説明

ヘルメット用カバー

【課題】
ヘルメットに簡単に装着することができ、ヘルメットから外れ難く、ヘルメットの開放端を覆うことによって、頭部の保護をより一層向上したヘルメット用カバーを提供する。
【解決手段】
ヘルメット用カバー10は、ヘルメット1に被着される柔軟素材で形成されたものであり、ヘルメット1の表面3全体を覆うカバー本体11と、カバー本体11の開放端周縁19に連設された、ヘルメット1の開放端9を包み込むようにしてヘルメット1の内面2側に折曲される折曲片12とからなる。折曲片12には、ヘルメット1の内面2に設けられた面ファスナー6と係着可能な面ファスナー26が設けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は、オートバイ、自転車等の走行車両の乗車時に被るヘルメットに装着されるヘルメット用カバーに関する。
【背景技術】
【0002】
従来のヘルメット用カバーは、布地等の柔軟素材で形成され、硬質素材によって半球体状に形成されたヘルメットに被着される。この従来のヘルメット用カバーは、開放端周縁に紐が挿通されて設けられ、紐の両端を引っ張って結ぶことにより、ヘルメットの表面を覆うようにして着脱可能に取り付けられる(例えば、特許文献1)。
【特許文献1】実公平4−31229号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記従来のヘルメット用カバーは、紐の両端を引っ張って結ぶことにより、開放端周縁が絞られてヘルメットの開放端に係止されるが、紐が緩んでヘルメットから外れやすいという問題点があった。また、従来のヘルメット用カバーは、ヘルメットの開放端を覆っていないので、ヘルメットの開放端が頭部に接触すると、頭部を傷付ける場合があった。
【0004】
本願発明は、上記問題点に鑑み案出したものであって、ヘルメットに簡単に装着することができ、ヘルメットから外れ難く、ヘルメットの開放端を覆うことによって、頭部の保護をより一層向上したヘルメット用カバーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願請求項1に係るヘルメット用カバーは、上記目的を達成するため、硬質素材によって半球体状に形成されたヘルメットに被着される柔軟素材で形成されたヘルメット用カバーであって、ヘルメットの表面全体を覆うように形成されたカバー本体と、カバー本体の開放端周縁に連設された、ヘルメットの開放端を包み込むようにしてヘルメットの内面側に折曲される折曲片とからなる。
【0006】
本願請求項2に係るヘルメット用カバーは、上記目的を達成するため、前記折曲片には、ヘルメットの内面に設けられた面ファスナーと係着可能な面ファスナーが設けられている。
【0007】
本願請求項3に係るヘルメット用カバーは、上記目的を達成するため、前記折曲片は、複数の折曲小片からなり、折曲小片は、ヘルメットの内面側に折曲されると、これの側部が隣り合う他の折曲小片の側部と重なり合うように形成されており、折曲小片の側部には、隣り合う他の折曲小片の側部に設けられた面ファスナーと係着可能な面ファスナーが設けられている。
【発明の効果】
【0008】
本願発明に係るヘルメット用カバーは、硬質素材によって半球体状に形成されたヘルメットに被着される柔軟素材で形成されたものであって、ヘルメットの表面全体を覆うように形成されたカバー本体と、カバー本体の開放端周縁に連設された、ヘルメットの開放端を包み込むようにしてヘルメットの内面側に折曲される折曲片とからなるので、ヘルメットの表面のみならず、ヘルメットの開放端も覆うことができ、頭部の保護をより一層向上することができるという効果がある。
【0009】
本願発明に係るヘルメット用カバーは、前記折曲片には、ヘルメットの内面に設けられた面ファスナーと係着可能な面ファスナーが設けられているので、折曲片をヘルメットの内面側に折曲すると、折曲片の面ファスナーがヘルメットの内面に設けられた面ファスナーに係着して、ヘルメットに簡単に取り付けることができるという効果がある。
【0010】
本願発明に係るヘルメット用カバーは、前記折曲片は、複数の折曲小片からなり、折曲小片は、ヘルメットの内面側に折曲されると、これの側部が隣り合う他の折曲小片の側部と重なり合うように形成されており、折曲小片の側部には、隣り合う他の折曲小片の側部に設けられた面ファスナーと係着可能な面ファスナーが設けられているので、折曲小片をヘルメットの内面側に折曲すると、折曲小片の側部が、これと隣り合う他の折曲小片の側部と重なり合い、折曲小片の面ファスナー同士が係着して、ヘルメットに簡単に取り付けることができるという効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
