説明

マルチメディア番組の管理方法、サーバ、端末、信号、及び対応するコンピュータプログラム

本発明は、ユーザの端末によって再生される、マルチメディア番組を管理するための方法に関する。本発明によると、そのような方法は:端末によって、前記マルチメディア番組を再生する(201)段階と;前記端末のユーザの命令によって生成されるマーキング要求に関連付けられる、前記マルチメディア番組の再生時に関するマーキングキューを取得する(205)段階と;前記再生時から開始するマルチメディア番組を後で再生するために前記マーキングキューを使用する(209)段階とを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の分野は、端末へマルチメディア番組を放送することにある。
【0002】
故に、本発明は特に、各種端末上でデジタルマルチメディアコンテンツを再生する連続性を制御すること、及び複数のユーザ間でそのようなコンテンツを共有することに関する。
【0003】
本発明は、音、画像及び/又はデータを含む任意タイプのマルチメディア信号に、及び例えば視聴覚番組に適用される。
【0004】
そのような視聴覚番組に関する限り、テレビ、個人コンピュータ、携帯電話又は個人携帯機器(PDA)等、今日多様な端末上で観賞することができる。
【0005】
特に、本発明は、これら動作の管理に関する。
【背景技術】
【0006】
2.1 背景技術
ユーザに与えられる第1の技術的解決策は、対象の番組を記録することにある。記録媒体上に番組を記録できる各種記録装置、例えばビデオレコーダ及びDVDレコーダが現在知られている。ハードディスク型の装置も与えられる。
【0007】
これら各種記録装置によりユーザは、現在端末で観賞している視聴覚番組を記録すること、及び後続的にこの番組を観賞し続けることができる。この後続的観賞は、端末が例えば規格、大きさ及び再生フォーマットの形式に関して同一の技術的特徴を呈するという条件で、同一の通信端末上、又は他の端末上で実行できる。
【0008】
また、特定のデジタルテレビの供給業者は、加入者が1束の提案された番組のうちから視聴覚番組を支払いに基づいて選択できるようにする。一度取引が実行されると、その後ユーザは、好みに応じて自由に番組を観賞することができる。
【0009】
2.2 背景技術の欠点
しかし、これら背景技術の欠点は、一般的に設置に手間のかかる高価な記録装置をエンドユーザ側で必要とすることである。
【0010】
また、これら技術によっても、視聴覚番組を開始している端末とは異なるタイプの端末上で、視聴覚番組の観賞を続けることができない。実際に例えば、テレビ上で視聴覚番組を観賞し始めて、その後観賞が任意に中断された時に個人機器又は携帯電話上でこの観賞を再開することは不可能である。現在の技術は、観賞が他の端末上で進行している時、視聴覚番組を再開するのに必要なデータの管理を配慮していない。
【0011】
もう1つの欠点は、これら技術によっても、他のユーザに対して簡単に交信することができず、例えば電子メール又は“ピアツーピア”リンクによってユーザに、予め記録された完全ファイル(complete file)を送信することができない。特に、このことは、利用可能な帯域幅及びスループットによれば、信じられないことであり、また特に、専門外のユーザにとって簡単な方法で実行することが困難である。
【0012】
また、類似の問題が各種マルチメディア信号に生じている。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0013】
これら目的は、以下に示す他の目的と共に、端末によって、前記マルチメディア番組を再生する段階と、前記端末のユーザの命令によって生成されるマーキング要求に関連付けられる、前記マルチメディア番組の再生時に関するマーキングキューを取得する段階と、前記マーキング要求に関連付けられる、前記マルチメディア番組のマーキングキューを取得する段階と、前記再生時から開始する前記マルチメディア番組を後で再生するために、前記ユーザによって及び/又は少なくとも1人の第2ユーザによって、前記マーキングキューを使用する段階とを含む、ユーザの端末によって再生されるマルチメディア番組を管理するための方法を用いて本発明に従って達成される。
【0014】
故に、単純かつ人間工学的方法で、ユーザは、いつでも再生を再開すること、及び/又は他のユーザに再生を送信することを許容するデータ項目を有する。
【0015】
本発明の特定の実施形態によると、前記マーキングキューは、視覚キューであり、前記端末の画面上に表示されるよう意図される。
【0016】
この手法により、電子装置の扱いに不慣れなユーザでも、とても簡潔かつ直感的な実行が可能となる。特に、キューは、ユーザの画面上に直接的及び視覚的に現れ、それを簡単に格納及び記憶することができる。
【0017】
この実施形態によると、前記視覚マーキングキューは特に、2次元コードの形式で表示されることができる。
【0018】
この技法は実際、以下に詳述する手法によると、画面上での再生とスナップショットとによく適する。
【0019】
本発明の方法は、スナップショット手段を備える端末を用いて前記視覚マーキングキューのスナップショットを撮る段階と、前記マルチメディア番組へのアクセスを許容する遠隔管理サーバを駆動するためのデータ項目を取得するために前記視覚マーキングキューを処理する段階とを特に含むことができる。
