ベッド
【課題】ベッドで寝ている病人や身体の不自由者を触ることなく、新しいシーツに介護者1人でも簡単な作業で、安価に、不安を与えることなく交換することができるベッドを得る。
【解決手段】ベッド用フレーム2と、前後方向に移動でき、シーツの透過孔3を有する移動パット4と、ベッド用フレームの先端部に一端部が着脱可能に取付けられ、他端部が移動パット4のシーツの透過孔より下方へ位置される第1のシーツ5と、ベッド用フレーム2の後端部に一端部が着脱可能に取付けられ、他端部が移動パット4のシーツの透過孔3より下方へ位置される第2のシーツ7と、移動パット4のシーツの透過孔3がベッド用フレーム2の後部より前方へ移動しながら、第1のシーツ5を移動パット4の下部へ収納するとともに、第2のシーツ7を移動パット4の下部から上方へ出すことができる移動パット移動装置とでベッドを構成する。
【解決手段】ベッド用フレーム2と、前後方向に移動でき、シーツの透過孔3を有する移動パット4と、ベッド用フレームの先端部に一端部が着脱可能に取付けられ、他端部が移動パット4のシーツの透過孔より下方へ位置される第1のシーツ5と、ベッド用フレーム2の後端部に一端部が着脱可能に取付けられ、他端部が移動パット4のシーツの透過孔3より下方へ位置される第2のシーツ7と、移動パット4のシーツの透過孔3がベッド用フレーム2の後部より前方へ移動しながら、第1のシーツ5を移動パット4の下部へ収納するとともに、第2のシーツ7を移動パット4の下部から上方へ出すことができる移動パット移動装置とでベッドを構成する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は寝たきりの病人や身体が不自由な人が最適に使用することができるベッドに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、寝たきりの病人が使用するベッドでのシーツ交換は介護者が病人を横向きになるように回動し、この状態で病人の背中の近くまで、使用しているシーツの片側半分を寄せるとともに、新しいシーツの片側半分を使用しているシーツの寄せた部位に敷設し、反対側半分を病人の背中の近くに位置させる。
【0003】
しかる後、病人を元の状態に戻しながら反対の横向きとなるように回動させて使用しているシーツを外すとともに、新しいシーツの反対側半分を敷設して、病人を元の状態へ戻す作業で行なっていた。
【0004】
しかしながら、このような作業は大変で、2人の介護者が必要となり、コスト高となり、気軽にシーツの交換ができないという欠点があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2001−120606号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、ベッドで寝ている病人や身体の不自由者を触ることなく、新しいシーツに介護者1人でも簡単な作業で、安価に寝ている病人や身体の不自由な人に不安を与えることなく交換することができるベッドを提供することを目的としている。
【0007】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明はベッド用フレームと、このベッド用フレームの上部に前後方向に移動できるように取付けられ、かつ前後部のいずれかにシーツの透過孔を有する移動パットと、この移動パット上に敷設される前記ベッド用フレームの先端部に一端部が着脱可能に取付けられ、他端部が前記移動パットのシーツの透過孔より下方へ位置される第1のシーツと、この第1のシーツの他端部を該第1のシーツにたるみが生じないように支持する支持具と、前記移動パット上に敷設することができる、前記ベッド用フレームの後端部に一端部が着脱可能に取付けられ、他端部が前記移動パットのシーツの透過孔より下方へ位置される第2のシーツと、前記移動パットのシーツの透過孔が前記ベッド用フレームの後部より前方へ移動しながら、前記第1のシーツを該移動パットの下部へ収納するとともに、前記第2のシーツを該移動パットの下部から上方へ出すことができる移動パット移動装置とでベッドを構成している。
【発明の効果】
【0009】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)請求項1により、移動パットを移動させることにより、使用しているシーツは移動パットのシーツ透過孔より下部へ移動し、新しいシーツはシーツ透過孔より移動パット上へ移動させることができる。
したがって、移動パット上の病人や身体の不自由な人は使用しているシーツ上にいるため、該使用しているシーツは順次移動パットの下部へ移動し、新しいシーツは順次上方へ移動するため、動くことなく、使用しているシーツから新しいシーツに交換することができる。
このため、病人や身体の不自由な人に不安を与えることなく、新しいシーツに交換することができる。
(2)前記(1)により、移動パットは移動するが、この移動パット上の使用しているシーツや新しいシーツは移動パットの移動によっては移動しないので、病人や身体の不自由な人を動かすことなく、シーツの交換を行なうことができる。
