説明

マニキュア容器

【課題】爪化粧品であるマニキュア容器を使用するとき蓋と刷毛が一体となり蓋を閉めた状態で底部に届いているため、内容量がすくなくなると蓋を締めてマニキュアを採り蓋を開けて爪に塗るという手間を省いたマニキュア容器を提供する。
【解決手段】蓋4に連結棒5を介して刷毛6を一体化したマニキュア容器1であって、該マニキュア容器1に前記刷毛6を容器に挿入したときに、該刷毛6が届く高さに、マニキュアの残液7を受けることができるように形成された受け部を内接したことを特徴としたマニキュア容器。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は爪化粧品のマニキュア液を刷毛に採るとき容器内の内容量が残り少なくなると蓋と刷毛が一体となり蓋を閉めた状態で底部に届いているため、その都度蓋を閉めて刷毛に採り開けて爪に塗るという手間がかかるのを無くすための爪化粧品のマニキュア容器に関するものである。
【技術背景】
【0002】
従来、爪化粧品のマニキュア容器を使用したとき、蓋とマニキュア液を爪に塗るための刷毛が一体となり蓋を閉めた状態で底部に届いているため、内容量が残り少なくなると、蓋を閉めて液を採り蓋を開けて爪にぬらなくてはならず、手間がかかっていた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのために次のような課題があった。
(イ)蓋と刷毛が一体で蓋を閉めた状態で底部に届いているため、容器内のマニキュア液が残り少なくなると、使う都度蓋を閉めて刷毛に液を採り開けて爪に塗るという手間がかかる。
(ロ)(イ)の理由により最後まで使わず捨ててしまうこととなり、環境にも悪い。
本発明は以上の問題点を解決しようとするものである。
【問題を解決するための手段】
【0004】
蓋に連結棒を介して刷毛を一体化したマニキュア容器であって、該マニキュア容器に前記刷毛を容器に挿入したときに、該刷毛が届く高さにマニキュアの残液を受けることができるように形成された受け部を内設したことを特徴とするマニキュア容器。
【発明の効果】
【0005】
本発明は爪化粧品のマニキュア容器の中の仕切りの受け部に刷毛を通すための穴があるので、蓋を閉めた状態で容器を傾ける又は逆さにするなどでマニキュア液が穴から出て受け部に溜まり蓋を開け閉めせずそれを刷毛で容易に採ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の形態を説明する。
(イ)マニキュア容器1の半分程の高さに、上部に刷毛6が通る穴3を形成し、上方から下方に向かって拡開するテーパ状の仕切り2を内設する。
本発明は、以上の構成よりなっている。これを使用するときは、蓋を閉めた状態で、容器を傾ける又は逆さにするなどすると、マニキュア液が穴から出て仕切りの受け部分に溜まるのでそれを刷毛で容易に採ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本発明の側面
【図2】 本発明の傾斜図
【符号の説明】
【0008】
1,マニキュア容器
2,仕切り
3,穴
4,蓋
5,連結棒
6,刷毛
7,残液

【特許請求の範囲】
【請求項1】
蓋に連結棒を介して刷毛を一体化したマニキュア容器であって、該マニキュア容器に、前記刷毛を容器に挿入したときに、該刷毛が届く高さにマニキュアの残液を受けることができるように形成された受け部を内設したことを、特徴とするマニキュア容器。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2008−264466(P2008−264466A)
【公開日】平成20年11月6日(2008.11.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−137182(P2007−137182)
【出願日】平成19年4月23日(2007.4.23)
【出願人】(506264270)