説明

ベンゾモルファン及び関連骨格の尿素誘導体、そのような化合物を含む医薬ならびにそれらの使用

本発明は、貴重な薬理学的活性を有する式(I):[式中、基A、B、X、m、n及びoは、請求項1に定義のとおりである]により定義される化合物に関する。特に、本化合物は、11β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ(HSD)1の阻害剤であり、したがって、代謝障害、特に2型糖尿病、肥満及び異脂肪血症などの、この酵素の阻害により影響を及ぼすことができる疾患の治療及び予防に適している。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I:
【化307】


[式中、
Xは、CH又はNを示し、
m、n、oは、互いに独立して、0、1又は2を示し
(ここで、架橋基−(CH−を含む一般式IのC5+m+n−アザシクロアルケンコア構造は、R11及びR12からなる群より互いに独立して選択される1、2個又はそれ以上の置換基で場合により置換されている)、
Aは、ベンゾ、ピリド、ピロロ、フロ、チエノ、ピリダジノ、ピリミド、又はピラジノ環(ここで、各前記環は、Rより互いに独立して選択される1個以上の置換基で場合により置換されており、各前記環の2個の隣接するC原子は、R及びRで場合により置換されている);あるいは
ピラゾロ、イミダゾ、オキサゾロ、チアゾロ、イソオキサゾロ、又はイソチアゾロ環(ここで、各前記環は、Rで場合により置換されている);あるいは
で場合により置換されている1,2,3−トリアゾロ環を示し;
Bは、飽和、又は部分もしくは完全不飽和である3員〜8員単環式、7員〜12員スピロ環式、6員〜12員二環式又は9員〜15員三環式アザシクロアルク−1−イル基
(ここで、1又は2個の−CH−基は、−NR−により置き換えられていてもよく、
ここで、1〜4個の−CH−基は、O、S、カルボニル、又はスルホニルにより互いに独立して置き換えられていてもよく、
ここで、1又は2個の−CH=基は、−N=により置き換えられていてもよく、
ここで、前記アザシクロアルキル基は、Lより互いに独立して選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、
ここで、前記アザシクロアルキル基は、Lより互いに独立して選択される1又は2個の置換基で置換されていてもよく、
ここで、前記アザシクロアルキル基の2個の隣接するC原子は、L及びLで置換されていてもよく、
ここで、前記アザシクロアルキル基の2個の隣接するC原子は、L及びLで置換されていてもよい)を示し;
は、互いに独立して、水素、C1−6−アルキル、C3−6−アルケニル、C3−6−アルキニル、(ヘト)アリール、C1−4−アルキルカルボニル、C1−4−アルキルスルホニル、(ヘト)アリールカルボニル、(ヘト)アリールスルホニル
(ここで、各アルキル、アルケニル、及びアルキニル基は、フッ素でモノ−又はポリ置換されていてもよく、かつヒドロキシ、C1−4−アルコキシ、C1−4−アルキルスルファニル、C1−4−アルキルスルフィニル、C1−4−アルキルスルホニル、アミノ、C1−4−アルキルアミノ、ジ−(C1−4−アルキル)アミノ、C1−4−アルキルカルボニルアミノ、シアノ、カルボキシ、C1−4−アルコキシカルボニル、アミノカルボニル、C1−4−アルキルアミノカルボニル、ジ−(C1−4−アルキル)アミノカルボニル、又は(ヘト)アリールでモノ置換されていてもよい)を示し、
は、互いに独立して、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、ニトロ、C1−4−アルキル、ヒドロキシ、C1−4−アルキルオキシ、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチル−ヒドロキシ−C1−2−アルキル、2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−1−(トリフルオロメチル)エチル、C3−6−シクロアルキル、C3−6−シクロアルキルオキシ、C3−6−シクロアルキル−C1−3−アルキル、C3−6−シクロアルキル−C1−3−アルキルオキシ、テトラヒドロフラン−3−イルオキシ、テトラヒドロピラン−3−イルオキシ、テトラヒドロピラン−4−イルオキシ、テトラヒドロフラニル−C1−3−アルキルオキシ、テトラヒドロピラニル−C1−3−アルキルオキシ、(ヘト)アリール、(ヘト)アリールオキシ、(ヘト)アリール−C1−3−アルキル、(ヘト)アリール−C1−3−アルキルオキシ、(ヘト)アリールオキシ−C1−3−アルキル、C1−3−アルキル−カルボニル、(ヘト)アリール−カルボニル、
