ヘマトコッカス属（Ｈａｅｍａｔｏｃｏｃｃｕｓ）に属する緑藻とアルガン油を含有してなることを特徴とする化粧料。
【課題】本発明は、ヘマトコッカス属（Ｈａｅｍａｔｏｃｏｃｃｕｓ）に属する緑藻の抽出物とアルガン油の配合による優れた抗炎症作用、抗酸化作用及びメラニン生成抑制作用などを有し、シワ、シミ、にきび、皮膚炎などの皮膚に生じる様々なトラブルを未然に防止又は抑制することができる化粧料組成物を提供すること。
【解決手段】
ヘマトコッカス属（Ｈａｅｍａｔｏｃｏｃｃｕｓ）に属する緑藻の抽出物とアルガン油を含有してなることを特徴とする化粧料組成物とする。前記ヘマトコッカス属（Ｈａｅｍａｔｏｃｏｃｃｕｓ）に属する緑藻の抽出物としては、アスタキサンチン及び／又はアスタキサンチンのエステル誘導体が好ましく、前記アルガン油としては、リノレイン酸、ルペオール、トリテルペンアルコール等の有するものが好ましい。
【解決手段】
ヘマトコッカス属（Ｈａｅｍａｔｏｃｏｃｃｕｓ）に属する緑藻の抽出物とアルガン油を含有してなることを特徴とする化粧料組成物とする。前記ヘマトコッカス属（Ｈａｅｍａｔｏｃｏｃｃｕｓ）に属する緑藻の抽出物としては、アスタキサンチン及び／又はアスタキサンチンのエステル誘導体が好ましく、前記アルガン油としては、リノレイン酸、ルペオール、トリテルペンアルコール等の有するものが好ましい。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、ヘマトコッカス属（Ｈａｅｍａｔｏｃｏｃｃｕｓ）に属する緑藻とアルガン油などを有効成分とする化粧料であり、殊に保湿性・ハリの高い且つその持続性が高い化粧料などに関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来の化粧料、例えば乳液等の化粧料に対して、皮膚の黒化や色素沈着によるしみ、そばかす等を改善するための美白効果、また、しみやたるみの予防のための保湿効果や抗酸化効果を付与させることが行われており、種々の原料が化粧料に配合されている。
【０００３】
一例として、美白剤としてはグルタチオン、ハイドロキノン等、保湿剤としてはコラーゲン、ヒアルロン酸等、抗酸化剤としてはビタミンＥなどが原料として挙げられる。
【０００４】
しかしながら、これらの原料は単一の美容効果のみを有するものであり、複数の美容効果を単一の化粧品等に付与させる場合には、種々の異なる効果を有する原料を化粧料等に配合する必要があり、製造過程の処方の煩雑さが問題とされているとともに、複数の原料を同時に使用することにより、個々の原料が有していた効果が阻害される可能性も示唆されている。
【０００５】
このような問題点を解決できる原料として、ヘマトコッカス属（Ｈａｅｍａｔｏｃｏｃｃｕｓ）及びアルガンオイルが注目されている。アルガンオイルは古来より日焼け予防によるシミ・シワ改善として用いられており、近年ではヘマトコッカス属（Ｈａｅｍａｔｏｃｏｃｃｕｓ）の主要成分であるアスタキサンチンの有効成分を生かした成分が美容分野において広く用いられており、皮膚外用剤として、あるいはサプリメントや健康食品として経口で摂取することにより用いられている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
【０００７】
本発明は、上記問題点を解決すべくヘマトコッカス属（Ｈａｅｍａｔｏｃｏｃｃｕｓ）及びアルガンオイルの持つ効能、特に美白、保湿、抗酸化効果について、その効能を著しく向上させ、それでいて安全性が高く、処方も容易に行えることを特徴とする化粧料を提供することを目的としている。また、本発明は、化粧料、特に皮膚化粧料を対象とすることから、使用感の向上、経皮吸収力の向上も目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本発明は、これらの有用新知見に基づき、更に研究の結果、遂に達成されたものであって、ヘマトコッカス属（Ｈａｅｍａｔｏｃｏｃｃｕｓ）及びアルガンオイルを封入する化粧料（化粧品、皮膚外用剤）を基本的な技術とする
