ポリマー被膜及びそれらを形成させる方法
本発明は、制御可能なポリマー表面被膜であって、基材の表面に共有結合で結合される高分子であってしかも複数個の重合イニシエーター及び複数個の表面結合基を含む高分子と、該重合イニシエーターの少なくともいくつかからグラフトされたペンダントポリマーとを含む制御可能なポリマー表面被膜に関する。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
制御可能なポリマー表面被膜であって、基材の表面に共有結合で結合される高分子(macromolecule)であってしかも複数個の重合イニシエーター及び複数個の表面結合基を含む高分子と、該重合イニシエーターの少なくともいくつかからグラフトされたペンダントポリマーとを含む制御可能なポリマー表面被膜。
【請求項2】
高分子が、少なくとも1%の前もって決定されたモル比の重合イニシエーターを含む、請求項1に記載の制御可能なポリマー表面被膜。
【請求項3】
重合イニシエーターが、制御フリーラジカル重合イニシエーターである、請求項1又は2に記載の制御可能なポリマー表面被膜。
【請求項4】
ペンダントポリマーが、制御フリーラジカルリビング重合により重合イニシエーターからグラフトされる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の制御可能なポリマー表面被膜。
【請求項5】
制御可能なポリマー表面被膜が、更に、ペンダントポリマーにグラフトされた追加的ポリマーを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の制御可能なポリマー表面被膜。
【請求項6】
制御可能なポリマー表面被膜が、更に、ペンダントポリマーに付着された少なくとも1つの生物学的活性成分を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の制御可能なポリマー表面被膜。
【請求項7】
ペンダントポリマーが、制御アーキテクチャーを有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の制御可能な重合表面被膜。
【請求項8】
ペンダントポリマーが、生物学的応答を調節する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の制御重合表面被膜。
【請求項9】
ペンダントポリマーが、細胞付着を調節する、請求項8に記載の制御重合表面被膜。
【請求項10】
基材の表面上に重合イニシエーターを制御可能に定着させる方法であって、該方法は高分子を該表面に共有結合で結合させることを含み、しかも該高分子は複数個の重合イニシエーター及び複数個の表面結合基を含む方法。
【請求項11】
基材の表面上に制御可能なポリマー表面被膜を作製する方法であって、該方法は高分子を該表面に共有結合で結合させ、しかも該高分子は複数個の重合イニシエーター及び複数個の表面結合基を含み、そして該重合イニシエーターの少なくともいくつかからペンダントポリマーをグラフトさせることを含む方法。
【請求項12】
高分子が、少なくとも1%の前もって決定されたモル比の重合イニシエーターを含む、請求項10又は11に記載の方法。
【請求項13】
重合イニシエーターが、制御フリーラジカル重合イニシエーターである、請求項10〜12のいずれか一項に記載の方法。
【請求項14】
制御フリーラジカルリビング重合により重合イニシエーターからペンダントポリマーをグラフトさせる、請求項11〜13のいずれか一項に記載の方法。
【請求項15】
方法が、更に、ペンダントポリマーにグラフトされる追加的ポリマーを与えることを含む、請求項11〜14のいずれか一項に記載の方法。
【請求項1】
制御可能なポリマー表面被膜であって、基材の表面に共有結合で結合される高分子(macromolecule)であってしかも複数個の重合イニシエーター及び複数個の表面結合基を含む高分子と、該重合イニシエーターの少なくともいくつかからグラフトされたペンダントポリマーとを含む制御可能なポリマー表面被膜。
【請求項2】
高分子が、少なくとも1%の前もって決定されたモル比の重合イニシエーターを含む、請求項1に記載の制御可能なポリマー表面被膜。
【請求項3】
重合イニシエーターが、制御フリーラジカル重合イニシエーターである、請求項1又は2に記載の制御可能なポリマー表面被膜。
【請求項4】
ペンダントポリマーが、制御フリーラジカルリビング重合により重合イニシエーターからグラフトされる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の制御可能なポリマー表面被膜。
【請求項5】
制御可能なポリマー表面被膜が、更に、ペンダントポリマーにグラフトされた追加的ポリマーを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の制御可能なポリマー表面被膜。
【請求項6】
制御可能なポリマー表面被膜が、更に、ペンダントポリマーに付着された少なくとも1つの生物学的活性成分を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の制御可能なポリマー表面被膜。
【請求項7】
