前記溝部は平面視で半円形状、半楕円形状又は三角形状のいずれかであることを特徴とする請求項5に記載のヘアードライヤー。
【請求項7】
前記ノズルの前記溝部が形成されていない上面及び下面は、前記空洞に向かって湾曲状の突起が形成されていることを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載のヘアードライヤー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−19866(P2012−19866A)
【公開日】平成24年2月2日(2012.2.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−158699(P2010−158699)
【出願日】平成22年7月13日(2010.7.13)
【出願人】(000001889)三洋電機株式会社 (18,308)
【出願人】(000214892)三洋電機コンシューマエレクトロニクス株式会社 (1,582)
【Fターム(参考)】