説明

マッサージ機

【課題】 被施療部を素早く芯から温めることができ、マッサージ効果を向上できるマッサージ機を提供することである。
【解決手段】 人体当接面に、人体に物理的刺激を与えてマッサージするマッサージ具を具え、人体当接面には、人体に超短波を投射するアンテナを配備したものである。具体的には、人体当接面として人体の脚部を収納する脚収納部32と足先を収納する足先収納部42を具え、マッサージ具として、空気の供給排気により膨張収縮して脚部や足先を押圧するエアバック34、44を具え、脚収納部及び足先収納部の内側面に、周波数として、27.12メガヘルツの超短波を投射するアンテナ60、61を配備する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、人体当接面に、人体の被施療部に物理的刺激(例えば叩く、揉む、圧迫する、指圧する)を与えてマッサージするマッサージ具を具えたマッサージ機に関し、より具体的には、人体の被施療部を温めることができるマッサージ機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
人体の被施療部に、叩く、揉む、圧迫する、指圧する等の物理的刺激を与えてマッサージするマッサージ機で、血行を促進してマッサージ効果を向上させるために、被施療部を温めることができるマッサージ機として、特許文献1に示すように、ヒータでもって被施療部を温めるものや、特許文献2に示すように、温風でもって温めるものが知られている。
【特許文献1】特開2005−237725号公報
【特許文献2】特開平10−118149号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ヒータや温風で被施療部を温める方法は、熱を皮膚から体内に伝えて体を温める方法であり、皮膚組織でエネルギーが吸収されるため、皮膚表面から0.5mm〜3.0mm程度の深さまでしか温熱は浸透しない。また熱源の応答性が悪く、熱が皮膚へ伝達し人が温かく感じるまでの応答性が悪いという問題があった。
【0004】
本発明の目的は、被施療部を素早く体の芯から温めることができ、マッサージ効果を向上できるマッサージ機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明のマッサージ機は、人体当接面に、人体に物理的刺激を与えてマッサージするマッサージ具を具えたマッサージ機において、前記当接面には、人体に投射することにより温熱効果を発揮する電波を発信するアンテナを配備したものである。
【0006】
例えば、人体当接面として人体の脚部を収納する脚収納部及び/又は踵から先端を収納する足先収納部を具え、マッサージ具として、脚収納部及び/又は足先収納部に、空気の供給排気により膨張収縮して脚部や足先を押圧するエアバックを具えたもので、脚収納部及び/又は足先収納部の内側面に、前記アンテナを配備したものを例示できる。
また電波としては、周波数、27.12メガヘルツの超短波を例示できる。
【発明の効果】
【0007】
本発明のマッサージ機によれば、被施療部に温熱効果を発揮する電波を投射することにより、電波のエネルギーが体内の奥深くまで作用して、被施療部を芯から温める温熱効果が得られ、血管が拡張して血行促進が図られ、マッサージ効果が向上して、凝りの解消、疲労回復効果が向上する。しかも温熱効果を得るまでの時間は短く即効性を向上できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明のマッサージ機を、一例として示した椅子式マッサージ機について説明する。図1及び図2は、椅子式マッサージ機10の斜視図である。椅子式マッサージ機10は、被施療者が腰掛ける座部11の後部に背凭れ部12、前部にレッグレスト30、レッグレスト30下端にフットレスト40を具えて構成される。背凭れ部12は、座部11に対して傾動可能且つ任意の位置で位置決め可能に連結される。レッグレスト30は、座部11の前端に上下に回動自在に且つ任意の位置で位置決め可能に連結される。また、フットレスト40は、レッグレスト30に回動自在に連結される。フットレスト40はレッグレスト30の回動にもかかわらず、略水平状態を保ちながら持ち上げられる。図2は最も持ち上げられた状態を示す。前記座部11、背凭れ部12、レッグレスト30、フットレスト40で人体当接面を構成する。
【0009】
