説明

ボンネットのロック機構

【課題】ボンネット側に設けられた金属製の棒状部材と、エンジンルーム側に設けられ且つボンネットの閉作動時に棒状部材の周面側が挿入される凹部を有する金属製の受け部材とを備え、棒状部材を凹部内で保持することによりボンネットを閉状態でロックするものにおいて、エンジン等の振動によって棒状部材と受け部材とが金属同士で一時的な接触を繰返すことによる接触音を低減させたボンネットのロック機構を提供する。
【解決手段】棒状部材19の凹部20からの抜出しを防止することによりボンネットを閉状態でロックするボンネットのロック機構において、凹部20に挿入された棒状部材19が、その周面に当接することにより該棒状部材19と受け部材21との接触を防止する樹脂製の当接部材23を凹部20に沿って受け部材21側に設けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、金属製の棒状部材と受け部材とを備えたボンネットのロック機構に関する。
【背景技術】
【0002】
エンジンルームを開閉するボンネット側に設けられた金属製の棒状部材と、エンジンルーム側に設けられ且つボンネットの閉作動時に棒状部材の周面側が挿入される凹部を有する金属製の受け部材とを備え、棒状部材の凹部からの抜出しを防止することによりボンネットを閉状態でロックする特許文献1に示すボンネットのロック機構が公知になっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平8−60918号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記文献のボンネットのロック機構では、エンジン等の振動によって、棒状部材と受け部材の金属同士が頻繁に一時的な接触を繰返し、接触音が大きくなる場合があるという課題がある。
本発明は上記問題を解決し、ボンネット側に設けられた金属製の棒状部材と、エンジンルーム側に設けられ且つボンネットの閉作動時に棒状部材の周面側が挿入される凹部を有する金属製の受け部材とを備え、棒状部材を凹部内で保持することによりボンネットを閉状態でロックするものにおいて、エンジン等の振動によって棒状部材と受け部材とが金属同士で一時的な接触を繰返すことによる接触音を低減させたボンネットのロック機構を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため本発明のボンネットのロック機構では、第1にエンジンルーム11を開閉するボンネット6側に設けられた金属製の棒状部材19と、エンジンルーム11側に設けられ且つボンネット6の閉作動時に棒状部材19の周面側が挿入される凹部20を有する金属製の受け部材21とを備え、棒状部材19の凹部20からの抜出しを防止することによりボンネット6を閉状態でロックするボンネットのロック機構において、凹部20に挿入された棒状部材19が、その周面に当接することにより該棒状部材19と受け部材21との接触を防止する樹脂製の当接部材23を凹部20に沿って受け部材21側に設けたことを特徴としている。
【0006】
第2に、凹部20の挿入端よりも底側に当接部材23を配置し、凹部20への挿入以前に棒状部材19の当接部材23への接触を防止するガード部46を凹部20の挿入端側から突出形成したことを特徴としている。
【0007】
第3に、凹部20に着脱可能に嵌め込み固定できるように前記当接部材45を凹部20に沿うU字状に形成したことを特徴としている。
【発明の効果】
【0008】
以上のように構成される本発明のボンネットのロック機構によれば、ボンネットの閉作動によって凹部に挿入される金属製の棒状部材が、受け部材に設けた樹脂製の当接部材の周面に当接することによって、棒状部材と受け部材との金属同士による接触が防止されるため、エンジン等の振動による金属同士の接触音を低減できるという効果がある。
【0009】
凹部の挿入端よりも底側に当接部材を配置し、凹部への挿入以前に棒状部材の当接部材への接触を防止するガード部を凹部の挿入端側から突出形成することにより、ボンネットの閉作動時に棒状部材が当接部材の凹部挿入端側に接触することによる当接部材の破損を防止できるという効果がある。
