説明

ポリ(ADP−リボース)ポリメラーゼ(PARP)阻害剤

ポリ(ADP−リボース)ポリメラーゼ(PARP)の阻害において使用される以下の式の化合物が提供される。かかる化合物を含む医薬組成物、キット、および製品、該化合物を作製するのに有用な方法、および中間体、ならびに該化合物を使用する方法も提供される。


(式中、変数は本明細書中で定義される。)


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式:
【化1】


(式中、
Xは、O、S、およびNRからなる群から選択され;
は、それぞれ置換もしくは非置換の水素、ハロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C6−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、チオカルボニル、オキシカルボニル、アミド、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、(C1−10)オキサアルキル、(C1−10)オキソアルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C4−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C6−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され;
は、それぞれ置換もしくは非置換の水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C6−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、チオカルボニル、オキシカルボニル、アミド、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、(C1−10)オキサアルキル、(C1−10)オキソアルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C4−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C6−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され;
は、それぞれ置換もしくは非置換の水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C6−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミド、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、(C1−10)オキサアルキル、(C1−10)オキソアルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C4−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C6−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され;
およびRは、それぞれ独立して、それぞれ置換もしくは非置換の水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C6−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミド、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、(C1−10)オキサアルキル、(C1−10)オキソアルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C4−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C6−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され;
は、それぞれ置換もしくは非置換の水素、カルボニルオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C4−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C6−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され;
は、それぞれ置換もしくは非置換の水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C6−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミド、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、(C1−10)オキサアルキル、(C1−10)オキソアルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C4−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C6−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され;
は、それぞれ置換もしくは非置換の水素、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C6−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C4−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C6−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され;
但し、RおよびRが、それぞれ独立して、水素、オキシカルボニル、または(C1−10)オキソアルキルである場合、RもしくはRは、置換アミド、C(1−10)アルキルアミノ、カルボニルオキシ、カルボニル(C1−10)アルキルアミノ、置換スルホンアミド、および(C2−10)アルキルからなる群から選択されることを条件とし;
、R、およびRが、それぞれ水素またはハロであり、Rが、水素、(C1−5)アルキル、およびアリール(C1−5)アルキルからなる群から選択され、かつRが、任意に置換されたヘテロ(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−3)アルコキシ、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキルカルボニル、およびヘテロ(C3−12)ビシクロアリールからなる群から選択される場合、RおよびRのうちの少なくとも1つは、メチルであることを条件とし;
が、
【化2】


ではないことを条件とし;かつ
、R、R、R、R、R、およびRが、全て水素であることはないことを条件とする。)
の化合物またはその互変異性体、あるいは前記化合物または互変異性体の薬学的に許容される塩。
【請求項2】
式:
【化3】


(式中、X、R、R、R、R、およびRは、定義される通りである。)
の構造を有する、請求項1に記載の化合物またはその互変異性体、あるいは前記化合物または互変異性体の薬学的に許容される塩。
【請求項3】
式:
【化4】


(式中、X、R、R、R、R、およびRは、定義される通りである。)
の構造を有する、請求項1に記載の化合物またはその互変異性体、あるいは前記化合物または互変異性体の薬学的に許容される塩。
【請求項4】
式:
【化5】


(式中、X、R、R、R、R、およびRは、定義される通りである。)
の構造を有する、請求項1に記載の化合物またはその互変異性体、あるいは前記化合物または互変異性体の薬学的に許容される塩。
【請求項5】
が、メチル、メトキシ、およびフルオロからなる群から選択される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項6】
式:
【化6】


