説明

ボタン電話の省電力方法と装置

【課題】オフィスなどの作業者には省電力操作の負担をかけることなく、高い省電力効果を得ること。
【解決手段】セキュリティ監視装置(1)の動作がオン状態のときには、監視領域内には作業者など人間が存在していないから、留守番機能を有する録再回路(15)を除く監視領域内のボタン電話端末(36)は動作している必要はなく、ボタン電話端末(36)に対して給電する必要はない。セキュリティ監視装置(1)の動作がオフ状態のときには、監視領域内には作業者など人間が存在しており、多くのボタン電話端末(36)に対して給電する必要がある。そこでセキュリティ監視装置(1)の動作がオフ状態のときにボタン電話端末(36)に対して給電するようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、セキュリティ監視装置の動作状態に連動してボタン電話装置の電力消費を抑制する省電力方法と装置に関する。セキュリティ監視装置が動作しているときには監視領域内は無人状態にあると判断して、ボタン電話装置の電力消費を抑制するために、ボタン電話端末への給電を停止して、電力消費の著しい低減を可能とする省電力方法と装置を提供するものである。
【背景技術】
【0002】
特許文献1では、複数の電話機のうちの第1の電話機を操作することにより、この第1の電話機を含まない2以上の電話機を一括して不在設定し、さらには、給電停止することにより、電話機を使用する必要のない間は電力消費を低減するようにしている(特許文献1、段落0008)。
【0003】
特許文献2では、コンピュータ端末の未使用状態が所定期間継続すると、動作状態が通常モードから待機モードへ移行し、その場合は、そのコンピュータ端末に対応付けられた電話機への給電を停止している(特許文献2、段落0004,0005)。
【0004】
特許文献3では、パーソナルコンピュータがバッテリを搭載することにより、停電時にもホームセキュリティシステムは稼動可能とし、来訪者がいないときには、赤外線センサーのみ動作していればよく、節電効果を高めている(特許文献3、段落0022,0023)。
【0005】
従来の電力消費抑制のシステムを分析すると、次のような省電タイプに分類できる。
省電タイプ1:電話機の操作者に操作させて、電話装置の電力消費を低減せしめている(特許文献1)。
省電タイプ2:電話装置あるいはそれと関連のある装置が所定期間操作されないことを検知して、電話装置の電力消費を低減せしめている(特許文献2)。
省電タイプ3:赤外線センサーなどにより、人間を検知し、人間の不在時にはシステムの電力消費を低減せしめている(特許文献3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平5-308670号公報
【特許文献2】特開2000−287233号公報
【特許文献3】特開2002−185624号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
オフィスなどに設置されるボタン電話装置は、通常は電源を切断されることなく24時間稼動している。オフィス内が無人になった場合でも、ボタン電話装置の留守番機能を維持するためなどの理由から、ボタン電話装置には電力が供給され続けられる場合が多い。ボタン電話装置を構成するボタン電話端末についても、無人状態においては操作されることはないにもかかわらず、電力が供給され続ける場合が多い。オフィス内が無人になったという情報に基づき、ボタン電話装置の消費電力を確実に低減することが望まれている。
【0008】
前記省電タイプ1においては、電話機の操作者に操作させて、電話装置の電力消費を低減せしめているから、この操作を忘れると、電力消費を抑制することができない。電話装置が設置される場所は、室内などの閉空間の場合が多く、その閉空間に防犯防災上の必要性から、セキュリティ監視装置を設置することがある。このような閉空間において、多くのボタン電話端末を使用して多くの人が作業している場合には、最終作業者には、省電力操作の負担をかけることになるという解決すべき課題があった。
【0009】
前記省電タイプ2では、電話端末あるいはそれと関連のある装置が所定期間操作されないことを検知して、電話装置の電力消費を低減せしめている。このタイプにおいては、電話端末が使用されていない状態においても、各電話端末において時計や回線の使用状態などを表示するための電力を消費してしまうという解決すべき課題があった。
【0010】
前記省電タイプ3においては、赤外線センサーなどにより、人間を検知し、人間の不在時にはシステムの電力消費を低減せしめているから、人間検出の感度あるいは確度は十分ではなく、高感度にすると、不必要に敏感に作動して、電力削減効果があまり期待できないという解決されるべき課題が残されていた。
【0011】
ボタン電話装置に留守番機能がある場合には、無人時の電力低減時においても、この機能を活かしたままにしておくこと、および、有人時には、この機能を維持するか否かは、操作者の指示で選択可能とすることが望まれていた。
