マクロファージ遊走阻止因子の阻害剤としての置換ナフチリジン誘導体、およびヒト疾患の治療におけるそれらの使用
MIF活性に関連する病的状態の治療を含む、様々な疾患の治療において有用性を有する、ナフチリジン骨格を有するMIFの阻害剤が提供される。MIF阻害剤は、立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩を含む、以下の構造(Ia)、(Ib)、(Ic)、(Id)を有し、式中、n,R,R1,R2,X,YおよびZは明細書中で定義される通りである。薬剤として許容される担体と組み合わせてMIF阻害剤を含む組成物、および、その使用方法も提供される。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下の式からなる群より選択される構造を有するマクロファージ遊走阻止因子を阻害する化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化1】
(式中、
Rは、水素,アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環,置換複素環,−(CH2)mC(=O)Arおよび−(CH2)mNR4R5からなる群より選択され;
R1は、−CN,−NO,−NO2,−C(=O)R3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−SO2NR4R5,−NR3SO2R3,−NHSO2R3,−S(O)mR3,−(CH2)mNR4R5および−(CH2)mC(=O)Arからなる群より選択され;
R2は、−CH2R3,−NR4R5,−OR3および−R3からなる群より選択され;
R3は、それぞれ独立に、アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環および置換複素環からなる群より選択され;
R4およびR5は、それぞれ独立に、水素,アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環および置換複素環からなる群より選択されるか、あるいは、R4およびR5は、一緒になって、複素環または置換複素環を含み;
Xは、水素,ハロゲン,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−NR3SO2R3,−S(O)mR3,−R3,−OR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3および−NR4R5からなる群より選択され;
Yは、水素,ハロゲン,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−NR3SO2R3,−S(O)mR3,−R3,−OR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3および−NR4R5からなる群より選択され;
Zは、水素,ハロゲン,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−NR3SO2R3,−S(O)mR3,−R3,−OR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3および−NR4R5からなる群より選択され;
Arは、アリールおよび置換アリールからなる群より選択され;
mは、それぞれ独立に、0,1,2,3または4であり;
nは、0,1または2である。)
【請求項2】
以下の構造を有する請求項1に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化2】
(式中、
Rは、水素,C1−C12アルキル,C2−C12アルケニル,C3−C12シクロアルキル,C6−C12アリール,C7−C12アリールアルキル,C7−C12アルキルアリール,C2−C12アシルアルキル,C3−C12複素環アルキル,C3−C12アルキル複素環およびC2−C12複素環からなる群より選択され、Rは、水素,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−OC(=O)R3,−C(=O)NR3R3,−NR3C(=O)R3,−SO2NR3R3,−NR3SO2R3,−OR3,−SR3,−NHSO2R3,−S(O)mR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3,−(CH2)mC(=O)Arおよび−(CH2)mNR3R3からなる群より選択される一個以上の置換基で置換され;
R1は、−CN,−NO,−NO2,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−OC(=O)R3,−C(=O)NR3R3,−NR3C(=O)R3,−SO2NR3R3,−NR3SO2R3,−OR3,−SR3,−NHSO2R3,−S(O)mR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3,−(CH2)mC(=O)Arおよび−(CH2)mNR3R3からなる群より選択され;
R2は、−NR4R5,−OR3および−R3からなる群より選択され;
R3は、それぞれ独立に、C1−C12アルキル,C2−C12アルケニル,C3−C12シクロアルキル,C6−C12アリール,C7−C12アリールアルキル,C7−C12アルキルアリール,C2−C12アシルアルキル,C3−C12複素環アルキル,C3−C12アルキル複素環およびC2−C12複素環からなる群より選択され、R3は、水素,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−CN,−NO,−NO2,C1−C12アルコキシおよびC1−C12アルキルチオからなる群より選択される一個以上の置換基で置換され;
R4およびR5は、それぞれ独立に、C1−C12アルキル,C2−C12アルケニル,C3−C12シクロアルキル,C6−C12アリール,C7−C12アリールアルキル,C7−C12アルキルアリール,C2−C12アシルアルキル,C3−C12複素環アルキル,C3−C12アルキル複素環、および、水素,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−CN,−NO,−NO2,C1−C12アルコキシおよびC1−C12アルキルチオからなる群より選択される一個以上の置換基で置換されたC2−C12複素環からなる群より選択されるか、あるいは、R4およびR5は、一緒になって、水素,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,C1−C12アルコキシおよびC1−C12アルキルチオからなる群より選択される一個以上の置換基で置換されたC2−C12複素環を含み;
Xは、水素,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−OC(=O)R3,−C(=O)NR3R3,−NR3C(=O)R3,−SO2NR3R3,−NR3SO2R3,−OR3,−S(O)mR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3,−(CH2)mC(=O)Arおよび−(CH2)mNR3R3からなる群より選択され;
Yは、水素,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−OC(=O)R3,−C(=O)NR3R3,−NR3C(=O)R3,−SO2NR3R3,−NR3SO2R3,−OR3,−S(O)mR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3,−(CH2)mC(=O)Arおよび−(CH2)mNR3R3からなる群より選択され;
Zは、水素,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−OC(=O)R3,−C(=O)NR3R3,−NR3C(=O)R3,−SO2NR3R3,−NR3SO2R3,−OR3,−S(O)mR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3,−(CH2)mC(=O)Arおよび−(CH2)mNR3R3からなる群より選択され;
Arは、それぞれ独立に、水素,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−CN,−NO,−NO2,C1−C12アルキル,C1−C12アルコキシおよびC1−C12アルキルチオからなる群より選択される一個以上の置換基で置換されたC6−C12アリールからなる群より選択され;
mは、それぞれ独立に、0,1,2,3または4である。)
【請求項3】
以下の構造を有する請求項1に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化3】
(式中、
Rは、水素,C1−C12アルキル,C2−C12アルケニル,C3−C12シクロアルキル,C6−C12アリール,C7−C12アリールアルキル,C7−C12アルキルアリール,C2−C12アシルアルキル,C3−C12複素環アルキル,C3−C12アルキル複素環およびC2−C12複素環からなる群より選択され、Rは、水素,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−NR3SO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−OC(=O)R3,−C(=O)NR3R3,−NR3C(=O)R3,−SO2NR3R3,−NR3SO2R3,−OR3,−SR3,−S(O)mR3,−(CH2)mC(=O)Arおよび−(CH2)mNR3R3からなる群より選択される一個以上の置換基で置換され;
R1は、−CN,−NO,−NO2,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−OC(=O)R3,−NHSO2R3,−C(=O)NR3R3,−NR3C(=O)R3,−SO2NR3R3,−NR3SO2R3,−OR3,−SR3,−S(O)mR3,−(CH2)mC(=O)Arおよび−(CH2)mNR3R3からなる群より選択され;
