説明

マイクロ波パワーセル、化学反応炉、及びパワー変換装置

【課題】原子状水素の触媒反応によって新しい組成の水素含有物質の新しい水素種と化合物とパワーを生成し、水素の触媒反応から放出されたエネルギー生成物として生成されたプラズマからのパワーを変換するマイクロ波パワーセル、化学反応炉、及びパワー変換装置の提供。
【解決手段】ガス放電セル水素化物反応炉は、チャンバ300を有する水素同位体ガス封入グロー放電真空容器313を装備したガス放電セル307を備える。水素源322は、水素供給路342を通り制御バルブ325を介してチャンバ300に水素を供給する。触媒は、触媒槽395に貯蔵される。電圧/電流源330から陰極305と陽極320の間に電流を流す。電流は逆方向に流すこともできる。プラズマは、マイクロ波発振器などのマイクロ波源を用いて生成される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
反応容器と、
前記容器と伝達する水素原子源と、
前記容器への伝達に基づく前記水素原子の低エネルギー状態への反応を触媒し、前記水素原子からエネルギーを放出させてプラズマを生成させる触媒源と、
十分なマイクロ波パワーを前記容器に供給し、前記プラズマを発生させるように構成されたマイクロ波パワー源を備えるセル。
【請求項2】
前記触媒源は、マイクロ波パワーによってイオン化する際に、He触媒を生成するヘリウムガスを備える、請求項1記載のセル。
【請求項3】
前記触媒源は、マイクロ波パワーによってイオン化する際に、Ar触媒を生成するアルゴンガスを備える、請求項1記載のセル。
【請求項4】
空胴はエベンソン空胴である、請求項1記載のセル。
【請求項5】
反応容器と、
前記容器と伝達する原子状水素源と、
前記容器への伝達に基づく前記水素原子の低エネルギー状態への反応を触媒し、前記水素原子からエネルギーを放出させてプラズマを生成させる触媒源と、十分なマイクロ波パワーを前記容器に供給して前記プラズマを生じさせるように構成し配置された無線周波数(RF)パワー源を備える、セル。
【請求項6】
前記RFパワーは、前記セルと容量的かもしくは誘導的に結合する、請求項5記載のセル。
【請求項7】
2つの電極をさらに備える、請求項5記載のセル。
【請求項8】
前記セルは、気体エレクトロニクス会議(GEC)基準セルもしくはその変更形態を備える、請求項5記載のセル。
【請求項9】
前記無線周波数は、約100ヘルツ〜約100ギガヘルツの範囲である、請求項5記載のセル。
【請求項10】
前記無線周波数は、約1キロヘルツ〜約100メガヘルツの範囲である、請求項5記載のセル。
【請求項11】
前記無線周波数は、約13.56メガヘルツから±50メガヘルツか、もしくは、約2.4ギガヘルツから±1ギガヘルツの範囲である、請求項5記載のセル。
【請求項12】
前記セルは、変圧回路の一次巻線を備える、誘導性結合するトロイダルプラズマセルであって、前記プラズマは、変圧回路の二次巻線として機能する閉ループである、請求項5記載のセル。
【請求項13】
反応容器と、
前記容器と伝達する水素原子源と、
前記容器への伝達に基づく前記水素原子の低エネルギー状態への反応を触媒し、前記水素原子からエネルギーを放出させてプラズマを生成させる触媒源と、
前記容器内の陰極と、
前記容器内の陽極と、
グロー放電プラズマを生成するために前記陰極と前記陽極に接続される電源を備える、セル。
【請求項14】
電極は、1ボルト〜100,000ボルトで動作するように接続され配置される、請求項13記載のセル。
【請求項15】
電極は、50ボルト〜10,000ボルトで動作するように接続され配置される、請求項13記載のセル。
【請求項16】
電極は、50ボルト〜5,000ボルトで動作するように接続され配置される、請求項13記載のセル。
【請求項17】
電極は、50ボルト〜500ボルトで動作するように接続され配置される、請求項13記載のセル。
【請求項18】
反応容器と、
前記容器と伝達する水素原子源と、
前記容器への伝達に基づく前記水素原子の低エネルギー状態への反応を触媒し、前記水素原子からエネルギーを放出させてプラズマを生成させる触媒源と、
プラズマエネルギーを電気に変換するように構成され配置される電磁流体パワー変換装置を備える、セル。
【請求項19】
反応容器と、
前記容器と伝達する水素原子源と、
前記容器への伝達に基づく前記水素原子の低エネルギー状態への反応を触媒し、前記水素原子からエネルギーを放出させてプラズマを生成させる触媒源と、
プラズマエネルギーを電気に変換するように構成され配置されたプラズマ力学パワー変換装置を備える、セル。
【請求項20】
前記触媒源は、前記触媒が励起する際に、約m・27.2±0.5eVの実効反応エンタルピーをもつ触媒を提供でき、mは整数である、請求項1、5、13、18、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項21】
前記触媒源は、前記触媒が励起する際に、約(m/2)・27.2±0.5eVの実効反応エンタルピーをもつ触媒を提供でき、mは1より大きい整数である、請求項1、5、13、18、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項22】
前記触媒源は、n=1(p=1)の状態からn=1/2(p=2)状態へ原子状水素を遷移させる触媒として作用する、(3/2)・27.2eV(m=3)に相当するn=2エネルギー準位へ、n=1エネルギー準位から遷移する際に、40.8eVを吸収するHeを含む触媒を提供可能である、請求項1、5、13、18、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項23】
前記触媒源は、n=1(p=1)エネルギー準位から、n=1/2(p=2)エネルギー準位へ原子状水素が遷移する際に、40.8eVを吸収するAr2+を備え、(3/2)・27.2eV(m=3)に相当するAr3+にイオン化される触媒を提供できる、請求項1、5、13、18、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項24】
前記触媒源は、第1の触媒と第2の触媒源の混合物を備える、請求項1、5、13、18、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項25】
前記第1の触媒は、前記セルの動作時に、第2の触媒源から第2の触媒を生成する、請求項24記載のセル。
【請求項26】
前記第1の触媒は、Li、Be、K、Ca、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、As、Se、Kr、Rb、Sr、Nb、Mo、Pd、Sn、Te、Cs、Ce、Pr、Sm、Gd、Dy、Pb、Pt、He、Na、Rb、Fe3+、Mo2+、Mo4+、Ne、In3+、Sr、Ne、Heから選択される、請求項24のセル。
【請求項27】
前記第2の触媒源は、ヘリウムとアルゴンから選択され、前記第2の触媒源から生成された前記第2の触媒は、HeとArから選択される少なくとも1つを含み、第2の触媒イオンは、前記プラズマによって、対応する原子から生成される、請求項24記載のセル。
【請求項28】
磁場源と、前記セルの動作時に前記プラズマからパワーを受けるように構成され配置される少なくとも2つの電極をさらに備える、請求項1、5、13、18、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項29】
前記セルの動作時にイオンがz軸方向に優先的な速度をもって電磁流体パワー変換装置に送られるように、構成され配置された前記電磁流体パワー変換装置をさらに備え、前記電磁流体パワー変換装置は、電極と、浮遊イオンの方向に直交する磁場を備え、前記イオンは、前記磁場によってローレンツ偏向され、偏向されたイオンは、対応する横断方向の偏向磁場と直交する電極に電圧を形成する、請求項1、5、13、18、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項30】
前記セルは放電セルを含む、請求項1、5、13、18、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項31】
断続的な、もしくは、パルス状の放電電流を提供する構造をさらに備える、請求項30記載のセル。
【請求項32】
約0.5ボルト〜約500ボルトのオフセット電圧を提供する構造をさらに備える、請求項30記載のセル。
【請求項33】
約1V/cm〜約10V/cmの磁場を形成するオフセット電圧を提供する構造をさらに備える、請求項30記載のセル。
【請求項34】
約0.1ヘルツ〜約100メガヘルツのパルス周波数と、約0.1%〜約95%のデューティーサイクルを提供する構造をさらに備える、請求項30記載のセル。
【請求項35】
m・27.2±0.5eV(mは整数)の実効エンタルピーか、もしくは、(m/2)・27.2±0.5eV(mは1より大きな整数)の実効エンタルピーを提供でき、約13.6/(1/p)eVの結合エネルギーをもつ水素原子を形成することができる原子状水素の水素触媒をさらに備え、pは整数であって、前記実効エンタルピーは、t個の電子のイオン化エネルギーと結合エネルギーの総和がm・27.2±0.5eV(mは整数)か、もしくは、(m/2)・27.2±0.5eV(mは1より大きな整数)となるように、前記触媒の分子結合を解離し、解離した分子の1つの原子のt個の電子の各々を連続エネルギー準位にイオン化することによって提供される、請求項1、5、13、18、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項36】
前記水素触媒は、C、N、O、CO、NO、NOのうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項35記載のセル。
【請求項37】
前記水素触媒と結合する分子をさらに含む、請求項35記載のセル。
【請求項38】
前記触媒源は、C、N、O、CO、NO、NO、Li、Be、K、Ca、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、As、Se、Kr、Rb、Sr、Nb、Mo、Pd、Sn、Te、Cs、Ce、Pr、Sm、Gd、Dy、Pb、Pt、Kr、He、Na、Rb、Fe3+、Mo2+、Mo4+、In3+、He、Ar、Xe、Ar2+、Ne、H、Sr、Ne、He、H、約13.6eV/pの結合エネルギーをもつ水素原子のグループから選択されたエキシマ、イオン状もしくは分子状化合物、分子種、分子状イオン、イオン、原子、分子の少なくとも1を備える、請求項1、5、13、18、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項39】
前記セルは、動作時に原子状水素の触媒不均化反応が生じるように構成、配置され、ハイドリノ原子の準安定励起と共鳴励起とイオン化エネルギーの各々がm×27.2eVであるので、低エネルギー水素(ハイドリノ)原子は触媒として作用する、請求項1、5、13、18、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項40】
m・27.21eVの多重極共鳴伝達によって誘発されたH[a/p]からH[a/p+m]への遷移と、H[a/p’]で励起されたH[a/p’−m’]の共鳴状態での[(p’)−(p’−m’)]×13.6eV−m・27.2eVの伝達のためのハイドリノ触媒との触媒反応は、
【数1】