【課題を解決するための手段】
【0012】
多くのボタン電話端末を設置しているオフィスなどの閉空間が無人になったことを検知する手段として、無人となったときに自動的にあるいは閉空間から最後に退場する人間の操作により動作するセキュリティ監視装置を用いるようにした。そこで、
セキュリティ監視装置の動作がオフ状態のときには、多くのボタン電話端末に対して給電するべく給電制御信号を出力するための端末給電制御手段と、
この給電制御信号を受けて、多くのボタン電話端末に対して通話および制御信号をやりとりし、併せてボタン電話端末の通話動作に必要な電力を給電するための内線回路手段とを含む、
ボタン電話の省電力装置を構成した。留守番機能を有する場合には、セキュリティ監視装置の動作がオン状態、すなわち、無人のときにもその機能を維持するようにした。
【発明の効果】
【0013】
セキュリティ監視装置の動作がオン状態のときには、監視領域内には作業者など人間が存在していないから、ボタン電話端末は動作している必要はなく、ボタン電話端末に対して給電しない。すなわち、セキュリティ監視装置を動作させると、オフィスなどの監視領域内は無人になったと判断し、ボタン電話端末に対する給電を自動停止するようにしたから、ボタン電話装置に対する何らの操作も必要とせず、省電力状態に移行できる。省電力状態においても、留守番機能は、保持しているから、無人状態における局線からの録音あるいは再生機能は維持される。
【0014】
セキュリティ監視装置の動作がオフ状態のときには、監視領域内には作業者など人間が存在しており、多くのボタン電話端末に対して給電する必要がある。そこでセキュリティ監視装置の動作がオフ状態のときにはボタン電話端末に対して給電するようにしたから、作業者には操作の負担をかけることなく、高い省電力効果を確実に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】図1は本発明によるボタン電話の省電力装置の実施例を示した回路構成図である。(実施例1)
【図2】図2は本発明によるボタン電話の省電力装置の他の実施例を示した回路構成図である。(実施例2)
【図3】図3は図1および図2の本発明によるボタン電話の省電力装置の動作の流れを示したフローチャートである。
【図4】図4は図3とともに図1および図2の本発明によるボタン電話の省電力装置の動作の流れを示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0016】
セキュリティ監視装置の動作がオン状態のときには、監視領域内には作業者など人間が存在していないから、ボタン電話端末は動作している必要はなく、ボタン電話端末に対して給電する必要はない。セキュリティ監視装置の動作がオフ状態のときには、監視領域内には作業者など人間が存在しており、多くのボタン電話端末に対して給電する必要がある。そこでセキュリティ監視装置の動作がオフ状態のときにボタン電話端末に対して給電するようにしたから、作業者には省電力操作の負担をかけることなく、高い省電力効果を得ることができる形態となった。
【実施例1】
【0017】
図1は本発明によるボタン電話の省電力装置の実施例を示した回路構成図である(実施例1)。セキュリティ監視装置1は、防犯や防災の必要性から設けられたものであり、たとえば、人間の発する赤外線をとらえる、人間の動きを赤外線の反射で検知する、あるいは、セキュリティ監視領域の映像を撮影するセンサーやカメラである。セキュリティ監視装置1は、動作オンオフ指示信号3を印加され、あるいは電源スイッチのオンて動作し、その動作状態を表す動作オンオフ状態監視信号4を出力している。動作オンオフ状態監視信号4はボタン電話主装置10に印加されている。
【0018】
ボタン電話主装置10には、セキュリティ動作監視部11、制御部12、通話交換部13 、局線回路14A-D、録再回路15、伝送制御部16、内線回路31A-N、端末給電制御回路33が含まれている。各内線回路31A-Nには、ボタン電話端末36A-Nがそれぞれ端末線41A-Nを介して接続され、通話および制御信号がやりとりされている。各内線回路31A-Nからは、それぞれボタン電話端末36A-Nの動作に必要な電力が端末線41A-Nを介して供給される。
【0019】
動作オンオフ状態監視信号4はボタン電話主装置10のセキュリティ動作監視部11に印加されている。セキュリティ動作監視部11は、セキュリティ監視装置1のオンオフ状態を表す動作オンオフ状態監視信号4を受けて、セキュリティ動作のオンオフ状態を監視してオンオフ状態を表す監視信号21を出力している。制御部12は監視信号21を受けて、セキュリティ動作のオンオフ状態を伝えるためのセキュリティ状態信号22を出力している。
【0020】
制御部12は、通話交換部13 、局線回路14A-D、録再回路15、伝送制御部16に対して、従来のボタン電話主装置の通常の動作状態、すなわち、ボタン電話端末36A-Nに対する給電停止をしていない状態における制御と同じ通常制御をしているから、セキュリティ状態信号22には、この通常制御の信号も含まれている。ボタン電話端末36A-Nに対する給電停止をした場合には、制御部12は、ボタン電話端末36A-Nとの通信ができなくなるが、これを故障とみなさないようにプログラムされている。