【0010】
凹部に着脱可能に嵌め込み固定できるように前記当接部材を凹部に沿うU字状に形成したことにより、前記当接部材を工具レスで受け部材に組付可能になるため、当接部材の取付作業がより容易になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明のロック機構を適用した農業用の作業車両であるトラクタの斜視図である。
【図2】走行機体前側の要部斜視図である。
【図3】(A)は、ボンネット内の要部斜視図であり、(B)は、ボンネット内の要部正面図である。
【図4】(A)はロック機構の要部正面図であり、(B)はロック機構の背面側斜視図である。
【図5】当接部材の斜視図である。
【図6】(A)は当接部材取付時におけるロック機構の正面図であり、(B)は当接部材取付時におけるロック機構の背面図である。
【図7】当接部材を設ける受け部材の要部背面図である。
【図8】受け部材にラッチと当接部材を取付けた状態の正面図である。
【図9】(A)は別実施例における受け部材の正面図であり、(B),(C)は、別実施例における当接部材の平面図及び正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下図示する例に基づき本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明のロック機構を適用した農業用の作業車両であるトラクタの斜視図である。図示するトラクタでは、前後一対の前輪1及び後輪2によって支持された機体フレーム3上の後半部にオペレータの乗込む操縦部を覆うキャビン4を設け、機体フレーム3上におけるキャビン4前方に固設されたエンジン(図示しない)を開閉自在にボンネット6等によって覆うことにより走行機体7を構成し、該走行機体7の後方に昇降自在にロータリー耕耘機等の作業機(図示しない)を連結している。
【0013】
上記エンジンは、左右の側方が左右一対のサイドカバー8によってそれぞれカバーされる他、正面側がフロントグリル9によって覆われ、上方側がボンネット6によって覆われている。言換えると、左右のサイドカバー8とフロントグリル9とボンネット6とによりエンジンを収容するエンジンルーム11が形成され、このエンジンルーム11の上方側が開閉するようにボンネット6の後端部を支点に上下揺動するように走行機体7側に支持している。
【0014】
図2は、走行機体前側の要部斜視図であり、図3(A)は、ボンネット内の要部斜視図であり、(B)は、ボンネット内の要部正面図である。上述のボンネット6は、上下揺動によって、前方に向かって斜め上方を向きエンジンルーム11上方側を開状態とする開姿勢と、前後水平となってエンジンルーム11を閉状態とする閉姿勢とに切換可能に構成されており、後述のロック機構12によってボンネット6は閉姿勢でロックされる一方で、該ロック機構12によるボンネット6の閉状態のロック解除はロック解除機構によって行われる。
【0015】
前記ロック解除機構は、フロントグリル9の下端側の左右一方側(図示する例では右側)に配置された解除操作具14と、該解除操作具14と上記ロック機構12とを連結するワイヤ等の連係機構16から構成されている。これにより、ボンネット6が閉状態でロックされている場合に、上記解除操作具14による解除操作を行うことによってボンネット6の閉状態のロックが解除される。詳細については後述する。
【0016】
次に、図4により、前記ロック機構について詳述する。
図4(A)はロック機構の要部正面図であり、(B)はロック機構の背面側斜視図である。ロック機構12は、ボンネット6におけるエンジンルーム11側の面である内面を構成する左右内側面の一方側から他方側に架設固定された左右方向に延びる板状の支持部材であるボンネット側支持ブラケット17と、エンジンルーム11においてエンジンの前方側に近接配置されたラジエータやコンデンサ等からなる冷却ユニット15の上端側に固着された左右方向の支持部材であるエンジンルーム側支持ブラケット18と、L字状又はコの字状(図示する例ではコの字状)に屈曲形成された金属製の棒状部材であってボンネット側支持ブラケット17下面の左右方向中央部に両端の内の少なくとも一端側が固着されたストライカ19と、エンジンルーム側支持ブラケット18上面の左右方向中央部に溶着等で固着されて上方側が開放された凹部20を有する金属製板状のキャッチャー等である受け部材21と、該受け部材21に取付支持されたラッチ22と、上記受け部材21に固設されている後述の当接部材23とから構成されている。