で示され、p、p’、m、m’は整数である、請求項1、5、13、18、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項41】
初期低エネルギー状態量子数pで半径a/pの低エネルギー水素(ハイドリノ)原子は、初期低エネルギー状態量子数がm’、初期半径がa/m’、最終半径がaである、実効エンタルピーm×27.2eV±0.5eV(mは整数)かもしくはm×27.2eV±0.5eV(mは1より大きな整数)をもつ水素原子との反応によって、量子数(p+m)で半径a/(p+m)の状態に遷移する、請求項1、5、13、18、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項42】
前記水素原子H[a/p]が、水素原子H[a/m’]と共に、共鳴エネルギー伝達によってイオン化され遷移反応を生じることは
【数2】

で与えられ、
全反応は
【数3】

で与えられる、請求項41記載のセル。
【請求項43】
少なくとも2つの個別の電極間に電圧を生成するために、イオンと電子を分離するように構成され配置されるパワー変換装置をさらに備える、請求項1、5、13、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項44】
磁場源をさらに備え、セルの動作時に、電極が、電子を収集する閉込めプラズマと、前記閉込めプラズマの外側領域で陽イオンを収集する対向電極と接触するように、前記電極が構成され配置される、請求項43記載のセル。
【請求項45】
前記パワー変換装置は、前記セルの動作時に磁化される少なくとも1個の電極と少なくとも1個の対向電極を備える、請求項43記載のセル。
【請求項46】
前記磁化された電極は、動作時に、陽イオンを収集する前記磁化された電極の磁力線上で電子を磁気的に捉え、磁化されていない対応電極は、電子を収集して前記電極間で電圧を生成するように構成され配置される、請求項45記載のセル。
【請求項47】
エベンソン(Evenson)、ビーナッカー(Beenakker)、マカレル(McCarrol)、円筒空胴からなるグループから選択された少なくとも1つを含む空胴をさらに備える、請求項5、13、18、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項48】
前記触媒は、27.21eVを吸収し、2Neにイオン化されるネオンエキシマNeを備え、
【数4】

で与えられる、原子状水素の(P)エネルギー準位から(P+1)エネルギー準位への遷移のための触媒作用を行い、
全反応は
【数5】

で与えられる、請求項1、5、13、18、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項49】
前記触媒は、27.21eVを吸収し2Heにイオン化されるヘリウムエキシマHeを備え、
【数6】

