説明

ポケットティシュー収納製品

【課題】取り出しやすさに優れるポケットティシュー収納製品を提供する。
【解決手段】
前面11から天面14にかけてポケットティシューを取り出すためのヒンジ蓋3を形成するための蓋形成部と、非使用時に背面と一体的であるとともに底側を折り返し縁として折り返すことにより舌片状となる底上げ用片4と、底面に前記底上げ片4の先端が差し込まれる差し込みスリット5とを有し、前記底上げ片4を折り返して前記差し込みスリット5に差し込んだときに、収納箱1の背面側が底上げされ全体として前側に向かって下り傾斜した状態に保持されるポケットティシュー収納製品。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ポケットティシュー複数個を収納箱に収納したポケットティシュー収納製品に関する。
【背景技術】
【0002】
ティシュペーパーをコンパクトに折り畳んで、複数枚をフィルムにより包装したポケットティシューはよく知られる。このポケットティシューは、複数個をまとめて袋状のフィルムによってパッケージされて商品として市販される。
【0003】
他方、ポケットティシューは、通常、一つか二つ程度の個数を鞄などにいれて持ち歩き、残りを自宅に保管するか、あるいは、フィルムパッケージから数個取り出してすぐ使える状態で鞄に入れ、さらに残りについてはパッケージされたまま鞄にいれて持ち歩くようにして使用される。
このため、従来のフィルムパッケージの製品では、自宅保管しておいてポケットティシューを持ち出すには、フィルム袋からティシュペーパーを取り出す煩雑な操作があり、外出時に瞬時に持ち出し難い。
【0004】
また、フィルムパッケージは、数個取り出し後、くしゃくしゃとして袋の余剰部分ができて見栄えが悪くなるため、保管するにあたっては、引出しの中など部屋の視認できないところにされることが多く、これもまたポケットティシューの持ち出し易さを妨げている。
さらに、数個取り出してすぐ使える状態で鞄に入れ、さらに残りについてはパッケージされたまま鞄にいれて持ち歩くようにして使用される態様では、フィルムパッケージであると持ち運びの際に、鞄の中の他の物に潰されることが多々ある。
【0005】
また、フィルムパッケージ製品は、開封後に開封部を封止し難く、塵やゴミが入りやすい。特に、鞄の中に入れて持ち歩くとフィルム袋から飛び出たりすることがある。
このように従来のフィルムパッケージの製品では、ポケットティシューの使用態様からみて種々の問題点があった。
【0006】
他方、下記特許文献1〜5に示されるようなポケットティシューホルダーも知られるが、これらのホルダーは、別途にポケットティシューとは別に用意しなくてはならないものであり、また、ポケットティシューを所謂カートン箱に入れられたポップアップ式のティシュペーパーと同様に使用するためのものであり、ポケットティシューを保管、瞬時に取り出して持ち出せるものではないし、また複数個を簡易に持ち運べるものでもない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】実用新案登録第3066877号
【特許文献2】特開2001−278367号公報
【特許文献3】特開2006−150024号公報
【特許文献4】特開2005−200095号公報
【特許文献5】特開2000−109147号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
そこで、本発明の主たる課題は、開封後に内部に収納されたポケットティシューを一つ一つをすぐに持ち出しやすい態様となり、しかも複数個を整然と保管できて、室内においても美感を損なわず、さらに、鞄の中にいれて持ち歩いては潰れがたく、しかも、ゴミや塵等が入り難い、ティシュペーパー収納製品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決した本発明及びその作用効果は次記のとおりである。
<請求項1記載の発明>
収納箱内に複数のポケットティシューが前後に重ねられた状態で収納され、
