説明

ポリエステル繊維及びその製造方法

【課題】 簡易な製造工程により、スライバー加工を容易に行うことができるポリエステル繊維及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】スライバー加工前に所定時間に亘り加熱処理されることにより捲縮が形成されることを特徴とするポリエステル繊維。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はポリエステル繊維及びその製造方法に係り、特に、繊維に捲縮を形成することにより、その後のスライバー加工を容易にしうるポリエステル繊維及びその製造方法に関する。
【0002】
従来、ポリエステル繊維のスライバー加工を行う工程において、ポリエステル繊維の表面が平滑であることから繊維同士が絡まりにくく、そのままの状態では、繊維をロープ状に束ねるスライバー加工を行うことが難しく、ポリエステル繊維を使用した製品の製品化が困難であった。
このため、ポリエステル繊維を相互に絡み易くしてスライバー加工を容易にするためには、スライバー加工前のポリエステル繊維に捲縮を形成することが必要となる。
【0003】
このような観点から、従来より、ポリエステル繊維に捲縮を形成する様々な技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、押込み式クリンパー装置にて機械捲縮加工を行い、その後、熱風式乾燥機にて5分間で170℃に昇温して170℃にて熱硬化処理を10分間行うポリエステル繊維に関する技術が開示されている。
また、特許文献2には、加熱処理の前に断面方向に非対称に冷却する異方冷却を施し、その後、135℃の弛緩熱処理を施すことにより繊維に捲縮を形成するポリエステル繊維に関する技術が開示されている。
しかしながら、このような機械捲縮加工や、加熱処理の前に何らかの冷却等の処理を施す場合には、機械捲縮や冷却等のための所定規模の設備が必要となると共に費用が嵩むことになる。
従って、ポリエステル繊維に捲縮を形成する工程を簡略化することが要望されている。
なお、冷却処理等の事前の処理を行わず、加熱処理を所定時間施すことにより、捲縮を形成させるポリエステル繊維に関する文献は発見されなかった。
【0004】
【特許文献1】特許3095161号
【特許文献2】特許3806320号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで本発明の課題は、簡易な製造工程により、スライバー加工を容易に行うことができるポリエステル繊維及びその製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
このような課題を解決するために、請求項1記載の発明に係るポリエステル繊維は、スライバー加工前に所定時間に亘り加熱処理されることにより捲縮が形成されることを特徴とする。
従って、請求項1記載の発明に係るポリエステル繊維にあっては、ポリエステル繊維がスライバー加工前に所定時間に亘り加熱処理されるので、繊維が熱変形して捲縮が形成され、繊維同士が絡まり易い。
また、機械捲縮加工や冷却のための設備を必要とせず、複数の処理工程を必要としない。
【0007】
請求項2記載の発明に係るポリエステル繊維は、加熱処理の前に、所定の長さ寸法に切断されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明に係るポリエステル繊維は、50mm以下の長さ寸法に切断されていることを特徴とする。
従って、請求項2及び3記載の発明に係るポリエステル繊維にあっては、加熱処理の前に所定の長さ寸法に切断されているので、繊維の加工等の取り扱いが容易である。
【0008】
請求項4記載の発明に係るポリエステル繊維は、ポリエステルの溶融温度近傍の非溶融温度により、温度条件を変えることなく、所定時間に亘り加熱処理されることを特徴とする。
請求項5記載の発明に係るポリエステル繊維は、第一の温度条件により所定時間に亘り加熱処理された後に、第一の温度条件より高い第二の温度条件により所定時間に亘り加熱処理されることを特徴とする。
請求項6記載の発明に係るポリエステル繊維は、120〜160℃の熱風による15分〜60分間の加熱処理が施された後に、170〜200℃の熱風による30分〜120分間の加熱処理が施されることを特徴とする。
請求項7記載の発明に係るポリエステル繊維は、160℃の熱風による60分間の加熱処理が施された後に、180℃の熱風による120分間の加熱処理が施されることを特徴とする。
【0009】
請求項8記載の発明に係るポリエステル繊維の製造方法にあっては、スライバー加工前に所定時間に亘り加熱処理することにより捲縮を形成することを特徴とするポリエステル繊維の製造方法である。
従って、請求項8記載の発明に係るポリエステル繊維の製造方法にあっては、ポリエステル繊維がスライバー加工前に所定時間に亘り加熱処理されるので、繊維が熱変形して捲縮が形成され、繊維同士が絡まり易い。
また、機械捲縮加工や冷却のための設備を必要とせず、複数の処理工程を必要としない。
