説明

ホイールハウスのライニング構造

【課題】組付性および剛性等を向上しながら、優れた外観品質確保等に寄与し得るホイールハウスのライニング構造を提供する。
【解決手段】ホイールハウス22のバンパ側の内面に配置されるライニング27と車体側方に回り込むバンパ21を有する。バンパ21にホイールハウスの周縁に位置するようにサイド延出部を設け、その先端に車両中央側に延びるフランジ31を設ける一方、ライニング27の車両側方端部にフランジ31の表側に当接する固定部とフランジ31の裏側に重なる重ね合せ部を設ける。フランジ31を固定部と前記重ね合せ部の間に挿入するとともに、固定部とフランジ31とを締結具を用いて固定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ホイールハウスのバンパ側の内面に配置されるライニングと車体側方に回り込むバンパを有する車両におけるホイールハウスのライニング構造に関する。
【背景技術】
【0002】
たとえば4輪自動車のホイールハウスまわりにおいて、タイヤから跳ね上げられる泥や石から車体を保護することや、防水あるいは補強等の目的でライニングが設けられる。この種のライニングはホイールハウスの場合をはじめとして、バンパやボディあるいはマッドフラップ等などに挟まれるかたちで取り付けられる。
【0003】
なお、ライニングの取付構造の1例として特許文献1に開示されるフェンダライニングでは、フェンダライニングの車体内側の側縁に、ダッシュパネルに向けて延出した側壁を形成するとともに、該側壁の側縁にフランジ部を設ける。そして、フランジ部をダッシュパネルの側面に当接するようにしてフェンダライニングが設置されるようにしている。
【0004】
【特許文献1】特開2001−180529号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この種のライニングは、制約された配置スペース内に周辺部品もしくは部材との複雑な配置関係で取り付けられ、組付あるいは組立性は極めて重要である。特にホイールハウスまわりにあっては、取付部品が一箇所に集中すると部品間の挟み込み順序を間違え、あるいは固定が不十分である等の組付不良があった場合、一旦組み付けた多数の部品を取り外さなければ、取付位置等の組付不良を修正できなくなる。
【0006】
また、ライニングは他部品等との関係で装着・配置されるため、周辺部品の外観等に与える影響も大きく、本来の機能を確保しながら外観等の維持・向上を図ることは重要であり、これを実現するのは容易でなかった。さらに、前述のように制約された配置スペース内に配置されるためライニングの設計自由度が制限され、剛性強度等を確保するのは実質的に難しいのが実情である。
【0007】
本発明はかかる実情に鑑み、組付性および剛性等を向上しながら、優れた外観品質確保等に寄与し得るホイールハウスのライニング構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明によるホイールハウスのライニング構造は、ホイールハウスのバンパ側の内面に配置されるライニングと車体側方に回り込むバンパを有する車両におけるホイールハウスのライニング構造であって、前記バンパにホイールハウスの周縁に位置するようにサイド延出部を設けるとともに、前記サイド延出部の先端に車両中央側に延びるフランジを設ける一方、前記ライニングの車両側方端部に前記フランジの表側に当接する固定部と前記フランジの裏側に重なる重ね合せ部を設け、前記フランジを前記固定部と前記重ね合せ部の間に挿入するとともに、前記固定部と前記フランジとを締結具を用いて固定することを特徴とする。
【0009】
また、本発明のホイールハウスのライニング構造において、前記重ね合せ部の裏側に車両側方側端部まで達する略三角形のリブを設けたことを特徴とする。
【0010】
また、本発明のホイールハウスのライニング構造において、前記ライニングの固定部は前記重ね合せ部の下方に設けられるとともに、前記重ね合せ部の下端に前記リブが設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、ライニングにバンパのフランジ部の表側に当接する固定部とその裏側に重なる重ね合せ部を設け、フランジ部をそれらの間に挿入する。ライニングをバンパのフランジ部の裏側に位置させることで、車両の外方から見えないようにし、バンパの両側部まわりの外観が向上して商品性が大幅に向上する。
【0012】
また、重ね合せ部の裏側に車両側方側端部まで達するリブを設け、組付時にバンパのフランジ部が重ね合せ部を容易かつ円滑に乗り越えることができる。リブがガイド機能を果たすことで組付性が大幅に向上するともに、重ね合せ部まわりの補強効果を有し、組付後の剛性を向上させる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、図面に基づき、本発明によるホイールハウスのライニング構造の好適な実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施形態に係る車両の例を示している。ここで先ず、車両10の全体構成につき概略説明する。この車両10は所謂ワンボックスカーと称され、そのボディ11は概略箱型を呈している。ボディ11の前後端付近に前輪12および後輪13が配置され、キャビンがボディ11の前端部にかなり接近している。なお、各図要所において、車両の前方および後方をそれぞれ矢印Frおよび矢印Rrで表わす。車両10の前部において、前輪12の上部を覆うフロントホイールハウス14に連接するかたちで、車幅方向にフロントバンパ15が横設される。また、前輪12の上方には前下がりに斜設されたフロントウィンドウ16が設けられ、このフロントウィンドウ16の上端からボディ11の後端部までルーフ17が設けられる。
