説明

ポンプ機構を備えたコンパクト容器

【課題】液状化粧料を簡単な操作でスムーズに一定量注出することができ、携帯性に優れるとともに、使い切り後は新しいレフィル容器に容易に換装することが可能なコンパクト容器を提供する。
【解決手段】容器本体3に容器本体内部に押し込み可能な押しボタン5を設置し、該押しボタン5の容器本体内部側に他端がノズルヘッド11の先端方向へ回動可能に連結部材の一端を連結して配置し、該連結部材の他端にノズルヘッド11の先端方向に容器本体3の内面に沿って摺動する摺動部材7を回動可能に連結し、該摺動部材7をシリンダと連結し、容器本体3に設けた貫通孔17と注出口10が連通するようにノズルヘッド11を容器本体3に固定することにより、押しボタン5を押し込むと、連結部材が回動し、摺動部材7がノズルヘッド11の先端方向に摺動し、シリンダをノズルヘッド11の先端方向に押圧して、ポンプ機構を駆動し内容物が注出される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ポンプ機構を備えた内容器を内蔵するコンパクト容器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、ファンデーション等の粉末状化粧料は中皿に充填し、中皿内で加圧成型され、固形粉末化粧料として中皿とともにコンパクト容器に収容される。このようなコンパクト容器は携帯性に優れ、鏡やパフ等の化粧用具も収容することができることから、外出先でも簡単に化粧行為を行うことができ、広く使用されている。
【0003】
一方、乳液、化粧水、リキッドファンデーション等の液状化粧料は、気密性を必要とすることから、通常はボトルやチューブ等に充填されるため、化粧行為に必要な鏡やパフ等の化粧用具は、これらとは別に携帯する必要があった。したがって、外出する際には、化粧料の他に化粧用具を携行する必要があり利便性に欠けるものであった。
【0004】
液状内容物を収容したコンパクト容器としては、ポンプを取り付けた内容器を収容したコンパクト容器が知られている(特許文献1及び2)。これらのコンパクト容器は、内容器の底面やチューブ容器を摺動するためのスライド部材の末端を傾斜面とし、傾斜面の上方から押しボタンを押し込むことにより、内容器あるいはスライド部材がスライドしてポンプ機構を駆動し内容物を注出するものである。
【0005】
しかしながら、これらの容器は、押しボタンを押し込むと、押しボタンと傾斜面との間に大きな摩擦力が発生するとともに、押しボタンで上方から押さえつけることにより内容器(あるいはスライド部材)と容器内底面との間にも大きな摩擦力が発生する。このため、ポンプ機構をスムーズに駆動することができず、内容物を円滑に注出することは困難であるばかりか、これらの部材に過度の力がかかり破損するおそれもあることから、これらの容器は液状化粧料のコンパクト容器として汎用されるに至っていないのが実情である。また、これらのコンパクト容器は、内容器を交換可能な構造となっていないため、内容物を使い切るとコンパクト容器を廃棄しなければならない。
【0006】
このような状況において、乳液等の液状化粧料を簡単な操作でスムーズに一定量注出することができ、携帯性に優れるとともに、使い切り後は新しいレフィル容器に換装することが可能なコンパクト容器の開発が望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】実開昭61−77911号公報
【特許文献2】実開平5−74414号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、乳液等の液状化粧料を簡単な操作でスムーズに一定量注出することができ、携帯性に優れるとともに、使い切り後は新しいレフィル容器に容易に換装することが可能なコンパクト容器を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するために本発明者が検討を行った結果、ポンプ機構を備えた内容器を内蔵するコンパクト容器において、容器本体に設けた押し込みボタンの容器本体内部側に連結部材の一端を連結し、連結部材の他端に摺動部材を連結し、摺動部材をポンプのシリンダに連結することにより、押し込みボタンを押し込むと、連結部材が回動し、摺動部材が摺動してポンプ機構が駆動するため、摺動部材と容器内底面との間に発生する摩擦力を極めて小さくすることでき、内容物をスムーズに注出することができることを見出すとともに、各部材の連結構造によりコンパクト容器に内蔵する内容器をレフィル容器として容易に換装可能であることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】