アミノ、C1−4−アルキルアミノ、ジ−(C1−4−アルキル)アミノ、ピロリジン−1−イル、2−オキソ−ピロリジン−1−イル、ピペリジン−1−イル、2−オキソ−ピペリジン−1−イル、モルホリン−4−イル、3−オキソ−モルホリン−4−イル、ピペラジン−1−イル、2−オキソ−ピペラジン−1−イル、3−オキソ−ピペラジン−1−イル、4−(C1−4−アルキル)−ピペラジン−1−イル、4−(C1−4−アルキルカルボニル)−ピペラジン−1−イル、4−(C3−6−シクロアルキルカルボニル)−ピペラジン−1−イル、4−(C1−4−アルキルオキシカルボニル)−ピペラジン−1−イル、4−(C1−4−アルキルスルホニル)−ピペラジン−1−イル、2−オキソ−4−(C1−4−アルキル)−ピペラジン−1−イル、3−オキソ−4−(C1−4−アルキル)−ピペラジン−1−イル、
1−4−アルキル−カルボニルアミノ、(ヘト)アリール−カルボニルアミノ、(ヘト)アリール−C1−4−アルキル−カルボニルアミノ、C1−4−アルキルオキシ−カルボニルアミノ、アミノカルボニルアミノ、C1−4−アルキル−アミノカルボニルアミノ、ジ−(C1−4−アルキル)アミノカルボニルアミノ、ピロリジン−1−イル−カルボニルアミノ、ピペリジン−1−イル−カルボニルアミノ、モルホリン−4−イル−カルボニルアミノ、ピペラジン−1−イル−カルボニルアミノ、4−(C1−4−アルキル)−ピペラジン−1−イル−カルボニルアミノ、C1−4−アルキル−スルホニルアミノ、アミノスルホニルアミノ、C1−4−アルキルアミノ−スルホニルアミノ、ジ−(C1−4−アルキル)アミノ−スルホニルアミノ、ピロリジン−1−イル−スルホニルアミノ、ピペリジン−1−イル−スルホニルアミノ、モルホリン−4−イル−スルホニルアミノ、ピペラジン−1−イル−スルホニルアミノ、4−(C1−4−アルキル)−ピペラジン−1−イル−スルホニルアミノ、(C1−4−アルキルオキシ−カルボニルアミノ)カルボニルアミノ、(ヘト)アリールスルホニルアミノ、(ヘト)アリール−C1−4−アルキル−スルホニルアミノ、
N−(C1−4−アルキル)−C1−4−アルキル−カルボニルアミノ、N−(C1−4−アルキル)−(ヘト)アリールカルボニルアミノ、N−(C1−4−アルキル)−(ヘト)アリール−C1−4−アルキル−カルボニルアミノ、N−(C1−4−アルキル)−C1−4−アルキルオキシ−カルボニルアミノ、N−(アミノカルボニル)−C1−4−アルキルアミノ、N−(C1−4−アルキル−アミノカルボニル)−C1−4−アルキルアミノ、N−[ジ−(C1−4−アルキル)アミノカルボニル]−C1−4−アルキルアミノ、
N−(C1−4−アルキル)−C1−4−アルキル−スルホニルアミノ、N−(C1−4−アルキル)−(ヘト)アリールスルホニルアミノ、N−(C1−4−アルキル)−(ヘト)アリール−C1−4−アルキル−スルホニルアミノ、
オキソ−イミダゾリジン−1−イル、2,4−ジオキソ−イミダゾリジン−1−イル、2,5−ジオキソ−イミダゾリジン−1−イル、2−オキソ−ヘキサヒドロピリミジン−1−イル(ここで、上述の基の3位の窒素原子は、メチル又はエチルで場合により置換されている)、
(ヒドロキシイミノ)アミノメチル、(C1−3−アルキルオキシイミノ)アミノメチル、カルボキシ、C1−4−アルキルオキシ−カルボニル、アミノカルボニル、C1−4−アルキル−アミノカルボニル、ジ−(C1−4−アルキル)−アミノカルボニル、ピロリジン−1−イル−カルボニル、ピペリジン−1−イル−カルボニル、モルホリン−4−イル−カルボニル、ピペラジン−1−イル−カルボニル、4−(C1−4−アルキル)−ピペラジン−1−イル−カルボニル、
カルボキシ−C1−4−アルキル、C1−4−アルキルオキシ−カルボニル−C1−4−アルキル、シアノ−C1−4−アルキル、アミノカルボニル−C1−4−アルキル、C1−4−アルキル−アミノカルボニル−C1−4−アルキル、ジ−(C1−4−アルキル)−アミノカルボニル−C1−4−アルキル、ピロリジン−1−イル−カルボニル−C1−4−アルキル、ピペリジン−1−イル−カルボニル−C1−4−アルキル、モルホリン−4−イル−カルボニル−C1−4−アルキル、ピペラジン−1−イル−カルボニル−C1−4−アルキル、4−(C1−4−アルキル)−ピペラジン−1−イル−カルボニル−C1−4−アルキル、