【0017】
ボンネット6の閉状態時、ボンネット側支持ブラケット17の下面と、エンジンルーム側支持ブラケット18の上面とが、互いに上下で向い合い、この際にストライカ19の前後方向を向いた箇所(ロック部24)の周面が受け部材21の凹部20に挿入された状態になる。この凹部20に挿入されたストライカ19の凹部20からの抜出しをラッチ22によって防止することにより、ボンネット6が閉状態でロックされる。
【0018】
この前記ラッチ22は、表裏が前後を向いた左右方向に長い板状の受け部材21における凹部20の下方側箇所に形成された取付孔26に挿通されるボルト27によって左右回動自在に、該受け部材21に支持されており、該回動支点側から上方側に突出形成されたフック部28と、側方側に突出形成されたアーム状の規制部29と、下方側に突出形成された連結部31とを有している。
【0019】
フック部28は凹部20内に挿入されたストライカ19のロック部24に引っ掛るように係合して該ストライカ19の上方側への移動を規制可能に構成されている。規制部29の先端側は受け部材21側に屈曲形成される一方で、受け部材21の規制部29突出側には取付孔26を中心とする円弧状の規制孔32が穿設され、該規制孔32には規制部29の先端側が挿入されるため、ラッチ22の左右回動範囲は、規制部29が規制孔32内を円弧状に移動する範囲内に限定される。
【0020】
規制部29が規制孔32の一端側に移動するまで回動されたラッチ22は、フック部28が正面視において凹部20の開放端側を塞ぐとともに凹部20内にストライカ19が挿入されている場合には該ストライカ19と係合してボンネット6を閉状態でロックするロック姿勢に切換えられる一方で、規制部29が規制孔32の他端側に移動するまで回動されたラッチ22は、凹部20の開放端側を解放して凹部20内からのストライカ19の抜出しが自在な状態とすることによりボンネット6の閉状態でのロックを解除するロック解除姿勢に切換えられる。
【0021】
このラッチ22は、弾性部材33によってロック姿勢側に常時付勢されている。この弾性部材33を構成する引張スプリングは、その一端がラッチ22の連結部31に連結され、他端が受け部材21のラッチ22を支持する側の面に溶接等で固着された係止ブラケット36に連結されている。このようにして、弾性部材33によりロック姿勢で保持されるラッチ22は、上述のロック解除機構によってロック解除姿勢に切換えられる他、ボンネット6の閉作動時におけるラッチ22とストライカ19との当接によってもロック解除姿勢に切換えられる。
【0022】
まず、ボンネット6の閉作動時におけるラッチ22のロック姿勢からロック解除姿勢への切換作動について説明すると、ボンネット6を開姿勢から閉姿勢に切換える過程において、ラッチ22がロック姿勢状態である場合、ストライカ19のロック部24は、受け部材21の上縁部から上方側に突出したフック部28の上縁部に接触するが、このフック部28の上縁部は、ロック解除姿勢側に向って上方傾斜したガイド端部37を構成しており、閉作動時にボンネット6の自重によってストライカ19のロック部24がこのガイド端部37を滑り落ちることにより、ラッチ22が弾性部材33の弾性力に抗してロック解除姿勢に切換るように回動される。
【0023】
このボンネット閉作動に伴うラッチ22のロック解除姿勢への切換作動によって、ストライカ19のロック部24が凹部20に挿入されると、ロック部24とガイド端部37との当接が解除され、弾性部材33によって弾性力によってラッチ22が再びロック姿勢に切換えられ、ボンネット6が閉状態でロックされる。すなわち、開姿勢から閉姿勢への切換時、ボンネット6は自動的に閉状態でロックされる。
【0024】