すなわち本発明は、ノズルヘッドを押圧することによりシリンダの内面をピストンが摺動し注出口から内容物を注出するポンプ機構を備えた内容器を内蔵するコンパクト容器であって、内容器を収容する容器本体に容器本体内部に押し込み可能な押しボタンを設置し、該押しボタンの容器本体内部側に他端がノズルヘッドの先端方向へ回動可能に連結部材の一端を連結して配置し、該連結部材の他端にノズルヘッドの先端方向に容器本体の内面に沿って摺動する摺動部材を回動可能に連結し、該摺動部材をシリンダと連結し、容器本体に設けた貫通孔と注出口が連通するようにノズルヘッドを容器本体に固定してなり、押しボタンを押し込むと、連結部材が回動し、摺動部材がノズルヘッドの先端方向に摺動し、シリンダをノズルヘッドの先端方向に押圧してポンプ機構を駆動し、内容物が注出されることを特徴とするコンパクト容器である。
【0011】
さらに本発明は、摺動部材とシリンダとが、シリンダの外面に設けた係合片に摺動部材が接合することにより連結することを特徴とするコンパクト容器である。
【0012】
また本発明は、摺動部材とシリンダとが、1又は2以上の係合部材を介して連結することを特徴とするコンパクト容器である。
【0013】
さらに本発明は、係合片又は係合部材の係合部を摺動部材の係合部に、摺動部材が摺動する方向に対して垂直方向に嵌合して連結することを特徴とするコンパクト容器である。
【0014】
さらに本発明は、摺動部材の摺動方向に対して垂直に容器本体の内側に突起片を立設し、該突起片でノズルヘッドを固定することを特徴とするコンパクト容器である。
【0015】
さらに本発明は、ポンプ機構を備えた内容器が、袋状容器の口部にポンプを取りつけることにより形成されることを特徴とするコンパクト容器である。
【0016】
また本発明は、ポンプ機構を備えた内容器が、チューブ容器の口部にポンプを取りつけることにより形成されることを特徴とするコンパクト容器である。
【0017】
さらに本発明は、袋状容器又はチューブ容器にポンプを取りつけたレフィル容器を内蔵することを特徴とするコンパクト容器である。
【発明の効果】
【0018】
本発明のコンパクト容器によれば、押し込みボタンを押し込むと、連結部材が回動し、摺動部材が摺動してシリンダをノズルヘッドの先端方向へ押し込み、ポンプ機構が駆動するため、押しボタンと連結部材、連結部材と摺動部材、及び内容器と容器本体底面との間に発生する摩擦力を極めて小さくすることでき、内容物をスムーズに注出することができる。
【0019】
また、各部材の連結構造によりコンパクト容器に内蔵する内容器をレフィル容器として容易に換装することができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】コンパクト容器の斜視図(外蓋を閉じた状態)
【図2】コンパクト容器の斜視図(外蓋を開いた状態)
【図3】コンパクト容器の主要部材の分解図
【図4】内容器の斜視図
【図5】コンパクト容器の斜め上方向からの透視図((ア)静止状態、(イ)注出状態)
【図6】コンパクト容器の斜め下方向からの透視図((ア)静止状態、(イ)注出状態)
【図7】コンパクト容器の正面透視図
【図8】コンパクト容器の背面透視図
【図9】A−A線断面図((ア)静止状態、(イ)注出状態)
【発明を実施するための形態】
【0021】
本発明に係るコンパクト容器ついて、図を参照して、以下に説明する。
【0022】