本願発明に係るヘルメット用カバーの一つの実施の形態を図1乃至図6に基づいて説明する。図1は、本願発明に係るヘルメット用カバーの正面図である。図2は、本願発明に係るヘルメット用カバーの背面図である。図3は、本願発明に係るヘルメット用カバーの上面図である。図4は、本願発明に係るヘルメット用カバーの分解図である。図5は、本願発明に係るヘルメット用カバーの裏返した斜視図である。図6は、本願発明に係るヘルメット用カバーをヘルメットに装着している状態を示す斜視図である。
【0012】
ヘルメット用カバー10は、硬質素材によって半球体状に形成されたヘルメット1に被着される柔軟素材で形成されたものであって、ヘルメット1の表面3全体を覆うように形成されたカバー本体11と、カバー本体11の開放端周縁19に連設された、ヘルメット1の開放端9を包み込むようにしてヘルメット1の内面2側に折曲される折曲片12とからなる。前記折曲片12には、ヘルメット1の内面2に設けられた面ファスナー6と係着可能な面ファスナー26が設けられている。
【0013】
さらに、ヘルメット用カバー10について詳細に説明する。図6に示すように、ヘルメット1は、オートバイ、自転車等の走行車両の乗車時に頭部を保護するため、頭部に被せるものである。ヘルメット1は、硬質高強度樹脂製の素材によって半球体状に形成され、内面2に発泡スチロール製緩衝部材5が内装されている。また、ヘルメット1には、頭部装着時に顎の下に引っ掛けて、ヘルメット1を頭部に安定して載せるベルト4が設けられている。ヘルメット1の開放端9近傍の内面2には、接着剤、両面テープ等の接着素材により、複数の面ファスナー6が所定間隔あけて環状に取り付けられている。なお、本実施の形態では、面ファスナー6は、小片状に形成して、ヘルメット1の内面2に取り付けているが、帯状に形成してヘルメット1の内面2に取り付けても構わない。
【0014】
図1に示すように、ヘルメット用カバー10は、柔軟素材、例えばポリエステル等の伸縮性のある布地によって形成されている。ヘルメット用カバー10は、カバー本体11と、環状の折曲布片12とからなる。図4に示すように、カバー本体11は、中央の布片13と、右側面前部の布片14と、右側面後部の布片15と、左側面前部の布片16と、左側面後部の布片17とからなる。
【0015】
中央の布片13は、円弧状の前端縁13a及び後端縁13bと、緩やかに内側に湾曲した右端縁13c及び左端縁13dによって、細長く形成されている。また、中央の布片13は、前部21に顔22が形成され、後部23に切れ目24が形成されている。右側面前部の布片14は、円弧状の右前端縁14aと、緩やかに湾曲した前部端縁14bと、略直線状の後部端縁14cによって、扇状に形成されている。右側面後部の布片15は、円弧状の右後端縁15aと、緩やかに湾曲した後部端縁15bと、略直線状の前部端縁15c
によって、扇状に形成されている。
【0016】
左側面前部の布片16は、円弧状の左前端縁16aと、緩やかに湾曲した前部端縁16bと、略直線状の後部端縁16cによって、扇状に形成されている。左側面後部の布片17は、円弧状の左後端縁17aと、緩やかに湾曲した後部端縁17bと、略直線状の前部端縁17cによって、扇状に形成されている。環状の折曲布片12は、内面12aに複数の面ファスナー26が所定間隔あけて、縫着により取り付けられている。なお、本実施の形態では、面ファスナー26は、小片状に形成して、折曲布片12の内面12aに取り付けているが、帯状に形成して折曲布片12の内面に取り付けても構わない。
【0017】
図3に示すように、ヘルメット用カバー10は、最初に、中央の布片13の緩やかに湾曲した右端縁13c前部と、右側面前部の布片14の緩やかに湾曲した前部端縁14bを第1の縫着31によって取り付け、中央の布片13の緩やかに湾曲した右端縁13c後部と、右側面後部の布片15の緩やかに湾曲した後部端縁15bを第2の縫着32によって取り付け、中央の布片13の緩やかに湾曲した左端縁13d前部と、左側面前部の布片16の緩やかに湾曲した前部端縁16bを第3の縫着33により取り付け、中央の布片13の緩やかに湾曲した左端縁13d後部と、左側面後部の布片17の緩やかに湾曲した後部端縁17bを第4の縫着34によって取り付ける。
【0018】
