説明

ベンゾピロン系PARP阻害剤を用いる癌の処置方法および組成物

この発明は、癌を処置において使用するための合成・配合物、キット、及び方法を提供する。特に、本発明は、ポリ−ADP−リボースポリメラーゼを阻害することによって対象における癌を処置する組成物及び方法、並びにこうした組成物を投与する製剤及び方式を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
癌の処置方法であって、有効な量の式(I):
【化1】

[ここで、n=0〜10;R1、R2、R3、R4、R5およびXは、独立して、水素、ヒドロキシ、場合により、置換されていることもあるアミン、アミノ、カルボキシル、エステル、ニトロソ、ニトロ、ハロゲン、場合により、置換されていることもある(C1−C6)アルキル、場合により、置換されていることもある(C1−C6)アルコキシ、場合により、置換されていることもある(C3−C7)シクロアルキル、場合により、置換されていることもある(C3−C7)ヘテロサイクリック、フェニル、及び場合により、置換されていることもあるアリールから成る群より選択される;そして、ここで、R1、R2、R3、R4、及びR5置換基の中で少なくとも二つは、必ず水素であり;
癌は、副腎皮質細胞癌、肛門癌、再生不良性貧血、胆管癌、膀胱癌、骨癌、骨転移、中枢神経系(CNS)腫瘍、末梢神経系(PNS)腫瘍、キャッスルマン病、子宮頸癌、結腸・直腸癌、子宮内膜癌、食道癌、ユーイング腫瘍(例えば、ユーイング肉腫)、眼癌、胆嚢癌、消化管カルチノイド腫瘍、消化管間質腫瘍、妊娠性絨網毛疾患、ヘアリー細胞白血病、ホジキン病、腎臓癌、喉頭及び下咽頭癌、急性リンパ性白血病、急性骨髄性白血病、小児白血病、慢性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病、肝臓癌、肺癌、肺カルチノイド腫瘍、悪性中皮腫、多発性骨髄腫、骨髄異形性症候群、骨髄増殖性疾患、鼻腔及び副鼻腔癌、鼻咽腔癌、神経芽細胞腫、口腔及び口咽頭癌、骨肉腫、卵巣癌、膵臓癌、陰茎癌、脳下垂体腫瘍、前立腺癌、網膜芽細胞腫、横紋筋肉腫、唾液線癌、肉腫(成人軟部組織癌)、メラノーマ皮膚癌、非メラノーマ皮膚癌、胃癌、睾丸癌、胸腺癌、甲状腺癌、子宮癌(例えば、子宮肉腫)、膣癌、外陰癌、及びワルデンシュトロームマクログロブリン血症から成る群より選択される]
の化合物、又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグを、それを必要とする対象に投与することを含んでなる方法。
【請求項2】
癌の処置方法であって、有効な量の式(I):
【化2】

[ここで、n=0〜10;R1、R2、R3、R4、R5及びXは、独立して、水素、ヒドロキシ、場合により、置換されていることもあるアミン、アミノ、カルボキシル、エステル、ニトロソ、ニトロ、ハロゲン、場合により、置換されていることもある(C1−C6)アルキル、場合により、置換されていることもある(C1−C6)アルコキシ、場合により、置換されていることもある(C3−C7)シクロアルキル、場合により、置換されていることもある(C3−C7)ヘテロサイクリック、フェニル、及び場合により、置換されていることもあるアリールから成る群より選択される;そして、ここで、R1、R2、R3、R4、及びR5置換基の中で少なくとも二つは、必ず水素であり;
ここで、前記癌は、副腎皮質細胞癌、肛門癌、再生不良性貧血、胆管癌、膀胱癌、骨癌、骨転移、中枢神経系(CNS)腫瘍、末梢神経系(PNS)腫瘍、キャッスルマン病、子宮頸癌、結腸・直腸癌、子宮内膜癌、食道癌、ユーイング腫瘍(例えば、ユーイング肉腫)、眼癌、胆嚢癌、消化管カルチノイド腫瘍、消化管間質腫瘍、妊娠性絨網毛疾患、ヘアリー細胞白血病、ホジキン病、腎臓癌、喉頭及び下咽頭癌、急性リンパ性白血病、急性骨髄性白血病、小児白血病、慢性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病、肝臓癌、肺癌、肺カルチノイド腫瘍、悪性中皮腫、多発性骨髄腫、骨髄異形性症候群、骨髄増殖性疾患、鼻腔及び副鼻腔癌、鼻咽腔癌、神経芽細胞腫、口腔及び口咽頭癌、骨肉腫、卵巣癌、膵臓癌、陰茎癌、脳下垂体腫瘍、前立腺癌、網膜芽細胞腫、横紋筋肉腫、唾液線癌、肉腫(成人軟部組織癌)、メラノーマ皮膚癌、非メラノーマ皮膚癌、胃癌、睾丸癌、胸腺癌、甲状腺癌、子宮癌(例えば、子宮肉腫)、膣癌、外陰癌、及びワルデンシュトロームマクログロブリン血症から成る群より選択される癌からの細胞移動の結果、体の別の部位で形成された癌である]
の化合物、又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグを、それを必要とする対象に投与することを含んでなる方法。
【請求項3】
化合物が、式II:
【化3】

[式中、R5は、水素、カルボキシル、アミノ、ニトロソ、ニトロ、ヒドロキシルアミノ、及びヒドロキシから成る群より選択され;そしてXは、ハロゲン、ヒドロキシ、場合により、置換されていることもある(C1−C7)アルキル、場合により、置換されていることもある(C1−C6)アルコキシ、場合により、置換されていることもある(C3−C7)シクロアルキル、場合により、置換されていることもある(C3−C7)ヘテロサイクリック、フェニル、及び場合により、置換されていることもあるアリールから成る群より選択される]
の化合物、又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
Xが、F、Cl、Br及びIから成る群より選択されるハロゲンである、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
Xがヨウ素(I)であり、R5がニトロ、ニトロソ、ヒドロキシルアミノ、ヒドロキシル、又はアミノである、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
nが0である、請求項3に記載の方法。
【請求項7】
場合により、置換されていることもあるアルキルが、アルキルアミン、ピロール、ジヒドロピロール、及びピロリデンから成る群より選択される置換基で置換されている、請求項3に記載の方法。
【請求項8】
化合物が、
【化4】

式IIIa、IIIb、IIIc、IIId、IIIe、IIIf、IIIg、IIIh、IIIk、IIIl、IIIm、若しくはIIIn、又はその薬学的に許容される塩若しくはプロドラッグの一つである、請求項3に記載の方法。
【請求項9】
化合物が、式IIIgの5−ヨード−6−ニトロ−ベンゾピロン又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
化合物が、式IIIkの5−ヨード−6−アミノ−ベンゾピロン又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
化合物が、式IIIlの5−ヨード−6−ニトロソ−ベンゾピロン又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである、請求項8に記載の方法。
【請求項12】
化合物が、式IIImの5−ヨード−6−ヒドロキシルアミノ−ベンゾピロン又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである、請求項8に記載の方法。
【請求項13】
場合により、置換されていることもある(C3−C7)ヘテロサイクリックが、5員のヘテロサイクリック環又は6員のヘテロサイクリック環である、請求項3に記載の方法。
【請求項14】
場合により、置換されていることもある(C3−C7)ヘテロサイクリックが、少なくとも一つの窒素を含んでいる、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
場合により、置換されていることもある(C3−C7)ヘテロサイクリックが、アゼリジン、アゼチジン、ピロール、ジヒドロピロール、ピロリデン、アゼチジン、ピラゾリン、ピラゾリジン、イミダゾール、ベンゾイミダゾール、トリアゾール、テトラゾール、オキサゾール、イソオキサゾール、ベンゾオキサゾール、オキサジアゾール、オキサゾリン、オキサゾリジン、チアゾール、イソチアゾール、ピリジン、ジヒドロピリジン、テトラヒドロピリジン、キナゾリン、ピラジン、ピリミジン、ピリダジン、キノリン、イソキノリン、トリアジン、テトラジン、及びピペラジンから成る群より選択される、
【請求項16】
場合により、置換されていることもある(C3−C7)ヘテロサイクリックが、
場合により、置換されていることもある(C1−C6)アルキル、場合により、置換されていることもある(C1−C6)アルコキシ、場合により、置換されていることもある(C3−C7)シクロアルキル、場合により、置換されていることもある(C3−C7)ヘテロサイクリック環、及び場合により、置換されていることもあるアリールから成る群より選択される置換基で置換されている、請求項13に記載の方法。
【請求項17】
更に放射線治療、化学療法、遺伝子治療、RNA治療、免疫療法、ナノ療法又はその組合せを含んでなる、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項18】
更に有効な量の抗腫瘍剤を投与することを含んでなる、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項19】
更に有効な量の有機白金化合物を投与することを含んでなる、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項20】
更に有効な量の代謝拮抗剤化合物を投与することを含んでなる、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項21】
更に有効な量のオキサリプラチン(OX)を投与することを含んでなる、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項22】
更に有効な量のゲムシタビン(GEM)を投与することを含んでなる、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項23】
更に有効な量のOXとGEMを投与することを含んでなる、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項24】
投与が、静脈内又は腹腔内である、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項25】
投与が、経口である、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項26】
ポリ−ADP−リボースポリメラーゼ(PARP)が、対象において化合物によって阻害される、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項27】
モノ−ADPリボース化及びポリ−ADPリボース化が阻害される、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項28】
腫瘍細胞が、対象においてアポトーシス、細胞周期停止、及び/又は壊死を受ける、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項29】
対象が、検出可能なレベルのPARPタンパク質を発現する、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項30】
対象が、検出可能なレベルのモノ−ADPリボース化及びポリ−ADPリボース化を有する、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項31】
癌の処置方法であって、それを必要とする対象に、有効な量の式(I);
【化5】