カルボキシ−C1−4−アルキルオキシ、C1−4−アルキルオキシ−カルボニル−C1−4−アルキルオキシ、シアノ−C1−4−アルキルオキシ、アミノカルボニル−C1−4−アルキルオキシ、C1−4−アルキル−アミノカルボニル−C1−4−アルキルオキシ、ジ−(C1−4−アルキル)−アミノカルボニル−C1−4−アルキルオキシ、ピロリジン−1−イル−カルボニル−C1−4−アルキル−オキシ、ピペリジン−1−イル−カルボニル−C1−4−アルキルオキシ、モルホリン−4−イル−カルボニル−C1−4−アルキル−オキシ、ピペラジン−1−イル−カルボニル−C1−4−アルキルオキシ、4−(C1−4−アルキル)−ピペラジン−1−イル−カルボニル−C1−4−アルキルオキシ、
ヒドロキシ−C1−4−アルキル、C1−4−アルキルオキシ−C1−4−アルキル、アミノ−C1−4−アルキル、C1−4−アルキルアミノ−C1−4−アルキル、ジ−(C1−4−アルキル)−アミノ−C1−4−アルキル、ピロリジン−1−イル−C1−4−アルキル、C1−4−アルキルカルボニル−アミノ−C1−4−アルキル、N−(C1−4−アルキル)−C1−4−アルキルカルボニル−アミノ−C1−4−アルキル、2−オキソ−ピロリジン−1−イル−C1−4−アルキル、ピペリジン−1−イル−C1−4−アルキル、2−オキソ−ピペリジン−1−イル−C1−4−アルキル、モルホリン−4−イル−C1−4−アルキル、3−オキソ−モルホリン−4−イル−C1−4−アルキル、ピペラジン−1−イル−C1−4−アルキル、2−オキソ−ピペラジン−1−イル−C1−4−アルキル、3−オキソ−ピペラジン−1−イル−C1−4−アルキル、4−(C1−4−アルキル)−ピペラジン−1−イル−C1−4−アルキル、2−オキソ−4−(C1−4−アルキル)−ピペラジン−1−イル−C1−4−アルキル、3−オキソ−4−(C1−4−アルキル)−ピペラジン−1−イル−C1−4−アルキル、
ヒドロキシ−C1−4−アルキルオキシ、C1−4−アルキルオキシ−C1−4−アルキルオキシ、C1−4−アルキルスルファニル−C1−4−アルキルオキシ、C1−4−アルキルスルフィニル−C1−4−アルキルオキシ、C1−4−アルキルスルホニル−C1−4−アルキルオキシ、アミノ−C1−4−アルキルオキシ、C1−4−アルキルアミノ−C1−4−アルキルオキシ、ジ−(C1−4−アルキル)−アミノ−C1−4−アルキルオキシ、ピロリジン−1−イル−C1−4−アルキルオキシ、2−オキソ−ピロリジン−1−イル−C1−4−アルキルオキシ、ピペリジン−1−イル−C1−4−アルキルオキシ、2−オキソ−ピペリジン−1−イル−C1−4−アルキルオキシ、モルホリン−4−イル−C1−4−アルキルオキシ、3−オキソ−モルホリン−4−イル−C1−4−アルキルオキシ、ピペラジン−1−イル−C1−4−アルキルオキシ、2−オキソ−ピペラジン−1−イル−C1−4−アルキルオキシ、3−オキソ−ピペラジン−1−イル−C1−4−アルキルオキシ、4−(C1−4−アルキル)−ピペラジン−1−イル−C1−4−アルキルオキシ、2−オキソ−4−(C1−4−アルキル)−ピペラジン−1−イル−C1−4−アルキルオキシ、3−オキソ−4−(C1−4−アルキル)−ピペラジン−1−イル−C1−4−アルキルオキシ、
1−4−アルキルスルファニル、C1−4−アルキルスルフィニル、C1−4−アルキルスルホニル、C1−4−アルキルスルホニルオキシ、(ヘト)アリールスルホニル、(ヘト)アリールスルホニルオキシ、トリフルオロメチルスルファニル、トリフルオロメチルスルフィニル、トリフルオロメチルスルホニル、C3−6−シクロアルキルスルファニル、C3−6−シクロアルキルスルフィニル、C3−6−シクロアルキルスルホニル、C3−6−シクロアルキル−C1−3−アルキルスルファニル、C3−6−シクロアルキル−C1−3−アルキルスルフィニル、C3−6−シクロアルキル−C1−3−アルキルスルホニル、
アミノスルホニル、C1−4−アルキル−アミノスルホニル、ジ−(C1−4−アルキル)−アミノスルホニル、ピロリジン−1−イル−スルホニル、ピペリジン−1−イル−スルホニル、モルホリン−4−イル−スルホニル、ピペラジン−1−イル−スルホニル、又は4−(C1−4−アルキル)−ピペラジン−1−イル−スルホニル
(ここで、上記飽和複素環及びシクロアルキル環は、フッ素、C1−3−アルキル、C1−3−アルコキシ、C1−3−アルコキシ−C1−3−アルキル、又はヒドロキシより互いに独立して選択される1又は2個の基で場合により置換されている)を示し、
、Rは互いに結合して、メチルでモノ−又はジ置換されていてもよく、かつモノ−又はポリフッ素化されていてもよいメチレンジオキシ、エチレンジオキシ又はC3−5−アルキレン架橋基を形成するか;あるいは