(3)前記(1)により、使用しているシーツである第1のシーツの一端部をベッド用フレームの先端部に着脱可能に取付け、他端部を移動パットのシーツ透過孔より下方へ位置させ、新しいシーツである第2のシーツの後端部をベッド用フレームの後端部に着脱可能に取付け、先端部を移動パットのシーツ透過孔より下方に位置させ、移動パット移動装置を駆動させて移動パットを移動させることにより、自動的に使用している第1のシーツはシーツ透過孔より下部へ収納され、新しいシーツである第2のシーツはシーツ透過孔より上方へ突出させることができる。
このため、簡単な操作でシーツの交換を行なうことができる。
(4)請求項2も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、多数個のローラパットを所定間隔で接続した移動パットを用いているので、移動パットの移動および移動時の収納を楽に設定することができる。
(5)請求項3も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、シーツの交換と同時に移動パットの交換をすることができる。
(6)請求項4も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、移動パットを簡単に移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明を実施するための第1の形態の平面図。
【図2】本発明を実施するための第1の形態の正面図。
【図3】図1の3−3線に沿う断面図。
【図4】本発明を実施するための第1の形態の移動パットの動作説明図。
【図5】移動パットの移動による第1のシーツと第2のシーツの動作説明図。
【図6】本発明を実施するための第2の形態の平面図。
【図7】本発明を実施するための第2の形態の正面図。
【図8】図6の8−8線に沿う断面図。
【図9】本発明を実施するための第3の形態の平面図。
【図10】本発明を実施するための第3の形態の正面図。
【図11】図9の11−11線に沿う断面図。
【図12】本発明を実施するための第4の形態の平面図。
【図13】本発明を実施するための第4の形態の正面図。
【図14】図12の14−14線に沿う拡大断面図。
【図15】本発明を実施するための第4の形態の逆方向のシーツの交換の説明図。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面に示す本発明を実施するための形態により、本発明を詳細に説明する。
【0012】
図1ないし図5に示す本発明を実施するための第1の形態において、1は使用者が寝ていても、使用者に触ることなく新しいシーツに交換することができる本発明のベッドで、このベッド1はベッド用フレーム2と、このベッド用フレーム2の上面に前後方向に移動できるように取付けられた前後部のいずれかにシーツの透過孔3を有する移動パット4と、この移動パット4上に敷設される、前記ベッド用フレーム2の先端部に一端部が着脱可能に取付けられ、他端部が前記移動パット4のシーツ透過孔3より下方へ位置される第1のシーツ5と、この第1のシーツ5の他端部を、該第1のシーツ5にたるみが生じないように支持するアイボルト状の支持具6と、前記移動パット4上に敷設することができる前記ベッド用フレーム2の後端部に一端部が着脱可能に取付けられ、他端部が前記移動パット4のシーツの透過孔3より下方へ位置される第2のシーツ7と、前記移動パット4のシーツ透過孔3が前記ベッド用フレーム2の後端部より前方へ移動しながら前記第1のシーツ5である使用しているシーツを、該移動パット4の下部へ収納するとともに、前記第2のシーツ7である新しいシーツを、該移動パット4の下部から上方へ出すことができる移動パット移動装置8とで構成されている。
【0013】
前記ベッド用フレーム2は一対の枠状の側枠フレーム9、9と、この一対の側枠フレーム9、9が所定間隔で固定する、該一対の側枠フレーム9、9の両端上下部間に設けられた一対の上・下間隔バー10、10、10、10と、前記一対の側枠フレーム9、9の上部位置のフレーム9a、9aにそれぞれ設けられた内側方向へ突出するガイドレール11、11とで構成されている。
【0014】
前記移動パット4は前記ベッド用フレーム2のガイドレール11、11、該ガイドレール11、11の端部位置の前記側枠フレーム9、9に取付けられた上部ローラ12、12、この上部ローラ12、12の下部位置の前記側枠フレーム9、9に取付けられた下部ローラ13、13によってスライド移動するように取付けられた多数個のローラ14を所定間隔で、取付具15で接続され、かつ前記ガイドレール11、11の両端部寄りの部位にシーツ透過孔3、3、3が位置するように設けられた無限軌道状に構成されたものが使用されている。
【0015】