[ここで、n=0〜10;R1、R2、R3、R4、R5およびXは、独立して、水素、ヒドロキシ、場合により、置換されていることもあるアミン、アミノ、カルボキシル、エステル、ニトロソ、ニトロ、ハロゲン、場合により、置換されていることもある(C1−C6)アルキル、場合により、置換されていることもある(C1−C6)アルコキシ、場合により、置換されていることもある(C3−C7)シクロアルキル、場合により、置換されていることもある(C3−C7)ヘテロサイクリック、フェニル、及び場合により、置換されていることもあるアリールから成る群より選択される;そして、ここで、R1、R2、R3、R4、及びR5置換基の中で少なくとも二つは、必ず水素であり;そして、ここで、R1、R2、R3、R4、及びR5置換基の中で少なくとも一つが必ずシクロアルキル、置換されたヘテロサイクリック、又は置換されたフェニルである;
ここで、この癌は、副腎皮質細胞癌、肛門癌、再生不良性貧血、胆管癌、膀胱癌、骨癌、骨転移、中枢神経系(CNS)腫瘍、末梢神経系(PNS)腫瘍、乳癌、キャッスルマン病、子宮頸癌、小児非ホジキンリンパ腫、結腸・直腸癌、子宮内膜癌、食道癌、ユーイング腫瘍(例えば、ユーイング肉腫)、眼癌、胆嚢癌、消化管カルチノイド腫瘍、消化管間質腫瘍、妊娠性絨網毛疾患、ヘアリー細胞白血病、ホジキン病、カポジ肉腫、腎臓癌、喉頭及び下咽頭癌、急性リンパ性白血病、急性骨髄性白血病、小児白血病、慢性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病、肝臓癌、肺癌、肺カルチノイド腫瘍、非ホジキンリンパ腫、男性乳癌、悪性中皮腫、多発性骨髄腫、骨髄異形性症候群、骨髄増殖性疾患、鼻腔及び副鼻腔癌、鼻咽腔癌、神経芽細胞腫、口腔及び口咽頭癌、骨肉腫、卵巣癌、膵臓癌、陰茎癌、脳下垂体腫瘍、前立腺癌、網膜芽細胞腫、横紋筋肉腫、唾液線癌、肉腫(成人軟部組織癌)、メラノーマ皮膚癌、非メラノーマ皮膚癌、胃癌、睾丸癌、胸腺癌、甲状腺癌、子宮癌(例えば、子宮肉腫)、膣癌、外陰癌、及びワルデンシュトロームマクログロブリン血症から成る群より選択される]
の化合物、又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグを投与することを含んでなる方法。
【請求項32】
癌が、乳癌、卵巣癌、子宮癌、膵臓癌、肺癌、脳腫瘍、皮膚癌、大腸癌、又は癌幹細胞由来の癌である、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
乳癌が、ER、PR又はHER2の少なくとも一つに陰性である、請求項31に記載の方法。
【請求項34】
乳癌が、ER、PR又はHER2の少なくとも一つに陰性であり、ER、PR又はHER2の少なくとも一つに陽性である、請求項31に記載の方法。
【請求項35】
乳癌が、ER、PR又はHER2の二つに陰性である、請求項31に記載の方法。
【請求項36】
乳癌が、ER−陰性、そしてPR−陰性である、請求項31に記載の方法。
【請求項37】
乳癌が、ER−陰性、そしてHER2−陰性である、請求項31に記載の方法。
【請求項38】
乳癌が、PR−陰性、そしてHER2−陰性である、請求項31に記載の方法。
【請求項39】
乳癌が、ER−陰性乳癌である、請求項31に記載の方法。
【請求項40】
乳癌が、HER2−陰性乳癌である、請求項31に記載の方法。
【請求項41】
Xが、F、Cl、Br及びIから成る群より選択されるハロゲンである、請求項31に記載の方法。
【請求項42】
Xがヨウ素(I)であり、R5がニトロ、ニトロソ、ヒドロキシルアミノ、ヒドロキシル、又はアミノである、請求項31に記載の方法。
【請求項43】
nが0である、請求項31に記載の方法。
【請求項44】
場合により、置換されていることもあるアルキルが、アルキルアミン、ピロール、ジヒドロピロール、及びピロリデンから成る群より選択される置換基で置換されている、請求項31に記載の方法。
【請求項45】
化合物が、
【化6】

式IIIa、IIIb、IIIc、IIId、IIIe、又はIIIf、又はその薬学的に許容される塩若しくはプロドラッグの一つである、請求項31に記載の方法。
【請求項46】
場合により、置換されていることもある(C3−C7)ヘテロサイクリックが、5員のヘテロサイクリック環又は6員のヘテロサイクリック環である、請求項31に記載の方法。
【請求項47】
場合により、置換されていることもある(C3−C7)ヘテロサイクリックが、少なくとも一つの窒素を含んでいる、請求項31に記載の方法。
【請求項48】
場合により、置換されていることもある(C3−C7)ヘテロサイクリックが、アゼリジン、アゼチジン、ピロール、ジヒドロピロール、ピロリデン、アゼチジン、ピラゾリン、ピラゾリジン、イミダゾール、ベンゾイミダゾール、トリアゾール、テトラゾール、オキサゾール、イソオキサゾール、ベンゾオキサゾール、オキサジアゾール、オキサゾリン、オキサゾリジン、チアゾール、イソチアゾール、ピリジン、ジヒドロピリジン、テトラヒドロピリジン、キナゾリン、ピラジン、ピリミジン、ピリダジン、キノリン、イソキノリン、トリアジン、テトラジン、及びピペラジンから成る群より選択される、請求項31に記載の方法。
【請求項49】
場合により、置換されていることもある(C3−C7)ヘテロサイクリックが、場合により、置換されていることもある(C1−C6)アルキル、場合により、置換されていることもある(C1−C6)アルコキシ、場合により、置換されていることもある(C3−C7)シクロアルキル、場合により、置換されていることもある(C3−C7)ヘテロサイクリック環、及び場合により、置換されていることもあるアリールから成る群より選択される置換基で置換されている、請求項13に記載の方法。
【請求項50】
更に放射線治療、化学療法、遺伝子治療、RNA治療、免疫療法、ナノ療法又はその組合せを含んでなる、請求項31に記載の方法。
【請求項51】
更に有効な量の抗腫瘍剤を投与することを含んでなる、請求項31に記載の方法。
【請求項52】
更に有効な量の有機白金化合物を投与することを含んでなる、請求項31に記載の方法。
【請求項53】
更に有効な量の代謝拮抗剤化合物を投与することを含んでなる、請求項31に記載の方法。
【請求項54】
更に有効な量のオキサリプラチン(OX)を投与することを含んでなる、請求項31に記載の方法。
【請求項55】
更に有効な量のゲムシタビン(GEM)を投与することを含んでなる、請求項31に記載の方法。
【請求項56】
更に有効な量のOXとGEMを投与することを含んでなる、請求項31に記載の方法。
【請求項57】
投与が、静脈内又は腹腔内である、請求項31に記載の方法。
【請求項58】
投与が、経口である、請求項31に記載の方法。
【請求項59】
ポリ−ADP−リボースポリメラーゼ(PARP)が、対象において化合物によって阻害される、請求項31に記載の方法。
【請求項60】
モノ−ADPリボース化及びポリ−ADPリボース化が阻害される、請求項31に記載の方法。
【請求項61】
腫瘍細胞が、対象においてアポトーシス、細胞周期停止、及び/又は壊死を受ける、請求項31に記載の方法。
【請求項62】
対象が、検出可能なレベルのPARPタンパク質を発現する、請求項31に記載の方法。
【請求項63】
対象が、検出可能なレベルのモノ−ADPリボース化及びポリ−ADPリボース化を有する、請求項31に記載の方法。
【請求項64】
癌の処置方法であって、それを必要とする対象に、抗腫瘍剤と式(I);
【化7】