、Rは、それらが結合している炭素原子と組み合わされて、ベンゾ、ピリド、ピリミド、ピラジノ、ピリダジノ、ピロロ、フラノ、チエノ、ピラゾロ、イミダゾ、トリアゾロ、オキサゾロ、チアゾロ、イソオキサゾロ、又はイソチアゾロ環(ここで、各前記環は、Rより互いに独立して選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい)を形成し;
は、ハロゲン、C1−6−アルキル、ヒドロキシ−C1−4−アルキル、C1−3−アルキルオキシ−C1−3−アルキル、C3−6−シクロアルキル、ヒドロキシ−C4−6−シクロアルキル、C1−3−アルキルオキシ−C3−6−シクロアルキル、アゼチジニル、1−(C1−3−アルキル)−アゼチジニル、1−(C1−3−アルキルカルボニル)−アゼチジニル、ピロリジニル、1−(C1−3−アルキル)−ピロリジニル、1−(C1−3−アルキルカルボニル)−ピロリジニル、ピペリジニル、1−(C1−3−アルキル)−ピペリジニル、1−(C1−3−アルキルカルボニル)ピペリジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、アミノ、C1−3−アルキルアミノ、ジ−(C1−3−アルキル)アミノ、C1−3−アルキルカルボニルアミノ、メチルスルホニルアミノ、カルボキシ、C1ー4−アルキルオキシカルボニル、アミノカルボニル、C1ー3−アルキルアミノカルボニル、ジ−(C1ー3−アルキル)−アミノカルボニル、アミノスルホニル、メチルスルファニル、メチルスルフィニル、メチルスルホニル、ヒドロキシ、C1−3−アルキルオキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、フェニル、あるいは
ピロリル、フラニル、チエニル、ピリジル(ここで、これらの基のいずれにおいても、1又は2個のCHは、N原子により場合により置き換えられている)、あるいは
1,2−ジヒドロ−2−オキソ−ピリジニル、1,4−ジヒドロ−4−オキソ−ピリジニル、2,3−ジヒドロ−3−オキソ−ピリダジニル、1,2,3,6−テトラヒドロ−3,6−ジオキソ−ピリダジニル、1,2−ジヒドロ−2−オキソ−ピリミジニル、3,4−ジヒドロ−4−オキソ−ピリミジニル、1,2,3,4−テトラヒドロ−2,4−ジオキソ−ピリミジニル、1,2−ジヒドロ−2−オキソ−ピラジニル
(ここで、前記各芳香族又は複素環式芳香族基は、フッ素、塩素、C1−3−アルキル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、シアノ、アミノ、アセチルアミノ、メチルスルホニルアミノ、カルボキシ、C1ー4−アルキルオキシカルボニル、アミノカルボニル、C1ー3−アルキルアミノカルボニル、ジ−(C1ー3−アルキル)−アミノカルボニル、ヒドロキシ、C1−3−アルキルオキシ、ジフルオロメトキシ、及びトリフルオロメトキシより独立して選択される1又は2個の基で場合により置換されている)を示し、
10は、互いに独立して、ハロゲン、C1−3−アルキル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、アミノ、C1−3−アルキルアミノ、ジ−(C1−3−アルキル)アミノ、アセチルアミノ、メチルスルホニルアミノ、カルボキシ、C1−4−アルキルオキシカルボニル、アミノカルボニル、C1−3−アルキルアミノカルボニル、ジ−(C1−3−アルキル)−アミノカルボニル、アミノスルホニル、メチルスルファニル、メチルスルフィニル、メチルスルホニル、ヒドロキシ、C1−3−アルキルオキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、又はフッ素、メチル、メトキシ、シアノ、もしくはヒドロキシより互いに独立して選択される1又は2個の置換基で場合により置換されているフェニルを示し、
11は、互いに独立して、フッ素、C1−4−アルキル、(ヘト)アリール、ヒドロキシ、C1−4−アルキルオキシ、シアノ、カルボキシ、C1−4−アルキルオキシカルボニル、アミノカルボニル、C1−4−アルキルアミノ−カルボニル、ジ−(C1−4−アルキル)−アミノカルボニル、ヒドロキシ−C1−4−アルキル、又はC1−3−アルキルオキシ−C1−4−アルキルを示し、
12は、互いに独立して、フッ素又はC1−4−アルキルを示し、
