説明

ボタン穴かがり用縫い糸及びこの糸を用いたボタン穴用縁かがり

【課題】
ボタン穴かがりにおいて、従来のウーリーナイロンミシン糸に比べて強度に優れ、太さを細くすることができ、ボタン穴かがりの縫い合せに使用して製品の外観品位と穴かがり部の風合触感を改善することが可能なボタン穴かがり用縫い糸を提供する。
【解決手段】
ボタン穴かがり部の縁かがりに用いられる糸であって、該糸は、溶融紡糸方式のゴム状弾性糸条で構成される芯糸と、熱可塑性合成繊維糸状で構成される被覆糸からなるカバリング糸であることを特徴とするボタン穴かがり用縫い糸。好ましくは前記カバリング糸はダブルカバリング糸であり、該ダブルカバリング糸における上撚り数と下撚り数の比率が0.6〜0.9であり、前記ゴム状弾性糸状はPSD値(弾性糸を100%伸張し、140℃で60秒間の乾熱セットを施した後の永久変形歪み率)が55〜95%である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ボタン穴かがり用縫い糸に関し、オーバーコート、スーツ、ジャケット、ワイシャツ、ポロシャツ、ブラウス等その他のボタン穴付き縫製品の製造に際し、ボタン穴かがり部の縫い合せに好適に用いられる。
【背景技術】
【0002】
ボタン付き縫製品、例えばオーバーコートやスーツ等の重衣料製品では、ボタン穴部に剃り込みを入れた後、かかるボタン穴部の周囲をオーバーロック型ミシンまたはロッソ型ミシン等で縁かがりの縫い合せをしている。また、ワイシャツ、ブラウス等の軽衣料製品でも、ボタン穴部に剃り込みを入れた後、かかるボタン穴部の周囲をオーバーロック型ミシンまたはロッソ型ミシン等で縁かがりの縫い合せをしている。
【0003】
そして、これらの縫い合せには、ボタン穴かがり部の外観品位や風合触感を阻害しないため、捲縮を有するナイロンマルチフィラメント糸が用いられていた。特に最近では、ミシンの高速化に伴い、78T/2以上の太くて強力(破断荷重)の大きいウーリーナイロン糸が使用されていた。したがって、上記のボタン穴かがり縫い合せ部が太い紐状に形成され、厚く、外観品位及び風合触感が悪いという問題があった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、かかる従来技術の問題を解消するために創案されたものであり、その目的はボタン穴かがり部の外観品位や風合触感を阻害せず、しかも高速縫製に十分対応できると共に、従来のウーリーナイロンミシン糸に比べて太さを細くすることができ、オーバーコート、スーツ、ジャケット、ワイシャツ、ポロシャツ、ブラウス等その他のボタン穴付き縫製品の製造に使用して、ボタン穴かがり部の外観品位及び風合触感を改善することが可能なボタン穴かがり用縫い糸を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者は、かかる目的を達成するために鋭意検討した結果、本発明の完成に至った。
即ち、本発明は、ボタン穴かがり部の縁かがりに用いられる糸であって、該糸は、溶融紡糸方式のゴム状弾性糸条で構成される芯糸と、熱可塑性合成繊維糸状で構成される被覆糸からなるカバリング糸であることを特徴とするボタン穴かがり用縫い糸である。
