説明

ポリエステル接合型複合フィラメント及びそれを用いた混繊糸

【課題】織物に軽量で優れた風合いとドレープ性、更にストレッチ性とを同時に発現するポリエステル複合フィラメント糸を提供する。
【解決手段】熱収縮性の異なる2種のポリエステルからなる接合型複合フィラメントで構成される糸条であって、該糸条を構成するフィラメントのうち少なくとも1本が中空構造を有する接合型複合フィラメントである接合型ポリエステル複合フィラメント糸。該接合型複合糸を構成するポリマーの内熱収縮率の大きいポリマー(I)と熱収縮率の小さいポリマー(II)の体積比の割合が以下の式を満足することが好ましい。 0.3 ≦ {(I)}/{(I)+(II)} ≦ 0.7

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、織物にしたときに、紡績糸がもたらすようなナチュラルな風合いと、ストレッチ性とを同時に発現する接合型ポリエステル複合フィラメント糸及びそれを用いた混繊糸に関する。
【背景技術】
【0002】
スポーツ用途をはじめとする衣料用繊維における布帛機能は、一般ファッション衣料のカジュアル化に伴い機能性需要が高まり、特に織編物へのスレッチバック性の付与が強く要求されている。かかる要求に応えるストレッチバック性を有する織編物を得るために、極限粘度の異なる2種類のポリエステルをサイド・バイ・サイド型に接合した潜在捲縮性の複合繊維を使用することは既に知られている。この潜在捲縮性複合繊維に糸や織編物の状態で捲縮発現処理を施して捲縮を発現させ、ハリ・コシ感とストレッチバック性を具備する織編物として利用する際には、糸条の単糸繊度や捲縮性能が布帛にしたときに大きく影響する。
【0003】
例えば、特開平6−316829号公報(特許文献1)にはポリエチレンテレフタレート(以下PETと略す)とポリブチレンテレフタレート(以下PBTと略す)とをサイド・バイ・サイド型に接合したポリエステル系複合繊維が提案されている。これはPBTを高粘度成分に使用し、高捲縮性・高弾性、弾性回復性を目的としたものである。しかしながら、高粘度成分にPBTを使用した原糸は、ポリマー特性上、低ヤング率であり、該糸条によって得られる布帛の曲げ剛性が過小であるため、充分なハリ・コシ感が得られなかった。
【0004】
また、従来、高伸縮性、ハリ・コシ感を付与する方法としてポリウレタン系糸条を用いる方法が提案されている。しかしながら、ポリウレタン固有の性質として風合いが硬く、ドレープ性が低下し、織物の風合いが低下する欠点があった。この欠点を回避するためにポリエステル系糸条と併用して織物を製織することも行われている。しかるに、ポリウレタン系糸条とポリエステル系糸条とでは染色性に差があり、織物を染色する際に染色加工が複雑になり、所望の色彩に染色することが困難になるという問題があった。
【0005】
また、特開2006−144166号公報(特許文献2)には、ポリエチレンテレフタレート繊維と混繊、染色しても繊維間の濃淡差が少なく見栄えが良く、極めて高いストレッチ性を織編物に付与するポリエステル系複合繊維として、ポリテトラメチレンテレフタレート成分とポリオキシテトラメチレングリコール成分からなる高固有粘度のブロック共重合ポリマー(A)と粘度差で0.5以上の低固有粘度のポリエチレンテレフタレート(B)とをサイド・バイ・サイドに複合した複合繊維であって、ヤング率が20〜60cN/dtex、織編物としたときに布帛収縮率で40%以上となる捲縮を有する複合繊維が示されている。しかしながら、この複合繊維も上述の問題点は解決されていない。
【0006】
【特許文献1】特開平6−316829号公報
【特許文献2】特開2006−144166号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、上記従来技術を背景になされたもので、その目的は、織物にしたときに、軽量で優れた風合いとドレープ性、ストレッチ性とを同時に発現する新規なポリエステル混繊糸、ならびに、その素材となる新規な接合型複合フィラメント糸を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者は、上記課題を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、上記課題は、特定の接合型ポリエステル複合フィラメント糸及びそれを用いたポリエステル混繊糸、特に、トリメチレンテレフタレートとポリエチレンテレフタレートを用いてなり中空構造を有する接合型複合フィラメントを含んでなるポリエステル混繊糸によって達成されることを見出し、本発明を完成した。
【0009】
すなわち、本発明は、以下の接合型ポリエステル複合フィラメント糸及びポリエステル混繊糸に係るものである。
(1) 熱収縮性の異なる2種のポリエステルからなる接合型複合フィラメントで構成される糸条であって、該糸条を構成するフィラメントのうち少なくとも1本が中空構造を有する接合型複合フィラメントであることを特徴とする接合型ポリエステル複合フィラメント糸。
(2)中空構造を有する接合型複合フィラメントが、該接合型複合フィラメントを構成するポリマーのうち熱収縮率の大きいポリマー(I)と熱収縮率の小さいポリマー(II)の体積比の割合が以下の数式を満足することを特徴とする請求項1記載の接合型ポリエステル複合フィラメント糸。
【数1】