【0021】
ボタン電話端末36A-Nへの通常の給電状態においては、局線5A-Dとボタン電話端末36A-Nとの間の通信は、局線回路14A-D、信号線24A-D、通話交換部13、信号線23、伝送制御部16、信号線26A-N、内線回路31A-Nおよび端末線41A-Nを介して行われることは、従来のボタン電話主装置の動作に同じである。したがって、局線5A-Dとボタン電話端末36A-Nとの間の通信に関しては、その説明を省略する。
【0022】
端末給電制御回路33は、セキュリティ状態信号22を受けて、セキュリティ動作のオフ状態においてボタン電話端末36A-Nに対して給電するべく給電制御信号44を出力する。内線回路31A-Nはこの給電制御信号44の制御により、セキュリティ動作のオフ状態においてボタン電話端末36A-Nに対して通常の動作状態において必要な電力を給電し、セキュリティ動作のオン状態においてボタン電話端末36A-Nに対して給電停止をする。録再回路15は信号線25により給電停止を受けない通話交換部13に接続されており、セキュリティ動作のオン状態においても給電停止を受けないから、局線5A-Dからの通話の録音再生をするための留守番機能を果たすことができる。セキュリティ動作のオフ状態においては留守番機能を働かせるか否かは操作者の操作により選択できるようにプログラムされている。
【実施例2】
【0023】
図2は本発明によるボタン電話の省電力装置の他の実施例を示した回路構成図である(実施例2)。 図1と異なるのは、動作オンオフ指示信号3を直接に制御部12Bに印加している点である。すなわち、制御手段12Bは、セキュリティ監視動作を指示する動作オンオフ指示信号3を受けて、セキュリティ動作のオンオフ状態を伝えるためのセキュリティ状態信号22を出力している。その他の動作は、図1に示した実施例1に同じである。
【0024】
図3は図1および図2の本発明によるボタン電話の省電力装置の動作の流れを示したフローチャートである。省電力処理動作が開始する。ボタン電話主装置10は、セキュリティ監視装置1のオンオフ状態を監視中である(図3、S1)。セキュリティ監視装置1の監視領域が、たとえば、オフィスという閉空間である場合には、そこに人間がいないときにセキュリティ監視装置1はオン状態(人間不存在状態)となって監視をし、人間がいる場合にはセキュリティ監視装置1はオフ状態(人間存在状態)となって動作を停止する。
【0025】
オン状態(人間不存在状態)が検出されると(S2オン)、留守番機能(録再回路15)の動作を開始する(S3)。制御部12,12Bは、ボタン電話端末36A-Nとの通信を停止し(S4)、ボタン電話端末36A-Nへの給電を停止して(S5)、省電力処理動作を終了する。この通信停止(S4)のステップにより、制御部12,12Bは、給電停止(S5)によるボタン電話端末36A-Nとの通信停止状態を、故障による通信停止状態と区別することができ、端末通信エラーとして記録してしまうこともなく、故障発生と誤って判断することもない。ステップS2において、セキュリティ監視装置1のオンオフ状態がオフ状態(人間存在状態)であると制御部12,12Bが検知すると(S2オフ)、給電再開処理(S11-14)に入る(S7)。
【0026】
図4は図3とともに図1および図2の本発明によるボタン電話の省電力装置の動作の流れを示したフローチャートであり、図3の給電再開処理の内容を示している。給電再開処理に入ると、ボタン電話端末36A-Nへの給電を再開する(S11)。これにより、制御部12,12Bは、ボタン電話端末36A-Nとの通信を再開することができる(S12)。セキュリティ監視装置1のオンオフ状態がオフ状態(人間存在状態)であれば、多くの場合に、留守番機能を必要としないから、留守番機能の動作を停止する(S13する、S14)。しかしながら、オフ状態(人間存在状態)であっても留守番機能を必要とする場合もあり得るので、その場合には操作によって、留守番機能の動作を停止しないようにすることもできる(S13しない)ようにプログラムされている。
【産業上の利用可能性】
【0027】
本願発明の趣旨から明らかなように、セキュリティ監視装置の種類を限定するものではなく、監視領域内の人の有無を確実に示すことのできる、すべての種類のセキュリティ監視装置との連動動作に適用できる。
【符号の説明】
【0028】
1 セキュリティ監視装置
3 動作オンオフ指示信号
4 動作オンオフ状態監視信号
5A-D 局線
10 ボタン電話主装置
11 セキュリティ動作監視部
12,12B 制御部
13 通話交換部
14A-D 局線回路
15 録再回路
16 伝送制御部
21 監視信号
22 セキュリティ状態信号
23,24A-D,25,26A-N 信号線
31A-N 内線回路
33 端末給電制御回路
36A-N ボタン電話端末
41A-N 端末線
44 給電制御信号

【特許請求の範囲】
【請求項1】
