説明

ポリ乳酸二軸延伸フィルム

【課題】印刷やラミネートの加工工程において優れた加工適性を有する新規な脂肪族ポリエステル系二軸延伸フィルムを提供すること。
【解決手段】ポリ乳酸に、シリカが0.005重量%以上0.06重量%以下配合され、二段以上の、かつ少なくとも1回は12000%/分以上の速度で縦延伸が施され、155℃以上ポリマーの融解温度(Tm)以下の温度で熱固定されてなり、その長手方向の厚みムラが10%以下であり、且つ120℃における長手方向の熱収縮率が5%以下であるポリ乳酸二軸延伸フィルム。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、新規な脂肪族ポリエステル系二軸延伸フィルムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ポリ乳酸をはじめとする脂肪族ポリエステル系フィルムは、自然環境下に棄却された場合に容易に分解されること、例えばポリ乳酸フィルムは土壌中において自然に加水分解されたのち微生物によって無害な分解物となることを利点として、種々開発されてきた。
【0003】
このような生分解性フィルムとして、ポリ乳酸系重合体からなり、面配向度ΔPが3.0×10-3以上であり、且つフィルムを昇温したときの結晶化融解熱量ΔHmと昇温中の結晶化により発生する結晶化熱量ΔHcとの差(ΔHm−ΔHc)が20J/g以上である、実用的な強度及び熱寸法安定性を有するフィルムが知られている(特開平7−207041号公報)。
【0004】
しかしながら、上記ポリ乳酸系フィルムは、自然界で分解させることを優先して開発を進めた結果、本来脂肪族ポリエステルが持つ優れた特性を十分に引き出すことが出来ていなかった。即ち、生分解性を重視するために、フィルムの配向・結晶化が十分ではなく、強度や熱寸法安定性が不十分なものとなった。
【0005】
その結果、生鮮食品、加工食品、医薬品、医療機器、電子部品等の包装用フィルムとして用いる場合、このようなフィルムでは、包装用途のフィルムとして必要とされる印刷やラミネートの加工工程において寸法変化を生じたり、しわが発生する等の問題点があることが明らかになった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、上述の問題点が解消され、印刷やラミネートの加工工程において優れた加工適性を有する新規な脂肪族ポリエステル系二軸延伸フィルムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、前記従来技術の問題点を解消すべく、鋭意研究した。その結果、特定の脂肪族ポリエステルを主成分とするポリマーから成る二軸延伸フィルムの長手方向の厚みむら及び熱収縮率をそれぞれ特定値以下とすることによって、印刷やラミネートの加工工程において寸法変化を生じたり、しわを発生したりすることがない優れた加工適性を持つ、一般包装用基材として有用なフィルムが得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
即ち、本発明は、ポリ乳酸に、シリカが0.005重量%以上0.06重量%以下配合され、二段以上の、かつ少なくとも1回は12000%/分以上の速度で縦延伸が施され、155℃以上ポリマーの融解温度(Tm)以下の温度で熱固定されてなり、その長手方向の厚みむらが10%以下であり、且つ120℃における長手方向の熱収縮率が5%以下であることを特徴とするポリ乳酸二軸延伸フィルムに係る。
【発明の効果】
【0009】
本発明の脂肪族ポリエステル系フィルムは、生鮮食品、加工食品、医薬品、医療機器、電子部品等の包装用フィルムにおいて重要な特性である印刷やラミネートの加工工程において寸法変化やしわを発生することが無く、平面性悪化や印刷ずれ等の発生しない優れた加工適性を有しており、一般包装用フィルムとして極めて有用である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明における脂肪族ポリエステルとしては、主たる繰り返し単位が、一般式(I)で表される単位である脂肪族ポリエステル、例えばポリ乳酸、ポリグリコール酸、ポリ(2−オキシ酪酸)等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
【0011】
また、これら脂肪族ポリエステルの単独でも良く、或いは混合物でも良い。また、上記一般式(I)の単位の共重合体を使用しても構わない。脂肪族ポリエステル中に不斉炭素を有する場合は、L−体、DL−体、D−体といった光学異性体が存在するが、それらのいずれでも良く、また、それら異性体の混合物でも良い。更に、本発明の効果を阻害しない範囲で、他の高分子材料が混入されても構わない。