【0020】
かなり簡単に実行されるこの手法によると、ユーザは、スナップショットの撮影が可能な装置(例えばデジタルカメラ又は携帯電話)を用いて、ユーザの画面上に現れるキューの写真を撮影することができる。ユーザは、自分自身でこのキューを処理又は分析する必要がない。視覚キューに対する分析及び復号化は、装置によって、又は装置が取り込み画像を送信するサードパーティ要素によって実行される。
【0021】
本発明の特定の実施形態によると、方法は、記憶サーバの前記マルチメディア番組のうち少なくとも1部を記録する段階を含む。
【0022】
この場合によると、番組は、体系的に(又は実際にデータストリーム(即ち“ストリーミング”)放送サーバを起点として送られる権利)、要求に基づき、記録されることができる。
【0023】
この記憶により、ユーザの要求に従って後の再生を簡単な方法ですることができる。
【0024】
この場合、所定の使用期限後、記憶サーバ上に記憶される番組を削除する段階を提供できる。
【0025】
これにより、サーバの記憶容量を管理することができる。
【0026】
さらに他の特定の実施形態によると、方法は、番組を含む記憶サーバを制御する前記管理サーバに前記駆動データ項目を含む要求を送信する段階と、前記記憶サーバに接続される管理サーバによって送信される対応信号を用いて前記再生時から開始する前記番組を後で再生する段階とを前記マルチメディア端末で含む。
【0027】
このように、後に再生を再開することは、マーキングキューから推定される固有の要求を用いて簡単かつ効果的に実行される。
【0028】
この場合、前記要求は、アクセスキー、前記ユーザの識別子、前記マルチメディア番組の識別子、前記再生時に相当する時間レファレンスを含む群に属するキューのうち少なくとも1つをさらに含むことができる。
【0029】
これらキューにより、データ処理を最適化し、例えばユーザの権利を適切に識別及び制御することができる。
【0030】
ある特徴によると、前記マーキング要求は、前記画面上に提供される画像のフリーズを生ずることができる。この画像が静止している時、マーキングキューが現れる。
【0031】
方法は、管理サーバに対するマーキングキュー要求を生成する段階と、前記マーキングキューを受信して再生する段階とをさらに任意に含むことができる。
【0032】
他の変形によると、マーキングキューは、必要に応じて直ぐに再生するために、マルチメディア信号へ周期的に(例えば信号毎に)導入されることができる。
【0033】
本発明の特定用途によると、方法は、第2ユーザ又は複数のユーザが再生時から開始するマルチメディア番組を再生できるように、少なくとも1人の第2ユーザに前記マーキングキューを送信する段階をさらに含むことができる。
【0034】
この用途により、サードパーティと番組を共有することができる。
【0035】
前記処理段階は、本発明の特定の実施形態に従い、管理サーバ問合せデータ項目を取得するために、前記マーキングキューを復号化する段階と、前記管理サーバに前記問合せデータ項目を送信する段階と、前記管理サーバによって送信される、前記マルチメディア番組を記述するキューを受信する段階とを含むことができる。
【0036】
このように、ユーザは、対象の番組を記述するキュー(タイトル、テーマ、チャンネル、番組の種類等)を取得することができる。
【0037】
また、本発明は、上記方法の実行に適するマルチメディア端末に関する。そのようなマルチメディア端末は、前記マルチメディア端末上でマルチメディア番組を再生するための再生手段と、前記端末のユーザの命令によって生成される、前記マルチメディア番組の再生時に関するマーキング要求を生成するための生成手段と、前記再生時から開始する前記マルチメディア番組を再生するために、前記マルチメディア番組の再生時に関するマーキングキューを前記端末によって提供する段階とを特に含む。
【0038】
一例として、それは、マルチメディア受信器又はテレビでもよい。
【0039】
また、本発明は、そのようなマルチメディア端末で実行される、マルチメディア番組を管理するための方法に関する。この方法は、前記マルチメディア端末の画面上でマルチメディア番組を再生する段階と、前記端末のユーザの命令によって生成される、前記マルチメディア番組の再生時に関するマーキング要求を生成する段階と、前記再生時から開始する前記マルチメディア番組を再生するために、前記マルチメディア番組の再生時に関するマーキングキューを前記端末によって提供する段階とを特に含む。
【0040】
本発明の特定の実施形態によると、前記マーキングキューは、視覚キューであり、前記端末の画面上に表示されるよう意図される。
【0041】
本発明のもう1つの特定の実施形態によると、前記マーキングキューは、視覚キューであり、前記端末の画面上に表示されるよう意図される。
【0042】
また、本発明は、通信ネットワークからダウンロード可能な、及び/又はコンピュータによって読み出し可能な媒体上に記憶され、及び/又はマイクロプロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラム製品に関し、上記説明したようなマルチメディア端末で実行されるマルチメディア番組を管理するための方法の段階を実行するためのプログラムコード命令を含む。