前記第1のシーツ5と前記第2のシーツ7は同じ構成で、前記移動パット4のシーツ透過孔3、3間の長さよりも長いシーツ本体16と、このシーツ本体16の一端部の両側部に取付けられた、前記ベッド用フレーム2の先端部に設けられたシーツ取付具17、17に着脱可能に取付けられる紐18、18と、前記シーツ本体16の他端部の両側部に取付けられた前記支持具6に取付けられる紐19、19とで構成されている。
【0016】
前記アイボルト状の支持具6は前記ベッド用フレーム2の後端部の側枠フレーム9、9の下部位置の部材に取付けられている。
【0017】
前記移動パット移動装置8は前記移動パット4の多数個のローラ14のローラ14、14間に先端部が順次入り込む下部ローラ13としてのスプロケット13a、13aと、このスプロケット13a、13aがモータ本体20の両端部へ突出する駆動軸21の両端部に取付けられたモータ22とで構成されている。
【0018】
上記構成のベッド1は移動パット4のシーツ透過孔3、3をベッド用フレーム2の前方部位と後方部位に位置させ、第1のシーツ5の一端部の紐18、18をベッド用フレーム2の先端部のシーツ取付具17、17に取付ける。
【0019】
しかる後、他端部を移動パット4上に敷設して、ベッド用フレーム2の後方のシーツ透過孔3より下方へ位置させ、他端部の紐19、19をアイボルト状の支持具6、6に第1のシーツ5にたるみが生じないように取付ける。
この状態でベッド1を使用する。
【0020】
シーツの交換をする場合、第2のシーツ7の一端部をベッド用フレーム2の後方のシーツ透過孔3に投入して下方へ垂らすとともに、他端部の紐19、19をベッド用フレーム2の後端部のシーツ取付具23、23に取付ける。
【0021】
この状態で移動パット移動装置8のモータ22を駆動させると、下部ローラ13としてのスプロケット13a、13aが回転し、無限軌道状の移動パット4が前方へ移動する。
【0022】
この移動パット4の移動で第2のシーツ7は後方のシーツ透過孔3より順次移動パット4上へ移動するとともに、第1のシーツ5の後方は後部シーツの透過孔3より下方へ移動し、第1のシーツ5と第2のシーツ7の交換を行なうことができる。
【0023】
この時、移動パット4上に位置する第1のシーツ5、第2のシーツ7は前後方向に移動することなく、移動パット4のシーツ透過孔3より移動パット4上に位置したり、移動パット4の下方へ位置するだけであるので、第1のシーツ5、第2のシーツ7上に位置する寝たきりの病人や身体の不自由な人は、何ら移動することなく第1のシーツ5から第2のシーツ7に換わる。
【0024】
後部シーツ透過孔3がベッド用フレーム2の前方に位置すると、モータ22を停止させ、第1のシーツ5の先端部の紐18、18と後端部の紐19、19をシーツ取付具17、17、支持装置6より取り外してベッド1より取出すとともに、第2のシーツ7の先端部をシーツ透過孔3より上方へ出し、先端部の紐18、18をベッド用フレーム2の前方のシーツ取付具17、17に取付けることにより、シーツの交換作業が完了する。
【0025】
次にシーツを交換する場合には、ベッド用フレーム2の後部のシーツ取付具23、23に取付けられているシーツ7の後端部の紐19、19を取り外してシーツ透過孔3より下方へ位置させ、支持具6の紐19、19に取付ける作業を行なうとともに、前述と同じ操作を行なうことで行なうことができる。
【0026】
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図6ないし図15に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0027】
図6ないし図8に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、ベッド用フレーム2の上面を往復移動することができる移動パット4Aを用いるとともに、該移動パット4Aの両端部に接続された下部ローラ13、13によって案内される移動ワイヤー24、24を往復移動させる両端部へ突出する駆動軸25の両端部にプーリー26、26が取付けられた正・逆回転モータ27を用いた移動パット移動装置8Aを用いた点で、このように構成したベッド1Aにしても、移動パット4Aを移動パット移動装置8Aで往復移動させることにより、前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られる。
【0028】
図9ないし図11に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、複数個のスライドバー28を所定間隔で、取付具15で接続して無限軌道状にした移動パット4Bを用いた点で、このような移動パット4Bを用いて構成したベッド1Bにしても、前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られる。
【0029】
なお、本発明の実施の形態において、複数個のスライドバー28の両端部のガイドレール11、11と接触する部分にスベリ材を固定したものを用いたり、ローラを取付けたものを用いてもよい。
【0030】