【0012】
これらのフィルムの素材となる上述した脂肪族ポリエステル(以下、単に「ポリマー」ということがある。)は、対応するα−オキシ酸の脱水環状エステル化合物を開環重合等の公知の方法に供して製造される。
【0013】
本発明において、用いられる脂肪族ポリエステルは、重量平均分子量で、1万以上50万以下である。1万未満であると、得られたフィルムの物性が著しく劣り、且つ、分解速度が速すぎ本発明の目的を達し得ない。また、フィルム製造時の押出し性、二軸延伸性も低下することから重量平均分子量は1万以上である必要がある。一方、重量平均分子量が50万以上の高粘度重合体になると溶融押出しが困難になるという問題がある。好ましい範囲は、5万以上30万以下である。
【0014】
本発明の脂肪族ポリエステルからなるフィルムは、押出成形、二軸延伸後に熱固定されたフィルムであることが好ましく、公知の方法で製膜し延伸され製造される。
【0015】
本発明のフィルムを押出成形する方法は、公知のT−ダイ法、インフレーション法等が適用でき、これらの方法により未延伸フィルムを得ることができる。押出し温度は、用いるポリマーの融解温度(Tm)〜Tm+70℃の範囲、より好ましくは、Tm+20〜Tm+50℃の範囲である。
【0016】
押出し温度が低すぎると押出し安定性が得難く、又過負荷に陥りやすい。また、逆に高すぎるとポリマーの分解が激しくなるので好ましくない。本発明で用いる押出機のダイは、環状又は線状のスリットを有するものでよい。ダイの温度は押出温度範囲と同じ程度で良い。
【0017】
未延伸フィルムの二軸延伸は、一軸目の延伸と二軸目の延伸を逐次に行っても、同時に行っても良い。
【0018】
尚、本発明二軸延伸フィルムにおける長手方向とは縦延伸方向を意味し、又幅方向とは横延伸方向を意味する。
【0019】
延伸温度は、用いるポリマーのガラス転移温度(Tg)〜Tg+50℃の範囲が好ましい。より好ましくはTg+10〜Tg+40℃の範囲である。延伸温度がTg未満では延伸が困難であり、Tg+50℃を越えると厚み均一性や得られたフィルムの機械的強度が低下し好ましくない。
【0020】
縦、横の延伸は1段階でも多段階に分けて行っても良いが、それぞれの延伸方向に最終的には少なくとも3倍以上、更に好ましくは、3.5倍以上、又縦・横面積倍率で9倍以上、更に好ましくは12倍以上延伸することが厚みの均一性や機械的性質の点から必要である。縦、横延伸比がそれぞれ3倍未満、又面積倍率が9倍未満では、厚み均一性の良いフィルムは得られず、又機械的強度等の物性の向上も乏しい。延伸倍率の上限は、製膜中にフィルムの破断が生じない限り、限定されない。
【0021】
本発明における厚みむら及び熱収縮率を所定の範囲とするため重要なことは、縦延伸を二段以上で行い、少なくとも一回はTg+20〜Tg+40℃の範囲で延伸速度が10000%/分、好ましくは15000%/分、さらに好ましくは20000%/分以上で延伸する工程を含むことである。延伸速度の上限は、製膜中にフィルムの破断が生じない限り、限定されない。
【0022】
上記フィルムの二軸延伸をした後、通常、150℃以上Tm以下好ましくは155℃以上Tm以下の温度で熱固定を行い、更に120℃以上熱固定温度以下の温度で1〜10%程度好ましくは2〜8%程度横弛緩処理を行う。
【0023】
本発明の脂肪族ポリエステル系二軸延伸フィルムは、製造工程において共押出し法やコーティング法によって複層化されてもよい。また、本発明のフィルムは、表面エネルギーを向上する目的で、コロナ処理、プラズマ処理、火炎処理等を施しても良い。
【0024】
本発明の原料脂肪族ポリエステルには、公知の添加剤を必要に応じて含有させることができる。例えば、滑剤、ブロッキング防止剤、熱安定剤、酸化防止剤、帯電防止剤、耐光剤、耐衝撃性改良剤等を含有させてもよい。但し、本発明の脂肪族ポリエステル系二軸延伸フィルムは、ヒートシール層を形成された後、透明で内容物が見える必要があるので、ヒートシール層を形成された後においても高い透明性を保持できる範囲内での使用が必要となる。
【0025】
滑剤としては、例えばシリカ、二酸化チタン、タルク、カオリナイト等の金属酸化物、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、硫酸バリウム等の金属の塩、又は架橋ポリスチレン樹脂、架橋アクリル樹脂、シリコン樹脂、架橋ポリエステル樹脂等の有機樹脂からなる粒子等の脂肪族ポリエステルに対し不活性な粒子が例示できる。
【0026】