【0043】
本発明のもう1つの実施形態によると、上記説明した管理方法の実行を許容する取得端末に関する。そのような取得端末は、マルチメディア端末によって送られ、前記マルチメディア番組の再生時に相当する、マルチメディア番組のマーキングキューを取得するための取得手段と、前記再生時から開始する前記マルチメディア番組を再生するために、前記マーキングキューを処理するための手段とを特に含む。
【0044】
また、本発明は、そのような取得端末で実行されるマルチメディア番組を管理するための方法に関し、マルチメディア端末によって送られ、前記マルチメディア番組の再生時に相当する、マルチメディア番組のマーキングキューを取得する段階と、前記再生時から開始する前記マルチメディア番組を再生するために、前記マーキングキューを処理する段階とを特に含む。
【0045】
この本発明の方法は、スナップショット手段を備える端末を用いて前記視覚マーキングキューのスナップショットを撮る段階と、前記マルチメディア番組へのアクセスを許容する遠隔管理サーバを駆動するためのデータ項目を取得するために、前記視覚マーキングキューを処理する段階とを特に含む。
【0046】
特定の用途によると、この方法は、前記第2ユーザ又は複数のユーザが前記再生時から開始する前記マルチメディア番組を再生できるように、少なくとも1人の第2ユーザに前記マーキングキューを送信する段階をさらに含むことができる。
【0047】
また、本発明は、通信ネットワークからダウンロード可能であり、及び/又はコンピュータによって読み出し可能な媒体上に記録され、及び/又はマイクロプロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラム製品に関し、上記説明したような取得端末で実行されるマルチメディア番組を管理するための方法の段階を実行するためのプログラムコード命令を含む。
【0048】
また、本発明は、ユーザのマルチメディア端末の画面上で再生される、マルチメディア番組を管理するためのサーバに関し、前記端末のユーザの命令によって生成される、再生時に関するマーキング要求を受信するための手段と、前記端末によって再生されるよう意図され、前記マーキング要求に関連付けられる、前記マルチメディア番組の再生時に関するマーキングキューを前記マルチメディア端末に送信するための手段と、前記マーキングキューの内容に基づき、後続的送信に対する要求を受信するための手段と、前記マーキングデータ項目を用いて、前記再生時から開始する前記マルチメディア番組を前記ユーザ及び/又は少なくとも1人の第2ユーザに後で送信することを制御するための手段とを含む。
【0049】
また、本発明は、ユーザのマルチメディア端末の画面上で再生されるよう意図された、そのような管理サーバのマルチメディア番組を管理するための方法に関する。この方法は、前記端末のユーザの命令によって生成されるマーキング要求を受信する段階と、前記端末によって再生されるよう意図され、前記マーキング要求に関連付けられる、前記マルチメディア番組の再生時に関するマーキングキューを前記マルチメディア端末に送信する段階と、前記マーキングキューの内容に基づき、後続的送信に対する要求を受信する段階と、前記マーキングデータ項目を用いて前記再生時から開始する前記マルチメディア番組を前記ユーザ及び/又は少なくとも1人の第2ユーザに後で送信する段階とを特に含む。
【0050】
また、本発明は、通信ネットワークからダウンロード可能であり、及び/又はコンピュータによって読み出し可能な媒体上に記憶され、及び/又はマイクロプロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラム製品に関し、上記説明したような管理サーバで実行されるマルチメディア番組を管理するための方法の段階を実行するためのプログラムコード命令を含む。
【0051】
最後に、本発明は、制御サーバによってマルチメディア端末に送信され、上記説明した方法を実行するための、マルチメディア番組を管理するための信号に関する。この信号は、前記マルチメディア端末の要求に応答し、再生時を示す、マルチメディア番組のマーキングキューの形式で制御データを特に含む。
【0052】
例えば、そのような信号は、アクセスキーを有するフィールドと、前記ユーザの識別子を有するフィールドと、前記マルチメディア番組の識別子を有するフィールドと、前記再生時に相当する時間レファレンスを有するフィールドと、のうち少なくとも1つを含むことができる。
【図面の簡単な説明】
【0053】
【図1】図1は、観賞の連続性及び/又は視聴覚番組の共有を可能にするネットワークの例示的な全構成を図示する。
【図2】図2は、本発明の方法の実施形態で実行される各種段階を概略的に図示する。
【図3】図3は、本発明の実施形態による管理サーバの構造を図示する。
【図4】図4は、図1の構成で実行される取得端末の例示的な構造を図示する。
【図5】図5は、図1の構成で実行される再生端末の例示的な構造を図示する。
【図6】図6は、図5の端末によって受信される管理信号の例示的な構造を図示する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0054】