図12ないし図15に示す本発明を実施するための第4の形態において、前記本発明を実施するための第2の形態と主に異なる点は、ベッド用フレーム2のガイドレール11、11間に配置される円柱状の移動パット本体4a、この移動パット本体4aの軸29の両端部に取付けられたベッド用フレーム2のガイドレール11、11上を転動する一対の転動ローラ30、30とをシーツの透過孔3を有するように所定間隔で配置した移動パット4Aと、この移動パット4Aのシーツの透過孔3部の移動パット本体4aの軸29の両端部寄りの部位に軸受33を介して回転可能に取付けられた支持金具36、36、この支持金具36、36の下部位置に軸受35を介して回転可能に取付けられた前記移動パット本体4aとシーツを介して接触回転することができる接触ローラ31、この接触ローラ31の軸34の両端部に取付けられた該接触ローラ31を回転させるハンドル32、32とからなる動力伝達手段37とからなる移動パット移動装置8Bとを用いた点で、このように構成された移動パット移動装置8Bを用いたベッド1Cにしても、前記本発明を実施するための第2の形態と同様な作用効果が得られる。
【0031】
なお、移動パット本体4a、接触ローラ31および接触ローラ31の軸34を回転させるハンドル32で第1のシーツにたるみが生じないように下方に押圧する押圧具となっている。
【0032】
すなわち、シーツの透過孔3より第1のシーツ5の端部を移動パット本体4aと接触ローラ31との間を通過するように配置し、移動パット移動装置8Aのハンドル32を図13では反時計廻りに回転させると、シーツは移動パット本体4aと接触ローラ31との間に接触しているため、接触ローラ31の回転方向に引張られる。すなわち、シーツは下方に押し出される状態となり、かつ下方に押し出されるシーツによって移動パット本体4aは図13では左方向に移動するためも、接触ローラ31の回転で移動パット移動装置としての機能を有する。
【0033】
なお、図15の状態から、シーツを取り替える場合には取り替えるシーツの端部を移動パット本体4aと接触ローラ31との間を通過するように配置するとともに、新しいシーツをシーツの透過孔3より下方に垂らしておくことにより、ハンドル32を図15では時計廻りに回転させると、シーツは移動パット本体4aと接触ローラ31との間に接触しているため、接触ローラ31の回転方向に引張られる。すなわち、シーツは下方に押し出される状態となり、かつ下方に押し出されるシーツによって移動パット本体4aは図15では右方向に移動して、使用したシーツを新しいシーツに取り替えることができる。
【産業上の利用可能性】
【0034】
本発明は主に寝たきりの病人や身体の不自由な人が使用するベッドを製造する産業で利用される。
【符号の説明】
【0035】
1、1A、1B、1C:ベッド、 2:ベッド用フレーム、
3:シーツ透過孔、 4、4A、4B:移動パット、
5:第1のシーツ、 6:アイボルト状の支持装置(押圧具)、
7:第2のシーツ、 8、8A、8B:移動パット移動装置、
9:側枠フレーム、 10:間隔バー、
11:ガイドレール、 12:上部ローラ、
13:下部ローラ、 14:ローラ、
15:取付具、 16:シーツ本体、
17:シーツ取付具、 18:紐、
19:紐、 20:モータ本体、
21:駆動軸、 22:モータ、
23:シーツ取付具、 24:ワイヤー、
25:駆動軸、 26:プーリー、
27:正・逆回転モータ、 28:スライドバー、
29:軸、 30:転動ローラ、
31:接触ローラ(押圧具)、 32:ハンドル、
33:軸受、 34:軸、
35:軸受、 36:支持金具、
37:動力伝達手段。
【技術分野】
【0001】
本発明は寝たきりの病人や身体が不自由な人が最適に使用することができるベッドに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、寝たきりの病人が使用するベッドでのシーツ交換は介護者が病人を横向きになるように回動し、この状態で病人の背中の近くまで、使用しているシーツの片側半分を寄せるとともに、新しいシーツの片側半分を使用しているシーツの寄せた部位に敷設し、反対側半分を病人の背中の近くに位置させる。
【0003】
しかる後、病人を元の状態に戻しながら反対の横向きとなるように回動させて使用しているシーツを外すとともに、新しいシーツの反対側半分を敷設して、病人を元の状態へ戻す作業で行なっていた。
【0004】
しかしながら、このような作業は大変で、2人の介護者が必要となり、コスト高となり、気軽にシーツの交換ができないという欠点があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2001−120606号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、ベッドで寝ている病人や身体の不自由者を触ることなく、新しいシーツに介護者1人でも簡単な作業で、安価に寝ている病人や身体の不自由な人に不安を与えることなく交換することができるベッドを提供することを目的としている。