[ここで、n=0〜10;R1、R2、R3、R4、R5およびXは、独立して、水素、ヒドロキシ、場合により、置換されていることもあるアミン、アミノ、カルボキシル、エステル、ニトロソ、ニトロ、ハロゲン、場合により、置換されていることもある(C1−C6)アルキル、場合により、置換されていることもある(C1−C6)アルコキシ、場合により、置換されていることもある(C3−C7)シクロアルキル、場合により、置換されていることもある(C3−C7)ヘテロサイクリック、フェニル、及び場合により、置換されていることもあるアリールから成る群より選択される;そして、ここで、R1、R2、R3、R4、及びR5置換基の中で少なくとも二つは、必ず水素である]の化合物、又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグとを含んでなる、有効な量の組成物を投与することを含んでなる方法。
【請求項65】
化合物が、式II:
【化8】

[ここで、R5は、水素、カルボキシル、アミノ、ニトロソ、ニトロ、ヒドロキシルアミノ、及びヒドロキシから成る群より選択され;そしてXは、ハロゲン、ヒドロキシ、場合により、置換されていることもある(C1−C7)アルキル、場合により、置換されていることもある(C1−C6)アルコキシ、場合により、置換されていることもある(C3−C7)シクロアルキル、場合により、置換されていることもある(C3−C7)ヘテロサイクリック、フェニル、及び場合により、置換されていることもあるアリールから成る群より選択される]の化合物、又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである、請求項64に記載の方法。
【請求項66】
化合物が、
【化9】

式IIIa、IIIb、IIIc、IIId、IIIe、IIIf、IIIg、IIIh、IIIk、IIIl、IIIm、又はIIInの化合物、又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである、請求項65に記載の方法。
【請求項67】
化合物が、式IIIgの5−ヨード−6−ニトロ−ベンゾピロン又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである、請求項66に記載の方法。
【請求項68】
化合物が、式IIIkの5−ヨード−6−アミノ−ベンゾピロン又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである、請求項66に記載の方法。
【請求項69】
化合物が、式IIIlの5−ヨード−6−ニトロソ−ベンゾピロン又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである、請求項66に記載の方法。
【請求項70】
化合物が、式IIImの5−ヨード−6−ヒドロキシルアミノ−ベンゾピロン又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである、請求項66に記載の方法。
【請求項71】
癌が、副腎皮質細胞癌、肛門癌、再生不良性貧血、胆管癌、膀胱癌、骨癌、骨転移、中枢神経系(CNS)腫瘍、末梢神経系(PNS)腫瘍、乳癌、キャッスルマン病、子宮頸癌、小児非ホジキンリンパ腫、結腸・直腸癌、子宮内膜癌、食道癌、ユーイング腫瘍(例えば、ユーイング肉腫)、眼癌、胆嚢癌、消化管カルチノイド腫瘍、消化管間質腫瘍、妊娠性絨網毛疾患、ヘアリー細胞白血病、ホジキン病、カポジ肉腫、腎臓癌、喉頭及び下咽頭癌、急性リンパ性白血病、急性骨髄性白血病、小児白血病、慢性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病、肝臓癌、肺癌、肺カルチノイド腫瘍、非ホジキンリンパ腫、男性乳癌、悪性中皮腫、多発性骨髄腫、骨髄異形性症候群、骨髄増殖性疾患、鼻腔及び副鼻腔癌、鼻咽腔癌、神経芽細胞腫、口腔及び口咽頭癌、骨肉腫、卵巣癌、膵臓癌、陰茎癌、脳下垂体腫瘍、前立腺癌、網膜芽細胞腫、横紋筋肉腫、唾液線癌、肉腫(成人軟部組織癌)、メラノーマ皮膚癌、非メラノーマ皮膚癌、胃癌、睾丸癌、胸腺癌、甲状腺癌、子宮癌(例えば、子宮肉腫)、膣癌、外陰癌、及びワルデンシュトロームマクログロブリン血症から成る群より選択される、請求項64に記載の方法。
【請求項72】
癌が、乳癌、卵巣癌、子宮癌、膵臓癌、肺癌、脳腫瘍、皮膚癌、大腸癌、又は癌幹細胞由来の癌である、請求項64に記載の方法。
【請求項73】
乳癌が、ER、PR又はHER2の少なくとも一つに陰性である、請求項64に記載の方法。
【請求項74】
乳癌が、ER、PR又はHER2の少なくとも一つに陰性であり、ER、PR又はHER2の少なくとも一つに陽性である、請求項64に記載の方法。
【請求項75】
乳癌が、ER、PR又はHER2の二つに陰性である、請求項64に記載の方法。
【請求項76】
乳癌が、ER−陰性、そしてPR−陰性である、請求項64に記載の方法。
【請求項77】
乳癌が、ER−陰性、そしてHER2−陰性である、請求項64に記載の方法。
【請求項78】
乳癌が、PR−陰性、そしてHER2−陰性である、請求項64に記載の方法。
【請求項79】
乳癌が、ER−陰性乳癌である、請求項64に記載の方法。
【請求項80】
乳癌が、HER2−陰性乳癌である、請求項64に記載の方法。
【請求項81】
抗腫瘍剤が、抗腫瘍性アルキル化剤、抗腫瘍性代謝拮抗剤、抗腫瘍性抗生物質、植物由来の抗腫瘍剤、抗腫瘍性有機白金化合物、抗腫瘍性カンプトテシン誘導体、抗腫瘍性チロシンキナーゼ阻害剤、モノクローナル抗体、インターフェロン、生物学的応答調節物質、及び抗腫瘍性活性を有する他の薬剤、又はその薬学的に許容される塩から成る群より選択される、請求項81に記載の方法。
【請求項82】
抗腫瘍性アルキル化剤が、ナイトロジェンマスタードN−オキシド、シクロホスファミド、イホスファミド、メルファラン、ブスルファン、ミトブロニトール、カルボコン、チオテパ、ラニムスチン、ニムスチン、テモゾロミド、及びカルムスチンであり;抗腫瘍性代謝拮抗剤が、メトトレキサート、6−メルカプトプリンリボシド、メルカプトプリン、5−フルオロウラシル、テガフール、ドキシフルリジン、カルモフール、シタラビン、シタラビンオクフォスファート、エノシタビン、S−1、ゲムシタビン、フルダラビン、及びペメトレキセド・二ナトリウムであり;抗腫瘍性抗生物質が、アクチノマイシンD、ドキソルビシン、ダウノルビシン、ネオカルチノスタチン、ブレオマイシン、ペプロマイシン、マイトマイシンC、アクラルビシン、ピラルビシン、エピルビシン、ジノスタチンスチマラマー、イダルビシン、シロリムス、及びバルルビシンであり;植物由来の抗腫瘍剤が、ビンクリスチン、ビンブラスチン、ビンデシン、エトポシド、ソブゾキサン、ドセタキセル、パクリタキセル、及びビノレルビンであり;抗腫瘍性白金錯体化合物が、シスプラチン、カルボプラチン、ネダプラチン、及びオキサリプラチンであり;抗腫瘍性カンプトテシン誘導体が、イリノテカン、トポテカン、及びカンプトテシンであり;抗腫瘍性チロシンキナーゼ阻害剤が、ゲフィチニブ、イマチニブ、及びエルロチニブであり;モノクローナル抗体が、アブシキシマブ、アダリブマブ、アレムツズマブ、バシリキシマブ、ベバシズマブ、セツキシマブ、ダクリズマブ、エクリズマブ、エファリズマブ、イブリツモマブ、チウキセタン、インフリキシマブ、ムロモナブ−CD3、ナタリズマブ、オマリズマブ、パリビズマブ、パリニツムマブ、ラニビズマブ、ゲムツズマブオゾガマイシン、リツキシマブ、トシツモマブ、及びトラスツズマブであり;インターフェロンが、インターフェロンα、インターフェロンα−2a、インターフェロンα−2b、インターフェロンβ、インターフェロンγ−1a、及びインターフェロンγ−n1である;生物学的応答調節物質が、クレスチン、レンチナン、シゾフィラン、ピシバニル、又はウベニメクスであり、そして、他の抗腫瘍剤が、ミトキサントロン、L−アスパラギナーゼ、プロカルバジン、ダカルバジン、ヒドロキシカルバミド、ペントスタチン、トレチノイン、アレファセプト、ダルベポエチンアルファ、アナストロゾール、エキセメスタン、ビカルタミド、リュープロレリン、フルタミド、フルベストラント、ペガプタニブオクタソジウム、デニロイキンディフチトクス、アルデスロイキン、サイロトロピンアルファ、三酸化ヒ素、ボルテゾミブ、カペチタビン、及びゴセレリンである、請求項81に記載の方法。
【請求項83】
抗腫瘍剤が、有機白金化合物である、請求項64に記載の方法。
【請求項84】
抗腫瘍剤が、オキサリプラチン(OX)、シスプラチン、又はカルボプラチンである、請求項83に記載の方法。
【請求項85】
抗腫瘍剤が、オキサリプラチン(OX)である、請求項84に記載の方法。
【請求項86】
抗腫瘍剤が、代謝拮抗剤である、請求項64に記載の方法。
【請求項87】
抗腫瘍剤が、ゲムシタビン(GEM)である、請求項86に記載の方法。
【請求項88】
更に一つより多い抗腫瘍剤を含んでなる、請求項64に記載の方法。
【請求項89】
抗腫瘍剤が、有機白金化合物と代謝拮抗剤である、請求項88に記載の方法。
【請求項90】
抗腫瘍剤が、OXとGEMである、請求項88に記載の方法。
【請求項91】
更に手術、放射線治療、化学療法、遺伝子治療、免疫療法、RNA治療、ナノ療法又はその組合せを含んでなる、請求項64に記載の方法。
【請求項92】
投与が、静脈内又は腹腔内である、請求項64に記載の方法。
【請求項93】
投与が、経口である、請求項64に記載の方法。
【請求項94】
ポリ−ADP−リボースポリメラーゼ(PARP)が、対象において化合物によって阻害される、請求項64に記載の方法。
【請求項95】
モノ−ADPリボース化及びポリ−ADPリボース化が阻害される、請求項64に記載の方法。
【請求項96】
腫瘍細胞が、対象においてアポトーシス、細胞周期停止、及び/又は壊死を受ける、請求項64に記載の方法。
【請求項97】
対象が、検出可能なレベルのPARPタンパク質を発現する、請求項64に記載の方法。
【請求項98】
対象が、検出可能なレベルのモノ−ADPリボース化及びポリ−ADPリボース化を有する、請求項64に記載の方法。
【請求項99】
癌の処置方法であって、それを必要とする対象に、有機白金化合物と式(I);
【化10】