R2は、−NR4R5,−OR3および−R3からなる群より選択され;
R3は、それぞれ独立に、C1−C12アルキル,C2−C12アルケニル,C3−C12シクロアルキル,C6−C12アリール,C7−C12アリールアルキル,C7−C12アルキルアリール,C2−C12アシルアルキル,C3−C12複素環アルキル,C3−C12アルキル複素環およびC2−C12複素環からなる群より選択され、R3は、水素,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−CN,−NO,−NO2,C1−C12アルコキシおよびC1−C12アルキルチオからなる群より選択される一個以上の置換基で置換され;
R4およびR5は、それぞれ独立に、C1−C12アルキル,C2−C12アルケニル,C3−C12シクロアルキル,C6−C12アリール,C7−C12アリールアルキル,C7−C12アルキルアリール,C2−C12アシルアルキル,C3−C12複素環アルキル,C3−C12アルキル複素環、および、水素,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−CN,−NO,−NO2,C1−C12アルコキシおよびC1−C12アルキルチオからなる群より選択される一個以上の置換基で置換されたC2−C12複素環からなる群より選択されるか、あるいは、R4およびR5は、一緒になって、水素,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−CN,−NO,−NO2,C1−C12アルキル,C1−C12アルコキシ,C1−C12アルキルチオ、および、水素,−Fおよび−Clからなる群より選択される一個以上の置換基で置換されたC1−C12アルキルからなる群より選択される一個以上の置換基で置換されたC2−C12複素環を含み;
Xは、水素,−F,−Cl,−OCF3,−CF3,C1−C12アルキル、および、水素,−Fおよび−Clからなる群より選択される一個以上の置換基で置換されたC1−C12アルキルからなる群より選択され;
Yは、水素,−F,−Cl,−OCF3,−CF3,C1−C12アルキル、および、水素,−Fおよび−Clからなる群より選択される一個以上の置換基で置換されたC1−C12アルキルからなる群より選択され;
Zは、水素,−F,−Cl,−OCF3,−CF3,C1−C12アルキル、および、水素,−Fおよび−Clからなる群より選択される一個以上の置換基で置換されたC1−C12アルキルからなる群より選択され;
Arは、水素,−F,−Cl,C1−C12アルキル、および、水素,−Fおよび−Clからなる群より選択される一個以上の置換基で置換されたC1−C12アルキルからなる群より選択される一個以上の置換基で置換されたC6−C12アリールからなる群より選択され;
mは、それぞれ独立に、0,1,2,3または4である。)
【請求項4】
R1が−(CH2)mC(=O)Arを含む請求項2に記載の化合物。
【請求項5】
R1が−C(=O)OCH2CH3を含む請求項2に記載の化合物。
【請求項6】
R1が−NH−C(=O)CH3を含む請求項2に記載の化合物。
【請求項7】
R1が−CNを含む請求項2に記載の化合物。
【請求項8】
R1が−NO2を含む請求項2に記載の化合物。
【請求項9】
R1が−NH2を含む請求項2に記載の化合物。
【請求項10】
R2が
【化4】
を含む請求項2に記載の化合物。
【請求項11】
R2が
【化5】
を含む請求項2に記載の化合物。
【請求項12】
Rが−(CH2)mC(=O)Arを含む請求項2に記載の化合物。
【請求項13】
Xが、水素,フッ素および塩素からなる群より選択され;
Yが、水素,フッ素および塩素からなる群より選択され;
Zが、水素,フッ素および塩素からなる群より選択される請求項2に記載の化合物。
【請求項14】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化6】
【請求項15】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化7】
【請求項16】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化8】
【請求項17】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化9】
【請求項18】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化10】
【請求項19】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化11】
【請求項20】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化12】
【請求項21】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化13】
【請求項22】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化14】
【請求項23】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化15】
【請求項24】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化16】
【請求項25】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化17】
【請求項26】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化18】
【請求項27】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化19】
【請求項28】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化20】
【請求項29】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化21】
【請求項30】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化22】
【請求項31】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化23】
【請求項32】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化24】
【請求項33】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化25】
【請求項34】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化26】
【請求項35】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化27】
【請求項36】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化28】
【請求項37】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化29】
【請求項38】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化30】
【請求項39】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化31】
【請求項40】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化32】
【請求項41】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化33】
【請求項42】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化34】
【請求項43】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化35】
【請求項44】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化36】
【請求項45】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化37】
【請求項46】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化38】
【請求項47】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化39】
【請求項48】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化40】
【請求項49】
薬剤として許容される担体または希釈剤と組み合わせて請求項1に記載の化合物を含む組成物。
【請求項50】
それを必要としている患者のMIF活性を下げるための薬剤の調製における、以下の式からなる群より選択される構造を有する化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩の使用。
【化41】
(式中、
Rは、水素,アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環,置換複素環,−(CH2)mC(=O)Arおよび−(CH2)mNR4R5からなる群より選択され;
R1は、−CN,−NO,−NO2,−C(=O)R3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−SO2NR4R5,−NR3SO2R3,−NHSO2R3,−S(O)mR3,−(CH2)mNR4R5および−(CH2)mC(=O)Arからなる群より選択され;
R2は、−CH2R3,−NR4R5,−OR3および−R3からなる群より選択され;