【0007】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明はベッド用フレームと、このベッド用フレームの上部に前後方向に移動できるように取付けられ、かつ前後部のいずれかにシーツの透過孔を有する移動パットと、この移動パット上に敷設される前記ベッド用フレームの先端部に一端部が着脱可能に取付けられ、他端部が前記移動パットのシーツの透過孔より下方へ位置される第1のシーツと、この第1のシーツの他端部を該第1のシーツにたるみが生じないように支持する支持具と、前記移動パット上に敷設することができる、前記ベッド用フレームの後端部に一端部が着脱可能に取付けられ、他端部が前記移動パットのシーツの透過孔より下方へ位置される第2のシーツと、前記移動パットのシーツの透過孔が前記ベッド用フレームの後部より前方へ移動しながら、前記第1のシーツを該移動パットの下部へ収納するとともに、前記第2のシーツを該移動パットの下部から上方へ出すことができる移動パット移動装置とでベッドを構成している。
【発明の効果】
【0009】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)請求項1により、移動パットを移動させることにより、使用しているシーツは移動パットのシーツ透過孔より下部へ移動し、新しいシーツはシーツ透過孔より移動パット上へ移動させることができる。
したがって、移動パット上の病人や身体の不自由な人は使用しているシーツ上にいるため、該使用しているシーツは順次移動パットの下部へ移動し、新しいシーツは順次上方へ移動するため、動くことなく、使用しているシーツから新しいシーツに交換することができる。
このため、病人や身体の不自由な人に不安を与えることなく、新しいシーツに交換することができる。
(2)前記(1)により、移動パットは移動するが、この移動パット上の使用しているシーツや新しいシーツは移動パットの移動によっては移動しないので、病人や身体の不自由な人を動かすことなく、シーツの交換を行なうことができる。
(3)前記(1)により、使用しているシーツである第1のシーツの一端部をベッド用フレームの先端部に着脱可能に取付け、他端部を移動パットのシーツ透過孔より下方へ位置させ、新しいシーツである第2のシーツの後端部をベッド用フレームの後端部に着脱可能に取付け、先端部を移動パットのシーツ透過孔より下方に位置させ、移動パット移動装置を駆動させて移動パットを移動させることにより、自動的に使用している第1のシーツはシーツ透過孔より下部へ収納され、新しいシーツである第2のシーツはシーツ透過孔より上方へ突出させることができる。
このため、簡単な操作でシーツの交換を行なうことができる。
(4)請求項2も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、多数個のローラパットを所定間隔で接続した移動パットを用いているので、移動パットの移動および移動時の収納を楽に設定することができる。
(5)請求項3も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、シーツの交換と同時に移動パットの交換をすることができる。
(6)請求項4も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、移動パットを簡単に移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明を実施するための第1の形態の平面図。
【図2】本発明を実施するための第1の形態の正面図。
【図3】図1の3−3線に沿う断面図。
【図4】本発明を実施するための第1の形態の移動パットの動作説明図。
【図5】移動パットの移動による第1のシーツと第2のシーツの動作説明図。
【図6】本発明を実施するための第2の形態の平面図。
【図7】本発明を実施するための第2の形態の正面図。
【図8】図6の8−8線に沿う断面図。
【図9】本発明を実施するための第3の形態の平面図。
【図10】本発明を実施するための第3の形態の正面図。
【図11】図9の11−11線に沿う断面図。
【図12】本発明を実施するための第4の形態の平面図。
【図13】本発明を実施するための第4の形態の正面図。
【図14】図12の14−14線に沿う拡大断面図。
【図15】本発明を実施するための第4の形態の逆方向のシーツの交換の説明図。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面に示す本発明を実施するための形態により、本発明を詳細に説明する。
【0012】
