説明

ヘプシジン結合核酸

本発明は、ヘプシジンと結合することができる核酸に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
ヘプシジンと結合することができる核酸。
【請求項2】
ヘプシジンのアンタゴニストである、請求項1に記載の核酸。
【請求項3】
ヘプシジン−フェロポーチン系の阻害物質である、請求項1または2に記載の核酸。
【請求項4】
5’→3’の方向に、ヌクレオチドの第1の末端ストレッチと、ヌクレオチドの中心ストレッチと、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチとを含み、ヌクレオチドの中心ストレッチが32〜40ヌクレオチド、好ましくは32〜35ヌクレオチドを含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の核酸。
【請求項5】
5’→3’の方向に、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチと、ヌクレオチドの中心ストレッチと、ヌクレオチドの第1の末端ストレッチとを含み、ヌクレオチドの中心ストレッチが32〜40ヌクレオチド、好ましくは32〜35ヌクレオチドを含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の核酸。
【請求項6】
ヌクレオチドの中心ストレッチがヘプシジンとの結合に不可欠である、請求項4または5に記載の核酸。
【請求項7】
ヌクレオチドの中心ストレッチが、5’ RKAUGGGAKUAAGUAAAUGAGGRGUWGGAGGAAR 3’または5’ RKAUGGGAKAAGUAAAUGAGGRGUWGGAGGAAR 3’のヌクレオチド配列を含む、請求項4〜6のいずれか一項に記載の核酸。
【請求項8】
ヌクレオチドの中心ストレッチが、5’ RKAUGGGAKUAAGUAAAUGAGGRGUUGGAGGAAR 3’、好ましくは5’ GUAUGGGAUUAAGUAAAUGAGGAGUUGGAGGAAG 3’のヌクレオチド配列を含む、請求項4〜7のいずれか一項に記載の核酸。
【請求項9】
ヌクレオチドの第1の末端ストレッチと、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチとが任意選択的に互いにハイブリダイズし、ハイブリダイゼーションの際に二本鎖構造が形成されるとき、
ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが5〜8ヌクレオチドを含み、
ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが5〜8ヌクレオチドを含む、請求項7または8に記載の核酸。
【請求項10】
二本鎖構造が5〜8塩基対からなる、請求項9に記載の核酸。
【請求項11】
ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ XSBSBC 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ GVBVYX 3’のヌクレオチド配列を含み、
式中、XはAまたは不在であり、XはGまたは不在であり、XはBまたは不在であり、XはSまたは不在であり、XはCまたは不在であり、XはUまたは不在である、請求項7〜10のいずれか一項、好ましくは請求項8〜10のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項12】
ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ XSBSBC 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ GVBVBX 3’のヌクレオチド配列を含み、
式中、
a)XはAであり、XはGであり、XはBであり、XはSであり、XはCであり、XはUであり、または
b)Xは不在であり、XはGであり、XはBであり、XはSであり、XはCであり、XはUであり、または
c)XはAであり、XはGであり、XはBであり、XはSであり、XはCであり、Xは不在である、請求項7〜11のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項13】
a)ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ AGCGUGUC 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ GGUGCGCU 3’のヌクレオチド配列を含み、または
b)ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ AGCGUGUC 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ GGCAUGCU 3’のヌクレオチド配列を含み、または
c)ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ AGUGUGUC 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ GAUGCGCU 3’のヌクレオチド配列を含み、または