5.1 視聴覚番組の場合における、本発明の方式の概観
従って、本発明は、ユーザの第1端末によって初期に再生される、マルチメディア番組の再生の管理に関する。本発明は、このユーザによる任意の記録又は記憶を必要とせずに、この再生を中断した後にそれを再開するための簡単で効果的な解決策を提案する。この再生の再開は、第1端末上だけでなく、第1ユーザが必要なキューを第2ユーザに提供し第2ユーザに適切な場合に属することができる第2端末上でも実行されることができる。
【0055】
故に、本発明は、各種通信端末上で、マルチメディア番組の再生の連続性と、マルチメディア番組の2人のユーザ間での共有とを管理する問題を簡単かつ効果的に解決することができる。これら2つの用途(連続性及び共有)は勿論、互いに独立して実行されることができる。
【0056】
以下に説明する実施形態は、視聴覚番組の管理に関し、特に各種通信端末上で、視聴覚番組の観賞の連続性と2人のユーザ間による視聴覚番組の共有とを管理することに関する。同一の手法は勿論、他の種類の番組及び信号に対して実行されることができる。
【0057】
故に、この用途において本発明の実行を可能にする例示的かつ包括的なネットワーク手法は、図1に関連して提案される。
【0058】
放送プラットホーム101は、管理サーバ102に利用可能な視聴覚コンテンツ(又は番組)を作成する。この視聴覚コンテンツは、家庭内ネットワーク105へ、及びデジタルサービスプラットホーム107へ管理サーバ102によって送信又は放送され、ユーザの第1視聴覚端末112上で再生される。
【0059】
そのような端末112の一例は、図5に図示される。端末112は、視聴覚信号52を受信するための手段51と、(マイクロプロセッサ、信号プロセッサ(DSP)、メモリ等による)受信された信号52を処理するための手段53とを含み、手段53は、観賞画面55上に再生されることができる画像54の信号を送る。
【0060】
また、端末112は、以下に説明する通り、遠隔制御57側の命令を受信するための手段56と、本発明を実行するための要求を出すための手段58とを含む。特に、処理手段53は、以下に提案される方法に従い、本発明を実行するための特定手段531を含む。
【0061】
ユーザは、いつでもこの第1端末112上で視聴覚コンテンツの放送を中断することを決定し、その後、観賞を中断した時点で、又は適切な場合にはこの時点の少し前に、第2端末上(又は第1端末上)でその観賞を再開することができる。
【0062】
本発明によると、ユーザが放送番組の観賞を中断する時、マーキングキューは、管理サーバ102によって端末に送信される。説明される実施形態において、これは、視覚マーキングキューであり、画面上に表示されることができる。
【0063】
その後、このキューは、ユーザによって記憶される。ユーザは、取得端末106、例えば携帯電話を用いてこの視覚マーキングキューの写真を実際に撮ることができる。その後、このキューは、電話のメモリに保持され、その後ユーザが希望する時に復号化及び利用されることができる。
【0064】
取得端末の例示的な構造は、図4によって概略的に図示される。その構造は、全端末要素を制御することを可能にするプロセッサ40と、従来のスナップショット手段43と、スナップショットを観賞することを可能にする画面41と、プロセッサ40によって処理可能な受信画像を出力するための手段44と、端末外からのキューを受信するための手段とを含む。受信手段、画面及び/又はプロセッサは、オプションでもよい。
【0065】
一度このキューが復号化された場合、ユーザは、対象の視聴覚番組に関する記述的キューを、管理サーバ102を用いて取得することができ、ユーザの必要に応じて、ユーザの取得端末106上での観賞の再開を要求することができる。
【0066】
故に、本発明は、端末上で視聴覚番組を観賞する一方、ユーザによるマーキングキューの実行に依存する。
【0067】
ユーザは、遠隔サーバが管理している動作を局所的に記録することに自身を関連付ける必要がない。ユーザは、例えばマーキングキューの写真を撮ることによって、マーキングキューを単に記憶する必要がある。
【0068】
5.2 実施形態の詳細な説明
視聴覚番組の観賞の連続性及び/又は視聴覚番組の共有を可能にする本発明の好ましい実施形態は、図2を参照してより詳細に以下に提案され、図2は、本発明による視聴覚番組の連続性及び/又は共有を制御する方法に関するこの実施形態で実行される各種ステップを概略的に図示する。
【0069】
先ず、第1ユーザは、放送プラットホーム101から出力(200)される視聴覚番組を観賞する(201)。この視聴覚番組は、例えば視聴覚端末112の画面上に表示される。視聴覚番組は、視聴覚端末112と放送プラットホーム101との間にインタフェースを与える管理サーバ102によって送信される(E1)。
【0070】
管理サーバ102の構造は、図3により概略的に図示される。その構造は、メモリM31と、マイクロプロセッサを備える処理ユニット30とを含み、処理ユニット30は、コンピュータプログラム(又はアプリケーション)Pgによって駆動される。処理ユニット30は、ネットワーク入力インタフェースモジュールE33を介して要求34を入力として受信し、マイクロプロセッサは、プログラムPg32の命令に従い要求34を処理し、応答36を生成し、応答36は、ネットワーク出力インタフェースモジュールS35を介して送信される。
