説明

ペットの夏用衣類

【課題】 ペットを効果的に冷却でき、通気性がよく、構成を簡略にして製造コスト低減を図ることができるペットの夏用衣類を提供する。
【解決手段】 水に濡らして着せるものであり、背面部12と胸面部13に設けられる第1のメッシュ部と、側面部14と腹面部15に設けられる第2のメッシュ部とを有し、第1のメッシュ部は、メッシュ状の布(第1の布21)でできた外側の布と、その外側の布より薄い光の透過性及び通気性のある布(第2の布22)でできた内側の布とで形成され、第2のメッシュ部は、第1のメッシュ部より保水性が小さいメッシュ状の布とするペットの夏用衣類である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ペットの夏用衣類に係り、特に、夏の暑い季節にペットを散歩させるのに、暑さから守ることができるペットの夏用衣類に関する。
【背景技術】
【0002】
[従来の技術]
従来、ペットの夏用衣類として、生地をメッシュにしたものがあった。
また、暑い日の散歩には、水に濡らしたバンダナをペットの首に巻いたりして冷却する方法があった。
【0003】
[関連技術]
尚、関連する先行技術として、特開2001−333655号公報「防臭・抗菌効果を持つ裏地を備えたペット用衣類」(株式会社ザ・ナック)[特許文献1]、特開2004−073020号公報「ペット用衣類」(株式会社田中)[特許文献2]、特許第3771571号「ペット用衣類」(株式会社ラディック)[特許文献3]がある。
【0004】
特許文献1に示されたペット用衣服は、夏用衣類ではないが、防臭・抗菌を目的として、衣服の内側に防臭・抗菌効果が施されたメッシュ体で形成されている。
特許文献2には、胴体被覆部の背面部分に通気性のよいメッシュ体が形成され、それを覆うカバー部が開閉自在に取り付けられているペット用衣類が示されている。
【0005】
特許文献3には、下地層と表面層の間に冷却層を設け、冷却層に水を含ませて冷却し、下地層が薄いメッシュで、表面層が撥水機能や透湿機能を有するナイロンとポリエステルの合成繊維で構成されているペット用衣類が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2001−333655号公報
【特許文献2】特開2004−073020号公報
【特許文献3】特許第3771571号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、従来のペットの夏用衣類では、特許文献1,2に示すように、通気性をよくするために単にメッシュの布地を用いたものがあるが、ペットの冷却を考慮したものとはなっていないという問題点があった。
【0008】
また、特許文献1,2では、内側にメッシュ、外側に布という構成であるため、毛のあるペットでは内側のメッシュ部分に毛が絡んで着心地が悪いものとなっていた。
【0009】
また、特許文献3のように、下地層と表面層の間に冷却層が設けられたペット用衣服であって、当該冷却層を水で濡らしてペットに着せるものがあるが、構成が複雑で製造コストが高くなるという問題点があった。
【0010】
具体的には、特許文献3のペット用衣類では、下地層がメッシュからなり、表面層が合成樹脂からなり、冷却層がポリビニルアルコールを原料とした多孔質体又はフェルトを含む弾性吸水体となっている。そして、冷却層が背面前方と胸面に設けられた第一の衣類に、背面中央を冷却するために第二の衣類、腹部を冷却するために第三の衣類が別に取り付けられている。
【0011】
つまり、特許文献3では、冷却用に冷却層を下地層と表面層との間に組み込む必要があり、製造工程が面倒であって製造コスト増に繋がるものであり、更に下地層がメッシュで形成されているために毛がからんで着心地が悪く、また、首が露出しているため、ペットに対する冷却が十分でなく、背面中央が別の衣類で冷却するものであるため、構成が複雑でコスト高となるものである。
【0012】