背凭れ部12には、被施療者の肩、背中、腰をマッサージする公知のマッサージ具15が背凭れ部12に沿って昇降可能に配備される。マッサージ具15は、左右に一対の施療指16、16を具え、両施療指16、16を上下、左右及び/又は前後に移動させることによって、被施療者の肩等に揉みや叩きなどのマッサージを施す。背凭れ部12や座部11は、図示しないが布製のカバーやクッションで覆われている。
【0010】
レッグレスト30は、図1及び図2に示すように、樹脂製カバー35により被施療者の左右の脚部(ふくらはぎ)を夫々収納する脚収納部となる一対の樋状凹部32、32が形成されている。各樋状凹部32の両側面には、膨張することによりふくらはぎを側面から押圧するマッサージ具としての側面エアバック34が配備されている。側面エアバック34は、配管を通して図示しないエアポンプに接続され、空気が供給されて膨張し、排出されて収縮する。
【0011】
樋状凹部32、32の底面上には、ふくらはぎを後側から押圧するマッサージ具としての3個の底面エアバック37、37、37が、樋状凹部32の軸方向に沿って並んで配備されている。各底面エアバック37には、指圧突部37aが溶着されている。底面エアバック37も、配管を通して図示しないエアポンプに接続され、空気が供給されて膨張し、排出されて収縮する。レッグレスト30は、布カバー39(図3において網目で示す)により覆われている。図1、図2、では布カバーを除いている。
【0012】
上記構成のレッグレスト30において、被施療者が凹部32にふくらはぎを挿入した状態で、側面エアバック34にエアポンプから圧縮空気の供給と排気を繰り返すことにより、ふくらはぎは側面エアバック34、34による圧迫と解放を繰り返し、ふくらはぎに対しマッサージが施される。また底面エアバック37に対しエアポンプから圧縮空気を供給することにより膨張して、指圧突部37aによりふくらはぎの裏面を押圧し指圧マッサージを施す。
【0013】
フットレスト40は、図1及び図2に示すように、樹脂製カバー45により被施療者の左右の足先(踝よりも下の踵から先の部分)を夫々挿入する足先収納部となる一対の樋状凹部42、42が形成されている。各樋状凹部42の両側面には、膨張することにより足先を側面から押圧するマッサージ具としての側面エアバック44、44が配備されている。側面エアバック44は、配管を通して図示しないエアポンプに接続され、空気が供給されて膨張し、排出されて収縮する。
【0014】
樋状凹部42、42の底面の裏側には、足裏を押圧するマッサージ具としての足裏用エアバック47が配備されている。足裏用エアバック47の上面には、足裏を指圧する2個の指圧突部47aが図3の如く左右方向に並んで溶着されている。足裏用エアバック47も、配管を通して図示しないエアポンプに接続され、空気が供給されて膨張し、排出されて収縮する。膨張すると、指圧突部47aが、樋状凹部42の底面に開口した穴(図示せず)から突出し、足裏を指圧する。フットレスト40も、布カバー39により覆われている。なお、図3に示すように、足裏用エアバック47が収縮した状態でも、指圧突部47aは僅かばかり樋状凹部42、42の底面より突出している。44aは、側面エアバック44の空気の供給、排出口、47bは、足裏用エアバック47の空気の供給、排出口である。
【0015】
上記構成のフットレスト40において、被施療者が凹部42に足先を挿入した状態で、側面エアバック44にエアポンプから圧縮空気の供給と排気を繰り返すことにより、足先は側面エアバック44、44による圧迫と解放を繰り返し、マッサージが足先に対し施される。また足裏用エアバック47に対しエアポンプから圧縮空気を供給することにより膨張して、指圧突部47aにより足裏を押圧し指圧マッサージを施す。
【0016】
図3においては、レッグレスト30の側面エアバック34は収縮し、フットレスト40の側面エアバック44は膨張した状態を示す。なお、二点鎖線は、ふくらはぎや足先を示す。
【0017】
而して レッグレスト30の各樋状凹部32、32の外側の側面32aの内側には、電波として、超短波を人体に向かって投射するアンテナとなる導子60が、側面32aに沿って配備されている。また、フットレスト40の各樋状凹部42、42の外側の側面42aの内側にも、超短波を人体に向かって投射するアンテナとなる導子61が、側面42aに沿って配備されている。各導子60、61は鉄等の金属板より構成され、図4の配線図に示すように、超短波発生装置62に接続されている。超短波発生装置62は、図1に示すように、座部11の下方に配備されている。超短波発生装置62は、27.12メガヘルツの超短波を発生し、超短波は各導子60、61に伝送線64を介して送られ、導子より超短波を発信する。