前記収納箱が、前面から天面にかけてポケットティシューを取り出すためのヒンジ蓋を形成するための蓋形成部と、非使用時に背面と一体的であるとともに底側を折り返し縁として折り返すことにより舌片状となる底上げ用片と、底面に前記底上げ片の先端が差し込まれる差し込みスリットとを有し、
前記底上げ片を折り返して前記差し込みスリットに差し込んだときに、収納箱の背面側が底上げされ全体として底面が前側に向かって下り傾斜した状態に保持されることを特徴とするポケットティシュー収納製品。
【0010】
<請求項2記載の発明>
前記底上げ片は、底面側を基端として天面側に向かって突出する凸片であり、非使用時に先端が剥離可能な状態に貼付されて背面と一体とされ、使用時にその貼付部分を剥離するとともに前記基端を縁として折り返すことで片となるように構成されている請求項1記載のポケットティシュー収納製品。
【0011】
<請求項3記載の発明>
前記底上げ片は、背面に形成された底上げ片形成用のミシン目線の裂開によって形成される請求項1記載のポケットティシュー収納製品。
【0012】
<請求項4記載の発明>
前記差し込み用スリットが、前後に間隔を開けて複数形成されている請求項1記載のポケットティシュー収納製品。
【0013】
<請求項5記載の発明>
前記蓋形成部は、天面に形成されたヒンジとなる折り線と、この折り線の両端から前面との稜線に向かって延在する裂開用ミシン目線と、このミシン目線の先端から一体的に延在し前面の天面部分を構成する前面片とで構成されている請求項1〜4の何れか1項に記載のポケットティシュー収納製品。
【0014】
<請求項6記載の発明>
前記収納箱は、底面から天面側に向かって延出し、前記前面片と一部が重なりあって、収納箱の前面の一部を構成する前面下側片と、前記前面片の先端に差し込み凸片部と、前記前面下側片の前記前面片と重なる位置に前記差し込み凸片部が差し込まれる差し込み孔を有する請求項5記載のポケットティシュー収納製品。
【発明の効果】
【0015】
以上の本発明によれば、開封後に内部に収納されたポケットティシューを一つ一つをすぐに持ち出しやすい態様となり、しかも複数個を整然と保管できて、室内においても美感を損なわず、さらに、鞄の中にいれて持ち歩いては潰れがたく、しかも、ゴミや塵等が入り難い、ティシュペーパー収納製品が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明にかかるポケットティシュー収納製品の正面側からの斜視図である。
【図2】本発明にかかるポケットティシュー収納製品の使用状態における正面側からの斜視図である。
【図3】本発明にかかるポケットティシュー収納製品の背面側からの斜視図である。
【図4】本発明にかかるポケットティシュー収納製品の底面図である。
【図5】本発明にかかるポケットティシュー収納製品の使用状態における正面側からの斜視図である。
【図6】本発明にかかるポケットティシュー収納製品の底上げ用片の他の例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
次いで、本発明の実施の形態を図1〜6を参照しながら以下に詳述する。
本発明は、収納箱1の内部にポケットティシューPが収納されたポケットティシュー収納製品X1である。
本形態の製品X1における収納箱1は、製品の外郭をなすものであり、その大きさ、形状、外観、展開形状等は、本発明の構成を妨げない範囲で適宜の構造を採用できる。素材としては、例えば、いわゆるティシュカートンなどに用いられる、坪量350〜450g/m2のコートボール紙、白コートボール紙などが挙げられる。
【0018】
収納箱1の形状例としては、図示のような、前面11、側面12、背面13、天面14、底面15が矩形である直六面体形状が好ましい例として挙げられる。以下、この形態を例に説明する。ただし、収納箱1の形状は、この直六面体形状に限らず、円筒状、多角柱状等であってもよい。もちろん、収納箱1の形状は、単純な立体形状に限らない。
【0019】