【0014】
また、キャビンに対応する車両10の側部にはヒンジ開閉式のフロントドア18を備える。フロントドア18の後側にはこの例ではスライド開閉式のサイドドア19が隣接配置される。さらに、車両10の後部において、ボディ11の後端開口(バックドア開口)を開閉するバックドア20が支持され、このバックドア20の下端部に隣接して、該バックドア20よりも僅かに後方へ突出するようにリヤバンパ21が設けられる。なお、リヤバンパ21は、後輪13の上部を覆うリヤホイールハウス22に連接するかたちで、車幅方向に横設される。つまり、車両の側方から見て、バンパはホイールハウスの外観縁部のアーチ形状の一部となっている。
【0015】
ここで、図2はボディ11の後部まわりの構成を示している。ボディ11の後端には前述した開口23が開設され、開口23の下辺部位に対応してフロアパネル24が張られている。フロアパネル24の後端には略全車幅に亘ってテールスカート25が接合・横設され、このテールスカート25にリヤバンパ21を取付・支持するためのブラケット等が取り付けられる。リヤバンパ21はこれらのブラケット等あるいはテールスカート25およびボディ11に対して直接または間接的に、複数のクリップもしくはスクリュー(以下、「固定具もしくは締結具」という)26によって所定位置に固定される。この場合、リヤバンパ21は、ボディ11の側方へ回り込む左右のサイド延出部21aを有し、これらのサイド延出部21aまわりは、左右のライニング27と複数の固定具26によって固定され、リヤホイールハウス22の周縁に位置するようになっている。
【0016】
テールスカート25はインナ部材およびアウタ部材を相互に接合して閉断面を持つように形成される。図2に示されるようにテールスカート25の左右両端部には、その下面から下方に突出する一対のバンパステー28が付設される。なお、車両の右方および左方をそれぞれ矢印Rおよび矢印Lで表わす。また、テールスカート25の車幅方向の中央部から左右に、相互に適度に離隔してバンパセンターブラケット29と第2のブラケット30が付設される。
【0017】
バンパセンターブラケット29および第2のブラケット30は、リヤバンパ21を固定するためのバンパ固定部を有し、第2のブラケット30ではバンパ固定部にてリヤバンパ21とライセンスプレート(図示せず)を共締め固定するようになっている。なお、ボディ11後部のフロアパネル24の下側には、図示しないスペアタイヤを保持するスペアタイヤ保持装置を有し、このスペアタイヤ保持装置にスペアタイヤを収納・保持するようになっている。
【0018】
左右一対のライニング27は左右対称に形成され、この点以外は実質的に同様に構成される。この例では図2に示すようにライニング27(左側)は、5つのクリップ26A〜26Eによってボディ11側およびリヤバンパ21側に結合される。この場合、ボディ11側およびリヤバンパ21には、各クリップ26A〜26Eが係合する係合孔が形成されている。ライニング27はまた、リヤバンパ21をボディ11に取り付ける前にクリップ26A,26B,26Cによって予めボディ11側に固定される。なお、右側のライニング27についても同様である。
【0019】
図3にも示されるようにリヤバンパ21の左右両側にはホイールハウスに達するサイド延出部21aが形成されており、サイド延出部21aの前方Fr側の先端には車両中央側(図3(b)の図示例では左方L側)へ延びるフランジ部31が設けられている。このフランジ部31は、ライニング27の後述する固定部に略対応する部位が幅広に形成され、この幅広部位に固定具26(クリップ26D(図2参照))の係合孔31aが形成される。また、幅広部位の上側部分は幅狭に形成され、上端近傍はさらに幅狭になっている。なお、フランジ部31の上方となるサイド延出部21aの上縁に沿ってリヤホイールハウス22を構成するボディと接合するフランジ部32が設けられ、このフランジ部32には固定具26(クリップ26E)の係合孔32aと後述するバンパホルダ39との係合孔(図示せず)が形成される。
【0020】
一方、ライニング27の車両側方端部には(図4では右方R側)、フランジ部31の表側(前方Fr側)に当接する固定部33とフランジ部31の裏側(後方Rr側)に重なる重ね合せ部34が設けられる。固定部33は重ね合せ部34の下方に設けられるが、前述したクリップ26Dの係合孔33aが形成される。そして、ライニング27の固定部33と重ね合せ部34の間にリヤバンパ21のフランジ部31を挿入するとともに、固定部33とフランジ部31とをクリップ26Dを用いて固定するようになっている。
【0021】