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、ペットを効果的に冷却でき、通気性がよく、構成を簡略にして製造コスト低減を図ることができるペットの夏用衣類を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、水に濡らすペットの夏用衣類であって、背面と胸面に設けられる第1のメッシュ部と、側面に設けられる第2のメッシュ部とを有し、第1のメッシュ部が、メッシュ状の布でできた外側の布と、前記メッシュ状の布より薄く光の透過性及び通気性のある布でできた内側の布で形成され、第2のメッシュ部が、第1のメッシュ部より保水性が低く、通気性が高いメッシュ状の布であることを特徴とする。
【0014】
本発明は、上記ペットの夏用衣類において、第2のメッシュ部が腹面にも形成され、第1のメッシュ部と同様の布地で、首部分に形成される襟部を有することを特徴とする。
【0015】
本発明は、上記ペットの夏用衣類において、第1のメッシュ部と同様の布地で、第1のメッシュ部の腕部分に形成される袖部を有することを特徴とする。
【0016】
本発明は、上記ペットの夏用衣類において、第1のメッシュ部における胸面に、冷却剤を収納するポケット部を設けたことを特徴とする。
【0017】
本発明は、上記ペットの夏用衣類において、襟部の一部が開襟され、当該開襟部分を止め合わせるための襟止め部が設けられていることを特徴とする。
【0018】
本発明は、上記ペットの夏用衣類において、第1のメッシュ部が肩部分で分離され、当該分離部分を止め合わせるための肩止め部が設けられていることを特徴とする。
【0019】
本発明は、上記ペットの夏用衣類において、第1のメッシュ部の胸面と第2のメッシュ部の腹面が連続して開口され、当該開口部を止め合わせるための前止め部が設けられていることを特徴とする。
【0020】
本発明は、ペットの夏用衣類の使用方法において、上記ペットの夏用衣類を、水に濡らした状態で、ペットに着衣させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0021】
本発明によれば、水に濡らすペットの夏用衣類であって、背面と胸面に設けられる第1のメッシュ部と、側面に設けられる第2のメッシュ部とを有し、第1のメッシュ部が、メッシュ状の布でできた外側の布と、外側のメッシュ状の布より薄い光の透過性及び通気性のある布でできた内側の布とで形成され、第2のメッシュ部が、第1のメッシュ部より保水性が低く、通気性が高いメッシュ状の布としているので、ペットを第1のメッシュ部で効果的に冷却でき、第2のメッシュ部により通気性がよく、構成を簡略にして製造コスト低減を図ることができる効果がある。
【0022】
本発明によれば、第2のメッシュ部が腹面にも形成され、第1のメッシュ部と同様の布地で、首部分に形成される襟部を有する上記ペットの夏用衣類としているので、腹面の通気性を高め、ペットの首周りを冷却できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の実施の形態に係るペットの夏用衣類の概略図である。
【図2】本衣類の正面概略図である。
【図3】本衣類の背面概略図である。
【図4】本衣類の側面概略図である。
【図5】第1のメッシュ布の一部平面説明図である。
【図6】第1のメッシュ布の一部断面説明図である。
【図7】第2のメッシュ布の一部平面説明図である。
【図8】第2のメッシュ布の一部断面説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[実施の形態の概要]
本発明の実施の形態に係るペットの夏用衣類は、水に濡らして着せるものであり、背面部と胸面部に設けられる第1のメッシュ部と、側面部と腹面部に設けられる第2のメッシュ部とを有し、第1のメッシュ部が、メッシュ状の布(第1の布)でできた外側の布と、その外側の布より薄い光の透過性及び通気性のある布(第2の布)でできた内側の布とで形成され、第2のメッシュ部が、第1のメッシュ部より保水性が低く、通気性が高いメッシュ状の布としているので、第1のメッシュ部で冷却し、第2のメッシュ部で通気性を確保でき、更に第1のメッシュ部の外側がメッシュ状の布で、内側が光の透過性と通気性のある布とすることで、毛がからむこともなく着心地をよくでき、また、第1のメッシュ部と第2のメッシュ部とで構成できるため、構成を簡略にでき、製造コストを低減できるものである。