本発明に係るコンパクト容器は、図1及び2に示すように、容器本体(3)と外蓋(2)とをヒンジ部(2a)で連結した形態であり、オープンつまみ(18)をスライドすることにより外蓋(2)の係合部(2b)が移動して容器本体(3)と外蓋(2)との係合部(2b,5b)での係合が解除され外蓋(2)を開くことができる。また、ヒンジ部(2a)には、トルクヒンジ(21)が組み込まれ、外蓋を展開する方向に付勢している。このため、オープンつまみ(18)をスライドし係合部(2b,5b)の係合を解除すると外蓋が自動的に立ち上がる。
【0023】
図3に示すように、容器本体(3)の上面には押しボタン(5)を容器本体内部に押し込み可能に取り付ける。また、容器本体(3)の内部には、連結部材(6)、摺動部材(7)、ガイド板(19)、内容器(8)が収容され、容器本体の下方開口部は底板(4)により閉じられる。
【0024】
内容器(8)は、口部にポンプ機構(9)を備え、ノズルヘッド(11)を押圧することにより、ノズルヘッドに接合したステム(12)がシリンダ(13)内に押し込まれ、ステム(12)に連接するピストン(23)がシリンダ(13)の内面を摺動することにより、吸い込みパイプ(16)から吸引したシリンダー内の内容物を注出口(10)から注出する(図3)。
【0025】
シリンダ(13)の外面には摺動部材(7)と連結するための係合部材(14)が設置される。係合部材には、摺動部材(7)が摺動する方向と垂直に貫通孔(14a)が穿設される(図4)。そして、摺動部材(7)に設けられた摺動方向に垂直に立設した突起部(7a)が貫通孔(14a)に挿入することにより、摺動部材(7)と係合部材(14)とが連結した状態となる(図9)。このような連結構造としたのは、コンパクト容器(1)の底板(4)を取り外し、容器本体(3)の底部開口から内容器(8)を抜き取ることにより、摺動部材(7)と係合片(14)との連結が解除でき、内容器(8)を取り出し易くするためである。そして、このような構造にすることで、内容器(8)はレフィル容器として、使い切った後は容易に換装することが可能となる。また連結構造は、これに限られるものではなく、係合部材(14)の係合部と摺動部材(7)の係合部を摺動部材が摺動する方向に対して垂直方向に嵌入して連結するものであればあらゆる構造を採用することができる。
【0026】
図4では、係合部材(14)はシリンダ(13)に外挿入し、リング(15)によって固定しているが、固定方法はこれに限られず、例えば、係合部材をシリンダ外面に嵌合あるいは接着するなどして固定しても良い。また、係合部材を内容器(8)の変形しにくい箇所等に連結してもよい。この場合には、内容器(8)等は連結部材の一部として機能し、シリンダ(13)をノズルヘッドの先端方向に押し込み、シリンダ内のピストン(23)を摺動することができる。また、係合部材は1に限られず、2以上の係合部材を組み合わせて使用してもよい。さらに、係合部材を使用せずシリンダの外面に係合片を一体的に成型して設け、これに係合部材と同様の貫通孔を穿設することにより、摺動部材と連結することができる。
【0027】
内容器(8)は、パウチ等の袋状容器やチューブ容器であることが好ましい。内容物が注出され内容器の容器内の空間が大きくなると、吸い込みパイプ(16)の先端が内容物に浸漬せず内容物を吸引しづらくなり、内容物の注出が安定しなくなる。このため内容物の注出にともない容器が収縮し吸い込みパイプ(16)の先端が常に内容物に浸漬可能な袋状容器等が好適である。また、袋状容器やチューブ容器は、使用する樹脂材料の量を少なくすることができ、レフィル容器としても適している。
【0028】
内容器に収容する内容物の性状は、ポンプ機構により注出可能なものであれば特に限定されるものではないが、液状、ジェル状、クリーム状が好ましく、例えば、クリーム、乳液、ジェル、エッセンス、リキッドファンデーション等の化粧料を内容物として収容することが好ましい。
【0029】
容器本体(3)に容器本体内部に押し込み可能な押しボタン(5)を設置し(図5(ア)、(イ))、押しボタン(5)の押し込み方向側に連結部材(6)の一端(6a)を連結する(図6(ア)、(イ))。図6は、押しボタン(5)と容器本体(3)とはヒンジ部(5a)で回動可能に連結した一例を示しているが、これに限定されず、押しボタン(5)の設置は容器本体内部に押し込み可能であればあらゆる方法を採ることができる。