また、本発明は、前記ボタン穴かがり用縫い糸を、ボタン穴の縁かがり部分に用いたものであることを特徴とするボタン穴用縁かがりである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本発明のボタン穴かがり用縫い糸の芯糸は、溶融紡糸方式のゴム糸様の伸縮弾性を備えた繊維糸状であり、ポリエーテル系ポリウレタン、ポリエステル系ポリウレタン及びポリエーテルエステル系エラストマー等からなる繊維が例示される。特にポリエステル系ポリウレタン及びポリエーテルエステル系エラストマーからなる弾性繊維は、ボタン穴かがり後の縫製品の通常の仕上げ加工中の熱セット工程での熱セット性が良好で、製品仕上げ後のボタン穴かがり部の外観品位が良好な点で好ましい。なお、熱セット性の尺度となるPSD値(弾性糸を100%伸張し、140℃で60秒間の乾熱セットを施した後の永久変形歪み率を140℃におけるPSD値とする。)は55〜95%、特に70〜90%が好ましい。55%未満では熱セット効果が少ないため、ボタン穴かがり部分が収縮により波を打ったり厚くなったりして外観が低下し、95%を超えた場合は熱セットが効き過ぎてボタン穴かがり部分の伸縮性が失われる。
【0007】
上記のゴム状弾性糸条は、芯糸として構成され、その上に被覆糸を巻付けてカバリング糸として使用されるが、ゴム状弾性糸条の太さは、11〜110デシテックスが好ましい。ゴム状弾性糸条が11デシテックスよりも細い場合は、縫い糸として縫い合せに必要な強力に欠け、かつボタン穴かがり部の伸縮性が不十分で外観品位が悪く、逆に110デシテックスよりも太い場合は、カバリング糸すなわち縫い糸としての太さが過大になってボタン穴かがり部の外観品位及び風合触感が悪くなる。
【0008】
一方、上記ゴム状弾性糸条の上に巻付けられる被覆糸は、ポリエステル系やポリアミド系等の熱可塑性合成繊維糸状であり、特にマルチフィラメント糸状は、捲縮を有するもの、有しないもののいずれでもよい。上記被覆糸の太さは11〜110デシテックスが好ましく、11デシテックス未満では縫い糸としての強力に欠け、110デシテックスを超えると、縫い糸全体の太さが過大になり、製品のボタン穴かがり部の外観品位および風合触感が悪くなる。
【0009】
上記の被覆糸は、芯糸(ゴム状弾性糸条)に巻付けられてカバリング糸になるが、該カバリング糸はダブルカバリング糸であることが好ましい。ダブルカバリング糸は芯糸に第1被覆糸を所定の下撚り数で巻き付け、得られたシングルカバリング糸の上に更に第2被覆糸を下撚りの反対向きに所定の上撚り数で巻き付けることによって、トルクのバランスしたものを製造することができる。上記の下撚り数は500〜3000回/mが好ましく、上撚り数と下撚り数の比率は0.6〜0.9が好ましい。上記の下撚り数が500回/m未満の場合は、被覆度が低くなって外観品位が悪くなり、反対に3000回/mを超えた場合は、ボタン穴かがり用縫い糸としての伸縮性が悪くなってボタン穴かがり部の外観品位の低下と風合触感が堅くなる。そして、上撚り数と下撚り数との比率が0.6未満の場合は、下撚り方向のトルクによる斜向が現れ、反対に0.9を超えた場合は、上撚り方向のトルクによって斜向が現れ、いずれの場合も外観品位が不良になる。
【0010】
得られたカバリング糸は、必要に応じて染色されるが、チーズ染めの場合は、上記カバリング糸をチーズ染め用ボビンに50〜80%の巻取りフィード率でソフトに巻取ってチーズ染めし、しかる後に縫い糸用コーンボビンに巻き返すのが有利である。また、カバリング後に平滑剤を付与して巻き返しすることもできる。
【0011】
上記カバリング糸の縫い糸は、ボタン穴かがり部分を縁かがり縫い合せたり、上記のオーバーロックミシンや本縫いミシン、環縫いミシン等で縫い合せする際に使用される。なお、上糸と下糸の2本糸で縫い合せする場合は、その双方に上記カバリング糸の縫い糸が用いられるが、目的によっては上糸及び下糸の一方のみに用いることができる。