(式中、X、R、R、R、R、およびRは、定義される通りである。)
の構造を有する、請求項1に記載の化合物またはその互変異性体、あるいは前記化合物または互変異性体の薬学的に許容される塩。
【請求項7】
Xが、Oである、請求項1〜6のいずれか1項に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項8】
が、−L−Rであり;
が、不在であるか、あるいはRとLが付着する環との間に1、2、3、4、5、または6個の原子の分離を提供するリンカーであり、前記分離を提供するリンカーの原子は、炭素、酸素、窒素、および硫黄からなる群から選択され;
が、それぞれ置換もしくは非置換の水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C6−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミド、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、(C1−10)オキサアルキル、(C1−10)オキソアルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C4−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C6−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択される、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項9】
が、−L1’−R9’であり;
1’が、不在であるか、あるいはR9’とL1’が付着する環との間に1、2、3、4、5、または6個の原子の分離を提供するリンカーであり、前記分離を提供するリンカーの原子は、炭素、酸素、窒素、および硫黄からなる群から選択され;
9’が、それぞれ置換もしくは非置換の水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C6−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミド、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、(C1−10)オキサアルキル、(C1−10)オキソアルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C4−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C6−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択される、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項10】
もしくはL1’が、それぞれ独立して不在であるか、あるいは−(CR1011−、−CO−、−CS−、−C(=NR12)−、(C6−12)アリーレン、−NR13−、−O−、−S−、−SO−、およびそれらの組み合わせからなる群から選択され;
rが、1、2、または3であり;
10およびR11が、それぞれ独立して、それぞれ置換もしくは非置換の水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C6−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミド、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、(C1−10)オキサアルキル、(C1−10)オキソアルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C4−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C6−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは代替として、R10もしくはR11のうちの1つが、2つの隣接する−(CR1011)−基のそれぞれから不在であり、2つの−(CR1011)−基を二重結合が連結し、一緒になって−CR10=CR10−、−CR10=CR11−、−CR11=CR10−、または−CR11=CR11−のうちの1つを形成し;
12およびR13が、それぞれ独立して、それぞれ置換もしくは非置換の水素、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C6−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C4−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C6−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択される、請求項8または9に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項11】
もしくはL1’が、それぞれ独立して不在であるか、あるいは−CR1011−であり;
10およびR11が、それぞれ独立して、それぞれ置換もしくは非置換の水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C6−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミド、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、(C1−10)オキサアルキル、(C1−10)オキソアルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C4−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C6−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択される、請求項10に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項12】
もしくはL1’が、それぞれ独立して不在であるか、あるいは−CR1011−CR1011−であり;
10およびR11が、それぞれ独立して、それぞれ置換もしくは非置換の水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C6−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミド、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、(C1−10)オキサアルキル、(C1−10)オキソアルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C4−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C6−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは代替として、R10もしくはR11のうちの1つが、2つの隣接する−(CR1011)−基のそれぞれから不在であり、2つの−(CR1011)−基を二重結合が連結し、一緒になって−CR10=CR10−、−CR10=CR11−、−CR11=CR10−、または−CR11=CR11−のうちの1つを形成する、請求項10に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項13】
もしくはL1’が、それぞれ独立して不在であるか、あるいは−CH−である、請求項11に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項14】
もしくはL1’が、それぞれ独立して不在であるか、あるいは−CHCH−である、請求項10に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項15】
もしくはL1’が、それぞれ独立して不在であるか、あるいは−CO−である、請求項10に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項16】
もしくはL1’が、それぞれ独立して不在であるか、あるいは−SO−である、請求項10に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項17】
もしくはL1’が、それぞれ独立して不在であるか、あるいは−COCR1011−である、請求項10に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項18】
もしくはL1’が、それぞれ独立して不在であるか、あるいは−SOCR1011−である、請求項10に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項19】
もしくはL1’が、それぞれ独立して不在であるか、あるいは−CR1011−CO−である、請求項10に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項20】
もしくはL1’が、それぞれ独立して不在であるか、あるいは−CR1011−OCO−である、請求項10に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項21】
もしくはL1’が、それぞれ独立して不在であるか、あるいは−CR1011−NR13CR1011−CO−である、請求項10に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項22】
もしくはL1’が、それぞれ独立して不在であるか、あるいは
【化7】


(式中、R20は、それぞれ置換もしくは非置換の水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C6−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミド、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、(C1−10)オキサアルキル、(C1−10)オキソアルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C4−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C6−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択される。)
である、請求項10に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項23】
もしくはL1’が、それぞれ独立して不在であるか、あるいは
【化8】


(式中、R20は、定義される通りである。)である、請求項22に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項24】
もしくはL1’が、それぞれ独立して不在であるか、あるいは
【化9】