で与えられる、原子状水素の(P)エネルギー準位から(P+1)エネルギー準位への遷移のための触媒作用を行い、
全反応は
【数7】

で与えられる、請求項1、5、13、18、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項50】
前記触媒は、27.21eVを吸収して2Hにイオン化される2つの水素原子を備え、
【数8】

で与えられる、原子状水素の(P)エネルギー準位から(P+1)エネルギー準位への遷移のための触媒作用を行い、
全反応は
【数9】

で与えられる、請求項1、5、13、18、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項51】
前記セルは、
(a)特定の結合エネルギーをもつ中性、陽性、陰性のうちの少なくとも1つの結合エネルギー増大水素種であって、前記結合エネルギーは、
(i)対応する通常の水素種の結合エネルギーよりも大きいか、
(ii)通常の水素種の結合エネルギーが周囲環境での熱エネルギーより小さいかもしくはマイナスであるため、対応する通常の水素種が不安定であったり観察されない水素種の結合エネルギーより大きい、当該結合エネルギー増大水素種と、
(b)少なくとも1つのその他の元素を備える化合物を生成するようにさらに構成、配置される、請求項1、5、13、18、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項52】
前記結合エネルギー増大水素種は、H、H、Hから選択され、nは正整数であり、Hが正電荷である時にはnは1より大きいという条件付きである、請求項51記載のセル。
【請求項53】
前記結合エネルギー増大水素種は、
(a)結合エネルギーが
【数10】

で与えられ、pは2以上の整数であり、s=1/2であり、πはパイであり、hはプランク定数バーであり、μは真空の透磁率であり、mは電子の質量であり、μは減少した電子質量であり、aはボーア半径であり、eは電気素量であり、p=2〜23の通常の水素化物イオンの結合エネルギー(約0.8eV)より大きな結合エネルギーをもつ水素化物イオンと、
(b)約13.6eVより大きな結合エネルギーをもつ水素原子と、
(c)約15.5eVより大きな第1の結合エネルギーをもつ水素分子と、
(d)約16.4eVより大きな結合エネルギーをもつ分子状水素イオンからなるグループから選択される、請求項51記載のセル。
【請求項54】
前記結合エネルギー増大水素種は、約3.0、6.6、11.2、16.7、22.8、29.8、36.1、42.8、49.4、55.5、61.0、65.6、69.2、71.5、72.4、71.5、68.8、64.0、56.8、47.1、34.6、19.2、0.65eVのいずれかの結合エネルギーをもつ水素化物イオンである、請求項51記載のセル。
【請求項55】
前記結合エネルギー増大水素種は、
【数11】

の結合エネルギーをもつ水素化物イオンであり、
pは1より大きな整数であり、s=1/2であり、πはパイであり、hはプランク定数バーであり、μは真空の透磁率であり、mは電子の質量であり、μは減少した電子質量であり、aはボーア半径であり、eは電気素量である、請求項51記載のセル。
【請求項56】
前記セルは、
(a)約13.6eV/(1/p)(pは整数)の結合エネルギーをもつ水素原子と、
(b)下記式中、s=1/2であり、πはパイであり、hはプランク定数バーであり、μは真空の透磁率であり、mは電子の質量であり、μは減少した電子質量であり、aはボーア半径であり、eは電気素量であって、およそ下記式で表される結合エネルギーをもつ;約
【数12】