は、互いに独立して、ハロゲン、C1−4−アルキル、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、C1−4−アルキルオキシ、又はシアノを示し;
は、互いに独立して、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C3−6−シクロアルキル、C3−6−シクロアルキルオキシ、テトラヒドロフラン−3−イル−オキシ、テトラヒドロピラン−3−イル−オキシ、テトラヒドロピラン−4−イル−オキシ、テトラヒドロフラニル−C1−3−アルキルオキシ、テトラヒドロピラニル−C1−3−アルキルオキシ、(ヘト)アリール、(ヘト)アリールオキシ、あるいは
1−6−アルキル、C2−6−アルケニル、C2−6−アルキニル、C1−4−アルキルオキシ(ここで、各基において、1個のCH基は、カルボニル又はスルホニルにより置き換えられていてもよく、ここで、各基は、モノ−又はポリフッ素化されていてもよく、ここで、各基は更に
ヒドロキシ、塩素、C1−3−アルキルオキシ、アミノ、C1−3−アルキルアミノ、ジ−(C1−3−アルキル)−アミノ、ピロリジン−1−イル、2−オキソ−ピロリジン−1−イル、ピペリジン−1−イル、2−オキソ−ピペリジン−1−イル、モルホリン−4−イル、3−オキソ−モルホリン−4−イル、ピペラジン−1−イル、2−オキソ−ピペラジン−1−イル、3−オキソ−ピペラジン−1−イル、4−(C1−3−アルキル)−ピペラジン−1−イル、2−オキソ−4−(C1−3−アルキル)−ピペラジン−1−イル、3−オキソ−4−(C1−3−アルキル)−ピペラジン−1−イル、カルボキシ、C1−3−アルキルオキシ−カルボニル、シアノ、アミノカルボニル、C1−3−アルキル−アミノカルボニル、ジ−(C1−3−アルキル)−アミノカルボニル、ピロリジン−1−イル−カルボニル、ピペリジン−1−イル−カルボニル、モルホリン−4−イル−カルボニル、ピペラジン−1−イル−カルボニル、4−(C1−3−アルキル)−ピペラジン−1−イル−カルボニル、C1−3−アルキルカルボニルアミノ、アリールカルボニルアミノ、C1−3−アルキルスルファニル、C1−3−アルキルスルフィニル、C1−3−アルキルスルホニル、C3−6−シクロアルキル、(ヘト)アリール、又は(ヘト)アリールオキシで置換されていてもよい);
アミノ、C1−3−アルキルアミノ、ジ−(C1−3−アルキル)アミノ、ピロリジン−1−イル、2−オキソ−ピロリジン−1−イル、ピペリジン−1−イル、2−オキソ−ピペリジン−1−イル、モルホリン−4−イル、3−オキソ−モルホリン−4−イル、ピペラジン−1−イル、2−オキソ−ピペラジン−1−イル、3−オキソ−ピペラジン−1−イル、4−(C1−3−アルキル)−ピペラジン−1−イル、4−(C1−4−アルキルカルボニル)−ピペラジン−1−イル、4−(C3−6−シクロアルキルカルボニル)−ピペラジン−1−イル、4−(C1−4−アルキルオキシカルボニル)−ピペラジン−1−イル、4−(C1−4−アルキルスルホニル)−ピペラジン−1−イル、2−オキソ−4−(C1−3−アルキル)−ピペラジン−1−イル、3−オキソ−4−(C1−3−アルキル)−ピペラジン−1−イル、
1−4−アルキル−カルボニルアミノ、(ヘト)アリール−カルボニルアミノ、(ヘト)アリール−C1−3−アルキル−カルボニルアミノ、C1−3−アルキルオキシ−カルボニルアミノ、アミノカルボニルアミノ、C1−3−アルキル−アミノカルボニルアミノ、ジ−(C1−3−アルキル)アミノカルボニルアミノ、ピロリジン−1−イル−カルボニルアミノ、ピペリジン−1−イル−カルボニルアミノ、モルホリン−4−イル−カルボニルアミノ、ピペラジン−1−イル−カルボニルアミノ、4−(C1−3−アルキル)−ピペラジン−1−イル−カルボニルアミノ、C1−3−アルキル−スルホニルアミノ、アミノスルホニルアミノ、C1−3−アルキルアミノ−スルホニルアミノ、ジ−(C1−3−アルキル)アミノ−スルホニルアミノ、ピロリジン−1−イル−スルホニルアミノ、ピペリジン−1−イル−スルホニルアミノ、モルホリン−4−イル−スルホニルアミノ、ピペラジン−1−イル−スルホニルアミノ、4−(C1−3−アルキル)−ピペラジン−1−イル−スルホニルアミノ、(C1−3−アルキルオキシ−カルボニルアミノ)カルボニルアミノ、(ヘト)アリールスルホニルアミノ、(ヘト)アリール−C1−3−アルキル−スルホニルアミノ、