d)ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ AGUGUGUC 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ GGCAUGCU 3’のヌクレオチド配列を含み、または
e)ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ AGCGUGCC 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ GGUGCGCU 3’のヌクレオチド配列を含み、または
f)ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ AGCGCGCC 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ GGCGCGCU 3’のヌクレオチド配列を含む、請求項7〜12のいずれか一項に記載の核酸。
【請求項14】
ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ XSBSBC 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ GVBVYX 3’のヌクレオチド配列を含み、
式中、
a)Xは不在であり、XはGであり、XはBであり、XはSであり、XはCであり、Xは不在であり、または
b)Xは不在であり、Xは不在であり、XはBであり、XはSであり、XはCであり、Xは不在であり、または
c)Xは不在であり、XはGであり、XはBであり、XはSであり、Xは不在であり、Xは不在である、請求項7〜10のいずれか一項、好ましくは請求項8から10のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項15】
ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ XSBSBC 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ GVBVYX 3’のヌクレオチド配列を含み、
式中、
は不在であり、Xは不在であり、XはBまたは不在であり、XはSまたは不在であり、Xは不在であり、Xは不在である、請求項7〜11および14のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項16】
a)ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ GCGCGC 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ GCGCGC 3’のヌクレオチド配列を含み、または
b)ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ GGUGUC 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ GGCAUC 3’のヌクレオチド配列を含み、または
c)ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ GGCGUC 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ GGCGCC 3’のヌクレオチド配列を含み、または
d)ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ GCGCC 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ GGCGC 3’のヌクレオチド配列を含み、または
e)ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ GGCGC 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ GCGCC 3’のヌクレオチド配列を含む、請求項15に記載の核酸。
【請求項17】
配列番号115〜119、配列番号121、配列番号142、配列番号144、配列番号146、配列番号148、配列番号151、配列番号152、配列番号175または配列番号176に記載の核酸配列のいずれか1つを含む、請求項7〜16のいずれか一項に記載の核酸。
【請求項18】
ヌクレオチドの中心ストレッチが、5’ GRCRGCCGGVGGACACCAUAUACAGACUACKAUA 3’または5’ GRCRGCCGGARGGACACCAUAUACAGACUACKAUA 3’のヌクレオチド配列を含む、請求項4〜6のいずれか一項に記載の核酸。
【請求項19】
ヌクレオチドの中心ストレッチが、5’ GRCRGCCGGGGGACACCAUAUACAGACUACKAUA 3’好ましくは5’ GACAGCCGGGGGACACCAUAUACAGACUACGAUA 3’のヌクレオチド配列を含む、請求項4〜6および18のいずれか一項に記載の核酸。
【請求項20】
ヌクレオチドの第1の末端ストレッチと、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチとが任意選択的に互いにハイブリダイズし、ハイブリダイゼーションの際に二本鎖構造が形成され、
ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが4〜7ヌクレオチドを含み、
ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが4〜7ヌクレオチドを含む、請求項18または19に記載の核酸。
【請求項21】
二本鎖構造が4〜7塩基対からなる、請求項20に記載の核酸。
【請求項22】
ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ XSBSN 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ NSVSX 3’のヌクレオチド配列を含み、
式中、XはAまたは不在であり、XはGまたは不在であり、XはRまたは不在であり、XはYまたは不在であり、XはCまたは不在であり、XはUまたは不在である、請求項18〜21のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項23】
ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ XSBSN 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ NSVSX 3’のヌクレオチド配列を含み、
式中、
a)XはAであり、XはGであり、XはRであり、XはYであり、XはCであり、XはUであり、または
b)Xは不在であり、XはGであり、XはRであり、XはYであり、XはCであり、XはUであり、または
c)XはAであり、XはGであり、XはRであり、XはYであり、XはCであり、Xは不在である、請求項18〜22のいずれか一項、好ましくは請求項19〜22のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項24】
a)ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ AGGCUCG 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ CGGGCCU 3’のヌクレオチド配列を含み、または
b)ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ AGGCCCG 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ CGGGCCU 3’のヌクレオチド配列を含み、または
c)ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ AGGCUUG 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ CGAGCCU 3’のヌクレオチド配列を含み、または
d)ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ AGACUUG 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ CGAGUCU 3’のヌクレオチド配列を含む、請求項18〜23のいずれか一項に記載の核酸。
【請求項25】
ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ XSBSN 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ NSVSX 3’のヌクレオチド配列を含み、
式中、
a)Xは不在であり、XはGであり、XはRであり、XはYであり、XはCであり、Xは不在であり、または
b)Xは不在であり、Xは不在であり、XはRであり、XはYであり、XはCであり、Xは不在であり、または
c)Xは不在であり、XはGであり、XはRであり、XはYであり、Xは不在であり、Xは不在である、請求項18〜22のいずれか一項、好ましくは請求項19〜22のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項26】
ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ GGCUCG 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ CGGGCC 3’のヌクレオチド配列を含む、請求項18〜22および25のいずれか一項に記載の核酸。
【請求項27】
ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ XSBSN 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ NSVSX 3’のヌクレオチド配列を含み、
式中、Xは不在であり、Xは不在であり、XはRまたは不在であり、XはYまたは不在であり、Xは不在であり、Xは不在である、請求項18〜22のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項28】
ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ GGCCG 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ CGGCC 3’のヌクレオチド配列を含み、または
ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ GCGCG 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ CGCGC 3’のヌクレオチド配列を含む、請求項18〜22および27のいずれか一項に記載の核酸。