なお、受け部材21の上縁部における凹部を挟んだフック部28とは反対側箇所は、凹部20に向って下方傾斜された案内端部38を構成しており、ラッチ22のロック姿勢時、案内端部38とガイド端部37とによって正面視楔状をなす案内スペースを形成し、この案内スペースによって、下方移動するラッチ22が凹部20にスムーズにガイドされる。
【0025】
続いて、ロック解除機構によるラッチ22のロック解除姿勢への切換について説明すると、連係機構16をなすワイヤーはアウターワイヤー41と該アウターワイヤー41内を軸方向に移動するインナーワイヤー42とによって構成されており、アウターワイヤー41の一端側が受け部材側である上述の係止ブラケット36に係止され且つ他端側がフロントグリル9側に係止されるとともに、インナーワイヤー42の一端側がフック部28の先端部に接続され且つ他端側が引き操作可能な解除操作具に接続されている。
【0026】
解除操作具14の引き操作を行うと、ワイヤー(さらに具体的にはインナーワイヤー42)によって、ロック姿勢のラッチ22が弾性部材33の弾性力に抗してロック解除姿勢側に回動されるように引張られ、ラッチ22がロック解除姿勢に切換えられる。一方、解除操作具14の引き操作を解除すると、ワイヤーの引き作動が解除され、弾性部材33によって、ラッチ22がロック姿勢に切換えられる。
【0027】
次に、図5乃至8に基づいて前記当接部材について詳述する。図5は、当接部材の斜視図であり、図6(A),(B)は、当接部材取付時におけるロック機構の正面図及び背面図であり、図7は、当接部材を設ける受け部材の要部背面図である。
【0028】
該当接部材23は、下部に挿通孔43が穿設された正面視方形状の板状部材であって、合成樹脂により一体的に成形されており、受け部材21のラッチ22とは反対側の面である背面側に取付固定される。この当接部材23の上端側に正面視凹部20に沿って凹状に下方に窪む切欠き状部を切抜き形成し、この上方側を開放された切欠き状部を形成する当接部材23の縁部分を、厚み方向における受け部材21側に一体的に突出させることにより、凹部20に厚み方向から嵌合させることが可能な当接部44を構成している。
【0029】
この当接部材23の当接部44突出側の面を、受け部材21のラッチ22側の面と反対側の面に当接させ、凹部20の周面全体にU字状の当接部44の外周面全体を当接させるようにして当接部44を凹部20に嵌合させることにより、凹部20に沿う当接部44を有する合成樹脂製の当接部材23を受け部材21側に設けるが、この際、当接部材23の挿通孔43が受け部材21の取付孔26と一致する位置に配置されるため、ラッチ22を支持する単一のボルト27及びナット30によって当接部材23を受け部材21に取付固定することが可能になる。
【0030】
上記構成により、凹部20の周面が当接部44によって覆われるため、凹部20に挿入されたストライカ19のロック部24の外周面(周面)が、当接部44の内周面(周面)に当接し、ストライカ19と受け部材21との金属同士の直接の接触が防止される。このため、エンジン等の振動により凹部20に挿入された金属製のストライカ19が振動して接触音が発生した場合でも、該接触音は、金属同士の接触による接触音よりも小さい金属と合成樹脂との接触音であるため、静音性が向上する。
【0031】
また、受け部材21の左右の凹部挿入端の少なくとも一方側(図示する例では両側)に、凹部20の幅を狭める側に突出する突出部46(ガード部)を一体で突設形成し、この突出部46が受け部材21に設けた当接部材23の上端よりも上方側に位置するように、凹部20の挿入端よりも凹部20底側に当接部材23を配置している。これにより、突出部46により狭められた凹部挿入端の幅と、当接部材23の切欠き状部の幅とが略同じとなる。
【0032】
該構成により、ボンネット6を閉じる際、下方に移動するストライカ19が、左右に若干ずれて、凹部20に向けて真っ直ぐ降りてこなかった場合であっても、合成樹脂製の当接部材23が、金属である突起部46によって保護される。すなわち、ボンネット6の閉作動時にストライカ19が当接部材23に勢い良く衝突することによる当接部材23の破損が効率的に防止される。