[ここで、n=0−10;R1、R2、R3、R4、R5及びXは、独立して、水素、ヒドロキシ、場合により、置換されていることもあるアミン、アミノ、カルボキシル、エステル、ニトロソ、ニトロ、ハロゲン、場合により、置換されていることもある(C1−C6)アルキル、場合により、置換されていることもある(C1−C6)アルコキシ、場合により、置換されていることもある(C3−C7)シクロアルキル、場合により、置換されていることもある(C3−C7)ヘテロサイクリック環、フェニル、及び場合により、置換されていることもあるアリールから成る群より選択され;そして、ここで、R1、R2、R3、R4、及びR5置換基の中で、少なくとも二つは、必ず水素である]の化合物又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグを含んでなる有効な量の組成物を投与することを含んでなる方法。
【請求項100】
化合物が、式II:
【化11】

[ここで、R5は、水素、カルボキシル、アミノ、ニトロソ、ニトロ、ヒドロキシルアミノ、及びヒドロキシから成る群より選択され;そしてXは、ハロゲン、ヒドロキシ、場合により、置換されていることもある(C1−C7)アルキル、場合により、置換されていることもある(C1−C6)アルコキシ、場合により、置換されていることもある(C3−C7)シクロアルキル、場合により、置換されていることもある(C3−C7)ヘテロサイクリック、フェニル、及び場合により、置換されていることもあるアリールから成る群より選択される]
の化合物、その代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである、請求項99に記載の方法。
【請求項101】
化合物が、
【化12】

式IIIa、IIIb、IIIc、IIId、IIIe、IIIf、IIIg、IIIh、IIIk、IIIl、IIIm又はIIInの化合物、又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである、請求項100に記載の方法。
【請求項102】
化合物が、式IIIgの5−ヨード−6−ニトロ−ベンゾピロン又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである、請求項101に記載の方法。
【請求項103】
化合物が、式IIIkの5−ヨード−6−アミノ−ベンゾピロン又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである、請求項101に記載の方法。
【請求項104】
化合物が、式IIIlの5−ヨード−6−ニトロソ−ベンゾピロン又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである、請求項101に記載の方法。
【請求項105】
化合物が、式IIImの5−ヨード−6−ヒドロキシルアミノ−ベンゾピロン又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである、請求項101に記載の方法。
【請求項106】
癌が、副腎皮質細胞癌、肛門癌、再生不良性貧血、胆管癌、膀胱癌、骨癌、骨転移、中枢神経系(CNS)腫瘍、末梢神経系(PNS)腫瘍、乳癌、キャッスルマン病、子宮頸癌、小児非ホジキンリンパ腫、結腸・直腸癌、子宮内膜癌、食道癌、ユーイング腫瘍(例えば、.ユーイング肉腫)、眼癌、胆嚢癌、消化管カルチノイド腫瘍、消化管間質腫瘍、妊娠性絨網毛疾患、ヘアリー細胞白血病、ホジキン病、カポジ肉腫、腎臓癌、喉頭及び下咽頭癌、急性リンパ性白血病、急性骨髄性白血病、小児白血病、慢性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病、肝臓癌、肺癌、肺カルチノイド腫瘍、非ホジキンリンパ腫、男性乳癌、悪性中皮腫、多発性骨髄腫、骨髄異形性症候群、骨髄増殖性疾患、鼻腔及び副鼻腔癌、鼻咽腔癌、神経芽細胞腫、口腔及び口咽頭癌、骨肉腫、卵巣癌、膵臓癌、陰茎癌、脳下垂体腫瘍、前立腺癌、網膜芽細胞腫、横紋筋肉腫、唾液線癌、肉腫(成人軟部組織癌)、メラノーマ皮膚癌、非メラノーマ皮膚癌、胃癌、睾丸癌、胸腺癌、甲状腺癌、子宮癌(例えば、子宮肉腫)、膣癌、外陰癌、及びワルデンシュトロームマクログロブリン血症から成る群より選択される、請求項99に記載の方法。
【請求項107】
癌が、乳癌、卵巣癌、子宮癌、膵臓癌、肺癌、脳腫瘍、皮膚癌、大腸癌、又は癌幹細胞由来の癌である、請求項99に記載の方法。
【請求項108】
乳癌が、ER、PR又はHER2の少なくとも一つに陰性である、請求項99に記載の方法。
【請求項109】
乳癌が、ER、PR又はHER2の少なくとも一つに陰性であり、ER、PR又はHER2の少なくとも一つに陽性である、請求項99に記載の方法。
【請求項110】
乳癌が、ER、PR又はHER2の二つに陰性である、請求項99に記載の方法。
【請求項111】
乳癌が、ER−陰性、そしてPR−陰性である、請求項99に記載の方法。
【請求項112】
乳癌が、ER−陰性、そしてHER2−陰性である、請求項99に記載の方法。
【請求項113】
乳癌が、PR−陰性、そしてHER2−陰性である、請求項99に記載の方法。
【請求項114】
乳癌が、ER−陰性乳癌である、請求項99に記載の方法。
【請求項115】
乳癌が、HER2−陰性乳癌である、請求項99に記載の方法。
【請求項116】
有機白金化合物がオキサリプラチン(OX)である、請求項99に記載の方法。
【請求項117】
更に有効な量のOX及び5−ヨード−6−ニトロ−ベンゾピロン(IIIg)を投与することを含んでなる請求項99に記載の方法。
【請求項118】
更に有効な量の有効な量のOX及び5−ヨード−6−アミノ−ベンゾピロン(IIIk)を投与することを含んでなる請求項99に記載の方法。
【請求項119】
更に有効な量の有効な量の代謝拮抗剤を投与することを含んでなる請求項99に記載の方法。
【請求項120】
更に有効な量のゲムシタビン(GEM)を投与することを含んでなる請求項99に記載の方法。
【請求項121】
更に手術、放射線治療、遺伝子治療、免疫療法、RNA治療、ナノ療法又はその組み合わせを含んでなる、請求項99に記載の方法。
【請求項122】
投与が、静脈内又は腹腔内である、請求項99に記載の方法。
【請求項123】
投与が、経口である、請求項99に記載の方法。
【請求項124】
ポリ−ADP−リボースポリメラーゼ(PARP)が、対象において化合物によって阻害される、請求項99に記載の方法。
【請求項125】
モノ−ADPリボース化及びポリ−ADPリボース化が阻害される、請求項99に記載の方法。
【請求項126】
腫瘍細胞が、対象においてアポトーシス、細胞周期停止、及び/又は壊死を受ける、請求項99に記載の方法。
【請求項127】
対象が、検出可能なレベルのPARPタンパク質を発現する、請求項99に記載の方法。
【請求項128】
対象が、検出可能なレベルのモノ−ADPリボース化及びポリ−ADPリボース化を有する、請求項99に記載の方法。
【請求項129】
癌の処置方法であって、それを必要とする対象に、代謝拮抗剤と式(I);
【化13】

[ここで、n=0〜10;R1、R2、R3、R4、R5及びXは、独立して、水素、ヒドロキシ、場合により、置換されていることもあるアミン、アミノ、カルボキシル、エステル、ニトロソ、ニトロ、ハロゲン、場合により、置換されていることもある(C1−C6)アルキル、場合により、置換されていることもある(C1−C6)アルコキシ、場合により、置換されていることもある(C3−C7)シクロアルキル、場合により、置換されているこ
ともある(C3−C7)ヘテロサイクリック環、フェニル、及び場合により、置換されていることもあるアリールから成る群より選択され;そして、ここで、R1、R2、R3、R4、及びR5置換基の中で、少なくとも二つは、必ず水素である]の化合物又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグを含んでなる有効な量の組成物を投与することを含んでなる方法。
【請求項130】
化合物が、式II:
【化14】