N−(C1−3−アルキル)−C1−3−アルキル−カルボニルアミノ、N−(C1−3−アルキル)−(ヘト)アリールカルボニルアミノ、N−(C1−3−アルキル)−(ヘト)アリール−C1−3−アルキル−カルボニルアミノ、N−(C1−3−アルキル)−C1−3−アルキルオキシカルボニルアミノ、N−(アミノカルボニル)−C1−3−アルキルアミノ、N−(C1−3−アルキル−アミノカルボニル)−C1−3−アルキルアミノ、N−[ジ−(C1−3−アルキル)アミノカルボニル]−C1−3−アルキルアミノ、
N−(C1−3−アルキル)−C1−3−アルキル−スルホニルアミノ、N−(C1−3−アルキル)−(ヘト)アリールスルホニルアミノ、N−(C1−3−アルキル)−(ヘト)アリール−C1−3−アルキル−スルホニルアミノ、
カルボキシ、C1−3−アルキルオキシ−カルボニル、アミノカルボニル、C1−3−アルキル−アミノカルボニル、ジ−(C1−3−アルキル)−アミノカルボニル、ピロリジン−1−イル−カルボニル、ピペリジン−1−イル−カルボニル、モルホリン−4−イル−カルボニル、ピペラジン−1−イル−カルボニル、4−(C1−3−アルキル)−ピペラジン−1−イル−カルボニル、(ヘト)アリールアミノカルボニル、N−(C1−3−アルキル)−(ヘト)アリールアミノカルボニル、(ヘト)アリール−C1−3−アルキルアミノカルボニル、N−(C1−3−アルキル)−(ヘト)アリール−C1−3−アルキルアミノカルボニル、
1−3−アルキルスルファニル、C1−3−アルキルスルフィニル、(ヘト)アリールスルホニル、トリフルオロメチルスルファニル、トリフルオロメチルスルフィニル、
アミノスルホニル、C1−3−アルキル−アミノスルホニル、ジ−(C1−3−アルキル)−アミノスルホニル、ピロリジン−1−イル−スルホニル、ピペリジン−1−イル−スルホニル、モルホリン−4−イル−スルホニル、ピペラジン−1−イル−スルホニル、4−(C1−3−アルキル)−ピペラジン−1−イル−スルホニル
(ここで、上記飽和複素環及びシクロアルキル環は、フッ素、C1−3−アルキル、C1−3−アルコキシ、C1−3−アルコキシ−C1−3−アルキル、又はヒドロキシより選択される1又は2個の基で場合により置換されている)を示し、
及びLは互いに結合しており、
及びLは、互いに独立して、かつそれぞれの場合において、それらが結合している2個の隣接するC原子と一緒になって、アリール又はヘテロアリール基が形成され、それが環式基Bに縮合し、そのアリール又はヘテロアリール基が、1、2又は3個の同一の又は異なるR10で場合により置換されるように、互いに結合している
(但し、アリールは、フェニル又はナフチルを意味し、ヘテロアリールは、ピロリル、フラニル、チエニル、ピリジル、インドリル、ベンゾフラニル、ベンゾチオフェニル、キノリニル、イソキノリニル、又はピロリル、フラニル、チエニル、ピリジル(ここで、前記ピロリル、フラニル、チエニル、ピリジルにおいて、1又は2個のCH基はそれぞれ、Nにより置き換えられている)、又はインドリル、ベンゾフラニル、ベンゾチオフェニル、キノリニル、イソキノリニル(ここで、前記インドリル、ベンゾフラニル、ベンゾチオフェニル、キノリニル、イソキノリニルにおいて、1〜3個のCH基はそれぞれ、Nにより置き換えられている)、又はテトラゾリルを意味し、
但し、上記(ヘト)アリールは、上記で定義するアリール基、又は上記で定義するヘテロアリール基、又は1,2−ジヒドロ−2−オキソ−ピリジニル、1,4−ジヒドロ−4−オキソ−ピリジニル、2,3−ジヒドロ−3−オキソ−ピリダジニル、1,2,3,6−テトラヒドロ−3,6−ジオキソ−ピリダジニル、1,2−ジヒドロ−2−オキソ−ピリミジニル、3,4−ジヒドロ−4−オキソ−ピリミジニル、1,2,3,4−テトラヒドロ−2,4−ジオキソ−ピリミジニル、1,2−ジヒドロ−2−オキソ−ピラジニル、1,2,3,4−テトラヒドロ−2,3−ジオキソ−ピラジニル、2,3−ジヒドロ−2−オキソ−インドリル、2,3−ジヒドロベンゾフラニル、2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾリル、2,3−ジヒドロ−2−オキソ−ベンゾオキサゾリル、1,2−ジヒドロ−2−オキソ−キノリニル、1,4−ジヒドロ−4−オキソ−キノリニル、1,2−ジヒドロ−1−オキソ−イソキノリニル、1,4−ジヒドロ−4−オキソ−シンノリニル、1,2−ジヒドロ−2−オキソ−キナゾリニル、1,4−ジヒドロ−4−オキソ−キナゾリニル、1,2,3,4−テトラヒドロ−2,4−ジオキソ−キナゾリニル、1,2−ジヒドロ−2−オキソキノキサリニル、1,2,3,4−テトラヒドロ−3−オキソ−キノキサリニル、1,2,3,4−テトラヒドロ−2,3−ジオキソ−キノキサリニル、1,2−ジヒドロ−1−オキソ−フタラジニル、1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−ジオキソ−フタラジニル、クロマニル、クマリニル、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル及び3,4−ジヒドロ−3−オキソ−2H−ベンゾ[1,4]オキサジニルからなる群より選択される環(ここで、各前記環は、R10より互いに独立して選択される1、2又は3個の置換基で場合により置換されている)であり、