【0018】
レッグレスト30の樋状凹部32とフットレスト40の樋状凹部42に、ふくらはぎや足先を挿入して各エアバック34、37、44、47により、上述したマッサージをふくらはぎや足先に施すとき、超短波発生装置62を動作して、導子60、61より、超短波をふくらはぎや足先に投射すると、超短波のエネルギーが体内の奥深くまで作用し、細胞の分子を振動させ、このとき発生する分子同士の摩擦熱により、ふくらはぎや足先を芯から温める。その結果、血管が拡張して血行促進が図られ、エアバックによるマッサージと相俟って、マッサージ効果を向上させることができ、凝りの解消、疲労回復効果が向上する。しかも温熱効果を得るまでの時間は短く、従来のヒータや温風によるものに比べて即効性を著しく向上できる。超短波の投射時間は、通常のマッサージ機の使用時間である15分程度である。
【0019】
各エアバック34、37、44、47によるマッサージを行わずに、超短波発生装置62のみを動作しても、超短波による温熱効果により、血行を良くし、疲労回復効果が得られる。
【0020】
超短波を発信する導子は、座部11や背凭れ部12にも配備して、大腿部や臀部、腰、肩等を温めてもよい。図1や図2のように、ふくらはぎや足先を温めると、温められた血液が上半身へと流れるので、ふくらはぎや足先のみならず、全身に対しても温熱効果が得られ、有利である。
【0021】
超短波発生装置62の電子部品や回路基板等は、超短波が外部へ洩れないように、鉄板や銅のメッシュでシールドされていると共に、マッサージ機本体の電子部品や回路基板に対しても、超音波の影響を受けないように、シールドしておくとよい。図1のように、レッグレスト30やフットレスト40の側面エアバック34や44に沿うように導子60、61を配備すれば、超短波の影響を受ける電子部品や金属部品が近くにないので、この点からもレッグレスト30やフットレスト40に導子を配備すると有利である。
【0022】
以上の説明では、電波として周波数27.12メガヘルツの超短波を人体に投射することにより温熱効果を得ようとするものであるが、この周波数の超短波以外に、温熱効果を発揮する電波であれば、周波数は特に限定されない。例えば、13.56メガヘルツ、40.68メガヘルツ、2.4ギガヘルツの超短波や、極超短波を例示できる。
【0023】
また導子は、レッグレスト30やフットレスト40の樋状凹部32、42の外側の側面32a、42aの内側に配備したが、樋状凹部32、42の内側の側面32b、42bの内側に配備してもよいし、樋状凹部32、42の内外(左右)両側面の内側に配備してもよい。
【0024】
以上の実施例では、レッグレスト30やフットレスト40が椅子の座部11の前端に連結した椅子式マッサージ機について説明したが、レッグレストやフットレストが椅子とは独立した足専用のマッサージ機であってもよい。
【0025】
以下、足専用のマッサージ機について説明する。図5は足専用のマッサージ機100の斜視図で、足専用マッサージ機100は、踝より下の足先をマッサージするフットレスト70と、フットレスト70の基端に連結機構90を介して傾動可能且つスライド可能に連携され、ふくらはぎをマッサージするレッグレスト80を具えている。レッグレスト80は、傾動ロッド94に沿って上下動する。
【0026】
レッグレスト80は、樹脂製カバー82によって、図1の実施例と同様に、被施療者の左右の脚部(ふくらはぎ)を夫々収納する脚収納部となる一対の樋状凹部83、83が形成されている。樋状凹部83、83間は、中央壁84で仕切られている。各樋状凹部83の両側面には、膨張することによりふくらはぎを側面から押圧するマッサージ具としての側面エアバック85(図6参照)が配備されている。側面エアバック85は、図示しないエアポンプに接続され、空気が供給されて膨張し、排出されて収縮する。樋状凹部83の内面は、布カバー82aで覆われている。
【0027】
フットレスト70も、樹脂製カバー72によって、図1の実施例と同様に、被施療者の左右の足先を夫々収納する足先収納部となる一対の樋状凹部73、73が形成されている。樋状凹部73、73間は、中央壁74で仕切られている。各樋状凹部73の両側面には、膨張することにより足先を側面から押圧するマッサージ具としての側面エアバック75(図6参照)が配備されている。側面エアバック75は、図示しないエアポンプに接続され、空気が供給されて膨張し、排出されて収縮する。樋状凹部73の内面は、布カバー72aで覆われている。各樋状凹部73の後端には立ち壁71が上向きに突設され、この立ち壁71に踵の部分が合致して、足先が樋状凹部73に位置決めされる。