なお、ライニング27において、固定部35にはクリップ26A,26Cの係合孔35a,35bが形成され、固定部36にはクリップ26Bの係合孔36aが形成される。また、固定部37にはクリップ26Eの係合孔37aが形成される。
【0022】
ライニング27の前述した重ね合せ部34の裏側(後方Rr側)には、図4および図5に示されるように車両側方側端部まで達する略三角形のリブ38が設けられている。重ね合せ部34は、ライニング27本体から車両側方へ略直角に折曲成形され、両者がなす角部にて重ね合せ部34の下端部にこの例では4つのリブ38が設けられる。なお、各リブ38の周縁は、外側へ適度に凸とした滑らかな曲線状に成形するのが好ましい。
【0023】
ここで、図6〜図9はリヤバンパ21(特にサイド延出部21aまわり)とライニング27あるいはボディ11側との部材結合関係を示している。なお、図6はライニング27(右側)まわりを車両内側から見た図、図7は下方から見た図である。また、図8は図6のA−A線に沿う断面図、図9は図7のB−B線およびC−C線に沿う断面図である。
【0024】
上記構成において、先ずリヤバンパ21およびライニング27の組付けについて説明する。タイヤ等を車両に装架する前にライニング27がボディ11側に取り付けられる。この場合、それぞれクリップ26A,26B,26Cによって左右のライニング27をボディ11側に固定する。ライニング27は、図8および図9等に示されるようにバンパステー28に対して、固定部35にてクリップ26A,26Cによって固定される。また、ボディ11に対して、固定部36にてクリップ26Bによって固定される。
【0025】
つぎに、リヤバンパ21をボディ11後方より接近させて組み付ける(図10(a)参照、なお、図10はリヤバンパ21の取付時におけるサイド延出部21aおよびライニング27の相対的位置関係を模式的に表わしている)。リヤバンパ21の特にサイド延出部21aまわりにおいては、リヤバンパ21のフランジ部31がライニング27のリブ38と当接し(図10(b)参照)、このときライニング27はフランジ部31に押圧されて一旦、前方Frへ逃げる。なお、ライニング27はリヤバンパ21と比較して、薄く柔軟な樹脂材料により形成されているため容易に弾性変形する。リヤバンパ21が正規の取付位置に達したところで、固定具26(スクリュー等)によってリヤバンパ21をボディ11側に固定する。なお、ボディ11に予め固定されているバンパホルダ39(図2)ともフランジ部32を係合させる。
【0026】
弾性変形しているライニング27をリヤバンパ21側へ押し返し、これによりライニング27の重ね合せ部34がサイド延出部21aのフランジ部31の後側へ入り込むようにする。このとき図10(b)のようにフランジ部31の端縁が摺接するリブ38は重ね合せ部34を相対的に乗り越える際のガイドとして機能し、フランジ部31が円滑かつ適正に重ね合せ部34を乗り越えることができる。当該位置は、車両の後方側からバンパを取り付けた作業者が手を伸ばして作業しやすい位置であり、また、リブ38が形成されていることで片手での作業を可能としている。生産性が大幅に向上する。
【0027】
フランジ部31が重ね合せ部34を乗り越えると、ライニング27はその弾性により元の形状に復元し、該フランジ部31は固定部33と重ね合せ部34の間に入り込む。そして、固定部33をフランジ部31に対して、ビスで固定する(なお、フランジ部31には板状のナット(スピードナット等と称する)が取り付けられていて、このビスと螺着される)。また、フランジ部31の係合孔31aおよび固定部33の係合孔33aを位置合せして(図10(c))、クリップ26Dによって相互に固定する。また、リヤバンパ21の係合孔32aおよびライニング27の係合孔37aを位置合せして、クリップ26Eを挿通し、さらにリヤホイールハウス22の周端部となるボディ11に固定する。
【0028】
本発明のライニング構造では、前述したようにライニング27には、リヤバンパ21のフランジ部31の表側(タイヤ側)に当接する固定部33とその裏側に重なる重ね合せ部34を設け、フランジ部31をそれらの間に挿入する。これにより、たとえば図8等に示されるようにライニング27をリヤバンパ21のフランジ部31の裏側に位置させることで、ライニング27の端部が車両の外方から見えないようにしている。したがって、リヤバンパ21の両側部まわりの外観が向上して商品性が大幅に向上する。
【0029】
また、リヤバンパ21のフランジ部31をライニング27の固定部33および重ね合せ部34の間に保持することで、比較的柔軟なライニング27をリヤバンパ21によって補強することができる。また、ライニング27の位置決めがなされることで、隙間が生じ難い的確な重ね合せ構造が実現される。そして、隙間をなくするようにしたことで、タイヤからの泥水等が隙間に浸入するのを抑制し、車両後方のリヤバンパ21の隙間からの泥水等の染み出しを防止することができる。
【0030】