ペンダントポリマーが、制御アーキテクチャーを有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の制御可能な重合表面被膜。
【請求項8】
ペンダントポリマーが、生物学的応答を調節する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の制御重合表面被膜。
【請求項9】
ペンダントポリマーが、細胞付着を調節する、請求項8に記載の制御重合表面被膜。
【請求項10】
基材の表面上に重合イニシエーターを制御可能に定着させる方法であって、該方法は高分子を該表面に共有結合で結合させることを含み、しかも該高分子は複数個の重合イニシエーター及び複数個の表面結合基を含む方法。
【請求項11】
基材の表面上に制御可能なポリマー表面被膜を作製する方法であって、該方法は高分子を該表面に共有結合で結合させ、しかも該高分子は複数個の重合イニシエーター及び複数個の表面結合基を含み、そして該重合イニシエーターの少なくともいくつかからペンダントポリマーをグラフトさせることを含む方法。
【請求項12】
高分子が、少なくとも1%の前もって決定されたモル比の重合イニシエーターを含む、請求項10又は11に記載の方法。
【請求項13】
重合イニシエーターが、制御フリーラジカル重合イニシエーターである、請求項10〜12のいずれか一項に記載の方法。
【請求項14】
制御フリーラジカルリビング重合により重合イニシエーターからペンダントポリマーをグラフトさせる、請求項11〜13のいずれか一項に記載の方法。
【請求項15】
方法が、更に、ペンダントポリマーにグラフトされる追加的ポリマーを与えることを含む、請求項11〜14のいずれか一項に記載の方法。
【図1a】
【図1b】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7(a)】
【図7(b)】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14a】
【図14b】
【図15】
【図16】
【図17(a)】
【図17(b)】
【図17(c)】
【図17(d)】
【図18(a)】
【図18(b)】
【図19】
【図20a】
【図20b】
【図21a】
【図21b】
【図21c】
【図21d】
【図22a】
【図22b】
【図23】
【図24a】
【図24b】
【図25】
【図26a】
【図26b】
【図27a】
【図27b】
【図28a】
【図28b】
【図28c】
【図29a】
【図29b】
【図29c】
【図29d】
【図29e】
【図29f】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33a】
【図33b】
【図33c】
【図34(a)】
【図34(b)】
【図34(c)】
【図34(d)】
【図1b】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7(a)】
【図7(b)】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14a】
【図14b】
【図15】
【図16】
【図17(a)】
【図17(b)】
【図17(c)】
【図17(d)】
【図18(a)】
【図18(b)】
【図19】
【図20a】
【図20b】
【図21a】
【図21b】
【図21c】
【図21d】
【図22a】
【図22b】
【図23】
【図24a】
【図24b】
【図25】
【図26a】
【図26b】
【図27a】
【図27b】
【図28a】
【図28b】
【図28c】
【図29a】
【図29b】
【図29c】
【図29d】
【図29e】
【図29f】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33a】
【図33b】
【図33c】
【図34(a)】
【図34(b)】
【図34(c)】
【図34(d)】
【公表番号】特表2010−501028(P2010−501028A)
【公表日】平成22年1月14日(2010.1.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−524048(P2009−524048)
【出願日】平成19年8月17日(2007.8.17)
【国際出願番号】PCT/AU2007/001173
【国際公開番号】WO2008/019450
【国際公開日】平成20年2月21日(2008.2.21)
【出願人】(305039998)コモンウェルス サイエンティフィック アンド インダストリアル リサーチ オーガニゼイション (92)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成22年1月14日(2010.1.14)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年8月17日(2007.8.17)
【国際出願番号】PCT/AU2007/001173
【国際公開番号】WO2008/019450
【国際公開日】平成20年2月21日(2008.2.21)
【出願人】(305039998)コモンウェルス サイエンティフィック アンド インダストリアル リサーチ オーガニゼイション (92)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]