【0012】
本発明のボタン穴かがり用縫い糸は、ゴム状弾性糸条を芯糸とし、熱可塑性合成繊維糸条を被覆糸とするカバリング糸であるので、伸縮性に優れ、かつ強力が大きい。したがって、縫い糸としての強力を従来のウーリーナイロン糸からなる縫い糸と等しくした状態で太さを細くすることができ、そのためボタン穴かがり部の縁かがり部を薄くすることができ、ボタン穴かがり部の製品の外観及び風合触感が改善される。
【0013】
次に、本発明のボタン穴かがり用縫い糸の製造方法及びこの糸を用いたボタン穴用縁かがりの一例を以下に説明する。
ダブルカバリング糸の芯糸用ゴム状弾性糸条として溶融型ポリエステル系ポリウレタン弾性糸(太さ11〜110デシテックス、140℃におけるPSD値:55〜95%)を用い、上記ダブルカバリング糸の第1及び第2の被覆糸用熱可塑性合成繊維糸状として、ナイロンマルチフィラメント糸(太さ11〜110デシテックス)を用いる。ダブルカバリング機を用い、上記のゴム状弾性糸をドラフト2.5〜4.0で走行させながら、その周囲に第1被覆糸を下撚り数500〜3000回/mでS撚り方向に巻付け、続いてこの第1被覆糸上に重ねて第2被覆糸を上撚り数300〜2700回/mでZ撚り方向に巻付け、上撚り数と下撚り数の比率が0.6〜0.9のダブルカバリング糸を製造し、染色用ボビンに巻取りフィード率50〜80%で巻取り、糸染めした後、縫い糸用コーンボビンに巻き返す。
【0014】
ウール使いのオーバーコート、スーツ、ジャケット等の重衣料製品のボタン穴かがり部分に剃り込みを入れ、オーバーロック型ミシンの本縫い用上糸1本、下糸1本及びかがり縫い用縫い糸の上糸1本、下糸1本の合計4本全部に上記ダブルカバリング糸の縫い糸を用いる。ただし、場合によっては本縫い及びかがり縫いの各上糸のみに用いることもある。そしてボタン穴かがり縫い合せ後にスチーミング及び仕上げ熱セットを行って製品とする。
【実施例】
【0015】
実施例1
ダブルカバリング糸の芯糸用ゴム弾性糸条として溶融型ポリエステル系ポリウレタン弾性糸(太さ22デシテックス、140℃におけるPSD値80%)を、第1及び第2被覆糸用合成繊維糸状として、ナイロンマルチフィラメント糸(太さ15デシテックス、7フィラメント)をそれぞれ用い、カバリング時の芯糸ドラフトを2.8に、第1被覆糸の下撚り数をS1900回/mに、第2被覆糸の上撚り数をZ1300回/mにそれぞれ設定し、上撚り数と下撚り数の比率が0.68のダブルカバリング糸(37.9デシテックス相当)を得、巻取りフィード率60%で染色用ボビンに巻き取って酸性染料で染色し、コーンボビンに巻き返して縫い糸とした。
【0016】
紳士用エステル/綿混ワイシャツ製品のボタン穴かがり部分に剃り込みを入れ、縁かがり部の縫い糸に上記のダブルカバリング糸の縫い糸(37.9デシテックス相当)を用いて縫い合せし、しかる後ボタン穴かがり部の仕上げ熱セットを140℃のスチームで行い、上記の芯糸がPSD値80%の永久変形歪みを受けた紳士用エステル/綿混ワイシャツ製品(実施例1)を製造した。
【0017】
比較例1
上記実施例1の芯糸用ゴム状弾性糸条として、乾式ポリエーテル系ポリウレタン弾性糸(太さ22デシテックス、140℃におけるPSD値30%)を用いる以外は実施例1と同様にして上記の芯糸がPSD値30%の永久変形歪みを受けた紳士用エステル/綿混ワイシャツ製品(比較例1)を製造した。
【0018】
比較例2
上記実施例1の縫い糸として、ナイロンマルチフィラメント糸の仮撚加工糸(ウーリーナイロン糸、太さ56デシテックス)を用いる以外は実施例1と同様にして紳士用エステル/綿混ワイシャツ製品(比較例2)を製造した。