【０００９】
本発明は、上記目的を達成するためになされたものである。しかしながら、ヘマトコッカス属（Ｈａｅｍａｔｏｃｏｃｃｕｓ）及びアルガンオイルは各種成分を含む複雑な天然物由来成分であるが、アルガンオイルが有する効果が更に奏されるという従来未知しかもきわめて有用な新知見を得た。
【００１０】
上記目標達成は、ヘマトコッカス属（Ｈａｅｍａｔｏｃｏｃｃｕｓ）及びアルガンオイルは、これを混合することにより、両者の効果を最大限発揮できる成分効能であり使用感が更に向上するという全く予期せざる著効が奏されることをはじめて見出した。
【００１１】
本発明は、これらの有用新知見に基づき、更に研究の結果、遂に達成されたものであって、ヘマトコッカス属（Ｈａｅｍａｔｏｃｏｃｃｕｓ）及びアルガンオイルを混合した化粧料（化粧品、皮膚外用剤）を基本的な技術思想とする。
【技術分野】
【０００１】
本発明は、ヘマトコッカス属（Ｈａｅｍａｔｏｃｏｃｃｕｓ）に属する緑藻とアルガン油などを有効成分とする化粧料であり、殊に保湿性・ハリの高い且つその持続性が高い化粧料などに関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来の化粧料、例えば乳液等の化粧料に対して、皮膚の黒化や色素沈着によるしみ、そばかす等を改善するための美白効果、また、しみやたるみの予防のための保湿効果や抗酸化効果を付与させることが行われており、種々の原料が化粧料に配合されている。
【０００３】
一例として、美白剤としてはグルタチオン、ハイドロキノン等、保湿剤としてはコラーゲン、ヒアルロン酸等、抗酸化剤としてはビタミンＥなどが原料として挙げられる。
【０００４】
しかしながら、これらの原料は単一の美容効果のみを有するものであり、複数の美容効果を単一の化粧品等に付与させる場合には、種々の異なる効果を有する原料を化粧料等に配合する必要があり、製造過程の処方の煩雑さが問題とされているとともに、複数の原料を同時に使用することにより、個々の原料が有していた効果が阻害される可能性も示唆されている。
【０００５】
このような問題点を解決できる原料として、ヘマトコッカス属（Ｈａｅｍａｔｏｃｏｃｃｕｓ）及びアルガンオイルが注目されている。アルガンオイルは古来より日焼け予防によるシミ・シワ改善として用いられており、近年ではヘマトコッカス属（Ｈａｅｍａｔｏｃｏｃｃｕｓ）の主要成分であるアスタキサンチンの有効成分を生かした成分が美容分野において広く用いられており、皮膚外用剤として、あるいはサプリメントや健康食品として経口で摂取することにより用いられている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
【０００７】
本発明は、上記問題点を解決すべくヘマトコッカス属（Ｈａｅｍａｔｏｃｏｃｃｕｓ）及びアルガンオイルの持つ効能、特に美白、保湿、抗酸化効果について、その効能を著しく向上させ、それでいて安全性が高く、処方も容易に行えることを特徴とする化粧料を提供することを目的としている。また、本発明は、化粧料、特に皮膚化粧料を対象とすることから、使用感の向上、経皮吸収力の向上も目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本発明は、これらの有用新知見に基づき、更に研究の結果、遂に達成されたものであって、ヘマトコッカス属（Ｈａｅｍａｔｏｃｏｃｃｕｓ）及びアルガンオイルを封入する化粧料（化粧品、皮膚外用剤）を基本的な技術とする
【０００９】
本発明は、上記目的を達成するためになされたものである。しかしながら、ヘマトコッカス属（Ｈａｅｍａｔｏｃｏｃｃｕｓ）及びアルガンオイルは各種成分を含む複雑な天然物由来成分であるが、アルガンオイルが有する効果が更に奏されるという従来未知しかもきわめて有用な新知見を得た。
