説明

マッサージ具

【課題】頭皮や地肌がお湯や石鹸で濡れた状態にあっても、頭皮や地肌をしっかりと保持することにより、これらを摘んだり、広げたりする作用が軽い力で充分に発揮でき、しかも頭皮や地肌との接触部を、使用者に応じた最適な硬度に設定できるようにすることにより、頭皮や地肌を傷つけず、軽い力で優しく効率よく摘んだり、広げたりすることができ、非常に優れたマッサージ効果や洗浄効果を得ることができるようにしたマッサージ具を提供する。
【解決手段】弾性変形自在とした基板3の弾性変形部3bを外方へ突出した湾曲面形状とし、前記弾性変形部3bに複数突設された弾性を有する略円柱状の突出体4の先端部に、複数の弾性を有する突出部5を突設し、これら突出部5の突出方向をそれぞれ外向き下方に傾斜させたものとし、前記弾性変形部3bに内周溝3cを設けることによって、その弾性変形部3bの弾性変形の度合いを調節することができるようにしている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、身体の各部、特に頭皮に対してマッサージ刺激を与えながら洗浄することもでき、またスポーツや美容などの身体ケアとして使用するのにも適したマッサージ具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
この種の物品としては、従来から図7に示したような頭皮マッサージ用ブラシが存在する。この頭皮マッサージ用ブラシは、ブラシ毛台11がブラシ基台12に取り付けられており、このブラシ毛台11には適度の刺激が効率よく頭皮や毛根に与えられるように任意の形状のブリッスル13が適量設置されたものとしている(特許文献1)。
【0003】
さらに、この種の物品としては、従来から図8、9に示したような頭皮洗浄ブラシが存在する。この頭皮洗浄ブラシは、弾力性のある柱状体の先端を円形に開口して盲孔部22とし、頭皮との接触面に角の丸味を取っていない円形コーナー部23を形成した複数のピン本体21を、上部に握り手24を有した自在性のある素材の台座25に立設したものとしている。そして、前記弾力性のあるピン本体21の円形コーナー部23には、縦方向の切込み部26を複数有したものとしている(特許文献2)。
【0004】
また、この種の物品としては、従来から図10、11に示したようなマッサージ具が存在する。このマッサージ具は、枠体31の内面に、下方への反転弾性変形自在なドーム壁32を連設し、このドーム壁32の上面に多数の突起33を立設したものとしている。そして、前記枠体31と各突起33を比較的硬質のシリコン樹脂とし、前記ドーム壁32を比較的軟質のシリコン樹脂とし、全体として一体成形したものとしている(特許文献3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2002−78761号公報
【特許文献2】実用新案登録第3113002号公報
【特許文献3】特開2000−33105号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来の図7に示したような頭皮マッサージ用ブラシでは、上記したように、ブリッスル13を頭皮や毛根に擦り付けるようにし、適度の刺激を効率よく頭皮や毛根に与え、マッサージ効果を与えられることができる任意の形状としている。
【0007】
しかしながら、前記頭皮マッサージ用ブラシでは、ブリッスル13の形状は特に限定されることなく任意の形状でよいとしているので、ブリッスル13を頭皮や毛根に擦り付けるようにし、適度の刺激を効率よく頭皮や毛根にマッサージ効果を与えられるようにするには、未だ改良の余地があるという課題を有していた。
【0008】
さらに、従来の図8、9に示したような頭皮洗浄ブラシでは、上記したように、ピン本体21の先端を円形に開口して盲孔部22とし、頭皮との接触面に角の丸味を取っていない円形コーナー部23を形成したものとし、さらに円形コーナー部23には、縦方向の切込み部26を複数有したものとしている。そのため、この頭皮洗浄ブラシでは、頭皮への接触性や摩擦性が向上し、皮脂や毛根の汚れ除去効果が向上すると共に、円形コーナー部23を擦り付けるようにして、快適なマッサージ効果を得られるとしている。特に、ピン本体21の先端に縦方向の切込み部26を複数有する構成により、頭皮への接触部が多点極小化するため、接触性や摩擦性がより向上し、快適なマッサージ効果と皮脂や毛根の汚れ除去効果を高めるとしている。
【0009】
しかしながら、前記頭皮洗浄ブラシでは、頭皮を摘んだり、広げたりする作用がないか、また頭皮を摘んだり、広げたりする作用があったとしても、その作用は小さく、快適なマッサージ効果や優れた洗浄効果を得るには、未だ改良の余地があるという課題を有していた。
【0010】