図1ないし図5に示す本発明を実施するための第1の形態において、1は使用者が寝ていても、使用者に触ることなく新しいシーツに交換することができる本発明のベッドで、このベッド1はベッド用フレーム2と、このベッド用フレーム2の上面に前後方向に移動できるように取付けられた前後部のいずれかにシーツの透過孔3を有する移動パット4と、この移動パット4上に敷設される、前記ベッド用フレーム2の先端部に一端部が着脱可能に取付けられ、他端部が前記移動パット4のシーツ透過孔3より下方へ位置される第1のシーツ5と、この第1のシーツ5の他端部を、該第1のシーツ5にたるみが生じないように支持するアイボルト状の支持具6と、前記移動パット4上に敷設することができる前記ベッド用フレーム2の後端部に一端部が着脱可能に取付けられ、他端部が前記移動パット4のシーツの透過孔3より下方へ位置される第2のシーツ7と、前記移動パット4のシーツ透過孔3が前記ベッド用フレーム2の後端部より前方へ移動しながら前記第1のシーツ5である使用しているシーツを、該移動パット4の下部へ収納するとともに、前記第2のシーツ7である新しいシーツを、該移動パット4の下部から上方へ出すことができる移動パット移動装置8とで構成されている。
【0013】
前記ベッド用フレーム2は一対の枠状の側枠フレーム9、9と、この一対の側枠フレーム9、9が所定間隔で固定する、該一対の側枠フレーム9、9の両端上下部間に設けられた一対の上・下間隔バー10、10、10、10と、前記一対の側枠フレーム9、9の上部位置のフレーム9a、9aにそれぞれ設けられた内側方向へ突出するガイドレール11、11とで構成されている。
【0014】
前記移動パット4は前記ベッド用フレーム2のガイドレール11、11、該ガイドレール11、11の端部位置の前記側枠フレーム9、9に取付けられた上部ローラ12、12、この上部ローラ12、12の下部位置の前記側枠フレーム9、9に取付けられた下部ローラ13、13によってスライド移動するように取付けられた多数個のローラ14を所定間隔で、取付具15で接続され、かつ前記ガイドレール11、11の両端部寄りの部位にシーツ透過孔3、3、3が位置するように設けられた無限軌道状に構成されたものが使用されている。
【0015】
前記第1のシーツ5と前記第2のシーツ7は同じ構成で、前記移動パット4のシーツ透過孔3、3間の長さよりも長いシーツ本体16と、このシーツ本体16の一端部の両側部に取付けられた、前記ベッド用フレーム2の先端部に設けられたシーツ取付具17、17に着脱可能に取付けられる紐18、18と、前記シーツ本体16の他端部の両側部に取付けられた前記支持具6に取付けられる紐19、19とで構成されている。
【0016】
前記アイボルト状の支持具6は前記ベッド用フレーム2の後端部の側枠フレーム9、9の下部位置の部材に取付けられている。
【0017】
前記移動パット移動装置8は前記移動パット4の多数個のローラ14のローラ14、14間に先端部が順次入り込む下部ローラ13としてのスプロケット13a、13aと、このスプロケット13a、13aがモータ本体20の両端部へ突出する駆動軸21の両端部に取付けられたモータ22とで構成されている。
【0018】
上記構成のベッド1は移動パット4のシーツ透過孔3、3をベッド用フレーム2の前方部位と後方部位に位置させ、第1のシーツ5の一端部の紐18、18をベッド用フレーム2の先端部のシーツ取付具17、17に取付ける。
【0019】
しかる後、他端部を移動パット4上に敷設して、ベッド用フレーム2の後方のシーツ透過孔3より下方へ位置させ、他端部の紐19、19をアイボルト状の支持具6、6に第1のシーツ5にたるみが生じないように取付ける。
この状態でベッド1を使用する。
【0020】
シーツの交換をする場合、第2のシーツ7の一端部をベッド用フレーム2の後方のシーツ透過孔3に投入して下方へ垂らすとともに、他端部の紐19、19をベッド用フレーム2の後端部のシーツ取付具23、23に取付ける。
【0021】
この状態で移動パット移動装置8のモータ22を駆動させると、下部ローラ13としてのスプロケット13a、13aが回転し、無限軌道状の移動パット4が前方へ移動する。
【0022】
この移動パット4の移動で第2のシーツ7は後方のシーツ透過孔3より順次移動パット4上へ移動するとともに、第1のシーツ5の後方は後部シーツの透過孔3より下方へ移動し、第1のシーツ5と第2のシーツ7の交換を行なうことができる。
【0023】
この時、移動パット4上に位置する第1のシーツ5、第2のシーツ7は前後方向に移動することなく、移動パット4のシーツ透過孔3より移動パット4上に位置したり、移動パット4の下方へ位置するだけであるので、第1のシーツ5、第2のシーツ7上に位置する寝たきりの病人や身体の不自由な人は、何ら移動することなく第1のシーツ5から第2のシーツ7に換わる。
【0024】
後部シーツ透過孔3がベッド用フレーム2の前方に位置すると、モータ22を停止させ、第1のシーツ5の先端部の紐18、18と後端部の紐19、19をシーツ取付具17、17、支持装置6より取り外してベッド1より取出すとともに、第2のシーツ7の先端部をシーツ透過孔3より上方へ出し、先端部の紐18、18をベッド用フレーム2の前方のシーツ取付具17、17に取付けることにより、シーツの交換作業が完了する。
【0025】
