説明

ヘテロ環化合物

【課題】医薬、農薬、染料、顔料、紫外線吸収剤、液晶などの機能性材料及びその合成中間体として有用なヘテロ環化合物の提供。
【解決手段】下記一般式(I)で表される化合物。


[式虫、R1〜R4は各々独立に水素原子又は1価の置換基を表す。但し、R1〜R4がすべて同時にアルキルチオ基であることはない。R1とR2及びR3とR4がそれぞれ互いに結合して環を形成しても良いが形成する環はジチオール環又はジチオラン環ではない。R5及びR6は各々独立に水素原子又は1価の置換基を表す。X1〜X4は各々独立にヘテロ原子を表す。]


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記一般式(I)で表される化合物。
【化1】

[R、R、R及びRは、互いに独立して水素原子または1価の置換基を表す。但し、R、R、R及びRがすべて同時にアルキルチオ基であることはない。RとR及びRとRがそれぞれ互いに結合して環を形成しても良い。但し、形成する環はジチオール環又はジチオラン環ではない。
及びRは、互いに独立して水素原子または1価の置換基を表す。
、X、X及びXは、互いに独立してヘテロ原子を表す。
但し、R、R、R及びRがすべてシアノ基で、X、X、X及びXがすべて硫黄原子で、かつR及びRが共にヒドロキシ基あるいは水素原子である場合を除く。また、R及びRが共に水素原子で、R及びRが共にアリールカルボニル基で、X、X、X及びXがすべて硫黄原子で、かつR及びRが共にヒドロキシ基である場合を除く。]
【請求項2】
前記一般式(I)におけるR及びRが、互いに独立してアルコキシ基、アリールオキシ基、アシルオキシ基、アルコキシカルボニルオキシ基、アリールオキシカルボニルオキシ基、アシルアミノ基、カルバモイルオキシ基またはカルバモイルアミノ基であることを特徴とする、請求項1記載の化合物。
【請求項3】
前記一般式(I)におけるX、X、X及びXが硫黄原子であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の化合物。
【請求項4】
前記一般式(I)におけるR、R、R及びRのうち少なくとも1つが、−CN、−COOR、−CONR10、−COR11又は−SO12(R、R、R10、R11及びR12はそれぞれ水素原子または1価の置換基を表す。)であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。

【図1】
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【公開番号】特開2009−209126(P2009−209126A)
【公開日】平成21年9月17日(2009.9.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−187128(P2008−187128)
【出願日】平成20年7月18日(2008.7.18)
【出願人】(306037311)富士フイルム株式会社 (25,513)
【Fターム(参考)】