【0019】
上記実施例1及び比較例1、2の紳士用エステル/綿混ワイシャツ製品について、ボタン穴かがり部の外観品位及び縁かがり部の風合触感を10名のモニターの官能検査によって5段階(1〜5点の範囲で点数を与え、数字が大きいほど良好な結果を表わすものとした)に評価した。その結果を下記の表1に示す。なお、10名の平均値が4点以上を◎で、3点以上4点未満を○で、2点以上3点未満を△で、また2点未満を×で示した。なお、表中のWNはウーリーナイロン糸を、またDCYはダブルカバリング糸をそれぞれ意味する。
【0020】
表 1
実施例1 比較例1 比較例2
縫製品
素材 エステル/綿混糸 エステル/綿混糸 エステル/綿混糸
太さ(番手) 45/1 45/1 45/1
ボタン穴かがり縫い糸
形態 DCY DCY WN
合計太さ(dtex) 37.9 37.9 56.0
芯糸のPSD(%) 80 30 ―
芯糸の太さ(dtex) 22 22 ―
被覆糸の種類 ナイロン ナイロン ―
被覆糸の太さ(dtex) 15 15 ―
上撚り数/下撚り数 0.68 0.68 ―
ボタン穴かがり部の外観品位 ◎ × ×
縁かがり部の風合触感 ◎ △ ×
【0021】
実施例2
実施例1において、ダブルカバリング糸の芯糸用ゴム状弾性糸条として溶融型ポリエステル系ポリウレタン弾性糸(太さ33デシテックス、140℃におけるPSD値60%)を、第1及び第2の被覆糸用合成繊維糸状として、ナイロンマルチフィラメント糸(33デシテックス、12フィラメント)をそれぞれ用い、カバリング時の芯糸のドラフトを2.8に、第1被覆糸の下撚り数をS1500回/mに、第2被覆糸の上撚り数をZ1230回/mにそれぞれ設定し、上撚り数と下撚り数の比率が0.82のダブルカバリング糸(77.8デシテックス相当)を得、巻取フィード率60%で染色用ボビンに巻取って酸性染料で染色し、コーンボビンに巻き返して縫い糸とした。
【0022】
紳士用ウールスーツ背広製品のボタン穴かがり部分に剃り込みを入れ、縁かがり部の縫い糸に上記のダブルカバリング糸の縫い糸(77.8デシテックス相当)を用いて縫い合せし、しかる後ボタン穴かがり部の仕上げ熱セットを140℃のスチームで行い、上記の芯糸がPSD値80%の永久変形歪みを受けた紳士用ウールスーツ背広製品(実施例2)を製造した。
【0023】
実施例3
上記実施例2の芯糸用ゴム状弾性糸条として、溶融型ポリエステル系ポリウレタン弾性糸(太さ33デシテックス、140℃におけるPSD値45%)を用いる以外は実施例2と同様にして上記の芯糸がPSD値30%の永久変形歪みを受けた紳士用ウールスーツ背広製品(実施例3)を製造した。
【0024】
比較例3
上記実施例2の縫い糸に代えてウーリーナイロン糸(78dtex/2)の縫い糸を用いる以外は実施例2と同様にして紳士用ウールスーツ背広製品(比較例3)を製造した。
【0025】
上記実施例2、3及び比較例3の紳士用ウールスーツ背広製品について、前記同様にボタン穴かがり部の外観品位及び縁かがり部の風合触感を10名のモニターの官能検査によって5段階(1〜5点の範囲で点数を与え、数字が大きいほど良好な結果を表わすものとした)に評価した。その結果を下記の表2に示す。なお、10名の平均値が4点以上を◎で、3点以上4点未満を○で、2点以上3点未満を△で、また2点未満を×で示した。なお、表中のWNはウーリーナイロン糸を、またDCYはダブルカバリング糸をそれぞれ意味する。
【0026】
表 2
実施例2 実施例3 比較例3
縫製品
素材 ウール100% ウール100% ウール100%