【請求項29】
配列番号122〜126、配列番号154、配列番号159、配列番号163または配列番号174に記載の核酸配列のいずれか1つを含む、請求項1〜6および18〜28のいずれか一項に記載の核酸。
【請求項30】
ヌクレオチドの中心ストレッチが、5’→3’の方向に、ヌクレオチドの以下のストレッチ:
ボックスA、ヌクレオチドの連結ストレッチおよびボックスB;または
ボックスB、ヌクレオチドの連結ストレッチおよびボックスA
を含み、ボックスAが、5’ WAAAGUWGAR 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの連結ストレッチが10〜18ヌクレオチドを含み、ボックスBが、5’ RGMGUGWKAGUKC 3’のヌクレオチド配列を含む、請求項4〜6のいずれか一項に記載の核酸。
【請求項31】
ボックスAが、5’ UAAAGUAGAG 3’、5’ AAAAGUAGAA 3’、5’ AAAAGUUGAA 3’および5’ GGGAUAUAGUGC 3’の群から選択されるヌクレオチド配列、好ましくは5’ UAAAGUAGAG 3’を含む、請求項30に記載の核酸。
【請求項32】
ボックスBが、5’ GGCGUGAUAGUGC 3’、5’ GGAGUGUUAGUUC 3’、5’ GGCGUGAGAGUGC 3’、5’ AGCGUGAUAGUGC 3’および5’ GGCGUGUUAGUGC 3’の群から選択されるヌクレオチド配列、好ましくは5’ GGCGUGAUAGUGC 3’を含む、請求項30または31に記載の核酸。
【請求項33】
ヌクレオチドの連結ストレッチが、5’→3’の方向に、ヌクレオチドの第1の連結サブストレッチと、ヌクレオチドの第2の連結サブストレッチと、ヌクレオチドの第3の連結サブストレッチとを含み、好ましくはヌクレオチドの第1の連結サブストレッチおよびヌクレオチドの第3の連結サブストレッチが任意選択的に互いにハイブリダイズし、ハイブリダイゼーションの際に二本鎖構造が形成される、請求項30〜32のいずれか一項に記載の核酸。
【請求項34】
ヌクレオチドの第1の連結サブストレッチおよびヌクレオチドの第3の連結サブストレッチがそれぞれ互いに独立して3〜6ヌクレオチドを含む、請求項33に記載の核酸。
【請求項35】
二本鎖構造が3〜6塩基対からなる、請求項33または34に記載の核酸。
【請求項36】
a)ヌクレオチドの第1の連結サブストレッチが、5’ GGAC 3’、5’ GGAU 3’および5’ GGA 3’の群から選択されるヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第3の連結サブストレッチが、5’ GUCC 3’のヌクレオチド配列を含み、または
b)ヌクレオチドの第1の連結サブストレッチが、5’ GCAG 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第3の連結サブストレッチが、5’ CUGC 3’のヌクレオチド配列を含み、または
c)ヌクレオチドの第1の連結サブストレッチが、5’ GGGC 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第3の連結サブストレッチが、5’ GCCC 3’のヌクレオチド配列を含み、または
d)ヌクレオチドの第1の連結サブストレッチが、5’ GAC 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第3の連結サブストレッチが、5’ GUC 3’のヌクレオチド配列を含み、または
e)ヌクレオチドの第1の連結サブストレッチが、5’ ACUUGU 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第3の連結サブストレッチが、5’ GCAAGU 3’および5’ GCAAGC 3’の群から選択されるヌクレオチド配列を含み、または
f)ヌクレオチドの第1の連結サブストレッチが、5’ UCCAG 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第3の連結サブストレッチが、5’ CUGGA 3’のヌクレオチド配列を含み、
好ましくは、ヌクレオチドの第1の連結サブストレッチが、5’ GAC 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第3の連結サブストレッチが、5’ GUC 3’のヌクレオチド配列を含む、請求項33から35のいずれか一項に記載の核酸。
【請求項37】
ヌクレオチドの第2の連結サブストレッチが3〜5ヌクレオチドを含む、請求項33から36のいずれか一項に記載の核酸。
【請求項38】
ヌクレオチドの第2の連結サブストレッチが、5’ VBAAW 3’、5’ AAUW 3’および5’ NBW 3’の群から選択されるヌクレオチド配列を含む、請求項33から37のいずれか一項に記載の核酸。
【請求項39】
ヌクレオチドの第2の連結サブストレッチが、5’ VBAAW 3’のヌクレオチド配列、好ましくは5’ CGAAA 3’、5’ GCAAU 3’、5’ GUAAU 3’および5’ AUAAU 3’の群から選択されるヌクレオチド配列を含む、請求項38に記載の核酸。
【請求項40】