【0071】
この第1ステップに類似して、放送プラットホーム101から生ずる視聴覚番組全体に対する連続的な記録(202)は、デジタルサービスプラットホーム107に属する記憶サーバ111上で実行され、管理サーバ102によって制御される。
【0072】
この実施形態に従う方法の第2ステップにおいて、第1ユーザは、自分の端末112上で現在観賞されている視聴覚番組の放送を中断する。ユーザは、インタラクタ、例えば遠隔制御に対する所定の制御を押すことによって番組の中断を引起す。
【0073】
番組の放送が第1ユーザによって中断されるとすぐに、現在観賞している時点に相当するマーキング要求は、端末112によって生成される。このマーキング要求は、この第1ユーザの端末画面上にある画像にフリーズを生じさせ、ゲートウェイ103、例えばモデムを介して管理サーバ102へ送信(E2)される視覚マーキングキュー要求の生成を引起す。
【0074】
管理サーバ102は、アプリケーションサーバ108に対する視覚マーキングキュー要求を順番に生成し、サーバ108は、観賞されている視聴覚番組に相当する視覚マーキングキューを管理サーバ102に戻す。その後、この視覚マーキングキューは、管理サーバ102から視聴覚端末112へ転送される(E3)。
【0075】
他の実施形態において、マーキングキューの生成及び送信は勿論、異なる方法で成されることができ、例えば管理サーバ102によって直接生成されてもよい。
【0076】
この視覚マーキングキューは、例えば信号59の形式をとり(図5;手段531によって処理)、その構造は、図6に図示される。信号59は、一組のフィールド61から64を含み、それぞれ少なくとも以下の識別キューからなる。
−視聴覚番組の観賞をユーザ(又は他のユーザ)に散発的に許可することを可能にするアクセスキー61
−ユーザの認証を可能にする、視聴覚番組の第1ユーザの識別子62
−番組の特性を備える、視聴覚番組の識別子63
−観賞の時点に相当する時間レファレンス64
【0077】
方法の第3ステップ205において、視覚マーキングキューは、ユーザ端末112の画面上でフリーズしている画像に重ねて表示される。
【0078】
特に、この視覚マーキングキューは、2次元コードの形式、例えば“セマコード”形式で表示される。セマコードは、視聴覚端末112の画面上でフリーズしている画像に重ねて現れる。
【0079】
他の2次元図形コードの変形として、例えばQRコード、データマトリクス、マキシコード等が使用されてもよい。コードは、写真撮影可能であって撮影された写真が復号できるよう選択されるのが好ましい。
【0080】
また、コードは、デジタル又はテキストキューでもよい。
【0081】
この視覚マーキングキューにより第1ユーザは、適切な場合には他の端末(例えば写真撮影可能な端末)上で、ユーザが現在観賞する時点から開始してからそれ以降の視聴覚番組を観賞することができ、又は第2ユーザがこの番組を観賞することができる。
【0082】
故に、この特定の実施形態による方法に対する第4ステップ206において、第1ユーザは、スナップショット手段を備える取得端末106、例えば携帯電話を用いて視覚マーキングキューのスナップショットを撮る。その後、この視覚マーキングキューは、取得端末106、例えば携帯電話の内部メモリに記憶される。
【0083】
キューが画像でない場合、キューは、例えば視聴覚端末に記憶され、及び/又は適切なリンク(赤外、“ブルートゥース”、MMS等)を介して他の端末に対して交換されることができる。
【0084】
この実施形態の特定の使用によると、ユーザは、ゲートウェイ104を用いて、適切なリンク(赤外、“ブルートゥース”、MMS等)を介して第2ユーザに視覚マーキングキューを送信することもでき(E4)、観賞の時点から開始する視聴覚番組を第2ユーザが観賞できるようになる。
【0085】
方法の第5ステップは、本発明の実施形態によると、取得端末106、例えば無線通信端末上で画像(スナップショット)の形式で記録される視覚マーキングキューを処理して、視聴覚番組へのアクセスを許可するデジタルサービスプラットホーム107(又は遠隔管理サーバ)を駆動するために識別キュー及びデータ項目を取得する。この方法の第5ステップは、複数のサブステップからなる。
【0086】
第1サブステップは、ユーザの取得端末106による視覚マーキングキューの復号化207であり、記述的キュー及び駆動データ項目を取得する。この復号化は、適切な画像処理アルゴリズムを用いて取得端末106内で実行される。
【0087】
第2サブステップにおいて、問合せ要求は、ユーザによって管理サーバ102へ送信され(E5)、視聴覚番組を記述するキューを回復する。その後、管理サーバ102は、デジタルサービスプラットホーム107に属するデータベース109にアクセスし、視聴覚番組を記述するキューを取得する(208)。
【0088】
他の実施形態において、一組のこれらデータを直接含むようマーキングキューを提供することもできる(E3)。この場合、この第2サブステップは、実行されない。同様に、第1サブステップは、これらマーキングキューがデジタル又はテキストデータを直接含む場合、必要でない。