【0010】
請求項9記載の発明に係るポリエステル繊維の製造方法は、加熱処理の前に、長尺の繊維を所定の長さ寸法に切断する切断工程を有することを特徴とするポリエステル繊維の製造方法である。
請求項10記載の発明に係るポリエステル繊維の製造方法は、50mmの長さ寸法に切断することを特徴とするポリエステル繊維の製造方法である。
従って、請求項9及び10記載の発明に係るポリエステル繊維の製造方法にあっては、加熱処理の前に所定の長さ寸法に切断する切断工程を有するので、繊維の加工等の取り扱いが容易である。
【0011】
請求項11記載の発明に係るポリエステル繊維の製造方法は、ポリエステルの溶融温度近傍の非溶融温度により、温度条件を変えることなく、所定時間に亘り加熱処理することを特徴とするポリエステル繊維の製造方法である。
請求項12記載の発明に係るポリエステル繊維の製造方法は、第一の温度条件により所定時間に亘り加熱処理した後に、第一の温度条件より高い第二の温度条件により所定時間に亘り加熱処理することを特徴とするポリエステル繊維の製造方法である。
請求項13記載の発明に係るポリエステル繊維の製造方法は、120〜160℃の熱風による15分〜60分間の加熱処理を施した後に、170〜200℃の熱風による30分〜120分間の加熱処理を施すことを特徴とする。
請求項14記載の発明に係るポリエステル繊維の製造方法は、160℃の熱風による60分間の加熱処理を施した後に、180℃の熱風による120分間の加熱処理を施すことを特徴とするポリエステル繊維の製造方法である。
【発明の効果】
【0012】
請求項1記載の発明に係るポリエステル繊維にあっては、ポリエステル繊維がスライバー加工前に所定時間に亘り加熱処理されるので、繊維が熱変形して捲縮が形成され、繊維同士が絡まり易くなり、スライバー加工を容易に行うことができるポリエステル繊維を提供することができる。
また、機械捲縮加工や冷却等のための設備を必要としないので、設備に要するコストを低減することができる。
また、従来のように複数の処理工程を必要としないので、簡易な製造工程により、スライバー加工を容易に行うことができるポリエステル繊維を提供することができる。
【0013】
請求項2及び3記載の発明に係るポリエステル繊維にあっては、加熱処理の前に所定の長さ寸法に切断されているので、繊維の加工等の取り扱いが容易であり、スライバー加工を容易に行うことができるポリエステル繊維を提供することができる。
【0014】
請求項4記載の発明に係るポリエステル繊維は、ポリエステルの溶融温度近傍の非溶融温度により、温度条件を変えることなく、所定時間に亘り加熱処理されるので、繊維がより熱変形して捲縮が形成され、繊維同士が絡まり易くなり、スライバー加工をより容易に行うことができるポリエステル繊維を提供することができる。
【0015】
請求項5〜7記載の発明に係るポリエステル繊維は、第一の温度条件により所定時間に亘り加熱処理された後に、第一の温度条件より高い第二の温度条件により所定時間に亘り加熱処理されることを特徴とするので、繊維がより熱変形して捲縮が形成され、繊維同士が絡まり易くなり、スライバー加工をより容易に行うことができるポリエステル繊維を提供することができる。
特に、請求項7記載の発明に係るポリエステル繊維は、160℃の熱風による60分間の加熱処理が施された後に、180℃の熱風による120分間の加熱処理が施されるので、繊維がより熱変形して捲縮が形成され、繊維同士が絡まり易くなり、スライバー加工をより容易に行うことができるポリエステル繊維を提供することができる。
【0016】
請求項8記載の発明に係るポリエステル繊維の製造方法にあっては、ポリエステル繊維がスライバー加工前に所定時間に亘り加熱処理されるので、繊維が熱変形して捲縮が形成され、繊維同士が絡まり易くなり、繊維が熱変形して捲縮が形成され、繊維同士が絡まり易くなり、スライバー加工を容易に行うことができるポリエステル繊維の製造方法を提供することができる。
また、機械捲縮加工や冷却等のための設備を必要としないので、設備に要するコストを低減することができる。
また、従来のように複数の処理工程を必要としないので、簡易な製造工程により、スライバー加工を容易に行うことができるポリエステル繊維の製造方法を提供することができる。
【0017】
請求項9及び10記載の発明に係るポリエステル繊維の製造方法にあっては、加熱処理の前に所定の長さ寸法に切断する切断工程を有するので、繊維の加工等の取り扱いが容易であり、スライバー加工を容易に行うことができるポリエステル繊維の製造方法を提供することができる。
【0018】
請求項11記載の発明に係るポリエステル繊維の製造方法にあっては、ポリエステルの溶融温度近傍の非溶融温度により、温度条件を変えることなく、所定時間に亘り加熱処理することを特徴とするので、繊維がより熱変形して捲縮が形成され、繊維同士が絡まり易くなり、スライバー加工をより容易に行うことができるポリエステル繊維の製造方法を提供することができる。
【0019】