ヌクレオチドの第2の連結サブストレッチが、5’ AAUW 3’のヌクレオチド配列、好ましくは、5’ AAUU 3’または5’ AAUA 3’、より好ましくは5’ AAUA 3’のヌクレオチド配列を含む、請求項38に記載の核酸。
【請求項41】
ヌクレオチドの第2の連結サブストレッチが、5’ NBW 3’のヌクレオチド配列、好ましくは、5’ CCA 3’、5’ CUA 3’、5’ UCA 3’、5’ ACA 3’、5’ GUU 3’、5’ UGA 3’および5’ GUA 3’、より好ましくは5’ CCA 3’、5’ CUA 3’、5’ UCA 3’、5’ ACA 3’および5’ GUU 3’の群から選択されるヌクレオチド配列を含む、請求項38に記載の核酸。
【請求項42】
ヌクレオチドの連結ストレッチが、5’ GGACBYAGUCC 3’、5’ GGAUACAGUCC 3’、5’ GCAGGYAAUCUGC 3’、5’ GACAAUWGUC 3’、5’ ACUUGUCGAAAGCAAGYU 3’、5’ UCCAGGUUCUGGA 3’、5’ GGGCUGAGCCC 3’、5’ GCAGAUAAUCUGC 3’および5’ GGACCAGUCC 3’の群から選択される、好ましくは5’ GGACCCAGUCC 3’、5’ GGACCUAGUCC 3’、5’ GGACUCAGUCC 3’、5’ GCAGGUAAUCUGC 3’、5’ GCAGGCAAUCUGC 3’、5’ GACAAUUGUC 3’および5’ GACAAUAGUC 3’の群から選択されるヌクレオチド配列を含む、請求項30〜41のいずれか一項に記載の核酸。
【請求項43】
ヌクレオチドの第1の末端ストレッチと、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチとが任意選択的に互いにハイブリダイズし、ハイブリダイゼーションの際に二本鎖構造が形成され、
ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが4〜7ヌクレオチドを含み、
ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが4〜7ヌクレオチドを含む、請求項30〜42のいずれか一項に記載の核酸。
【請求項44】
二本鎖構造が4〜7塩基対からなる、請求項43に記載の核酸。
【請求項45】
ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ XBKBK 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ MVVVX 3’のヌクレオチド配列を含み、
式中、XはGまたは不在であり、XはSまたは不在であり、XはVまたは不在であり、XはBまたは不在であり、XはSまたは不在であり、XはCまたは不在である、請求項30〜44のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項46】
ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ XBKBK 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ MVVVX 3’のヌクレオチド配列を含み、
式中、
a)XはGであり、XはSであり、XはVであり、XはBであり、XはSであり、XはCであり、または
b)Xは不在であり、XはSであり、XはVであり、XはBであり、XはSであり、XはCであり、または
c)XはGであり、XはSであり、XはVであり、XはBであり、XはSであり、Xは不在である、請求項30〜45のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項47】
ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ GCACUCG 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ CGAGUGC 3’のヌクレオチド配列を含む、請求項30〜46のいずれか一項、好ましくは請求項46に記載の核酸分子。
【請求項48】
ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ XBKBK 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ MVVVX 3’のヌクレオチド配列を含み、
式中、
a)Xは不在であり、XはSであり、XはVであり、XはBであり、XはSであり、Xは不在であり、または
b)Xは不在であり、Xは不在であり、XはVであり、XはBであり、XはSであり、Xは不在であり、または
c)Xは不在であり、XはSであり、XはVであり、XはBであり、Xは不在であり、Xは不在である、請求項30〜45のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項49】
a)ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ GCUGUG 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ CACAGC 3’のヌクレオチド配列を含み、または
b)ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ CGUGUG 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ CACACG 3’のヌクレオチド配列を含み、または