【0089】
第3サブステップは、視聴覚番組を記述するこれらキューを管理サーバ102によって取得端末106へ送信することである(E6)。
【0090】
その後、ユーザは、例えば少なくとも以下のキューを含むこれら記述的キューを認識することができる。
−タイトル
−放送チャンネル
−放送のデータ及び時間
−粗筋、監督、配役
【0091】
本発明のこの実施形態による方法の第6ステップ209において、ユーザは、視覚マーキングキューの復号化に関する記述的キューを取得(E6)した後、ユーザの取得端末106上で視聴覚番組の観賞を再開する命令をする。この行為は、管理サーバ102への要求の送信(E7)をもたらし、それは、記憶された視聴覚番組へのアクセスを許可する駆動データ項目を含む。
【0092】
方法の第7ステップ211は、この好ましい実施形態に従い、その後適切な場合には第1端末とは異なる端末上で、視聴覚番組を現在視聴する時点から開始してそれ以降に視聴することである。
【0093】
この目的のため、第6ステップ209の間に送信される要求は、管理サーバ102によって処理される(210)。その後、視聴覚番組の放送を開始するようデジタルサービスプラットホーム107のストリーミングサーバ110に命令する。故に、ストリーミングサーバ110は、記憶サーバ111にアクセスして、視聴覚番組のコンテンツを回復する。その後、ストリーミングサーバ110は、視聴覚番組のコンテンツを、管理サーバ102を用いてユーザの取得端末106へ送信し(E8)、これによりユーザは、中断に先行する現在視聴する時点から開始する番組の観賞をユーザの取得端末106の画面上に再開することができる。
【0094】
管理サーバは、放送の再開を要求した端末の受信特性に対してデータストリームを必要に応じて調整することができる。
【0095】
第8ステップ212は、有効期限の経過後及び/又は観賞後(211)、記憶サーバ111上に記録される視聴覚番組の削除である。
【0096】
本発明のこの特定の実施形態に対する変形によると、ユーザは、自分の取得端末106上で視聴覚番組の放送を制御することもできる。故に、ユーザは、視聴覚番組の放送を早送り、遅送り、巻き戻し、又は一時停止もできる。
【0097】
5.3 第1の例示的な用途
説明された方法に対する第1の例示的な用途は、各種端末上で視聴覚番組を観賞する連続性を管理することである。
【0098】
デジタルテレビサービスに加入し、一つ以上のデジタルチャンネルの束へのアクセスを有するユーザは、ユーザのテレビ112上、又はデジタル視聴覚番組の放送が可能な任意の他の端末、例えばコンピュータ、携帯電話又は個人携帯装置(PDA)上で番組を観賞することができる。
【0099】
ユーザのテレビ112上で視聴覚番組を観賞すると(201)、ユーザがやむを得ず不在になって、この番組の視聴を中断せざるを得ない。しかし、例えばユーザの携帯電話上で後続的に、番組の観賞を再開するため、ユーザは、遠隔制御のボタンを押すことによって進行中の再生を中断する(203)。
【0100】
この動作は、テレビ112の画面上の画像に対するフリーズと、フリーズした画像上への2次元図形コードの重畳表示とをもたらす(205)。その後ユーザは、ユーザの携帯電話106に内蔵されるカメラで、ユーザのテレビ112の画面上に表示される図形コードの写真を撮る(206)ことによって、この視覚マーキングキューを使用して後続的に再開することができる。
【0101】
一度バスに設置されると、自分の携帯電話106上で視聴覚番組の観賞を再開したいユーザは、自分の電話207のメモリに記憶された、2次元図形コードの復号化を開始する。その後、ユーザは、やむを得ず不在していた時、観賞していた番組を記述するキューを回復する(E6)。
【0102】
従って、ユーザは、自分の携帯電話106上で番組を観賞することを再開するよう命令できる(209)。故に、ユーザは、中断時点から開始して終了まで視聴覚番組を後で観賞する。
【0103】
5.4 第2の例示的な用途
上記実施形態による方法の、第2の例示的な用途は、2人のユーザ間で一連の視聴覚番組を共有することである。
【0104】
デジタルチャンネルの束から生ずる送信をテレビ112上で観賞するユーザ(201)は、この送信の放送を自分の友人のうち1人に知らせることを決定する。ユーザは、この目的のために自分の遠隔制御上に備えられたボタンを押すことによって、この番組の放送を中止する(203)。その後、テレビ画面上の画像は、フリーズし、2次元図形コードは、ユーザが自分の友人に送信するのを決定したものに重ねて現れる(205)。
【0105】
その後、ユーザは、自分の携帯電話106を用いて、図形コード206を撮影し、それはその後、電話の内部メモリに記憶される。その後、ユーザは、マルチメディアメッセージ、例えばMMS(即ち“マルチメディアメッセージングサービス”)を用いて自分の友人に図形コードの写真を送信する(E4)。
【0106】
ユーザの友人は、一度図形コードを含むメッセージが受信されると、自分の持つ携帯電話上で図形コードの復号化を開始することができる(207)。その後、友人は、送信へのアクセスを許容する、識別キューと駆動データ項目とを取得する。問合せデータ項目の送信後、友人は、自分が視聴した送信を記述するキューを取得することができる。これら記述的キューが供給されると、ユーザの友人は、希望に応じて報告の観賞の開始を決定することができる(209)。