【0025】
[ペットの夏用衣類の概略:図1]
本発明の実施の形態に係るペットの夏用衣類について図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るペットの夏用衣類の概略図である。
本発明の実施の形態に係るペットの夏用衣類(本衣類)10は、図1に示すように、襟部11と、背面部12と、胸面部13と、側面部14と、腹面部15とを基本的に有している。
【0026】
ここで、襟部11、背面部12、胸面部13は、第1のメッシュ部で形成され、側面部14、腹面部15は、第2のメッシュ部で形成されている。
第1のメッシュ部は、第2のメッシュ部に比べて保水性が高く、冷却効果も高い。第2のメッシュ部は、第1のメッシュ部に比べて通気性が高い。尚、第1のメッシュ部と第2のメッシュ部の詳細については後述する。
【0027】
[本衣類の具体的構成:図2〜図4]
次に、本衣類の詳細について具体的に図2〜4を参照しながら説明する。図2は、本衣類の正面概略図であり、図3は、本衣類の背面概略図であり、図4は、本衣類の側面概略図である。
尚、矢印で示した「a」部分がペットの首が出る部分(開口部)であり、「b」部分がペットの前足が出る部分(開口部)であり、「c」部分がペットの後ろ足とおしりが出る部分(開口部)である。
【0028】
[衣類10の各部]
本衣類10の各部について具体的に説明する。
[襟部11]
襟部11は、ペットの首周りに特定の幅を持って形成されるもので、背面側は背面部12に接続され、胸面側は胸面部13に接続されている。
襟部11を第1のメッシュ部で形成することにより、水に濡らせばペットの首周りを冷却できる。
また、襟部11は、着せやすいように前面に解禁部が形成されている。
【0029】
解禁部は、図2に示すように、襟部11の前面をV字状に切り欠いた(解禁した)ものであり、胸面部13の一部まで切り欠いている。ただ、解禁状態では本衣類がおしり側に脱げてしまうので、ボタン16とそれを止めるループが形成されている。当該ボタン16とループを「襟止め部」と称する。
襟止め部は、点ファスナー、線ファスナー、面ファスナーであってもよいし、単純にひもで結ぶものであってもよい。
【0030】
解禁部は、前面に設けたが、側面又は背面に設けてもよく、更に複数箇所に設けるようにしてもよい。ただし、直射日光を防ぎ、ペットの動き易さを考えると、前面に設ける方がよい。
【0031】
襟部11の開口部aの端部は、パイピングされており、パイピング用の布は、伸縮性があって肌触りのよいものを使用している。
また、襟部11と背面部12との接続部分、襟部11と胸面部13との接続部分は、縫い合わされており、当該部分で折り曲がり易いようになっている。
【0032】
[背面部12]
背面部12は、襟部11に接続し、背面に沿っておしり方向まで形成されている。
背面部12を第1のメッシュ部で構成することにより、直射日光から守り、水に濡らせばペットの背面を冷却できる。
【0033】
背面部12の前方の両端は、前足を通す開口部bが形成され、更に後方の両端は、通気性のよい側面部14が形成され、後方はおしりと後ろ足を出す開口部cが形成されている。
また、背面部12の開口部b,cの端部でも襟部11と同様にパイピングされている。
背面部12を保水性の高い第1のメッシュ部で形成することで、直射日光に対しても冷却効果を発揮できる。
【0034】
[胸面部13]
胸面部13は、図2に示すように、左右の前足の間の部分、つまり、首の根元の前面からお腹の手前まで形成されている。
胸面部13を第1のメッシュで構成したことにより、地面からの照り返しを防ぎ、水に濡らせば胸面を冷却できる。
【0035】
また、胸面部13は、襟部11の開襟部に合わせて切り込みが形成されており、当該切り込み部はパイピングされている。尚、襟止め部は、襟部11に形成されていてもよいし、胸面部13の切り込み部近辺に形成されていてもよい。
また、胸面部13の開口部bの端面もパイピングされている。
【0036】
[側面部14]
側面部14は、図2,4に示すように、本衣類の両側面に形成されている。