R3は、それぞれ独立に、アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環および置換複素環からなる群より選択され;
R4およびR5は、それぞれ独立に、水素,アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環および置換複素環からなる群より選択されるか、あるいは、R4およびR5は、一緒になって、複素環または置換複素環を含み;
Xは、水素,ハロゲン,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−NR3SO2R3,−S(O)mR3,−R3,−OR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3および−NR4R5からなる群より選択され;
Yは、水素,ハロゲン,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−NR3SO2R3,−S(O)mR3,−R3,−OR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3および−NR4R5からなる群より選択され;
Zは、水素,ハロゲン,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−NR3SO2R3,−S(O)mR3,−R3,−OR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3および−NR4R5からなる群より選択され;
Arは、アリールおよび置換アリールからなる群より選択され;
mは、それぞれ独立に、0,1,2,3または4であり;
nは、0,1または2である。)
【請求項51】
温血動物における炎症を治療するための薬剤の調製における請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項52】
温血動物における敗血症性ショックを治療するための薬剤の調製における請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項53】
温血動物における関節炎を治療するための薬剤の調製における請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項54】
温血動物における癌を治療するための薬剤の調製における請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項55】
温血動物における急性呼吸困難症候群を治療するための薬剤の調製における請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項56】
温血動物における炎症性疾患を治療するための薬剤の調製における請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項57】
前記炎症性疾患が、慢性関節リウマチ、骨関節症、炎症性腸疾患および喘息からなる群より選択される請求項56に記載の使用。
【請求項58】
温血動物における心疾患を治療するための薬剤の調製における請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項59】
前記心疾患が、心機能不全、心筋梗塞、鬱血性心不全、再狭窄およびアテローム性動脈硬化症からなる群より選択される請求項58に記載の使用。
【請求項60】
温血動物における自己免疫疾患を治療するための薬剤の調製における請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項61】
前記自己免疫疾患が、糖尿病、喘息および多発性硬化症からなる群より選択される請求項60に記載の使用。
【請求項62】
温血動物における免疫反応を抑制するための薬剤の調製における請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項63】
温血動物における血管新生を減少させるための薬剤の調製における請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項64】
温血動物における過剰なグルココルチコイド濃度に関連する疾患を治療するための薬剤の調製における請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項65】
前記疾患が、クッシング病である請求項63に記載の使用。
【請求項66】
POCl3と式(3):
【化42】
(式中、
Rは、水素,アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環,置換複素環,−(CH2)mC(=O)Arおよび−(CH2)mNR4R5からなる群より選択され;
R1は、−CN,−NO,−NO2,−C(=O)R3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−SO2NR4R5,−NR3SO2R3,−NHSO2R3,−S(O)mR3,−(CH2)mNR4R5および−(CH2)mC(=O)Arからなる群より選択され;
R3は、それぞれ独立に、アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環および置換複素環からなる群より選択され;
R4およびR5は、それぞれ独立に、水素,アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環および置換複素環からなる群より選択されるか、あるいは、R4およびR5は、一緒になって、複素環または置換複素環を含み;
Xは、水素,ハロゲン,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−NR3SO2R3,−S(O)mR3,−R3,−OR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3および−NR4R5からなる群より選択され;
Yは、水素,ハロゲン,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−NR3SO2R3,−S(O)mR3,−R3,−OR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3および−NR4R5からなる群より選択され;
Zは、水素,ハロゲン,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−NR3SO2R3,−S(O)mR3,−R3,−OR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3および−NR4R5からなる群より選択され;
Arは、アリールおよび置換アリールからなる群より選択され;
mは、それぞれ独立に、0,1,2,3または4である。)
の化合物とを反応させ、式(4):
【化43】
の化合物を生成する工程と、
式(4)の化合物とピペラジンとを反応させ、式(5):
【化44】
の化合物を生成する工程と、
式(5)の化合物と、式R2−C(=O)Cl(式中、R2は、−CH2R3,−NR4R5,−OR3および−R3からなる群より選択される。)を有する化合物とを反応させ、式(6):
【化45】
の化合物を生成する工程と
を含み、
式(6)の化合物は、MIF阻害剤としての使用に適している
化合物の調製方法。
【請求項67】
R1が−(CH2)mC(=O)Arを含む請求項66に記載の方法。
【請求項68】
R1が−C(=O)OCH2CH3を含む請求項66に記載の方法。
【請求項69】
R1が−NH−C(=O)CH3を含む請求項66に記載の方法。
【請求項70】
R1が−CNを含む請求項66に記載の方法。
【請求項71】
R1が−NO2を含む請求項66に記載の方法。
【請求項72】
R1が−NH2を含む請求項66に記載の方法。
【請求項73】
R2が
【化46】
を含む請求項66に記載の方法。
【請求項74】
R2が
【化47】
を含む請求項66に記載の方法。
【請求項75】
Rが−(CH2)mC(=O)Arを含む請求項66に記載の方法。
【請求項76】
Xが、水素,フッ素および塩素からなる群より選択され;
Yが、水素,フッ素および塩素からなる群より選択され;
Zが、水素,フッ素および塩素からなる群より選択される請求項66に記載の方法。
【請求項77】
式(13):
【化48】
(式中、
Rは、水素,アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環,置換複素環,−(CH2)mC(=O)Arおよび−(CH2)mNR4R5からなる群より選択され;
R4およびR5は、それぞれ独立に、水素,アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環および置換複素環からなる群より選択されるか、あるいは、R4およびR5は、一緒になって、複素環または置換複素環を含み;
Xは、水素,ハロゲン,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−NR3SO2R3,−S(O)mR3,−R3,−OR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3および−NR4R5からなる群より選択され;
Yは、水素,ハロゲン,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−NR3SO2R3,−S(O)mR3,−R3,−OR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3および−NR4R5からなる群より選択され;
Zは、水素,ハロゲン,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−NR3SO2R3,−S(O)mR3,−R3,−OR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3および−NR4R5からなる群より選択され;