次に、右側面前部の布片14の略直線状の後部端縁14cと右側面後部の布片15の略直線状の前部端縁15cを第5の縫着35によって取り付け、左側面前部の布片16の略直線状の後部端縁16cと左側面後部の布片17の略直線状の前部端縁17cを第6の縫着36によって取り付け、中央の布片13の切れ目24を第7の縫着37により取り付ける。布片14の後部端縁14cと布片15の前部端縁15cを互いに引っ張りながら第5の縫着35によって取り付け、布片16の後部端縁16cと布片17の前部端縁17cを互いに引っ張りながら第6の縫着36によって取り付け、切れ目24の両側を引っ張りながら第7の縫着37により取り付けることによって、カバー本体11の外観を整えることができる。
【0019】
カバー本体11は、中央の布片13の円弧状の前端縁13a及び後端縁13b、右側面前部の布片14の右前端縁14a、右側面後部の布片15の右後端縁15a、左側面前部の布片16の左前端縁16a、左側面後部の布片17の左後端縁17aによってリング状の下端縁(開放端周縁)19が形成されている。この下端縁(開放端周縁)19と前記環状の折曲布片12の上端縁12bが縫着されている。当該折曲布片12は、カバー本体11の下端縁(開放端周縁 折曲部)19を中心として折曲することができる。
【0020】
ヘルメット用カバー10は、上記構成を有し、ヘルメット1に被着すると、ヘルメット1の表面3全体をカバー本体11が覆うことになる。下端縁(開放端周縁 折曲部)19を中心として折曲布片12をヘルメット1の内面2側に折曲すると、折曲部19がヘルメット1の開放端9を覆うようにして、折曲布片12の面ファスナー26がヘルメット1の内面2に取り付けられた面ファスナー6と着脱可能に係着する。このようにして、ヘルメット用カバー10は、着脱可能にヘルメット1に取り付けられる。
【0021】
ヘルメット用カバー10は、顔22が設けられているので、興趣があり、人目を引くことができる。なお、顔22以外の装飾であっても構わないのは勿論である。また、顔22を設ける前部21は、縫着されないので、顔22の形状を損なうことがない。
【0022】
ヘルメット用カバー10は、ヘルメット1の表面3全体を覆うと共に、ヘルメット1の開放端9をも覆うことができるので、ヘルメット1の開放端9が頭部に接触しても、頭部を傷付けることがなく、頭部の保護をより一層向上することができる。また、ヘルメット
用カバー10は、折曲片12をヘルメット1の内面2側に折曲すると、折曲片12の面ファスナー26がヘルメット1の開放端9近傍の内面2に設けられた面ファスナー6に係着して、ヘルメット1に簡単に取り付けることができる。また、ヘルメット用カバー10は、折曲片12の面ファスナー26をヘルメット1の内面2に設けられた面ファスナー6から脱離させると、ヘルメット1から簡単に取り外すことができる。
【0023】
本願発明に係るヘルメット用カバーの他の実施の形態を図7乃至図12に基づいて説明する。図7は、本願発明に係るヘルメット用カバーをヘルメットに装着している状態を示す正面斜視図である。図8は、本願発明に係るヘルメット用カバーをヘルメットに装着している状態を示す側面図である。図9は、本願発明に係るヘルメット用カバーを裏返した斜視図である。図10は、ヘルメットの側面斜視図である。図11、12は、本願発明に係るヘルメット用カバーをヘルメットに装着している状態を示す斜視図である。
【0024】
ヘルメット用カバー40の前記折曲片46は、複数の折曲小片41〜44からなる。折曲小片41〜44は、ヘルメット1の内面2側に折曲されると、これの側部41a〜44bが隣り合う他の折曲小片41〜44の側部41a〜44bと重なり合うように形成されている。折曲小片41〜44の側部41a〜44bには、隣り合う他の折曲小片41〜44の側部41a〜44bに設けられた面ファスナー51a〜54bと係着可能な面ファスナー51a〜54bが設けられている。
【0025】
さらに、ヘルメット用カバー40について詳細に説明する。図10に示すように、ヘルメット1は、オートバイ、自転車等の走行車両の乗車時に頭部を保護するため、頭部に被せるものであり、硬質高強度樹脂製の素材によって半球体状に形成され、内面2に発泡スチロール製緩衝部材5が内装されている。また、ヘルメット1には、頭部装着時に顎の下に引っ掛けて、ヘルメット1を頭部に安定して載せるベルト4が設けられている。ベルト4は、雄側ベルト4aと雌側ベルト4bとからなる。雄側ベルト4aは、一方側8aと他方側8bがヘルメット1の内面2に固定されている。雌側ベルト4bは、一方側8cと他方側8dがヘルメット1の内面2に固定されている。
【0026】