本形態の収納箱1の構造は、特に図1に示すように、少なくとも天面14、底面15、背面13、側面12及び、天面14の前側縁から延在する前面片14F、底面15の前側縁から延在する前面下側片15F、側面14の前側縁から延在する側面短片12S,12S、背面13の底側縁から延在する底側片13Sとを有し、前記側面短片12S,12Sを箱内面側に実質的に90°折曲げた後、これに前面下側片15Fを折り重ね、さらにこれに前面片14Fを折り重ねて、接着することで非使用時における前面11を構成する構造となっている。また、前記底側片13Sは背面と重なるようにして前記背面13と一体化されて、非使用時においては実質的に背面13としての面を構成している。
【0020】
前記前面下片15Fと前面片14Fとは前面11の中央部において一部が重なりあっているとともに、側面短片12Sに対して、ホットメルト接着剤等の既知の接着技術により接着されて、収納箱1の前方開放部を封止して前面11を構成している(接着部を符号20とする)。また、特に前面片14Fについては、ホットメルト接着剤による接着力を適宜調整することで、側面端面片12Sより剥離可能となっている。なお、本形態においては、前面片14Fと前面下片15Fとは接着されていないが剥離可能に接着されていてもよい。
【0021】
さらに、本形態の収納箱1は、天面14に、前面11との間の稜線に平行な折り筋14Lを有し、この折り筋14Lの両端からそれぞれ前面11に向かって裂開用のミシン目線14m,14mが直線状に形成されている。そして、このミシン目線14m,14mの先端は、前記前面片14Fの基端に連続している。
【0022】
従って、本形態の収納箱1では、特に図2に示されるように、前記前面片14Fを側面短片12Sより剥離し、前記ミシン目線14m,14mを裂開することで、上記折り筋14Lをヒンジとするヒンジ蓋3が形成されるとともにポケットティシューPの取り出し口2が形成され、これにより収納箱内に納めたポケットティシューPの取り出しが可能となる。
【0023】
なお、折り筋14Lの長さは好適には、図示例のとおり天面14と前面11との間の稜線とほぼ同等か、1〜5mm程度短い程度であるのが望ましい。天面の開口が広くなり、収納されたポケットティシューPが取り出し易くなる。但し、かかる形態に限定はされない。
【0024】
また、本収納箱1においては、前記側面短片12S,12Sは、底面側から天面側に向かって幅狭となるようになっており、形成された取り出し口2の特に前面側が広く開口されるようになっており、ポケットティシューの取り出し性が高められている。
【0025】
他方、本形態の収納箱1においては、好ましく前面片14Fの先端中央部に差し込み凸片部11tが形成されているとともに、前記前面下側片15Fの前記前面片14Fと重なる位置に前記差し込み凸片部11tが差し込まれる差し込み孔11hが形成されている。
【0026】
従って、上述のとおりヒンジ蓋3を形成して製品を開封した後にも、前記差し込み凸片部11tを差し込み孔11hに差し込むことで、開口を封止することができる。これにより、開封後にも収納箱内に塵やゴミの混入が防止される。
【0027】
ここで、本形態の収納製品X1において収納されるポケットティシューPは、平板座布団状をなす一般的形態のものを問題なく用いることができる。折り畳まれた衛生薄葉紙(ティシュペーパー)を複数枚積層し、これをフィルムや紙などのシートによって所謂ピロー包装、ポケットティシュー包装等と呼ばれる既知の包装がされ、その一方平面に開封口形成用のミシン目線を配置したものである(本発明に関して、ポケットティシューの開封用ミシン目線が形成されている面は正面という)。
【0028】
本収納製品X1においては、特にこのポケットティシューPは、図2から理解されるように、正面が収納箱1の前面11に対面するようにして、また、ポケットティシューPの短手縁が内側面に対面するようにして、複数個が積層された状態で収納されている。
【0029】
そして、本収納箱1は、上記ポケットティシューPの大きさに合わせて、大きさ(内部形状が定められている。すなわち、収納箱1の内側面間はポケットティシューの長手方向幅とほぼ同等、収納箱の内部高さはポケットティシューPの短手方向幅とほぼ同等とされ、内部の前後長さは、ポケットティシューの厚さ×収納個数とほぼ同等に構成される。
【0030】
なお、ポケットティシューの具体的な収納個数については特に限定されない。適宜の設計事項である。
【0031】