(3)中空構造を有する接合型複合フィラメントを構成するポリマーのうち少なくとも1方がトリメチレンテレフタレートであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の接合型ポリエステル複合フィラメント糸。
(4)中空構造を有する接合型複合フィラメントを構成するポリマーのうち一方がトリメチレンテレフタレートであり、他方がポリエチレンテレフタレートであることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の接合型ポリエステル複合フィラメント糸。
(5)請求項1〜請求項4のいずれかに記載の中空構造を有する接合型複合ポリエステルフィラメント糸と非複合ポリエステルフィラメント糸とが互いに混じり合い交絡していることを特徴とするポリエステル混繊糸。
(6)ポリエステル混繊糸を構成する接合型複合フィラメントが、中空構造を有し、かつ該複合フィラメントを構成するポリマーのうち少なくとも一方がトリメチレンテレフタレートであることを特徴とする請求項5記載のポリエステル混繊糸。
【発明の効果】
【0010】
上述したように、本発明によれば、接合型(サイド・バイ・サイド型)複合フィラメントを中空構造となし、特に、該複合フィラメントを構成する高粘度成分としてポリトリメチレンテレフタレート(PTT)を用る、ことにより、軽量で風合い、ドレープ性、ストレッチ性などに優れたポリエステル系複合フィラメントとなる。
【0011】
また、この接合型複合フィラメントと通常のポリエステルフィラメントとを混繊することによって、軽量で、風合い、ドレープ性、ストレッチ性などに優れているという利点を有する混繊糸となる。そして、このポリエステル混繊糸は、織編物としたとき、十分な曲げ剛性を有し、ハリ・コシ感に加えて、上品な品位と高いストレッチバック性、反発感を有する高級梳毛調織編物とすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
<複合フィラメントについて>
本発明の複合フィラメントは、熱収縮性の異なる2種のポリエステルがサイド・バイ・サイド型に接合しており、かつ繊維のほぼ中心部に繊維軸方向に伸びた中空部を有する中空構造を有する繊維である。中空部は複合フィラメント断面のほぼ中心で両ポリマー成分の接合面付近に存在する。本発明の複合フィラメントでは、中空構造とすることによって軽量かつ風合いが良好という格別の効果を奏する。
【0013】
かかる中空複合フィラメントは、例えば、円弧状のスリットを複数個組み合わせて中空繊維を形成し得るようにした紡糸孔を有する紡糸口金を用いて溶融紡糸し、必要に応じてこれを延伸・熱セットすることにより製造される。
【0014】
該複合フィラメントにおける中空率は、5〜50%、特に10〜35%、が好ましい。ここで中空率とは、繊維横断面における中空部の断面積の繊維総断面積(中空部を含む)に対する比率を言い、通常は10回測定の平均値で表わされる。
【0015】
該複合フィラメントを構成するポリエステルは、該接合型複合フィラメントを構成するポリマーのうち熱収縮率の大きいポリマー(I)と熱収縮率の小さいポリマー(II)の体積比の割合が以下の式を満足することが好ましい。
【0016】
【数2】