[ここで、R5は、水素、カルボキシル、アミノ、ニトロソ、ニトロ、ヒドロキシルアミノ、及びヒドロキシから成る群より選択され;そしてXは、ハロゲン、ヒドロキシ、場合により、置換されていることもある(C1−C7)アルキル、場合により、置換されていることもある(C1−C6)アルコキシ、場合により、置換されていることもある(C3−C7)シクロアルキル、場合により、置換されていることもある(C3−C7)ヘテロサイクリック、フェニル、及び場合により、置換されていることもあるアリールから成る群より選択される]
の化合物、その代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである、請求項129に記載の方法。
【請求項131】
化合物が、
【化15】

式IIIa、IIIb、IIIc、IIId、IIIe、IIIf、IIIg、IIIh、IIIk、IIIl、IIIm又はIIInの化合物、又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである、請求項130に記載の方法。
【請求項132】
化合物が、式IIIgの5−ヨード−6−ニトロ−ベンゾピロン又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである、請求項131に記載の方法。
【請求項133】
化合物が、式IIIkの5−ヨード−6−アミノ−ベンゾピロン又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである、請求項131に記載の方法。
【請求項134】
化合物が、式IIIlの5−ヨード−6−ニトロソ−ベンゾピロン又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである、請求項131に記載の方法。
【請求項135】
化合物が、式IIImの5−ヨード−6−ヒドロキシルアミノ−ベンゾピロン又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである、請求項131に記載の方法。
【請求項136】
癌が、副腎皮質細胞癌、肛門癌、再生不良性貧血、胆管癌、膀胱癌、骨癌、骨転移、中枢神経系(CNS)腫瘍、末梢神経系(PNS)腫瘍、乳癌、キャッスルマン病、子宮頸癌、小児非ホジキンリンパ腫、結腸・直腸癌、子宮内膜癌、食道癌、ユーイング腫瘍(例えば、ユーイング肉腫)、眼癌、胆嚢癌、消化管カルチノイド腫瘍、消化管間質腫瘍、妊娠性絨網毛疾患、ヘアリー細胞白血病、ホジキン病、カポジ肉腫、腎臓癌、喉頭及び下咽頭癌、急性リンパ性白血病、急性骨髄性白血病、小児白血病、慢性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病、肝臓癌、肺癌、肺カルチノイド腫瘍、非ホジキンリンパ腫、男性乳癌、悪性中皮腫、多発性骨髄腫、骨髄異形性症候群、骨髄増殖性疾患、鼻腔及び副鼻腔癌、鼻咽腔癌、神経芽細胞腫、口腔及び口咽頭癌、骨肉腫、卵巣癌、膵臓癌、陰茎癌、脳下垂体腫瘍、前立腺癌、網膜芽細胞腫、横紋筋肉腫、唾液線癌、肉腫(成人軟部組織癌)、メラノーマ皮膚癌、非メラノーマ皮膚癌、胃癌、睾丸癌、胸腺癌、甲状腺癌、子宮癌(例えば、子宮肉腫)、膣癌、外陰癌、及びワルデンシュトロームマクログロブリン血症から成る群より選択される、請求項129に記載の方法。
【請求項137】
癌が、乳癌、卵巣癌、子宮癌、膵臓癌、肺癌、脳腫瘍、皮膚癌、大腸癌、又は癌幹細胞由来の癌である、請求項129に記載の方法。
【請求項138】
乳癌が、ER、PR又はHER2の少なくとも一つに陰性である、請求項129に記載の方法。
【請求項139】
乳癌が、ER、PR又はHER2の少なくとも一つに陰性であり、ER、PR又はHER2の少なくとも一つに陽性である、請求項129に記載の方法。
【請求項140】
乳癌が、ER、PR又はHER2の二つに陰性である、請求項129に記載の方法。
【請求項141】
乳癌が、ER−陰性、そしてPR−陰性である、請求項129に記載の方法。
【請求項142】
乳癌が、ER−陰性、そしてHER2−陰性である、請求項129に記載の方法。
【請求項143】
乳癌が、PR−陰性、そしてHER2−陰性である、請求項129に記載の方法。
【請求項144】
乳癌が、ER−陰性乳癌である、請求項129に記載の方法。
【請求項145】
乳癌が、HER2−陰性乳癌である、請求項129に記載の方法。
【請求項146】
有機白金化合物がオキサリプラチン(OX)である、請求項129に記載の方法。
【請求項147】
更に有効な量のOX及び5−ヨード−6−ニトロ−ベンゾピロン(IIIg)を投与することを含んでなる請求項129に記載の方法。
【請求項148】
更に有効な量の有効な量のOX及び5−ヨード−6−アミノ−ベンゾピロン(IIIk)を投与することを含んでなる請求項129に記載の方法。
【請求項149】
更に有効な量の有効な量の代謝拮抗剤を投与することを含んでなる請求項129に記載の方法。
【請求項150】
更に有効な量のゲムシタビン(GEM)を投与することを含んでなる請求項129に記載の方法。
【請求項151】
更に手術、放射線治療、遺伝子治療、免疫療法、RNA治療、ナノ療法又はその組み合わせを含んでなる、請求項129に記載の方法。
【請求項152】
投与が、静脈内又は腹腔内である、請求項129に記載の方法。
【請求項153】
投与が、経口である、請求項129に記載の方法。
【請求項154】
ポリ−ADP−リボースポリメラーゼ(PARP)が、対象において化合物によって阻害される、請求項129に記載の方法。
【請求項155】
モノ−ADPリボース化及びポリ−ADPリボース化が阻害される、請求項129に記載の方法。
【請求項156】
腫瘍細胞が、対象においてアポトーシス、細胞周期停止、及び/又は壊死を受ける、請求項129に記載の方法。
【請求項157】
対象が、検出可能なレベルのPARPタンパク質を発現する、請求項129に記載の方法。
【請求項158】
対象が、検出可能なレベルのモノ−ADPリボース化及びポリ−ADPリボース化を有する、請求項129に記載の方法。
【請求項159】
癌の処置方法であって、それを必要とする対象に、有機白金化合物と、代謝拮抗剤と、式(I);
【化16】

[ここで、n=0〜10;R1、R2、R3、R4、R5及びXは、独立して、水素、ヒドロキシ、場合により、置換されていることもあるアミン、アミノ、カルボキシル、エステル、ニトロソ、ニトロ、ハロゲン、場合により、置換されていることもある(C1−C6)ア
ルキル、場合により、置換されていることもある(C1−C6)アルコキシ、場合により、置換されていることもある(C3−C7)シクロアルキル、場合により、置換されていることもある(C3−C7)ヘテロサイクリック環、フェニル、及び場合により、置換されていることもあるアリールから成る群より選択され;そして、ここで、R1、R2、R3、R4、及びR5置換基の中で、少なくとも二つは、必ず水素である]の化合物又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグを含んでなる有効な量の組成物を投与することを含んでなる方法。
【請求項160】
化合物が、式II:
【化17】

[ここで、R5は、水素、カルボキシル、アミノ、ニトロソ、ニトロ、ヒドロキシルアミノ、及びヒドロキシから成る群より選択され;そしてXは、ハロゲン、ヒドロキシ、場合により、置換されていることもある(C1−C7)アルキル、場合により、置換されていることもある(C1−C6)アルコキシ、場合により、置換されていることもある(C3−C7)シクロアルキル、場合により、置換されていることもある(C3−C7)ヘテロサイクリック、フェニル、及び場合により、置換されていることもあるアリールから成る群より選択される]
の化合物、その代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである、請求項159に記載の方法。
【請求項161】
化合物が、
【化15】