c)ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ CGUGCU 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ AGCACG 3’のヌクレオチド配列を含み、または
d)ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ CGCGCG 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ CGCGCG 3’のヌクレオチド配列を含み、または
e)ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ GCCGUG 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ CACGCG 3’のヌクレオチド配列を含み、または
f)ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ GCGGUG 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ CACCGC 3’のヌクレオチド配列を含み、または
g)ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ GCUGCG 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ CGCAGC 3’のヌクレオチド配列を含み、または
h)ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ GCUGGG 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ CCCAGC 3’のヌクレオチド配列を含み、または
i)ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ GCGGCG 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ CGCCGC 3’のヌクレオチド配列を含む、請求項30〜45および48に記載の核酸。
【請求項50】
ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ XBKBK 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ MVVVX 3’のヌクレオチド配列を含み、
式中、
は不在であり、Xは不在であり、XはVまたは不在であり、XはBまたは不在であり、Xは不在であり、Xは不在である、請求項30〜45のいずれか一項に記載の核酸。
【請求項51】
ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’ CGUG 3’のヌクレオチド配列を含み、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが、5’ CACG 3’のヌクレオチド配列を含む、請求項30〜45および50に記載の核酸。
【請求項52】
配列番号29、配列番号33、配列番号34、配列番号39から41、配列番号43、配列番号46、配列番号137から141または配列番号173に記載の核酸配列のいずれか1つを含む、請求項1〜6および30〜51のいずれか一項に記載の核酸。
【請求項53】
配列番号127〜131に記載の核酸配列のいずれか1つを含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の核酸。
【請求項54】
ヘプシジンと結合することができ、ヘプシジンがヒトヘプシジン−25、ヒトヘプシジン−22、ヒトヘプシジン−20、サルヘプシジン−25、サルヘプシジン−22、サルヘプシジン−20、好ましくはヒトヘプシジン−25である、請求項1〜53のいずれか一項に記載の核酸。
【請求項55】
ヘプシジンが配列番号1に記載のアミノ酸配列を有する、請求項1〜54のいずれか一項、好ましくは請求項54に記載の核酸。
【請求項56】
核酸が修飾基を含み、修飾基を含む核酸分子の生物からの排出速度が、修飾基を含まない核酸と比較して低下する、請求項1〜55のいずれか一項に記載の核酸。
【請求項57】
核酸が修飾基を含み、修飾基を含む核酸分子の生物における保持時間が、修飾基を含まない核酸と比較して増大する、請求項1〜55のいずれか一項に記載の核酸。
【請求項58】
修飾基が生分解性および非生分解性修飾を含む群から選択され、好ましくは修飾基が直鎖ポリ(エチレン)グリコ−ル、分岐ポリ(エチレン)グリコ−ル、ヒドロキシエチルデンプン、ペプチド、タンパク質、多糖、ステロール、ポリオキシプロピレン、ポリオキシアミデート、ポリ(2−ヒドロキシエチル)−L−グルタミンおよびポリエチレングリコ−ルを含む群から選択される、請求項56または57に記載の核酸。
【請求項59】
修飾基が、直線状または分岐PEGからなるPEG部分であり、PEG部分の分子量が好ましくは約20,000〜約120,000Da、より好ましくは約30,000〜約80,000Da、最も好ましくは約40,000Daである、請求項58に記載の核酸。
【請求項60】