【0028】
レッグレスト80の各樋状凹部83、83の外側の側面83aの内側には、図1の実施例と同様に、超短波を人体に向かって投射する導子60が、側面83aに沿って配備されている。また、フットレスト70の各樋状凹部73、73の外側の側面73aの内側にも、図1の実施例と同様に、超短波を人体に向かって投射する導子61が、側面73aに沿って配備されている。(図6参照)
上記構成のレッグレスト80やフットレスト70の樋状凹部83、73にふくらはぎや足先を挿入した状態で(図6でふくらはぎや足先を2点鎖線で示す)、側面エアバック85、75の膨張収縮を繰り返すことにより、ふくらはぎに対しマッサージが施され、また、超短波発生装置(図示せず)を動作して、導子60、61より、超短波をふくらはぎや足先に投射することにより、図1の実施例と同様に、ふくらはぎや足先を芯から温め、血管を拡張して血行を促進し、エアバックによるマッサージと相俟って、マッサージ効果を向上させることができる。
【0029】
この足専用のマッサージ機は、図5のように、レッグレスト80をフットレスト70に対してほぼ垂直な状態にして椅子に座って使用する他に、図7のように、寝転んで膝を立てた状態で、レッグレスト80をフットレスト70に対して後方に傾動させて使用することもできる。
【0030】
導子60、61の配備する位置は、樋状凹部83、73の内側の側面83b、73bの内側に配備してもよいし、樋状凹部83、73の内外(左右)両側面の内側に配備してもよく、また樋状凹部83、73の底面に、図1の実施例と同様に、ふくらはぎの裏面や足裏を押圧するエアバックを配備してもよい。
【0031】
ところで、この足専用マッサージ機は、図6に示すように、本体の底面には、2個のエアバック77L、77Rが左右に分かれて配備されている。このエアバック77L、77Rは、上記エアバック85、75と同様に、図示しないエアポンプに接続され、空気が供給されて膨張し、排出されて収縮する。77aは各エアバック77L、77Rの空気供給、排気口を示す。本体の底面には床面に設置するための脚78がコーナー付近に4個設けてあるが、各エアバック77L、77Rの収縮状態では、エアバック77L、77Rは、脚78よりも上方に保たれ、床面に当接しないようになっている。
【0032】
そこで、レッグレスト80やフットレスト70の樋状凹部83、73にふくらはぎや足先を挿入し、側面エアバック85、75を膨張して、ふくらはぎや足先を側面エアバック85、75により挟持ホールドした状態で、図8のように被施療者から見て右側の底面のエアバック77R膨張させると、ふくらはぎや足先がレッグレスト80やフットレスト70に固定されたまま右側の脚が持ち上げられ、相対的に見ると上半身(腰)が同図矢印Aの如く右へ傾くことになり、その結果、左側の腰部Kを伸ばすことができる。反対に、図9のように被施療者から見て左側の底面のエアバック77L膨張させると、ふくらはぎや足先がレッグレスト80やフットレスト70に固定されたまま左側の脚が持ち上げられ、相対的に見ると上半身(腰)が同図矢印Bの如く左へ傾くことになり、その結果、右側の腰部Kを伸ばすことができる。図8、図9では、ふくらはぎと足先に続いて、腰部Kを2点差線で示している。
【0033】
この底面のエアバック77L、77Rの膨張を左右交互に繰り返すことにより、左右の腰部に対して交互にストレッチを施すことができる。
【0034】
左右の腰部に対してストレッチを施す際、ふくらはぎと足先の両方を、側面エアバック85、75により挟持ホールドしたが、側面エアバック85のみ膨張させてふくらはぎのみ挟持ホールドしても、また、側面エアバック75のみ膨張させて足先のみ挟持ホールドしても同様の効果が得られる。
【0035】
従来腰部をストレッチするものとして、特開2000-51300公報にみられるように、椅子に座って腰部のエアバックを膨張させるものが知られているが、これでは脚部のマッサージができない。しかしながら上述のように、足専用のマッサージ機の底面を、エアバックにより左右交互に持ち上げることにより腰部のストレッチを行なうようにすれば、足専用マッサージ機の利用価値を高めることができる。またストレッチの方法が視覚的にダイナミックであるため、展示実演の際に注目を惹くことができる。
【0036】
足専用のマッサージ機の底面を、持ち上げる手段としては、エアバックの他に、マッサージ機本体を、モータの駆動源によって左右に揺動するシーソー板上に設置する構成であってもよい。