の結合エネルギーをもつ結合エネルギー増大水素化物イオン(H)と、
(c)結合エネルギー増大水素種H(1/p)と、
(d)約22.6/(1/p)eV(pは整数)の結合エネルギーをもつ結合エネルギー増大水素種の三水素化合物(trihydrino)分子イオンH(1/p)と、
(e)約15.5/(1/p)eVの結合エネルギーをもつ結合エネルギー増大水素分子と、
(f)約16.4/(1/p)eVの結合エネルギーをもつ結合エネルギー増大水素分子イオンからなるグループから選択される結合エネルギー増大水素種を提供するように構成、配置される、請求項1、5、13、18、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項57】
前記セルは、動作時に、前記触媒反応からパワーが供給され、マイクロ波パワーによって生じたプラズマを形成し維持するようにさらに構成され配置される、請求項1記載のセル。
【請求項58】
前記セルは、真空、もしくは、大気より高い圧力のチャンバを備える容器と、プラズマを形成するマイクロ波RFパワー源と、m・27.2±0.5eV(mは整数)、もしくは、m/2・27.2±0.5eV(mは1より大きな整数)の実効反応エンタルピーをもつ触媒を提供する触媒源を備える、請求項1記載のセル。
【請求項59】
前記マイクロ波パワー源は、マイクロ波生成器と、調整可能なマイクロ波空胴と、導波管と、RF透過ウィンドーを備える、請求項1記載のセル。
【請求項60】
前記マイクロ波パワー源は、進行波管、クライストロン、マグネトロン、サイクロトロン共鳴メーザ、ジャイロトロン、自由電子レーザからなるグループから選択された少なくとも1つを備える、請求項1記載のセル。
【請求項61】
前記マイクロ波パワー源は、約1メガヘルツ〜約100ギガヘルツのマイクロ波周波数を提供するように構成、配置される、請求項1記載のセル。
【請求項62】
前記マイクロ波パワー源は、約50メガヘルツ〜約10ギガヘルツのマイクロ波周波数を提供するように構成、配置される、請求項1記載のセル。
【請求項63】
前記マイクロ波パワー源は、75メガヘルツから±約50メガヘルツのマイクロ波周波数を提供するように構成、配置される、請求項1記載のセル。
【請求項64】
前記マイクロ波パワー源は、2.4ギガヘルツから±約1ギガヘルツのマイクロ波周波数を提供するように構成、配置される、請求項1記載のセル。
【請求項65】
動作時にプラズマを磁気的に閉じ込める磁場源をさらに備える、請求項1、5、13、18、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項66】
前記セルは、約1ミリトール〜約100気圧の分子状水素分圧と原子状水素分圧を提供するように構成、配置される、請求項1、5、13、18、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項67】
前記セルは、約100ミリトール〜約20トールの分子状水素分圧と原子状水素分圧を提供するように構成、配置される、請求項1、5、13、18、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項68】
前記セルは、約1ミリトール〜100気圧の触媒分圧を供給するように構成、配置される、請求項1、5、13、18、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項69】
前記セルは、約100ミリトール〜約20トールの触媒分圧を供給するように構成、配置される、請求項1、5、13、18、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項70】
セル容積1立方センチメートル当り毎分約0〜約1標準リットルのプラズマガス流量を供給するように構成、配置された混合体流量制御器をさらに備える、請求項1、5、13、18、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項71】
前記混合体流量制御器は、セル容積1立方センチメートル当り約0.001〜約100sccmのプラズマガス流量を供給するように構成、配置される、請求項70記載のセル。
【請求項72】
前記混合体流量制御器は、セル容積1立方センチメートル当り約0〜約1標準リットルの水素ガス流量を供給するように構成、配置される、請求項70記載のセル。
【請求項73】
前記混合体流量制御器は、セル容積1立方センチメートル当り約0.001〜約100sccmの水素ガス流量を供給するように構成、配置される、請求項70記載のセル。
【請求項74】
前記混合体流量制御器は、セル容積1立方センチメートル当り約0〜約1標準リットルの水素/プラズマガス混合体流量を供給するように構成、配置される、請求項70記載のセル。
【請求項75】
前記混合体流量制御器は、セル容積1立方センチメートル当り約0.001〜約100sccmの水素/プラズマガス混合体流量を供給するように構成、配置される、請求項70記載のセル。
【請求項76】
前記セルは、セル容積1立方センチメートル当り約0.01ワット〜約100ワットのプラズマパワーのパワー密度を提供するように構成、配置される、請求項1、5、13、18、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項77】
プラズマを電気に変換するためのパワー変換装置をさらに備える、請求項1、5、13、18、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項78】
前記パワー変換装置は熱機関である、請求項77記載のセル。
【請求項79】
前記直接プラズマ電気パワー変換装置は、磁気ミラー電磁流体パワー変換装置と、プラズマ力学パワー変換装置と、ジャイロトロンと、フォトンバンチングマイクロ波パワー変換装置と、光電変換装置と、電荷ドリフトパワー変換装置から選択された少なくとも1つを含む、請求項77記載のセル。
【請求項80】
前記熱機関パワー変換装置は、蒸気タービン機関と、ガスタービン機関と、ステアリングエンジンと、熱電子エネルギー変換器と、熱電エネルギー変換器から選択された少なくとも1つを含む、請求項77記載のセル。
【請求項81】
容器、陰極、陽極、電解液、高電圧電解電源、m・27.2±0.5eV(mは整数)もしくはm/2・27.2±0.5eV(mは1より大きな整数)の実効反応エンタルピーを提供可能な触媒源をさらに備える、請求項1、5、13、18、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項82】
前記電源は、約10〜約50キロボルトの電圧と、約1〜約100アンペア/cmの電流密度を提供するように構成、配置される、請求項81記載のセル。
【請求項83】