但し、各上記アルキル又はアルキレン部分は、分岐していても、分岐していなくてもよい)]で示される化合物、その互変異性体、立体異性体、その混合物、及びその塩
(但し、以下の化合物(M1)〜(M4):
【化308】


は除外する)。
【請求項2】
式I.1〜I.10:
【化309】




[式中、架橋基−(CH−を含む一般式I.1〜I.10のC5+m+n−アザシクロアルケンコア構造は、R11及びR12からなる群より互いに独立して選択される1、2個又はそれ以上の置換基で場合により置換されており、また
式中、環A及びBならびにm、n、o、R11、R12は、請求項1に定義のとおりである]の1つ以上より選択される一般式を特徴とする、請求項1に記載の化合物、それらの互変異性体、それらの立体異性体、その混合物及びその塩(但し、請求項1に定義の化合物(M1)、(M2)、(M3)及び(M4)は除外する)。
【請求項3】
環Bを含む窒素が、アゼチジン−1−イル、ピロリジン−1−イル、ピペリジン−1−イル、アゼパン−1−イル、アゾカン−1−イル、
アゼチジン−1−イル(ここで、1個の−CH−基は、O、S、NR、カルボニル、又はスルホニルにより置き換えられている)、あるいは
ピロリジン−1−イル、ピペリジン−1−イル、アゼパン−1−イル、アゾカン−1−イル(ここで、これらは、部分又は完全不飽和であってもよく、1又は2個の−CH−基は、互いに独立して、O、S、カルボニル、又はスルホニルにより置き換えられており、1個の−CH−基は−NR−により置き換えられていてもよい)、
アザ−ビシクロヘプタ−N−イル、アザ−ビシクロオクタ−N−イル、アザ−ビシクロノナ−N−イル、アザ−ビシクロデカ−N−イル、ビシクロウンデカ−N−イル、ビシクロドデカ−N−イル(ここで、各々は部分不飽和であってもよく、各々において、1又は2個の−CH−基は、O、S、−NR−、カルボニル、又はスルホニルにより互いに独立して置き換えられていてもよく、また、各々において、1個の−CH=基は、−N=により置き換えられていてもよい)、
アザ−トリシクロノナ−N−イル、アザ−トリシクロデカ−N−イル、アザ−トリシクロウンデカ−N−イル、アザ−トリシクロドデカ−N−イル、アザ−トリシクロトリデカ−N−イル、アザ−トリシクロテトラデカ−N−イル(ここで、各々において、1又は2個の−CH−基は、O、S、NR、カルボニル、又はスルホニルにより互いに独立して置き換えられていてもよく、また、各々において、1個の−CH=基は、−N=により置き換えられていてもよい)
[ここで、各上記環Bは、Lより互いに独立して選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、
ここで、各上記環Bは、Lより互いに独立して選択される1又は2個の置換基で置換されていてもよく、
ここで、各上記環Bの2個の隣接するC原子は、L及びLで置換されていてもよく、また
ここで、各上記環Bの2個の隣接するC原子は、L及びLで置換されていてもよく、
ここで、R、L、L、L、L、L、Lは、請求項1に定義のとおりである]を示す、請求項1又は2に記載の化合物。
【請求項4】
環Aが、ベンゾ、ピリド、ピロロ、フロ、チエノ、ピリダジノ、ピリミド、又はピラジノ環(ここで、各前記環は、Rより互いに独立して選択される1個以上の置換基で場合により置換されており、また、ここで、各前記環の2個の隣接するC原子は、R及びRで場合により置換されている)、あるいは
ピラゾロ、オキサゾロ、チアゾロ、又はイミダゾ環(ここで、各々は、Rで場合により置換されており、R、R及びRは、請求項1に定義のとおりである)を示す、請求項1、2又は3に記載の化合物。
【請求項5】
無機又は有機酸もしくは塩基との、請求項1〜4の少なくとも一つに記載の化合物の生理学的に許容しうる塩。
【請求項6】
請求項1〜4の少なくとも一つに記載の化合物又は請求項5に記載の生理学的に許容しうる塩を、場合により1つ以上の不活性担体及び/又は希釈剤と一緒に含む医薬組成物。