次にシーツを交換する場合には、ベッド用フレーム2の後部のシーツ取付具23、23に取付けられているシーツ7の後端部の紐19、19を取り外してシーツ透過孔3より下方へ位置させ、支持具6の紐19、19に取付ける作業を行なうとともに、前述と同じ操作を行なうことで行なうことができる。
【0026】
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図6ないし図15に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0027】
図6ないし図8に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、ベッド用フレーム2の上面を往復移動することができる移動パット4Aを用いるとともに、該移動パット4Aの両端部に接続された下部ローラ13、13によって案内される移動ワイヤー24、24を往復移動させる両端部へ突出する駆動軸25の両端部にプーリー26、26が取付けられた正・逆回転モータ27を用いた移動パット移動装置8Aを用いた点で、このように構成したベッド1Aにしても、移動パット4Aを移動パット移動装置8Aで往復移動させることにより、前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られる。
【0028】
図9ないし図11に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、複数個のスライドバー28を所定間隔で、取付具15で接続して無限軌道状にした移動パット4Bを用いた点で、このような移動パット4Bを用いて構成したベッド1Bにしても、前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られる。
【0029】
なお、本発明の実施の形態において、複数個のスライドバー28の両端部のガイドレール11、11と接触する部分にスベリ材を固定したものを用いたり、ローラを取付けたものを用いてもよい。
【0030】
図12ないし図15に示す本発明を実施するための第4の形態において、前記本発明を実施するための第2の形態と主に異なる点は、ベッド用フレーム2のガイドレール11、11間に配置される円柱状の移動パット本体4a、この移動パット本体4aの軸29の両端部に取付けられたベッド用フレーム2のガイドレール11、11上を転動する一対の転動ローラ30、30とをシーツの透過孔3を有するように所定間隔で配置した移動パット4Aと、この移動パット4Aのシーツの透過孔3部の移動パット本体4aの軸29の両端部寄りの部位に軸受33を介して回転可能に取付けられた支持金具36、36、この支持金具36、36の下部位置に軸受35を介して回転可能に取付けられた前記移動パット本体4aとシーツを介して接触回転することができる接触ローラ31、この接触ローラ31の軸34の両端部に取付けられた該接触ローラ31を回転させるハンドル32、32とからなる動力伝達手段37とからなる移動パット移動装置8Bとを用いた点で、このように構成された移動パット移動装置8Bを用いたベッド1Cにしても、前記本発明を実施するための第2の形態と同様な作用効果が得られる。
【0031】
なお、移動パット本体4a、接触ローラ31および接触ローラ31の軸34を回転させるハンドル32で第1のシーツにたるみが生じないように下方に押圧する押圧具となっている。
【0032】
すなわち、シーツの透過孔3より第1のシーツ5の端部を移動パット本体4aと接触ローラ31との間を通過するように配置し、移動パット移動装置8Aのハンドル32を図13では反時計廻りに回転させると、シーツは移動パット本体4aと接触ローラ31との間に接触しているため、接触ローラ31の回転方向に引張られる。すなわち、シーツは下方に押し出される状態となり、かつ下方に押し出されるシーツによって移動パット本体4aは図13では左方向に移動するためも、接触ローラ31の回転で移動パット移動装置としての機能を有する。
【0033】
なお、図15の状態から、シーツを取り替える場合には取り替えるシーツの端部を移動パット本体4aと接触ローラ31との間を通過するように配置するとともに、新しいシーツをシーツの透過孔3より下方に垂らしておくことにより、ハンドル32を図15では時計廻りに回転させると、シーツは移動パット本体4aと接触ローラ31との間に接触しているため、接触ローラ31の回転方向に引張られる。すなわち、シーツは下方に押し出される状態となり、かつ下方に押し出されるシーツによって移動パット本体4aは図15では右方向に移動して、使用したシーツを新しいシーツに取り替えることができる。
【産業上の利用可能性】
【0034】
本発明は主に寝たきりの病人や身体の不自由な人が使用するベッドを製造する産業で利用される。
【符号の説明】
【0035】
1、1A、1B、1C:ベッド、 2:ベッド用フレーム、
3:シーツ透過孔、 4、4A、4B:移動パット、
5:第1のシーツ、 6:アイボルト状の支持装置(押圧具)、
7:第2のシーツ、 8、8A、8B:移動パット移動装置、
9:側枠フレーム、 10:間隔バー、