ポリマー比率がこの範囲外であると、ストレット性が不良となり、かつ、得られた混繊糸を用いた織編物のふくらみが不足するので、好ましくない。
【0017】
かかる接合型複合繊維を構成するポリエステルの特に好適な組み合わせとしては、高収縮側ポリマー(I)がポリテトラメチレンテレフタレート(PTT)であり、低収縮側ポリマー(II)がポリエチレンテレフタレート(PET)である組み合わせが挙げられる。
【0018】
これらのポリマー(I)(II)の一方又は両方に、例えば、着色剤、安定剤のような添加剤を含んでいてもよく、また染色性を改善するため、例えばスルホイソフタル酸のような染色性改善のための成分を共重合されていてもよい。
【0019】
本発明の複合フィラメントを各ポリマーから繊維化する際の方法としては、特に制限されず、従来から知られているサイド・バイ・サイド方式の複合紡糸方法のなかから、中空部を有する複合繊維を製造できる方法を適宜選べばよい。一般に、紡糸直接延伸を採用し、紡糸と延伸とを一挙に実施するのが効率的である。
【0020】
この複合フィラメントの断面形状や繊度は用途に応じて選定されるが、後述する混繊糸用原糸としては全繊度30〜150dtex、構成フィラメント数10〜50本のものが好ましい。
【0021】
<混繊糸について>
本発明の混繊糸は、上記の接合型複合フィラメント糸と通常のポリエステル繊維、例えばポリエチレンテレフタレートフィラメント糸と空気交絡ノズルにて混繊したものである。
【0022】
例えば、上記の接合型複合フィラメントを糸条(A)とし、これと組み合わせるポリエステルフィラメントを糸条(B)とすると、混繊比は各糸条の総繊度比にして(B)/(A)=1.0〜2.0の範囲が好ましい。
【0023】
本発明の混繊糸の製造法は特に限定されないが、例えば図1のような装置で製造することができる。すなわち、図1において、本発明の中空構造を有する接合型ポリエステル複合フィラメントA(例えばPTT/PET中空複合フィラメント糸)と通常のポリエステルマルチフィラメント糸B(例えば非複合PET糸)が、原糸供給ローラー1から予熱ローラー2を経て供給され、圧縮空気交絡装置(インターレスノズル)3で繊維間交絡を付与された後、引き取りローラー4で引き取られ、セットヒーター5により熱セットされた後、製品のポリエステル混繊糸6として巻き取られる。この際、原糸供給ローラーと引き取りローラーの周速比を調整して、若干の弛緩を与えるのが好ましい。
【0024】
得られたポリエステル混繊糸を製織する方法や、製織組織については特に制限はないが、中空構造を有する接合型複合フィラメントの利点であるストレッチ性と混繊されたポリエステル糸による外観の特徴や、混繊によるふくらみと風合いを生かせる製織方法、組織を選ぶことが好ましい。
【0025】
中空構造を有する接合型複合繊維を含んでなるポリエステル混繊糸の利点を効果的に発現するためには、該糸を布帛とした後、常法に従いボイルオフ、プレセット、染色、ファイナルセットを行うのがよい。
【実施例】
【0026】
以下、実施例及び比較例により、本発明を具体的に説明する。但し、本発明はこれらによって限定されるものではない。なお、本発明における各測定値は以下の方法によって求められる値である。
【0027】
(1)固有粘度
オルソクロロフェノール(以下OCPと略す)10ml中に試料ポリマーを0.8g溶かし、25℃にてオストワルド粘度計を用いて相対粘度ηrを次式により算出した値(IV)である。
【0028】
【数3】

【0029】
(2)沸水収縮率(BWS)
1dtex当たり110mgの荷重をかけたサンプルの原長(L0)を測定し、次いで無荷重での沸騰水中に15分間浸漬処理する。沸騰水に浸漬処理後、再度サンプルに1dtex当たり110mgの荷重をかけ処理後の長さ(L2)を測定し、下記数式により沸水収縮率を求める。
【0030】
【数4】