式IIIa、IIIb、IIIc、IIId、IIIe、IIIf、IIIg、IIIh、IIIk、IIIl、IIIm又はIIInの化合物、又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである、請求項160に記載の方法。
【請求項162】
化合物が、式IIIgの5−ヨード−6−ニトロ−ベンゾピロン又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである、請求項161に記載の方法。
【請求項163】
化合物が、式IIIkの5−ヨード−6−アミノ−ベンゾピロン又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである、請求項161に記載の方法。
【請求項164】
化合物が、式IIIlの5−ヨード−6−ニトロソ−ベンゾピロン又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである、請求項161に記載の方法。
【請求項165】
化合物が、式IIImの5−ヨード−6−ヒドロキシルアミノ−ベンゾピロン又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである、請求項161に記載の方法。
【請求項166】
癌が、副腎皮質細胞癌、肛門癌、再生不良性貧血、胆管癌、膀胱癌、骨癌、骨転移、中枢神経系(CNS)腫瘍、末梢神経系(PNS)腫瘍、乳癌、キャッスルマン病、子宮頸癌、小児非ホジキンリンパ腫、結腸・直腸癌、子宮内膜癌、食道癌、ユーイング腫瘍(例えば、ユーイング肉腫)、眼癌、胆嚢癌、消化管カルチノイド腫瘍、消化管間質腫瘍、妊娠性絨網毛疾患、ヘアリー細胞白血病、ホジキン病、カポジ肉腫、腎臓癌、喉頭及び下咽頭癌、急性リンパ性白血病、急性骨髄性白血病、小児白血病、慢性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病、肝臓癌、肺癌、肺カルチノイド腫瘍、非ホジキンリンパ腫、男性乳癌、悪性中皮腫、多発性骨髄腫、骨髄異形性症候群、骨髄増殖性疾患、鼻腔及び副鼻腔癌、鼻咽腔癌、神経芽細胞腫、口腔及び口咽頭癌、骨肉腫、卵巣癌、膵臓癌、陰茎癌、脳下垂体腫瘍、前立腺癌、網膜芽細胞腫、横紋筋肉腫、唾液線癌、肉腫(成人軟部組織癌)、メラノーマ皮膚癌、非メラノーマ皮膚癌、胃癌、睾丸癌、胸腺癌、甲状腺癌、子宮癌(例えば、子宮肉腫)、膣癌、外陰癌、及びワルデンシュトロームマクログロブリン血症から成る群より選択される、請求項159に記載の方法。
【請求項167】
癌が、乳癌、卵巣癌、子宮癌、膵臓癌、肺癌、脳腫瘍、皮膚癌、大腸癌、又は癌幹細胞由来の癌である、請求項159に記載の方法。
【請求項168】
乳癌が、ER、PR又はHER2の少なくとも一つに陰性である、請求項159に記載の方法。
【請求項169】
乳癌が、ER、PR又はHER2の少なくとも一つに陰性であり、ER、PR又はHER2の少なくとも一つに陽性である、請求項159に記載の方法。
【請求項170】
乳癌が、ER、PR又はHER2の二つに陰性である、請求項159に記載の方法。
【請求項171】
乳癌が、ER−陰性、そしてPR−陰性である、請求項159に記載の方法。
【請求項172】
乳癌が、ER−陰性、そしてHER2−陰性である、請求項159に記載の方法。
【請求項173】
乳癌が、PR−陰性、そしてHER2−陰性である、請求項159に記載の方法。
【請求項174】
乳癌が、ER−陰性乳癌である、請求項159に記載の方法。
【請求項175】
乳癌が、HER2−陰性乳癌である、請求項159に記載の方法。
【請求項176】
有機白金化合物がOXである、請求項159に記載の方法。
【請求項177】
代謝拮抗剤がGEMである、請求項159に記載の方法。
【請求項178】
更に有効な量のOXと、GEMと、5−ヨード−6−ニトロ−ベンゾピロン(IIIg)とを投与することを含んでなる請求項159に記載の方法。
【請求項179】
更に有効な量の有効な量のOXと、GEMと、5−ヨード−6−アミノ−ベンゾピロン(IIIk)とを投与することを含んでなる請求項159に記載の方法。
【請求項180】
更に手術、放射線治療、遺伝子治療、免疫療法、RNA治療、ナノ療法又はその組み合わせを含んでなる、請求項159に記載の方法。
【請求項181】
投与が、静脈内又は腹腔内である、請求項159に記載の方法。
【請求項182】
投与が、経口である、請求項159に記載の方法。
【請求項183】
ポリ−ADP−リボースポリメラーゼ(PARP)が、対象において化合物によって阻害される、請求項159に記載の方法。
【請求項184】
モノ−ADPリボース化及びポリ−ADPリボース化が阻害される、請求項159に記載の方法。
【請求項185】
腫瘍細胞が、対象においてアポトーシス、細胞周期停止、及び/又は壊死を受ける、請求項159に記載の方法。
【請求項186】
対象が、検出可能なレベルのPARPタンパク質を発現する、請求項159に記載の方法。
【請求項187】
対象が、検出可能なレベルのモノ−ADPリボース化及びポリ−ADPリボース化を有する、請求項159に記載の方法。
【請求項188】
癌の処置のための組成物であって、その組成物は、式I:
【化19】

[ここで、n=0〜10;R1、R2、R3、R4、R5及びXは、独立して、水素、ヒドロキシ、場合により、置換されていることもあるアミン、アミノ、カルボキシル、エステル、ニトロソ、ニトロ、ハロゲン、場合により、置換されていることもある(C1−C6)アルキル、場合により、置換されていることもある(C1−C6)アルコキシ、場合により、置換されていることもある(C3−C7)シクロアルキル、場合により、置換されていることもある(C3−C7)ヘテロサイクリック環、フェニル、及び場合により、置換されていることもあるアリールから成る群より選択され;そして、ここで、R1、R2、R3、R4、及びR5置換基の中で、少なくとも二つは、必ず水素である;そして
ここで、この化合物は、次のものの一つではない]
【化20】

の化合物又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグを含んでなる。
【請求項189】
化合物が、
【化21】