前記触媒源は、Li、Be、K、Ca、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、As、Se、Kr、Rb、Sr、Nb、Mo、Pd、Sn、Te、Cs、Ce、Pr、Sm、Gd、Dy、Pb、Pt、He、Na、Rb、Fe3+、Mo2+、Mo4+、In3+、Ne、K/K、Sr、Ar、C、N、O、CO、NO、NO、Ne、He、Hから選択される少なくとも1つを含む触媒と、前記セルの動作時に約13.6eV/p(pは整数)の結合エネルギーをもつ少なくとも1つの水素原子を供給する、請求項1、5、13、18、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項84】
前記電極は、少なくとも1つの陰極と1つの陽極と備え、少なくとも1つの電極は、絶縁バリアによって遮蔽される、請求項7記載のセル。
【請求項85】
前記セルは、高駆動電圧と高周波を提供するように構成され配置される、請求項84記載のセル。
【請求項86】
前記RFパワーソースは、無線周波数を提供するように構成、配置された高パワーソースとインピーダンス整合回路を含む駆動回路を備える、請求項5記載のセル。
【請求項87】
前記RFパワーソースは、約5キロヘルツ〜約10キロヘルツの周波数を提供するように構成、配置される、請求項85記載のセル。
【請求項88】
前記高パワーソースは、約100ボルト〜約1メガボルトの電圧を提供するように構成、配置される、請求項85記載のセル。
【請求項89】
前記高パワーソースは、約1キロボルト〜約100キロボルトの電圧を提供するように構成、配置される、請求項85記載のセル。
【請求項90】
前記高パワーソースは、約5ボルト〜約10キロボルトの電圧を提供するように構成、配置される、請求項85記載のセル。
【請求項91】
前記触媒源は、原子、イオン、分子、分子イオン、イオン化合物、分子化合物、エキシマ、H、約13.6eV/p(pは整数)の結合エネルギーをもつ水素原子などの関連種からのt個の電子をイオン化して、連続的エネルギー準位にするための触媒反応系を備え、t個の電子のイオン化エネルギーの合計は約m・27.2±0.5eV(mは整数)もしくは約m/2・27.2±0.5eV(mは1より大きな整数でtは整数)である、請求項1、5、13、18、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項92】
前記触媒反応系は、Li、Be、K、Ca、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、As、Se、Kr、Rb、Sr、Nb、Mo、Pd、Sn、Te、Cs、Ce、Pr、Sm、Gd、Dy、Pb、Pt、He、Na、Rb、Fe3+、Mo2+、Mo4+、Ne、In3+、Sr、Ar、C、N、O、CO、NO、NO、Ne、He、Hから選択された少なくとも1つと、約13.6eV/p(pは整数)の結合エネルギーをもつ少なくとも1つの水素原子を含む、請求項91記載のセル。
【請求項93】
触媒によって関連するイオン間でt個の電子の遷移が発生し、t個の電子が特定のイオンから別のイオンに遷移することによって実効反応エンタルピーがもたらされ、イオンを提供する電子のイオン化エネルギーからイオンを受け取る電子のイオン化エネルギーを引いた値は、m・27.2±0.5eV(mは整数)もしくはm/2・27.2±0.5eV(mは1より大きな整数でtは整数)にほぼ等しい、請求項1、5、13、18、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項94】
前記セルは、光を生成するように構成、配置される、請求項1、5、13、18、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項95】
光を伝搬する光伝搬構造をさらに備える、請求項94記載のセル。
【請求項96】
前記セルは、短波長光を供給するように構成、配置され、フォトリソグラフィに適する短波長光を伝搬する光伝搬構造を備える、請求項1、5、13、18、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項97】
1つ以上の短波長を所望のより長い波長に変換する発光体で被覆された光伝搬構造をさらに備える、請求項1、5、13、18、又は19のいずれか1項記載のセル。
【請求項98】
反応容器と、
水素源と、
2つの水素原子が触媒として機能しイオン化して第3の水素原子から合計27.2eVを吸収して、前記第3の水素原子を低エネルギー状態にする条件で、前記水素を個別の水素原子に解離するのに十分なマイクロ波パワーを前記水素に供給するように構成、配置されるマイクロ波パワーソースを備えるセル。
【請求項99】
プラズマ生成用セルの動作方法であって、
水素原子源と、水素原子の低エネルギー状態への反応を触媒する触媒源を提供する工程と、
低エネルギー水素を形成しプラズマを生成するために、マイクロ波を前記水素原子と触媒に与えて、水素原子と触媒間の反応を起こす工程を備える方法。
【請求項100】
前記触媒源は、マイクロ波パワーでイオン化される際にHe触媒を生成するヘリウムガスを用いて形成される、請求項99記載の方法。
【請求項101】
前記触媒源は、マイクロ波パワーによってイオン化される際にAr触媒を生成するアルゴンガスを用いて形成される、請求項99記載の方法。
【請求項102】
前記マイクロ波は、水素原子源から水素自由原子を生成する、請求項99記載の方法。
【請求項103】
プラズマ生成用セルの動作方法であって、
水素原子源と、水素原子の低エネルギー状態への反応を触媒する触媒源を提供する工程と、
無線周波数(RF)を前記水素原子源と触媒に与えて、前記水素と前記触媒間の反応を開始させて、低エネルギー水素を形成し、プラズマを生成する工程を備える方法。
【請求項104】
前記RFパワーは、前記セルに容量性もしくは誘導性結合される、請求項103記載の方法。
【請求項105】
2つの電極をさらに備える、請求項135記載の方法。
【請求項106】
前記セルは、GEC(気体エレクロニクス会議)基準セルか、もしくは、その変更形態を含む、請求項103記載の方法。
【請求項107】
前記RF周波数は、約100ヘルツ〜約100ギガヘルツの範囲である、請求項103記載の方法。
【請求項108】
前記RF周波数は、約1キロヘルツ〜約100メガヘルツの範囲である、請求項103記載の方法。
【請求項109】
前記RF周波数は、約13.56メガヘルツから±50メガヘルツか、もしくは、約2.4ギガヘルツから±1ギガヘルツの範囲である、請求項103記載の方法。
【請求項110】
前記セルは、変圧回路の一次巻線を備える誘導性結合したトロイダルプラズマセルであり、前記プラズマは、前記変圧回路の二次巻線として機能する閉ループである、請求項103記載の方法。
【請求項111】
セルの動作方法であって、
水素原子源、水素原子の低エネルギー状態への反応を触媒する触媒源、陰極、陽極、前記陰極、陽極に接続された電源を備える工程と、
前記陰極と陽極にパワーを供給してグロー放電させ、水素原子と前記触媒を反応させて低エネルギー水素を形成し、プラズマを生成する工程を備える方法。
【請求項112】
前記電極は、1ボルト〜100,000ボルトで動作する、請求項111記載の方法。
【請求項113】
前記電極は、50ボルト〜10,000ボルトで動作する、請求項111記載の方法。
【請求項114】