修飾基がHES部分であり、好ましくはHES部分の分子量が約10,000〜約200,000Da、より好ましくは約30,000〜約170,000Da、最も好ましくは約150,000Daである、請求項58に記載の核酸。
【請求項61】
修飾基がリンカーを介して核酸と結合し、好ましくはリンカーが生分解性リンカーである、請求項56〜60のいずれかに記載の核酸。
【請求項62】
修飾基が核酸の5’末端ヌクレオチドおよび/もしくは3’末端ヌクレオチド、ならびに/または核酸の5’末端ヌクレオチドと核酸の3’末端ヌクレオチドとの間にある核酸のヌクレオチドと結合している、請求項56〜61のいずれか一項に記載の核酸。
【請求項63】
生物が動物またはヒトの身体、好ましくはヒトの身体である、請求項56〜62のいずれか一項に記載の核酸。
【請求項64】
核酸のヌクレオチドまたは核酸を形成するヌクレオチドがL−ヌクレオチドである、請求項1〜63のいずれか一項に記載の核酸。
【請求項65】
L−核酸である、請求項1〜64のいずれか一項に記載の核酸。
【請求項66】
ヘプシジンと結合することができる少なくとも1つの結合部分を含み、そのような結合部分がL−ヌクレオチドからなる、請求項1〜65のいずれか一項に記載の核酸。
【請求項67】
疾患の治療および/または予防方法で使用するための、請求項1〜66のいずれか一項に記載の核酸。
【請求項68】
請求項1〜67のいずれか一項に記載の核酸、および任意選択的にさらなる構成要素を含む医薬組成物であって、さらなる構成要素が、薬学的に許容される賦形剤、薬学的に許容される担体および薬学的活性作用物質を含む群から選択される医薬組成物。
【請求項69】
請求項1〜67のいずれか一項に記載の核酸および薬学的に許容される担体を含む、請求項68に記載の医薬組成物。
【請求項70】
薬剤を製造するための、請求項1〜67のいずれか一項に記載の核酸の使用。
【請求項71】
薬剤が、ヒト医学で使用するためまたは獣医学で使用するための薬剤である、請求項70に記載の使用。
【請求項72】
診断手段を製造するための、請求項1〜67のいずれか一項に記載の核酸の使用。
【請求項73】
薬剤が、貧血、低鉄血症、異食症、ヘプシジンレベルの上昇を伴う状態、鉄レベルの上昇を伴う状態または鉄過剰を伴う状態の治療および/または予防用の薬剤である、請求項70に記載の使用。
【請求項74】
貧血が、鉄芽球性貧血、低色素性小球性貧血、慢性疾患および/または障害によって引き起こされる貧血、炎症によって引き起こされる貧血、遺伝的障害によって引き起こされる貧血、急性感染によって引き起こされる貧血、鉄の代謝および/または恒常性の遺伝子の突然変異によって引き起こされる貧血、ならびにがん治療によって引き起こされる貧血からなる群から選択される、請求項73に記載の使用。
【請求項75】
慢性疾患および/または障害が、慢性炎症、がん、自己免疫疾患および/または障害、慢性感染、動脈硬化、アテローム動脈硬化、ならびに肝硬変の群から選択される、請求項74に記載の使用。
【請求項76】
慢性炎症が慢性腎臓疾患、慢性閉塞性肺疾患、多発性硬化症、骨関節炎、糖尿病、肥満、脳血管疾患、うっ血性心疾患、うっ血性心不全、心筋梗塞、冠動脈疾患、末梢閉塞性動脈疾患、膵炎および血管炎の群から選択され、好ましくは慢性腎臓疾患が腎疾患、慢性腎不全、慢性腎臓不全の群から選択され、かつ/または慢性腎臓疾患が腎臓透析もしくは腎臓移植によって引き起こされる、請求項75に記載の使用。
【請求項77】
自己免疫疾患および/または障害が、関節リウマチ、過敏性腸症候群、全身性エリテマトーデスおよびクローン病の群から選択される、請求項75に記載の使用。
【請求項78】
慢性感染がウイルス感染、ウイルス疾患、細菌感染および真菌感染の群から選択され、好ましくはウイルス感染が肝炎およびHIV感染を含み、細菌感染がH.pyelori感染を含む、請求項75に記載の使用。
【請求項79】
炎症によって引き起こされる貧血が正球性から小球性であり、かつ/または低い網状赤血球産生指数および/もしくは炎症のマーカーの増大によって特徴付けられる、請求項74に記載の使用。
【請求項80】
遺伝的障害が、キャッスルマン病、シュニッツラー症候群、鉄不応性鉄欠乏性貧血(マトリプターゼ−2(TMPRSS6)突然変異)、無トランスフェリン症、先天性赤血球異形成貧血または異常ヘモグロビン症である、請求項74に記載の使用。
【請求項81】
急性感染が、ウイルス感染、細菌感染、真菌感染の群から選択され、好ましくは敗血症である、請求項74に記載の使用。
【請求項82】
がんが、肝細胞癌腫、リンパ腫、多発性骨髄腫、頭頚部がん、乳がん、結腸直腸がん、非骨髄性がん、腎細胞癌腫、非小細胞肺癌腫瘍および脳腫瘍の群から選択される、請求項75に記載の使用。
【請求項83】
薬剤が、鉄レベルの上昇を伴う状態の治療用の薬剤であり、その状態が、運動失調症、フリードライヒ運動失調症、加齢性黄斑変性症、加齢性白内障、加齢性網膜疾患、ならびにアルツハイマー病、パーキンソン病、パントテン酸キナーゼ関連神経変性症、不穏下肢症候群およびハンチントン病を含む神経変性疾患の群から選択される、請求項73に記載の使用。
【請求項84】
薬剤が、ヘプシジン血漿レベルが上昇しない鉄過剰の治療用の薬剤である、請求項73に記載の使用。
【請求項85】
鉄過剰が、輸血性鉄過剰、鉄中毒、肺鉄血症、骨減少症、インスリン耐性、アフリカ型鉄過剰、ハレルフォルデンスパッツ病、高フェリチン血症、セルロプラスミン欠乏、新生児ヘモクロマトーシスならびにサラセミア、アルファサラセミア、中間型サラセミア、鎌状赤血球症および骨髄異形成症候群を含む赤血球障害の群から選択される、請求項84に記載の使用。