式IIIa、IIIb、IIIc、IIId、IIIe、IIIf、IIIh、IIIm又はIIInの化合物、又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグであ
る、請求項188に記載の組成物。
【請求項190】
癌が、副腎皮質細胞癌、肛門癌、再生不良性貧血、胆管癌、膀胱癌、骨癌、骨転移、中枢神経系(CNS)腫瘍、末梢神経系(PNS)腫瘍、乳癌、キャッスルマン病、子宮頸癌、小児非ホジキンリンパ腫、結腸・直腸癌、子宮内膜癌、食道癌、ユーイング腫瘍(例えば、ユーイング肉腫)、眼癌、胆嚢癌、消化管カルチノイド腫瘍、消化管間質腫瘍、妊娠性絨網毛疾患、ヘアリー細胞白血病、ホジキン病、カポジ肉腫、腎臓癌、喉頭及び下咽頭癌、急性リンパ性白血病、急性骨髄性白血病、小児白血病、慢性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病、肝臓癌、肺癌、肺カルチノイド腫瘍、非ホジキンリンパ腫、男性乳癌、悪性中皮腫、多発性骨髄腫、骨髄異形性症候群、骨髄増殖性疾患、鼻腔及び副鼻腔癌、鼻咽腔癌、神経芽細胞腫、口腔及び口咽頭癌、骨肉腫、卵巣癌、膵臓癌、陰茎癌、脳下垂体腫瘍、前立腺癌、網膜芽細胞腫、横紋筋肉腫、唾液線癌、肉腫(成人軟部組織癌)、メラノーマ皮膚癌、非メラノーマ皮膚癌、胃癌、睾丸癌、胸腺癌、甲状腺癌、子宮癌(例えば、子宮肉腫)、膣癌、外陰癌、及びワルデンシュトロームマクログロブリン血症から成る群から選択される、請求項188に記載の組成物。
【請求項191】
癌が、乳癌、卵巣癌、子宮癌、膵臓癌、肺癌、脳腫瘍、皮膚癌、大腸癌、又は癌幹細胞由来の癌である、請求項188に記載の組成物。
【請求項192】
乳癌が、ER、PR又はHER2の少なくとも一つに陰性である、請求項188に記載の組成物。
【請求項193】
乳癌が、ER、PR又はHER2の少なくとも一つに陰性であり、ER、PR又はHER2の少なくとも一つに陽性である、請求項188に記載の組成物。
【請求項194】
乳癌が、ER、PR又はHER2の二つに陰性である、請求項188に記載の組成物。
【請求項195】
乳癌が、ER−陰性、そしてPR−陰性である、請求項188に記載の組成物。
【請求項196】
乳癌が、ER−陰性、そしてHER2−陰性である、請求項188に記載の組成物。
【請求項197】
乳癌が、PR−陰性、そしてHER2−陰性である、請求項188に記載の組成物。
【請求項198】
乳癌が、ER−陰性乳癌である、請求項188に記載の組成物。
【請求項199】
乳癌が、HER2−陰性乳癌である、請求項188に記載の組成物。
【請求項200】
更に抗腫瘍剤を含んでなる、請求項188に記載の組成物。
【請求項201】
抗腫瘍剤が、抗腫瘍性アルキル化剤、抗腫瘍性代謝拮抗剤、抗腫瘍性抗生物質、植物由来の抗腫瘍剤、抗腫瘍性有機白金化合物、抗腫瘍性カンプトテシン誘導体、抗腫瘍性チロシンキナーゼ阻害剤、モノクローナル抗体、インターフェロン、生物学的応答調節物質、及び抗腫瘍性活性を有する他の薬剤、又はその薬学的に許容される塩から成る群から選択される、請求項200に記載の組成物。
【請求項202】
抗腫瘍性アルキル化剤は、ナイトロジェンマスタードN−オキシド、シクロホスファミド、イホスファミド、メルファラン、ブスルファン、ミトブロニトール、カルボコン、チオテパ、ラニムスチン、ニムスチン、テモゾロミド、及びカルムスチンであり;抗腫瘍性代謝拮抗剤は、メトトレキサート、6−メルカプトプリンリボシド、メルカプトプリン、5−フルオロウラシル、テガフール、ドキシフルリジン、カルモフール、シタラビン、シタラビンオクフォスファート、エノシタビン、S−1、ゲムシタビン、フルダラビン、及びペメトレキセド・二ナトリウムであり;抗腫瘍性抗生物質は、アクチノマイシンD、ドキソルビシン、ダウノルビシン、ネオカルチノスタチン、ブレオマイシン、ペプロマイシン、マイトマイシンC、アクラルビシン、ピラルビシン、エピルビシン、ジノスタチンスチマラマー、イダルビシン、シロリムス、及びバルルビシンであり;植物由来の抗腫瘍剤は、ビンクリスチン、ビンブラスチン、ビンデシン、エトポシド、ソブゾキサン、ドセタキセル、パクリタキセル、及びビノレルビンであり;抗腫瘍性白金錯体化合物は、シスプラチン、カルボプラチン、ネダプラチン、及びオキサリプラチンであり;抗腫瘍性カンプトテシン誘導体が、イリノテカン、トポテカン、及びカンプトテシンであり;抗腫瘍性チロシンキナーゼ阻害剤は、ゲフィチニブ、イマチニブ、及びエルロチニブであり;モノクローナル抗体は、アブシキシマブ、アダリブマブ、アレムツズマブ、バシリキシマブ、ベバシズマブ、セツキシマブ、ダクリズマブ、エクリズマブ、エファリズマブ、イブリツモマブ、チウキセタン、インフリキシマブ、ムロモナブ−CD3、ナタリズマブ、オマリズマブ、パリビズマブ、パリニツムマブ、ラニビズマブ、ゲムツズマブオゾガマイシン、リツキシマブ、トシツモマブ、及びトラスツズマブ;インターフェロンは、インターフェロンα、インターフェロンα−2a、インターフェロンα−2b、インターフェロンβ、インターフェロンγ−1a、及びインターフェロンγ−n1であり;生物学的応答調節物質は、クレスチン、レンチナン、シゾフィラン、ピシバニル、又はウベニメクスであり、そして他の抗腫瘍剤が、ミトキサントロン、L−アスパラギナーゼ、プロカルバジン、ダカルバジン、ヒドロキシカルバミド、ペントスタチン、トレチノイン、アレファセプト、ダルベポエチンアルファ、アナストロゾール、エキセメスタン、ビカルタミド、リュープロレリン、フルタミド、フルベストラント、ペガプタニブオクタソジウム、デニロイキンディフチトクス、アルデスロイキン、サイロトロピンアルファ、三酸化ヒ素、ボルテゾミブ、カペチタビン、及びゴセレリンである、請求項201に記載の組成物。
【請求項203】
抗腫瘍剤が、有機白金化合物である、請求項200に記載の組成物。
【請求項204】
抗腫瘍剤が、オキサリプラチン(OX)、シスプラチン、又はカルボプラチンである、請求項203に記載の組成物。
【請求項205】
抗腫瘍剤が、代謝拮抗剤である、請求項200に記載の組成物。
【請求項206】
抗腫瘍剤が、ゲムシタビン(GEM)である、請求項205に記載の組成物。
【請求項207】
更に一つより多い抗腫瘍剤を含んでなる、請求項188に記載の組成物。
【請求項208】
抗腫瘍剤が、有機白金化合物と代謝拮抗剤である、請求項188に記載の組成物。
【請求項209】
抗腫瘍剤が、OXとGEMである、請求項188に記載の組成物。
【請求項210】
更に手術、放射線治療、遺伝子治療、免疫療法、RNA治療、ナノ療法又はその組み合わせを含んでなる、請求項188に記載の組成物。
【請求項211】
ポリ−ADP−リボースポリメラーゼ(PARP)が、化合物(I)によって阻害される、請求項188に記載の組成物。
【請求項212】
モノ−ADPリボース化及びポリ−ADPリボース化が阻害される、請求項188に記載の組成物。
【請求項213】
癌細胞が、検出可能なレベルのPARPタンパク質を発現する、請求項188に記載の方法。
【請求項214】
対象が、検出可能なレベルのモノ−ADPリボース化及びポリ−ADPリボース化を有する、請求項188に記載の方法。
【請求項215】
癌の処置のためのキットであって、キットが有効な量の請求項188に記載の組成物、又はその薬学的に許容される塩又はプロドラッグを含んでなるキット。
【請求項216】
癌が、副腎皮質細胞癌、肛門癌、再生不良性貧血、胆管癌、膀胱癌、骨癌、骨転移、中枢神経系(CNS)腫瘍、末梢神経系(PNS)腫瘍、乳癌、キャッスルマン病、子宮頸癌、小児非ホジキンリンパ腫、結腸・直腸癌、子宮内膜癌、食道癌、ユーイング腫瘍(例えば、ユーイング肉腫)、眼癌、胆嚢癌、消化管カルチノイド腫瘍、消化管間質腫瘍、妊娠性絨網毛疾患、ヘアリー細胞白血病、ホジキン病、カポジ肉腫、腎臓癌、喉頭及び下咽頭癌、急性リンパ性白血病、急性骨髄性白血病、小児白血病、慢性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病、肝臓癌、肺癌、肺カルチノイド腫瘍、非ホジキンリンパ腫、男性乳癌、悪性中皮腫、多発性骨髄腫、骨髄異形性症候群、骨髄増殖性疾患、鼻腔及び副鼻腔癌、鼻咽腔癌、神経芽細胞腫、口腔及び口咽頭癌、骨肉腫、卵巣癌、膵臓癌、陰茎癌、脳下垂体腫瘍、前立腺癌、網膜芽細胞腫、横紋筋肉腫、唾液線癌、肉腫(成人軟部組織癌)、メラノーマ皮膚癌、非メラノーマ皮膚癌、胃癌、睾丸癌、胸腺癌、甲状腺癌、子宮癌(例えば、子宮肉腫)、膣癌、外陰癌、及びワルデンシュトロームマクログロブリン血症から成る群より選択される、請求項215に記載のキット。
【請求項217】
癌の処置のための組成物であって、組成物が抗腫瘍剤と、式I:
【化22】

[ここで、n=0〜10;R1、R2、R3、R4、R5及びXは、独立して、水素、ヒドロキシ、場合により、置換されていることもあるアミン、アミノ、カルボキシル、エステル、ニトロソ、ニトロ、ハロゲン、場合により、置換されていることもある(C1−C6)アルキル、場合により、置換されていることもある(C1−C6)アルコキシ、場合により、置換されていることもある(C3−C7)シクロアルキル、場合により、置換されていることもある(C3−C7)ヘテロサイクリック環、フェニル、及び場合により、置換されていることもあるアリールから成る群より選択され;そして、ここで、R1、R2、R3、R4、及びR5置換基の中で、少なくとも二つは、必ず水素である;そして
ここで、この化合物は、次のものの一つではない]
の化合物、又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグとを含んでなる組成物。
【請求項218】
化合物が、式II:
【化23】

[ここで、R5は、水素、カルボキシル、アミノ、ニトロソ、ニトロ、ヒドロキシルアミノ、及びヒドロキシから成る群より選択され;そしてXは、ハロゲン、ヒドロキシ、場合により、置換されていることもある(C1−C7)アルキル、場合により、置換されていることもある(C1−C6)アルコキシ、場合により、置換されていることもある(C3−C7)シクロアルキル、場合により、置換されていることもある(C3−C7)ヘテロサイクリック、フェニル、及び場合により、置換されていることもあるアリールから成る群より選択される]
の化合物、その代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである、請求項217に記載の組成物。
【請求項219】
化合物が、
【化24】