前記電極は、50ボルト〜5,000ボルトで動作する、請求項111記載の方法。
【請求項115】
前記電極は、50ボルト〜500ボルトで動作する、請求項111記載の方法。
【請求項116】
電気生成用セルの動作方法であって、
水素原子源と、水素原子の低エネルギー状態への反応を触媒する触媒源を提供する工程と、
水素原子と前記触媒を反応させて低エネルギー水素を形成し、プラズマを生成する工程と、
電磁流体パワー変換装置を使ってプラズマエネルギーを電気に変換する工程を備える方法。
【請求項117】
電気生成用セルの動作方法であって、
水素原子源と、水素原子の低エネルギー状態への反応を触媒する触媒源を備える工程と、
水素原子と前記触媒を反応させて低エネルギー水素を形成し、プラズマを生成する工程と、
プラズマ力学パワー変換装置を使ってプラズマエネルギーを電気に変換する工程を備える方法。
【請求項118】
前記触媒源を使って、前記触媒の励起時に、約m・27.2±0.5eVもしくはm/2・27.2±0.5eV(mは整数)の実効反応エンタルピーをもつ触媒を提供する工程をさらに備える、請求項99、103、111、116、又は117のいずれか1項記載の方法。
【請求項119】
前記触媒源を使って、n=1のエネルギー準位からn=2のエネルギー準位への遷移時に、3/2・27.2eV(m=3)に相当する40.8eVを吸収して、原子状水素のn=1(p=1)状態からn=1/2(p=2)状態に遷移させる触媒として作用するHeを含む触媒を提供する工程をさらに備える、請求項99、103、111、116、又は117のいずれか1項記載の方法。
【請求項120】
前記触媒源を使って、n=1(p=1)エネルギー準位からn=1/2(p=2)のエネルギー準位への原子状水素の遷移時に、3/2・27.2eV(m=3)に相当する40.8eVを吸収してAr3+にイオン化されるAr2+を含む触媒を提供する工程をさらに備える、請求項99、103、111、116、又は117のいずれか1項記載の方法。
【請求項121】
前記触媒源は、第1の触媒と第2の触媒源の混合体を使って供給される、請求項99、103、111、116、又は117のいずれか1項記載の方法。
【請求項122】
前記第1の触媒を使って前記第2の触媒源から第2の触媒を生成する工程をさらに備える、請求項121記載の方法。
【請求項123】
プラズマは、前記第1の触媒による水素の触媒反応からエネルギーが放出される時に生成される、請求項122記載の方法。
【請求項124】
前記第1と第2の触媒を選択して、前記第1の触媒による水素の触媒反応から放出されたエネルギーが前記第2の触媒源をイオン化し、前記第2の触媒を生成する工程をさらに備える、請求項122記載の方法。
【請求項125】
前記触媒の実効反応エンタルピーがm/2・27.2±0.5eV(mは整数)に一致して、水素の触媒反応を開始させるように、前記第2の触媒の触媒反応速度を上げる電場源を提供する工程をさらに備える、請求項124記載の方法。
【請求項126】
Li、Be、K、Ca、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、As、Se、Kr、Rb、Sr、Nb、Mo、Pd、Sn、Te、Cs、Ce、Pr、Sm、Gd、Dy、Pb、Pt、He、Na、Rb、Fe3+、Mo2+、Mo4+、Ne、In3+、Sr、Ar、C、N、O、CO、NO、NO、Ne、He、H、約13.6eV/p(pは整数)の結合エネルギーをもつ少なくとも1つの水素原子から第1の触媒を選択する工程をさらに備える、請求項121記載の方法。
【請求項127】
前記第2の触媒源を、ヘリウムとアルゴンから選択する工程をさらに備える、請求項121記載の方法。
【請求項128】
磁場源を形成し、前記プラズマからパワーを受ける少なくとも2つの電極を設ける工程をさらに備える、請求項99、103、111、116、又は117のいずれか1項記載の方法。
【請求項129】
方向性イオン流を生じさせる手段を提供し、前記イオン流の運動エネルギーを電気パワーに変換するパワー変換装置を提供する工程をさらに備える、請求項99、103、111、116、又は117のいずれか1項記載の方法。
【請求項130】
前記セルは放電セルを含む、請求項99、103、111、116、又は117のいずれか1項記載の方法。
【請求項131】
断続的か、もしくは、パルス状の放電電流を生成構造を提供する工程をさらに備える、請求項130記載の方法。
【請求項132】
約0.5ボルト〜約500ボルトのオフセット電圧生成構造を提供する工程をさらに備える、請求項131記載の方法。
【請求項133】
約1V/cm〜約10V/cmの磁場を提供するオフセット電圧生成構造を提供する工程をさらに備える、請求項131記載の方法。
【請求項134】
約0.1ヘルツ〜約100メガヘルツのパルス周波数と、約0.1%〜約95%のデューティーサイクルを生成構造を提供する工程をさらに備える、請求項131記載の方法。
【請求項135】
m・27.2±0.5eV(mは整数)もしくはm/2・27.2±0.5eV(mは1より大きな整数)の実効エンタルピーを提供可能な原子状水素の水素触媒か、もしくは、約13.6eV/(1/p)(pは整数)の結合エネルギーをもつ水素原子を形成可能な原子状水素の水素触媒を形成し、前記触媒の分子結合を壊し、壊された分子の原子からt個の電子をそれぞれイオン化して連続エネルギー準位にして、前記実効エンタルピーをもたらし、t個の電子の前記結合エネルギーとイオン化エネルギーの合計は約m・27.2eV±0.5eV(mは整数)もしくはm/2・27.2±0.5eV(mは1より大きな整数)である、請求項99、103、111、116、又は117のいずれか1項記載の方法。
【請求項136】
前記触媒源は、Li、Be、K、Ca、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、As、Se、Kr、Rb、Sr、Nb、Mo、Pd、Sn、Te、Cs、Ce、Pr、Sm、Gd、Dy、Pb、Pt、Kr、He、Na、Rb、Fe3+、Mo2+、Mo4+、In3+、He、Ar、Xe、Ar2+、Ne、H+、Sr、Ne、He、HのC、N、O、CO、NO、NOから選択された、エキシマ、分子種、分子化合物、イオン化合物、分子イオン、イオン、原子、分子の少なくとも1つと、約13.6eV/p(pは整数)の結合エネルギーをもつ少なくとも1つの水素原子を使って形成される、請求項99、103、111、116、又は117のいずれか1項記載の方法。
【請求項137】
原子状水素の触媒不均化反応が生じ、ハイドリノ原子の準安定励起、共鳴励起、イオン化エネルギーの各々はm×27.2eVであるので、低エネルギー水素原子(ハイドリノ)は触媒として作用する、請求項99、103、111、116、又は117のいずれか1項記載の方法。
【請求項138】
m・27.21eVの多重極共鳴伝達と、H[a/p’]で励起されたH[a/p’−m’]の共鳴状態での[(p’)−(p’−m’)]×13.6eV−m・27.2eVの伝達によって誘発されるH[a/p]からH[a/p+m]に遷移するハイドリノ触媒との触媒反応は、
【数13】