【0031】
(3)ストレッチ性評価
糸を用いて作製した幅50cm×長さ80cmの布帛のストレッチバック性について、熟練者5名による官能評価を行い、3段階判定法(優、良、不可)で評価した。
【0032】
(4)ふくらみの評価
糸を用いて作製した幅50cm×長さ80cmの布帛のふくらみ感について、熟練者5名による官能評価を行い、3段階判定法(優、良、不可)で評価した。
【0033】
(5)均染性の評価
幅1m×長さ50mの布帛を用いて、10人の評価者による官能評価を行った。検反機上で、布帛表面にイラツキが無く染めによる筋が無いと判断した人数で評価を行い、その該人数が8人以上を○、6〜7人を△、5人以下を×として、○を合格基準とした。
【0034】
[実施例1]
複合紡糸装置を用いて、固有粘度1.47の繰り返し単位が80モル%以上のトリメチレンテレフタレート(PTT)と固有粘度0.51のポリエチレンテレフタレート(PET)を各々溶融し、複数のスリットを組合わせた貼り合わせ型の紡糸口金から、糸横断面のPTTとPETの容積比が2:3となるように吐出比を調整して、270℃の紡糸温度で紡出した。次いで、紡出糸条を空気流で冷却固化させた後、0.7重量%の油剤を付与し、一旦巻き取ることなく、予熱温度65℃、延伸倍率3.2倍で延伸し、120℃の熱セットを施してポリマー比率が0.4の50デシテックス/15フィラメントの中空複合フィラメント糸を得た。得られた糸の伸縮伸長率は35%、伸縮弾性率は92%、捲縮伸び率10%であった。
【0035】
この糸条(A)に表1に示すポリエチレンテレフタレートフィラメント糸(B)を図1の装置により混繊して、表1に示す繊度比のポリエステル混繊糸を得た。
この糸に1000回/mの撚りを施したものを経糸と緯糸に用い、生機密度54本×57本/inの平織物を得て、100℃×15分沸水処理を施した。得られた織物は本発明の目的とする優れたストレッチバック性と嵩高感及びハリ・コシ、反発感を有し、また、布帛表面品位もシボ・シワ、イラツキ感がなく、非常に優れた風合いとストレッチ性、品位を有したものとなった。また、紡糸操業性も24錘で72時間の紡糸を行った時の糸切れ回数が0で、良好であった。結果をまとめて表1に示す。
【0036】
[実施例2]
実施例2ではポリマー比率が0.6となるように、両方のポリマーの吐出量を変更し、実施例1と同様の方法で複合紡糸した。実施例2の紡糸操業性も実施例1と同様に良好であった。得られた糸の伸縮伸長率は44%、伸縮弾性率は95%、捲縮伸び率15%であり、これを用いた織物は本発明の目的とする優れたストレッチバック性と嵩高感及びハリ・コシ、反発感を有し、また布帛表面品位もシボ・シワ、イラツキ感がなく、優れた風合いと品位を有したものとなった。
【0037】
[比較例1]
単糸繊維中のポリマー比率が0.2となるように紡糸時のポリマー吐出量及び紡糸口金の吐出孔形状(スリット幅、スリット長)を変更して、実施例1と同様の方法で複合紡糸した。得られた糸の伸縮伸長率は15%、伸縮弾性率は77%、捲縮伸び率31%であり、これを用いた織物においては、表面品位を良好であり、ふくらみがあり均染性に優れるものの、ハリ・コシ感、反発感などとストレッチ性が不足しており、目的とする製品とは言えないものとなった。
【0038】
[比較例2]
単糸繊維中のポリマー比率が0.2となるように紡糸時のポリマー吐出量及び紡糸口金の吐出孔形状(スリット幅、スリット長)を変更して、実施例1と同様の方法で複合紡糸した。得られた糸の伸縮伸長率は11%、伸縮弾性率は62%、捲縮伸び率は10%であり、これを用いた織物は、表面品位を良好であり、均染性に優れるものの、ふくらみとハリ・コシ感、反発感などとストレッチ性が不足しており、目的とする製品とは言えないものとなった。
【0039】
[比較例3]
単糸繊維中のポリマー比率が0.6となるように紡糸時のポリマー吐出量及び紡糸口金の吐出孔形状(スリット幅、スリット長)を変更して、実施例1と同様の方法で複合紡糸した。得られた糸の伸縮伸長率は36%、伸縮弾性率は95%、捲縮伸び率12%であった。これを用いた織物は、ふくらみとハリ・コシ感、反発感などとストレッチ性は優れていたが、表面品位が悪く均染性が劣り、表面のイラツキ感が強く目的とする製品とは言えないものとなった。
【0040】
【表1】

【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本願実施例の杢調混繊糸の製造方法に関する説明図である。
【符号の説明】
【0042】
1:原糸供給ローラー
2:予熱ローラー
3:圧縮空気交絡装置
4:引き取りローラー
5:セットヒーター
6:製品の混繊糸
A:複合フィラメント糸
B:通常の非複合ポリエステルフィラメント糸

【特許請求の範囲】
【請求項1】
熱収縮性の異なる2種のポリエステルからなる接合型複合フィラメントで構成される糸条であって、該糸条を構成するフィラメントのうち少なくとも1本が中空構造を有する接合型複合フィラメントであることを特徴とする接合型ポリエステル複合フィラメント糸。
【請求項2】
中空構造を有する接合型複合フィラメントが、該接合型複合フィラメントを構成するポリマーのうち熱収縮率の大きいポリマー(I)と熱収縮率の小さいポリマー(II)の体積比の割合が以下の数式を満足することを特徴とする請求項1記載の接合型ポリエステル複合フィラメント糸。
【数1】

【請求項3】
中空構造を有する接合型複合フィラメントを構成するポリマーのうち少なくとも1方がトリメチレンテレフタレートであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の接合型ポリエステル複合フィラメント糸。
【請求項4】
中空構造を有する接合型複合フィラメントを構成するポリマーのうち一方がトリメチレンテレフタレートであり、他方がポリエチレンテレフタレートであることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の接合型ポリエステル複合フィラメント糸。
【請求項5】
請求項1〜請求項4のいずれかに記載の中空構造を有する接合型複合ポリエステルフィラメント糸と非複合ポリエステルフィラメント糸とが互いに混じり合い交絡していることを特徴とするポリエステル混繊糸。
【請求項6】
ポリエステル混繊糸を構成する接合型複合フィラメントが、中空構造を有し、かつ該複合フィラメントを構成するポリマーのうち少なくとも一方がトリメチレンテレフタレートであることを特徴とする請求項5記載のポリエステル混繊糸。

【図1】
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【公開番号】特開2008−115497(P2008−115497A)
【公開日】平成20年5月22日(2008.5.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−300117(P2006−300117)
【出願日】平成18年11月6日(2006.11.6)
【出願人】(302011711)帝人ファイバー株式会社 (1,101)
【Fターム(参考)】