ここで、本収納製品X1は、上述のポケットティシューPの積層収納態様及びヒンジ蓋3の形状からして、開封後、天面14側にポケットティシューP,P…の積層面が露出し、前面11に最前面に位置するポケットティシューPの正面が露出するため、収納箱1から最前面のポケットティシューPを摘んで容易に一つずつ取り出して持ち出すことができる。
【0032】
他方、本収納製品X1においては、非使用時に背面13と一体的な底上げ用片4を有する。この底上げ用片4は、本形態では、底面15から延在する底側片13Fを背面に向かって折り返し、非使用時には背面にホットメルト接着剤等の既知の接着剤によって接着されて背面と一体化されている(接着部を符号21で示す)。
【0033】
この底上げ用片4は、より具体的には、底面側を基端として天面側の先端に向かって先細形状をなし、さらに先端部41は段差部42を介してより先細となっている。その長さは少なくとも収納箱1の高さの1/2を超える。また、底面側に折り返し用の折り筋43を有するとともに、この折り返し用折り筋43を基縁として、これより先端が剥離可能に接着され、先端側を剥離するとともに、前記折り返し用折り筋43で180度、折り返すと、底上げ用片4は底面側に突出するような態様となる。
【0034】
さらに、本収納製品X1の底上げ用片4においては、底面側の前記折り筋43と先端との間に、好ましく、前記折り筋と平行にさらに折曲げ用折り筋44が形成されている。この折曲げ用折り筋44は、さらに前記折り返し用折り筋43で底上げ用片を180°折り返したときに、収納箱1の底面15と背面13との間の稜線53よりも下方に位置される部位に形成されている。
【0035】
他方、本収納箱1は、底面15に前記底上げ片4の先端が差し込まれる差し込みスリット5,5…が形成されている。このスリット5は、前記底上げ用片4の段差部42より先の先端部41のみが差し込み可能な幅となっており、過度の差し込みがなされない幅とされている。
【0036】
また、スリット5のより具体的な位置は、(折り返し用折り筋43で底上げ用片4を折り返したときに底面15と背面13との間の稜線53より突出する部分の長さから先端部41の長さを差し引いた長さよりも、底面15と背面13との稜線53から短い距離に位置されている。かかる位置にあることによって、底上げ用片4を上述の各折り筋43,44で折り返し、折曲げてその先端部41をスリット5に差し込むと、特に、図5に示されるように、収納箱1の背面側が底上げされる態様となり、収納箱を載置したときに全体として前傾となるようになる。
【0037】
さらに、本収納箱1は、このスリット5が前後に間隔を開けて複数個形成されている。従って、いずれのスリット5に対する差し込みを行なうかにより、異なる底上げ高さを選択できるように構成されている。
【0038】
以上詳述の、底上げ用片4及びヒンジ蓋3、さらにポケットティシューPの収納態様を有する本収納製品X1では、底上げ用片4を機能させると、前述の取り出し口2から内包されるポケットティシューPを取り出して持ち出すにあたって、内包されているポケットティシューPが少なくなった場合にも、ポケットティシューPが背面側へと倒れることなく、常に収納箱前面側へと傾倒して、積層面が取り出し口2の前面近傍に位置するため、ポケットティシューPを摘んで取り出しやすく、極めて持ち出し性に優れる。
【0039】
そして、複数のスリット5の選択により、使用者が内部のポケットティシューPの個数や載置場所等に応じて適宜選択することも可能である。
【0040】
さらに、本収納製品X1は、収納箱1というしっかりとした外郭を有するため、フィルム包装のような開封後にくしゃくしゃになることがなく、いわゆるティシュカートンのように室内に載置したままでも見栄えがよい。これは、収納箱外面に印刷などによって模様を伏せばよりいっそう効果が発揮される。
【0041】
このようなことから、引出しなどにしまうことなく室内、例えば、玄関などに載置して使用しやすく、もって外出時に瞬時に取り出して持ち出しやすいという効果がさらに高められている。
【0042】