R3は、それぞれ独立に、アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環および置換複素環からなる群より選択され;
Arは、アリールおよび置換アリールからなる群より選択され;
mは、それぞれ独立に、0,1,2,3または4である。)
の化合物とシクロヘキシルアミンとを反応させ、式(14):
【化49】
の化合物を生成する工程と、
式(14)の化合物とPOCl3とを反応させ、式(15):
【化50】
の化合物を生成する工程と、
式(15)の化合物とピペラジンとを反応させ、式(16):
【化51】
の化合物を生成する工程と、
式(16)の化合物と、式R2−C(=O)Cl(式中、R2は、−CH2R3,−NR4R5,−OR3および−R3からなる群より選択される。)を有する化合物とを反応させ、式(17):
【化52】
の化合物を生成する工程と
を含み、
式(17)の化合物は、MIF阻害剤としての使用に適している
化合物の調製方法。
【請求項78】
R2が
【化53】
を含む請求項77に記載の方法。
【請求項79】
R2が
【化54】
を含む請求項77に記載の方法。
【請求項80】
Rが−(CH2)mC(=O)Arを含む請求項77に記載の方法。
【請求項81】
Xが、水素,フッ素および塩素からなる群より選択され;
Yが、水素,フッ素および塩素からなる群より選択され;
Zが、水素,フッ素および塩素からなる群より選択される請求項77に記載の方法。
【請求項82】
式(23):
【化55】
(式中、
R1は、−CN,−NO,−NO2,−C(=O)R3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−SO2NR4R5,−NR3SO2R3,−NHSO2R3,−S(O)mR3,−(CH2)mNR4R5および−(CH2)mC(=O)Arからなる群より選択され;
R3は、それぞれ独立に、アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環および置換複素環からなる群より選択され;
R4およびR5は、それぞれ独立に、水素,アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環および置換複素環からなる群より選択されるか、あるいは、R4およびR5は、一緒になって、複素環または置換複素環を含み;
Xは、水素,ハロゲン,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−NR3SO2R3,−S(O)mR3,−R3,−OR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3および−NR4R5からなる群より選択され;
Yは、水素,ハロゲン,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−NR3SO2R3,−S(O)mR3,−R3,−OR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3および−NR4R5からなる群より選択され;
Zは、水素,ハロゲン,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−NR3SO2R3,−S(O)mR3,−R3,−OR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3および−NR4R5からなる群より選択され;
Arは、それぞれ独立に、アリールおよび置換アリールからなる群より選択され;
mは、それぞれ独立に、0,1,2,3または4である。)
の化合物とPOCl3およびトリフルオロ酢酸とを反応させ、式(24):
【化56】
の化合物を生成する工程と、
式(24)の化合物と式:
【化57】
(式中、R2は、−CH2R3,−NR4R5,−OR3および−R3からなる群より選択される。)
の化合物とを反応させ、式(25):
【化58】
の化合物を生成する工程と、
式(25)の化合物と、式RX’(式中、X’はハロゲンを含み、Rは、水素,アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環,置換複素環,−(CH2)mC(=O)Arおよび−(CH2)mNR4R5からなる群より選択される。)を有する化合物とを反応させ、式(26):
【化59】
の化合物を生成する工程と
を含み、
式(26)の化合物は、MIF阻害剤としての使用に適している
化合物の調製方法。
【請求項83】
R1が−(CH2)mC(=O)Arを含む請求項82に記載の方法。
【請求項84】
R1が−C(=O)OCH2CH3を含む請求項82に記載の方法。
【請求項85】
R1が−NH−C(=O)CH3を含む請求項82に記載の方法。
【請求項86】
R1が−CNを含む請求項82に記載の方法。
【請求項87】
R1が−NO2を含む請求項82に記載の方法。
【請求項88】
R1が−NH2を含む請求項82に記載の方法。
【請求項89】
R2が
【化60】
を含む請求項82に記載の方法。
【請求項90】
R2が
【化61】
を含む請求項82に記載の方法。
【請求項91】
Rが−(CH2)mC(=O)Arを含む請求項82に記載の方法。
【請求項92】
Xが、水素,フッ素および塩素からなる群より選択され;
Yが、水素,フッ素および塩素からなる群より選択され;
Zが、水素,フッ素および塩素からなる群より選択される請求項82に記載の方法。
【請求項93】
Rがベンジルを含む請求項82に記載の方法。
【請求項94】
式(3a):
【化62】
の化合物とPOCl3とを反応させ、式(4a):
【化63】
の化合物を生成する工程と、
式(4a)の化合物とピペラジンとを反応させ、式(5a):
【化64】
の化合物を生成する工程と、
式(5a)の化合物と、式R2−C(=O)Cl(式中、R2は、−CH2R3,−NR4R5,−OR3および−R3からなる群より選択され、R3は、アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環および置換複素環からなる群より選択され、R4およびR5は、それぞれ独立に、水素,アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環および置換複素環からなる群より選択されるか、あるいは、R4およびR5は、一緒になって、複素環または置換複素環を含む。)を有する化合物とを反応させ、式(6a):
【化65】
の化合物を生成する工程と
を含み、
式(6a)の化合物は、MIF阻害剤としての使用に適している
化合物の調製方法。
【請求項95】
R2が
【化66】
を含む請求項94に記載の方法。
【請求項96】
式(13a):
【化67】
の化合物とシクロヘキシルアミンとを反応させ、式(14a):
【化68】
の化合物を生成する工程と、
式(14a)の化合物とPOCl3とを反応させ、式(15a):
【化69】
の化合物を生成する工程と、
式(15a)の化合物とピペラジンとを反応させ、式(16a):
【化70】
の化合物を生成する工程と、
式(16a)の化合物と、式R2−C(=O)Cl(式中、R2は、−CH2R3,−NR4R5,−OR3および−R3からなる群より選択され、R3は、アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環および置換複素環からなる群より選択され、R4およびR5は、それぞれ独立に、水素,アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環および置換複素環からなる群より選択されるか、あるいは、R4およびR5は、一緒になって、複素環または置換複素環を含む。)を有する化合物とを反応させ、式(17a):
【化71】
の化合物を生成する工程と
を含み、
式(17a)の化合物は、MIF阻害剤としての使用に適している
化合物の調製方法。
【請求項97】
R2が
【化72】
を含む請求項96に記載の方法。
【請求項98】
式(23a):
【化73】
の化合物とPOCl3およびトリフルオロ酢酸とを反応させ、式(24a):
【化74】
の化合物を生成する工程と、
式(24a)の化合物と式:
【化75】
(式中、R2は、−CH2R3,−NR4R5,−OR3および−R3からなる群より選択され、R3は、アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環および置換複素環からなる群より選択され、R4およびR5は、それぞれ独立に、水素,アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環および置換複素環からなる群より選択されるか、あるいは、R4およびR5は、一緒になって、複素環または置換複素環を含む。)
の化合物とを反応させ、式(25a):
【化76】
の化合物を生成する工程と、
式(25a)の化合物と、式RX(式中、Xはハロゲンを含み、Rは、水素,アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環,置換複素環,−(CH2)mC(=O)Arおよび−(CH2)mNR4R5からなる群より選択され、Arは、アリールおよび置換アリールからなる群より選択され、mは、それぞれ独立に、0,1,2,3または4である。)を有する化合物とを反応させ、式(26a):
【化77】
の化合物を生成する工程と
を含み、
式(26a)の化合物は、MIF阻害剤としての使用に適している
化合物の調製方法。
【請求項99】
R2が
【化78】
を含む請求項98に記載の方法。
【請求項100】
R2が
【化79】
を含む請求項98に記載の方法。
【請求項101】
Rが−(CH2)mC(=O)Arを含む請求項98に記載の方法。
【請求項102】
Rがベンジルを含む請求項98に記載の方法。
【請求項1】
以下の式からなる群より選択される構造を有するマクロファージ遊走阻止因子を阻害する化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化1】
(式中、