式IIIa、IIIb、IIIc、IIId、IIIe、IIIf、IIIg、IIIh、IIIk、IIIl、IIIm又はIIInの化合物、又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである、請求項218に記載の組成物。
【請求項220】
式(I)の化合物が、式IIIgの5−ヨード−6−ニトロ−ベンゾピロン又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである、請求項219に記載の組成物。
【請求項221】
式(I)の化合物が、式IIIkの5−ヨード−6−アミノ−ベンゾピロン又はその代
謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである、請求項219に記載の組成物。
【請求項222】
化合物が、式IIIlの5−ヨード−6−ニトロソ−ベンゾピロン又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである、請求項219に記載の組成物。
【請求項223】
化合物が、式IIImの5−ヨード−6−ヒドロキシルアミノ−ベンゾピロン又はその代謝物、薬学的に許容される塩又はプロドラッグである、請求項219に記載の組成物。
【請求項224】
癌が、副腎皮質細胞癌、肛門癌、再生不良性貧血、胆管癌、膀胱癌、骨癌、骨転移、中枢神経系(CNS)腫瘍、末梢神経系(PNS)腫瘍、乳癌、キャッスルマン病、子宮頸癌、小児非ホジキンリンパ腫、結腸・直腸癌、子宮内膜癌、食道癌、ユーイング腫瘍(例えば、ユーイング肉腫)、眼癌、胆嚢癌、消化管カルチノイド腫瘍、消化管間質腫瘍、妊娠性絨網毛疾患、ヘアリー細胞白血病、ホジキン病、カポジ肉腫、腎臓癌、喉頭及び下咽頭癌、急性リンパ性白血病、急性骨髄性白血病、小児白血病、慢性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病、肝臓癌、肺癌、肺カルチノイド腫瘍、非ホジキンリンパ腫、男性乳癌、悪性中皮腫、多発性骨髄腫、骨髄異形性症候群、骨髄増殖性疾患、鼻腔及び副鼻腔癌、鼻咽腔癌、神経芽細胞腫、口腔及び口咽頭癌、骨肉腫、卵巣癌、膵臓癌、陰茎癌、脳下垂体腫瘍、前立腺癌、網膜芽細胞腫、横紋筋肉腫、唾液線癌、肉腫(成人軟部組織癌)、メラノーマ皮膚癌、非メラノーマ皮膚癌、胃癌、睾丸癌、胸腺癌、甲状腺癌、子宮癌(例えば、子宮肉腫)、膣癌、外陰癌、及びワルデンシュトロームマクログロブリン血症から成る群より選択される、請求項217に記載の組成物。
【請求項225】
癌が、乳癌、卵巣癌、子宮癌、膵臓癌、肺癌、脳腫瘍、皮膚癌、大腸癌、又は癌幹細胞由来の癌である、請求項217に記載の組成物。
【請求項226】
乳癌が、ER、PR又はHER2の少なくとも一つに陰性である、請求項217に記載の組成物。
【請求項227】
乳癌が、ER、PR又はHER2の少なくとも一つに陰性であり、ER、PR又はHER2の少なくとも一つに陽性である、請求項217に記載の組成物。
【請求項228】
乳癌が、ER、PR又はHER2の二つに陰性である、請求項217に記載の組成物。
【請求項229】
乳癌が、ER−陰性、そしてPR−陰性である、請求項217に記載の組成物。
【請求項230】
乳癌が、ER−陰性、そしてHER2−陰性である、請求項217に記載の組成物。
【請求項231】
乳癌が、PR−陰性、そしてHER2−陰性である、請求項217に記載の組成物。
【請求項232】
乳癌が、ER−陰性乳癌である、請求項217に記載の組成物。
【請求項233】
乳癌が、HER2−陰性乳癌である、請求項217に記載の組成物。
【請求項234】
抗腫瘍剤が、抗腫瘍性アルキル化剤、抗腫瘍性代謝拮抗剤、抗腫瘍性抗生物質、植物由来の抗腫瘍剤、抗腫瘍性有機白金化合物、抗腫瘍性カンプトテシン誘導体、抗腫瘍性チロシンキナーゼ阻害剤、モノクローナル抗体、インターフェロン、生物学的応答調節物質、及び抗腫瘍性活性を有する他の薬剤、又はその薬学的に許容される塩から成る群より選択される、請求項217に記載の組成物。
【請求項235】
抗腫瘍性アルキル化剤が、ナイトロジェンマスタードN−オキシド、シクロホスファミド、イホスファミド、メルファラン、ブスルファン、ミトブロニトール、カルボコン、チオテパ、ラニムスチン、ニムスチン、テモゾロミド、及びカルムスチンであり;抗腫瘍性代謝拮抗剤が、メトトレキサート、6−メルカプトプリンリボシド、メルカプトプリン、5−フルオロウラシル、テガフール、ドキシフルリジン、カルモフール、シタラビン、シタラビンオクフォスファート、エノシタビン、S−1、ゲムシタビン、フルダラビン、及びペメトレキセド・二ナトリウムであり;抗腫瘍性抗生物質が、アクチノマイシンD、ドキソルビシン、ダウノルビシン、ネオカルチノスタチン、ブレオマイシン、ペプロマイシン、マイトマイシンC、アクラルビシン、ピラルビシン、エピルビシン、ジノスタチンスチマラマー、イダルビシン、シロリムス、及びバルルビシンであり;植物由来の抗腫瘍剤が、ビンクリスチン、ビンブラスチン、ビンデシン、エトポシド、ソブゾキサン、ドセタキセル、パクリタキセル、及びビノレルビンであり;抗腫瘍性白金錯体化合物が、シスプラチン、カルボプラチン、ネダプラチン、及びオキサリプラチンであり;抗腫瘍性カンプトテシン誘導体が、イリノテカン、トポテカン、及びカンプトテシンであり;抗腫瘍性チロシンキナーゼ阻害剤が、ゲフィチニブ、イマチニブ、及びエルロチニブであり;モノクローナル抗体が、アブシキシマブ、アダリブマブ、アレムツズマブ、バシリキシマブ、ベバシズマブ、セツキシマブ、ダクリズマブ、エクリズマブ、エファリズマブ、イブリツモマブ、チウキセタン、インフリキシマブ、ムロモナブ−CD3、ナタリズマブ、オマリズマブ、パリビズマブ、パリニツムマブ、ラニビズマブ、ゲムツズマブオゾガマイシン、リツキシマブ、トシツモマブ、及びトラスツズマブであり;インターフェロンが、インターフェロンα、インターフェロンα−2a、インターフェロンα−2b、インターフェロンβ、インターフェロンγ−1a、及びインターフェロンγ−n1である;生物学的応答調節物質が、クレスチン、レンチナン、シゾフィラン、ピシバニル、又はウベニメクスであり、そして、他の抗腫瘍剤が、ミトキサントロン、L−アスパラギナーゼ、プロカルバジン、ダカルバジン、ヒドロキシカルバミド、ペントスタチン、トレチノイン、アレファセプト、ダルベポエチンアルファ、アナストロゾール、エキセメスタン、ビカルタミド、リュープロレリン、フルタミド、フルベストラント、ペガプタニブオクタソジウム、デニロイキンディフチトクス、アルデスロイキン、サイロトロピンアルファ、三酸化ヒ素、ボルテゾミブ、カペチタビン、及びゴセレリンである、請求項217に記載の組成物。
【請求項236】
抗腫瘍剤が、有機白金化合物である、請求項217に記載の組成物。
【請求項237】
抗腫瘍剤が、オキサリプラチン(OX)、シスプラチン、又はカルボプラチンである、請求項236に記載の組成物。
【請求項238】
抗腫瘍剤が、代謝拮抗剤である、請求項217に記載の組成物。
【請求項239】
抗腫瘍剤が、ゲムシタビン(GEM)である、請求項238に記載の組成物。
【請求項240】
更に一つより多い抗腫瘍剤を含んでなる、請求項217に記載の組成物。
【請求項241】
抗腫瘍剤が、有機白金化合物と代謝拮抗剤である、請求項217に記載の組成物。
【請求項242】
抗腫瘍剤が、OXとGEMである、請求項217に記載の組成物。
【請求項243】
ポリ−ADP−リボースポリメラーゼ(PARP)が、式(I)の化合物によって阻害される、請求項217に記載の組成物。
【請求項244】
モノ−ADPリボース化及びポリ−ADPリボース化が阻害される、請求項217に記載の組成物。
【請求項245】
癌細胞が、検出可能なレベルのPARPタンパク質を発現する、請求項217に記載の組成物。
【請求項246】
対象が、検出可能なレベルのモノ−ADPリボース化及びポリ−ADPリボース化を有する、請求項217に記載の組成物。
【請求項247】
癌の処置のためのキットであって、キットが、請求項217に記載の有効な量の組成物又はその薬学的に許容される塩又はプロドラッグを含んでなるキット。
【請求項248】
癌が、副腎皮質細胞癌、肛門癌、再生不良性貧血、胆管癌、膀胱癌、骨癌、骨転移、中枢神経系(CNS)腫瘍、末梢神経系(PNS)腫瘍、乳癌、キャッスルマン病、子宮頸癌、小児非ホジキンリンパ腫、結腸・直腸癌、子宮内膜癌、食道癌、ユーイング腫瘍(例えば、ユーイング肉腫)、眼癌、胆嚢癌、消化管カルチノイド腫瘍、消化管間質腫瘍、妊娠性絨網毛疾患、ヘアリー細胞白血病、ホジキン病、カポジ肉腫、腎臓癌、喉頭及び下咽頭癌、急性リンパ性白血病、急性骨髄性白血病、小児白血病、慢性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病、肝臓癌、肺癌、肺カルチノイド腫瘍、非ホジキンリンパ腫、男性乳癌、悪性中皮腫、多発性骨髄腫、骨髄異形性症候群、骨髄増殖性疾患、鼻腔及び副鼻腔癌、鼻咽腔癌、神経芽細胞腫、口腔及び口咽頭癌、骨肉腫、卵巣癌、膵臓癌、陰茎癌、脳下垂体腫瘍、前立腺癌、網膜芽細胞腫、横紋筋肉腫、唾液線癌、肉腫(成人軟部組織癌)、メラノーマ皮膚癌、非メラノーマ皮膚癌、胃癌、睾丸癌、胸腺癌、甲状腺癌、子宮癌(例えば、子宮肉腫)、膣癌、外陰癌、及びワルデンシュトロームマクログロブリン血症から成る群より選択される、請求項247に記載のキット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【公表番号】特表2011−500684(P2011−500684A)
【公表日】平成23年1月6日(2011.1.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−529958(P2010−529958)
【出願日】平成20年10月17日(2008.10.17)
【国際出願番号】PCT/US2008/011903
【国際公開番号】WO2009/051815
【国際公開日】平成21年4月23日(2009.4.23)
【出願人】(507401258)バイパー サイエンシズ,インコーポレイティド (13)
【Fターム(参考)】