側面部14を第2のメッシュ部で構成することにより、ペットの両側面における通気性を高めることができる。
側面部14は、上側では背面部12に接続し、下側では胸面部13と腹面部15に接続している。
また、側面部14の前足側では開口部bの一部の端部を形成し、後ろ足側では開口部cの一部の端部を形成している。そして、その開口部b,cの端部はパイピングされている。
【0037】
[腹面部15]
腹面部15は、図2に示すように、お腹部分に形成されている。
腹面部15を第2のメッシュ部で構成することにより、ペットの腹部の通気性を高めることができる。尚、腹面部15を第1のメッシュ部で構成しなかったのは、腹部を冷やさないように配慮したためである。
【0038】
具体的には、腹面部15は、胸側では胸面部13に接続し、側面下側では側面部14に接続している。また、腹面部15の後ろ足側では開口部cの一部の端部を形成している。当該端部はパイピングされている。
【0039】
[第1のメッシュ部:図5、図6]
次に、襟部11、背面部12、胸面部13の布地となる第1のメッシュ部(第1のメッシュ布)について図5、図6を参照しながら説明する。図5は、第1のメッシュ布の一部平面説明図であり、図6は、第1のメッシュ布の一部断面説明図である。
第1のメッシュ布は、図5、図6に示すように、表面(外側)はメッシュ状の布(第1の布)21で、裏面(内側)は第1の布21より薄く、光の透過性があり、通気性のある布(第2の布)22とが一体となったものである。一体形成とした方が、加工し易く、保水性がよいが、2つの布に分離していても構わない。
第1のメッシュ布は、第1の布と第2の布をポリエステル等の化学繊維で構成する。
【0040】
第1のメッシュ部を水に濡らした場合、厚みのある第1の布に水分が多く含まれ、薄い第2の布には多くの水分が保持されないため、ペットの皮膚又は毛に水分を多く含んだ第1の布が直接接触しないため、べたつかず、ペットにとって快適となる。
【0041】
[第2のメッシュ部:図7、図8]
次に、側面部14、腹面部15の布地となる第2のメッシュ部(第2のメッシュ布)について図7、図8を参照しながら説明する。図7は、第2のメッシュ布の一部平面説明図であり、図8は、第2のメッシュ布の一部断面説明図である。
第2のメッシュ布は、図7、図8に示すように、単一のメッシュ状の布(第3の布)31で構成され、つまり、ている。第2のメッシュ布は、通気性では第1のメッシュ布より優れ、保水性では第1のメッシュ布より劣る。
第2のメッシュ布は、第3の布31をポリエステル等の化学繊維で構成する。
【0042】
尚、第2のメッシュ布は、第1のメッシュ布における表面のメッシュ状の布21と同じものであってもよいが、更に通気性を高めるために、第1のメッシュ布におけるメッシュ状の布21より薄いメッシュ状の布、若しくは粗い目のメッシュ状の布としてもよい。
逆に、第1のメッシュ布におけるメッシュ状の布21を第2のメッシュ布より厚く、若しくは細かい目のメッシュ状の布とすることで、第2のメッシュ布より保水性を高めることができる。
【0043】
[本衣類の着せ方]
次に、本衣類の着せ方について説明する。
本衣類は、ペットの夏用の衣類であるため、全体を水に濡らして軽く絞り、開口部cからペットの頭に通し、開口部aから頭を出し、開口部bから前足を出して、開口部cをお尻側に引き延ばして着せるものである。
水に濡らした本衣類は、約1時間程度、保水効果があり、冷却可能である。
尚、散歩途中に水分が蒸発するようであれば、霧吹き等で本衣類を湿らせるとよい。特に、第1のメッシュ部を重点的に濡らすと効果的である。
【0044】
[応用例]
本衣類では、ノースリーブ状態であるが、前足部分に第1のメッシュ布で袖部を形成して、肩から腕にかけて冷却するようにしてもよい。
また、本衣類の胸面部13に保冷材等の冷却材を収納するポケットを設けるようにし、冷却効果を高めるようにしてもよい。また、当該ポケットを背面部12に設けるようにしてもよい。
【0045】
本衣類は、頭から被せるものであるが、肩部分の一方又は双方を分離可能な構成とし、肩の部分でボタン又はファスナーで止め合わせる肩止め部を有する構成としてもよい。
肩止め部の構成とすることで、着せやすくできる。
【0046】