【0107】
観賞の開始を要求した後(209)、ユーザの友人は、中断時又はその少し前から開始する送信に対する視聴を開始することができる。また、友人は、自分の携帯電話106の画面上での送信の放送を巻き戻し、一時停止、早送り、又は中止することができる。
【0108】
5.5 他の実施形態
他の好ましい実施形態によると、ユーザが視聴した視聴覚番組を記録する段階を、ユーザによる番組の放送の中断から開始する時のみ提供してもよい。
【0109】
また、本発明は、携帯電話タイプの端末に限定されず、PDAや超小型コンピュータ等、より一般的に多様な端末に適用できる。
【0110】
本発明は勿論、単一のマーキングキューの場合に限定されず、これに反して、一つ以上のマルチメディアストリームについて複数のマーキングキューを生成可能であり、それにより特に、異なる時点に相当するか又は相当しない同一ストリームに対して相異なるマーキングキューを複数の人々に送れるようにする。
【符号の説明】
【0111】
101 放送プラットホーム
102 管理サーバ
105 家庭内ネットワーク

【特許請求の範囲】
【請求項1】
マルチメディア番組を管理するための方法であって、
−端末(112)によって、前記マルチメディア番組を再生する(201)段階と、
−前記端末のユーザの命令によって生成されるマーキング要求に関連付けられる、前記マルチメディア番組の再生時に関するマーキングキューを取得する(205)段階と、
−前記再生時から開始する前記マルチメディア番組を後で再生するために前記マーキングキューを使用する(209)段階と
を具備することを特徴とする方法。
【請求項2】
前記マーキングキューは、視覚キューであり、前記端末(112)の画面上に表示されるよう意図されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記視覚マーキングキューは、2次元コードの形式で表示されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項4】
−スナップショット手段を備える端末(106)を用いて前記視覚マーキングキューのスナップショットを撮る(206)段階と、
−前記マルチメディア番組へのアクセスを許容する遠隔管理サーバを駆動するためのデータ項目を取得するために、前記視覚マーキングキューを処理する(207)段階と
を具備することを特徴とする請求項2及び3のうち何れか1項に記載の方法。
【請求項5】
記憶サーバに前記マルチメディア番組のうち少なくとも一部を記録する(202)段階を具備することを特徴とする請求項1から4のうち何れか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記番組を含む記憶サーバを制御する前記管理サーバに、前記駆動データ項目を含む要求を送信する(E7)段階と、
前記記憶サーバへ接続される管理サーバによって送信される対応信号を用いて、前記再生時から開始する前記番組を後で再生する(211)段階と
を前記端末で具備することを特徴とする請求項3及び4のうち何れか1項に記載の方法。
【請求項7】
前記要求は、
−アクセスキーと、
−前記ユーザの識別子と、
−前記マルチメディア番組の識別子と、
−前記再生時に相当する時間レファレンスと
を含む群に属するキューのうち少なくとも1つをさらに具備することを特徴とする請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記再生時から開始する、第2ユーザ又は複数のユーザによる前記マルチメディア番組の再生を許容するために、少なくとも1人の前記第2ユーザに前記マーキングキューを送信する(E4)段階を具備することを特徴とする請求項1から7のうち何れか1項に記載の方法。
【請求項9】
前記処理段階は、
−管理サーバ問合せデータ項目を取得するために、前記マーキングキューを復号化する(207)段階と、
−前記管理サーバへ前記問合せデータ項目を送信する(E5)段階と、
−前記管理サーバによって送信される、前記マルチメディア番組を記述するキューを受信する(E6)段階と
を具備することを特徴とする請求項4から8のうち何れか1項に記載の方法。
【請求項10】
−マルチメディア端末(112)上でマルチメディア番組を再生するための再生手段(51)と、
−前記端末(112)のユーザの命令によって生成される、前記マルチメディア番組の再生時に関する、マーキング要求を生成するための生成手段(53)と、
−前記再生時から開始する前記マルチメディア番組を再生するために、前記マルチメディア番組の再生時に関するマーキングキューを前記端末によって提供する段階(55)と
を具備することを特徴とする前記マルチメディア端末。
【請求項11】
マルチメディア端末で実行される、マルチメディア番組を管理するための方法であって、
−前記マルチメディア端末の画面上でマルチメディア番組を再生する(201)段階と、
−前記端末のユーザの命令によって生成される、前記マルチメディア番組の再生時に関するマーキング要求を生成する段階と、
−前記再生時から開始する前記マルチメディア番組を再生するために、前記マルチメディア番組の再生時に関するマーキングキューを前記端末によって提供する(205)段階と