で与えられ、
式中、p、p’、m、m’は整数である、請求項137記載の方法。
【請求項139】
初期低エネルギー状態量子数pで半径a/pの低エネルギー水素(ハイドリノ)原子は、初期低エネルギー状態量子数がm’、初期半径がa/m’、最終半径がaである、実効エンタルピーm×27.2eV±0.5eV(mは整数)かもしくはm×27.2eV±0.5eV(mは1より大きな整数)をもつハイドリノ原子との反応によって、量子数(p+m)で半径a/(p+m)の状態に遷移する、請求項99、103、111、116、又は117のいずれか1項記載の方法。
【請求項140】
前記水素原子H[a/p]は水素原子H[a/m’]と共に、前記共鳴エネルギー伝達によってイオン化され遷移反応を引き起こすことが
【数14】

で与えられ、
全反応は
【数15】

で与えられる、請求項139記載の方法。
【請求項141】
イオンと電子を分離して少なくとも2つの独立した電極間に電圧を生成するパワー変換装置を提供する工程をさらに備える、請求項99、103、111、又は117のいずれか1項記載の方法。
【請求項142】
電子を収集するための、閉じ込められたプラズマに接触する電極を備え、前記閉じ込められたプラズマの外側領域に陽イオンを収集する対向電極を備える工程をさらに備える、請求項139記載の方法。
【請求項143】
陽イオンを受けるように磁化された少なくとも1つの電極と、電子を受ける少なくとも1つの独立した磁化されていない対向電極と、前記独立した電極間に電気的負荷を提供する工程をさらに備える、請求項99、103、111、116、又は117のいずれか1項記載の方法。
【請求項144】
前記セルは、
(a)特定の結合エネルギーをもつ中性、陽性、陰性の少なくとも1つの結合エネルギー増大水素種であって、前記結合エネルギーは、
(i)対応する通常の水素種の前記結合エネルギーより大きいか、
(ii)前記通常の水素種の結合エネルギーが周囲環境での熱エネルギーよりも小さいかマイナスであるため、前記関連する通常の水素種が不安定であったり観察されない水素種の結合エネルギーより大きい、当該結合エネルギー増大水素種と、
(b)少なくとも1つのその他の元素を備える化合物を生成する、請求項99、103、111、116、又は117のいずれか1項記載の方法。
【請求項145】
、H、Hから選択される結合エネルギー増大水素種を使う工程をさらに備え、nは正の整数であり、Hが正電荷である時にはnは1より大きいという条件付きである、請求項144記載の方法。
【請求項146】
(a)前記通常の水素化物イオンの結合エネルギー(約0.8eV)より大きな結合エネルギーをもつ水素化物イオンであって、前記結合エネルギーは、
【数16】