(式中、R20は、定義される通りである。)である、請求項22に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項25】
もしくはL1’が、それぞれ独立して不在であるか、あるいは
【化10】


(式中、R20は、定義される通りである。)である、請求項22に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項26】
もしくはL1’が、それぞれ独立して不在であるか、あるいは
【化11】


(式中、R20は、定義される通りである。)である、請求項22に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項27】
もしくはL1’が、それぞれ独立して不在であるか、あるいは
【化12】


(式中、R20は、定義される通りである。)である、請求項22に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項28】
が、水素、置換もしくは非置換の(C1−3)アルキル、およびハロからなる群から選択される、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項29】
が、水素である、請求項28に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項30】
が、水素、置換もしくは非置換の(C1−3)アルキル、置換もしくは非置換の(C1−3)アルコキシ、およびハロからなる群から選択される、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項31】
が、水素である、請求項30に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項32】
それぞれのRもしくはRが、独立して、水素、置換もしくは非置換の(C1−3)アルキル、およびハロからなる群から選択される、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項33】
それぞれのRもしくはRが、独立して、水素または(C1−3)アルキルである、請求項32に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項34】
それぞれのRもしくはRが、独立して、水素またはメチルである、請求項32に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項35】
それぞれのRもしくはRが、水素である、請求項32に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項36】
それぞれのRもしくはRが、独立して、水素またはフルオロである、請求項32に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項37】
が、水素および置換もしくは非置換の(C1−3)アルキルからなる群から選択される、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項38】
が、水素である、請求項37に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項39】
が、水素、置換もしくは非置換の(C1−3)アルキル、およびハロからなる群から選択される、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項40】
が、水素である、請求項39に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項41】
が、水素および置換もしくは非置換の(C1−3)アルキルからなる群から選択される、請求項1〜6のいずれか1項に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項42】
それぞれのRもしくはR9’は、独立して、それぞれ置換もしくは非置換の水素、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C6−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択される、請求項8または9に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項43】
それぞれのRもしくはR9’が、独立して、水素であるか、あるいは式:
【化13】


(式中、
14およびR15は、それぞれ独立して、それぞれ置換もしくは非置換の水素、カルボニル、オキシカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、ヒドロキシカルボニル(C1−10)アルキル、アミノカルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C4−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C6−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいはR14およびR15は一緒になって、置換もしくは非置換の環を形成する。)
を有する、請求項8または9に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項44】
それぞれのRもしくはR9’が、独立して、水素または置換もしくは非置換のピペラジン−1−イルである、請求項43に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項45】
それぞれのRもしくはR9’が、独立して、水素であるか、あるいは式:
【化14】


(式中、
16は、それぞれ置換もしくは非置換の水素、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C6−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C4−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C6−12)アリール、カルボニル(C6−12)アリール、アミノ(C6−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択される。)
を有する、請求項43に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項46】
それぞれのRもしくはR9’が、独立して、水素または置換もしくは非置換のピペリジン−1−イルである、請求項43に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項47】
それぞれのRもしくはR9’が、独立して、水素であるか、あるいは式:
【化15】


(式中、
17は、それぞれ置換もしくは非置換の水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C6−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミド、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、(C1−10)オキサアルキル、(C1−10)オキソアルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C4−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C6−12)アリール、カルボニル(C6−12)アリール、アミノ(C6−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択される。)
を有する、請求項43に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項48】
それぞれのRもしくはR9’が、独立して、水素または置換もしくは非置換の1,2,3,6−テトラヒドロピリジニルである、請求項43に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項49】
もしくはR9’が、独立して、水素であるか、あるいは式:
【化16】


(式中、
17は、それぞれ置換もしくは非置換の水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C6−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミド、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、(C1−10)オキサアルキル、(C1−10)オキソアルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C4−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C6−12)アリール、カルボニル(C6−12)アリール、アミノ(C6−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択される。)
を有する、請求項43に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項50】
それぞれのRもしくはR9’が、独立して、水素または置換もしくは非置換の3−オキソ−ピペラジニルである、請求項43に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項51】
それぞれのRもしくはR9’が、独立して、水素であるか、あるいは式:
【化17】