【0030】
また、連結部材と押しボタンとの連結は、図7、8に示すように、連結部材の先端を直角に折り曲げ、かかる折り曲げ部分(6a)を押しボタンの押し込み方向側表面に設けた溝に嵌入して連結することができるが、これに限定されるものでなく、連結部材の他方の端(6b)が回動可能に連結されるものであれば、あらゆる連結方法を採用することができる。
【0031】
連結部材の押しボタンと連結する一端(6a)とは反対の他端(6b)はノズルヘッド(11)の先端方向に回動することができ、当該他端(6b)には、ノズルヘッド(11)の先端方向に容器本体(3)の内面に沿って摺動する摺動部材(7)を回動可能に連結する。このような連結構造にすることにより、押しボタン(5)が押し込まれると、連結部材(6)は摺動部材との連結部分を中心にノズルヘッドの先端方向に移動しながら回動し、摺動部材(7)が容器本体(3)の内面に沿ってノズルヘッドの先端方向に摺動する(図5(イ)、図6(イ)、図9(イ))。このように、押しボタンを押し込む力の方向は、連結部材(6)が回動することにより、ノズルヘッドの先端方向に切り替えられるために、押しボタン(5)と連結部材(6)、連結部材(6)と摺動部材(7)、及び、内容器(8)と容器本体底面(底板(4))との間に生じる摩擦力を低減することができ、ポンプのシリンダ(13)をノズルヘッド(11)の先端方向にスムーズに押し込むことができる(図9(ア)、(イ))。
【0032】
連結部材(6)と摺動部材(7)との連結は、図7、8に示すように、連結部材(6)の先端を直角に折り曲げ、かかる折り曲げ部分(6b)を摺動部材(7)の側面に嵌入して連結することができるが、これに限定されるものではなく、連結部材と摺動部材とが回動可能に連結されるものであれば、あらゆる連結方法を採用することができる。
また、図7、8では、2本の連結部材を用意し、それぞれの折り曲げ部分(6b)を摺動部材(7)の左右の側面に嵌入するが、左右の折り曲げ部分(6b,6b)を連続のものとし、かかる部分で押しボタン側面を貫通することにより摺動部材に連結することもできる。
【0033】
摺動部材(7)には摺動する方向にガイド溝(7a)が設けられ、これに容器本体の内表面から立設したガイド棒(22)が挿入される。これにより摺動部材は摺動する方向が規制され、繰り返し正確に摺動することが可能となる。また、摺動部材と容器本体底面(底板(4))との間にはガイド板(19)が配置される。ガイド板には段差(19a)を設けて溝が形成されており、この溝内を摺動部材が摺動することにより、摺動部材が摺動する方向を規制している。
【0034】
容器本体(3)に設けた貫通孔(17)と注出口(10)が連通するようにノズルヘッド(11)を容器本体(3)に固定する(図5、7)。ノズルヘッド(11)を固定した状態で、ポンプのシリンダ(13)がノズルヘッド(11)の先端方向に移動すると、通常、ポンプを駆動させる際にノズルヘッドを押し込む動作と同じ作用となる。すなわち、シリンダ(13)がノズルヘッド(11)の先端方向に移動するとノズルヘッド(11)に接合したステム(12)がシリンダ内に押し込まれ、ステム(12)に連接するピストン(23)がシリンダ(13)の内面を摺動することにより、吸い込みパイプ(16)から吸引したシリンダ内の内容物が注出口(10)から注出される。
そして、ポンプの注出口(10)から注出された内容物は、容器本体の貫通孔(17)を通り、コンパクト容器(1)から注出される。
【0035】
ノズルヘッド(11)を固定するためのリブ(20)は、図5、7に示すように、容器本体内面に摺動部材が摺動する方向に対して垂直に立設することが好ましい。このような形状および配置にすることにより、ノズルヘッドを固定しながら、内容物を使い切った後は、コンパクト容器(1)の底板(4)を取り外し、容器本体(3)の底部開口から内容器(8)を抜き取ることができる。これにより、内容器をレフィル容器として容易に換装することが可能となる。