また、従来の図10、11に示したようなマッサージ具では、上記したように、多数の突起33を、下方への反転弾性変形自在なドーム壁32の上面に立設したものとしている。そのため、このマッサージ具では、突起33の先端を押圧することで頭皮を刺激し、さらにドーム壁32を反転弾性変形させて各突起33の先端で頭皮をつまみ刺激することにより、マッサージ効果、指圧効果を極めて高いものにすることができるとしている。
【0011】
しかしながら、前記マッサージ具では、マッサージ効果、指圧効果を極めて高いものにすることができるとしているが、頭皮を摘んだり、広げたりする作用が充分ではなく、これらの効果が未だ不充分であるという課題を有していた。
【0012】
そこで、この発明は、上記従来の問題点を解消するものであり、頭皮や地肌がお湯や石鹸で濡れた状態にあっても、頭皮や地肌をしっかりと保持することにより、これらを摘んだり、広げたりする作用が軽い力で充分に発揮でき、しかも頭皮や地肌との接触部を、使用者に応じた最適な硬度に設定できるようにすることにより、頭皮や地肌を傷つけず、軽い力で優しく効率よく摘んだり、広げたりすることができ、非常に優れたマッサージ効果や洗浄効果を得ることができるようにしたマッサージ具を提供することを目的としてなされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0013】
この発明のマッサージ具は、弾性変形自在とした基板3の弾性変形部3bを外方へ突出した湾曲面形状とし、前記弾性変形部3bに複数突設された弾性を有する略円柱状の突出体4の先端部に、複数の弾性を有する突出部5を突設し、これら突出部5の突出方向をそれぞれ外向き下方に傾斜させたものとし、前記弾性変形部3bに内周溝3cを設けることによって、その弾性変形部3bの弾性変形の度合いを調節することができるようにしたものとしている。
【0014】
さらに、この発明のマッサージ具は、前記弾性変形部3bに、基台1と基板3間の中空部Sに連通する複数の連通孔3dを設け、前記突出体4の中央部に、前記中空部Sに連通する連通孔3eを設け、前記弾性変形部3bを大きく上下変形させたときに、前記中空部Sに空気をスムーズに出入りさせ、その中空部Sに存在する多量の空気を吸排気する際に発生する空気圧を調整し、軽い力で前記弾性変形部3bを大きく上下変形できるようにしたものとしている。
【0015】
また、この発明のマッサージ具は、前記突出部5を略円柱状とし、その突出部5の頭部5aを、略半球状に形成したものとしている。
【発明の効果】
【0016】
この発明のマッサージ具は、以上に述べたように構成されているので、頭皮や地肌がお湯や石鹸で濡れた状態にあっても、頭皮や地肌をしっかりと保持することができ、これらを摘んだり、広げたりする作用が軽い力で充分に発揮でき、しかも頭皮や地肌との接触部を、使用者に応じた最適な硬度に設定することにより、頭皮や地肌を傷つけず、軽い力で優しく効率よく摘んだり、広げたりすることができ、非常に優れたマッサージ効果や洗浄効果を得ることができるものとなった。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】この発明のマッサージ具の一実施形態を示す正面図である。
【図2】図1に示すこの発明のマッサージ具の側面図である。
【図3】図1に示すこの発明のマッサージ具の底面図である。
【図4】図1に示すこの発明のマッサージ具の突出体を示しており、(a)はその斜視図であり、(b)はその正面図であり、(c)はその側面図である。
【図5】図1に示すこの発明のマッサージ具の基板を凹ませていない状態の断面図である。
【図6】図1に示すこの発明のマッサージ具の基板を凹ませた状態の断面図である。
【図7】従来の頭皮マッサージ用ブラシを示す正面図である。
【図8】従来の頭皮洗浄ブラシを示す断面図である。
【図9】図8に示す従来の頭皮洗浄ブラシのピン本体を拡大した斜視図である。
【図10】従来のマッサージ具を示す斜視図である。
【図11】図10に示す従来のマッサージ具の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、この発明のマッサージ具を実施するための形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
この発明のマッサージ具は、ドーム状の基台1の上部に把持体2を設け、その基台1の下部に弾性変形自在とした基板3を設けたものとしている。
【0019】