【請求項7】
代謝障害などの、酵素11β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ(HSD)1を阻害することにより影響されうる疾患又は状態の治療又は予防用の、請求項1で除外した化合物を含む、請求項1〜4の少なくとも一つに記載の化合物又は請求項5に記載の生理学的に許容しうる塩。
【請求項8】
代謝障害などの、酵素11β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ(HSD)1を阻害することにより影響されうる疾患又は状態の治療又は予防に適した医薬組成物を調製するための、請求項1で除外した化合物を含む、請求項1〜4の少なくとも一つに記載の少なくとも1つの化合物又は請求項5に記載の生理学的に許容しうる塩の使用。
【請求項9】
請求項1〜4のいずれかに記載の一般式Iの化合物又は請求項5に記載の生理学的に許容しうる塩の調製方法であって、一般式II:
【化310】


[式中、基A、X、m、n及びoは、請求項1に定義のとおりである]、又は一般式III:
【化311】


[式中、Bは、請求項1に定義のとおりである]で示されるアミンの1つを、炭酸誘導体Y−CO−Yと反応させて、中間体として、一般式IV又はV:
【化312】


のいずれかの化合物を得て、それを場合により単離し、また場合により精製し、そして式IV又はVの中間体を、式III又はIIの他のアミンと反応させて、式I:
[式中、
Yは脱離基であり、特にフッ素、塩素、臭素、シアノ、C1−4−アルコキシ、C2−4−アルケニルオキシ、C2−4−アルキニルオキシ、部分又は完全フッ素化C2−10−アルコキシ、オキシアリールトリアゾール、オキシヘテロアリールトリアゾール、ヘテロアル−N−イル、3−メチル−イミダゾール−1−イル、スクシニル−N−オキシ、ジ−(C1−4−アルキル)アミノカルボニルオキシ、ピロリルカルボニルオキシ、ピペリジニルカルボニルオキシ、モルホリニルカルボニルオキシ、アリールオキシ、又はヘテロアリールオキシを示す
(但し、上記基の定義に記載のアルキル、アルケニル、及びアルキニル基は、単独で又は別の基の一部としてのいずれにおいても、フッ素、塩素、C1−3−アルキル、及びC1−3−アルコキシより互いに独立して選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、
但し、上記基の定義に記載のアリール基は、単独で又は別の基の一部としてのいずれにおいても、フェニル又はナフチルを示し、上記基の定義に記載のヘテロアリール基は、単独で又は別の基の一部としてのいずれにおいても、ピリジニル、ピリミジニル、トリアジニル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリルを示し、ここで、アリール及びヘテロアリール基の両方は、フッ素、塩素、臭素、C1−3−アルキル、C1−3−アルキルオキシ、ニトロ、シアノ、及びジ−(C1−3−アルキル)アミノ基より互いに独立して選択される1個以上の置換基で場合により置換されており、
但し、Y−CO−Y中の2つのYは、同一であっても異なっていてもよく、
但し、第1のYが2つのアミンのうちの1つで置き換えられた後、置き換えられるべき第2のYをより反応性の強いYに変換してもよい)]の化合物を、
場合により、有機塩基又は別の添加剤の存在下で得て、
そして、必要であれば、上記反応に使用される任意の保護基を同時に又は続いて開裂し、
所望であれば、そのようにして得た一般式Iの化合物を、その立体異性体に分割し;
所望であれば、そのようにして得た一般式Iの化合物を、その塩に、特に薬学的使用のため、その生理学的に許容しうる塩に変換することを特徴とする、調製方法。

【公表番号】特表2011−511817(P2011−511817A)
【公表日】平成23年4月14日(2011.4.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−546254(P2010−546254)
【出願日】平成21年2月10日(2009.2.10)
【国際出願番号】PCT/EP2009/000905
【国際公開番号】WO2009/100872
【国際公開日】平成21年8月20日(2009.8.20)
【出願人】(503385923)ベーリンガー インゲルハイム インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング (976)
【Fターム(参考)】