太さ(羊毛番手) 2/48 2/48 2/48
ボタン穴かがり縫い糸
形態 DCY DCY WN
合計太さ(dtex) 77.8 77.8 156.0
芯糸のPSD(%) 60 45 ―
芯糸の太さ(dtex) 33 33 ―
被覆糸の種類 ナイロン ナイロン ―
被覆糸の太さ(dtex) 33 33 ―
上撚り数/下撚り数 0.82 0.82 ―
ボタン穴かがり部の外観品位 ○ △ ×
縁かがり部の風合触感 ◎ ○ ×
【0027】
以上に説明したように、本発明のボタン穴かがり用縫い糸は、伸縮性良好なゴム状弾性糸条を芯糸とし、合成繊維のマルチフィラメント糸条を被覆糸とするダブルカバリング糸にし、さらに、ダブルカバリング糸の上撚り数と下撚り数の比率を0.6〜0.9に限定することによって、伸縮性に富み、強力が大きく、しかもトルクのバランスが良好で、実質的にノントルクであって表面が平滑であり、そのためボタン穴かがり部をオーバーロックミシンや本縫いミシン、環縫いミシン等で縫い合せする際、縁かがり性が良好であり、かつ縫製品衣料素材の風合触感を阻害することがなく、しかも太さが従来の3/4以下の細い糸の使用が可能になり、そのためボタン穴かがり部の縁かがり部の外観品位が良好になり、厚さが薄くなり、風合触感が改善される。すなわち、オーバーコート、スーツ、ジャケット等の重衣料品からブラウス、ワイシャツ等の軽衣料品まであらゆる縫製品のボタン穴かがり用縫い糸として好適である。
【0028】
また、本発明のボタン穴かがり用縫い糸は、上記ボタン穴かがり用縫い糸において、ダブルカバリング糸の芯糸となるゴム状弾性糸条の140℃におけるPSD値を55〜95%に限定することによって、このボタン穴かがり用縫い糸を用いてボタン穴縁かがり縫いした後、常法にしたがって仕上げ熱セットを施した際、縁かがり縫い糸の熱セット性が特に良好となり、そのためボタン穴縁かがり部の熱セット効果が顕著に現れ、外観品位及び風合触感が一層向上する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ボタン穴かがり部の縁かがりに用いられる糸であって、該糸は、溶融紡糸方式のゴム状弾性糸条で構成される芯糸と、熱可塑性合成繊維糸状で構成される被覆糸からなるカバリング糸であることを特徴とするボタン穴かがり用縫い糸。
【請求項2】
前記カバリング糸がダブルカバリング糸であり、該ダブルカバリング糸における上撚り数と下撚り数の比率が0.6〜0.9であることを特徴とする請求項1に記載のボタン穴かがり用縫い糸。
【請求項3】
前記ゴム状弾性糸状は、下記定義で与えられるPSD値が55〜95%である請求項1または2に記載のボタン穴かがり用縫い糸:
PSD値:弾性糸を100%伸張し、140℃で60秒間の乾熱セットを施した後の永久変形歪み率。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれかに記載のボタン穴かがり用縫い糸を、ボタン穴の縁かがり部分に用いたものであることを特徴とするボタン穴用縁かがり。

【公開番号】特開2007−169795(P2007−169795A)
【公開日】平成19年7月5日(2007.7.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−364290(P2005−364290)
【出願日】平成17年12月19日(2005.12.19)
【出願人】(396010270)マエダ繊維工業株式会社 (3)
【出願人】(000003160)東洋紡績株式会社 (3,622)
【Fターム(参考)】