そして、前記基板3は、弾性変形部3bを外方へ突出した湾曲面形状としており、その弾性変形部3bと外周縁部3aの繋ぎ目には内周溝3cを設けたものとして、その繋ぎ目を薄肉にし、その内周溝3cの深さや幅を調節することによって、前記弾性変形部3bの弾性変形の度合いを調節することができるようにしている。また、前記内周溝3cは、図示していないが、弾性変形部3bの適当な個所に設けたものとしてもよい。さらに、前記弾性変形部3bは、平面視すると略楕円形状としており、弾性を有する略円柱状の突出体4を、その湾曲面の垂線方向に複数突設している。なお、この弾性変形部3bの形状は、正円や正方形等、任意の形状にすることができる。図示したものは、前記突出体4を弾性変形部3bの略中心部に一個(複数個の場合もあり、一個に限定されるものではない)を突設し、その周囲に等間隔で複数個(図示したものは六個としているが、これより多くしても少なくしてもよい)を突設したものとしている。
【0020】
また、前記弾性変形部3bには、基台1と基板3間の中空部Sに連通する複数の連通孔3dを設けておくことができ、突出体4の中央部にも、前記中空部Sに連通する連通孔3eを設けておくことができる。
【0021】
これら連通孔3dおよび連通孔3eは、弾性変形部3bを大きく上下変形させたときに、前記中空部Sにスムーズに空気を出入りさせ、その中空部Sに存在する空気を吸排気する際に発生する空気圧を調整し最適な動きで弾性変形部3bが軽い力で大きく上下変形するようにしている。
【0022】
なお、従来品で1〜2個程度の連通孔の開いたものがあり、その連通孔は単に空気や侵入した水を排出するためだけのものであったが、この発明では、さらに大きなストローク量で摘む、広げるという動きを左右する、弾性変形部3bの大きな上下の動きを軽い力で最適な動き(スムーズな動き)になるように、弾性変形部3bに連通孔3dを設けると共に突出体4の中央部にも連通孔3eを設けることによって、(弾性変形部3bに連通孔3dを開け過ぎて、強度が低下するのを防ぎながら、)中空部Sの空気をスムーズに出し入れする調整が可能になり、その結果、弾性変形部3bの大きな上下の動きを最適な動きにすることにより、従来品より、摘む、広げるという動きを軽い力でもって、大きなストローク量の摘む、広げるという動きになるようにすることが可能になった。さらに、中空部Sの空気をスムーズに出し入れできる様、調整する事により、弾性変形部3bのクッション性を左右する、反発力をも最適な反発力に調整する事ができる様になった。また、前記連通孔3dおよび連通孔3eは、浸入した水や泡を抜いたりするためのものでもあることは言うまでもない。
【0023】
前記基板3と突出体4とは、同一材質の軟質合成樹脂等からなるものとしているが、相違する材質の軟質合成樹脂等からなるものとしてもよい。また、前記基板3と突出体4とは、別体として成形した後に連結したものとしているが、一体成形したものとしてもよい。なお、前記基台1と把持体2は、硬質合成樹脂等からなるものとしており、両者を一体成形したものとしているが、両者を別体として成形した後に連結したものとしてもよい。
【0024】
前記基板3は、軟質合成樹脂等からなるものとしており、外周縁部3aを前記基台1の下周端に設けた嵌合溝1aに着脱不能として嵌め込んだものとしているが、その基台1の下周端の嵌合溝1aに着脱可能として嵌め込んだものとしてもよい。さらに、前記基板3は、弾性変形部3bの左右方向(略楕円形の短径方向)の中央断面形状が緩やかな曲線Laになるものとしており、その湾曲面の前後方向(略楕円形の長径方向)の中央断面形状が前記曲線Laよりさらに緩やかな曲線Lbになるものとしている。この発明では、前記曲線Laの曲率半径を90〜110mmとし、曲線Lbの曲率半径を125〜150mmとしたものとするのが、後に述べる頭皮等の洗浄操作時に好ましいものとなる。
【0025】
前記突出体4は、直径を10mm程度とし、高さを5〜10mm程度とした略円柱形状としており、先端部に弾性を有する略円柱状の突出部5を、その突出体4から外向き下方に傾斜させて複数突設したものとしている。前記突出体4と突出部5とは、同一材質の軟質合成樹脂等からなるものとしているが、相違する材質の軟質合成樹脂等からなるものとしてもよい。なお、前記突出体4と突出部5とは、一体成形したものとしているが、別体として成形した後に連結したものとしてもよい。
【0026】
前記突出部5は、直径を1〜3mm程度とし、高さを5〜10mm程度にしており、その頭部5aを略半球状に形成したものとしている。図示したものは、前記突出部5を突出体4の先端部の周囲に沿って等間隔に設け、それぞれを突出体4の外向き下方に傾斜させたものとしている。この場合の突出体4の傾斜角度αとしては、60〜80°にして傾斜させたものとするのが、後に述べる頭皮等の洗浄操作時に好ましいものとなる。従来のように90°とした場合は、前記突出部5の変形曲りがスムーズにできず、摘み広げるという動きがスムーズにできない。
【0027】