これらの滑剤は、いずれか一種を単独で用いてもよく、又2種以上を併用してもよいが、使用する滑剤の平均粒子径は0.01μm以上3.0μm以下が好ましく、0.05μm以上2.5μm以下がより好ましい。その添加量としては、0.005重量%以上2重量%以下含有していることが好ましく、0.01重量%以上1.0重量%以下含有していることがフィルムの透明性及び滑り性を両立するためにより好ましい。
【0027】
また、特に透明性と滑り性を両立する為には2種以上の滑剤を併用することが好ましい。特に、フィルムの製膜中に変形する滑剤粒子(例えば、架橋ポリスチレン樹脂、架橋アクリル樹脂等の架橋度の低い有機滑剤、一次粒子の凝集体であるシリカ等の無機滑剤)とフィルム製膜中に変形しない通常の滑剤粒子を組み合わせることが好ましい。
【0028】
本発明の脂肪族ポリエステル系二軸延伸フィルムの長手方向の厚みむらは、10%以下である必要があり、好ましくは8%以下、更に好ましくは5%以下である。この厚みむらは、フィルム長手方向の厚みを連続して測定し、厚みの平均値に対する最大値と最小値の差の百分率として、表されるものである。厚みむらが10%より大きいと印刷やラミネート等の加工工程において搬送張力が加わった状態でフィルムが加熱されるとフィルムの長手方向に平面性の良好な場所と不良な場所が混在した状態のフィルムとなり、最終製品の収率(歩留り)の低下が発生するため好ましくない。ここで、本発明フィルムの厚さは、通常、5〜50μm程度とするのが良い。
【0029】
また、本発明の脂肪族ポリエステル系二軸延伸フィルムの120℃における長手方向の熱収縮率は、5%以下である必要があり、好ましくは3%以下である。熱収縮率が5%より大きいと印刷工程においては印刷ずれが発生し、ヒートシール時にはしわが発生するため好ましくない。
【0030】
また、本発明における脂肪族ポリエステル系二軸延伸フィルムの厚み方向の屈折率(Nz)は、好ましくは1.440以上1.455以下であり、より好ましくは1.445以上1.455以下である。Nzが1.440未満ではフィルムを製膜する工程において破断が発生しやすくなる。また、1.455を越えると印刷やラミネートの工程等でフィルムが加熱された場合に平面性の乱れを発生するため好ましくない。
【0031】
更に、本発明の脂肪族ポリエステル系二軸延伸フィルムにおいて、その長手方向の屈折率(Nx)から幅方向の屈折率(Ny)を差し引いた値(Nx−Ny)が、−0.020以上0以下であるのが好ましく、−0.015以上0以下であるのがより好ましい。Nx−Nyが−0.020未満では印刷やラミネートの工程等でフィルムが加熱された場合に、フィルムの搬送張力により引き伸ばされ、印刷ずれ及び波うちを発生し平面性が悪化するため好ましくない。また、Nx−Nyが0以上では厚みむらが大きくなりやすい。
【実施例】
【0032】
以下、実施例及び比較例を挙げて、本発明の内容及び効果を更に具体的に説明するが、本発明は、その要旨を逸脱しない限り以下の実施例に限定されるものではない。
【0033】
以下の実施例及び比較例における物性の評価方法は以下の通りである。
【0034】
(1)長手方向の厚みむらアンリツ株式会社製の「フィルム厚み連続測定器」を用い、フィルムの長手方向に連続して3mの厚みを計測し、下式から厚みむらを算出した。
【0035】
厚みむら(%)=〔(厚みの最大値−厚みの最小値)/厚みの平均値〕×100
【0036】
(2)長手方向の熱収縮率フィルムを幅10mm、長さ250mm取り、200mm間隔で印をつけ5gの一定張力で間隔Aを測る。続いて、無荷重で30分間、120℃の雰囲気中のオーブンに入れた後の印の間隔Bを、5gの一定張力で測り、以下の式により熱収縮率を求めた。
【0037】
熱収縮率(%)=〔(A−B)/A〕×100
【0038】
(3)厚み方向、長手方向及び幅方向の屈折率(Nz、Nx、Ny)
株式会社アタゴ製の「アッベ屈折計1T」を用いて、それぞれの屈折率を測定した。
【0039】
(4)加工適性各実施例及び比較例で得られた熱可塑性フィルムの上にグラビアインキ(「ラミエース61白二液タイプ」、東洋インキ社製)をグラビア印刷して印刷インキ層を形成し、次いで接着剤「AD585/CAT−10」(東洋モートン社製)を2g/m2塗布した後、常法に従って60μmの未延伸ポリプロピレンフィルム(「P1120」、東洋紡績製)をドライラミネート法にて貼り合わせてシーラント層を設け、脂肪族ポリエステル系フィルム積層体を得た。この工程においてフィルムの状態を観察し、印刷及びラミネートの工程における加工適性を、しわ及び印刷ずれの各項目について、下記基準に基づき、三段階評価した。
【0040】
しわ:○;しわが無く、フィルムの状態良好、
△;しわが若干発生、
×;平面性悪化が見られ、しわが発生。
【0041】
印刷ずれ:○;印刷ずれが無く、フィルムの状態良好、