【請求項86】
薬剤が、鉄キレート化合物と組み合わせて使用される、請求項82〜85のいずれかに記載の使用。
【請求項87】
鉄キレート化合物が、クルクミン、デフェロキサミン、デフェラシロクスおよびデフェリプロンの群から選択される、請求項86に記載の使用。
【請求項88】
薬剤が、さらなる薬剤もしくは治療方法に使用される、または、さらなる薬剤もしくは治療方法と組み合わせて使用するための薬剤であり、前記薬剤または治療方法が、さらなる薬学的活性化合物または当該さらなる薬学的活性化合物の投与を含み、前記さらなる薬学的活性化合物が、鉄補給剤、ビタミン補給剤、赤血球産生刺激物質、抗生物質、抗炎症性生物製剤、免疫系の抑制物質、抗血栓溶解剤、スタチン、昇圧剤および変力性化合物の群から選択される、請求項70に記載の使用。
【請求項89】
好ましくは結晶複合体である、請求項1〜67のいずれか一項に記載の核酸およびヘプシジンを含む複合体。
【請求項90】
ヘプシジンがヒトヘプシジン、サルヘプシジンを含む群から選択され、より好ましくはヘプシジンがヒトヘプシジンである、請求項89に記載の複合体。
【請求項91】
ヘプシジンを検出するための、請求項1〜67のいずれか一項に記載の核酸の使用。
【請求項92】
ヘプシジンがヒトヘプシジン、サルヘプシジンを含む群から選択され、より好ましくはヘプシジンがヒトヘプシジンである、請求項91に記載の使用。
【請求項93】
ヘプシジンのアンタゴニストまたはアゴニストをスクリーニングする方法であって、
ヘプシジンの候補アンタゴニストおよび/または候補アゴニストを提供するステップと、
請求項1〜67のいずれか一項に記載の核酸を提供するステップと、
ヘプシジンのアンタゴニストおよび/またはアゴニストの存在下でシグナルをもたらす試験系を提供するステップと、
前記候補アンタゴニストがヘプシジンのアンタゴニストであるかどうか、および/または前記候補アゴニストがヘプシジンのアゴニストであるかどうかを決定するステップと
を含む方法。
【請求項94】
ヘプシジンがヒトヘプシジン、サルヘプシジンを含む群から選択され、より好ましくはヘプシジンがヒトヘプシジンである、請求項93に記載の方法。
【請求項95】
ヘプシジンを検出するためのキットであって、請求項1〜67のいずれか一項に記載の核酸を含み、好ましくはヘプシジンがヒトヘプシジンであるキット。
【請求項96】
試料中の請求項1〜67のいずれか一項に記載の核酸を検出する方法であって、
a)本発明による核酸を含有する試料を提供するステップと、
b)捕捉プローブおよび検出プローブを提供するステップと、ここで、捕捉プローブが請求項1〜67のいずれか一項に記載の核酸の第1の部分と少なくとも部分的に相補的であるか、検出プローブが請求項1〜67のいずれか一項に記載の核酸の第2の部分と少なくとも部分的に相補的であるか、捕捉プローブが請求項1〜67のいずれか一項に記載の核酸の第2の部分と少なくとも部分的に相補的であり、検出プローブが請求項1〜67のいずれか一項に記載の核酸の第1の部分と少なくとも部分的に相補的であり、
c)捕捉プローブおよび検出プローブを、請求項1〜67のいずれか一項に記載の核酸またはその部分と同時にまたは任意の順番で順次に反応させるステップと、
d)任意選択的に、捕捉プローブがステップa)で提供された請求項1〜67のいずれか一項に記載の核酸による核酸とハイブリダイズするか否かを検出するステップと、
e)請求項1〜67のいずれか一項に記載の核酸および捕捉プローブおよび検出プローブからなる、ステップc)で形成された複合体を検出するステップと
を含む方法。
【請求項97】
検出プローブが検出手段を含み、かつ/または捕捉プローブを支持体、好ましくは固体支持体に固定化することができる、請求項96に記載の方法。
【請求項98】
複合体の一部でないいかなる検出プローブも反応から除去され、その結果ステップe)で複合体の一部である検出プローブだけが検出される、請求項96または97に記載の方法。
【請求項99】
ステップe)が、捕捉プローブおよび検出プローブが請求項1〜67のいずれか一項に記載の核酸またはその部分の存在下でハイブリダイズするとき、検出手段によって生じたシグナルと、前記核酸またはその部分の不在下でハイブリダイズするとき、検出手段によって生じたシグナルとを比較するステップを含む、請求項96〜98のいずれか一項に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17A】
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【図17B】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【公表番号】特表2012−525124(P2012−525124A)
【公表日】平成24年10月22日(2012.10.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−507644(P2012−507644)
【出願日】平成22年4月30日(2010.4.30)
【国際出願番号】PCT/EP2010/002659
【国際公開番号】WO2010/124874
【国際公開日】平成22年11月4日(2010.11.4)
【出願人】(509019004)ノクソン・ファルマ・アクチエンゲゼルシャフト (5)
【Fターム(参考)】