さらに、前記突出部5のうち、前記弾性変形部3bの略中心部に突設した突出体4の周囲に等間隔で複数個を突設した突出体4に突設した突出部5は、基板3の弾性変形部3bの中心部に向かうものほど短く形成したものとしている。このようにすると、前記弾性変形部3bの湾曲面形状との関係で、頭皮等の洗浄面に数多くの突出部5が接触することになり、後に述べる頭皮等の洗浄操作時に好ましいものとなる。
【0028】
このように構成したこの発明のマッサージ具は、使用者が片手で把持部2を把持して、洗浄操作時にお湯や石鹸等で濡れたその使用者の頭皮や地肌に突出部5を軽い力で押し当てれば、適度な反発力のクッション性を保ちながら、弾性変形部3bが大きく上下弾性変形して、図5に示した外方へ突出した状態から、図6に示したような内方へ大きく凹んだ状態となる。
【0029】
この状態においては、前記基板3の弾性変形部3bに突設した複数の突出体4が、凹んだり傾いたりして、それぞれの突出体4どうしが最も近づくが、前記突出体4に突設した突出部5が、押し曲げられて、それぞれの突出部5どうしが離れるので、これら複数の突出体4の作用によって頭皮や地肌が大きなストローク量で全体的に縮められると共に、これら複数の突出部5の作用によって頭皮や地肌が部分的に押し広げられることになる。
【0030】
そこで、使用者が手の力を抜き、頭皮や地肌に突出部5を押し当てるのを止めると、基板3の弾性変形部3bが再び大きく弾性変形して、図6に示した内方へ大きく凹んだ状態から、図5に示したような外方へ突出した元の状態に戻り、突出体4どうしが大きなストローク量で離れ、その結果、頭皮や地肌を大きく押し広げる事となる。
【0031】
この状態においては、前記基板3の弾性変形部3bに突設した複数の突出体4も、前記突出体4に突設した突出部5も元の状態となり、これら複数の突出体4の作用によって全体的に縮められた頭皮や地肌も大きなストローク量で元の状態に戻ると共に、これら複数の突出部5の作用によって部分的に押し広げられた頭皮や地肌が大きなストローク量で摘まれることになる。
【0032】
したがって、この発明のマッサージ具では、前記したように頭皮に突出部5を押し当てたり、押し当てるのを止める操作を繰り返したりすることにより、従来品と比べ大きなストローク量で、充分なマッサージ効果や洗浄効果を得ることができる。
【0033】
そして、この発明のマッサージ具は、基板3、突出体4および突出部5の形状や大きさ等を前記したように特定したものとすることにより、前記洗浄操作時にお湯や石鹸で濡れた状態の頭皮や地肌をしっかりと保持することができ、これらを摘んだり、広げたりする作用が大きなストローク量により、充分に発揮でき、しかも頭皮や地肌との接触部である突出部5を、その使用者に応じた最適な硬度に設定することにより、頭皮や地肌を傷つけず、優しく効率よく摘んだり、広げたりすることができ、非常に優れたマッサージ効果や洗浄効果を発揮できるものとなる。
【符号の説明】
【0034】
3 基板
3b 弾性変形部
3c 内周溝
3d 連通孔
3e 連通孔
4 突出体
5 突出部
5a 頭部
S 中空部


【特許請求の範囲】
【請求項1】
弾性変形自在とした基板(3)の弾性変形部(3b)を外方へ突出した湾曲面形状とし、前記弾性変形部(3b)に複数突設された弾性を有する略円柱状の突出体(4)の先端部に、複数の弾性を有する突出部(5)を突設し、これら突出部(5)の突出方向をそれぞれ外向き下方に傾斜させたものとし、前記弾性変形部(3b)に内周溝(3c)を設けることによって、その弾性変形部(3b)の弾性変形の度合いを調節することができるようにしたことを特徴とするマッサージ具。
【請求項2】
弾性変形部(3b)に、基台(1)と基板(3)間の中空部(S)に連通する複数の連通孔(3d)を設け、前記突出体(4)の中央部に、前記中空部(S)に連通する連通孔(3e)を設け、前記弾性変形部(3b)を大きく上下変形させたときに、前記中空部(S)に空気をスムーズに出入りさせ、その中空部(S)に存在する多量の空気を吸排気する際に発生する空気圧を調整し、軽い力で前記弾性変形部3bを大きく上下変形できるようにしたことを特徴とする請求項1記載のマッサージ具。
【請求項3】
前記突出部(5)を略円柱状とし、その突出部(5)の頭部(5a)を、略半球状に形成したことを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載のマッサージ具。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2012−187219(P2012−187219A)
【公開日】平成24年10月4日(2012.10.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−52116(P2011−52116)
【出願日】平成23年3月9日(2011.3.9)
【出願人】(390024316)池本刷子工業株式会社 (5)
【Fターム(参考)】