11:ガイドレール、 12:上部ローラ、
13:下部ローラ、 14:ローラ、
15:取付具、 16:シーツ本体、
17:シーツ取付具、 18:紐、
19:紐、 20:モータ本体、
21:駆動軸、 22:モータ、
23:シーツ取付具、 24:ワイヤー、
25:駆動軸、 26:プーリー、
27:正・逆回転モータ、 28:スライドバー、
29:軸、 30:転動ローラ、
31:接触ローラ(押圧具)、 32:ハンドル、
33:軸受、 34:軸、
35:軸受、 36:支持金具、
37:動力伝達手段。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベッド用フレームと、このベッド用フレームの上部に前後方向に移動できるように取付けられ、かつ前後部のいずれかにシーツの透過孔を有する移動パットと、この移動パット上に敷設される前記ベッド用フレームの先端部に一端部が着脱可能に取付けられ、他端部が前記移動パットのシーツの透過孔より下方へ位置される第1のシーツと、この第1のシーツの他端部を該第1のシーツにたるみが生じないように支持する支持具あるいは該第1のシーツにたるみが生じないように下方に押圧する押圧具と、前記移動パット上に敷設することができる、前記ベッド用フレームの後端部に一端部が着脱可能に取付けられ、他端部が前記移動パットのシーツの透過孔より下方へ位置される第2のシーツと、前記移動パットのシーツの透過孔が前記ベッド用フレームの後部より前方へ移動しながら、前記第1のシーツを該移動パットの下部へ収納するとともに、前記第2のシーツを該移動パットの下部から上方へ出すことができる移動パット移動装置とからなることを特徴とするベッド。
【請求項2】
移動パッドは多数個のローラパットを所定間隔で接続したベッド用フレームの上部の前後方向の2倍の長さに形成されたもの、あるいは多数個のローラパットを所定間隔で無限軌道状に形成されたものであることを特徴とする請求項1記載のベッド。
【請求項3】
移動パットはベッド用フレームの上部の両側部に形成したガイドレールをスライド移動し、シーツを交換するときに交換するものと両側部で接続できるものであることを特徴とする請求項1記載のベッド。
【請求項4】
移動パット移動装置は移動パットを往復移動させたり、移動パットを回転させるものであることを特徴とする請求項1記載のベッド。
【請求項1】
ベッド用フレームと、このベッド用フレームの上部に前後方向に移動できるように取付けられ、かつ前後部のいずれかにシーツの透過孔を有する移動パットと、この移動パット上に敷設される前記ベッド用フレームの先端部に一端部が着脱可能に取付けられ、他端部が前記移動パットのシーツの透過孔より下方へ位置される第1のシーツと、この第1のシーツの他端部を該第1のシーツにたるみが生じないように支持する支持具あるいは該第1のシーツにたるみが生じないように下方に押圧する押圧具と、前記移動パット上に敷設することができる、前記ベッド用フレームの後端部に一端部が着脱可能に取付けられ、他端部が前記移動パットのシーツの透過孔より下方へ位置される第2のシーツと、前記移動パットのシーツの透過孔が前記ベッド用フレームの後部より前方へ移動しながら、前記第1のシーツを該移動パットの下部へ収納するとともに、前記第2のシーツを該移動パットの下部から上方へ出すことができる移動パット移動装置とからなることを特徴とするベッド。
【請求項2】
移動パッドは多数個のローラパットを所定間隔で接続したベッド用フレームの上部の前後方向の2倍の長さに形成されたもの、あるいは多数個のローラパットを所定間隔で無限軌道状に形成されたものであることを特徴とする請求項1記載のベッド。
【請求項3】
移動パットはベッド用フレームの上部の両側部に形成したガイドレールをスライド移動し、シーツを交換するときに交換するものと両側部で接続できるものであることを特徴とする請求項1記載のベッド。
【請求項4】
移動パット移動装置は移動パットを往復移動させたり、移動パットを回転させるものであることを特徴とする請求項1記載のベッド。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【公開番号】特開2013−22408(P2013−22408A)
【公開日】平成25年2月4日(2013.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−162888(P2011−162888)
【出願日】平成23年7月26日(2011.7.26)
【出願人】(397064818)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年2月4日(2013.2.4)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年7月26日(2011.7.26)
【出願人】(397064818)
【Fターム(参考)】
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