Rは、水素,アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環,置換複素環,−(CH2)mC(=O)Arおよび−(CH2)mNR4R5からなる群より選択され;
R1は、−CN,−NO,−NO2,−C(=O)R3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−SO2NR4R5,−NR3SO2R3,−NHSO2R3,−S(O)mR3,−(CH2)mNR4R5および−(CH2)mC(=O)Arからなる群より選択され;
R2は、−CH2R3,−NR4R5,−OR3および−R3からなる群より選択され;
R3は、それぞれ独立に、アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環および置換複素環からなる群より選択され;
R4およびR5は、それぞれ独立に、水素,アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環および置換複素環からなる群より選択されるか、あるいは、R4およびR5は、一緒になって、複素環または置換複素環を含み;
Xは、水素,ハロゲン,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−NR3SO2R3,−S(O)mR3,−R3,−OR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3および−NR4R5からなる群より選択され;
Yは、水素,ハロゲン,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−NR3SO2R3,−S(O)mR3,−R3,−OR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3および−NR4R5からなる群より選択され;
Zは、水素,ハロゲン,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−NR3SO2R3,−S(O)mR3,−R3,−OR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3および−NR4R5からなる群より選択され;
Arは、アリールおよび置換アリールからなる群より選択され;
mは、それぞれ独立に、0,1,2,3または4であり;
nは、0,1または2である。)
【請求項2】
以下の構造を有する請求項1に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化2】
(式中、
Rは、水素,C1−C12アルキル,C2−C12アルケニル,C3−C12シクロアルキル,C6−C12アリール,C7−C12アリールアルキル,C7−C12アルキルアリール,C2−C12アシルアルキル,C3−C12複素環アルキル,C3−C12アルキル複素環およびC2−C12複素環からなる群より選択され、Rは、水素,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−OC(=O)R3,−C(=O)NR3R3,−NR3C(=O)R3,−SO2NR3R3,−NR3SO2R3,−OR3,−SR3,−NHSO2R3,−S(O)mR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3,−(CH2)mC(=O)Arおよび−(CH2)mNR3R3からなる群より選択される一個以上の置換基で置換され;
R1は、−CN,−NO,−NO2,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−OC(=O)R3,−C(=O)NR3R3,−NR3C(=O)R3,−SO2NR3R3,−NR3SO2R3,−OR3,−SR3,−NHSO2R3,−S(O)mR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3,−(CH2)mC(=O)Arおよび−(CH2)mNR3R3からなる群より選択され;
R2は、−NR4R5,−OR3および−R3からなる群より選択され;
R3は、それぞれ独立に、C1−C12アルキル,C2−C12アルケニル,C3−C12シクロアルキル,C6−C12アリール,C7−C12アリールアルキル,C7−C12アルキルアリール,C2−C12アシルアルキル,C3−C12複素環アルキル,C3−C12アルキル複素環およびC2−C12複素環からなる群より選択され、R3は、水素,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−CN,−NO,−NO2,C1−C12アルコキシおよびC1−C12アルキルチオからなる群より選択される一個以上の置換基で置換され;
R4およびR5は、それぞれ独立に、C1−C12アルキル,C2−C12アルケニル,C3−C12シクロアルキル,C6−C12アリール,C7−C12アリールアルキル,C7−C12アルキルアリール,C2−C12アシルアルキル,C3−C12複素環アルキル,C3−C12アルキル複素環、および、水素,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−CN,−NO,−NO2,C1−C12アルコキシおよびC1−C12アルキルチオからなる群より選択される一個以上の置換基で置換されたC2−C12複素環からなる群より選択されるか、あるいは、R4およびR5は、一緒になって、水素,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,C1−C12アルコキシおよびC1−C12アルキルチオからなる群より選択される一個以上の置換基で置換されたC2−C12複素環を含み;
Xは、水素,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−OC(=O)R3,−C(=O)NR3R3,−NR3C(=O)R3,−SO2NR3R3,−NR3SO2R3,−OR3,−S(O)mR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3,−(CH2)mC(=O)Arおよび−(CH2)mNR3R3からなる群より選択され;
Yは、水素,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−OC(=O)R3,−C(=O)NR3R3,−NR3C(=O)R3,−SO2NR3R3,−NR3SO2R3,−OR3,−S(O)mR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3,−(CH2)mC(=O)Arおよび−(CH2)mNR3R3からなる群より選択され;
Zは、水素,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−OC(=O)R3,−C(=O)NR3R3,−NR3C(=O)R3,−SO2NR3R3,−NR3SO2R3,−OR3,−S(O)mR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3,−(CH2)mC(=O)Arおよび−(CH2)mNR3R3からなる群より選択され;
Arは、それぞれ独立に、水素,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−CN,−NO,−NO2,C1−C12アルキル,C1−C12アルコキシおよびC1−C12アルキルチオからなる群より選択される一個以上の置換基で置換されたC6−C12アリールからなる群より選択され;
mは、それぞれ独立に、0,1,2,3または4である。)
【請求項3】
以下の構造を有する請求項1に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化3】
(式中、
Rは、水素,C1−C12アルキル,C2−C12アルケニル,C3−C12シクロアルキル,C6−C12アリール,C7−C12アリールアルキル,C7−C12アルキルアリール,C2−C12アシルアルキル,C3−C12複素環アルキル,C3−C12アルキル複素環およびC2−C12複素環からなる群より選択され、Rは、水素,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−NR3SO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−OC(=O)R3,−C(=O)NR3R3,−NR3C(=O)R3,−SO2NR3R3,−NR3SO2R3,−OR3,−SR3,−S(O)mR3,−(CH2)mC(=O)Arおよび−(CH2)mNR3R3からなる群より選択される一個以上の置換基で置換され;
R1は、−CN,−NO,−NO2,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−OC(=O)R3,−NHSO2R3,−C(=O)NR3R3,−NR3C(=O)R3,−SO2NR3R3,−NR3SO2R3,−OR3,−SR3,−S(O)mR3,−(CH2)mC(=O)Arおよび−(CH2)mNR3R3からなる群より選択され;
R2は、−NR4R5,−OR3および−R3からなる群より選択され;
R3は、それぞれ独立に、C1−C12アルキル,C2−C12アルケニル,C3−C12シクロアルキル,C6−C12アリール,C7−C12アリールアルキル,C7−C12アルキルアリール,C2−C12アシルアルキル,C3−C12複素環アルキル,C3−C12アルキル複素環およびC2−C12複素環からなる群より選択され、R3は、水素,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−CN,−NO,−NO2,C1−C12アルコキシおよびC1−C12アルキルチオからなる群より選択される一個以上の置換基で置換され;