(式中、
Yは、OおよびSからなる群から選択され;
16は、それぞれ置換もしくは非置換の水素、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C6−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C4−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C6−12)アリール、カルボニル(C6−12)アリール、アミノ(C6−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択される。)
を有する、請求項43に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項52】
Yが、Oである、請求項51に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項53】
10およびR11のそれぞれが、独立して、水素、置換もしくは非置換の(C1−3)アルキル、およびハロからなる群から選択される、請求項10に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項54】
10もしくはR11のうちの1つが、水素である、請求項53に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項55】
12が、水素および置換もしくは非置換の(C1−3)アルキルからなる群から選択される、請求項10に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項56】
13が、水素および置換もしくは非置換の(C1−3)アルキルからなる群から選択される、請求項10に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項57】
14が、それぞれは置換もしくは非置換の、フェニル、ビフェニル、シクロヘキシル、ベンジル、シクロヘキシルメチル、フェネチル、CHCOH、またはCHC(=O)NR’R”(式中、R’およびR”は、それぞれ独立して、水素、(C1−10)アルキル、(C6−12)アリールであるか、あるいはR’およびR”は一緒になって、ヘテロ(C1−10)シクロアルキルを形成する。)からなる群から選択される、請求項43に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項58】
15が、水素および置換もしくは非置換の(C1−3)アルキルからなる群から選択される、請求項43に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項59】
14およびR15が一緒になって、それぞれ置換もしくは非置換のピペリジン−1−イル、ピペラジン−1−イル、5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−イル、3−オキソピペラジン−1−イル、3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル、3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル、ピロリジン−1−イル、および1H−イミダゾール−2−イルからなる群から選択される置換基を形成する、請求項43に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項60】
16が、それぞれ置換もしくは非置換の、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C6−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択される、請求項45または51に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項61】
16が、置換もしくは非置換のフェニルである、請求項60に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項62】
16が、置換もしくは非置換の4−クロロフェニルである、請求項60に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項63】
16が、置換もしくは非置換のピリジニルである、請求項60に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項64】
16が、式:
【化18】


(式中、
18は、それぞれ置換もしくは非置換の水素、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C6−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C4−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C6−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択される。)
を有する、請求項60に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項65】
16が、式:
【化19】


(式中、
18は、それぞれ置換もしくは非置換の水素、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C6−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C4−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C6−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択される。)
を有する、請求項64に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項66】
16が、ハロ、シアノ、および置換カルボニルからなる群から選択される置換基でさらに置換される、請求項45または51に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項67】
16が、式−C(=O)−R19(式中、R19は、それぞれ置換もしくは非置換のチオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C6−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミド、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、(C1−10)オキサアルキル、(C1−10)オキソアルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C4−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C6−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択される。)を有する置換基でさらに置換される、請求項45または51に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項68】
17が、それぞれ置換もしくは非置換の、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C6−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択される、請求項47および49のいずれか1項に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項69】
17が、置換もしくは非置換のフェニルである、請求項68に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項70】
17が、置換もしくは非置換の4−クロロフェニルである、請求項69に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項71】
17が、置換もしくは非置換のピリジニルである、請求項69に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項72】
17が、式:
【化20】


(式中、
18は、それぞれ置換もしくは非置換の水素、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C6−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C4−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C6−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択される。)
を有する、請求項69に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項73】
17が、式:
【化21】