【００１０】
上記目標達成は、ヘマトコッカス属（Ｈａｅｍａｔｏｃｏｃｃｕｓ）及びアルガンオイルは、これを混合することにより、両者の効果を最大限発揮できる成分効能であり使用感が更に向上するという全く予期せざる著効が奏されることをはじめて見出した。
【００１１】
本発明は、これらの有用新知見に基づき、更に研究の結果、遂に達成されたものであって、ヘマトコッカス属（Ｈａｅｍａｔｏｃｏｃｃｕｓ）及びアルガンオイルを混合した化粧料（化粧品、皮膚外用剤）を基本的な技術思想とする。
【特許請求の範囲】
【請求項１】
ヘマトコッカス属（Ｈａｅｍａｔｏｃｏｃｃｕｓ）に属する緑藻とアルガン油を含有してなることを特徴とする化粧料。
【請求項２】
ヘマトコッカス属（Ｈａｅｍａｔｏｃｏｃｃｕｓ）に属する緑藻の抽出物とアルガン油を含有してなることを特徴とする化粧料。
【請求項３】
化粧料が皮膚化粧料であること、を特徴とする請求項１〜２のいずれか１項に記載の方法。
【請求項４】
化粧料が美白効果、保湿効果、抗酸化効果、日焼け改善の少なくともひとつの効果を有すること、を特徴とする請求項１〜３のいずれか３項に記載の方法。
【請求項５】
請求項１〜４のいずれか１項の方法によって製造してなる、ヘマトコッカス属（Ｈａｅｍａｔｏｃｏｃｃｕｓ）に属する緑藻とアルガン油を封入したりする化粧料。
【請求項６】
美白効果、保湿効果、抗酸化効果の少なくともひとつの効果を有し、更に、経皮吸収力の向上、使用感の向上、使い心地の向上の少なくともひとつの効果を有する請求項５に記載の化粧料。
【請求項７】
化粧料が、化粧水、美容液、乳液、クリーム、パック、マスク、入浴剤、洗浄剤、分散液、軟膏、液剤、エアゾール、貼布剤の少なくともひとつであること、を特徴とする請求項５又は６に記載の化粧料。
【請求項１】
ヘマトコッカス属（Ｈａｅｍａｔｏｃｏｃｃｕｓ）に属する緑藻とアルガン油を含有してなることを特徴とする化粧料。
【請求項２】
ヘマトコッカス属（Ｈａｅｍａｔｏｃｏｃｃｕｓ）に属する緑藻の抽出物とアルガン油を含有してなることを特徴とする化粧料。
【請求項３】
化粧料が皮膚化粧料であること、を特徴とする請求項１〜２のいずれか１項に記載の方法。
【請求項４】
化粧料が美白効果、保湿効果、抗酸化効果、日焼け改善の少なくともひとつの効果を有すること、を特徴とする請求項１〜３のいずれか３項に記載の方法。
【請求項５】
請求項１〜４のいずれか１項の方法によって製造してなる、ヘマトコッカス属（Ｈａｅｍａｔｏｃｏｃｃｕｓ）に属する緑藻とアルガン油を封入したりする化粧料。
【請求項６】
美白効果、保湿効果、抗酸化効果の少なくともひとつの効果を有し、更に、経皮吸収力の向上、使用感の向上、使い心地の向上の少なくともひとつの効果を有する請求項５に記載の化粧料。
【請求項７】
化粧料が、化粧水、美容液、乳液、クリーム、パック、マスク、入浴剤、洗浄剤、分散液、軟膏、液剤、エアゾール、貼布剤の少なくともひとつであること、を特徴とする請求項５又は６に記載の化粧料。
【公開番号】特開２０１３−１０７８６４（Ｐ２０１３−１０７８６４Ａ）
【公開日】平成２５年６月６日（２０１３．６．６）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１１−２７０６５０（Ｐ２０１１−２７０６５０）
【出願日】平成２３年１１月２２日（２０１１．１１．２２）
【出願人】（５０５２７１２１９）株式会社ロジック (1)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２５年６月６日（２０１３．６．６）
【国際特許分類】
【出願日】平成２３年１１月２２日（２０１１．１１．２２）
【出願人】（５０５２７１２１９）株式会社ロジック (1)
【Ｆターム（参考）】
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