【0033】
図8は、受け部材にラッチと当接部材を取付けた状態の正面図であるが、ラッチ22と、受け部材21と、当接部材23とは、一本のボルト27とナット30によって一体的に取付けられるため、これらはユニット化されてロックユニット47を構成する。そして、ラッチ22、受け部材21又は当接部材23のいずれかが破損した場合には、該ロックユニット47ごと交換することによって、修理等の手間が簡素化できるという効果がある。
【0034】
次に、図9に基づき、本発明の別実施例について、上述の例と異なる点を説明する。
図9(A)は別実施例における受け部材の正面図であり、(B),(C)は、別実施例における当接部材の平面図及び正面図である。
【0035】
図示する例では、受け部材21の凹部挿入端の左右一方側(図示する例では左側)にのみ、突出部48を設ける他、当接部材45をU字状の当接部のみによって構成する。このU字状の当接部材45は、受け部材21の凹部20よりも若干大きめに形成されており、受け部材21の外周側にその形成方向に沿って嵌合溝49が凹設置されている。凹部20を形成する受け部材21の縁部をこの嵌合溝49を嵌め込むことにより、受け部材21の凹部20に当接部材45が嵌合固定されている。
【0036】
この嵌合固定状態では、上述の突出部48が、凹部20からの当接部材45の抜出しを防止する係止部としても機能している。ちなみに、この際、当接部材45の左右の半部の内、突出部48が形成されていない側の半部は、受け部材21の表裏の一方側(図示する例では前側)半部が切欠かれ、この部分の嵌合溝49の該一方側が開放されているため、当接部材23の受け部材21の凹部20への取付けを、工具を用いること無く、簡易且つ容易に行うことが可能になる。
【0037】
また、この当接部材45には、左右の挿入側端部の少なくとも一方側(図示する例では両端側)を面取りすることにより、該当接部材45の内周面側に向かって下降傾斜されたガイド面51を形成している。このガイド面51は、ボンネット6を閉める際に、ストライカ19を受け部材21の内周側(凹部)へ案内するように機能する。
【符号の説明】
【0038】
6 ボンネット
11 エンジンルーム
12 ロック機構
19 ストライカ(棒状部材)
20 凹部
21 受け部材
23 当接部材
46 ガード部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
エンジンルーム(11)を開閉するボンネット(6)側に設けられた金属製の棒状部材(19)と、エンジンルーム(11)側に設けられ且つボンネット(6)の閉作動時に棒状部材(19)の周面側が挿入される凹部(20)を有する金属製の受け部材(21)とを備え、棒状部材(19)の凹部(20)からの抜出しを防止することによりボンネット(6)を閉状態でロックするボンネットのロック機構において、凹部(20)に挿入された棒状部材(19)が、その周面に当接することにより該棒状部材(19)と受け部材(21)との接触を防止する樹脂製の当接部材(23)を凹部(20)に沿って受け部材(21)側に設けたボンネットのロック機構。
【請求項2】
凹部(20)の挿入端よりも底側に当接部材(23)を配置し、凹部(20)への挿入以前に棒状部材(19)の当接部材(23)への接触を防止するガード部(46)を凹部(20)の挿入端側から突出形成した請求項1のボンネットのロック機構。
【請求項3】
凹部(20)に着脱可能に嵌め込み固定できるように前記当接部材(45)を凹部(20)に沿うU字状に形成した請求項1又は2のボンネットのロック機構。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2011−143810(P2011−143810A)
【公開日】平成23年7月28日(2011.7.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−5810(P2010−5810)
【出願日】平成22年1月14日(2010.1.14)
【出願人】(000001878)三菱農機株式会社 (1,502)
【Fターム(参考)】