△;印刷ずれが若干発生、
×;平面性悪化が見られ、印刷ずれが発生。
【0042】
(5)製膜状況
二軸延伸を連続3時間実施したとき、フィルムの破断が発生しない又は1回発生を良好とし、フィルムの破断が2回以上発生を破断発生とした。
【0043】
実施例1
重量平均分子量25万のポリ−L−乳酸(Tg=61.6℃、Tm=170℃)100重量部に対し、表面突起を形成するための滑剤として平均粒子径1.8μmの凝集体シリカ粒子を0.06重量部添加した組成物を、Tダイ付き口径30mm押出機を使用して、樹脂温度210℃で押出した後、20℃のチルロールで冷却し、厚さ300μmの未延伸フィルムを得た。複数本のセラミックロールによりフィルム温度を96℃に予熱しロール間で30000%/分の延伸速度で縦方向に1.5倍延伸し、更に98℃で2.7倍縦方向に延伸した。次いで、テンター式延伸機で横方向に80℃で3.8倍延伸した後、155℃で熱固定した後、135℃で3%横弛緩処理を行った。かくして、厚さ20μmの本発明二軸延伸フィルムを得た。表1にその物性を示す。
【0044】
比較例1
実施例1において縦延伸を複数本のセラミックロールによりフィルム温度96℃に予熱しロール間で30000%/分の延伸速度で縦方向に2.5倍に一段延伸で実施した以外は実施例1とまったく同様の方法で、比較用の二軸延伸フィルムを得た。表1にその物性を示す。
【0045】
比較例2
実施例1において縦延伸を68℃で3.5倍に一段延伸で実施した以外は実施例1とまったく同様の方法で、比較用の二軸延伸フィルムを得た。表1にその物性を示す。
【0046】
実施例2
実施例1において縦延伸を12000%/分で実施した以外は実施例1とまったく同様の方法で、本発明の二軸延伸フィルムを得た。表1にその物性を示す。
【0047】
比較例3
実施例1において熱固定を140℃で実施した以外は実施例1とまったく同様の方法で、比較用の二軸延伸フィルムを得た。表1にその物性を示す。
【0048】
参考例1
実施例1において熱固定を150℃で実施した以外は実施例1とまったく同様の方法で、本発明の二軸延伸フィルムを得た。表1にその物性を示す。
【0049】
【表1】

【産業上の利用可能性】
【0050】
本発明の脂肪族ポリエステル系フィルムは、生鮮食品、加工食品、医薬品、医療機器、電子部品等の包装用フィルムにおいて重要な特性である印刷やラミネートの加工工程において寸法変化やしわを発生することが無く、平面性悪化や印刷ずれ等の発生しない優れた加工適性を有しており、一般包装用フィルムとして極めて有用である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ポリ乳酸に、シリカが0.005重量%以上0.06重量%以下配合され、二段以上の、かつ少なくとも1回は12000%/分以上の速度で縦延伸が施され、155℃以上ポリマーの融解温度(Tm)以下の温度で熱固定されてなり、その長手方向の厚みムラが10%以下であり、且つ120℃における長手方向の熱収縮率が5%以下であることを特徴とするポリ乳酸二軸延伸フィルム。
【請求項2】
長手方向の厚みむらが8%以下であり、且つ120℃における長手方向の熱収縮率が3%以下であることを特徴とする請求項1に記載のポリ乳酸二軸延伸フィルム。
【請求項3】
長手方向の厚みむらが5%以下であり、且つ120℃における長手方向の熱収縮率が3%以下であることを特徴とする請求項1に記載のポリ乳酸二軸延伸フィルム。
【請求項4】
厚み方向の屈折率(Nz)が、1.440以上1.455以下であり、且つ120℃における長手方向の熱収縮率が3%以下であることを特徴とする請求項1に記載のポリ乳酸二軸延伸フィルム。
【請求項5】
長手方向の屈折率(Nx)から幅方向の屈折率(Ny)を差し引いた値(Nx−Ny)が、−0.020以上0以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のポリ乳酸二軸延伸フィルム。
【請求項6】
ポリ乳酸の重量平均分子量が、1万以上50万以下である請求項1〜5のいずれかに記載のポリ乳酸二軸延伸フィルム。

【公開番号】特開2009−74097(P2009−74097A)
【公開日】平成21年4月9日(2009.4.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−325451(P2008−325451)
【出願日】平成20年12月22日(2008.12.22)
【分割の表示】特願平11−45075の分割
【原出願日】平成11年2月23日(1999.2.23)
【出願人】(000003160)東洋紡績株式会社 (3,622)
【Fターム(参考)】