【0036】
また、ノズルヘッドを固定するためのリブ(20)は、容器本体内面から立設するだけでなく、容器本体とリブとの間に他の部材を介在させ、該部材からリブが立起する構造であってもよい。
【符号の説明】
【0037】
1 コンパクト容器
2 外蓋
2a ヒンジ部
2b 係合部
3 容器本体
4 底板
5 押しボタン
5a ヒンジ部
5b 係合部
6 連結部材
6a 押しボタン側連結部
6b 摺動部材側連結部
7 摺動部材
7a 突起部(係合部)
8 内容器
9 ポンプ
10 注出口
11 ノズルヘッド
12 ステム
13 シリンダ
14 係合片
14a 貫通孔(係合部)
15 リング
16 吸い込みパイプ
17 貫通孔
18 オープンつまみ
19 ガイド板
19a 段差(溝)
20 ノズルヘッド固定リブ
21 トルクヒンジ
22 ガイド棒
23 ピストン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ノズルヘッドを押圧することによりシリンダの内面をピストンが摺動し注出口から内容物を注出するポンプ機構を備えた内容器を内蔵するコンパクト容器であって、内容器を収容する容器本体に容器本体内部に押し込み可能な押しボタンを設置し、該押しボタンの容器本体内部側に他端がノズルヘッドの先端方向へ回動可能に連結部材の一端を連結して配置し、該連結部材の他端にノズルヘッドの先端方向に容器本体の内面に沿って摺動する摺動部材を回動可能に連結し、該摺動部材をシリンダと連結し、容器本体に設けた貫通孔と注出口が連通するようにノズルヘッドを容器本体に固定してなり、押しボタンを押し込むと、連結部材が回動し、摺動部材がノズルヘッドの先端方向に摺動し、シリンダをノズルヘッドの先端方向に押圧してポンプ機構を駆動し、内容物が注出されることを特徴とするコンパクト容器。
【請求項2】
摺動部材とシリンダとが、シリンダの外面に設けた係合片に摺動部材が接合することにより連結することを特徴とする請求項1記載のコンパクト容器。
【請求項3】
摺動部材とシリンダとが、1又は2以上の係合部材を介して連結することを特徴とする請求項1記載のコンパクト容器。
【請求項4】
係合片又は係合部材の係合部を摺動部材の係合部に、摺動部材が摺動する方向に対して垂直方向に嵌合して連結することを特徴とする請求項2又は3記載のコンパクト容器。
【請求項5】
摺動部材の摺動方向に対して垂直に容器本体の内側に突起片を立設し、該突起片でノズルヘッドを固定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のコンパクト容器。
【請求項6】
ポンプ機構を備えた内容器が、袋状容器の口部にポンプを取りつけることにより形成されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のコンパクト容器。
【請求項7】
ポンプ機構を備えた内容器が、チューブ容器の口部にポンプを取りつけることにより形成されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のコンパクト容器。
【請求項8】
袋状容器又はチューブ容器にポンプを取りつけたレフィル容器を内蔵することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のコンパクト容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−235841(P2012−235841A)
【公開日】平成24年12月6日(2012.12.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−105588(P2011−105588)
【出願日】平成23年5月10日(2011.5.10)
【特許番号】特許第5073082号(P5073082)
【特許公報発行日】平成24年11月14日(2012.11.14)
【出願人】(000001959)株式会社 資生堂 (1,748)