R4およびR5は、それぞれ独立に、C1−C12アルキル,C2−C12アルケニル,C3−C12シクロアルキル,C6−C12アリール,C7−C12アリールアルキル,C7−C12アルキルアリール,C2−C12アシルアルキル,C3−C12複素環アルキル,C3−C12アルキル複素環、および、水素,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−CN,−NO,−NO2,C1−C12アルコキシおよびC1−C12アルキルチオからなる群より選択される一個以上の置換基で置換されたC2−C12複素環からなる群より選択されるか、あるいは、R4およびR5は、一緒になって、水素,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−CN,−NO,−NO2,C1−C12アルキル,C1−C12アルコキシ,C1−C12アルキルチオ、および、水素,−Fおよび−Clからなる群より選択される一個以上の置換基で置換されたC1−C12アルキルからなる群より選択される一個以上の置換基で置換されたC2−C12複素環を含み;
Xは、水素,−F,−Cl,−OCF3,−CF3,C1−C12アルキル、および、水素,−Fおよび−Clからなる群より選択される一個以上の置換基で置換されたC1−C12アルキルからなる群より選択され;
Yは、水素,−F,−Cl,−OCF3,−CF3,C1−C12アルキル、および、水素,−Fおよび−Clからなる群より選択される一個以上の置換基で置換されたC1−C12アルキルからなる群より選択され;
Zは、水素,−F,−Cl,−OCF3,−CF3,C1−C12アルキル、および、水素,−Fおよび−Clからなる群より選択される一個以上の置換基で置換されたC1−C12アルキルからなる群より選択され;
Arは、水素,−F,−Cl,C1−C12アルキル、および、水素,−Fおよび−Clからなる群より選択される一個以上の置換基で置換されたC1−C12アルキルからなる群より選択される一個以上の置換基で置換されたC6−C12アリールからなる群より選択され;
mは、それぞれ独立に、0,1,2,3または4である。)
【請求項4】
R1が−(CH2)mC(=O)Arを含む請求項2に記載の化合物。
【請求項5】
R1が−C(=O)OCH2CH3を含む請求項2に記載の化合物。
【請求項6】
R1が−NH−C(=O)CH3を含む請求項2に記載の化合物。
【請求項7】
R1が−CNを含む請求項2に記載の化合物。
【請求項8】
R1が−NO2を含む請求項2に記載の化合物。
【請求項9】
R1が−NH2を含む請求項2に記載の化合物。
【請求項10】
R2が
【化4】
を含む請求項2に記載の化合物。
【請求項11】
R2が
【化5】
を含む請求項2に記載の化合物。
【請求項12】
Rが−(CH2)mC(=O)Arを含む請求項2に記載の化合物。
【請求項13】
Xが、水素,フッ素および塩素からなる群より選択され;
Yが、水素,フッ素および塩素からなる群より選択され;
Zが、水素,フッ素および塩素からなる群より選択される請求項2に記載の化合物。
【請求項14】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化6】
【請求項15】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化7】
【請求項16】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化8】
【請求項17】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化9】
【請求項18】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化10】
【請求項19】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化11】
【請求項20】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化12】
【請求項21】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化13】
【請求項22】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化14】
【請求項23】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化15】
【請求項24】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化16】
【請求項25】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化17】
【請求項26】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化18】
【請求項27】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化19】
【請求項28】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化20】
【請求項29】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化21】
【請求項30】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化22】
【請求項31】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化23】
【請求項32】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化24】
【請求項33】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化25】
【請求項34】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化26】
【請求項35】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化27】
【請求項36】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化28】
【請求項37】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化29】
【請求項38】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化30】
【請求項39】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化31】
【請求項40】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化32】
【請求項41】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化33】
【請求項42】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化34】
【請求項43】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化35】
【請求項44】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化36】
【請求項45】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化37】
【請求項46】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化38】
【請求項47】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化39】
【請求項48】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩。
【化40】
【請求項49】
薬剤として許容される担体または希釈剤と組み合わせて請求項1に記載の化合物を含む組成物。
【請求項50】
それを必要としている患者のMIF活性を下げるための薬剤の調製における、以下の式からなる群より選択される構造を有する化合物、またはその立体異性体、プロドラッグもしくは薬剤として許容される塩の使用。
【化41】
(式中、
Rは、水素,アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環,置換複素環,−(CH2)mC(=O)Arおよび−(CH2)mNR4R5からなる群より選択され;
R1は、−CN,−NO,−NO2,−C(=O)R3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−SO2NR4R5,−NR3SO2R3,−NHSO2R3,−S(O)mR3,−(CH2)mNR4R5および−(CH2)mC(=O)Arからなる群より選択され;
R2は、−CH2R3,−NR4R5,−OR3および−R3からなる群より選択され;
R3は、それぞれ独立に、アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環および置換複素環からなる群より選択され;
R4およびR5は、それぞれ独立に、水素,アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環および置換複素環からなる群より選択されるか、あるいは、R4およびR5は、一緒になって、複素環または置換複素環を含み;
Xは、水素,ハロゲン,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−NR3SO2R3,−S(O)mR3,−R3,−OR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3および−NR4R5からなる群より選択され;
Yは、水素,ハロゲン,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−NR3SO2R3,−S(O)mR3,−R3,−OR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3および−NR4R5からなる群より選択され;