を具備することを特徴とする方法。
【請求項12】
通信ネットワークからダウンロード可能な、及び/又はコンピュータによって読取可能な媒体上に記憶され、及び/又はマイクロプロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラム製品であって、
請求項11に記載の通り、マルチメディア端末(112)で実行されるマルチメディア番組を管理するための方法の段階を実行するためのプログラムコード命令を具備することを特徴とする製品。
【請求項13】
−マルチメディア端末によって送られ、マルチメディア番組の再生時に相当する、前記マルチメディア番組のマーキングキューを取得するための取得手段(43)と、
−前記再生時から開始する前記マルチメディア番組を再生するために、前記マーキングキューを処理するための手段(40)と
を具備することを特徴とする取得端末(106)。
【請求項14】
取得端末(106)で実行されるマルチメディア番組を管理するための方法であって、
−マルチメディア端末によって送られ、前記マルチメディア番組の再生時に相当する、マルチメディア番組のマーキングキューを取得する(206)段階と、
−前記再生時から開始する前記マルチメディア番組を再生するために、前記マーキングキューを処理する(207)段階と
を具備することを特徴とする方法。
【請求項15】
通信ネットワークからダウンロード可能な、及び/又はコンピュータによって記憶され、及び/又はマイクロプロセッサによって実行可能なコンピュータプログラム製品であって、
請求項14に記載の通り、取得端末(106)で実行されるマルチメディア番組を管理するための方法の段階を実行するためのプログラムコード命令を具備することを特徴とする製品。
【請求項16】
ユーザのマルチメディア端末の画面上に再生される、マルチメディア番組を管理するためのサーバであって、
−前記端末のユーザの命令によって生成される、再生時に関するマーキング要求を受信するための手段と、
−前記端末によって再生されるよう意図され、前記マーキング要求に関連付けられる、前記マルチメディア番組の再生時に関するマーキングキューを前記マルチメディア端末に送信するための手段と、
−前記マーキングキューの内容に基づき、後の送信に対する要求を受信するための手段と、
−前記ユーザ及び/又は少なくとも1人の第2ユーザに、前記マーキングデータ項目を用いて、前記再生時から開始する前記マルチメディア番組の後の送信を制御するための手段と
を具備することを特徴とするサーバ。
【請求項17】
ユーザのマルチメディア端末の画面上に再生されるよう意図されるマルチメディア番組を管理サーバで管理するための方法であって、
−前記端末のユーザの命令によって生成されるマーキング要求を受信する段階と、
−前記端末によって再生されるよう意図され、前記マーキング要求に関連付けられる、前記マルチメディア番組の再生時に関するマーキングキューを前記マルチメディア端末に送信する(E3)段階と、
−前記マーキングキューの内容に基づき、後の送信に対する要求を受信する段階と、
−前記ユーザ及び/又は少なくとも1人の第2ユーザに、前記マーキングデータ項目を用いて、前記再生時から開始する前記マルチメディア番組を後で送信する(E8)段階と
を具備することを特徴とする方法。
【請求項18】
通信ネットワークからダウンロード可能な、及び/又はコンピュータによって読取可能な媒体上に記憶され、及び/又はマイクロプロセッサによって実行可能なコンピュータプログラム製品であって、
請求項17に記載の通り、管理サーバでマルチメディア番組を管理するための方法の段階を実行するためのプログラムコード命令を具備することを特徴とする製品。
【請求項19】
マルチメディア端末へ制御サーバによって送信される、マルチメディア番組を管理するための信号であって、
前記マルチメディア端末の要求に応答して、及び再生時を示す、マルチメディア番組のマーキングキューの形式で制御データを具備することを特徴とする信号。
【請求項20】
−アクセスキーを有するフィールド(61)と、
−前記ユーザの識別子を有するフィールド(62)と、
−前記マルチメディア番組の識別子を有するフィールド(63)と、
−前記再生時に相当する時間レファレンスを有するフィールド(64)と
を具備するデータフィールドのうち少なくとも1つを具備することを特徴とする請求項19に記載の信号。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2010−502070(P2010−502070A)
【公表日】平成22年1月21日(2010.1.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−525090(P2009−525090)
【出願日】平成19年8月17日(2007.8.17)
【国際出願番号】PCT/FR2007/051826
【国際公開番号】WO2008/023129
【国際公開日】平成20年2月28日(2008.2.28)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.QRコード
【出願人】(591034154)フランス・テレコム (290)
【Fターム(参考)】