(式中、
18は、それぞれ置換もしくは非置換の水素、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C6−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C4−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C6−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択される。)
を有する、請求項72に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項74】
17が、ハロ、シアノ、および置換カルボニルからなる群から選択される置換基で置換される、請求項47および49のいずれか1項に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項75】
17が、式−C(=O)−R19(式中、R19は、それぞれ置換もしくは非置換のチオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C6−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミド、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、(C1−10)オキサアルキル、(C1−10)オキソアルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C4−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C6−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択される。)を有する置換基で置換される、請求項47および49のいずれか1項に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項76】
18が、水素および置換もしくは非置換の(C1−3)アルキルからなる群から選択される、請求項64、65、72、または73に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項77】
19が、ヒドロキシル、(C1−10)アルコキシ、および(C1−10)アルキルアミノからなる群から選択される、請求項67および75のいずれか1項に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項78】
20が、水素、置換もしくは非置換の(C1−3)アルキル、およびハロからなる群から選択される、請求項23〜27のいずれか1項に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項79】
rが、1または2である、請求項10に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項80】
前記化合物または互変異性体が、薬学的に許容される塩の形態である、請求項1〜79のいずれか1項に記載の化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項81】
有効成分として、請求項1〜80のいずれか1項で定義される化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩、および薬学的に許容される賦形剤を含む、医薬組成物。
【請求項82】
請求項1〜80のいずれか1項で定義される化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩;および
前記化合物が投与される症状の表示、前記化合物の保存情報、投与量情報、および前記化合物の投与方法に関する指示からなる群から選択される1つ以上の形態の情報を含む説明書
を含む、キット。
【請求項83】
請求項1〜80のいずれか1項で定義される化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩;および
包装材料
を含む製品。
【請求項84】
対象に、請求項1〜80のいずれか1項で定義される化合物、互変異性体、もしくは薬学的に許容される塩、または請求項81で定義される組成物を投与することを含む、治療方法。
【請求項85】
PARPを、請求項1〜80のいずれか1項で定義される化合物、互変異性体、もしくは薬学的に許容される塩、または請求項81で定義される組成物と接触させることを含む、PARPを阻害する方法。
【請求項86】
インビボでPARPを阻害するために、請求項1〜80のいずれか1項で定義される化合物、互変異性体、もしくは薬学的に許容される塩、または請求項81で定義される組成物を、対象内に存在させることを含む、PARPを阻害する方法。
【請求項87】
対象に、インビボで第2の化合物に変換される第1の化合物を投与することを含み、前記第2の化合物は、インビボでPARPを阻害し、前記第2の化合物は、請求項1〜80のいずれか1項で定義される化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩である、PARPを阻害する方法。
【請求項88】
PARPが、病状の病態および/または症状の一因となる活性を有する病状を治療する方法であって、請求項1〜80のいずれか1項で定義される化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩を、前記病状に対して治療的に有効な量で対象内に存在させることを含む、方法。
【請求項89】
PARPが、病状の病態および/または症状の一因となる活性を有する病状を治療する方法であって、対象に、請求項1〜80のいずれか1項で定義される化合物、互変異性体、もしくは薬学的に許容される塩、または請求項81で定義される組成物を投与することを含み、前記化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩は、前記病状に対して治療的に有効な量で前記対象内に存在する、方法。
【請求項90】
PARPが、病状の病態および/または症状の一因となる活性を有する病状を治療する方法であって、対象に、インビボで第2の化合物に変換される第1の化合物を投与することを含み、前記第2の化合物は、インビボでPARPを阻害し、前記第2の化合物は、請求項1〜80のいずれか1項で定義される化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩である、方法。
【請求項91】
病状が、癌、心臓血管疾患、代謝性疾患、炎症性疾患、再かん流傷害、虚血状態、および神経変性疾患からなる群から選択される、請求項88〜90のいずれか1項に記載の方法。
【請求項92】
医薬としての使用のための、請求項1〜80のいずれか1項で定義される化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩。
【請求項93】
PARPを阻害する医薬の製造のための、請求項1〜80のいずれか1項で定義される化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩の使用。
【請求項94】
PARPが、病状の病態および/または症状の一因となる活性を有する病状を治療する医薬の製造のための、請求項1〜80のいずれか1項で定義される化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩の使用。
【請求項95】
癌、心臓血管疾患、代謝性疾患、炎症性疾患、再かん流傷害、虚血状態、または神経変性疾患を治療する医薬の製造のための、請求項1〜80のいずれか1項で定義される化合物、互変異性体、または薬学的に許容される塩の使用。

【公表番号】特表2012−522007(P2012−522007A)
【公表日】平成24年9月20日(2012.9.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−502295(P2012−502295)
【出願日】平成22年3月26日(2010.3.26)
【国際出願番号】PCT/US2010/028878
【国際公開番号】WO2010/111626
【国際公開日】平成22年9月30日(2010.9.30)
【出願人】(000002934)武田薬品工業株式会社 (396)
【Fターム(参考)】