セキュリティ監視動作(1)のオフ状態においてボタン電話端末(36)に対して給電するべく給電制御信号(44)を出力するための端末給電制御処理(33)と、
前記給電制御信号(44)を受けて、前記ボタン電話端末(36)に対して通話および制御信号をやりとりし、併せて前記ボタン電話端末(36)の通話動作に必要な電力を給電するための内線回路処理(31)とを含む、
ボタン電話の省電力方法。
【請求項2】
セキュリティ監視動作(1)のオンオフ状態を表す動作オンオフ状態監視信号(4)を受けて、セキュリティ動作のオンオフ状態を監視してオンオフ状態を表す監視信号(21)を出力するためのセキュリティ動作監視処理(11)と、
前記監視信号(21)を受けて、前記セキュリティ動作のオンオフ状態を伝えるためのセキュリティ状態信号(22)を出力するための制御処理(12)と、
前記セキュリティ状態信号(22)を受けて、前記セキュリティ動作のオフ状態においてボタン電話端末(36)に対して給電するべく給電制御信号(44)を出力するための端末給電制御処理(33)と、
前記給電制御信号(44)を受けて、前記ボタン電話端末(36)に対して通話および制御信号をやりとりし、併せて前記ボタン電話端末(36)の通話動作に必要な電力を給電するための内線回路処理(31)と、
前記セキュリティ動作のオン状態において前記通話の録音再生をするための留守番機能処理(15)とを含んでいる、
ボタン電話の省電力方法。
【請求項3】
セキュリティ監視動作(1)を指示する動作オンオフ指示信号(3)を受けて、前記セキュリティ動作のオンオフ状態を伝えるためのセキュリティ状態信号(22)を出力する制御処理(12B)と、
前記セキュリティ状態信号(22)を受けて、前記セキュリティ動作のオフ状態においてボタン電話端末(36)に対して給電するべく給電制御信号(44)を出力するための端末給電制御処理(33)と、
前記給電制御信号(44)を受けて、前記ボタン電話端末(36)に対して通話および制御信号をやりとりし、併せて前記ボタン電話端末(36)の通話動作に必要な電力を給電するための内線回路処理(31)と、
前記セキュリティ動作のオン状態において前記通話の録音再生をするための留守番機能処理(15)とを含んでいる、
ボタン電話の省電力方法。
【請求項4】
セキュリティ監視動作(1)のオフ状態においてボタン電話端末(36)に対して給電するべく給電制御信号(44)を出力するための端末給電制御手段(33)と、
前記給電制御信号(44)を受けて、前記ボタン電話端末(36)に対して通話および制御信号をやりとりし、併せて前記ボタン電話端末(36)の通話動作に必要な電力を給電するための内線回路手段(31)とを含む、
ボタン電話の省電力装置。
【請求項5】
セキュリティ監視動作(1)のオンオフ状態を表す動作オンオフ状態監視信号(4)を受けて、セキュリティ動作のオンオフ状態を監視してオンオフ状態を表す監視信号(21)を出力するためのセキュリティ動作監視手段(11)と、
前記監視信号(21)を受けて、前記セキュリティ動作のオンオフ状態を伝えるためのセキュリティ状態信号(22)を出力するための制御手段(12)と、
前記セキュリティ状態信号(22)を受けて、前記セキュリティ動作のオフ状態においてボタン電話端末(36)に対して給電するべく給電制御信号(44)を出力するための端末給電制御手段(33)と、
前記給電制御信号(44)を受けて、前記ボタン電話端末(36)に対して通話および制御信号をやりとりし、併せて前記ボタン電話端末(36)の通話動作に必要な電力を給電するための内線回路手段(31)と、
前記セキュリティ動作のオン状態において前記通話の録音再生をするための留守番機能手段(15)とを含んでいる、
ボタン電話の省電力装置。
【請求項6】
セキュリティ監視動作(1)を指示する動作オンオフ指示信号(3)を受けて、前記セキュリティ動作のオンオフ状態を伝えるためのセキュリティ状態信号(22)を出力する制御手段(12B)と、
前記セキュリティ状態信号(22)を受けて、前記セキュリティ動作のオフ状態においてボタン電話端末(36)に対して給電するべく給電制御信号(44)を出力するための端末給電制御手段(33)と、
前記給電制御信号(44)を受けて、前記ボタン電話端末(36)に対して通話および制御信号をやりとりし、併せて前記ボタン電話端末(36)の通話動作に必要な電力を給電するための内線回路手段(31)と、
前記セキュリティ動作のオン状態において前記通話の録音再生をするための留守番機能手段(15)とを含んでいる、
ボタン電話の省電力装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2010−206336(P2010−206336A)
【公開日】平成22年9月16日(2010.9.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−47463(P2009−47463)
【出願日】平成21年3月2日(2009.3.2)
【出願人】(000000181)岩崎通信機株式会社 (133)
【Fターム(参考)】