図7、8に示すように、ヘルメット用カバー40のカバー本体11は、前述したので省略する。カバー本体11の下端縁(開放端周縁)19には、折曲布片46が縫着により取り付けられている。折曲布片46は、4つの折曲小片41〜44からなる。即ち、カバー本体11の下端縁(開放端周縁)19には、4つの折曲小片41〜44の上端縁41c〜44cが縫着されている。当該4つの折曲小片41〜44は、カバー本体11の下端縁(開放端周縁 折曲部)19を中心として折曲することができる。
【0027】
折曲小片41とこの折曲小片41と対向する折曲小片43を内側に折曲し、折曲小片41及び折曲小片43と隣り合う折曲小片42と折曲小片43を内側に折曲する。折曲小片41は、一方の側部41aの表側に、隣り合う他の折曲小片44の他方の側部44bの裏側が重なり合い、他方の側部41bの表側に、隣り合う他の折曲小片42の一方の側部42aの裏側が重なり合うように形成されている。同様に、折曲小片43は、一方の側部43aの表側に、隣り合う他の折曲小片42の他方の側部42bの裏側が重なり合い、他方の側部43bの表側に、隣り合う他の折曲小片44の一方の側部44aの裏側が重なり合うように形成されている。
【0028】
折曲小片41は、隣り合う他の折曲小片42,44の側部42a,44bと重なり合う側部41a,41bの表側に面ファスナー51a,51bが設けられている。同様に、折曲小片43は、隣り合う他の折曲小片42,44の側部42b,44aと重なり合う側部43a,43bの表側に面ファスナー53a,53bが設けられている。折曲小片42は、隣り合う他の折曲小片41,43の側部41b,43aと重なり合う側部42a,42
bの裏側に面ファスナー52a,52bが設けられている。同様に、折曲小片44は、隣り合う他の折曲小片43,41の側部43b,41aと重なり合う側部44a,44bの裏側に面ファスナー54a,54bが設けられている。
【0029】
ヘルメット用カバー40は、上記構成を有し、図7,8に示すように、ヘルメット1に被着すると、ヘルメット1の表面3全体をカバー本体11が覆うことになる。図11に示すように、下端縁(開放端周縁 折曲部)19を中心として折曲小片41とこの折曲小片41と対向する折曲小片43をヘルメット1の内面2側に折曲する。次に、下端縁(開放端周縁 折曲部)19を中心として折曲小片41及び折曲小片43と隣り合う折曲小片42と折曲小片43をヘルメット1の内面2側に折曲する。折曲部19がヘルメット1の開放端9を覆う。
【0030】
折曲小片41の側部41a,41bの表側に、隣り合う他の折曲小片42,44の側部42a,44bが重なり合い、折曲小片41の面ファスナー51aと折曲小片44の面ファスナー54bが着脱可能に係着し、折曲小片41の面ファスナー51bと折曲小片42の面ファスナー52aが着脱可能に係着する。折曲小片43の側部43a,43bの表側に、隣り合う他の折曲小片42,44の側部42b,44aが重なり合い、折曲小片43の面ファスナー53aと折曲小片42の面ファスナー52bが着脱可能に係着し、折曲小片43の面ファスナー53bと折曲小片44の面ファスナー54aが着脱可能に係着する。このようにして、ヘルメット用カバー40は、着脱可能且つ簡単にヘルメット1に取り付けられる。
【0031】
図12に示すように、ヘルメット用カバー40は、折曲布片46が折曲小片41〜44からなるので、折曲小片41と折曲小片42の間の隙間から雌側ベルト4bの他方側8dを挿通し、折曲小片42と折曲小片43の間の隙間から雄側ベルト4aの他方側8bを挿通し、折曲小片43と折曲小片44の間の隙間から雄側ベルト4aの一方側8aを挿通し、折曲小片44と折曲小片41の間の隙間から雌側ベルト4bの一方側8cを挿通することができ、折曲布片46にベルトの挿通孔を形成する必要がない。また、ヘルメット用カバー40は、雄側ベルト4a及び雌側ベルト4bによって位置決めされ、不用意に位置がずれたりすることがない。
【0032】
ヘルメット用カバー40は、ヘルメット1の表面3全体を覆うと共に、ヘルメット1の開放端9をも覆うことができるので、ヘルメット1の開放端9が頭部に接触しても、頭部を傷付けることがなく、頭部の保護をより一層向上することができる。ヘルメット用カバー40は、折曲小片41〜44をヘルメット1の内面2側に折曲すると、折曲小片41〜44の側部41a〜44bが、これと隣り合う他の折曲小片41〜44の側部41a〜44bと重なり合い、折曲小片41〜44の面ファスナー51a〜54b同士が係着して、ヘルメット1に簡単に取り付けることができる。ヘルメット用カバー40は、折曲小片41〜44の面ファスナー51a〜54b同士の係着を解除して引き離すと、ヘルメット1から簡単に取り外すことができる。なお、面ファスナーは、取付手段として好適ではあるが、ボタン、ホック、チャック等の公知の取付手段を採用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本願発明に係るヘルメット用カバーの正面図である。