【0037】
以上の足専用のマッサージ機は、本体を左右に揺動させて腰部のストレッチを行なうものであるが、本体の底面のエアバック77L、77Rを左右に分けて配置するのではなく、前後に分けて配置してもよい。この場合、前側のエアバックを膨張させることにより、アキレス腱からふくらはぎの裏側のストレッチができ、後側のエアバックを膨張させることにより、足の甲やふくらはぎの前側の筋をストレッチすることができる。
【0038】
また、足専用のマッサージ機本体の底面に4個のエアバックを左右と前後に分けて配置してもよい。この場合、左側の前後2個のエアバックを膨張させることにより、腰部の右側をストレッチでき、右側の前後2個のエアバックを膨張させることにより、腰部の左側をストレッチでき、前側の左右2個のエアバックを膨張させることにより、アキレス腱からふくらはぎの裏側のストレッチができ、後側の左右2個のエアバックを膨張させることにより、足の甲やふくらはぎの前側の筋をストレッチすることができる。
【0039】
なお、足専用マッサージ機としては、ふくらはぎをマッサージするレッグレストがなくて、足先をマッサージするフットレストのみを具えたものでもよい。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明の第1実施例の椅子式マッサージ機の斜視図である。
【図2】同マッサージ機のレッグレストとフットレストを持ち上げた状態の斜視図である。
【図3】同マッサージ機のレッグレストとフットレストを示す図1の状態の正面図である。
【図4】同マッサージ機の超短波発生装置に関する配線図である。
【図5】本発明の第2実施例の足専用マッサージ機の斜視図である。
【図6】同マッサージ機の正面図である。
【図7】同マッサージ機を寝転んで使用する状態を示す側面図である。
【図8】同マッサージ機により腰部のストレッチを行なっている状態を示す正面図である。
【図9】同マッサージ機により腰部のストレッチを行なっている状態を示す正面図である。
【符号の説明】
【0041】
11 座部(人体当接面)
12 背凭れ部(人体当接面)
30 レッグレスト(人体当接面)
40 フットレスト(人体当接面)
34 側面エアバック(マッサージ具)
44 側面エアバック(マッサージ具)
37 底面エアバック(マッサージ具)
47 足裏用エアバック(マッサージ具)
32 樋状凹部(脚収納部)
42 樋状凹部(足先収納部)
60 導子(アンテナ)
61 導子(アンテナ)
62 超短波発生装置
80 レッグレスト(人体当接面)
70 フットレスト(人体当接面)
83 樋状凹部(脚収納部)
73 樋状凹部(足先収納部)
85 側面エアバック(マッサージ具)
75 側面エアバック(マッサージ具)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
人体当接面に、人体に物理的刺激を与えてマッサージするマッサージ具を具えたマッサージ機において、前記当接面には、人体に投射することにより温熱効果を発揮する電波を発信するアンテナを配備してなるマッサージ機。
【請求項2】
前記人体当接面として、人体の脚部を収納する脚収納部及び/又は踵から先端を収納する足先収納部を具え、前記マッサージ具として、脚収納部及び/又は足先収納部に空気の供給排気により膨張収縮して脚部や足先を押圧するエアバックを具えたもので、脚収納部及び/又は足先収納部の内側面に、前記アンテナを配備してなる請求項1に記載のマッサージ機。
【請求項3】
前記脚収納部を椅子の座部前端に連結し、椅子の背凭れ部には肩、背中、腰にマッサージを施すマッサージ具を配備し、座部の下方に超短波発生装置を配備してなる請求項2に記載のマッサージ機。
【請求項4】
前記アンテナは、電波として超短波を人体に投射する請求項1乃至請求3のいずれかに記載のマッサージ機。
【請求項5】
前記超短波の周波数を27.12メガヘルツとしてなる請求項4に記載のマッサージ機。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate


【公開番号】特開2007−259882(P2007−259882A)
【公開日】平成19年10月11日(2007.10.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−85026(P2006−85026)
【出願日】平成18年3月27日(2006.3.27)
【出願人】(000001889)三洋電機株式会社 (18,308)
【Fターム(参考)】