Zは、水素,ハロゲン,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−NR3SO2R3,−S(O)mR3,−R3,−OR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3および−NR4R5からなる群より選択され;
Arは、アリールおよび置換アリールからなる群より選択され;
mは、それぞれ独立に、0,1,2,3または4であり;
nは、0,1または2である。)
【請求項51】
温血動物における炎症を治療するための薬剤の調製における請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項52】
温血動物における敗血症性ショックを治療するための薬剤の調製における請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項53】
温血動物における関節炎を治療するための薬剤の調製における請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項54】
温血動物における癌を治療するための薬剤の調製における請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項55】
温血動物における急性呼吸困難症候群を治療するための薬剤の調製における請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項56】
温血動物における炎症性疾患を治療するための薬剤の調製における請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項57】
前記炎症性疾患が、慢性関節リウマチ、骨関節症、炎症性腸疾患および喘息からなる群より選択される請求項56に記載の使用。
【請求項58】
温血動物における心疾患を治療するための薬剤の調製における請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項59】
前記心疾患が、心機能不全、心筋梗塞、鬱血性心不全、再狭窄およびアテローム性動脈硬化症からなる群より選択される請求項58に記載の使用。
【請求項60】
温血動物における自己免疫疾患を治療するための薬剤の調製における請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項61】
前記自己免疫疾患が、糖尿病、喘息および多発性硬化症からなる群より選択される請求項60に記載の使用。
【請求項62】
温血動物における免疫反応を抑制するための薬剤の調製における請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項63】
温血動物における血管新生を減少させるための薬剤の調製における請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項64】
温血動物における過剰なグルココルチコイド濃度に関連する疾患を治療するための薬剤の調製における請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項65】
前記疾患が、クッシング病である請求項63に記載の使用。
【請求項66】
POCl3と式(3):
【化42】
(式中、
Rは、水素,アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環,置換複素環,−(CH2)mC(=O)Arおよび−(CH2)mNR4R5からなる群より選択され;
R1は、−CN,−NO,−NO2,−C(=O)R3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−SO2NR4R5,−NR3SO2R3,−NHSO2R3,−S(O)mR3,−(CH2)mNR4R5および−(CH2)mC(=O)Arからなる群より選択され;
R3は、それぞれ独立に、アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環および置換複素環からなる群より選択され;
R4およびR5は、それぞれ独立に、水素,アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環および置換複素環からなる群より選択されるか、あるいは、R4およびR5は、一緒になって、複素環または置換複素環を含み;
Xは、水素,ハロゲン,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−NR3SO2R3,−S(O)mR3,−R3,−OR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3および−NR4R5からなる群より選択され;
Yは、水素,ハロゲン,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−NR3SO2R3,−S(O)mR3,−R3,−OR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3および−NR4R5からなる群より選択され;
Zは、水素,ハロゲン,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−NR3SO2R3,−S(O)mR3,−R3,−OR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3および−NR4R5からなる群より選択され;
Arは、アリールおよび置換アリールからなる群より選択され;
mは、それぞれ独立に、0,1,2,3または4である。)
の化合物とを反応させ、式(4):
【化43】
の化合物を生成する工程と、
式(4)の化合物とピペラジンとを反応させ、式(5):
【化44】
の化合物を生成する工程と、
式(5)の化合物と、式R2−C(=O)Cl(式中、R2は、−CH2R3,−NR4R5,−OR3および−R3からなる群より選択される。)を有する化合物とを反応させ、式(6):
【化45】
の化合物を生成する工程と
を含み、
式(6)の化合物は、MIF阻害剤としての使用に適している
化合物の調製方法。
【請求項67】
R1が−(CH2)mC(=O)Arを含む請求項66に記載の方法。
【請求項68】
R1が−C(=O)OCH2CH3を含む請求項66に記載の方法。
【請求項69】
R1が−NH−C(=O)CH3を含む請求項66に記載の方法。
【請求項70】
R1が−CNを含む請求項66に記載の方法。
【請求項71】
R1が−NO2を含む請求項66に記載の方法。
【請求項72】
R1が−NH2を含む請求項66に記載の方法。
【請求項73】
R2が
【化46】
を含む請求項66に記載の方法。
【請求項74】
R2が
【化47】
を含む請求項66に記載の方法。
【請求項75】
Rが−(CH2)mC(=O)Arを含む請求項66に記載の方法。
【請求項76】
Xが、水素,フッ素および塩素からなる群より選択され;
Yが、水素,フッ素および塩素からなる群より選択され;
Zが、水素,フッ素および塩素からなる群より選択される請求項66に記載の方法。
【請求項77】
式(13):
【化48】
(式中、
Rは、水素,アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環,置換複素環,−(CH2)mC(=O)Arおよび−(CH2)mNR4R5からなる群より選択され;
R4およびR5は、それぞれ独立に、水素,アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環および置換複素環からなる群より選択されるか、あるいは、R4およびR5は、一緒になって、複素環または置換複素環を含み;
Xは、水素,ハロゲン,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−NR3SO2R3,−S(O)mR3,−R3,−OR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3および−NR4R5からなる群より選択され;
Yは、水素,ハロゲン,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−NR3SO2R3,−S(O)mR3,−R3,−OR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3および−NR4R5からなる群より選択され;
Zは、水素,ハロゲン,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−NR3SO2R3,−S(O)mR3,−R3,−OR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3および−NR4R5からなる群より選択され;
R3は、それぞれ独立に、アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環および置換複素環からなる群より選択され;
Arは、アリールおよび置換アリールからなる群より選択され;
mは、それぞれ独立に、0,1,2,3または4である。)
の化合物とシクロヘキシルアミンとを反応させ、式(14):
【化49】
の化合物を生成する工程と、
式(14)の化合物とPOCl3とを反応させ、式(15):
【化50】
の化合物を生成する工程と、
式(15)の化合物とピペラジンとを反応させ、式(16):
【化51】
の化合物を生成する工程と、
式(16)の化合物と、式R2−C(=O)Cl(式中、R2は、−CH2R3,−NR4R5,−OR3および−R3からなる群より選択される。)を有する化合物とを反応させ、式(17):
【化52】
の化合物を生成する工程と
を含み、
式(17)の化合物は、MIF阻害剤としての使用に適している
化合物の調製方法。
【請求項78】
R2が
【化53】
を含む請求項77に記載の方法。
【請求項79】