【図2】本願発明に係るヘルメット用カバーの背面図である。
【図3】本願発明に係るヘルメット用カバーの上面図である。
【図4】本願発明に係るヘルメット用カバーの分解図である。
【図5】本願発明に係るヘルメット用カバーの裏返した斜視図である。
【図6】本願発明に係るヘルメット用カバーをヘルメットに装着している状態を示す斜視図である。
【図7】本願発明に係るヘルメット用カバーをヘルメットに装着している状態を示す正面斜視図である。
【図8】本願発明に係るヘルメット用カバーをヘルメットに装着している状態を示す側面図である。
【図9】本願発明に係るヘルメット用カバーを裏返した斜視図である。
【図10】ヘルメットの側面斜視図である。
【図11】本願発明に係るヘルメット用カバーをヘルメットに装着している状態を示す斜視図である。
【図12】本願発明に係るヘルメット用カバーをヘルメットに装着している状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0034】
1 ヘルメット
2 内面
3 表面
4 ベルト
4a 雄側ベルト
4b 雌側ベルト
5 緩衝部材
6 面ファスナー
8a 一方
8b 他方
8c 一方
8d 他方
9 開放端
10 ヘルメット用カバー
11 カバー本体
12 折曲布片(折曲片)
12a 内面
12b 上端縁
13 中央の布片
13a 前端縁
13b 後端縁
13c 右端縁
13d 左端縁
14 右側面前部の布片
14a 右前端縁
14b 前部端縁
14c 後部端縁
15 右側面後部の布片
15a 右後端縁
15b 後部端縁
15c 前部端縁
16 左側面前部の布片
16a 左前端縁
16b 前部端縁
16c 後部端縁
17 左側面後部の布片
17a 左後端縁
17b 後部端縁
17c 前部端縁
19 下端縁(開放端周縁 折曲部)
21 前部
22 顔
23 後部
24 切れ目
26 面ファスナー
31 第1の縫着
32 第2の縫着
33 第3の縫着
34 第4の縫着
35 第5の縫着
36 第6の縫着
37 第7の縫着
40 ヘルメット用カバー
41 折曲小片
41a 側部
41b 側部
41c 上端縁
42 折曲小片
42a 側部
42b 側部
42c 上端縁
43 折曲小片
43a 側部
43b 側部
43c 上端縁
44 折曲小片
44a 側部
44b 側部
44c 上端縁
46 折曲布片(折曲片)
51a 面ファスナー
51b 面ファスナー
52a 面ファスナー
52b 面ファスナー
53a 面ファスナー
53b 面ファスナー
54a 面ファスナー
54b 面ファスナー




【特許請求の範囲】
【請求項1】
硬質素材によって半球体状に形成されたヘルメットに被着される柔軟素材で形成されたヘルメット用カバーであって、
ヘルメットの表面全体を覆うように形成されたカバー本体と、
カバー本体の開放端周縁に連設された、ヘルメットの開放端を包み込むようにしてヘルメットの内面側に折曲される折曲片とからなることを特徴とするヘルメット用カバー。
【請求項2】
前記折曲片には、ヘルメットの内面に設けられた面ファスナーと係着可能な面ファスナーが設けられていることを特徴とする請求項1記載のヘルメット用カバー。
【請求項3】
前記折曲片は、複数の折曲小片からなり、
折曲小片は、ヘルメットの内面側に折曲されると、これの側部が隣り合う他の折曲小片の側部と重なり合うように形成されており、
折曲小片の側部には、隣り合う他の折曲小片の側部に設けられた面ファスナーと係着可能な面ファスナーが設けられていることを特徴とする請求項1記載のヘルメット用カバー。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2006−28662(P2006−28662A)
【公開日】平成18年2月2日(2006.2.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−206474(P2004−206474)
【出願日】平成16年7月13日(2004.7.13)
【出願人】(595110461)株式会社オークス (3)
【Fターム(参考)】