で与えられ、pは1より大きな整数であり、s=1/2であり、πはパイであり、hはプランク定数バーであり、μは真空の透磁率であり、mは電子の質量であり、μは減少した電子質量であり、aはボーア半径であり、eは電気素量である、当該水素化物イオンと、(b)約13.6eVより大きな結合エネルギーをもつ水素原子と、(c)約15.5eVより大きな第1の結合エネルギーをもつ水素分子と、(d)約16.4eVより大きな結合エネルギーをもつ分子状水素イオンから選択される結合エネルギー増大水素種使用する工程をさらに備える、請求項144記載の方法。
【請求項147】
前記結合エネルギー増大水素種は、およそ、3.0、6.6、11.2、16.7、22.8、29.3、36.1、42.8、49.4、55.5、61.0、65.6、69.2、71.5、72.4、71.5、68.8、64.0、56.8、47.1、34.6、19.2、もしくは、0.65eVの結合エネルギーをもつ水素化物イオンである、請求項144記載の方法。
【請求項148】
前記結合エネルギー増大水素種は、
【数17】

の結合エネルギーをもつ水素化物イオンであり、
pは1より大きな整数であり、s=1/2であり、πはパイであり、hはプランク定数バーであり、μは真空の透磁率であり、mは電子の質量であり、μは減少した電子質量であり、aはボーア半径であり、eは電気素量である、請求項144記載の方法。
【請求項149】
弱電場源を提供する工程をさらに備える、請求項99、103、111、116、又は117のいずれか1項記載の方法。
【請求項150】
前記セルの動作時に前記触媒の実効反応エンタルピーが約m・27.2±0.5eV(mは整数)もしくはm/2・27.2±0.5eV(mは1より大きな整数)に一致して水素触媒反応を起こすように、前記弱電場源は第2の触媒の触媒反応速度を上げる、請求項149記載の方法。
【請求項151】
プラズマを提供するマイクロ波源を提供する工程をさらに備え、前記セルは、真空、もしくは、大気より高い圧力のチャンバを備える容器を備え、前記触媒源は、約m・27.2±0.5eV(mは整数)もしくはm/2・27.2±0.5eVm(mは1より大きな整数)の実効反応エンタルピーをもつ触媒を提供する、請求項99記載の方法。
【請求項152】
前記マイクロ波パワーソースは、マイクロ波生成器と、調整可能なマイクロ波空胴と、導波管と、RF透明ウィンドーを備える、請求項99記載の方法。
【請求項153】
前記マイクロ波パワーソースは、導波管を介して搬送され調整可能なマイクロ波空胴によって同調され、RF透明ウィンドーを通って前記容器に送られるマイクロ波を提供する、請求項99記載の方法。
【請求項154】
前記マイクロ波パワーソースは、進行波管、クライストロン、マグネトロン、サイクロトロン共鳴メーザ、ジャイロトロン、自由電子レーザからなるグループから選択された少なくとも1つを備える、請求項99記載の方法。
【請求項155】
前記容器は、エベンソン(Evenson)マイクロ波空胴である空胴を備え、前記マイクロ波パワーソースは、前記エベンソン空胴内でプラズマを励起する、請求項99記載の方法。
【請求項156】
前記マイクロ波パワーソースは、約1メガヘルツ〜約100ギガヘルツのマイクロ波周波数を提供する、請求項99記載の方法。
【請求項157】
前記マイクロ波パワーソースは、約50メガヘルツ〜約10ギガヘルツのマイクロ波周波数を提供する、請求項99記載の方法。
【請求項158】
前記マイクロ波パワーソースは、75メガヘルツから±50メガヘルツのマイクロ波周波数を提供する、請求項99記載の方法。
【請求項159】
前記マイクロ波パワーソースは、2.4ギガヘルツから±約1ギガヘルツのマイクロ波周波数を提供する、請求項99記載の方法。
【請求項160】
前記プラズマを磁気的に閉込める磁場源を提供する工程をさらに備える、請求項99、103、111、116、又は117のいずれか1項記載の方法。
【請求項161】
前記セルは、約1ミリトル〜約100気圧の分子状水素分圧と原子状水素分圧を提供する、請求項99、103、111、116、又は117のいずれか1項記載の方法。
【請求項162】
前記セルは、約100ミリトル〜約20トルの分子状水素分圧と原子状水素分圧を提供する、請求項99、103、111、116、又は117のいずれか1項記載の方法。
【請求項163】
前記セルは、約1ミリトル〜約100気圧の触媒分圧を提供する、請求項99、103、111、116、又は117のいずれか1項記載の方法。
【請求項164】
前記セルは、約100ミリトル〜20トルの触媒分圧を提供する、請求項99、103、111、116、又は117のいずれか1項記載の方法。
【請求項165】
前記混合体流量調整器は、セル容積1立方センチメートル当り毎分約0〜約1標準リットルのプラズマガスの流量を提供する、請求項99、103、111、116、又は117のいずれか1項記載の方法。
【請求項166】
前記混合体流量制御器は、セル容積1立方センチメートル当り約0.001〜約100sccmの前記プラズマガスの流量を提供する、請求項165記載の方法。
【請求項167】
前記混合体流量制御器は、セル容積1立方センチメートル当り約0〜約1標準リットルの水素ガスの流量を提供する、請求項165記載の方法。
【請求項168】
前記混合体流量制御器は、セル容積1立方センチメートル当り約0.001〜約100sccmの前記水素ガスの流量を提供する、請求項165記載の方法。
【請求項169】
混合体流量調整器は、セル容積1立方センチメートル当り毎分約0〜約1標準リットルの水素/プラズマガス混合体の流量を提供する、請求項99、103、111、116、又は117のいずれか1項記載の方法。
【請求項170】
混合体流量調整器は、セル容積1立方センチメートル当り約0.001〜約100sccmの水素/プラズマガス混合体の流量を提供する、請求項99、103、111、116、又は117のいずれか1項記載の方法。
【請求項171】
前記セルは、セル容積1立方センチメートル当り約0.01ワット〜約100ワットのプラズマパワーのパワー密度を提供する、請求項99、103、111、116、又は117のいずれか1項記載の方法。
【請求項172】
プラズマを電気に直接変換するパワー変換装置をさらに備える、請求項99、103、111、116、又は117のいずれか1項記載の方法。
【請求項173】
前記パワー変換装置は熱機関を含む、請求項172記載の方法。
【請求項174】
前記プラズマ−電気直接パワー変換装置は、磁気ミラー電磁流体パワー変換装置と、プラズマ力学パワー変換装置と、ジャイロトロンと、フォトンバンマイクロ波パワー変換装置と、光電変換装置と、電荷ドリフトパワー変換装置から選択された少なくとも1つを含む、請求項172記載の方法。
【請求項175】
前記熱機関パワー変換装置は、蒸気タービン機関と、ガスタービン機関と、ステアリングエンジンと、熱電子エネルギー変換器と、熱電エネルギー変換器から選択された少なくとも1つを含む、請求項172記載の方法。
【請求項176】
前記電源は、約10〜約50キロボルトの電圧と、約1〜約100アンペア/cmの電流密度を提供する、請求項111記載の方法。
【請求項177】
絶縁バリアによって前記陰極と前記陽極の少なくとも1つを遮蔽する工程をさらに備える、請求項111記載の方法。
【請求項178】
前記セルは、高駆動電圧と高周波を提供する、請求項111記載の方法。
【請求項179】
前記RFパワーソースは、無線周波数を提供する高パワーソースとインピーダンス整合回路を含む駆動回路を備える、請求項111記載のセル。
【請求項180】
前記高パワーソースは、約100ボルト〜約1メガボルトの電圧を提供する、請求項179記載の方法。
【請求項181】
前記高パワーソースは、約1キロボルト〜約100キロボルトの電圧を提供する、請求項179記載の方法。
【請求項182】
前記高パワーソースは、約5キロボルト〜約10キロボルトの電圧を提供する、請求項179記載の方法。
【請求項183】
前記触媒源は、原子、イオン、分子、分子イオン、イオン化合物、分子化合物、エキシマ、H、約13.6eV/p(pは整数)の結合エネルギーをもつ水素原子を含む関連種からのt個の電子をイオン化し、連続的なエネルギー準位にするための触媒反応系を形成し、前記t個の電子のイオン化エネルギーの合計は約m・27.2±0.5eV(mは整数)かもしくは約m/2・27.2±0.5eV(mは1より大きな整数でtは整数)である、請求項99、103、111、116、又は117のいずれか1項記載の方法。
【請求項184】
前記触媒源は、関連するイオン間でt個の電子の遷移を行わせる触媒を形成し、t個の電子の特定のイオンから別のイオンへの遷移によって実効反応エンタルピーがもたらされ、イオンを提供する電子のイオン化エネルギーからイオンを受け取る電子のイオン化エネルギーを引いた値は、m・27.2±0.5eV(mは整数)もしくはm/2・27.2±0.5eV(mは1より大きな整数でtは整数)の実効反応エンタルピーにほぼ等しい、請求項99、103、111、116、又は117のいずれか1項記載の方法。
【請求項185】
前記セルは光を生成する、請求項99、103、111、116、又は117のいずれか1項記載の方法。
【請求項186】
前記セルは、生成された光の波長を伝搬する光伝搬構造を備える、請求項99、103、111、116、又は117のいずれか1項記載の方法。
【請求項187】
前記セルは、短波長の光を供給し、フォトリソグラフィに適した短波長光を伝搬する光伝搬構造を備える、請求項99、103、111、116、又は117のいずれか1項記載の方法。
【請求項188】
前記セルは、1つ以上の短波長の光をより長波長の光に変換する発光体で被覆された光伝搬構造を備える、請求項99、103、111、116、又は117のいずれか1項記載の方法。
【請求項189】
電子は前記磁場の磁力線上で磁気的に捕らえられ、陽イオンは浮遊する、請求項117記載の方法。
【請求項190】
浮遊電位は、前記磁化されていない対向電極よりも前記磁化電極で増大して、前記電極間に電圧を生成する、請求項189記載の方法。
【請求項191】
プラズマ生成用セルの動作方法であって、
水素原子源を提供する工程と、
2つの水素原子が触媒として機能しイオン化して第3の水素原子から合計27.2eVを吸収し、前記第3の水素原子を低エネルギー状態にして低エネルギー水素を形成し、プラズマを生成する条件で、前記水素を個別の水素原子に解離するのに十分なマイクロ波を前記水素源に与える工程を備える方法。
【請求項192】
前記結合エネルギー増大水素種は、
(a)約13.6eV/(1/p)(pは整数)の結合エネルギーをもつ水素原子と、
(b)およそ下記式で表される結合エネルギーをもつ;約
【数18】

結合エネルギー増大水素化物イオン(H)であって、式中、s=1/2であり、πがパイであり、hがプランク定数バーであり、μが真空の透磁率であり、mが電子の質量であり、μが減少した電子質量であり、aがボーア半径であり、eが電気素量である、当該水素化物イオンと、
(c)結合エネルギー増大水素種H(1/p)と、
(d)約22.6/(1/p)eV(pは整数)の結合エネルギーをもつ結合エネルギー増大水素種の三水素化合物の分子イオンと、
(e)約15.5/(1/p)eVの結合エネルギーをもつ結合エネルギー増大水素分子と、
(f)約16.4/(1/p)eVの結合エネルギーをもつ結合エネルギー増大水素分子イオンからなるグループから選択される、請求項144記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【公開番号】特開2008−275598(P2008−275598A)
【公開日】平成20年11月13日(2008.11.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−85363(P2008−85363)
【出願日】平成20年3月28日(2008.3.28)
【分割の表示】特願2002−585327(P2002−585327)の分割
【原出願日】平成14年3月7日(2002.3.7)
【出願人】(501328751)ブラックライト パワー インコーポレーティド (9)
【出願人】(305003254)
【Fターム(参考)】