請求項12〜14記載の発明に係るポリエステル繊維の製造方法にあっては、第一の温度条件により所定時間に亘り加熱処理した後に、第一の温度条件より高い第二の温度条件により所定時間に亘り加熱処理するので、繊維がより熱変形して捲縮が形成され、繊維同士が絡まり易くなり、スライバー加工をより容易に行うことができるポリエステル繊維の製造方法を提供することができる。
特に、請求項14記載の発明に係るポリエステル繊維の製造方法にあっては、160℃の熱風による60分間の加熱処理を施した後に、180℃の熱風による120分間の加熱処理を施すので、繊維がより熱変形して捲縮が形成され、繊維同士が絡まり易くなり、スライバー加工をより容易に行うことができるポリエステル繊維の製造方法を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
本発明に係るポリエステル繊維は、スライバー加工前に所定時間に亘り加熱処理されることにより捲縮が形成されている。
また、加熱処理の前に、所定の長さ寸法に切断されている。
また、本発明の実施の形態においては、上記所定の長さ寸法は、50mm以下の長さ寸法に切断されている。
また、本発明の実施の形態においては、ポリエステルの溶融温度近傍の非溶融温度により、温度条件を変えることなく、所定時間に亘り加熱処理されている。
また、本発明の他の実施の形態においては、第一の温度条件により所定時間に亘り加熱処理された後に、第一の温度条件より高い第二の温度条件により所定時間に亘り加熱処理されている。
また、本発明の他の実施の形態においては、120〜160℃の熱風による15分〜60分間の加熱処理が施された後に、170〜200℃の熱風による30分〜120分間の加熱処理が施されている。
また、本発明の他の実施の形態においては、160℃の熱風による60分間の加熱処理が施された後に、180℃の熱風による120分間の加熱処理が施されている。
【0021】
また、本発明に係るポリエステル繊維の製造方法は、スライバー加工前に所定時間に亘り加熱処理することにより捲縮を形成する。
また、加熱処理の前に、長尺の繊維を所定の長さ寸法に切断する切断工程を有している。
また、本発明の実施の形態においては、上記所定の長さ寸法は、50mm以下の長さ寸法に切断する。
また、本発明の実施の形態においては、ポリエステルの溶融温度近傍の非溶融温度により、温度条件を変えることなく、所定時間に亘り加熱処理する。
また、本発明の他の実施の形態においては、第一の温度条件により所定時間に亘り加熱処理した後に、第一の温度条件より高い第二の温度条件により所定時間に亘り加熱処理する。
また、本発明の他の実施の形態においては、120〜160℃の熱風による15分〜60分間の加熱処理を施した後に、170〜200℃の熱風による30分〜120分間の加熱処理を施す。
また、本発明の他の実施の形態においては、160℃の熱風による60分間の加熱処理を施した後に、180℃の熱風による120分間の加熱処理を施す。
【実施例】
【0022】
以下に、本発明に係るポリエステル繊維の実施例について、詳細を説明する。
本発明に係るポリエステル繊維は、加熱処理の前に38mmの長さ寸法に切断されている。
また、スライバー加工前に、160℃の熱風による60分間の加熱処理が施された後に、180℃の熱風による120分間の加熱処理が施されることにより捲縮が形成されている。
【0023】
以下に、本発明に係るポリエステル繊維の製造方法の実施例について、詳細を説明する。
本発明に係るポリエステル繊維を製造する場合には、先ず、長尺のポリエステル繊維の原綿を50mm以下の38mmの長さ寸法に切断する。
その後、例えば、38mmの長さ寸法に切断した上記ポリエステル繊維の原綿に、加熱処理温度条件を160℃の熱風により60分間に亘って加熱処理を施した後に、180℃の熱風により120分間に亘って加熱処理を施す。
そして、その後、自然冷却させる。
この結果、ポリエステル繊維には、繊維が熱変形することにより捲縮が形成されると共に捲縮が固定される。
そして、捲縮が形成された38mmからなるポリエステル繊維をカード(梳綿機)に供給して、平らなシート状に形成した後に、このシート状のポリエステル繊維を太さ1〜2cmの細いスラーバー(紐状のもの)に形成して束ねる。
この場合、ポリエステル繊維には捲縮が形成されていることから、繊維同士が絡まり易くなり、スライバー加工を容易に行うことができる。
このように、ポリエステル繊維に捲縮を形成する場合に、機械捲縮加工や冷却等のための設備を必要としないので、設備に要するコストを低減できる。
また、ポリエステル繊維に捲縮を形成する場合に、従来のように複数の処理工程を必要としないので、簡易な製造工程により、スライバー加工を容易に行うことができる。
また、加熱処理の前に38mmの長さ寸法に切断されているので、ポリエステル繊維の加工等の取り扱いが容易であり、スライバー加工を容易に行うことができる。
【0024】
本実施例においては、加熱処理温度条件を、160℃の熱風により60分間の加熱処理が施した後に、180℃の熱風により120分間の加熱処理が施すとしているが、捲縮が形成される最適な条件を継続的な実験により模索中であり、ポリエステル繊維のガラス転移点が80℃、融点が240℃程度であることから、出願人は、110℃以上240℃以下の熱風により、実験を行っている。