そのうえ、収納製品全体を持ち歩く場合においても、底上げ用片4が剥離可能な状態で、背面と一体的であるためこれが邪魔になることはないし、ヒンジ蓋3も開封後に再度封止できるから衛生的でもある。また、しっかりとした収納箱1を有するため鞄のなかで内包されたポケットティシューが潰れることもない。
【0043】
このように、本収納製品X1は、開封後に内部に収納されたポケットティシューPを一つ一つをすぐに持ち出しやすい態様となり、しかも複数個を整然と保管できて、室内においても美感を損なわず、さらに、鞄の中にいれて持ち歩いては潰れがたく、しかも、ゴミや塵等が入り難い、ティシュペーパー収納製品なのである。
【0044】
ここで、本発明における底上げ用片4は、上述の形態に限られるものではない。例えば、図6に示すように背面を二重構造として、ミシン目線で底上げ片が形成されるようにしてもよい。ただし、背面に直接的にアーチ状、凸状のミシン目線を形成して、これを裂開することで収納箱内外に連通する孔が形成されるとともに、底上げ用片が形成される態様は、底上げ用片を機能させたときに、ゴミや塵が収納箱内に入りやすくなるので望ましくない。
【符号の説明】
【0045】
X1…ポケットティシュー収納製品、1…収納箱、2…取り出し口、3…ヒンジ蓋、4…底上げ用片、5…差し込み用スリット、11…前面、12…側面、12S…側面短片、13…背面、13S…底側片、14…天面、14L…折り筋、14m…裂開用ミシン目線、14F…前面片、11t…差し込み凸部、11h…差し込み孔、15…底面、15F…前面下片、20,21…接着部、41…底上げ用片の先端部、42…段差部、43…折り返し用折り筋、44…折曲げ用折り筋、53…底面と背面との間の稜線。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
収納箱内に複数のポケットティシューが前後に重ねられた状態で収納され、
前記収納箱が、前面から天面にかけてポケットティシューを取り出すためのヒンジ蓋を形成するための蓋形成部と、非使用時に背面と一体的であるとともに底側を折り返し縁として折り返すことにより舌片状となる底上げ用片と、底面に前記底上げ片の先端が差し込まれる差し込みスリットとを有し、
前記底上げ片を折り返して前記差し込みスリットに差し込んだときに、収納箱の背面側が底上げされ全体として底面が前側に向かって下り傾斜した状態に保持されることを特徴とするポケットティシュー収納製品。
【請求項2】
前記底上げ片は、底面側を基端として天面側に向かって突出する凸片であり、非使用時に先端が剥離可能な状態に貼付されて背面と一体とされ、使用時にその貼付部分を剥離するとともに前記基端を縁として折り返すことで片となるように構成されている請求項1記載のポケットティシュー収納製品。
【請求項3】
前記底上げ片は、背面に形成された底上げ片形成用のミシン目線の裂開によって形成される請求項1記載のポケットティシュー収納製品。
【請求項4】
前記差し込み用スリットが、前後に間隔を開けて複数形成されている請求項1記載のポケットティシュー収納製品。
【請求項5】
前記蓋形成部は、天面に形成されたヒンジとなる折り線と、この折り線の両端から前面との稜線に向かって延在する裂開用ミシン目線と、このミシン目線の先端から一体的に延在し前面の天面部分を構成する前面片とで構成されている請求項1〜4の何れか1項に記載のポケットティシュー収納製品。
【請求項6】
前記収納箱は、底面から天面側に向かって延出し、前記前面片と一部が重なりあって、収納箱の前面の一部を構成する前面下側片と、前記前面片の先端に差し込み凸片部と、前記前面下側片の前記前面片と重なる位置に前記差し込み凸片部が差し込まれる差し込み孔を有する請求項5に記載のポケットティシュー収納製品。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−280424(P2010−280424A)
【公開日】平成22年12月16日(2010.12.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−136615(P2009−136615)
【出願日】平成21年6月5日(2009.6.5)
【出願人】(390029148)大王製紙株式会社 (2,041)
【Fターム(参考)】