また、ライニング27は、重ね合せ部34の裏側に車両側方側端部まで達するリブ38が設けられている。リブ38を側方側端部まで設けることで、組付時にリヤバンパ21のフランジ部31が重ね合せ部34に引っ掛からずに、該重ね合せ部34を容易かつ円滑に乗り越えることができる。このようにリブ38がガイド機能を果たすことで、組付性が大幅に向上するとともに、確実に組み付けることができるため誤組付等の組付不良を防止する。このリブ38はまた、重ね合せ部34まわりの補強効果を有し、組付後の剛性を高めことができ、これは特に比較的柔軟な材料により形成されているライニング27にあっては極めて有効であり、また、本発明の実施形態では、ライニング27は車輪の後方に位置しているので、走行による車輪からの飛石への耐久性が向上する。
【0031】
また、ライニング27にいて、固定部33が重ね合せ部34の下方に設けられるとともに、リブ38は重ね合せ部34の下端部に設けられる。固定部33の近傍にリブ38が設けられるため、該固定部33が固定されるリヤバンパ21のフランジ部31が重ね合せ部34を確実に乗り越えることができる。また、固定部33が下方に設けられているので、重ね合せ部34を確実にフランジ部31と重ね合せることができる。
【0032】
さらに、リヤバンパ21のフランジ部31は、ライニング27の固定部33近傍が幅広に形成され、上端部位程さらに幅狭になっている。相互に重ね合されるリヤバンパ21およびライニング27の上端と下端を固定し、隙間が生じ難い固定構造とするとともに、リヤバンパ21の成形性を向上することができる。また、フランジ部31の上端近傍を幅狭にすることで、組付時にリヤバンパ21のバンパホルダ39との干渉を回避し、組付性を向上することができる。
【0033】
以上、本発明を実施形態とともに説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
たとえば、リヤバンパでなくフロントバンパでもよく、ライニングに設けたリブ38の特に周縁の形状等は、曲線状の他にテーパ状等であってもよく、またその数量についても図示例の場合に限らず適宜増減等が可能である。
また、本発明のライニング構造は、バンパにエアロパーツ等を組み付ける際、トリムとトリムの取付などにおいて挟み込み構造を持つ部品の組付にも優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明の実施形態に係る車両の側面図である。
【図2】本発明の実施形態におけるボディ後部まわりの構成を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施形態に係るリヤバンパの斜視図および部分拡大斜視図である。
【図4】本発明の実施形態に係るライニングの構成を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施形態に係るライニングの構成を示す平面図である。
【図6】本発明の実施形態におけるライニングまわりを車両内側から見た図である。
【図7】本発明の実施形態におけるライニングまわりを下方から見た図である。
【図8】図6のA−A線に沿う断面図である。
【図9】図7のB−B線およびC−C線に沿う断面図である。
【図10】本発明の実施形態におけるリヤバンパの取付時におけるサイド延出部およびライニングの相対的位置関係を模式的に表わす図である。
【符号の説明】
【0035】
10 車両
11 ボディ
12 前輪
13 後輪
20 バックドア
21 リヤバンパ
24 フロアパネル
25 テールスカート
26 固定具
28 バンパステー
29 バンパセンターブラケット
30 第2のブラケット
31 フランジ部
33 固定部
34 重ね合せ部
35 固定部
35〜37 固定部
38 リブ
39 バンパホルダ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ホイールハウスのバンパ側の内面に配置されるライニングと車体側方に回り込むバンパを有する車両におけるホイールハウスのライニング構造であって、
前記バンパにホイールハウスの周縁に位置するようにサイド延出部を設けるとともに、前記サイド延出部の先端に車両中央側に延びるフランジを設ける一方、前記ライニングの車両側方端部に前記フランジの表側に当接する固定部と前記フランジの裏側に重なる重ね合せ部を設け、
前記フランジを前記固定部と前記重ね合せ部の間に挿入するとともに、前記固定部と前記フランジとを締結具を用いて固定することを特徴とするホイールハウスのライニング構造。
【請求項2】
前記重ね合せ部の裏側に車両側方側端部まで達する略三角形のリブを設けたことを特徴とする請求項1に記載のホイールハウスのライニング構造。
【請求項3】
前記ライニングの固定部は前記重ね合せ部の下方に設けられるとともに、前記重ね合せ部の下端部に前記リブが設けられていることを特徴とする請求項2に記載のホイールハウスのライニング構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2007−55470(P2007−55470A)
【公開日】平成19年3月8日(2007.3.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−244213(P2005−244213)
【出願日】平成17年8月25日(2005.8.25)
【出願人】(000002082)スズキ株式会社 (3,196)
【Fターム(参考)】