熱風の温度が低い場合には、ポリエステル繊維に捲縮が形成されにくいが、160℃〜180℃の熱風により加熱処理されたポリエステル繊維には良好な捲縮が施されることを実験結果より得た。
また、現時点においての最も良好な加熱処理条件は、160℃の熱風により60分間の加熱処理が施した後に、180℃の熱風により120分間の加熱処理が施すことであることを実験結果より得た。
なお、ポリエステル繊維の組成や太さにより、加熱処理条件が異なることが想定され、本件出願人は継続的に実験を行っている。
このような観点から、上記実施例に限定されることはなく、例えば、120℃〜160℃程度の熱風により15分間〜60分間程度加熱した後に、170℃〜200℃程度の熱風により30分間〜120分間程度加熱処理を施すような場合についても実験を行っている。
また、段階的に加熱処理を施すものでなく、ポリエステルの溶融温度近傍の非溶融温度、例えば、200℃の熱風により所定時間の加熱処理を施すような実験を継続的に行っており、温度条件及び加熱時間については、本実施例については限定されない。
また、上記実施例において、ポリエステル繊維は加熱処理の前に38mmの長さ寸法に切断されているが、38mmの長さ寸法には限定されない。
【産業上の利用可能性】
【0025】
本発明は、ポリエステル繊維及びその製造方法に係り、特に、繊維に捲縮を形成することにより、その後のスライバー加工を容易にしうるポリエステル繊維及びその製造方法に広く適用できる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
スライバー加工前に所定時間に亘り加熱処理されることにより捲縮が形成されることを特徴とするポリエステル繊維。
【請求項2】
加熱処理の前に、所定の長さ寸法に切断されていることを特徴とする請求項1記載のポリエステル繊維。
【請求項3】
50mm以下の長さ寸法に切断されていることを特徴とする請求項2記載のポリエステル繊維。
【請求項4】
ポリエステルの溶融温度近傍の非溶融温度により、温度条件を変えることなく、所定時間に亘り加熱処理されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のポリエステル繊維。
【請求項5】
第一の温度条件により所定時間に亘り加熱処理された後に、第一の温度条件より高い第二の温度条件により所定時間に亘り加熱処理されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のポリエステル繊維。
【請求項6】
120〜160℃の熱風による15分〜60分間の加熱処理が施された後に、170〜200℃の熱風による30分〜120分間の加熱処理が施されることを特徴とする請求項5記載のポリエステル繊維。
【請求項7】
160℃の熱風による60分間の加熱処理が施された後に、180℃の熱風による120分間の加熱処理が施されることを特徴とする請求項6記載のポリエステル繊維。
【請求項8】
スライバー加工前に所定時間に亘り加熱処理することにより捲縮を形成することを特徴とするポリエステル繊維の製造方法。
【請求項9】
加熱処理の前に、長尺の繊維を所定の長さ寸法に切断する切断工程を有することを特徴とする請求項8記載のポリエステル繊維の製造方法。
【請求項10】
50mmの長さ寸法に切断することを特徴とする請求項9記載のポリエステル繊維の製造方法。
【請求項11】
ポリエステルの溶融温度近傍の非溶融温度により、温度条件を変えることなく、所定時間に亘り加熱処理することを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載のポリエステル繊維の製造方法。
【請求項12】
第一の温度条件により所定時間に亘り加熱処理した後に、第一の温度条件より高い第二の温度条件により所定時間に亘り加熱処理することを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載のポリエステル繊維の製造方法。
【請求項13】
120〜160℃の熱風による15分〜60分間の加熱処理を施した後に、170〜200℃の熱風による30分〜120分間の加熱処理を施すことを特徴とする請求項12記載のポリエステル繊維の製造方法。
【請求項14】
160℃の熱風による60分間の加熱処理を施した後に、180℃の熱風による120分間の加熱処理を施すことを特徴とする請求項13記載のポリエステル繊維の製造方法。

【公開番号】特開2009−179906(P2009−179906A)
【公開日】平成21年8月13日(2009.8.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−19713(P2008−19713)
【出願日】平成20年1月30日(2008.1.30)
【出願人】(000248428)有限会社佐藤化成工業所 (5)
【Fターム(参考)】