R2が
【化54】
を含む請求項77に記載の方法。
【請求項80】
Rが−(CH2)mC(=O)Arを含む請求項77に記載の方法。
【請求項81】
Xが、水素,フッ素および塩素からなる群より選択され;
Yが、水素,フッ素および塩素からなる群より選択され;
Zが、水素,フッ素および塩素からなる群より選択される請求項77に記載の方法。
【請求項82】
式(23):
【化55】
(式中、
R1は、−CN,−NO,−NO2,−C(=O)R3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−SO2NR4R5,−NR3SO2R3,−NHSO2R3,−S(O)mR3,−(CH2)mNR4R5および−(CH2)mC(=O)Arからなる群より選択され;
R3は、それぞれ独立に、アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環および置換複素環からなる群より選択され;
R4およびR5は、それぞれ独立に、水素,アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環および置換複素環からなる群より選択されるか、あるいは、R4およびR5は、一緒になって、複素環または置換複素環を含み;
Xは、水素,ハロゲン,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−NR3SO2R3,−S(O)mR3,−R3,−OR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3および−NR4R5からなる群より選択され;
Yは、水素,ハロゲン,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−NR3SO2R3,−S(O)mR3,−R3,−OR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3および−NR4R5からなる群より選択され;
Zは、水素,ハロゲン,−F,−Cl,−CN,−NO,−NO2,−OCF3,−CF3,−NHSO2R3,−C(=O)R3,−C(=O)OR3,−C(=O)NR4R5,−NR3C(=O)R3,−NR3SO2R3,−S(O)mR3,−R3,−OR3,−SR3,−C(=O)OH,−NHC(=O)R3および−NR4R5からなる群より選択され;
Arは、それぞれ独立に、アリールおよび置換アリールからなる群より選択され;
mは、それぞれ独立に、0,1,2,3または4である。)
の化合物とPOCl3およびトリフルオロ酢酸とを反応させ、式(24):
【化56】
の化合物を生成する工程と、
式(24)の化合物と式:
【化57】
(式中、R2は、−CH2R3,−NR4R5,−OR3および−R3からなる群より選択される。)
の化合物とを反応させ、式(25):
【化58】
の化合物を生成する工程と、
式(25)の化合物と、式RX’(式中、X’はハロゲンを含み、Rは、水素,アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環,置換複素環,−(CH2)mC(=O)Arおよび−(CH2)mNR4R5からなる群より選択される。)を有する化合物とを反応させ、式(26):
【化59】
の化合物を生成する工程と
を含み、
式(26)の化合物は、MIF阻害剤としての使用に適している
化合物の調製方法。
【請求項83】
R1が−(CH2)mC(=O)Arを含む請求項82に記載の方法。
【請求項84】
R1が−C(=O)OCH2CH3を含む請求項82に記載の方法。
【請求項85】
R1が−NH−C(=O)CH3を含む請求項82に記載の方法。
【請求項86】
R1が−CNを含む請求項82に記載の方法。
【請求項87】
R1が−NO2を含む請求項82に記載の方法。
【請求項88】
R1が−NH2を含む請求項82に記載の方法。
【請求項89】
R2が
【化60】
を含む請求項82に記載の方法。
【請求項90】
R2が
【化61】
を含む請求項82に記載の方法。
【請求項91】
Rが−(CH2)mC(=O)Arを含む請求項82に記載の方法。
【請求項92】
Xが、水素,フッ素および塩素からなる群より選択され;
Yが、水素,フッ素および塩素からなる群より選択され;
Zが、水素,フッ素および塩素からなる群より選択される請求項82に記載の方法。
【請求項93】
Rがベンジルを含む請求項82に記載の方法。
【請求項94】
式(3a):
【化62】
の化合物とPOCl3とを反応させ、式(4a):
【化63】
の化合物を生成する工程と、
式(4a)の化合物とピペラジンとを反応させ、式(5a):
【化64】
の化合物を生成する工程と、
式(5a)の化合物と、式R2−C(=O)Cl(式中、R2は、−CH2R3,−NR4R5,−OR3および−R3からなる群より選択され、R3は、アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環および置換複素環からなる群より選択され、R4およびR5は、それぞれ独立に、水素,アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環および置換複素環からなる群より選択されるか、あるいは、R4およびR5は、一緒になって、複素環または置換複素環を含む。)を有する化合物とを反応させ、式(6a):
【化65】
の化合物を生成する工程と
を含み、
式(6a)の化合物は、MIF阻害剤としての使用に適している
化合物の調製方法。
【請求項95】
R2が
【化66】
を含む請求項94に記載の方法。
【請求項96】
式(13a):
【化67】
の化合物とシクロヘキシルアミンとを反応させ、式(14a):
【化68】
の化合物を生成する工程と、
式(14a)の化合物とPOCl3とを反応させ、式(15a):
【化69】
の化合物を生成する工程と、
式(15a)の化合物とピペラジンとを反応させ、式(16a):
【化70】
の化合物を生成する工程と、
式(16a)の化合物と、式R2−C(=O)Cl(式中、R2は、−CH2R3,−NR4R5,−OR3および−R3からなる群より選択され、R3は、アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環および置換複素環からなる群より選択され、R4およびR5は、それぞれ独立に、水素,アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環および置換複素環からなる群より選択されるか、あるいは、R4およびR5は、一緒になって、複素環または置換複素環を含む。)を有する化合物とを反応させ、式(17a):
【化71】
の化合物を生成する工程と
を含み、
式(17a)の化合物は、MIF阻害剤としての使用に適している
化合物の調製方法。
【請求項97】
R2が
【化72】
を含む請求項96に記載の方法。
【請求項98】
式(23a):
【化73】
の化合物とPOCl3およびトリフルオロ酢酸とを反応させ、式(24a):
【化74】
の化合物を生成する工程と、
式(24a)の化合物と式:
【化75】
(式中、R2は、−CH2R3,−NR4R5,−OR3および−R3からなる群より選択され、R3は、アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環および置換複素環からなる群より選択され、R4およびR5は、それぞれ独立に、水素,アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環および置換複素環からなる群より選択されるか、あるいは、R4およびR5は、一緒になって、複素環または置換複素環を含む。)
の化合物とを反応させ、式(25a):
【化76】
の化合物を生成する工程と、
式(25a)の化合物と、式RX(式中、Xはハロゲンを含み、Rは、水素,アルキル,置換アルキル,アルケニル,置換アルケニル,シクロアルキル,置換シクロアルキル,アリール,置換アリール,アリールアルキル,置換アリールアルキル,アシルアルキル,置換アシルアルキル,複素環,置換複素環,−(CH2)mC(=O)Arおよび−(CH2)mNR4R5からなる群より選択され、Arは、アリールおよび置換アリールからなる群より選択され、mは、それぞれ独立に、0,1,2,3または4である。)を有する化合物とを反応させ、式(26a):
【化77】
の化合物を生成する工程と
を含み、
式(26a)の化合物は、MIF阻害剤としての使用に適している
化合物の調製方法。
【請求項99】
R2が
【化78】
を含む請求項98に記載の方法。
【請求項100】
R2が
【化79】
を含む請求項98に記載の方法。
【請求項101】
Rが−(CH2)mC(=O)Arを含む請求項98に記載の方法。
【請求項102】
Rがベンジルを含む請求項98に記載の方法。
【公表番号】特表2007−503388(P2007−503388A)
【公表日】平成19年2月22日(2007.2.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−523903(P2006−523903)
【出願日】平成16年8月9日(2004.8.9)
【国際出願番号】PCT/US2004/025683
【国際公開番号】WO2005/021546
【国際公開日】平成17年3月10日(2005.3.10)
【出願人】(500539033)アバニール・ファーマシューティカルズ (15)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成19年2月22日(2007.2.22)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年8月9日(2004.8.9)
【国際出願番号】PCT/US2004/025683
【国際公開番号】WO2005/021546
【国際公開日】平成17年3月10日(2005.3.10)
【出願人】(500539033)アバニール・ファーマシューティカルズ (15)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]