また、本衣類を前開きとし、つまり、襟部11、胸面部13と腹面部15を連続して開口させ、その前開きをボタン又はファスナーで止め合わせる前止め部を有する構成としてもよい。
前開きの構成とすることで、中型及び大型のペットにも着せやすくできる。
【0047】
[実施の形態の効果]
本衣類によれば、水に濡らして着せるものであり、背面部12と胸面部13に設けられる第1のメッシュ部と、側面部14と腹面部15に設けられる第2のメッシュ部とを有し、第1のメッシュ部が、メッシュ状の布(第1の布21)でできた外側の布と、その外側の布より薄い光の透過性及び通気性のある布(第2の布22)でできた内側の布とで形成され、第2のメッシュ部が、第1のメッシュ部より保水性が小さいメッシュ状の布としているので、第1のメッシュ部で冷却し、第2のメッシュ部で通気性を確保でき、更に第1のメッシュ部の外側がメッシュ状の布で、内側が光の透過性と通気性のある布とすることで、毛がからむこともなく着心地をよくでき、また、第1のメッシュ部と第2のメッシュ部で構成できるため、構成が簡略で製造コストを低減できる効果がある。
【0048】
本衣類は、首部分に第1のメッシュ部で襟部11を設けたものであり、本衣類を水で濡らせば、ペットの首周りを冷却できる効果がある。
【産業上の利用可能性】
【0049】
本発明は、ペットを効果的に冷却でき、通気性がよく、構成を簡略にしてコスト低減を図ることができるペットの夏用衣類に好適である。
【符号の説明】
【0050】
10...本衣類、 11...襟部、 12...背面部、 13...胸面部、 14...側面部、 15...腹面部、 21...第1の布、 22...第2の布、 31...第3の布

【特許請求の範囲】
【請求項1】
水に濡らすペットの夏用衣類であって、
背面と胸面に設けられる第1のメッシュ部と、側面に設けられる第2のメッシュ部とを有し、
前記第1のメッシュ部は、メッシュ状の布でできた外側の布と、前記メッシュ状の布より薄く光の透過性及び通気性のある布でできた内側の布とで形成され、
前記第2のメッシュ部は、前記第1のメッシュ部より保水性が低く、通気性が高いメッシュ状の布であることを特徴とするペットの夏用衣類。
【請求項2】
第2のメッシュ部が腹面にも形成され、
第1のメッシュ部と同様の布地で、首部分に形成される襟部を有することを特徴とする請求項1記載のペットの夏用衣類。
【請求項3】
第1のメッシュ部と同様の布地で、前記第1のメッシュ部の腕部分に形成される袖部を有することを特徴とする請求項1又は2記載のペットの夏用衣類。
【請求項4】
第1のメッシュ部における胸面に、冷却剤を収納するポケット部を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載のペットの夏用衣類。
【請求項5】
襟部の一部が開襟され、当該開襟部分を止め合わせるための襟止め部が設けられていることを特徴とする請求項2記載のペットの夏用衣類。
【請求項6】
第1のメッシュ部が肩部分で分離され、当該分離部分を止め合わせるための肩止め部が設けられていることを特徴とする請求項2記載のペットの夏用衣類。
【請求項7】
第1のメッシュ部の胸面と第2のメッシュ部の腹面が連続して開口され、当該開口部を止め合わせるための前止め部が設けられていることを特徴とする請求項2記載のペットの夏用衣類。
【請求項8】
請求項1乃至7のいずれか記載のペットの夏用衣類を、水に濡らした状態で、ペットに着衣させることを特徴とするペットの夏用衣類の使用方法。

【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図1】
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【公開番号】特開2013−106544(P2013−106544A)
【公開日】平成25年6月6日(2013.6.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−252754(P2011−252754)
【出願日】平成23年11月18日(2011.11.18)
【出願人】(511187889)株式会社ベリー (1)